JPH069661U - 握力・指力鍛錬器具 - Google Patents

握力・指力鍛錬器具

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JPH069661U
JPH069661U JP10487591U JP10487591U JPH069661U JP H069661 U JPH069661 U JP H069661U JP 10487591 U JP10487591 U JP 10487591U JP 10487591 U JP10487591 U JP 10487591U JP H069661 U JPH069661 U JP H069661U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 握力を鍛錬するための器具と、指先の押圧力
及び支持力の鍛錬をするため器具を嵌脱自在にした。 【構成】 つる巻きバネにより外周部側に間隙を設けて
略ドーナツ状の輪体を形成し、この輪体の中心孔空間部
に、二枚の端板で圧縮コイルバネを挟着してなる軸体を
嵌脱自在に取付けた。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、握力及び指先の鍛錬用に開発された握力・指力鍛錬器具に関するも のである。
【従来の技術】
従来、握力及び指力の鍛錬用の器具としては、圧縮コイルバネや引張りコイル バネ等を利用して種々のものが考案されており、握力の鍛錬用器具、指先の鍛錬 用器具ともに独立した別個の器具として構成されそれぞれ単体として提供されて いる。 なお、細身のコイル状スプリングを輪体に形成したものは、市販されている。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、握力の鍛錬用器具、指先の鍛錬用器具ともに独立した別個の器具とし て形成されたものは、コンパクトな形状でないことが多いため収納・保管に不便 だったり、組み合わせて使用することができないためばらけて散逸しやすくまた 、外観上も運動具然としており美的な形状でないものが多かった。 スポーツの多様化により、アウトドアスポーツにおけるフリークライミングの ような指先の力が重要になるスポーツのトレーニング用器具として、握力及び指 力の鍛錬器具が一体化され、一つの器具で握力の鍛錬及び指力の鍛錬もできるよ うな器具が要請されている。 また、前記市販の細身のコイル状スプリング輪体のみの構成では、コイル状ス プリング輪体を握りつぶす力に対して復元反発力を作用させる運動だけのもので あり、点接触を必要とする指先の鍛錬用器具としての機能は有していない。 本考案は、前記のような要請に応じ、握力を鍛錬するための器具と、指先の押 圧力及び支持力の鍛錬をするための器具を嵌脱自任にかつコンパクトに組み合わ せて使い易くし、かつコンパクトな構成にしたことで外観をオブジエ風にして遊 戯具化した握力・指力鍛錬器具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案は、つる巻きバネにより外周部側に間隙を設けて略ドーナツ状の輪体を 形成し、この輪体の中心孔空間部に、縦方向に圧縮自在な弾性を有する軸体を嵌 脱自在に取付けた握力・指力鍛錬器具である。 略ドーナツ状の輪体は、隙間を作らずに環状につる巻バネをつないだものや、つ る巻きバネを外周部側に間隙を設けて環状につないだ構成である。 縦方向に圧縮自在な弾性体である軸体は、圧縮コイルバネや中空ゴム体などで形 成される。 略ドーナツ状の輪体は、それ自体で、手で握る握力運動、手首等にはめてロー リングするマッサージ運動ができる。 縦方向に圧縮自在な弾性を有する軸体は、それ自体で圧縮反発力を有するので 指先で上下からはさんで加圧する指の運動具になる。 さらに輪体の中心孔空間部に、縦方向に圧縮自在な弾性を有する軸体を嵌合し た状態では、輪体は、その中心孔空間部を軸体で充填され拡大されるので、輪体 を握ったときの反発力は大変強いものになる。 また、同様に輸体に軸体を嵌合した状態でその軸体を加圧すると、軸体は自己 の弾性のほかに輪体の復元力で付勢されて強い反発力を有する。 本考案の握力・指力鍛錬器具は、同じ器具が組合わせにより強弱異なる反発力が 生じ、強弱数種の運動ができるものである。 本考案の実施態様の一つとしては、つる巻きバネの両端を連結して略ドーナツ 状の輪体を形成し、この輪体の中心孔空間部に、二枚の端板で圧縮コイルバネを 挟着して指先の鍛錬器具とした軸体を嵌脱自在に取付けたものを提案する。 具体的には、つる巻きバネにより略ドーナツ状の輪体を形成し、この輪体の中 心孔空間部に、二枚の端板で圧縮コイルバネを挟着してなる軸体を嵌脱自在に取 付けたものであり、前記輪体の内部に鈴やボール等の球状体を遊動自在に入れ、 前記軸体の圧縮コイルバネを合成樹脂皮膜で被覆し、二枚の端板の上面に小突起 を適宜数設けたことを特徴とする握力・指力鍛錬器具である。 輪体に軸体を嵌挿して輪体を掌握すれば、つる巻きバネが一方向へ重なり倒れ て輪体の外同が縮小するため、つる巻きバネの復元力が生じて握力のトレーニン グができる。 また軸体を輪体に嵌挿したままで、或いは軸体を輪体から取り外して、二枚の端 板を指先で挟持し押圧すれば、圧縮コイルバネ及びつる巻きバネの反発力の作用 により指力のトレーニングができる。 圧縮コイルバネを合成樹脂皮膜で被覆して消音効果を高め、二枚の端板の上面 に小突起を形成して指先で挟持した際に滑らずかつマッサージ効果を得られるよ うにし、輪体の内部空洞に鈴やボール等を一・二個または適宜個数遊動自在なよ うに入れて掌握力の強度の判断をしたり単調な鍛錬運動に聴覚的・視覚的変化を 付与している。
【実施例】
次に本考案に係る握力・指力鍛練器具の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は輪体1に軸体2を嵌挿した状態を示す正面断面図であり、図2は輪体1 から取り外した軸体2を使用している状態を示す斜視図である。 実施例における握力・指力鍛錬器具は、つる巻きバネ3(コイルスプリング) の両端を結合して略ドーナツ状の輪体1を形成して内部に合成樹脂製のカラーボ ール等の球状体7を二個遊動自在に入れ、前記輪体1の中心孔空間9に、二枚の 軸支端板5の間に合成樹脂皮膜6で被覆した圧縮コイルバネ4を挟着してなる軸 体2を嵌挿したものである。 略ドーナツ状の輪体は、つる巻きバネ3を外周部側に広い間隙10を設けて環状 につないだ構成である。 輪体1を片手で包み込むように掌握して圧縮すると、輪体1の外周が縮小しな がらつる巻きバネ3が一方向へ重なり合って倒れるため、つる巻バネ3に復元力 が生じて握力のトレーニングが可能となる。 軸体2の二枚の軸支端板5は、プラスチックや硬質合成樹脂等の硬質材で略栓 状に成型され、間に合成樹脂皮膜6で被覆した圧縮コイルバネ4を嵌合し挟着し ている。 合成樹脂皮膜6は、熱収縮フィルム管をコイルバネに被せて加熱し形成する。 圧縮コイルバネ4の形状は、側面からみて中間部が細く凹んだ形状であり、この 凹みに、前記輪体1の中心孔9に張り出すつる巻きバネ3の外周湾曲部が入り、 比較的しっかりとはめ込まれる。 寸法的にも、圧縮コイルバネ4の中間部のほうが、輪体1の中心孔9より太いの でつる巻バネ3を広げるように作用してしっかりと嵌込まれる。 軸体2の二校の軸支端板5の上面には小突起8を適宜数突設して、指先で押圧 する際に滑らないようにしかつマッサージ効果も得られるようにしている。 また、外表面はネームスペース11を除いてつや消し状にしている。 ネームスペース11は、商品名表示や広告欄表示として使用される。 小突起8は、端板5の上面中心位置に低い1個とそれを環状に取り囲む8個を 立設している。小突起8の全体が指先に当接する大きさである。 軸体2を輪体1に嵌挿したままで、二枚の軸支端板5を指先で挟持して押圧す れば、圧縮コイルバネ4が圧縮されかつ輪体1の全周が外方へ押圧され拡張する ため、圧縮コイルバネ4の反発力及びつる巻きバネ3の復元力が相乗して作用し ハードな指力のトレーニングが可能となる。 また、軸体2を輪体1から取り外して、二枚の軸支端板5を指先で挟持し押圧 すれば、圧縮コイルバネ4の反発力の作用により比較的ソフトな指力のトレーニ ングとなる。 圧縮コイルバネ4が合成樹脂皮膜6で被覆されているので、輪体1を圧縮して 握力トレーニングする際も、軸支軸板5を挟持して圧縮コイルバネ4を圧縮して 指力トレーニングする際にも不快な音をたてるようなことがない。 また、輪体1の内部空洞に合成樹脂製のカラーボール等の球状体7を遊動自在 なように投入することで、輪体1を掌握した際の球状体7の回動する音が発生し 、また二個以上いれた場合の接触し合う音で握力の強度を判断したり、単調にな りがちな反復運動に聴覚的・視覚的変化を付与している。 二個の球状体7をいれることで、掌握したとき球状体7相互が接触して音が発生 するので、握力の程度を察知することができる。 前記球状体7を、金属製にして接触音を明瞭にしたり、模様入ガラス玉にした り、小鈴を一個または複数個入れることも提案する。 なお、つる巻きバネ3には、間隙10があるので、外部から容易にカラーボー ル等の球状体7をみることができる。 なお、前記実施例はあくまで一例であって、軸支端板5の素材や形状、球状体 7の素材や大きさや個数、圧縮コイルバネ4の長さなど細部については種々の設 計変更が可能であり、これに限定されるものではない。 実施例に示す握力・指力鍛練器具はの実寸は、次の通りである。 輪体1は、直径27mmで35回巻いたつる巻きバネ(コイルスプリング)を環 状に連結したもので、外周直径70mm、中心孔空間部の直径18mmとしてい る。 外周部の間隙10の幅は5mである。 軸体2は、全体の高さ50mmで、コイルバネ4の高さは30mm,端板の直径 33mm、小突起8の高さは外周突起が2mm、中心の小突起は1mmである。 軸体2に輪体1を組合わせた状態では、輪体1の外周直径は75mmに拡大し、 外周部の間隙10は6mmに広がる。 球状体7として、直径は15mmの中空の合成樹脂カラーボールを装填した。
【考案の効果】
本考案に係る握力・指力鍛錬器具は、前記実施例で示すような構造及び用法で あるので、次のような特有の技術的効果がある。 輪体、軸体とも簡単な構造でありながら、相互関連的に寸法を設定すれば、強 弱種々の運動ができる鍛錬具を提供できる。 構造も簡単なので、製造工程が簡略化でき低コストで製造できる。 握力トレーニングはもとより、指力のトレーニングがそれぞれ強弱二段階に分 けて行なうことができるのでトレーニング効果が向上する。 軸体の上面に小突起を形成したので、指先で挟持しても滑りずらくかつ指先を 刺激してマッサージ効果がある。 圧縮コイルバネを合前樹脂皮膜で被覆して消音効果を高めているので、静かに トレーニングすることができる。 圧縮コイルバネを合成樹脂皮膜で被覆し、つる巻きバネとの接触をスムーズに している。 握力鍛錬器具、指力鍛錬器具の組み合わせがコンパクトであるので、使い易く 収納に場所を取らず携帯にも便利である。 外観が遊戯具風であり、かつ輪体内部に小鈴やカラーボール等を投入すること で、握力の強度を判断することができ、また、単調な反復運動に聴覚的・視覚的 変化を付与することにもなるので飽きさせない。 このように、本考案に係る握力・指力鍛錬器具は、コンパクトに構成され握力 トレーニングだけでなく指力トレーニングを二段階に分けて行なうことができる ものであり、きわめて実用価値がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る握力・指力鍛練器具の一実施例
を示す輪体へ軸体を嵌挿した状態を示す正面断面図
【図2】輪体から取り外した軸体を使用している状熊を
示す斜視図
【図3】輪体の一実施例を示す平面図
【符号の説明】
1 輪 体 6 合成樹脂被膜 11
ネームスペース 2 軸 体 7 球状体 3 つる巻きバネ 8 小突起 4 圧縮コイルバネ 9 中心孔空間部 5 軸支端板 10 間隙

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つる巻きバネにより略ドーナツ状の輪体
    を形成し、この輪体の中心孔空間部に、縦方向に圧縮自
    在な弾性を有する軸体を嵌脱自在に取付けたことを特徴
    とする握力・指力鍛錬器具。
  2. 【請求頂2】 つる巻きバネにより外周部側に間隙を設
    けて略ドーナツ状の輪体を形成し、この輪体の中間孔空
    間部に、二枚の端板で圧縮コイルバネを挟着してなる軸
    体を嵌脱自在に取付けた実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の握力・指力鍛錬器具。
  3. 【請求項3】 輪体の内部に球状体を遊動自在に入れ、
    かつ前記輪体の中心孔空間部に、上面に小突起を適宜数
    設けた二枚の端板で合成樹脂皮膜で被覆した圧縮コイル
    バネを挟着してなる軸体を嵌脱自在に取付けた実用新案
    登録請求の範囲第1項および第2項記載の握力・指力鍛
    錬器具。
JP1991104875U 1991-10-21 1991-10-21 握力・指力鍛錬器具 Expired - Lifetime JPH0741480Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI380836B (ja) * 2008-06-05 2013-01-01
JP2014117326A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Masaru Hashimoto 指運動具

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