JPS6150762A - 光倣い研削装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は投映画面を被加工物の形状教示に応用するこ
とにより、迅速、容易な形状教示を可能とすると共に砥
石車の摩耗にかかわらず正確な研削を行なうことのでき
る光倣い研削装置に関する。

［技術的背儂及び問題点］ 従来の投映画面を用いた光倣い研削装では投映画面に被
加工物の研削すべき形状を表わしたチャート紙を張り、
このチャート紙に表わされた研削すべき形状に合せて被
加工物の研削を行なってゆこうとするものである。そこ
で、上記チャート紙に正確な研削すべき形状を描くべく
キーボード、或いはタブレット等利用する試みも見られ
るところである。ところが、実際の研削加工に際しては
、砥石車の摩耗という研削装置の特殊事情が有り、最初
から研削すべき形状を数値制御装置に形状教示し自動化
するということは大ぎな１点が存していたのである。こ
のような問題点を改善するものとして、特願昭５８−２
０３６１２号を本願出願人は既に提出している。しかし
ながらポイント教示の操作性に改良の余地があった。

［発明の目的］ この発明１ユ上記の実情に鑑み、教示操作の９易な光倣
い研削装置を提供することを目的としている。

［発明の概要コ 上記目的を達成するためのこの発明は、砥石車と被加工
物の相対的位置を移動操作する移動操作装置と、該移動
操作装Ｘの操作に連動した砥石車と被加工物の加工位置
の映像を投映する投映装置と、該投映装置により投映さ
れる投映画面に表わされた前記砥石車の映像位置を被加
工物の研削すべぎ形状に合わせた位置でポイント教示指
令を行うための教示指令手段と、該教示指令手段の指令
、　　　　　（Ａ　目にＪ：り前記砥石車又は被加工物
の現在位置を登録する登録手段と、被加工物の被加工半
径と砥石の摺接部半径とを積算して設定する半径設定手
段と、前記登録手段により登録された登録ポイントと前
記設定手段による設定値とにより加工円弧の補間を行な
う補間手段と、補間手段の補間に基づいて前記砥石車と
被加工物との少なくともいずれか一方を移動制御する移
動制御部を備えたことを特徴とする。

［発明の効果］　。

上記構成による光倣い研削装置によれば、砥石車の映像
を、投映画面に示した被加工形状に合わせて操作移動し
登録ポイントを得れば良く、しかも、投映画面に示した
被加工形状等から容易に得られる被加工物の被加工半径
と、砥石から容易に得られる砥石の摺接半径とを加算し
て設定し・、加工円弧の補間を行なうので、登録ポイン
トを１つにすることが可能となり、迅速、容易なポイン
１〜教示が可能であると共に、操作が容易となり、教示
ミスも少なくなる。又、実際の砥石の摺接部半径を加算
するから砥石の摩耗による誤差も発生しにくい。

［実施例］ 以下、この発明について実施例を掲げ詳細に説明する。

なお、砥石車と被加工物との位置関係は相対的なもので
あるので、以下の説明においては砥石車の方を移１ＦＩ
Ｊ　Ｔるちのとして説明する。

第１図はこの発明の実施例を示す光倣い研削装置の全体
説明図である。ハロゲンランプ等光源ランプ１から発光
された光線はレンズ詳３、防庇ガラス５を通過して被加
工物７、砥石車９を照射し、その陰影を防便ガラス１１
、ハーフミラ−１３、反１．Ｆ１鏡１５．１７．１９、
を経て、選択可能な複数の拡大レンズ肝２１の１つを通
り、反射鏡２３を介してその陰影を投映画面２５に投映
する。又は、反則増用光源ランプ２７からの光線を、上
記ハーフミラ−１３によって、砥石車９と、被加工物７
の上面に照）１し、その陽像を投映画面２５に写し出す
ことができる。本装置では被加工物７を設置した状態で
作ヱ可能であると共に、形状教示作業時には被加工物７
を除き、投映画面２５に被加工物の形状２つを示したチ
ャート紙を取り付けた状態で砥石１９の映像３１を投映
することができる。

第２図に制御部分のブロック図を示した。砥石車９を移
動操作する移動操作装置３３．３５は例えばハンドル、
或いは手動パルス発生器等で良く、砥石車９にＸ軸或い
はＹ軸の移動指令を行うものである。投映画面２５に表
わされた前記砥石車９の映像位置を被加工物７の研削形
状２９に合せた位置でポイント教示指令を行うためのボ
タン式スイッチ等教示指令手段３７を設けている。該教
示指令手段３７の教示指令信号により前記砥石ｙ１つの
現在位置を登録するメモリ等σ録手段３つはコンピュー
タメモリによれば良い。るパ石車９の現在位置はＸ軸サ
ーボモータｆＶＩ＋、Ｙ軸サーボモータＭ２にそれぞれ
連動して取り付けた位置検出器により検出するか、或い
は、移動操作装置３３．３５に関連して、例えば移動パ
ルス数を測定するごとき手段により求めることができる
。

一方、被加工物７の被加工半径Ｒ，！：砥石車９の溶接
部半径ｒとを加算して設定する半径設定手段４１が設け
られている。前記被加工半径Ｒ（第４図参照）は例えば
投映画面２５に取り付けたチャート化に記入されており
、砥石車９の店接部半径ｒ　（第４図参照）は、例えば
実際により定したものが用いられる。

補間子１’Ｑ　４３　＋、Ｌポイントσ録手段３９によ
り登録された登録ポイントと半径設定手段４１による設
定値（Ｒ＋ｒ）とにより加工円弧の補間がなされ、この
補間信号に基づいて砥石車９の移動ｆｌｉｌｌ　ＩＩＩ
が行なわれる。この移動制御は移動制御手段４５で行な
われる。またこのとき、砥石車９をどの方向に移動させ
るかは時計方向指示手段４７、反時計方向指示手段４９
、あるいは往復指示手段５１の操作で行なわれる。制御
ｌ装置４５はこの他図示しないＣＰＵ、分配部、入出力
部等有する。なお、投映画面２５には砥石Ｔｔ１９の映
像３１をポイント教示している状態を参考として示して
いる。

第３図にポイント教示に関する制御内容をフローチャー
トで示した。ステップ３０１の登録判断は第２図に示し
た教示指令手段３７の指令により行われる。移動操作装
置３３．３５を操作することによりチャート紙等による
０）削すべき形状２つに合わせて砥石車９の移動を行い
教示指令手段３７で指令を行うとステップ３０２Ｃ登録
手段３９に教示ポイントが登録される。

一方、ステップ３０３では、半径設定手段４］により、
被加工物の被加工半径Ｒと砥石車９の１８接部半径ｒと
を加算した値（Ｒ＋ｒ　）が設定される。

ステップ３０４では、ステップ３０２で登録された教示
ポイントとステップ３０３で設定された（Ｒ＋ｒ　）と
により、被加工物の加工円弧の補間が行われる。同時に
、時計方向指示手段４７、反時計方向指示手段４７、あ
るいは、往復指示手段５１の操作で砥石車９の移動方向
が決定され、反時計方向指示手段４７の操作では第４図
に示すように砥石の左側に加工円弧の中心Ｏがあるよう
に決定される。なお、この場合の（Ｒ＋Ｉ”　）の値は
（Ｒ＋　（−ｒ　＞　）となっている。同様にして時計
方向指示手段４９の操作では第５図に示すように、往復
指示手段５１の操作では第６図に示すように決定され、
それぞれ加工円弧８１文、閣が決定される。Ｓ、愛、■
の長さの選定は図示しない長さ選定装置への入力によっ
て行われる。

ステップ３０５で教示完了を判断しステップ３０５で終
了する。

このように、被加工物の加工円弧Ｓ、１．Ｉは教示ポイ
ントと設定値（Ｒ＋ｒ　’）とから決まるため、教示ポ
イントは１つでもよく、移動操ｆ￥′装置３３．３５に
よるポイント教示操作が容易になると−ＩＮこ教示ミス
も少なくイする。さらに、砥石車９の固接部半径「も加
算するため、砥石車９の摩耗による１こ差も発生しにく
い。なお、この発明は上記一実施例に限定されない。例
えば、第４図とは全く逆の凹状の加工円弧を設定するこ
ともできる。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも実施例を示し、第１図は光倣い研削装置
を示η′仝体図、 第２図は制υＯ部分を示ずブロック説明図第３図は教示
作業を示すブロック説明図、第４図〜第６図は作用説明
図である。 ７・・・被加工５：ＩＩＩ９・・・砥石車３３．３５・
・・移動操作装置 ３７・・・教示指令手段 ３９・・・登録手段　４１・・・半径設定手段４３・・
・補間手段　４５・・・移動υ１１２１１手段Ｓ、髪、
ｍ・・・加工円弧 ′慌ｎボ刈 第３図 第４図 １ｇ５図 Ｎ６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 砥石車と被加工物の相対的位置を移動操作する移動操作
   装置と、該移動操作装置の操作に連動した砥石車と被加
   工物との加工位置の映像を投映する投映装置と、該投映
   装置により投映される投映画面に表わされた前記砥石車
   の映像位置を被加工物の研削すべき形状に合わせた位置
   でポイント教示指令を行うための教示指令手段と、該教
   示指令手段の指令信号により前記砥石車又は被加工物の
   現在位置を登録する登録手段と、被加工物の被加工半径
   と砥石の摺接部半径とを加算して設定する半径設定手段
   と、登録手段により登録された登録ポイントと前記半径
   設定手段による設定値とにより加工円弧の補間を行う補
   間手段と、補間手段の補間に基づいて前記砥石車と被加
   工物との少なくともいずれか一方を移動制御する移動制
   御部を備えたことを特徴とする光倣い研削装置。