JPH0696650A - バイメタル式温度スイッチ - Google Patents
バイメタル式温度スイッチInfo
- Publication number
- JPH0696650A JPH0696650A JP24614992A JP24614992A JPH0696650A JP H0696650 A JPH0696650 A JP H0696650A JP 24614992 A JP24614992 A JP 24614992A JP 24614992 A JP24614992 A JP 24614992A JP H0696650 A JPH0696650 A JP H0696650A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bimetal
- type
- rod
- contact
- temperature
- Prior art date
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- Pending
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- Thermally Actuated Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接点構造を１機種とし相反する接点動作を簡単
な組立方法で可能とすること。 【構成】バイメタル７の装着時バイメタル７の凸部又は
凹部とロッドを対応させる様に組立てる。 【効果】バイメタルの装着形状を設定することにより反
転時の接点が開又は閉を簡単に出来き、更に動作温度精
度も向上する。
な組立方法で可能とすること。 【構成】バイメタル７の装着時バイメタル７の凸部又は
凹部とロッドを対応させる様に組立てる。 【効果】バイメタルの装着形状を設定することにより反
転時の接点が開又は閉を簡単に出来き、更に動作温度精
度も向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主に自動車用冷却水の冷
却用モータ制御に使用される温度スイッチにおける、温
度検出精度向上及びその構造に関する。
却用モータ制御に使用される温度スイッチにおける、温
度検出精度向上及びその構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術は特開昭52−126770号及び特開
昭53−19571 号公報にあるようにバイメタルの装着時形
状は、常開接点構造もしくは常閉接点構造ともバイメタ
ルの凹部とロッドが対応するようにしているため２種類
の構造が必要であった。これを図１〜図３により詳細に
説明する。
昭53−19571 号公報にあるようにバイメタルの装着時形
状は、常開接点構造もしくは常閉接点構造ともバイメタ
ルの凹部とロッドが対応するようにしているため２種類
の構造が必要であった。これを図１〜図３により詳細に
説明する。
【０００３】図１は従来技術の接点動作とバイメタル形
状を示したものであり、バイメタルの反転時に接点動作
が行なわれる。図２はバイメタルが反転し、接点がＯＮ
するタイプのバイメタルに加わる荷重である。図３は図
２の逆すなわちバイメタルが反転し接点がＯＦＦする時
の荷重である。このように、図３の場合すなわちバイメ
タルが反転し接点がＯＦＦするタイプはバイメタルに加
わわる荷重は、荷重特性は小さいためバイメタルの反転
距離に対し荷重変化は小さいため温度精度は良い。しか
し、図２の場合は接点がＯＮした時より両持ハリの形状
となりバイメタルの荷重は急激に大きくなる。このため
バイメタルの反転距離に対し荷重変化は大きくなり、温
度精度は悪い。又最悪の場合バイメタル反転力＜荷重の
場合、バイメタルが完全に反転しなくなり、不安定とな
る。
状を示したものであり、バイメタルの反転時に接点動作
が行なわれる。図２はバイメタルが反転し、接点がＯＮ
するタイプのバイメタルに加わる荷重である。図３は図
２の逆すなわちバイメタルが反転し接点がＯＦＦする時
の荷重である。このように、図３の場合すなわちバイメ
タルが反転し接点がＯＦＦするタイプはバイメタルに加
わわる荷重は、荷重特性は小さいためバイメタルの反転
距離に対し荷重変化は小さいため温度精度は良い。しか
し、図２の場合は接点がＯＮした時より両持ハリの形状
となりバイメタルの荷重は急激に大きくなる。このため
バイメタルの反転距離に対し荷重変化は大きくなり、温
度精度は悪い。又最悪の場合バイメタル反転力＜荷重の
場合、バイメタルが完全に反転しなくなり、不安定とな
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はバイメ
タルの装着時形状を一定にしているため、接点動作によ
り接点部構造をＯＮタイプ，ＯＦＦタイプ用として２種
類準備せざる得ず高価になっている。又ＯＮタイプ（バ
イメタルが反転し接点がＯＮするタイプ）は前述した如
くバイメタルに加わる荷重が急激に大きくなるため温度
精度が悪くなる等の問題があった。本発明の目的は部品
点数を減少させ安価な温度スイッチと、温度精度の安定
したものを提供することを目的とする。
タルの装着時形状を一定にしているため、接点動作によ
り接点部構造をＯＮタイプ，ＯＦＦタイプ用として２種
類準備せざる得ず高価になっている。又ＯＮタイプ（バ
イメタルが反転し接点がＯＮするタイプ）は前述した如
くバイメタルに加わる荷重が急激に大きくなるため温度
精度が悪くなる等の問題があった。本発明の目的は部品
点数を減少させ安価な温度スイッチと、温度精度の安定
したものを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にＯＦＦタイプ（バイメタルが反転し接点がＯＦＦする
タイプ）の接点部構造を用い、バイメタルとロッドの対
応を自由に組合わせることにより、接点部構造が１種類
にてＯＮタイプ，ＯＦＦタイプにも適用させたものであ
る。
にＯＦＦタイプ（バイメタルが反転し接点がＯＦＦする
タイプ）の接点部構造を用い、バイメタルとロッドの対
応を自由に組合わせることにより、接点部構造が１種類
にてＯＮタイプ，ＯＦＦタイプにも適用させたものであ
る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図４〜図６により
説明する。
説明する。
【０００７】１は温度スイッチ全体である。２は絶縁材
で固定接点３を介した固定接点板４及び可動接点５を介
した可動接点板６を固定している。
で固定接点３を介した固定接点板４及び可動接点５を介
した可動接点板６を固定している。
【０００８】７は曲面状に成形された反転形ジャンピン
グタイプバイメタルであり、その動作はロッド８を介
し、前述可動接点板に伝達する。
グタイプバイメタルであり、その動作はロッド８を介
し、前述可動接点板に伝達する。
【０００９】以上のような構造のため組立時及び動作は
次の如くである。
次の如くである。
【００１０】ＯＮタイプは組立時、図４の如くバイメタ
ル７の凹部とロッド８を対応させる。動作は温度がバイ
メタル反転温度に達するとバイメタル７は反転し、その
反転距離分のみロッド８は移動するため、現在迄閉じて
いた接点３，５は開くことになる。すなわち、図５の如
くなる。又反転温度以下になるとバイメタル７は装着時
に戻るすなわち図４の状態になる。この動作を繰り返
す。
ル７の凹部とロッド８を対応させる。動作は温度がバイ
メタル反転温度に達するとバイメタル７は反転し、その
反転距離分のみロッド８は移動するため、現在迄閉じて
いた接点３，５は開くことになる。すなわち、図５の如
くなる。又反転温度以下になるとバイメタル７は装着時
に戻るすなわち図４の状態になる。この動作を繰り返
す。
【００１１】ＯＦＦタイプについては、図５の如くバイ
メタル７の凸部とロッド８を対応させ組立る。したがっ
て接点３，５が開くようにロッド８はバイメタル７にて
移動させられている。動作は温度がバイメタル反転温度
に対するとバイメタル７は反転し、その反転距離分のみ
ロッド８は移動するため現在迄開いていた接点３，５は
閉じることになる。すなわち、図４の如くなる。本動作
の関係を示したのが図６である。
メタル７の凸部とロッド８を対応させ組立る。したがっ
て接点３，５が開くようにロッド８はバイメタル７にて
移動させられている。動作は温度がバイメタル反転温度
に対するとバイメタル７は反転し、その反転距離分のみ
ロッド８は移動するため現在迄開いていた接点３，５は
閉じることになる。すなわち、図４の如くなる。本動作
の関係を示したのが図６である。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば接点構造部を１種類と
し、バイメタルの初期装着時形状、すなわちロッドに対
応するバイメタルの凸部，凹部かのいずれかを対応させ
ることより、バイメタル反転時、接点が開、又は閉を自
在に設定出来る。更にバイメタルに加わる荷重の変化も
少ないため動作温度精度も向上する。
し、バイメタルの初期装着時形状、すなわちロッドに対
応するバイメタルの凸部，凹部かのいずれかを対応させ
ることより、バイメタル反転時、接点が開、又は閉を自
在に設定出来る。更にバイメタルに加わる荷重の変化も
少ないため動作温度精度も向上する。
【図１】従来形のバイメタル形状と接点動作の関係図で
ある。
ある。
【図２】従来形のＯＮタイプ（バイメタルが反転し接点
が閉じるタイプ）の可動接点板ストロークとバイメタル
に加わる荷重の関係図である。
が閉じるタイプ）の可動接点板ストロークとバイメタル
に加わる荷重の関係図である。
【図３】従来形のＯＦＦタイプ（バイメタルが反転し接
点が開くタイプ）の可動接点板ストロークとバイメタル
に加わる荷重の関係図である。
点が開くタイプ）の可動接点板ストロークとバイメタル
に加わる荷重の関係図である。
【図４】本発明の温度スイッチ構造図である。
【図５】温度スイッチ構造図である。
【図６】本発明のバイメタル形状と接点動作の関係図で
ある。
ある。
３…固定接点、５…可動接点、６…可動接点板、７…バ
イメタル、８…ロッド。
イメタル、８…ロッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 英治 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 ３ 日立オートモティブエンジニアリング 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】所定温度にて反転動作をする曲面状に形成
された反転形ジャンピングデスクタイプバイメタルを用
い、そのバイメタルの反転動作により可動接点板をロッ
ドを介して移動させ接点を開閉する温度スイッチにおい
て、バイメタルを装着する前の形状を可動接点と固定接
点が閉合する構成とし、装着する成形後のバイメタルの
凸部もしくは凹部を対応するロッドに装着することを特
徴とするバイメタル式温度スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24614992A JPH0696650A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | バイメタル式温度スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24614992A JPH0696650A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | バイメタル式温度スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0696650A true JPH0696650A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17144221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24614992A Pending JPH0696650A (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | バイメタル式温度スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696650A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016028931A (ja) * | 2014-07-15 | 2016-03-03 | 日本精工株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
| JPWO2016098721A1 (ja) * | 2014-12-15 | 2017-04-27 | 日本精工株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
-
1992
- 1992-09-16 JP JP24614992A patent/JPH0696650A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016028931A (ja) * | 2014-07-15 | 2016-03-03 | 日本精工株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
| JPWO2016098721A1 (ja) * | 2014-12-15 | 2017-04-27 | 日本精工株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
| US10359105B2 (en) | 2014-12-15 | 2019-07-23 | Nsk Ltd. | Electric power steering device |
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