JPH0696220B2 - 光倣い研削装置における研削加工方法 - Google Patents

光倣い研削装置における研削加工方法

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JPH0696220B2
JPH0696220B2 JP58203612A JP20361283A JPH0696220B2 JP H0696220 B2 JPH0696220 B2 JP H0696220B2 JP 58203612 A JP58203612 A JP 58203612A JP 20361283 A JP20361283 A JP 20361283A JP H0696220 B2 JPH0696220 B2 JP H0696220B2
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grinding
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望 山本
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ワシノ機械株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B17/00Special adaptations of machines or devices for grinding controlled by patterns, drawings, magnetic tapes or the like; Accessories therefor
    • B24B17/04Special adaptations of machines or devices for grinding controlled by patterns, drawings, magnetic tapes or the like; Accessories therefor involving optical auxiliary means, e.g. optical projection form grinding machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は投映画面を被加工物の形状教示に応用するこ
とにより、迅速、容易な形状教示を可能とすると共に砥
石車の摩耗にかかわらず正確な研削を行うことのできる
光倣い研削装置おける研削加工方法に関する。
(従来の技術) 従来の投映画面を用いた光倣い研削装置は、投映画面に
被加工物の研削すべき形状を表わしたチャート紙を張
り、このチャート紙に表わされた研削すべき形状に合せ
て被加工物の研削を行ってゆこうとするものである。そ
こで、例えば特開昭58−149510号公報に示されるよう
に、投影画面の研削すべき形状に光軸のみ中心を合わせ
て座標入力することも行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、実際の研削加工に際しては、砥石車の先端形
状が必しも円弧でなく、また摩耗、形くずれ等を生じる
ことがあるという研削装置の特殊事情が有り、最初から
研削すべき形状を数値制御装置に形状教示し自動化する
には大きな難点が存していたのである。
この発明は上記従来技術の実情に鑑み、投映画面を被加
工物の形状教示に応用することにより、迅速、容易な形
状教示を可能とすると共に砥石車の先端形状が必しも円
弧状でなく、摩耗や形くずれ等を生じているような場合
であっても、正確な研削を行うことのできる光倣い研削
装置における研削加工方法を提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、砥石車と被加
工物の相対的位置をサーボ制御して被加工物の研削を行
なう光倣い研削装置における研削加工方法にして、光倣
い研削装置の投映画面に予め記載された被加工物の形状
の複数個所へ砥石車の映像を予め接触せしめて、その接
触位置での砥石車の位置を制御装置の登録手段へ教示登
録するに当り、前記砥石車の摩耗した後の残余の部分の
映像が前記形状の円弧状部分に接触するときには、当該
円弧状部分を複数の円弧補間区間に区分し、上記摩耗し
た後の残余の部分の映像を各円弧補間区間毎の複数個所
に直接接触せしめて、砥石車の初期における外周部分の
断面形状が半円状であるときのその中心である基準点の
位置を教示登録し、各接触位置での基準点の教示登録に
基いて、制御装置における補間制御部において各円弧補
間区間毎に円弧補間すると共に補間された信号に基いて
前記砥石車と被加工物との相対的位置をサーボ制御して
全体として連続した円弧状部分に研削加工を行なう研削
加工方法である。
(作用) 上記構成より理解されるように、本発明においては、被
加工物の形状の円弧状部分に砥石車の摩耗した後の残余
の部分の映像が接触するとき、当該円弧状部分を複数の
円弧補間区間に区分して入力点を増加しているものであ
り、補間中心を各円弧補間区間毎に求められているもの
である。そして、各補間中心毎に砥石車の基準点の円弧
軌跡を求めて円弧補間すると共に砥石車と被加工物との
相対的位置をサーボ制御して全体として連続した円弧状
部分に研削加工を行うものである。
すなわち本発明によれば、砥石車の摩耗した後の残余の
部分を被加工物の形状の円弧状部分に直接接触すること
となり、摩耗補正が不要であると共に、砥石車の摩耗部
分の形状変化に対しては複数の円弧補間区間に区分した
ことによって対応でき、かつ複数の円弧補間区間毎に砥
石車と被加工物との相対的位置をサーボ制御して全体と
して連続した円弧状部分に研削加工を行うことにより、
円弧状部分を精度良く加工することができるものであ
る。
(実施例) 以下、この発明について実施例を掲げ詳細に説明する。
なお、砥石車と被加工物との位置関係は相対的なもので
あるので、以下の説明においては砥石車の方を移動する
ものとして説明する。
第1図はこの発明を実施することのできる光倣い研削装
置の概略的な全体説明図である。ハロゲンランプ等の光
源ランプ1から発光された光線はレンズ群3、防塵ガラ
ス5を通過して被加工物7、砥石車9を照射し、その陰
影を防塵ガラス11、ハーフミラー13、反射鏡15、17、19
を経て、選択可能な複数の拡大レンズ群21の1つを通
り、反射鏡23を介してその陰影を投映画面25に投映す
る。又は、反射像用光源ランプ27からの光線を、上記ハ
ーフミラー13によって、砥石車9と、被加工物7の上面
に照射し、その映像を投映画面25に写し出すことができ
る。本装置では被加工物7を設置した状態で作業可能で
あると共に、形状教示作業時には被加工物7を除き、投
映画面25に被加工物の形状29を示したチャート紙を取り
付けた状態で砥石車9の映像31を投映することができ
る。
第2図に制御部分のブロック図を示した。砥石車9を移
動操作する移動操作装置33、35は例えばハンドル、或い
は手動パルス発生器等で良く、砥石車にX軸或いはY軸
の移動指令を行うものである。投映画面25に表わされた
前記砥石車9の映像位置を被加工物7の研削形状29に合
せた位置でポイント教示指令を行うためのボタン式スイ
ッチ等教示指令手段37を設けている。該教示指令手段37
の教示指令信号により前記砥石車9の現在位置を登録す
るメモリ等登録手段39はコンピュータメモリによれば良
い。砥石車の現在位置はX軸サーボモータM1、Y軸サー
ボモータM2にそれぞれ連動して取り付けた位置検出器に
より検出するか、或いは、移動操作装置33、35に関連し
て、例えば移動パルス数を測定する如き手段により求め
ることができる。
ポイント登録手段39により登録された登録ポイントを直
線、若しくは円弧等に補間部41で補間すると共に該補間
された信号に基づいて前記砥石車9をサーボ制御する。
円弧補間を指令するには時計方向指示手段45、或いは反
時計方向指示手段47を操作して行う。制御装置43はこの
他図示しないCPU、分配部、入力出部等有する。なお、
投映画面25には砥石車9の映像31を順次P1、P2、P3点に
移動し、3点教示をしている状態を参考として示してい
る。
第3図にポイント教示に関する制御内容をフローチャー
トで示した。ステップ301の登録判断は第2図に示した
教示指令手段37の指令により行われる。移動操作装置3
3、35を操作することによりチャート紙等による研削す
べき形状29に合わせて砥石車9の移動を行い教示指令手
段37で指令を行うとステップ302で登録手段39に教示ポ
イントが登録される。ステップ303の登録ポイント処理
は補間内容を指示する指示手段45、47等の方向指令に基
づき補間処理を行うものである。ステップ304で教示完
了を判断しステップ305で終了する。
第4図に投映画面に表示された画像の拡大説明図を示し
た。第5図は教示時の砥石車の映像と被加工物の形状と
の関係を更に拡大して示す説明図である。
第5図に示したように、教示は砥石車の映像31を研削す
べき被加工物の形状29に接触点Pで接触させつつ行う。
砥石車の初期における外周部分の断面形状が半円状であ
るときの中心を基準点P0とすれば、前記接触点Pと該基
準点P0との差は摩耗していない砥石のアールrとは異な
ることに注目しなければならない。又、一般に砥石車9
の摩耗は一様でなく形状が変化しているので、接触点が
異なれば接触点と砥石車の基準点P0との距離も異なるの
である。
第4図に示すように、砥石車の映像を被加工物の研削す
べき円弧状部分の形状29に合わせて移動してゆき接触点
P1、P2、P3を得る。各接触点に応じて砥石車の現在位置
を登録し、得られた登録ポイントを円弧補間すれば中心
点O1を中心とする被加工物の形状と同一軌跡を描かせる
ことが可能となる。
因に、理想的な摩耗していない砥石車の形状を想定して
砥石車の基準点P0を点O1を中心とする円弧上に描かせれ
ば、砥石車の前記基準点は仮想線L1を通り、実際の研削
軌跡は仮想線L2の通りとなり、特に中央付近では研削す
べき形状29の外側を通ることとなり大きな誤差を生ずる
のである。
第6図に他の教示例を示した。点O1を中心とする円弧を
想定するに、この円弧の中心点O1を入力して円弧補間を
行えば、実際の砥石車と被加工物との接点の軌跡は円弧
より外方に来ることは第4図において説明した通りであ
る。また、第4図に示した如く実際の砥石車の映像を用
いて3点入力すれば、より近似した円弧軌跡を描かせる
ことができる。
しかし、砥石車の摩耗量がより大きく、形状変化が大き
い場合には上記3点の入力でも不十分である。このよう
な場合には第6図に示したように研削すべき大きな円弧
状部分を複数の円弧補間区間に区分して入力点を増加す
れば良い。1区間の接触点P1P2P3の補間中心点をO2、次
の区間の接触点P3P4P5の補間中心点をO3、また次の区間
の接触点P5P6P7の補間中心点をO4、さらに次の区間の接
触点P7P8P9の補間中心点をO5としてそれぞれ求める。次
いで、例えば砥石車の基準点P0を点O2〜O5を中心とする
円弧上に求めれば、砥石車と被加工物の接触点はより正
確に円弧軌跡を描くことが可能となるのである。
第6図において、接触点P1、P2…P9に関するポイント登
録手順は極めて容易に行うことができる。即ち、第2図
を参照するに、砥石車の映像を接触点P1、P2…P9に合わ
せつつ順次教示指示手段37を操作し砥石車の現在位置た
る登録ポイントを得て行く、各補間円弧毎に、時計回り
方向か、反時計回り方向かを判断させていっても良いが
全ての登録ポイントを得た後で補間分類、補間区間、方
向、を指定して一挙に指令することも可能である。
本例では多数の円弧補間区間を連続的に教示する可能性
を最初から認めているがためかくの如き一挙の指令方式
を採用するのが望ましい。この際他の直線補間区間等の
登録ポイントを含めて、各登録ポイントのアドレスを指
定して、全ての登録ポイントを得た後に、円弧補間区間
を指令することも勿論可能である。
第7図に一般の形状について、この発明の適用実施例を
示した。砥石車の映像31を被加工物の形状29に順次1,2,
3…の順で合わせてゆき、複数の登録ポイントを得る。
点15と16、点16と17の間に点Paと点Pbを追加するのは第
6図で説明した理由からであり、砥石車の摩耗程度を投
映画画面上で確認しながら行うことができる。なお、複
雑形状等曲線形状をキーボード等で入力し難い場合にも
迅速、容易に入力できることは勿論である。
なお、前記したように、砥石車と被加工物との位置関係
は相対的なものであるが、被加工物の移動を行なう場合
には被加工物の移動台をサーボ駆動すれば良い。
(発明の効果) 以上のごとき説明より既に理解されるように、要するに
本発明は、砥石車と被加工物の相対的位置をサーボ制御
して被加工物の研削を行なう光倣い研削装置における研
削加工方法にして、光倣い研削装置の投映画面25に予め
記載された被加工物の形状29の複数個所へ砥石車9の映
像31を予め接触せしめて、その接触位置での砥石車9の
位置を制御装置43の登録手段39へ教示登録するに当り、
前記砥石車9の摩耗した後の残余の部分の映像が前記形
状29の円弧状部分に接触するときには、当該円弧状部分
を複数の円弧補間区間に区分し、上記摩耗した後の残余
の部分の映像を各円弧補間区間毎の複数個所に直接接触
せしめて、砥石車の初期における外周部分の断面形状が
半円状であるときのその中心である基準点P0の位置を教
示登録し、各接触位置での基準点P0の教示登録に基い
て、制御装置43における補間制御部において各円弧補間
区間毎に円弧補間すると共に補間された信号に基いて前
記砥石車と被加工物との相対的位置をサーボ制御して全
体として連続した円弧状部分に研削加工を行なうもので
ある。
上記構成より明らかなように、本発明においては、被加
工物の加工形状を教示するに際しては実際の砥石車9を
用いるものであり、しかも、光倣い研削装置の投影画面
25に予め記載されている被加工物の形状29の複数個所へ
砥石車9の映像31を予め接触せしめて、その接触位置で
の砥石車9の基準点P0の位置を教示登録するとき、前記
形状29が円弧状部分であり、かつ砥石車9の摩耗した後
の残余の部分の映像が接触するときには、当該円弧状部
分を複数の円弧補間区間に区分し、各円弧補間区間毎に
隣接した複数箇所に砥石車9の摩耗した後の残余の部分
の映像を直接接触せしめて各接触位置での基準点P0の位
置を教示登録するものである。そして、各接触位置の教
示登録に基いて各円弧補間区間毎に円弧補間を行なっ
て、砥石車と被加工物との相対的位置をサーボ制御して
全体として連続した円弧状部分に研削加工を行なうもの
である。
すなわち本発明においては、研削加工に先立って、被加
工物の形状29に砥石車9の映像31を予め接触せしめるも
のであるから、接触を正確に行うことができ、かつ砥石
車の摩耗した後の残余の部分において被加工物の円弧部
分の研削加工を行なう場合であっても、当該円弧状部分
を複数の円弧補間区間に区分し、各円弧補間区間毎に円
弧補間を行って全体として連続した円弧部分に研削加工
するので、改めて摩耗補正を行なう必要がないことは勿
論のこと、摩耗した砥石車であっても円弧状部分を精度
良く研削加工することができるものである。
すなわち、本発明は、砥石車の映像の先端形状が、例え
ば摩耗した態様のごとく円弧状でない場合に著効を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも実施例を示し、第1図は光倣い研削装置
を示す全体説明図、 第2図は制御部分を示すブロック説明図、 第3図は教示作業を示すフローチャート、 第4図は円弧形状の3点教示の説明図、 第5図は砥石車と被加工物形状との関係を示す説明図、 第6図は同一円弧を複数の円弧補間区間に分けて教示す
る説明図、 第7図は一般の形状に適用した際の教示作業を示す説明
図である。 7……被加工物、9……砥石車 29……被加工物の映像 31……砥石車の映像 33,35……移動操作装置 37……教示指令手段、39……登録手段 41……補間部 45,47,……方向指示手段 P0……砥石車の基準点 P1P1P2……接触点 O1O2O3……円弧の中心点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥石車と被加工物の相対的位置をサーボ制
    御して被加工物の研削を行なう光倣い研削装置における
    研削加工方法にして、光倣い研削装置の投映画面(25)
    に予め記載された被加工物の形状(29)の複数個所へ砥
    石車(9)の映像(31)を予め接触せしめて、その接触
    位置での砥石車(9)の位置を制御装置(43)の登録手
    段(39)へ教示登録するに当り、前記砥石車(9)の摩
    耗した後の残余の部分の映像が前記形状(29)の円弧状
    部分に接触するときには、当該円弧状部分を複数の円弧
    補間区間に区分し、上記摩耗した後の残余の部分の映像
    を各円弧補間区間毎の複数個所に直接接触せしめて、砥
    石車の初期における外周部分の断面形状が半円状である
    ときのその中心である基準点(P0)の位置を教示登録
    し、各接触位置での基準点(P0)の教示登録に基いて、
    制御装置(43)における補間制御部において各円弧補間
    区間毎に円弧補間すると共に補間された信号に基いて前
    記砥石車と被加工物との相対的位置をサーボ制御して全
    体として連続した円弧状部分に研削加工を行なうことを
    特徴とする光倣い装置における研削加工方法。
JP58203612A 1983-11-01 1983-11-01 光倣い研削装置における研削加工方法 Expired - Lifetime JPH0696220B2 (ja)

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