JPH069676U - ティー用マット - Google Patents
ティー用マットInfo
- Publication number
- JPH069676U JPH069676U JP4841192U JP4841192U JPH069676U JP H069676 U JPH069676 U JP H069676U JP 4841192 U JP4841192 U JP 4841192U JP 4841192 U JP4841192 U JP 4841192U JP H069676 U JPH069676 U JP H069676U
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- JP
- Japan
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- base
- mat
- tee
- pile
- tea
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 どの位置にでも自由にティーを差込むことが
でき、しかも簡単に再生可能で、且つ亀裂が生じること
なく、長期使用が可能なティー用マットを提供すること
を目的とする。 【構成】 非晶性ポリオレフィンよりなる基台1の上面
に、編み目状に織られたパイル糸2が熱溶着されてな
る。
でき、しかも簡単に再生可能で、且つ亀裂が生じること
なく、長期使用が可能なティー用マットを提供すること
を目的とする。 【構成】 非晶性ポリオレフィンよりなる基台1の上面
に、編み目状に織られたパイル糸2が熱溶着されてな
る。
Description
【0001】
本考案は、ゴルフの練習時に用いられるティー用マットに関する。
【0002】
従来、ゴルフの練習時に用いられるティー用マットとしては、基台にポリ塩化 ビニルや合成ゴム等を使用し、その上面に芝生のパイル糸をタフティングによっ て植設し、接着剤等で固着したものを使用していた。
【0003】
しかしながら、前記ティー用マットでは予めティーを差込むための穴を設けて おく必要があった。 この場合、ティーは固定された穴の位置にしか差込むことができず、打つ場所 もある一定の位置に定められてしまった。 また、使用期間が長くなり廃棄処理をした場合、再生して使用したくとも、前 記基台とパイル糸が別素材であるため、それぞれを分離して各々個別に再生する しかなかった。
【0004】 そこで、本願出願人は前記基台として、結晶性ポリオレフィンよりなるものを 案出したが、結晶性ポリオレフィンは内部応力や引張応力等による応力亀裂が発 生して、長期使用ができなかった。
【0005】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、どの位置にでも自由に ティーを差込むことができ、しかも簡単に再生可能で、且つ亀裂が生じることな く、長期使用が可能なティー用マットを提供することを課題とする。
【0006】
本考案が、上記課題を解決するために講じた技術的手段は、非晶性ポリオレフ ィンよりなる基台1の上面に、編み目状に織られたパイル糸2が熱溶着されてな ることにある。
【0007】
本考案のティー用マットは、基台1に非晶性ポリオレフィンよりなる単一重合 体或いは共重合体等が使用されていると共に、該基台1の上面に装着されたパイ ル糸2がラッセル織り4等編み目状に織られているので、打ちたい場所に自由に ティー3を差込み、プレーすることができる。
【0008】
本考案は、ゴルフの練習時に用いられるティー用マットであり、以下、本考案 の一実施例について図面に基づき説明する。
【0009】 本考案に係るティー用マットは、図1に示すように、基台1と、その上面に装 着されたパイル糸2とから構成されている。
【0010】 前記基台1は、可塑性を有する非晶性ポリオレフィンからなり、例えば、ポリ プロピレン(PP),ポリエチレン(PE),ポリブテン,スチレンブタジエン 樹脂(SB)等の単一重合体や、二元・三元共重合体が使用されている。 また、場合によっては強度や耐熱性を増加するために、前記重合体に炭酸カル シウム,タルク等の充填剤を配合させている。
【0011】 前記パイル糸2は、PP,PE,ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデ ン(PVDC),ポリ塩化ビニル(PVC)等よりなるパイル繊維が使用され、 ティー3が突き刺さり易いように、該パイル糸2は、ラッセル織り4等の編み目 状に織られ、上面側の先端部5がカットされて人工芝生状となっている。
【0012】 前記基台1とパイル糸2は、基台1が非晶性ポリオレフィンからなるものであ るため、基台1自体がホットメルト形接着剤として代用され、そのまま該基台1 の上面を溶融させ、その上に前記パイル糸2の下面側(ラッセル織り4にされた 状態側)が当接するように載置し、圧着することで接着されている。
【0013】 前記ティー用マットを使用してプレーする際は、ティー3を自分の好むマット の位置に、前記パイル糸2の先端部5から該パイル糸2を貫通させて基台1に差 込む(突き刺す)だけでよく、亀裂等の生じないので長期に渡って使用可能であ る。
【0014】 また、不要になった本実施例のティー用マットは、前記基台1が、炭素系の非 晶性ポリオレフィンよりなるものであるので、前記パイル糸2と共に熱分解する ことができ、廃棄処理問題もなく、簡単に再生できる。
【0015】 尚、前記パイル糸2は、人工芝生として緑色系統の色に着色されているのが好 ましいが、特に限定はない。
【0016】
本考案のティー用マットは、非晶性ポリオレフィンよりなる基台と、該基台の 上面に編み目状に織られたパイル糸が熱溶着されているので、使用の際は、打ち たい場所に自由にティーを差込むだけで、プレーすることができるし、また、長 期使用が可能である。 更に、前記基台が炭素系の非晶性ポリオレフィンよりなるものであるので、前 記パイル糸が熱溶着されたまま熱分解でき、廃棄処理問題も生じず、簡単に再生 可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示す一部断面図。
1 基台 2 パイル糸 3 ティー 4 ラッセル織り
Claims (1)
- 【請求項1】 非晶性ポリオレフィンよりなる基台1の
上面に、編み目状に織られたパイル糸2が熱溶着されて
なることを特徴とするティー用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992048411U JPH0741494Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ティー用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992048411U JPH0741494Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ティー用マット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069676U true JPH069676U (ja) | 1994-02-08 |
JPH0741494Y2 JPH0741494Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=12802567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992048411U Expired - Lifetime JPH0741494Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | ティー用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741494Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6412568U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-23 | ||
JPH03182277A (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-08 | Toray Living Kk | マット及びそのマットの敷設,施工方法 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP1992048411U patent/JPH0741494Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6412568U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-23 | ||
JPH03182277A (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-08 | Toray Living Kk | マット及びそのマットの敷設,施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0741494Y2 (ja) | 1995-09-27 |
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