JPH0696523B2 - 粒状n−アセチル−p−アミノフエノ−ル組成物およびその製造方法 - Google Patents
粒状n−アセチル−p−アミノフエノ−ル組成物およびその製造方法Info
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- JPH0696523B2 JPH0696523B2 JP59114711A JP11471184A JPH0696523B2 JP H0696523 B2 JPH0696523 B2 JP H0696523B2 JP 59114711 A JP59114711 A JP 59114711A JP 11471184 A JP11471184 A JP 11471184A JP H0696523 B2 JPH0696523 B2 JP H0696523B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、一部ゲル化(ゼラチン化)せる澱粉を含むN
−アセチル−p−アミノフエノール組成物、その組成物
の製法およびその組成物から生成する経口投与可能の鎮
痛性錠剤に関するものである。
−アセチル−p−アミノフエノール組成物、その組成物
の製法およびその組成物から生成する経口投与可能の鎮
痛性錠剤に関するものである。
N−アセチル−p−アミノフエノール(以後は「アセタ
ミノフエン」又は単に「APAP」と記す)は一般に、特に
経口用錠剤を作る場合には、非圧縮性である。
ミノフエン」又は単に「APAP」と記す)は一般に、特に
経口用錠剤を作る場合には、非圧縮性である。
従つて当業者には、高い硬度、短かい崩壊時間および短
かい溶解時間をもつ錠剤に直接成形できる、直接錠剤化
可能の自由流動性粒状APAP組成物が実際に必要である。
かい溶解時間をもつ錠剤に直接成形できる、直接錠剤化
可能の自由流動性粒状APAP組成物が実際に必要である。
本発明の実施によつてそのようなAPAP組成物をつくるこ
とができることが判つた。
とができることが判つた。
好都合なことに、本発明の組成物は、錠剤用補助剤を加
えなくても、錠剤オペレーターによつて直接錠剤に成形
される。
えなくても、錠剤オペレーターによつて直接錠剤に成形
される。
以下に記載される本組成物の種々の実施例において高い
硬度と、低い崩壊および/又は溶解時間をもつ錠剤をつ
くるという互いに矛盾した要求に適合し得る。
硬度と、低い崩壊および/又は溶解時間をもつ錠剤をつ
くるという互いに矛盾した要求に適合し得る。
概して言えば、本発明は、高い硬度、短かい崩壊時間お
よび短かい溶解時間をもつ錠剤に直接成形し得る。直接
錠剤化可能の、流動性の大きい粒状薬物組成物を提供
し、その組成物は成分として (A)N−アセチル−p−アミノフエノールと、 (B)ゲル化パーセントが約50%から約75%の、薬物と
して容認される、一部ゲル化せる澱粉であつて、前記の
硬度、崩壊時間、および溶解時間を与えるために有効な
量の澱粉と、 (C)前記錠剤に有効なmold release(離型)性を与え
るために必要最少の量の薬物として容認される潤滑剤
と、 (D)組成物の総重量の約0.5〜約1.5%の量の水とを含
み、これらの成分は前記組成物の粒子全体に、少くと
も、この組成物を上記成分(A),(B)、および
(C)を含む水性スラリーを噴霧乾燥することによつて
得る場合と同じ分布状態で分布する。
よび短かい溶解時間をもつ錠剤に直接成形し得る。直接
錠剤化可能の、流動性の大きい粒状薬物組成物を提供
し、その組成物は成分として (A)N−アセチル−p−アミノフエノールと、 (B)ゲル化パーセントが約50%から約75%の、薬物と
して容認される、一部ゲル化せる澱粉であつて、前記の
硬度、崩壊時間、および溶解時間を与えるために有効な
量の澱粉と、 (C)前記錠剤に有効なmold release(離型)性を与え
るために必要最少の量の薬物として容認される潤滑剤
と、 (D)組成物の総重量の約0.5〜約1.5%の量の水とを含
み、これらの成分は前記組成物の粒子全体に、少くと
も、この組成物を上記成分(A),(B)、および
(C)を含む水性スラリーを噴霧乾燥することによつて
得る場合と同じ分布状態で分布する。
又別の面では、本発明は、高い硬度、短かい崩壊時間お
よび短かい溶解時間をもつ錠剤に直接成形し得る。直接
錠剤化可能の、流動性の大きいN−アセチル−p−アミ
ノフエノール組成物を作る方法であつて、前記方法が (a)(A)N−アセチル−p−アミノフエノールと (B)ゲル化パーセントが約50〜約75%である薬
物として容認される部分的ゲル化澱粉であつて、前記硬
度、崩壊時間および溶解時間を与えることのできる量の
澱粉と、 (C)少くとも有効な離型性を前記錠剤に与える
のに十分な量の、薬物的に容認される潤滑剤とから成る
成分を、水性媒質中にほぼ均質に分散させて含むスラリ
ーを形成すること、 (b)噴霧乾燥した粒子が、組成物全体の約0.5〜約1.5
%量の水分とを含むような噴霧乾燥条件下で、前記スラ
リーを噴霧乾燥すること、 とから成り、前記成分が前記組成物の粒子全体に、前記
潤滑剤の少くとも一部が前記粒子内部に分散し、潤滑剤
の少くとも一部が前記粒子外側表面に分散するように分
布する。
よび短かい溶解時間をもつ錠剤に直接成形し得る。直接
錠剤化可能の、流動性の大きいN−アセチル−p−アミ
ノフエノール組成物を作る方法であつて、前記方法が (a)(A)N−アセチル−p−アミノフエノールと (B)ゲル化パーセントが約50〜約75%である薬
物として容認される部分的ゲル化澱粉であつて、前記硬
度、崩壊時間および溶解時間を与えることのできる量の
澱粉と、 (C)少くとも有効な離型性を前記錠剤に与える
のに十分な量の、薬物的に容認される潤滑剤とから成る
成分を、水性媒質中にほぼ均質に分散させて含むスラリ
ーを形成すること、 (b)噴霧乾燥した粒子が、組成物全体の約0.5〜約1.5
%量の水分とを含むような噴霧乾燥条件下で、前記スラ
リーを噴霧乾燥すること、 とから成り、前記成分が前記組成物の粒子全体に、前記
潤滑剤の少くとも一部が前記粒子内部に分散し、潤滑剤
の少くとも一部が前記粒子外側表面に分散するように分
布する。
本発明のN−アセチル−p−アミノフエノール成分は微
細に輪かくづけられた形で提供されるのが好ましい。即
ちAPAPは小さい粒子サイズであることが好ましい。例え
ば、APAP粒子の50重量%以上が200メツシユ(米国標準
篩)より大きい場合は、その組成の粒子の球形構造は不
都合な影響を受ける。本発明に用いるためにはAPAP粒子
全部が200メツシユ篩を通過することが好ましく、75%
が325メツシユ篩を通過するのが一層好ましく、全部が3
25メツシユ篩を通過するのが最も好ましい。
細に輪かくづけられた形で提供されるのが好ましい。即
ちAPAPは小さい粒子サイズであることが好ましい。例え
ば、APAP粒子の50重量%以上が200メツシユ(米国標準
篩)より大きい場合は、その組成の粒子の球形構造は不
都合な影響を受ける。本発明に用いるためにはAPAP粒子
全部が200メツシユ篩を通過することが好ましく、75%
が325メツシユ篩を通過するのが一層好ましく、全部が3
25メツシユ篩を通過するのが最も好ましい。
直接錠剤化可能組成物の部分的ゲル化澱粉成分は、ゲル
化パーセントが約50〜約75%である。ここに用いた用語
“ゲル化パーセント”は、部分的ゲル化澱粉の完全にゲ
ル化した澱粉に比較してのゲル化程度をあらわす尺度で
あり、ナシヨナル・スターチ・カンパニー(National S
tarch Company)製の澱粉1551(完全ゲル化澱粉)と、
完全非ゲル化コーンスターチとの二成分混合物におい
て、波長340nmにおける混合物の分光光度的吸収が、与
えられたゲル化パーセント値(%)をもつように特徴づ
けられた部分的ゲル化澱粉がその同じ波長で示す分光光
度的吸収値と同じであるために必要な澱粉1551のパーセ
ントを意味し、この際(1)両混合物および部分的ゲル
化澱粉(PGS)の吸光値が、以下に記載するシエツテイ
−法変法(modified Shetty procedure)によつて製せ
られたサンプルで測定されること、(2)前記PGSから
つくられたサンプル中の水分パーセントが前記混合物か
らつくられたサンプル中の水分パーセントと少くともほ
ぼ等しい、という二条件を満足していなければならな
い。
化パーセントが約50〜約75%である。ここに用いた用語
“ゲル化パーセント”は、部分的ゲル化澱粉の完全にゲ
ル化した澱粉に比較してのゲル化程度をあらわす尺度で
あり、ナシヨナル・スターチ・カンパニー(National S
tarch Company)製の澱粉1551(完全ゲル化澱粉)と、
完全非ゲル化コーンスターチとの二成分混合物におい
て、波長340nmにおける混合物の分光光度的吸収が、与
えられたゲル化パーセント値(%)をもつように特徴づ
けられた部分的ゲル化澱粉がその同じ波長で示す分光光
度的吸収値と同じであるために必要な澱粉1551のパーセ
ントを意味し、この際(1)両混合物および部分的ゲル
化澱粉(PGS)の吸光値が、以下に記載するシエツテイ
−法変法(modified Shetty procedure)によつて製せ
られたサンプルで測定されること、(2)前記PGSから
つくられたサンプル中の水分パーセントが前記混合物か
らつくられたサンプル中の水分パーセントと少くともほ
ぼ等しい、という二条件を満足していなければならな
い。
上に述べたシエツテイ法変法は、ここにも参照文献とし
て引用したシエツテイー著“澱粉ゲル化度の測定”、セ
リールケミストリー(Cereal Chemistry)51NO.3,p.364
-375(1974)に開示されている澱粉ゲル化度測定法の変
法である。簡単に言うと、上記のシエツテイー等の論文
に記された方法は、澱粉をダイアチーム(DIAZYME )
グリコアミラーゼ〔マイルス研究所(Miles Laboratori
es)〕で選択的に消化してD−グルコースを放出するこ
とと、消化した澱粉をワークアツプすることと、消化し
てワークアツプした澱粉をウオルシントン試薬(Worthi
ngton Reagent)で処理して処理澱粉に分光光度的吸光
度を与えることと、生成したサンプルをスペクトロフオ
トメトリーにかけることとを含む。シエツテイー法変法
では次の変形が行われる。
て引用したシエツテイー著“澱粉ゲル化度の測定”、セ
リールケミストリー(Cereal Chemistry)51NO.3,p.364
-375(1974)に開示されている澱粉ゲル化度測定法の変
法である。簡単に言うと、上記のシエツテイー等の論文
に記された方法は、澱粉をダイアチーム(DIAZYME )
グリコアミラーゼ〔マイルス研究所(Miles Laboratori
es)〕で選択的に消化してD−グルコースを放出するこ
とと、消化した澱粉をワークアツプすることと、消化し
てワークアツプした澱粉をウオルシントン試薬(Worthi
ngton Reagent)で処理して処理澱粉に分光光度的吸光
度を与えることと、生成したサンプルをスペクトロフオ
トメトリーにかけることとを含む。シエツテイー法変法
では次の変形が行われる。
(1)先づ最初に、澱粉の3部分を100mlメタノールで
洗い、5−ミクロンのミリポールフイルター(Millipor
e filter)を通過させる。洗つた澱粉部分を50℃で約16
時間乾かし、秤量し、アツセーを行う。
洗い、5−ミクロンのミリポールフイルター(Millipor
e filter)を通過させる。洗つた澱粉部分を50℃で約16
時間乾かし、秤量し、アツセーを行う。
(2)グリコアミラーゼ−澱粉消化は、50℃で30分間イ
ンキユベーシヨンして行う。
ンキユベーシヨンして行う。
(3)処理した3部分の澱粉それぞれについて波長340n
mで吸光度を測定し、3測定値の算術平均を前記の「吸
光値」とする。
mで吸光度を測定し、3測定値の算術平均を前記の「吸
光値」とする。
概略ゲル化パーセント値は、次の澱粉スタンダードにつ
いてつくられた相関グラフを用いて便利に決定すること
ができる:完全非ゼラチン化コーンスターチ(0%のゲ
ル化澱粉を含む)、完全ゲル化澱粉(澱粉−1551−ナシ
ヨナル)、既知量の完全ゲル化澱粉を種々異なる量含む
二成分混合物の一組。例えばそのような澱粉を個々に、
そして澱粉1551の20%,40%,60%および80%を含む二成
分混合物を含む一組のスタンダードについて、シエツテ
イー法変法によつて吸光度を測定した。結果をカルテシ
アン座標にプロツトすると、完全ゲル化澱粉の量(%)
と、相応する吸光度との間にはほぼ直線状の関係があら
われる。3回のデータ作成行程を行い、相関係数は3行
程それぞれで0.9926,0.9974,0.9952であることがわかつ
た。最終的相関グラフは、6種類のゲル化澱粉量(0,2
0,40,60,80,100%)の各々について見出された3回の平
均吸光度をプロツトしたものである。そのようなスタン
ダード各々からつくられた分光光度測定用サンプルは約
3〜約5%の範囲の水分を含有する。スターチ1500〔カ
ラコン社(Colorcon,Inc)〕から成る、分光光度測定用
サンプルでテストをしたところ、水分含有量は3〜5%
の範囲内であり、この中で一層好ましい部分的ゲル化澱
粉のゲル化パーセントは57.7%と見積もられた。これ
は、スターチ1500からつくつたサンプルで見出された平
均吸光度の最終的相関グラフ上の完全ゲル化澱粉の%値
である。
いてつくられた相関グラフを用いて便利に決定すること
ができる:完全非ゼラチン化コーンスターチ(0%のゲ
ル化澱粉を含む)、完全ゲル化澱粉(澱粉−1551−ナシ
ヨナル)、既知量の完全ゲル化澱粉を種々異なる量含む
二成分混合物の一組。例えばそのような澱粉を個々に、
そして澱粉1551の20%,40%,60%および80%を含む二成
分混合物を含む一組のスタンダードについて、シエツテ
イー法変法によつて吸光度を測定した。結果をカルテシ
アン座標にプロツトすると、完全ゲル化澱粉の量(%)
と、相応する吸光度との間にはほぼ直線状の関係があら
われる。3回のデータ作成行程を行い、相関係数は3行
程それぞれで0.9926,0.9974,0.9952であることがわかつ
た。最終的相関グラフは、6種類のゲル化澱粉量(0,2
0,40,60,80,100%)の各々について見出された3回の平
均吸光度をプロツトしたものである。そのようなスタン
ダード各々からつくられた分光光度測定用サンプルは約
3〜約5%の範囲の水分を含有する。スターチ1500〔カ
ラコン社(Colorcon,Inc)〕から成る、分光光度測定用
サンプルでテストをしたところ、水分含有量は3〜5%
の範囲内であり、この中で一層好ましい部分的ゲル化澱
粉のゲル化パーセントは57.7%と見積もられた。これ
は、スターチ1500からつくつたサンプルで見出された平
均吸光度の最終的相関グラフ上の完全ゲル化澱粉の%値
である。
部分的ゲル化澱粉(以後は「PGS」と記す)は良い結合
性および崩壊性並びにこれらの良いバランスを組成物に
与えるのに役立ち、その組成物は高い硬度、短かい崩壊
時間および短かい溶解時間をもつ錠剤に直接成型され
る。
性および崩壊性並びにこれらの良いバランスを組成物に
与えるのに役立ち、その組成物は高い硬度、短かい崩壊
時間および短かい溶解時間をもつ錠剤に直接成型され
る。
用語「直接錠剤化」およびここで用いられるそのような
意味の言葉は、組成物に補助剤を付加することなく既知
の錠剤機および錠剤化工程を用いてその組成物を錠剤に
成型し得ることを意味する。ゲル化パーセントが約50%
以下(例えば45%又はそれ以下)のPGSを入れると、容
認できない低い圧縮性をもつ錠剤が生成するのが普通で
ある(例えば錠剤の硬さが容認できない程低くなる)。
ゲル化パーセントが75%以上(例えば80%又はそれ以
上)のPGSを用いると錠剤崩壊時間は許容できない程長
くなり、且つ/又は溶解時間は許容できない程長くな
る。より低い硬度、より長い崩壊時間およびより長い溶
解時間とは、PGSのゲル化パーセントが上記範囲内であ
るということを除いて、その他では同一の組成物につい
て同一条件下で得られるそれぞれの錠剤硬度、崩壊度、
および溶解度に相対的なものである。
意味の言葉は、組成物に補助剤を付加することなく既知
の錠剤機および錠剤化工程を用いてその組成物を錠剤に
成型し得ることを意味する。ゲル化パーセントが約50%
以下(例えば45%又はそれ以下)のPGSを入れると、容
認できない低い圧縮性をもつ錠剤が生成するのが普通で
ある(例えば錠剤の硬さが容認できない程低くなる)。
ゲル化パーセントが75%以上(例えば80%又はそれ以
上)のPGSを用いると錠剤崩壊時間は許容できない程長
くなり、且つ/又は溶解時間は許容できない程長くな
る。より低い硬度、より長い崩壊時間およびより長い溶
解時間とは、PGSのゲル化パーセントが上記範囲内であ
るということを除いて、その他では同一の組成物につい
て同一条件下で得られるそれぞれの錠剤硬度、崩壊度、
および溶解度に相対的なものである。
含まれるPGSの量は、組成物に、高硬度(例えば約3.63t
又はそれ以上)、短かい崩壊時間(例えば約10分又はそ
れ以下)および短かい溶解時間(例えば約20分又はそれ
以下でAPAPの80%以上が溶解する)をもつ錠剤に成型し
得る性質を与えるのに有効な量である。
又はそれ以上)、短かい崩壊時間(例えば約10分又はそ
れ以下)および短かい溶解時間(例えば約20分又はそれ
以下でAPAPの80%以上が溶解する)をもつ錠剤に成型し
得る性質を与えるのに有効な量である。
ここに用いた「t」は、医薬用錠剤の硬度をシユロイニ
ゲル(Schleuniger)錠剤硬度測定器で測定する時、そ
の錠剤の硬度又は破砕強さをあらわすための周知の力単
位、トンを意味する。
ゲル(Schleuniger)錠剤硬度測定器で測定する時、そ
の錠剤の硬度又は破砕強さをあらわすための周知の力単
位、トンを意味する。
一般に、PGSのそのような有効量は、組成物100部分につ
き、約5又はそれ以下から約15又はそれ以上までの部分
である。
き、約5又はそれ以下から約15又はそれ以上までの部分
である。
好都合なことに、且つ思いがけなく、本発明の組成物に
よつて形成される錠剤は、特に比較的高い硬度範囲、例
えば約3.63tから約6.80tまで、又若干例では約9.07tま
での範囲では、錠剤の硬度が変化しても錠剤の崩壊度が
ほとんど又は全く変化しないことが一般的である。崩壊
時間のこの実質的独立性は非常に好都合である。という
のは、錠剤処方者が、錠剤成型装置に固有の条件又はそ
の運転者の人的エラーに主として起因する錠剤間の硬度
のバラツキをほとんど懸念することなく、要求される崩
壊時間をもつ錠剤をコマーシヤルベースで大量に生産す
ることができるからである。
よつて形成される錠剤は、特に比較的高い硬度範囲、例
えば約3.63tから約6.80tまで、又若干例では約9.07tま
での範囲では、錠剤の硬度が変化しても錠剤の崩壊度が
ほとんど又は全く変化しないことが一般的である。崩壊
時間のこの実質的独立性は非常に好都合である。という
のは、錠剤処方者が、錠剤成型装置に固有の条件又はそ
の運転者の人的エラーに主として起因する錠剤間の硬度
のバラツキをほとんど懸念することなく、要求される崩
壊時間をもつ錠剤をコマーシヤルベースで大量に生産す
ることができるからである。
この組成物に用いるのに適した部分的ゲル化澱粉は、適
当な澱粉−ゲル化法を用い、所望のゲル化パーセントに
達した時にそれを停止するというやり方でつくることが
できる。適当なPGSがカラコン社(West Point,Pa)か
ら、スターチ1500として市販もされている。
当な澱粉−ゲル化法を用い、所望のゲル化パーセントに
達した時にそれを停止するというやり方でつくることが
できる。適当なPGSがカラコン社(West Point,Pa)か
ら、スターチ1500として市販もされている。
潤滑剤成分は、医薬用に容認できる潤滑剤が用いられ、
それは例えば親水性であつても疎水性であつてもよい。
この成分の量は、少くとも、本組成物から形成した錠剤
に離型性を与えるのに十分な潤滑量であり、そのような
錠剤の崩壊時間および溶解時間を増加させるには不十分
な量であることが好ましく、又同じ潤滑剤をより少量含
む本発明による組成物から形成した錠剤で得られる硬度
を低下させるには不十分な量であることが好ましい。
それは例えば親水性であつても疎水性であつてもよい。
この成分の量は、少くとも、本組成物から形成した錠剤
に離型性を与えるのに十分な潤滑量であり、そのような
錠剤の崩壊時間および溶解時間を増加させるには不十分
な量であることが好ましく、又同じ潤滑剤をより少量含
む本発明による組成物から形成した錠剤で得られる硬度
を低下させるには不十分な量であることが好ましい。
潤滑成分として使用するのに適した潤滑剤には、例えば
ステアリン酸;金属ステアレート(例えばステアリン酸
−ナトリウム,カルシウム,マグネシウム,亜鉛等);
ラウリル硫酸ナトリウム;ポリエチレングリコール;水
素添加植物油;タルク;この種の原料の適合性のある2
種類以上の混合物がある。ステアリン酸がより一層好ま
しい。
ステアリン酸;金属ステアレート(例えばステアリン酸
−ナトリウム,カルシウム,マグネシウム,亜鉛等);
ラウリル硫酸ナトリウム;ポリエチレングリコール;水
素添加植物油;タルク;この種の原料の適合性のある2
種類以上の混合物がある。ステアリン酸がより一層好ま
しい。
一般にステアリン酸又はその他の潤滑成分は組成物の総
量を基にして約0.10〜約0.4%存在することができ、約
0.15〜約0.25%であることがより好ましい。ステアリン
酸を含む組成物から成型される錠剤の硬度を減少させな
いためには、ステアリン酸量は約0.25%以上にならない
ことが重要である。
量を基にして約0.10〜約0.4%存在することができ、約
0.15〜約0.25%であることがより好ましい。ステアリン
酸を含む組成物から成型される錠剤の硬度を減少させな
いためには、ステアリン酸量は約0.25%以上にならない
ことが重要である。
組成物は、直接錠剤化に役立つ有効量の水分をも含む。
そのような有効量は、一般には組成物の総重量を基にし
て約0.5〜約1.5%であり、より一層好ましいのは約1.0
%である。
そのような有効量は、一般には組成物の総重量を基にし
て約0.5〜約1.5%であり、より一層好ましいのは約1.0
%である。
随意に、組成物は更に、本組成物から形成される錠剤に
付与される硬度を増加させるのに有効な量の、医薬用と
して容認される圧縮促進結合剤を、付加的結合剤として
含むことができる。
付与される硬度を増加させるのに有効な量の、医薬用と
して容認される圧縮促進結合剤を、付加的結合剤として
含むことができる。
任意に含まれるが、含まれた方が好ましい付加的結合剤
として適した原料には、例えば澱粉ペースト(完全ゲル
化澱粉);プレゲル化澱粉(完全ゲル化澱粉);ポリビ
ニールピロリドン;ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ズ;ヒドロキシプロピルセルローズ;ゼラチン;天然ゴ
ム(例:アラビアゴム、トラガカントゴム、等);スク
ロース;マンニトール;エチルセルロース;工業で一般
に用いられる合成ポリマー結合剤;適合性のある2種類
以上のこの種原料の混合物がある。ポリビニールピロリ
ドン(PVP)が一層好ましい(GAF社のPVV,プラスドン
(PLASDONE )が好ましい)。
として適した原料には、例えば澱粉ペースト(完全ゲル
化澱粉);プレゲル化澱粉(完全ゲル化澱粉);ポリビ
ニールピロリドン;ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ズ;ヒドロキシプロピルセルローズ;ゼラチン;天然ゴ
ム(例:アラビアゴム、トラガカントゴム、等);スク
ロース;マンニトール;エチルセルロース;工業で一般
に用いられる合成ポリマー結合剤;適合性のある2種類
以上のこの種原料の混合物がある。ポリビニールピロリ
ドン(PVP)が一層好ましい(GAF社のPVV,プラスドン
(PLASDONE )が好ましい)。
一般に、任意結合剤のそのような有効量は約0.5又はそ
れ以下から約1.4又はそれ以上までの部分であり、1.4部
分以上にならないのが好ましく、約1.2部分であること
がより一層好ましい(いづれも組成物100部分につ
き)。
れ以下から約1.4又はそれ以上までの部分であり、1.4部
分以上にならないのが好ましく、約1.2部分であること
がより一層好ましい(いづれも組成物100部分につ
き)。
任意又は補助的の結合剤は、PGS成分100部分につき25部
分以上は含まれないのが好ましく、完全ゲル化澱粉(プ
レゲル化又はその他の)が任意結合剤として用いられる
場合は特にそうである。
分以上は含まれないのが好ましく、完全ゲル化澱粉(プ
レゲル化又はその他の)が任意結合剤として用いられる
場合は特にそうである。
その他のオプシヨンとして、組成物は、付加的崩壊剤と
して、本組成物から成型される錠剤の崩壊時間を減少す
る有効量の、医薬用に容認される崩壊促進物質を更に含
んでもよい。
して、本組成物から成型される錠剤の崩壊時間を減少す
る有効量の、医薬用に容認される崩壊促進物質を更に含
んでもよい。
任意に含まれ、含んだ方が好ましい付加的崩壊剤として
の使用に適した原料には、例えば澱粉(例、コーンスタ
ーチ、その他の非ゲル化澱粉)、カルボキシメチル澱粉
ナトリウム塩(グリコール酸澱粉ナトリウム塩);微晶
性セルロース;架橋セルロース;架橋ポリビニールピロ
リドン;大豆蛋白;アルギン酸および、適合性のある2
種類以上のこの種原料の混合物がある。当業者が“架橋
ポビドン”と呼ぶことがある架橋ポリビニールピロリド
ン(以後はXL-PVPと記す)がより好ましい(GAF社製の
架橋N−ビニール−2−ピロリドン、“POLYPLASDONE X
LTM”が好ましい)。
の使用に適した原料には、例えば澱粉(例、コーンスタ
ーチ、その他の非ゲル化澱粉)、カルボキシメチル澱粉
ナトリウム塩(グリコール酸澱粉ナトリウム塩);微晶
性セルロース;架橋セルロース;架橋ポリビニールピロ
リドン;大豆蛋白;アルギン酸および、適合性のある2
種類以上のこの種原料の混合物がある。当業者が“架橋
ポビドン”と呼ぶことがある架橋ポリビニールピロリド
ン(以後はXL-PVPと記す)がより好ましい(GAF社製の
架橋N−ビニール−2−ピロリドン、“POLYPLASDONE X
LTM”が好ましい)。
一般に任意又は補助的崩壊剤の有効量は、組成物100部
分につき、約1又はそれ以下から約5又はそれ以上まで
の部分、より好ましいのは約2.2部分である。
分につき、約1又はそれ以下から約5又はそれ以上まで
の部分、より好ましいのは約2.2部分である。
多数の応用において、APAP組成物が、直接錠剤化されて
少くとも5.44tの硬度をもつ錠剤を生成できることが所
望される(より一層好ましいのは6.35tの硬度である。
そして5.44tの硬度をもつ錠剤に成型された時、そのよ
うな錠剤の崩壊時間は5分以内でなければならない)。
少くとも5.44tの硬度をもつ錠剤を生成できることが所
望される(より一層好ましいのは6.35tの硬度である。
そして5.44tの硬度をもつ錠剤に成型された時、そのよ
うな錠剤の崩壊時間は5分以内でなければならない)。
一般に、少くとも5.44tの硬度をもつ錠剤に直接打錠す
ることのできる非常に高い硬度/非常に短かい崩壊時間
−組成物が本発明を実施する組成物によつて提供され、
その中に補助的結合剤および補助的崩壊剤が含まれ、こ
れら任意の補助剤の量は、組成物100部分につき、それ
ぞれ約0.5〜約1.4部分および約1〜5部分である。
ることのできる非常に高い硬度/非常に短かい崩壊時間
−組成物が本発明を実施する組成物によつて提供され、
その中に補助的結合剤および補助的崩壊剤が含まれ、こ
れら任意の補助剤の量は、組成物100部分につき、それ
ぞれ約0.5〜約1.4部分および約1〜5部分である。
好ましい実施例において、このような非常に高い硬度お
よび非常に低い崩壊時間をもつ組成物は、次の成分を記
載量だけ含む(組成物の総重量を基にして約0.5〜約1.5
%の量の水分も含む):成分 概略量 APA(アセタミノフエン) 93−83 部分的ゲル化澱粉 5−10 ステアリン酸 0.1−0.4 ポリビニールピロリドン 0.5−1.4 架橋ポビドン 1−5 ここに記載した量は、組成物100部分中の部分(乾燥ベ
ースで)である。
よび非常に低い崩壊時間をもつ組成物は、次の成分を記
載量だけ含む(組成物の総重量を基にして約0.5〜約1.5
%の量の水分も含む):成分 概略量 APA(アセタミノフエン) 93−83 部分的ゲル化澱粉 5−10 ステアリン酸 0.1−0.4 ポリビニールピロリドン 0.5−1.4 架橋ポビドン 1−5 ここに記載した量は、組成物100部分中の部分(乾燥ベ
ースで)である。
本特許出願の作成時に予測された、本発明の最も良い実
施例組成物は次の通りである。ここで記される量は、組
成物の100部分(乾燥ベース)あたりの部分であらわし
てある:成分 概略量 APAP(アセタミノフエン) 90 部分的ゲル化澱粉 6.45 ステアリン酸 0.15 ポリビニールピロリドン 1.2 架橋ポビドン 2.2 最後に挙げる実施例は、所望通りに、組成物の総重量
(乾燥ベース)を基にして約0.5〜約1.5%の量の水を含
み、より一層好ましいのは約1%である。最後に挙げた
実施例のこのような組成物は、繰返し述べることになる
が、5.44t以上〔しばしば6.35t以上〕の硬度をもち、5.
44tの硬度で5分以下(しばしば4分以下)の崩壊時間
をもつ錠剤に成型され得るのが普通である。
施例組成物は次の通りである。ここで記される量は、組
成物の100部分(乾燥ベース)あたりの部分であらわし
てある:成分 概略量 APAP(アセタミノフエン) 90 部分的ゲル化澱粉 6.45 ステアリン酸 0.15 ポリビニールピロリドン 1.2 架橋ポビドン 2.2 最後に挙げる実施例は、所望通りに、組成物の総重量
(乾燥ベース)を基にして約0.5〜約1.5%の量の水を含
み、より一層好ましいのは約1%である。最後に挙げた
実施例のこのような組成物は、繰返し述べることになる
が、5.44t以上〔しばしば6.35t以上〕の硬度をもち、5.
44tの硬度で5分以下(しばしば4分以下)の崩壊時間
をもつ錠剤に成型され得るのが普通である。
使用にあたり、本発明の組成物をその他の活性又は不活
性の成分と都合良く合一することができ、その合一の時
期は、諸成分を混ぜ合わせて組成物をつくる前でも、組
成物が形成された後(この場合はその組成物を前記の活
性又は不活性成分と乾燥混合する)でもよい、そしてそ
の後に直接圧縮して、種々の最終応用目的のために最も
適した硬度並びに崩壊度値をもつ錠剤に成型する。
性の成分と都合良く合一することができ、その合一の時
期は、諸成分を混ぜ合わせて組成物をつくる前でも、組
成物が形成された後(この場合はその組成物を前記の活
性又は不活性成分と乾燥混合する)でもよい、そしてそ
の後に直接圧縮して、種々の最終応用目的のために最も
適した硬度並びに崩壊度値をもつ錠剤に成型する。
本発明の組成物は、前述の、即ち噴霧乾燥段階を含む方
法によつて作るのが好ましい。
法によつて作るのが好ましい。
スラリー製造段階は、部分的ゲル化澱粉成分のほぼ完全
な水和が達せられるような方法で行われるのが好まし
い。そしてPGSのゲル化パーセントが増加しないよう
に、少くとも、所望の最高ゲル化パーセントである約75
%を超えないように低せん断作用(low shear mixing a
ction)を用いるのが一層好ましい。ステアリン酸がス
ラリー中で徹底的に混合されること、即ち用いる水性媒
質(例;水)全体にほとんど一様に分散することが一層
好ましい。
な水和が達せられるような方法で行われるのが好まし
い。そしてPGSのゲル化パーセントが増加しないよう
に、少くとも、所望の最高ゲル化パーセントである約75
%を超えないように低せん断作用(low shear mixing a
ction)を用いるのが一層好ましい。ステアリン酸がス
ラリー中で徹底的に混合されること、即ち用いる水性媒
質(例;水)全体にほとんど一様に分散することが一層
好ましい。
本発明の方法の好ましい実施例においては、次の操作が
続く。
続く。
スラリーの作成 (A)適当な混合機に部分的ゲル化澱粉および等量のア
セタミノフエンを加える。その後ステアリン酸と架橋ポ
ビドンとの混合物を振とうしながら加え、均質な混合物
を得る。
セタミノフエンを加える。その後ステアリン酸と架橋ポ
ビドンとの混合物を振とうしながら加え、均質な混合物
を得る。
(B)ポリビニールピロリドンを水に溶解し、その後、
生成したPVP溶液に、段階Aでできた混合物を振とう又
は混合しながら加える。
生成したPVP溶液に、段階Aでできた混合物を振とう又
は混合しながら加える。
(C)段階Bでできた混合物に、混合を続けながらアセ
タミノフエンの残りを加える。
タミノフエンの残りを加える。
(D)生成したスラリーがなめらかになるまで振とうを
続けるのが好ましい。
続けるのが好ましい。
噴霧乾燥条件は、種々の要因−例えば供給するスラリー
の濃度、噴霧乾燥機の型、所望の乾燥速度、相対湿度お
よび当業者には容易にわかるその他の要因−に依存す
る。
の濃度、噴霧乾燥機の型、所望の乾燥速度、相対湿度お
よび当業者には容易にわかるその他の要因−に依存す
る。
1時間に約10Kgのスラリー供給速度で作動する対向流式
噴霧乾燥機を例にとつて、好ましい噴霧乾燥条件と、記
載の各条件又はパラメーター毎に有効な条件範囲とを、
以下の表に示す。
噴霧乾燥機を例にとつて、好ましい噴霧乾燥条件と、記
載の各条件又はパラメーター毎に有効な条件範囲とを、
以下の表に示す。
噴霧乾燥の条件 本発明の実際を、次の特殊だが非限定的な実施例によつ
て説明する。実施例中および、以下の請求も含む本開示
中に用いたすべての量(部分,%等を含む)は、特記し
ない限り重量である。
て説明する。実施例中および、以下の請求も含む本開示
中に用いたすべての量(部分,%等を含む)は、特記し
ない限り重量である。
特記しない限り、次の各実施例中の組成物は上述の好ま
しい方法を用いて製造した。この方法は、各スラリーを
生成する段階と、生成したスラリーを上に示した好まし
い条件又は少くともこのような実質的に好ましい条件を
用いて噴霧乾燥する段階とから成る。又各実施例におい
ては、特記しない限り、噴霧乾燥は、製造者の使用書に
従い、ニロ−アトマイザー社(Niro Atomizer Compan
y)製の向流噴霧乾燥機(NO.6903型)で向流噴霧乾燥す
ることにより実施された。
しい方法を用いて製造した。この方法は、各スラリーを
生成する段階と、生成したスラリーを上に示した好まし
い条件又は少くともこのような実質的に好ましい条件を
用いて噴霧乾燥する段階とから成る。又各実施例におい
ては、特記しない限り、噴霧乾燥は、製造者の使用書に
従い、ニロ−アトマイザー社(Niro Atomizer Compan
y)製の向流噴霧乾燥機(NO.6903型)で向流噴霧乾燥す
ることにより実施された。
使用したPGSは、推定ゲル化パーセント57.7%のスター
チ1500(カラコン社)である。
チ1500(カラコン社)である。
すべての錠剤は、製造者の使用書に従い、Manesty B3B1
6-ステーシヨンロータリー錠剤機(トーマス・エンジニ
アリング社−Thomas Engineering Company−から市販さ
れる)で成型した。その錠剤機に、円柱状錠剤を作るよ
うに設計した錠剤型を装着した。その円柱状錠剤は角が
斜角になり向かい合つた二平面をもち、全体的直径は13
/32インチ(1.03cm)である。名目重量が約360mgの錠剤
ができるように錠剤機を運転した。
6-ステーシヨンロータリー錠剤機(トーマス・エンジニ
アリング社−Thomas Engineering Company−から市販さ
れる)で成型した。その錠剤機に、円柱状錠剤を作るよ
うに設計した錠剤型を装着した。その円柱状錠剤は角が
斜角になり向かい合つた二平面をもち、全体的直径は13
/32インチ(1.03cm)である。名目重量が約360mgの錠剤
ができるように錠剤機を運転した。
本文中に用いた次の用語の意味を記す: (A)「崩壊時間」は、円盤を用いないことを除けば、
米国薬局方(以後「USP」と記す)に非コーテイング錠
剤に関して詳述される崩壊時間試験法と同じ方法を用い
て測定した時間を意味する; (B)「溶解時間」はUSP XXにAPAP錠剤について詳述さ
れた溶解時間−試験法を用いて測定した時間を意味す
る; (C)「硬度」はシユロイニゲル硬度測定器を用いて測
定した硬度である; (D)「最大硬度」は、錠剤が実質的にラミネーシヨン
のない場合の最大硬度を意味する; (E)「脆さ(friability)」はロツヒ−フライアビユ
レーター(Roche Friabulator)を用いて、20錠剤、100
回転で測定した場合の脆さを意味する。
米国薬局方(以後「USP」と記す)に非コーテイング錠
剤に関して詳述される崩壊時間試験法と同じ方法を用い
て測定した時間を意味する; (B)「溶解時間」はUSP XXにAPAP錠剤について詳述さ
れた溶解時間−試験法を用いて測定した時間を意味す
る; (C)「硬度」はシユロイニゲル硬度測定器を用いて測
定した硬度である; (D)「最大硬度」は、錠剤が実質的にラミネーシヨン
のない場合の最大硬度を意味する; (E)「脆さ(friability)」はロツヒ−フライアビユ
レーター(Roche Friabulator)を用いて、20錠剤、100
回転で測定した場合の脆さを意味する。
実施例では、特記しない限りすべての錠剤硬度値は10錠
の平均値であり、すべての錠剤重量は、20錠を一緒に秤
量し、それを20で割つた値である。特記しない限り、錠
剤崩壊時間は約5.44t硬度の錠剤について測定した。
の平均値であり、すべての錠剤重量は、20錠を一緒に秤
量し、それを20で割つた値である。特記しない限り、錠
剤崩壊時間は約5.44t硬度の錠剤について測定した。
本発明を実施するための最善の態様を、例えば好ましい
材料と、好ましい量範囲および量の値を含むがこれに限
定されるものではない操作条件と、本特許出願実行時に
考えられる最善の方法で成功裡に発明を実施するための
その他の明白でない変動的材料とを示すという方法で、
以上の詳細な説明中に詳述した。
材料と、好ましい量範囲および量の値を含むがこれに限
定されるものではない操作条件と、本特許出願実行時に
考えられる最善の方法で成功裡に発明を実施するための
その他の明白でない変動的材料とを示すという方法で、
以上の詳細な説明中に詳述した。
以上の詳細な説明は、単に例記のためのものであつて、
本発明の精神又は範囲を逸脱することなく多くの変形が
行われ得ることは当然である。
本発明の精神又は範囲を逸脱することなく多くの変形が
行われ得ることは当然である。
実施例1−3 本発明の組成物を上に引用した製造法に従つて製造し
た。以下の表に、用いた成分とその量、並びに錠剤の測
定値(即ち錠剤の硬度、崩壊時間および溶解時間)を示
す。
た。以下の表に、用いた成分とその量、並びに錠剤の測
定値(即ち錠剤の硬度、崩壊時間および溶解時間)を示
す。
錠剤の結果 これらの実施例に示すように、実施例1は補助的結合剤
も補助的崩壊剤も含まない;実施例2は補助的結合剤は
含み、補助的崩壊剤は含まない。実施例2に示した崩壊
時間は硬度5.90tの錠剤について測定したものである。
も補助的崩壊剤も含まない;実施例2は補助的結合剤は
含み、補助的崩壊剤は含まない。実施例2に示した崩壊
時間は硬度5.90tの錠剤について測定したものである。
実施例4−8 本発明のその他の組成物を上に引用した実施例製造法に
よつて製造した。以下の表に用いた成分、その量並びに
錠剤の測定結果(即ち錠剤の硬度、崩壊時間)を示す。
よつて製造した。以下の表に用いた成分、その量並びに
錠剤の測定結果(即ち錠剤の硬度、崩壊時間)を示す。
錠剤の結果 実施例9−12 実施例9−12は、最大硬度と、錠剤組成物中のステアリ
ン酸量増加(これに相当するPGS量を減らす)との意外
な関係を示す。
ン酸量増加(これに相当するPGS量を減らす)との意外
な関係を示す。
本発明の組成物を上に引用した実施例製造法によつて製
造した。以下の表に、用いた成分とその量並びに最大錠
剤硬度を示す。
造した。以下の表に、用いた成分とその量並びに最大錠
剤硬度を示す。
錠剤の結果 最大硬度(t) 8.80 8.39 6.49 6.58 実施例13 実施例13は、前記実施例9−12の組成の各々の圧縮程度
を変えることによつて錠剤の硬度を変えた場合、錠剤崩
壊時間の変化が好都合なことに予想外に小さいことを示
す。
を変えることによつて錠剤の硬度を変えた場合、錠剤崩
壊時間の変化が好都合なことに予想外に小さいことを示
す。
錠剤の結果を次の実施例13の表に示す。ここで各組成物
毎の“群”の文字は、各群の硬度値によつて表現した、
異なる圧縮程度をあらわしている。
毎の“群”の文字は、各群の硬度値によつて表現した、
異なる圧縮程度をあらわしている。
別の実施例において、前述のように製造したスラリーの
並行(co-current)噴霧乾燥によつて本発明の組成物を
つくることができる。
並行(co-current)噴霧乾燥によつて本発明の組成物を
つくることができる。
以下の表に、好ましい並行噴霧乾燥条件を、スラリー供
給速度約400Kg/hourの場合について示す。それと共に記
載した各条件又はパラメーターの有効範囲も示す: 実施例14 この実施例では、以下に示す本発明の好ましい組成物は
並行噴霧乾燥が約400Kg/hrのスラリー供給速度で行われ
たことを除いて実施例1−3に用いたものとほぼ同じ方
法で製せられた。
給速度約400Kg/hourの場合について示す。それと共に記
載した各条件又はパラメーターの有効範囲も示す: 実施例14 この実施例では、以下に示す本発明の好ましい組成物は
並行噴霧乾燥が約400Kg/hrのスラリー供給速度で行われ
たことを除いて実施例1−3に用いたものとほぼ同じ方
法で製せられた。
組成物を以下に記す:成分 概略量−%乾燥ベース APAP 90 PGS(スターチ1500−カラコン社) 6.37 ステアリン酸 0.16 水 0.90-0.97 PVP(補助的結合剤) 1.22 XL-PVP(補助的崩壊剤) 2.24 使用した並行噴霧乾燥機はSF79スプレーノズルを具備せ
る8−フート−プロクター&シユワルツ(Procter&Sch
warz)−タワードライヤーであつた。供給するスラリー
濃度は約53.2%固体である。乾燥機は次の概略条件下で
作動した:入口温度(505-510゜F)(263-266℃)、出口
温度(196-198゜F)(91-92℃)および供給圧又は噴霧圧
(2600Psig)(182.7Kg/cm2) 生成した組成物は次のような概略の累積的粒子サイズ分
布を示す:+60メツシユ +200メツシユ +325メツシユ 25.2-26.0% 96.4-96.8% 101.2% 錠剤を、実質上前述のように製造した。実施例13に示し
たように種々の程度に圧縮した錠剤について、得られた
錠剤特性(概略値)を以下に記す。錠剤の平均湿度は約
1.13%であつた。
る8−フート−プロクター&シユワルツ(Procter&Sch
warz)−タワードライヤーであつた。供給するスラリー
濃度は約53.2%固体である。乾燥機は次の概略条件下で
作動した:入口温度(505-510゜F)(263-266℃)、出口
温度(196-198゜F)(91-92℃)および供給圧又は噴霧圧
(2600Psig)(182.7Kg/cm2) 生成した組成物は次のような概略の累積的粒子サイズ分
布を示す:+60メツシユ +200メツシユ +325メツシユ 25.2-26.0% 96.4-96.8% 101.2% 錠剤を、実質上前述のように製造した。実施例13に示し
たように種々の程度に圧縮した錠剤について、得られた
錠剤特性(概略値)を以下に記す。錠剤の平均湿度は約
1.13%であつた。
第1群の錠剤について得られる溶解時間を記載時間内に
溶解したAPAPの概略量を示す次の溶解パターンによつて
明らかにする:95.5%(6分)、99.6%(12分)、99.4
%(18分) 本発明の最適な形態は前述のとおりであり、その一例と
して、好ましい材料および操作条件が示されたが、現時
点で考えられる好ましい範囲、量および他の明らかでな
い材料がこの発明に適用し得ることを除外するものでは
ない。
溶解したAPAPの概略量を示す次の溶解パターンによつて
明らかにする:95.5%(6分)、99.6%(12分)、99.4
%(18分) 本発明の最適な形態は前述のとおりであり、その一例と
して、好ましい材料および操作条件が示されたが、現時
点で考えられる好ましい範囲、量および他の明らかでな
い材料がこの発明に適用し得ることを除外するものでは
ない。
以上の詳細な説明は単なる例示としてなされたものであ
り、本発明の範囲および精神を逸脱しないで種々の変形
が可能であることを理解すべきである。
り、本発明の範囲および精神を逸脱しないで種々の変形
が可能であることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−130913(JP,A) 特開 昭57−53403(JP,A)
Claims (10)
- 【請求項1】高い硬度、短い崩壊時間および短い溶解時
間をもつ錠剤に直接成型できる、直接錠剤化可能の自由
流動性粒状N−アセチル−p−アミノフェノール組成物
であって、その成分として、 (A)N−アセチル−p−アミノフェノール、 (B)約50〜約75%のゲル化パーセントをもつ、前記の
硬度、崩壊時間および溶解時間を与えるのに有効な量
の、医薬用として容認される部分的ゲル化澱粉、 (C)前記錠剤に、有効な離型性を与えるのに十分な量
の、医薬用として容認される潤滑剤、 (D)組成物の総重量を基にして約0.5〜約1.5%までの
量の水分、 を含み、前記成分(A),(B),(C)を含む水性ス
ラリーを噴霧乾燥することによって組成物をつくる時に
得られる前記成分の分布と少なくともほぼ同じ程度に、
前記成分が前記組成物の粒子全体に分布する粒状N−ア
セチル−p−アミノフェノール組成物。 - 【請求項2】付加的結合剤として医薬用として容認され
る圧縮促進性結合剤を、その組成物から成型された錠剤
の硬度を増加するのに有効な量を更に含む、特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項3】付加的崩壊剤として医薬用に容認される崩
壊促進物質をその組成物から成る錠剤の崩壊時間を減少
させるのに有効な量だけ更に含む、特許請求の範囲第1
項記載の組成物。 - 【請求項4】付加的崩壊剤として医薬用に容認される崩
壊促進物質を、その組成物から成る錠剤の崩壊時間を減
少させるのに有効な量だけ更に含む、特許請求の範囲第
2項記載の組成物。 - 【請求項5】前記ゲル化パーセントが約60%である、特
許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項6】前記潤滑剤がステアリン酸であって、組成
物の総重量を基準にして0.25%以下の量含まれる、特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項7】水分を除いた組成物の重量を100%とし
て、約93〜83重量%のN−アセチル−p−アミノフェノ
ールと、約5〜15重量%の前記部分的ゲル化澱粉と、前
記潤滑剤として約0.1〜約0.4重量%のステアリン酸と、
前記付加的結合剤として約0.5〜約1.4重量%のポリビニ
ールピロリドンと、前記付加的崩壊剤として約1〜約5
重量%の架橋ポビドンとを含む、特許請求の範囲第4項
記載の組成物。 - 【請求項8】約90%のN−アセチル−p−アミノフェノ
ールと、約6.4%の部分的ゲル化澱粉と、約0.15重量%
のステアリン酸と、約1.2%のポリビニールピロリドン
と、約2.2%の架橋ポビドンとを含む、特許請求の範囲
第7項記載の組成物。 - 【請求項9】完全ゲル化澱粉を、少なくともほとんど含
まない、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項10】高い硬度、短い崩壊時間および短い溶解
時間をもつ錠剤に直接成型できる、直接錠剤化可能の自
由流動性粒子状N−アセチル−p−アミノフェノール組
成物を製造する方法であって、 (A)(a)N−アセチル−p−アミノフェノールと、 (b)前記硬度、崩壊時間および溶解時間を与えるのに
有効な量の、ゲル化パーセント約50%から約75%まで
の、医薬用に容認される部分的ゲル化澱粉と、 (c)少なくとも前記錠剤に有効な離型性を与えるのに
十分な量の医薬用として容認される潤滑剤 とから成る成分であって、水性媒質中にほぼ一様に分散
する成分を含むスラリーを生成させる工程、および (B)前記スラリーを噴霧乾燥せる粒子が組成物の総重
量を基準にして約0.5から約1.5%までの量の水を含むよ
うな噴霧乾燥条件下で噴霧乾燥し、その際前記潤滑剤の
少なくとも一部が前記組成物の粒子内部に分散し、潤滑
剤の少なくとも一部が前記粒子の外側表面上にあるとい
うように、前記成分が前記組成物の粒子全体に分布させ
る工程、 から成る方法。
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