JPH068406U - 人工芝マット - Google Patents
人工芝マットInfo
- Publication number
- JPH068406U JPH068406U JP4841292U JP4841292U JPH068406U JP H068406 U JPH068406 U JP H068406U JP 4841292 U JP4841292 U JP 4841292U JP 4841292 U JP4841292 U JP 4841292U JP H068406 U JPH068406 U JP H068406U
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- JP
- Japan
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- base
- mat
- artificial turf
- artificial
- pile
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- Pending
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Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基台側に予め穴を設けておかなくとも、芝部
だけでティー等を支持でき、しかもクッション性が良
く、摩擦による傷みなどが生じないと共に低コストにて
製造できる人工芝マットを提供することを目的とする。 【構成】 基台1と、該基台1の上面に装着され、且つ
パイル長が30mm以上、トータルデニールが3800〜
10000dを有するパイル糸2が編み目状に織られた
人工芝部2とを備えてなる。
だけでティー等を支持でき、しかもクッション性が良
く、摩擦による傷みなどが生じないと共に低コストにて
製造できる人工芝マットを提供することを目的とする。 【構成】 基台1と、該基台1の上面に装着され、且つ
パイル長が30mm以上、トータルデニールが3800〜
10000dを有するパイル糸2が編み目状に織られた
人工芝部2とを備えてなる。
Description
【0001】
本考案は、ゴルフの練習時に用いられるティーマットやアイアンマット、或い はカーマット等に使用される人工芝マットに関する。
【0002】
従来、図2で示すように、ゴルフ練習用マットやカーマットとして使用される 人工芝マットには、ポリ塩化ビニルや合成ゴムからなる基台11と、その上面に芝 状のパイル糸13をタフティングによって植設し、接着剤等で固着した芝部12とか ら構成されたものがあった。
【0003】 前記人工芝マットの芝状パイル糸13としては、実公昭57−61131号公報 にて公知であるように、タフティング処理をするために、その太さが、トータル デニール1500〜3500dと程度のかなり細いものしか使用できず、必然的 に薄手のマットとなっていた。
【0004】
ところが、前記従来の人工芝マットでは、例えば、ティー用マットとして使用 する場合、前記太さのパイル糸13を使用したものでは、芝部12の厚みよりティー 17の高さの方が高く、該ティー17及びボール18を支持することができずにティー が倒れる問題があった。 そこで、前記ティー17及びボール18を支持させるためには、前記基台11側に予 め穴を設けて、その穴に芝部12の上面から差し込むしかなかった。そのため、前 記基台11は厚手のものでないと対応できず、コストアップとなっていた。
【0005】 また、アイアンマットやカーマットとして使用する場合は、前記芝部12が薄手 のものであるため、クッション性が悪く、摩擦による傷み(踏まれるものである ので、徐々に擦れていったり、剥がれていったりする)が激しかった。
【0006】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、基台側に予め穴を設け ておかなくとも、芝部だけでティー等を支持でき、しかもクッション性が良く、 摩擦による傷みなどが生じないと共に低コストにて製造できる人工芝マットを提 供することを課題とする。
【0007】
本考案が、上記課題を解決するために講じた技術的手段は、基台1と、該基台 1の上面に装着され、且つパイル長が30mm以上、トータルデニールが3800 〜10000dを有するパイル糸2が編み目状に織られた人工芝部2とを備えて なることにある。
【0008】
本考案の人工芝マットは、人工芝部2に使用されるパイル糸3が、そのパイル 長30mm以上、トータルデニール3800〜10000dを有する編み目状に織 られたものであるので、かなり高さのある芝部2となり、クッション性が良い。
【0009】 また、前記記載のようにパイル糸3の長さ及び太さが大きなものであり、且つ 編み目状に織られたものあるので、人工芝部2の高さ及び密度が増加し、該芝部 2にてティー等を充分支持できると共に、摩擦による傷み(擦れや抜け)等もあ まり生じず、丈夫である。
【0010】
以下、本考案の一実施例について図面に基づき説明する。
【0011】 本考案に係る人工芝マットは、図1に示すように、シート状基台1と、その上 面に装着された人工芝部2とから構成されている。
【0012】 前記シート状基台1は、ペレット成形された合成樹脂や合成ゴム等からなり、 例えば、ポリ塩化ビニル、シリコンゴム、可塑性を有する非晶性ポリオレフィン (プロピレン,エチレン,ブテン等の単一重合体や、二元・三元共重合体)等種 々のものが使用されている。 また、場合によっては強度や耐熱性を増加するために、前記素材に炭酸カルシ ウム,タルク等の充填剤を配合させている。
【0013】 前記人工芝部2は、パイル糸3がラッセル織り4等の編み目状に織られており 、その上面側の先端部5がカットされて芝生となっている。
【0014】 前記パイル糸3は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエステル 、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル等よりなるモノフィラメントやヤーン等 が使用され、そのパイル長が30mm以上、好ましくは30〜70mm、且つトータ ルデニールが3800〜10000d、好ましくは5000〜7000dを有す るものが用いられている。
【0015】 前記シート状基台1と人工芝部2とは、例えばホットメルト形接着剤6等にて 、該基台1の上面に前記パイル糸3の下面側(ラッセル織り4にされた状態側) が当接するように接着されている。
【0016】 上記構成にて、本考案の人工芝マットは、かなり高さのある人工芝部2となり 、クッション性が良い。 また、前記パイル糸3の高さと太さ、及びラッセル織り4によって、芝部2の 高さ及び密度が増加し、例えば該人工芝マットをティー用マットとして使用する 場合、該芝部2だけでティー7及びボール8を支持することができると共に、摩 擦による傷み(擦れや抜け)等があまり生じず、丈夫なものとなる。
【0017】 前記パイル糸3をラッセル織り4する際には、その密度を6ゲージ以上、且つ 6ステッチ以上とすると、特にゴルフ用のティー7等を突き刺した場合、該ティ ー7及びボール8を充分支持できるし、また、摩擦による傷み等もまったく生じ ず、更に頑丈な人工芝マットとなり得る。
【0018】 従って、前記基台1は薄手のものでも充分対応でき、コストダウンを図ること もできる。
【0019】 尚、前記パイル糸3は、人工芝として緑色系統の色に着色されているのが好ま しいが、その他使用目的に応じて適宜着色させればよく、特に限定はない。
【0020】 また、前記基台1は、シート状のものを挙げたが、タイル状(例えば、1〜2 m 平方のタイル等)にカットされたものであっても、勿論良い。
【0021】 更に、本考案の人工芝マットは、上記のようにゴルフ練習用マットやカーマッ トに使用されるだけでなく、例えば中庭等に敷設してもよく、この場合、造花な どを気軽に前記芝部2に差込み装飾することが可能となる。
【0022】
本考案の人工芝マットは、人工芝部に使用されるパイル糸が、そのパイル長3 0mm以上、トータルデニール3800〜10000dを有する編み目状に織られ たものであるので、かなり高さのある人工芝部となり、クッション性が良い。
【0023】 また、前記のようなパイル糸の長さ、大きさ及び織り方であるので、人工芝部 の高さ及び密度が増加し、該芝部にてティー等を充分支持できると共に、摩擦に よる傷み(擦れや抜け)等もあまり生じることなく、丈夫である。
【0024】 更に、前記のようにティー等は、基台の厚さに関係なく、支持することが可能 であるので、基台は薄手のものでも対応でき、コストダウンを図ることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部断面図。
【図2】従来例を示す一部断面説明図。
1 基台 2 人工芝部 3 パイル糸 4 ラッセル織り
Claims (1)
- 【請求項1】 基台1と、該基台1の上面に装着され、
且つパイル長が30mm以上、トータルデニールが380
0〜10000dを有するパイル糸2が編み目状に織ら
れた人工芝部2とを備えてなることを特徴とする人工芝
マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841292U JPH068406U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 人工芝マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841292U JPH068406U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 人工芝マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068406U true JPH068406U (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=12802595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4841292U Pending JPH068406U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 人工芝マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068406U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56158616A (en) * | 1980-05-09 | 1981-12-07 | Otsuka Kagu Kogyo Kk | Artificial turf |
JPH04185803A (ja) * | 1990-11-19 | 1992-07-02 | Morita Sangyo Kk | 人工芝生用パイル糸および人工芝生 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4841292U patent/JPH068406U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56158616A (en) * | 1980-05-09 | 1981-12-07 | Otsuka Kagu Kogyo Kk | Artificial turf |
JPH04185803A (ja) * | 1990-11-19 | 1992-07-02 | Morita Sangyo Kk | 人工芝生用パイル糸および人工芝生 |
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