JPH0695639A - 画像表示回路 - Google Patents
画像表示回路Info
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- JPH0695639A JPH0695639A JP4248202A JP24820292A JPH0695639A JP H0695639 A JPH0695639 A JP H0695639A JP 4248202 A JP4248202 A JP 4248202A JP 24820292 A JP24820292 A JP 24820292A JP H0695639 A JPH0695639 A JP H0695639A
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- JP
- Japan
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- output
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- dot
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】OSDICに色機能を追加または強化すること
により、画面制御LSIを用いた高価な回路によらず、
高度な色機能を持たせることができる画像表示回路を提
供する。 【構成】 クロック信号、水平同期信号および垂直同期
信号を受けて、これらの信号に同期して画像を構成する
ドットデータを出力するオンスクリーンディスプレイI
C1を用いた画像表示回路において、ドットを表示させ
るための基本クロックであるドットクロックをカウント
し、水平同期信号でリセットされる第1のカウンタ2
と、水平同期信号をカウントし、垂直同期信号でリセッ
トされる第2のカウンタ3と、第1および第2のカウン
タの出力をアドレス信号とし、このアドレス信号に対応
するメモリ番地に複数ビットのカラーデータを格納した
RAM4と、RAM4の出力をオンスクリーンディスプ
レイIC1から出力されるドットデータと合成して、こ
のドットデータよりビット数の多い出力ドットデータを
出力する合成回路10とを備えた。
により、画面制御LSIを用いた高価な回路によらず、
高度な色機能を持たせることができる画像表示回路を提
供する。 【構成】 クロック信号、水平同期信号および垂直同期
信号を受けて、これらの信号に同期して画像を構成する
ドットデータを出力するオンスクリーンディスプレイI
C1を用いた画像表示回路において、ドットを表示させ
るための基本クロックであるドットクロックをカウント
し、水平同期信号でリセットされる第1のカウンタ2
と、水平同期信号をカウントし、垂直同期信号でリセッ
トされる第2のカウンタ3と、第1および第2のカウン
タの出力をアドレス信号とし、このアドレス信号に対応
するメモリ番地に複数ビットのカラーデータを格納した
RAM4と、RAM4の出力をオンスクリーンディスプ
レイIC1から出力されるドットデータと合成して、こ
のドットデータよりビット数の多い出力ドットデータを
出力する合成回路10とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるオンスクリー
ンディスプレイIC(OSDIC)を用いて、テレビジ
ョン等の画面に文字、図形等の表示を行う表示回路に係
り、特に、OSDICに色機能を追加、あるいは強化す
る回路に関する。
ンディスプレイIC(OSDIC)を用いて、テレビジ
ョン等の画面に文字、図形等の表示を行う表示回路に係
り、特に、OSDICに色機能を追加、あるいは強化す
る回路に関する。
【0002】
【従来の技術】OSDICは、マイクロコンピュータ
(マイコン)と組み合わせて、テレビジョン(TV)、
ビデオディスク等に使用することにより、テレビ画面上
に文字、図形等の表示を行うことのできるICであり、
通常、画面上に文字の構成要素であるドットを表示させ
るための基本クロックであるドットクロック、水平同期
信号および垂直同期信号を受けて、所定の大きさの文字
を構成するモノクロドット信号を出力する。また、8色
程度のカラー表示が行えるものもある。ただし、その背
景色は1行単位で変更するものである。
(マイコン)と組み合わせて、テレビジョン(TV)、
ビデオディスク等に使用することにより、テレビ画面上
に文字、図形等の表示を行うことのできるICであり、
通常、画面上に文字の構成要素であるドットを表示させ
るための基本クロックであるドットクロック、水平同期
信号および垂直同期信号を受けて、所定の大きさの文字
を構成するモノクロドット信号を出力する。また、8色
程度のカラー表示が行えるものもある。ただし、その背
景色は1行単位で変更するものである。
【0003】OSDICの一例として、12行24桁オ
ンスクリーンキャラクタディスプレイ用のCMOS L
SIであるμPD6453等が知られている。
ンスクリーンキャラクタディスプレイ用のCMOS L
SIであるμPD6453等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記OSDICによれ
ば、TV等の画面上に、文字あるいは図形等の表示を行
うための回路を安価に提供することができる。
ば、TV等の画面上に、文字あるいは図形等の表示を行
うための回路を安価に提供することができる。
【0005】しかしながら、OSDICは、単一色か8
色程度の色表示しか行えず、さらに多くの色を表示した
い場合には、OSDICに代えて、より高価な画面表示
制御LSI(例えばHD63484,μPD72120
等)を中心として画像用のRAMおよびキャラクタ用R
OMを使用する必要があった。
色程度の色表示しか行えず、さらに多くの色を表示した
い場合には、OSDICに代えて、より高価な画面表示
制御LSI(例えばHD63484,μPD72120
等)を中心として画像用のRAMおよびキャラクタ用R
OMを使用する必要があった。
【0006】また、OSDICでは、文字あるいは図形
の部分以外の背景部分について、1行単位でしか色を指
定できないという問題もあった。
の部分以外の背景部分について、1行単位でしか色を指
定できないという問題もあった。
【0007】本発明の目的は、OSDICに色機能を追
加または強化することにより、画面制御LSIを用いた
高価な回路によらず、高度な色機能を持たせることがで
きる画像表示回路を提供することにある。
加または強化することにより、画面制御LSIを用いた
高価な回路によらず、高度な色機能を持たせることがで
きる画像表示回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による画像表示回路は、クロック信号、水平
同期信号および垂直同期信号を受けて、これらの信号に
同期して画像を構成するドットデータを出力するオンス
クリーンディスプレイICを用いた画像表示回路におい
て、ドットを表示させるための基本クロックであるドッ
トクロックをカウントし、水平同期信号でリセットされ
る第1のカウンタと、水平同期信号をカウントし、垂直
同期信号でリセットされる第2のカウンタと、該第1お
よび第2のカウンタの出力をアドレス信号とし、該アド
レス信号に対応するメモリ番地に複数ビットのカラーデ
ータを格納したRAMと、該RAMの出力を前記オンス
クリーンディスプレイICから出力されるドットデータ
と合成して、該ドットデータよりビット数の多い出力ド
ットデータを出力する合成回路とを備えたものである。
に、本発明による画像表示回路は、クロック信号、水平
同期信号および垂直同期信号を受けて、これらの信号に
同期して画像を構成するドットデータを出力するオンス
クリーンディスプレイICを用いた画像表示回路におい
て、ドットを表示させるための基本クロックであるドッ
トクロックをカウントし、水平同期信号でリセットされ
る第1のカウンタと、水平同期信号をカウントし、垂直
同期信号でリセットされる第2のカウンタと、該第1お
よび第2のカウンタの出力をアドレス信号とし、該アド
レス信号に対応するメモリ番地に複数ビットのカラーデ
ータを格納したRAMと、該RAMの出力を前記オンス
クリーンディスプレイICから出力されるドットデータ
と合成して、該ドットデータよりビット数の多い出力ド
ットデータを出力する合成回路とを備えたものである。
【0009】この画像表示回路において、好ましくは、
前記RAMに書き込むカラーデータおよび該カラーデー
タの書込用アドレスを出力するマイクロコンピュータ
と、該マイクロコンピュータからの制御信号に応じて前
記書込用アドレスと前記量カウンタの出力とを切替るセ
レクタとをさらに備える。
前記RAMに書き込むカラーデータおよび該カラーデー
タの書込用アドレスを出力するマイクロコンピュータ
と、該マイクロコンピュータからの制御信号に応じて前
記書込用アドレスと前記量カウンタの出力とを切替るセ
レクタとをさらに備える。
【0010】
【作用】オンスクリーンディスプレイICは、クロック
信号、水平同期信号および垂直同期信号を受け、これら
の信号に同期して画像を構成するドットデータを出力す
る。このドットデータは、通常、1ビットのモノクロド
ットデータであるが、3ビット程度のカラービットの場
合もある。
信号、水平同期信号および垂直同期信号を受け、これら
の信号に同期して画像を構成するドットデータを出力す
る。このドットデータは、通常、1ビットのモノクロド
ットデータであるが、3ビット程度のカラービットの場
合もある。
【0011】第1のカウンタは、ドットを表示させるた
めの基本クロックであるドットクロックをカウントし、
水平同期信号でリセットされる。この第1のカウンタの
出力は、現在OSDICが出力しているドットの水平方
向のドット位置を示す。文字単位の色指定を行う場合で
あって、かつ文字を構成する横方向ドット数が2のn乗
倍である場合には第1のカウンタの下位nビットを除く
上位のビットを使用すれば、必要なRAMの容量を低減
できる。
めの基本クロックであるドットクロックをカウントし、
水平同期信号でリセットされる。この第1のカウンタの
出力は、現在OSDICが出力しているドットの水平方
向のドット位置を示す。文字単位の色指定を行う場合で
あって、かつ文字を構成する横方向ドット数が2のn乗
倍である場合には第1のカウンタの下位nビットを除く
上位のビットを使用すれば、必要なRAMの容量を低減
できる。
【0012】第2のカウンタは、水平同期信号をカウン
トし、垂直同期信号でリセットされる。この第2のカウ
ンタの出力は、現在OSDICが出力しているドットの
垂直方向の位置(ライン位置)を示す。文字単位の色指
定を行う場合であって、かつ文字を構成する縦方向ドッ
ト数が2のn乗倍である場合には第2のカウンタの下位
nビットを除く上位のビットを使用すれば、必要なRA
Mの容量を低減できる。
トし、垂直同期信号でリセットされる。この第2のカウ
ンタの出力は、現在OSDICが出力しているドットの
垂直方向の位置(ライン位置)を示す。文字単位の色指
定を行う場合であって、かつ文字を構成する縦方向ドッ
ト数が2のn乗倍である場合には第2のカウンタの下位
nビットを除く上位のビットを使用すれば、必要なRA
Mの容量を低減できる。
【0013】RAMは、該第1および第2のカウンタの
出力をアドレス信号とし、該アドレス信号に対応するメ
モリ番地に複数ビットのカラーデータを格納する。した
がって、このRAMには、画面上のドットあるいは文字
の位置に応じて、その位置の色をOSDICとは関係な
く任意に(そのビット数で表わされる色数の範囲内で)
指定することができる。
出力をアドレス信号とし、該アドレス信号に対応するメ
モリ番地に複数ビットのカラーデータを格納する。した
がって、このRAMには、画面上のドットあるいは文字
の位置に応じて、その位置の色をOSDICとは関係な
く任意に(そのビット数で表わされる色数の範囲内で)
指定することができる。
【0014】合成回路は、RAMの出力をオンスクリー
ンディスプレイICから出力されるドットデータと合成
して、該ドットデータよりビット数の多い出力ドットデ
ータを出力する。すなわち、表示可能な色数を増加させ
ることができる。
ンディスプレイICから出力されるドットデータと合成
して、該ドットデータよりビット数の多い出力ドットデ
ータを出力する。すなわち、表示可能な色数を増加させ
ることができる。
【0015】
【実施例】まず、図1〜図4により、本発明の第1の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0016】図1は、本実施例による画像表示回路の概
略構成を示す。本回路は、OSDIC1、水平位置カウ
ンタ2、垂直位置カウンタ3、RAM(ランダムアクセ
スメモリ:読出書込可能メモリ)4、合成回路10から
なる。合成回路10は3個のアンドゲートからなる。
略構成を示す。本回路は、OSDIC1、水平位置カウ
ンタ2、垂直位置カウンタ3、RAM(ランダムアクセ
スメモリ:読出書込可能メモリ)4、合成回路10から
なる。合成回路10は3個のアンドゲートからなる。
【0017】OSDIC1は、通常、ドットクロック
(DOTCLOCK)、および水平同期信号(H.SY
NC)および垂直同期信号(V.SYNC)を受けて、
モノクロのドット信号Voを出力する。本実施例のOS
DIC1は、図2に示すように、1文字8ドット×8ド
ットで、1画面水平方向8文字、垂直方向6行の表示を
行うものとする。
(DOTCLOCK)、および水平同期信号(H.SY
NC)および垂直同期信号(V.SYNC)を受けて、
モノクロのドット信号Voを出力する。本実施例のOS
DIC1は、図2に示すように、1文字8ドット×8ド
ットで、1画面水平方向8文字、垂直方向6行の表示を
行うものとする。
【0018】図3に示すように、水平位置カウンタ2
は、6ビットのカウンタからなり、ドットクロックをカ
ウントし、水平同期信号でリセットされる。すなわち、
水平位置カウンタ2は、OSDIC1が現在出力してい
る(表示している)ドットの水平方向位置を示す。同様
に、垂直位置カウンタ3は、6ビットのカウンタからな
り、水平同期信号パルスをカウントし、垂直同期信号で
リセットされる。すなわち、垂直位置カウンタ3は、O
SDIC現在出力しているドットの垂直方向位置を示
す。水平位置カウンタ2および垂直位置カウンタ3の各
々の上位3ビット出力(Q3〜Q5)は、RAM4のア
ドレス端子(A0〜A5)にそれぞれ接続される。水平
位置カウンタ2の出力Q3はドットクロックが8個入力
される毎に反転し、垂直位置カウンタ3の出力Q3も同
様に水平同期信号パルスが8個入力される毎に反転す
る。ここで、それぞれの“8個”は図2の1文字の水平
方向および垂直方向の構成ドット数に対応している。こ
れによって、RAM4には、画面上における現在表示し
ている文字の位置を与えることになる。
は、6ビットのカウンタからなり、ドットクロックをカ
ウントし、水平同期信号でリセットされる。すなわち、
水平位置カウンタ2は、OSDIC1が現在出力してい
る(表示している)ドットの水平方向位置を示す。同様
に、垂直位置カウンタ3は、6ビットのカウンタからな
り、水平同期信号パルスをカウントし、垂直同期信号で
リセットされる。すなわち、垂直位置カウンタ3は、O
SDIC現在出力しているドットの垂直方向位置を示
す。水平位置カウンタ2および垂直位置カウンタ3の各
々の上位3ビット出力(Q3〜Q5)は、RAM4のア
ドレス端子(A0〜A5)にそれぞれ接続される。水平
位置カウンタ2の出力Q3はドットクロックが8個入力
される毎に反転し、垂直位置カウンタ3の出力Q3も同
様に水平同期信号パルスが8個入力される毎に反転す
る。ここで、それぞれの“8個”は図2の1文字の水平
方向および垂直方向の構成ドット数に対応している。こ
れによって、RAM4には、画面上における現在表示し
ている文字の位置を与えることになる。
【0019】RAM4は、図3に示すように、6ビット
のアドレス入力端子(A0〜A5)および4ビットのデ
ータ端子(D0〜D3)を有する。図4に示すように、
RAM4の記憶領域は、6ビットアドレスに対応する6
4のメモリ番地のうち48のメモリ番地のビットD0〜
D2を用いる。この“48”は図2の画面における文字
の総数に対応している。このRAM4の各メモリ番地に
所望のビット値を格納することにより、次に述べるよう
に、その文字位置の文字に任意の色を与えることができ
る。
のアドレス入力端子(A0〜A5)および4ビットのデ
ータ端子(D0〜D3)を有する。図4に示すように、
RAM4の記憶領域は、6ビットアドレスに対応する6
4のメモリ番地のうち48のメモリ番地のビットD0〜
D2を用いる。この“48”は図2の画面における文字
の総数に対応している。このRAM4の各メモリ番地に
所望のビット値を格納することにより、次に述べるよう
に、その文字位置の文字に任意の色を与えることができ
る。
【0020】RAM4のD0ビットを赤(R)に対応付
け、D1ビットを緑(G)に対応付け、D2ビットを青
(B)に対応付ける。図1から分かるように、RAM4
の出力はOSDICの出力と同期して出力されるので、
OSDIC1から出力される特定の位置の文字の出力ビ
ット“1”に代えて、その文字についてRAM4内で指
定した色データ“D0D1D2”を出力することができ
る。例えば、RAM4のメモリ番地8に特定の色データ
“D0D1D2”を設定しておくことにより、画面上で
番号8の文字に対してその色を付与することができる。
け、D1ビットを緑(G)に対応付け、D2ビットを青
(B)に対応付ける。図1から分かるように、RAM4
の出力はOSDICの出力と同期して出力されるので、
OSDIC1から出力される特定の位置の文字の出力ビ
ット“1”に代えて、その文字についてRAM4内で指
定した色データ“D0D1D2”を出力することができ
る。例えば、RAM4のメモリ番地8に特定の色データ
“D0D1D2”を設定しておくことにより、画面上で
番号8の文字に対してその色を付与することができる。
【0021】本実施例では、文字単位の色の追加を行う
ようにしたが、カウンタ2、3の出力ビットすべてを用
い、RAM4を12ビットアドレスとすれば、ドット単
位に色の追加を行うようにすることも可能である。
ようにしたが、カウンタ2、3の出力ビットすべてを用
い、RAM4を12ビットアドレスとすれば、ドット単
位に色の追加を行うようにすることも可能である。
【0022】次に、図5に、1文字の構成を縦16ドッ
ト、横12ドット、画面構成を水平方向19文字(22
8ドット)、垂直方向11行(176ライン)とした場
合の本発明の第2の実施例の構成を示す。
ト、横12ドット、画面構成を水平方向19文字(22
8ドット)、垂直方向11行(176ライン)とした場
合の本発明の第2の実施例の構成を示す。
【0023】マイコン8およびOSDIC1は、従来の
回路構成要素である。このOSDIC1は、マイコン8
からのクロックを受けてドットクロック11を出力する
タイプのものである。このドットクロック11は、図1
の場合と同様、水平位置カウンタ2へ入力される。水平
位置カウンタ2は、ドットクロック11をカウントし、
水平同期信号でリセットされる。これにより、カウント
出力と画面上水平位置とが対応する。同様に、垂直位置
カウンタ3は水平同期信号をカウントし、垂直同期信号
でリセットされる。これにより、カウント出力と画面上
垂直位置とが対応する。この例では、上記の文字構成お
よび画面構成に応じて、水平カウンタ、垂直カウンタと
もに8ビットのカウンタを用いる。図1の場合と同様、
文字単位に色を付加するために、縦方向については、カ
ウンタ4の出力の下位4ビットを使用せず、残りの上位
4ビット(V0〜V4で表わす)を用いる。
回路構成要素である。このOSDIC1は、マイコン8
からのクロックを受けてドットクロック11を出力する
タイプのものである。このドットクロック11は、図1
の場合と同様、水平位置カウンタ2へ入力される。水平
位置カウンタ2は、ドットクロック11をカウントし、
水平同期信号でリセットされる。これにより、カウント
出力と画面上水平位置とが対応する。同様に、垂直位置
カウンタ3は水平同期信号をカウントし、垂直同期信号
でリセットされる。これにより、カウント出力と画面上
垂直位置とが対応する。この例では、上記の文字構成お
よび画面構成に応じて、水平カウンタ、垂直カウンタと
もに8ビットのカウンタを用いる。図1の場合と同様、
文字単位に色を付加するために、縦方向については、カ
ウンタ4の出力の下位4ビットを使用せず、残りの上位
4ビット(V0〜V4で表わす)を用いる。
【0024】横方向については、ドット数(12ドッ
ト)が2のn乗倍ではないので、特定の下位ビットの不
使用では対処出来ない。そこで、この12ドット(a,
b,c,…l)を4ドットずつに3分割し、各4ドット
単位にRAM4のメモリ番地を割り当てることとする。
これは、擬似的に文字構成を横4ドットにしたことに相
当する。文字単位に色を指定するには、RAM4の同一
の文字に対する3つの番地には同一の色データを設定す
る必要がある。この構成では、カウンタ2の下位2ビッ
トを不使用とし、残りの上位6ビット(H0〜H5と表
わす)を用いればよい。RAM4には3×209=67
2個のメモリ番地が必要となる。これはRAM4に10
ビットのアドレス入力を必要とすることを意味する。
ト)が2のn乗倍ではないので、特定の下位ビットの不
使用では対処出来ない。そこで、この12ドット(a,
b,c,…l)を4ドットずつに3分割し、各4ドット
単位にRAM4のメモリ番地を割り当てることとする。
これは、擬似的に文字構成を横4ドットにしたことに相
当する。文字単位に色を指定するには、RAM4の同一
の文字に対する3つの番地には同一の色データを設定す
る必要がある。この構成では、カウンタ2の下位2ビッ
トを不使用とし、残りの上位6ビット(H0〜H5と表
わす)を用いればよい。RAM4には3×209=67
2個のメモリ番地が必要となる。これはRAM4に10
ビットのアドレス入力を必要とすることを意味する。
【0025】また、RAM4へのデータ書込時のアドレ
スをマイコン8から与えるために、RAM4へ与えるア
ドレスをラインセレクタ5、6、7により、マイコン8
からのアドレスと、水平位置カウンタ2および垂直位置
カウンタ3からのアドレスとを切替選択できるようにし
てある。データ書込時には、マイコン8からのセレクタ
制御信号12により、ラインセレクタ5〜7をマイコン
8側に切替るとともに、スリーステートバッファ9をハ
イインピーダンス状態から導通状態とし、RAM4のデ
ータラインとマイコン8のデータラインとを接続する。
この後、任意の文字に対応したRAM4内のメモリ番地
に所望のデータを書き込む。このデータの書込は、垂直
同期信号をマイコン8へも入力して垂直帰線期間を検出
し、この期間内に行うようにしている。これは、画面表
示期間にデータを書き換えることにより画面の乱れが発
生するのを防止するためである。
スをマイコン8から与えるために、RAM4へ与えるア
ドレスをラインセレクタ5、6、7により、マイコン8
からのアドレスと、水平位置カウンタ2および垂直位置
カウンタ3からのアドレスとを切替選択できるようにし
てある。データ書込時には、マイコン8からのセレクタ
制御信号12により、ラインセレクタ5〜7をマイコン
8側に切替るとともに、スリーステートバッファ9をハ
イインピーダンス状態から導通状態とし、RAM4のデ
ータラインとマイコン8のデータラインとを接続する。
この後、任意の文字に対応したRAM4内のメモリ番地
に所望のデータを書き込む。このデータの書込は、垂直
同期信号をマイコン8へも入力して垂直帰線期間を検出
し、この期間内に行うようにしている。これは、画面表
示期間にデータを書き換えることにより画面の乱れが発
生するのを防止するためである。
【0026】RAM4のデータは1番地4ビット構成で
あるが、後述するようにビット数を増加させて、表示可
能な色数を増加させることも可能である。
あるが、後述するようにビット数を増加させて、表示可
能な色数を増加させることも可能である。
【0027】図5の合成回路10は、図8に示すよう
に、3個のアンドゲート81、82、83からなる。R
AM4には、D0ビットにR値、D1ビットにG値、D
2ビットにB値を格納しておき、OSDIC1からのモ
ノクロ出力VoとD0ビットとのアンド出力をR信号、
VoとD1ビットとのアンド出力をG信号、VoとD2
ビットとのアンド出力をB信号とする。これにより、8
色のカラー表示が実現される。
に、3個のアンドゲート81、82、83からなる。R
AM4には、D0ビットにR値、D1ビットにG値、D
2ビットにB値を格納しておき、OSDIC1からのモ
ノクロ出力VoとD0ビットとのアンド出力をR信号、
VoとD1ビットとのアンド出力をG信号、VoとD2
ビットとのアンド出力をB信号とする。これにより、8
色のカラー表示が実現される。
【0028】図9は、RAM4として、8ビットデータ
のものを用い、D0,D1に2ビットのRデータ、D
2,D3に2ビットのGデータ、D4,D5に3ビット
のBデータを格納した場合を示す。合成回路10では、
各色の2ビットデータをD/A変換回路91〜93でD
/A変換した信号とVoとのアンドをとる。この場合の
アンド回路94〜96はアナログレベルの出力を得られ
るものとする。勿論、ディスプレイは、アナログレベル
入力対応のものとする必要がある。これにより、2の6
乗(32)色の表示が可能となる。
のものを用い、D0,D1に2ビットのRデータ、D
2,D3に2ビットのGデータ、D4,D5に3ビット
のBデータを格納した場合を示す。合成回路10では、
各色の2ビットデータをD/A変換回路91〜93でD
/A変換した信号とVoとのアンドをとる。この場合の
アンド回路94〜96はアナログレベルの出力を得られ
るものとする。勿論、ディスプレイは、アナログレベル
入力対応のものとする必要がある。これにより、2の6
乗(32)色の表示が可能となる。
【0029】図10は、8色のOSDICの出力VR,
VG,VBに対して、輝度信号(I)を付加することに
より、8色から16色にするための合成回路10を示
す。このOSDICでは背景色が1行単位でしか指定で
きない。そこで、RAM4にはD0,D1,D2として
背景色データ(BR,BG,BB)を格納する。また、
D3として輝度信号Iを格納する。合成回路10は、V
R,VG,VBをそれぞれ反転するインバータ101,
102,103と、それぞれこれらインバータの出力と
D0,D1,D2のアンドをとるアンドゲート104,
105,106と、これらアンドゲート104,10
5,106の出力とVR,VG,VBとのオアをとるオ
アゲート108,109,110と、D3とVoのアン
ドをとるアンドゲートからなる。VR,VG,VBは、
文字表示以外の区間で“0”(Low)となっているの
で、この区間でのみD0〜D2のデータを加算すること
により、背景色を指定の色とすることができる。また、
文字色数は輝度信号Iにより倍となる。勿論、ディスプ
レイは輝度信号Iの入力を備えたものとする必要があ
る。
VG,VBに対して、輝度信号(I)を付加することに
より、8色から16色にするための合成回路10を示
す。このOSDICでは背景色が1行単位でしか指定で
きない。そこで、RAM4にはD0,D1,D2として
背景色データ(BR,BG,BB)を格納する。また、
D3として輝度信号Iを格納する。合成回路10は、V
R,VG,VBをそれぞれ反転するインバータ101,
102,103と、それぞれこれらインバータの出力と
D0,D1,D2のアンドをとるアンドゲート104,
105,106と、これらアンドゲート104,10
5,106の出力とVR,VG,VBとのオアをとるオ
アゲート108,109,110と、D3とVoのアン
ドをとるアンドゲートからなる。VR,VG,VBは、
文字表示以外の区間で“0”(Low)となっているの
で、この区間でのみD0〜D2のデータを加算すること
により、背景色を指定の色とすることができる。また、
文字色数は輝度信号Iにより倍となる。勿論、ディスプ
レイは輝度信号Iの入力を備えたものとする必要があ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明により、単色の表示機能のOSD
ICを用いて、多色の表示が可能となり、画面表示制御
LSI、表示用RAM、文字用ROMを用いた画像回路
よりも安価な回路を提供することができる。また、8色
程度の色表示可能なOSDICであっても、画面表示制
御LSIを用いることなく、さらに多色化が可能であ
る。 また、文字の背景部分の着色についても1行単位
より細かい単位で色の変更が可能となる。
ICを用いて、多色の表示が可能となり、画面表示制御
LSI、表示用RAM、文字用ROMを用いた画像回路
よりも安価な回路を提供することができる。また、8色
程度の色表示可能なOSDICであっても、画面表示制
御LSIを用いることなく、さらに多色化が可能であ
る。 また、文字の背景部分の着色についても1行単位
より細かい単位で色の変更が可能となる。
【図1】本発明の画像表示回路の実施例の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】図1の画像表示回路における文字構成および画
面構成を示す説明図。
面構成を示す説明図。
【図3】図1のカウンタおよびRAMの接続関係の説明
図。
図。
【図4】図1のRAMの構成の説明図。
【図5】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図。
図。
【図6】図5の画像表示回路における文字構成および画
面構成の説明図。
面構成の説明図。
【図7】図5の画像表示回路におけるRAMの構成の説
明図。
明図。
【図8】図5の画像表示回路における合成回路10の構
成の一例を示す回路図。
成の一例を示す回路図。
【図9】図5の画像表示回路における合成回路10の構
成の他の例を示す回路図。
成の他の例を示す回路図。
【図10】図5の画像表示回路の変形例における合成回
路10の構成の一例を示す回路図。
路10の構成の一例を示す回路図。
1…オンスクリーンディスプレイIC(OSDIC)、
2…水平位置カウンタ、3…垂直位置カウンタ、4…R
AM、5〜7…ラインセレクタ、8…マイコン、9…ス
リーステートバッファ、10…合成回路、11…ドット
クロック、12…セレクタ制御信号。
2…水平位置カウンタ、3…垂直位置カウンタ、4…R
AM、5〜7…ラインセレクタ、8…マイコン、9…ス
リーステートバッファ、10…合成回路、11…ドット
クロック、12…セレクタ制御信号。
Claims (5)
- 【請求項1】クロック信号、水平同期信号および垂直同
期信号を受けて、これらの信号に同期して画像を構成す
るドットデータを出力するオンスクリーンディスプレイ
ICを用いた画像表示回路において、 ドットを表示させるための基本クロックであるドットク
ロックをカウントし、水平同期信号でリセットされる第
1のカウンタと、 水平同期信号をカウントし、垂直同期信号でリセットさ
れる第2のカウンタと、 該第1および第2のカウンタの出力をアドレス信号と
し、該アドレス信号に対応するメモリ番地に複数ビット
のカラーデータを格納したRAMと、 該RAMの出力を前記オンスクリーンディスプレイIC
から出力されるドットデータと合成して、該ドットデー
タよりビット数の多い出力ドットデータを出力する合成
回路とを備えたことを特徴とする画像表示回路。 - 【請求項2】前記RAMに書き込むカラーデータおよび
該カラーデータの書込用アドレスを出力するマイクロコ
ンピュータと、該マイクロコンピュータからの制御信号
に応じて前記書込用アドレスと前記量カウンタの出力と
を切替るセレクタとをさらに備えたことを特徴とする請
求項1記載の画像表示回路。 - 【請求項3】前記オンスクリーンディスプレイICが1
ビットのモノクロドットデータVoを出力する場合、前
記RAMには3ビットのカラーデータR,G,Bを格納
しておき、前記合成回路は、前記RAMから出力される
複数ビットのカラーデータR,G,Bの各ビットと前記
モノクロドットデータVoとのアンド出力を3ビット出
力ドットデータとすることを特徴とする請求項1記載の
画像表示回路。 - 【請求項4】前記オンスクリーンディスプレイICが1
ビットのモノクロドットデータVoを出力する場合、前
記RAMには6ビットのカラーデータR1,R2,G
1,G2,B1,B2を格納しておき、前記合成回路
は、前記カラーデータの各色2ビットをD/A変換した
信号と前記モノクロドットデータVoとのアナログレベ
ルのアンド出力を3ビット出力ドットデータとすること
を特徴とする請求項1記載の画像表示回路。 - 【請求項5】前記オンスクリーンディスプレイICが3
ビットのカラーデータVR,VG,VBおよびモノクロ
ドットデータVoを出力する場合、前記RAMには3ビ
ットの背景色データBR,BG,BBおよび1ビットの
輝度信号ビットIを格納しておき、前記合成回路は、前
記カラーデータVR,VG,VBがオール“0”のとき
当該カラーデータに前記背景色データをビット単位に加
算するとともに、前記モノクロドットデータVoと前記
輝度信号ビットIとのアンド出力を出力輝度信号ビット
とし、該出力輝度信号ビットと前記カラーデータVR,
VG,VBとを4ビット出力ドットデータとすることを
特徴とする請求項1記載の画像表示回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24820292A JP3335198B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 画像表示回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24820292A JP3335198B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 画像表示回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0695639A true JPH0695639A (ja) | 1994-04-08 |
JP3335198B2 JP3335198B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=17174717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24820292A Expired - Fee Related JP3335198B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 画像表示回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3335198B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24820292A patent/JP3335198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3335198B2 (ja) | 2002-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |