JPH069564B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH069564B2
JPH069564B2 JP59199155A JP19915584A JPH069564B2 JP H069564 B2 JPH069564 B2 JP H069564B2 JP 59199155 A JP59199155 A JP 59199155A JP 19915584 A JP19915584 A JP 19915584A JP H069564 B2 JPH069564 B2 JP H069564B2
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JP
Japan
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transducer
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drive
ultrasonic
focus
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JP59199155A
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JPS6176143A (ja
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雅喜 和泉
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ダイナミックフォーカス方式の超音波診断装
置に関する。
(ロ)従来技術とその問題点 一般に、超音波診断装置においてはトランスジューサか
ら超音波ビームを被検体内に放射し、被検体内の各部か
ら反射された超音波ビームのエコーを再びトランスジュ
ーサで受波してこれを電気的な受波信号に変換し、この
受波信号に基づいて被検体内の診断画像を得るようにし
ている。
ところで、被検体内に放射された超音波ビームは、通常
電子フォーカスによる手法によりある1点にフォーカス
をかけるが、1つのフォーカスを有する超音波ビームの
エコーに基づく受波信号をそのままモニタに表示したの
では浅部から深部まで、良好な分解能をもつ画像が得ら
れない。これを改善するため、超音波ビームのフォーカ
ス位置を変えて被検体内部を複数回走査することによ
り、1本分のエコー信号を得るようにした、いわゆるダ
イナミックフォーカス方式の超音波診断装置が提供され
ている。ところが従来のこの種の装置では、超音波ビー
ムのフォーカスは被検体の深さに応じて可変されるの
が、送波時にトランスジューサに与える駆動信号の電力
は常に一定なため、浅部で反射された超音波エコーは減
衰が少ないためにそれに基づく受波信号の強度レベルは
大きく、逆に、深部で反射された超音波エコーは減衰が
大きいためにそれに基づく受波信号の強度レベルは小さ
くなる。その結果、被検体の浅部からの超音波エコーを
受波したときには受信用の増幅器が飽和し、逆に深部か
らの超音波エコーを受波したときにはS/N比が小さく
なりノイズの影響を受けやすくなるなどの難点がある。
(ハ)目的 本発明は従来のかかる問題点を解消し、被検体内の浅部
から深部まで深さに応じて常に良好な受波信号が得られ
るようにすることを目的とする。
(ニ)構成 本発明は、アレー状に配列された複数の振動子を有する
トランスジューサから被検体に放射される超音波ビーム
のフォーカス位置を変えて被検体内部を複数回走査する
ことにより各1本分のエコー信号を合成するダイナミッ
クフォーカス方式の超音波診断装置において、前記被検
体に放射される超音波ビームのフォーカス位置に応じて
トランスジューサに与える駆動電力を変化させる調整手
段を備え、かつ、この調整手段が、トランスジューサに
与える駆動信号の駆動波連数を調整する駆動波連数調整
回路を少なくとも有している。
(ホ)実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
図は超音波診断装置のブロック図である。同図におい
て、1は超音波診断装置、2は超音波ビームの送受波を
行なうトランスジューサであり、このトランスジューサ
2はアレー状に配列された複数の振動子2a〜2nを有す
る。4a〜4nは上記振動子2a〜2nを励振駆動する駆動信号
を出力するパルサー、6a〜6nは各パルサー4a〜4nの駆動
信号出力にそれぞれ所定の遅延時間を与える送波用遅延
回路であり、この送波用遅延回路6a〜6nはたとえばタッ
プ付き遅延線で構成され、タップ選択によって超音波ビ
ームのフォーカスが設定される。また、8a〜8nはトラン
スジューサ2の各振動子2a〜2nから出力される超音波ビ
ームのエコーに対応した受波信号を増幅する前置増幅
器、10a〜10nは前置増幅器8a〜8nから増幅出力される受
波信号に対して送波時と同じ遅延時間を与える受波用遅
延回路であり、この受波用遅延回路10a〜10nも送波用遅
延回路6a〜6nと同様にたとえばタップ付き遅延線で構成
される。
12はトランスジューサ2に与える駆動信号の駆動波連
数を調整する駆動波連数調整回路、14はトランスジュ
ーサ2に与える駆動信号の電圧を調整する駆動電圧調整
回路で、これらの駆動波連数調整回路12または駆動電
圧調整回路14がトランスジューサ2に与える駆動電力
を被検体に放射される超音波ビームのフォーカスに応じ
て変化させる調整手段16とされる。18は前記送波
用、受波用の各遅延回路6a〜6n,10a〜10n、調整手段1
6を統括制御する制御回路、20は制御回路18と駆動
波連数調整回路12との接続を切り換えるスイッチであ
る。
このような構成の超音波診断装置1を適用してダイナミ
ックフォーカス方式による超音波ビームの送受波を行な
う場合には、まず、被検体に放射する超音波ビームのフ
ォーカスを設定する。これには制御回路18から送波用
遅延回路6a〜6nならびに受波用遅延回路10a〜10nにそれ
ぞれタップ選択信号を出力して、各遅延回路6a〜6n,10a
〜10n内の所定の遅延時間を与えるタップを選択する。
次いで、トランスジューサ2に与える駆動信号の駆動波
連数を調整するため、制御回路18から駆動波連数調整
回路12に制御信号を与えて先に選定したフォーカスに
対応する該回路12のパルス増倍用の素子を選択すると
ともに、スイッチ20を切り換えて制御回路18を駆動
波連数調整回路12に接続する。そして、制御回路18
からトリガパルス出力し、これをスイッチ20を介して
駆動波連数調整回路12に加える。駆動波連数調整回路
12はこのトリガパルスに応答して整数倍のトリガパル
スを出力する。これらのトリガパルスは送波用遅延回路
6a〜6nで所定の遅延時間が与えられた後、パルサー4a〜
4nに加わる。パルサー4a〜4nはトリガパルスに応答し
て、これに対応する駆動信号をトランスジューサ2の各
振動子2a〜2nに与える。従って、被検体に放射される超
音波ビームのフォーカスに応じてトランスジューサ2に
加わる駆動信号の波連数が変化されることになる。
一方、トランスジューサ2に与える駆動信号の電圧を調
整するには、制御回路18からパルサー4a〜4nに制御信
号を与えて該パルサー4a〜4nから出力される駆動信号の
電圧を先に選定したフォーカスに対応するように調整す
るとともに、スイッチ20を切り換えて制御回路18を
送波用遅延回路6a〜6nに直結する。そして、制御回路1
8からトリガパルスを出力し、これをスイッチ20を介
して送波用遅延回路6a〜6nに加える。トリガパルスは各
送波用遅延回路6a〜6nで所定の遅延時間が与えられた
後、パルサー4a〜4nに加わる。パルサー4a〜4nはトリガ
パルスに応答して、これに対応する駆動信号をトランス
ジューサ2の各振動子2a〜2nに与える。従って、被検体
に放射される超音波エコーのフォーカスに応じてトラン
スジューサ2に加わる駆動信号の電圧が変化されること
になる。
被検体から反射された超音波ビームのエコーは再びトラ
ンスジューサ2で受波され、トランスジューサ2からは
受波したエコーに対応した受波信号が出力される。この
受波信号は前置増幅器8a〜8nで増幅された後、受波用遅
延回路10a〜10nでそれぞれ所定の遅延時間が与えられて
次段の加算回路で加算される。
このように、超音波ビームのフォーカスに応じてトラン
スジューサ2に与える駆動信号の駆動波連数と駆動電圧
とを制御することにより、つまり、フォーカス位置が被
検体の浅部では超音波ビームのパワーを小さくし、深部
では超音波ビームのパワーを大きくすることにより、被
検体の浅部から深部までのいずれの位置でも良好な受波
信号が得られるようになる。
なお、この実施例では、調整手段16として駆動波連数
調整回路12と駆動電力調整回路14とを並設した場合
について説明したが、駆動電圧調整回路14を省略した
ものも本発明に含む。
(ヘ)効果 以上のように本発明によれば、トランスジューサに与え
る駆動信号の駆動電力を被検体に放射される超音波エコ
ーのフォーカスに応じて変化させるので、被検体内の浅
部から深部まで深さに応じて常に良好な受波信号が得ら
れるようになり、鮮明な診断画像が表示されるという優
れた効果を奏する。ところで、従来から、例えば超音波
ビームのフォーカスに応じて超音波ビームのパワー制御
をトランスジューサに与える駆動信号の電圧調整により
行うことが考えられているが、超音波診断装置では、一
般的に、トランスジューサを構成する振動子やマルチプ
レクサなどの回路素子の耐圧を考慮してトランスジュー
サの駆動信号の電圧の上限値を規制する必要があるた
め、前述の従来方式だと超音波ビームのフォーカスが遠
くなる程、S/N比が劣化してノイズの影響を除去でき
なくなる不都合が生じるのに対して、本発明だと駆動信
号の電圧を小さく規制しておいても駆動波連数を増加さ
せることによって超音波ビームのパワーを相当なレベル
にまで上げることができるので、前述の従来方式のよう
な不都合は生じない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係る超音波診断装置のブロック
図である。 1…超音波診断装置、2…トランスジューサ、16…調
整手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アレー状に配列された複数の振動子(2a〜2
    n)を有するトランスジューサ(2)から被検体に放射され
    る超音波ビームのフォーカス位置を変えて被検体内部を
    複数回走査することにより各1本分のエコー信号を合成
    するダイナミックフォーカス方式の超音波診断装置にお
    いて、 前記被検体に放射される超音波ビームのフォーカス位置
    に応じてトランスジューサ(2)に与える駆動電力を変化
    させる調整手段(16)を備え、 かつ、この調整手段(16)が、トランスジューサ(2)に与
    える駆動信号の駆動波連数を調整する駆動波連数調整回
    路(12)を少なくとも有している、ことを特徴とする超音
    波診断装置。
JP59199155A 1984-09-21 1984-09-21 超音波診断装置 Expired - Lifetime JPH069564B2 (ja)

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JPS6176143A JPS6176143A (ja) 1986-04-18
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JPS6311138A (ja) * 1986-07-03 1988-01-18 株式会社島津製作所 超音波診断装置
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