JPH0697001A - 貫通コンデンサ,ケースアース線等の電子機器部品のワイヤ固定方法、電子機器の組立方法、電子機器及び空気流量計 - Google Patents

貫通コンデンサ,ケースアース線等の電子機器部品のワイヤ固定方法、電子機器の組立方法、電子機器及び空気流量計

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JPH0697001A
JPH0697001A JP4054972A JP5497292A JPH0697001A JP H0697001 A JPH0697001 A JP H0697001A JP 4054972 A JP4054972 A JP 4054972A JP 5497292 A JP5497292 A JP 5497292A JP H0697001 A JPH0697001 A JP H0697001A
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wire
feedthrough capacitor
capacitor
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Mamoru Tsumagari
守 津曲
Kiyoshi Kanai
紀洋士 金井
Kaoru Uchiyama
内山  薫
Teruo Nakazawa
照雄 中沢
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器に用いる貫通コンデンサのワイヤ,
アースワイヤ等の導電線を取付ける場合の自動化を図
る。 【構成】 シールドベース8に設けた取付孔8aに貫通
コンデンサ14がリフロー半田付けされ、回路基板7と
外部端子を接続するワイヤ13がコンデンサ14を挿通
する。コンデンサ14のワイヤ挿通孔14aの挿通入口
側に拡がりを持たせたテーパ14b及び段付部14cの
少なくとも一つを形成する。ワイヤ13はその途中13
aを数回コイル状に巻く。これらの組立は、シールドベ
ース8を立てて取付孔8aが上を向くようセットし、取
付孔8aにワイヤ13を挿入するとそのコイル部13a
がテーパ14b或いは段付部14cに掛かり止めする。
この状態でワイヤ14とシールドベース8をリフロー半
田付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐電波障害特性を向上
させる必要のある電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、耐電波障害対策が要求される
電子機器が種々存在する。一例をあげれば、エンジンの
吸入空気流量を計測する熱式空気流量計がある。
【0003】この種の電子機器では、電子部品を搭載し
た回路基板と外部接続端子とをワイヤ(信号出力線)を
介して接続するが、耐電波障害対策として、シールドベ
ースに貫通コンデンサを挿着し、この貫通コンデンサに
前記ワイヤを挿通させつつ貫通コンデンサに半田付けし
て貫通コンデンサとワイヤを電気的に接続している。貫
通コンデンサを用いた電子機器としては、例えば特開平
1−97817号公報に開示された熱式空気流量計があ
る。
【0004】従来の貫通コンデンサの一例を図3に示
す。この貫通コンデンサ14´はシールドベース8に貫
通して半田付け15により取付け(挿着)してある。ま
た、貫通コンデンサ14´の内径(ワイヤ挿通孔)14
a´をストレート形状にし、ワイヤ13の一部をコイル
状に巻いて孔14a´に挿通させ、この状態でワイヤ1
4と貫通コンデンサ14´を半田付け(符号の16)し
ている。なお、貫通コンデンサは内径と外径とにそれぞ
れ電極が形成してある。符号の7は回路基板、7Aはそ
の出力端子である。
【0005】上記の従来例において、ワイヤ13の一部
をコイル状に巻いたのは、ワイヤの一部が貫通コンデン
サのワイヤ挿通部で半田16に埋設されるので、その熱
応力を吸収するためである。
【0006】また、従来のその他の貫通コンデンサの構
造例としては、例えば、実開平2−60221号公報に
開示されるように、貫通コンデンサの端子挿入部側の内
径を拡大させたものがある。
【0007】その他の従来のワイヤ取付例としては、シ
ールドベース8にアースワイヤ23を取付ける場合に
は、図14に示すように、シールドベース8に設けた突
起24にワイヤ23の一端を巻き付けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の貫通
コンデンサを電子機器に組み込む場合には、その自動化
についての配慮がなされていなかった。特に、貫通コン
デンサにワイヤを挿通セットする場合、ワイヤはコイル
状に巻かれていても位置が決まらず、この点が自動化を
妨げる要因となっていた。すなわち、自動化させる場合
には、シールドベースの貫通コンデンサの取付孔を上に
向け、この取付孔に貫通コンデンサを上から差し込んだ
後に、コンデンサのワイヤ挿通孔にワイヤを上から挿通
セットすることが考えられるが、ワイヤをセットしよう
としてもそのまま貫通コンデンサを通って落下してしま
う。
【0009】また、シールドベースにアースワイヤを取
付ける場合には、既述したようにシールドベースに設け
た突起にワイヤの一端を巻き付けているため、その自動
取付が困難であった。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、シールドベース,貫通コンデンサのワイヤ,アー
スワイヤ等を有する電子機器の組立の自動化を実現させ
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、基本的には次のようなワイヤ固定法を提案す
る。
【0012】すなわち、電子機器部品の導電線となるワ
イヤを孔に挿通し、このワイヤ挿通孔にて前記ワイヤを
半田付けする電子機器において、前記孔にワイヤ挿通入
口側に拡がりを持たせたテーパ或いは段付部を形成し、
一方、前記ワイヤの一部をコイル状に巻いて、このコイ
ル部を前記テーパ或いは段付部に掛かり止めさせつつ前
記ワイヤを前記ワイヤ挿通孔にて半田付けする。
【0013】例えば貫通コンデンサに適用する場合に
は、コンデンサのワイヤ挿通孔の挿通入口側に上記のテ
ーパ或いは段付部を形成し、アースワイヤに適用する場
合には、シールドケースのワイヤ挿通入口側に上記のテ
ーパ或いは段付部を形成して、このテーパ或いは段付部
にワイヤのコイル部を掛かり止めさせる。
【0014】
【作用】このようにすれば、ワイヤの挿通孔を上に向け
て、ワイヤを上から挿入治具を用いて自動挿入すると、
ワイヤ挿通入口が拡がりを持っているので、その挿入を
容易にし、ワイヤが所定の長さだけ挿通されると、孔の
段付部或いはテーパにワイヤの一部(コイル部)が掛か
り止めしてワイヤの自動位置決め(セット)が可能とな
る。従って、その後のワイヤの一部とその挿通孔との半
田付けもワイヤを安定した状態で行い得る。半田付けの
自動化はリフロー半田付けが最適で、例えば、ワイヤと
孔との間にペースト状の半田をシリンジ等を用いて自動
供給し、その後にこれらのワイヤ及びその挿通孔付き部
品をリフロー炉を通すことで可能である。
【0015】以上のようにして、ワイヤの孔に対する位
置決めセットから半田付けまでの一連の工程を自動的に
行い得る。なお、ワイヤのコイル部は挿通孔に対するス
トッパになる他に、半田が下部から流出するのを防ぐ機
能もなす。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例に係る貫通コンデ
ンサに対するワイヤ取付例を示す要部断面図、図2は本
発明の一実施例に係るシールドベースに対するアースワ
イヤの取付例を示す要部断面図である。
【0018】これらの説明に先立ち、上記実施例の適用
対象品たる電子機器の一例を図10,図11,図12に
より説明する。
【0019】図10はエンジンの吸入空気流量計(発熱
抵抗体を用いた熱式空気流量計)の縦断面図、図11は
その開披上面図、図12は上記吸入空気流量計を別の角
度からみた縦断面図である。これらの図に示すように、
ボディ11は、その内部に主空気通路10と副空気通路
9とを有している。副空気通路9にはピン4に支持され
て発熱抵抗体1及び温度補償用の感温抵抗体5が配置さ
れる。
【0020】発熱抵抗体1は、例えばアルミナボビンに
白金線を巻線し表面をガラス材によってコーティングし
た、いわゆるホットワイヤ方式のものを使用するが、そ
のほかのタイプ(例えば薄膜抵抗体等)でもよい。支持
ピン4は、その大部分がホルダー3に埋設され、ホルダ
ー3は、ボディ11側壁に設けた空気流量計ケースの金
属ベース2及びボディ11側壁にインサートしてある。
【0021】支持ピン4はアルミワイヤ6を介して駆動
回路7と電気的に接続される。駆動回路7は導電性部材
で形成したシールドベース8に接着剤で固定され、シー
ルドカバー20で覆われている。
【0022】発熱抵抗体1は空気流量によりその奪われ
る熱量が変化するが、駆動回路7から発熱抵抗体1に温
度補償を伴いつつ一定温度(加熱温度と空気温度の差が
一定温度)に保つための加熱電流が供給される。加熱電
流と空気流量間には単調増加関数の関係があり、この加
熱電流を信号値に変換することで、空気流量を測定でき
る。
【0023】そして、空気流量によっては発熱抵抗体に
微弱な電流を流すため、耐電波障害特性を向上させてお
く必要がある。そのため、図12に示すように、外部ハ
ーネスと接続する端子12と駆動回路7の出力端子7A
との間は、導電性部材で形成されたワイヤ(信号出力
線)13を介して電気的に接続し、更にワイヤ13はシ
ールドベース8を貫通させた筒状コンデンサ14(以
下、貫通コンデンサとする)を挿通させつつ、この挿通
位置にて半田付けしている。貫通コンデンサ12には、
図示していないがその内周と外周にそれぞれ電極が形成
され、内周側の電極がワイヤ13と半田を介して接続さ
れ、外周側の電極がシールドベース8に半田付けを介し
て電気的に接続され、このようにして、ワイヤ13とコ
ンデンサ14と電気的に接続して耐電波障害特性を向上
させている。
【0024】次に図1により本実施例における貫通コン
デンサ14,ワイヤ13の取付構造について説明する。
【0025】シールドベース8は、バーリング加工によ
り押出したコンデンサ取付孔8aを設けており、この取
付孔8aに押出し部を設けることで貫通コンデンサ14
の安定性を良くしている。この取付孔8aは押出し部が
なくともよい。また、貫通コンデンサ14はワイヤ挿通
孔14aを有し、その挿通入口側に拡がりを持たせたテ
ーパ14b及び段付部14cを設けてワイヤ13の挿入
を容易としている。
【0026】ワイヤ13は、その途中がコイル状に数回
巻かれ、このコイル部13aのコイル径をテーパ14b
の最大径より小さく、孔14aのストレート部の径より
大きくして、ワイヤ13をコンデンサ14に挿通させた
時にコイル部13aが段付部14cに掛かり止めするよ
うにしてある。
【0027】そして、この掛止状態でワイヤ13が貫通
コンデンサ14に半田付け16されている。一方、貫通
コンデンサ14も取付孔8aの半田付け15されてい
る。
【0028】次に図2により、シールドベース8にアー
スワイヤ23を接続する場合について説明する。シール
ドケース8には、挿通入口側に拡がりを持たせたテーパ
を有するアースワイヤ挿通孔8bが設けられ、一方、ア
ースワイヤ23の途中をコイル状に巻いてある。このコ
イル部23aのコイル径は挿通孔8bの最大径より小さ
く最小径φdより大きくして、コイル部23aが挿通孔
8bのテーパに掛止された状態で、アースワイヤ23が
ワイヤ挿通部にてシールドベース8に半田付け17され
ている。なお、半田付け後にワイヤ23は、その余分な
ものがP位置にてカットされる。
【0029】このようにすることで、電子機器の自動組
立が可能となる。図4及び図5が貫通コンデンサ及びそ
のワイヤ、さらにはアースワイヤの自動組立状況を示
す。
【0030】すなわち、これらの電子機器部品の組立を
行う場合には、 バーリング加工により貫通コンデンサ取付孔8a及び
アースワイヤ挿通孔8bをシールドベース8の同一面に
形成し、その取付孔8a,8bが上を向くようにシール
ドベース8を立ててセットする。
【0031】次に内面テーパ部を有する貫通コンデン
サ14を軸方向が天地方向になるようにパーツフィーダ
を用いて整列させておき、例えばロボットハンド等を用
いて貫通コンデンサ14を取付孔8aに挿入セットす
る。
【0032】次に、ワイヤの一部をコイル状に自動巻
きしたワイヤ13及びアースワイヤ23を用意して、ワ
イヤ13を貫通コンデンサ14のワイヤ挿通孔8bに挿
入し、アースワイヤ23を孔8bに挿入する(このワイ
ヤ挿入作業も例えばロボットハンド等を用いて行われ
る)。この工程で、ワイヤ13のコイル部13aが貫通
コンデンサ14のワイヤ挿通孔の一部(段付き部或いは
テーパ部)に掛かり止めし,アースワイヤ23のコイル
部23aがそのワイヤ挿通孔8bの一部(テーパ部)に
掛かり止めする。
【0033】その後、貫通コンデンサ14・シールド
ベース8間、及び貫通コンデンサ14・ワイヤ13間、
加えてアースワイヤ23・シールドベース8間にペース
ト状半田(半田の中にはフラックスが混入されている)
をシリンジを用いた自動注入により適量供給する。
【0034】必要であれば、ここで、ワイヤ倒れ、傾き
等を修正する。
【0035】次にこれらの部品をリフロー炉を通し半
田付けを行い、その後、洗浄を行う。 最後に外観及び特性検査を行う。
【0036】以上の工程終了後に出荷する。なお、半田
の供給は、貫通コンデンサ14をシールドベース8に挿
入する前に行うことも考えられる。
【0037】そして、以上の組立法によれば、貫通コン
デンサ14及びそのワイヤ13の他にアースワイヤ23
についてもシールドベース8に同時に自動組立を可能に
する。
【0038】図6及び図7は本発明の他の実施例を示す
もので、ワイヤ13のコイル部13aをテーパ状に巻い
たもので、そのコイル部13aの最大径を貫通コンデン
サ14のテーパ部14bより大きくして、その一部がテ
ーパ部14bよりも外側に出るようにしたものである。
このようにすると、ワイヤを半田付けした後に、これを
端子等に接続する場合にワイヤに曲げ力等が加わっても
その応力をコイル部13の貫通コンデンサ14より出た
部分で緩和できる利点がある。
【0039】図9は図2に示したアースワイヤ固定の他
の実施例を示すもので、シールドベース8の押出し部の
形状を変えている。すなわち、図8(a)の場合にはワ
イヤ挿通孔8b´を段付き形状とし、図8(b)の場合
には、ワイヤ挿通孔8b″をテーパとストレート孔の組
み合わせとしている。いずれの場合も図2の場合と同様
の効果を期待できる。また、後者の場合は押出し部(ワ
イヤ挿通孔8b″)のストレート形状部分の絞り効果に
よりリフロー半田付けする場合の半田を流出防止を有効
に図り得る利点がある。
【0040】さらに、図12は本発明の貫通コンデンサ
の他の実施例を示すもので、ワイヤ挿通入口側に段付部
14cのみ設けたものと、すべてテーパ形状14bのみ
設けたものと、さらにシールドベースと接する部分にも
テーパ部14d(又はRでも可能)を設けたものであ
る。このうち最後のものは、貫通コンデンサ14とシー
ルドベース8間の半田まわりを良くする利点がある。
【0041】図13はシールドベース8の変形例を示
す。本例では、シールドカバーを廃止し、シールドベー
ス8は駆動回路7の側面のみに配置している。この場合
でも、貫通コンデンサ及びそのワイヤ、アースワイヤ等
を前述の各実施例と同様にすれば組立の自動化を図り得
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シールド
ベース,貫通コンデンサ及びそのワイヤ,アースワイヤ
等を有する各種電子機器の組立に関して自動化を図るこ
とができ、生産性が向上するばかりでなく、原価低減に
つながり、更には品質の安定した製品の供給を図ること
ができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る貫通コンデンサに対す
るワイヤの取付例を示す要部断面図
【図2】本発明の一実施例に係るシールドベースに対す
るアースワイヤの取付例を示す要部断面図
【図3】従来の貫通コンデンサ及びそのワイヤの取付例
を示す断面図
【図4】上記実施例における貫通コンデンサ及びそのワ
イヤ、アースワイヤの自動組立状況を示す説明図
【図5】上記実施例における貫通コンデンサ及びそのワ
イヤ、アースワイヤの自動組立の工程を示す説明図
【図6】本発明の他の実施例に係るワイヤを示す斜視図
【図7】上記他の実施例に係る貫通コンデンサに対する
ワイヤの取付例を示す要部断面図
【図8】本発明の他の実施例に係るアースワイヤのシー
ルドベースへの取付を示す要部断面図
【図9】本発明に用いる貫通コンデンサの他の例を示す
縦断面図
【図10】本発明の適用対象となる熱式空気流量計の縦
断面図
【図11】図10の熱式空気流量計の開披上面図
【図12】図10の熱式空気流量計を別の角度からみた
縦断面図
【13】本発明の適用対象となる熱式空気流量計の他の
例を示す縦断面図
【図14】従来のアースワイヤの取付例を示す説明図
【符号の説明】
7…回路基板、8…シールドベース、8a…貫通コンデ
ンサ取付孔、8b…アースワイヤ取付孔、13…ワイ
ヤ、13a…ワイヤコイル部、14…貫通コンデンサ、
14a…ワイヤ挿通孔、14b…テーパ、14c…段付
部、15,16,17…半田、23a…アースワイヤコ
イル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 照雄 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器部品の導電線となるワイヤを孔
    に挿通し、このワイヤ挿通孔にて前記ワイヤを半田付け
    する電子機器において、前記孔にワイヤ挿通入口側に拡
    がりを持たせたテーパ及び段付部の少なくとも一つを形
    成し、一方、前記ワイヤの一部をコイル状に巻いて、こ
    のコイル部を前記テーパ或いは段付部に掛かり止めさせ
    つつ前記ワイヤをワイヤ挿通位置にて半田付けすること
    を特徴とする電子機器部品のワイヤ固定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記孔は貫通コンデ
    ンサに設けたワイヤ挿通孔或いは電子機器のシールドケ
    ースに設けたアースワイヤ挿通孔であることを特徴とす
    る電子機器部品のワイヤ固定方法。
  3. 【請求項3】 電子部品を搭載した回路基板と外部接続
    端子とを貫通コンデンサを通したワイヤを介して接続す
    る電子機器において、 シールドベースに前記貫通コンデンサの取付孔を設け、
    一方、前記貫通コンデンサに設けたワイヤ挿通孔には、
    その挿通入口側に拡がりを持たせたテーパ及び段付部の
    少なくとも一つを形成し、 前記シールドベースを前記貫通コンデンサ取付孔が上を
    向くようセットして、この取付孔に前記貫通コンデンサ
    を挿入セットすると共に、ワイヤの一部をコイル状に巻
    いて、このワイヤを前記貫通コンデンサのワイヤ挿通孔
    に挿通させつつ前記コイル状に巻いた部分を前記貫通コ
    ンデンサのテーパ或いは段付部に掛かり止めさせ、 その後、前記貫通コンデンサ・シールドベース間、及び
    前記貫通コンデンサ・ワイヤ間をリフロー半田付けする
    ことを特徴とする電子機器部品の組立方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記シールドベース
    の前記コンデンサ取付孔が設けてある面に、挿通入口側
    に拡がりを持たせたテーパ及び段付部の少なくとも一つ
    有するアースワイヤ挿通孔を設け、この挿通孔に一部が
    コイル状に巻かれたアースワイヤを挿通させつつこのコ
    イル状に巻いた部分をアースワイヤ挿通孔のテーパ或い
    は段付部に掛かり止めさせて、アースワイヤ・シールド
    ベース間をリフロー半田付けすることを特徴とする電子
    機器部品の組立方法。
  5. 【請求項5】 シールドベースに挿着した貫通コンデン
    サを有し、電子部品を搭載した回路基板と外部接続端子
    とを前記貫通コンデンサを通したワイヤを介して接続す
    る電子機器において、 前記貫通コンデンサのワイヤ挿通入口側に拡がりを持た
    せたテーパ及び段付部の少なくとも一つが形成され、一
    方、前記ワイヤは、その途中がコイル状に巻かれ、この
    コイル部が前記テーパ或いは段付き部に掛止された状態
    で前記貫通コンデンサに半田付けされていることを特徴
    とする電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記シールドケース
    のうち前記貫通コンデンサが挿着してある面には、挿通
    入口側に拡がりを持たせたテーパ及び段付部の少なくと
    も一つを有するアースワイヤ挿通孔が設けられ、一方、
    ワイヤ途中をコイル状に巻いたアースワイヤを備え、ア
    ースワイヤのコイル状に巻いた部分が前記アースワイヤ
    挿通孔のテーパ或いは段付き部に掛止された状態で、前
    記アースワイヤが前記シールドベースに半田付けされて
    いることを特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 空気流量測定素子から出力される信号を
    ワイヤ及び外部接続端子を介して制御系に送出する空気
    流量計において、 請求項5の特徴を有する貫通コンデンサ及びワイヤを備
    えて成ることを特徴とする空気流量計。
  8. 【請求項8】 空気流量測定素子から出力される信号を
    ワイヤ及び外部接続端子を介して制御系に送出する空気
    流量計において、 請求項6の特徴を有する貫通コンデンサ及びそのワイ
    ヤ、アースワイヤ挿通孔及びアースワイヤを備えて成る
    ことを特徴とする空気流量計。
JP4054972A 1992-03-13 1992-03-13 貫通コンデンサ,ケースアース線等の電子機器部品のワイヤ固定方法、電子機器の組立方法、電子機器及び空気流量計 Pending JPH0697001A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU738323B2 (en) * 1998-03-16 2001-09-13 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Microporous membrane
KR20140024456A (ko) * 2011-06-06 2014-02-28 아르끄마 프랑스 불소 중합체 용매
WO2022176547A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 株式会社村田製作所 高周波モジュール及び通信装置

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