JPH0695366B2 - ストリ−ミング磁気テ−プ装置のリポジシヨニング装置 - Google Patents

ストリ−ミング磁気テ−プ装置のリポジシヨニング装置

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JPH0695366B2
JPH0695366B2 JP61240023A JP24002386A JPH0695366B2 JP H0695366 B2 JPH0695366 B2 JP H0695366B2 JP 61240023 A JP61240023 A JP 61240023A JP 24002386 A JP24002386 A JP 24002386A JP H0695366 B2 JPH0695366 B2 JP H0695366B2
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tape
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detection signal
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潔 木村
詞夫 中山
義和 小松
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Anritsu Corp
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/005Programmed access in sequence to indexed parts of tracks of operating tapes, by driving or guiding the tape
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/11Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier
    • G11B27/13Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier the information being derived from movement of the record carrier, e.g. using tachometer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
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    • G11B27/22Means responsive to presence or absence of recorded information signals

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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の産業上の利用分野> 本発明はストリーミング磁気テープ装置のリポジショニ
ング装置に関する。
<従来の技術> コンピュータの外部記憶装置として用いられる磁気テー
プ装置は、旧来は、リール・モータの他にキャプスタン
モータを設け、キャプスタンモータでテープ走行を制御
して、テープ走行においてテープの1個のデータブロッ
クごとにデータブロックと隣のデータブロックとの間の
空白部分(インタ ブロック キャップ:IBG)でテープ
走行を一時停止させるスタートストップ方式が用いられ
ていた。
しかし、近年は、テープ走行の高速化の要求及びコスト
ダウンなどの要求から、キャプスタンモータを省略し、
リール・モータで直接テープ走行を制御し、IBGでの走
行停止をせずにテープを連続走行させる方式(即ちスト
リーミング方式)が普及している。
しかしながら、このようにキャプスタンモータの代りに
直接リール・モータでテープを走行させるストリーミン
グ磁気テープ装置では、走行途中にIBGでテープ走行を
停止させる必要が生じた場合(例えばホスト装置からの
命令が遅れて磁気テープがストリーミング走行を維持で
きなくなった場合、あるいは書込まれたデータに誤りが
あった場合など)に、IBGで停止させようとしても、リ
ールの慣性のため及びIBGの距離が僅かしかない(通常
0.6インチ)ため、IBGで停止できずIBGを通り過ぎて別
のデータブロックまで達して停止する。このため、テー
プを再び走行させるためには、この停止点から元のIBG
の中間点までテープを戻す動作、即ちリポジショニング
動作が必要となる。
しかして、従来のストリーミング磁気テープ装置では、
テープ走行系に設けたタコメータからのテープの位置情
報に基づいて、リポジショニング動作を第6図に示す原
理で行なっていた。
第6図において、1はテープ、BOTはテープ1の始端、E
OTは終端である。Bはテープ1におけるBOTから数え
てN番目のデータブロック、BN+ はN+1番目のデ
ータブロック、IはBOTからN番目のIBG、水平軸Xは
テープが磁気ヘッドに位置するテープ位置、Y軸はX軸
より上方が正方向(テープ1がBOT側へ巻かれる方向)
のテープ走行速度、下方が逆方向のテープの走行速度、
Y0はテープ走行速度零(即ち、テープ停止)、Y1は正方
向の定速によるテープ走行速度、Y2は逆方向の定速によ
るテープ走行速度を表わしている(例えばY1=Y2であ
る)。
即ち、第6図に示すように、ストリーミング走行により
正方向に定速Y1でテープ1を走行中に、N番目のデータ
ブロックBを過ぎたN番目のIBG(即ちI)の中間
点Aに来たとき、停止させようとしてリール・モータに
停止信号を送ったとする。しかし、リールの慣性のた
め、直ちには停止できず、テープ1は次第に減速されつ
つIを過ぎた点Bまで達して停止する。
このテープ走行の停止指令が出力されたA点から停止す
るB点までのテープ走行距離を例えばタコメータで測定
する。即ち、このタコメータは、例えば発光素子と、受
光素子と、これらの素子の間に設けられたスリットを有
するテープに摩擦接触する回転体とから成り、テープ走
行時のこの回転体の回転時に、上記受光素子によって上
記発光素子からの光が上記回転体のスリットを通過して
受光される毎にパルスを出力するもので、この出力パル
スは、例えばアップ・ダウン・カウンタに供給され、こ
の出力パルス数をアップ方向にカウントしてテープ走行
距離を測定する。
次に、リール・モータでテープ1を逆方向に走行させ
る。この場合も、リールの慣性のため、テープ1は直ち
には定速Y2にはならず、次第に速度を増してC点で定速
Y2に達する。この定速Y2に達した後、所定時間をおいて
D点でリール・モータに停止信号を出力する。リールの
慣性により、テープ1は同様に次第に減速してE点で停
止する。このB点からC点、D点を経てE点で停止する
までのタコメータの出力パルスをアップダウンカウンタ
でダウン方向にカウントする。A点→B点のカウント数
をB点→C点→D点→E点のカウント数が超過した分だ
けカウンタはマイナスになっている。
次に、正方向にテープ1を走行させる。テープ1は同様
に次第に速度を増してF点で定速Y1に達する。E点から
はタコメータの出力パルスをアップ方向にカウントす
る。そして、E点からF点に達してアップダウンカウン
タのマイナス分が零になった点Gは、最初のテープ走行
停止指令が出力された元の位置Aに一致すると考えられ
る。従って、このG点で、元の位置に戻す動作、即ち、
リポジショニング動作は完了したこととなり、そのまま
定速Y1でテープ1の正方向の走行は続行されて、次のデ
ータブロックBN+ 以降の読取り、書込みなどがなさ
れる。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、このような従来のストリーミング磁気テ
ープ装置のリポジショニング装置では、タコメータの回
転体とテープ間のスリップ、タコメータの出力パルスの
ミスカウントなどが、直接タコメータによるテープ位置
検出の誤差となる。
従って、A点→B点→C点→D点→E点→F点→G点と
いう長い距離を経る間にこれらの誤差が蓄積されるた
め、アップ・ダウン・カウンタのカウント開始時の元の
テープ位置Aと、カウントのマイナス分が零になった時
のテープ位置Gとは、必ずしも一致しない。
このため、カウントのマイナス分が零になった時のテー
プ位置Gが、カウント開始時のテープ位置、即ちN番目
のIBG(I)を外れて、このG点が前のデータブロッ
クBにかかったり、あるいは次のデータブロックB
N+ にかかる事態がしばしば発生していた。このた
め、誤って前後の正しいデータブロックを消去したり、
前後のデータブロックの途中から読取りを始める等の誤
動作がしばしば生じていた。
本発明は、このような欠点を改め、テープとタコメータ
間のスリップ、タコメータの出力パルスのミスカウント
などが生じても、これと無関係に確実に正しい位置にリ
ポジショニングされるようにして、正しいデータの読取
り、書込みが行なえるようにした、ストリーミング磁気
テープ装置のリポジショニング装置を提供することを目
的としている。
<問題を解決するための手段> 本発明はこの問題を解決するため、第1図に示すよう
に、 (イ)磁気テープの走行距離を測定するための走行距離
測定手段(20)と、 (ロ)前記磁気テープの走行の停止を検出し、停止検出
信号を出力するためのテープ停止検出手段(30)と、 (ハ)前記磁気テープに記録されたデータブロックの前
端エッジ及び後端エッジを検出し、前端エッジ検出信号
及び後端エッジ検出信号を出力するためのデータ・ブロ
ック・エッジ検出手段(40)と、 (ニ)外部からリポジショニング指令を受けた時に動作
し、前記リポジショニング指令を受けた前後所定時間内
の前記データ・ブロック・エッジ検出手段よりの所定の
エッジ検出信号の供給に応じて、前記リール・モータに
駆動停止指令を与えると共に前記走行距離測定手段に測
定開始指令を与えて第1の走行距離の測定を開始させ、
その後、前記テープ停止検出手段からの停止検出信号の
供給に応じて、前記リール・モータに逆転駆動指令を与
えると共に前記走行距離測定手段に逆方向のテープ走行
距離の測定開始指令を与えて第2の走行距離の測定を開
始させ、前記走行距離測定手段によって測定された第1
の走行距離と第2の走行距離とが等しくなった時に、そ
の前後所定時間内に前記データ・ブロック・エッジ検出
手段からの所定のエッジ検出信号の供給に応じて、正常
にリポジショニング動作が行なわれていることを知らせ
る第1の報知信号を外部に出力する制御手段(10)とを
備えている。
<作用> 制御手段は、ホスト・コンピュータ等の主制御装置から
リポジショニング指令信号が与えられた時に、その前後
所定時間内にデータ・ブロック・エッジ検出手段から前
端エッジ検出信号又は後端エッジ検出信号を受けると、
リール・モータの駆動停止指令を出力すると共に、走行
距離測定手段に測定開始指令を与える。その後、テープ
停止検出手段から停止検出信号を受けると、制御手段
は、リール・モータに逆転駆動指令を出力すると共に、
走行距離測定手段に逆方向のテープ走行距離の測定開始
指令を与える。そして制御手段は、走行距離測定手段に
よって測定された正方向のテープ走行距離と逆方向のテ
ープ走行距離とが等しくなった時に、その後所定時間内
にデータ・ブロック・エッジ検出手段から前端エッジ検
出信号又は後端エッジ検出信号を受けると、主制御装置
に、そのことを表わす信号を出力する。よって、この信
号が制御手段から供給されない時には、データの読取
り、書込みを行なわないように主制御装置を設定してお
けば、前後の正しいデータ・ブロックを消去したり、前
後のデータ・ブロックの途中から読取りを始める等の誤
動作を防ぐことができるようになる。
<実施例> 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図はその構成を示すもので、制御手段10は、走行距
離測定手段20に測定開始指令を与えると共に、磁気テー
プを走行させるためのリール・モータ(図示せず)の回
転を制御する。上記測定開始指令を受取ると上記走行距
離測定手段20は、磁気テープ(図示せず)の走行距離の
測定を開始し、その測定結果を上記制御手段10に出力す
る。テープ停止検出手段30は、上記磁気テープ走行の停
止、即ち上記磁気テープを走行させるリール・モータの
停止を検出すると、停止検出信号を上記制御手段10に出
力する。データ・ブロック・エッジ検出手段40は、磁気
テープに記録されたデータ・ブロックの前端エッジ又は
後端エッジを検出すると、前端エッジ検出信号又は後端
エッジ検出信号を出力する。
上記制御手段10は、図示しないホスト・コンピュータ等
の主制御装置からリポジショニング指令信号が与えられ
た時に、その前後所定時間内に上記データ・ブロック・
エッジ検出手段40から上記前端エッジ検出信号又は後端
エッジ検出信号を受けると、上記リール・モータの駆動
停止指令を出力すると共に、上記走行距離測定手段20に
測定開始指令を与える。その後、上記テープ停止検出手
段30から停止検出信号を受けると、上記制御手段10は、
上記リール・モータに逆転駆動指令を出力すると共に、
上記走行距離測定手段20に逆方向のテープ走行距離の測
定開始指令を与える。そして上記制御手段10は、上記走
行距離測定手段20によって測定された正方向のテープ走
行距離と逆方向のテープ走行距離とが等しくなった時
に、その後所定時間内に上記データ・ブロック・エッジ
検出手段40から上記前端エッジ検出信号又は後端エッジ
検出信号を受けると、上記主制御装置に、そのことを表
わす信号を出力する。
よって、この信号が上記制御手段10から供給されない時
には、データの読取り、書込みを行なわないように上記
主制御装置を設定しておけば、前後の正しいデータ・ブ
ロックを消去したり、前後のデータ・ブロックの途中か
ら読取りを始める等の誤動作を防ぐことができるように
なる。
第2図は上記構成をさらに詳細に示すもので、上記制御
手段10は、零検出回路12、制御回路14及び一致確認回路
16から成る。上記走行距離測定手段20は、タコメータ22
と走行距離測定装置24とから成る。上記テープ停止検出
手段30は、上記タコメータ22とテープ停止検出装置32と
から成る。上記データ・ブロック・エッジ検出手段40
は、磁気ヘッド42とデータ・ブロック・エッジ検出装置
44とから成る。なお、同図において50は、ディジタル/
アナログ変換器52とサーボ・アンプ54とから成るモータ
駆動制御回路であり、60はテープを走行させるためのリ
ール・モータである。
即ち、磁気テープの走行距離は、テープの走行系に設け
られたタコメータ22を用いて測定される。上記タコメー
タ22は、例えば発光素子と、受光素子と、これらの素子
の間に設けられたスリットを有するテープに摩擦接触す
る回転体とから成り、テープ走行時のこの回転体の回転
時に、上記受光素子によって上記発光素子からの光が上
記回転体のスリットを通過して受光される毎にパルス出
力を生じる。このタコメータ22の出力パルスは、走行距
離測定装置24により測定される。この走行距離測定装置
24は、例えばアップ・ダウン・カウンタであり、テープ
が正方向走行している場合にはアップ方向に、また逆方
向に走行している場合にはダウン方向に、上記タコメー
タ22の出力パルスをカウントする。上記タコメータ22の
出力パルスはまた、テープ停止検出装置32にも供給され
ている。このテープ停止検出装置32は、タコメータ22の
出力パルスが生じない時に、停止検出信号を出力する。
磁気テープに記録されたデータ・ブロックの読取り、書
込みは、磁気ヘッド42によって行なわれる。データ・ブ
ロック・エッジ検出装置44は、上記磁気ヘッド42の出力
信号を増幅する読取り信号増幅器46と、この増幅された
上記磁気ヘッド42の出力信号によってデータ・ブロック
の前端エッジ及び後端エッジを検出して、前端エッジ検
出信号及び後端エッジ検出信号を出力するデータ・ブロ
ック検出回路48とから成っている。上記データ・ブロッ
ク検出回路48には、上記制御回路14からテープの走行方
向を表わす信号が供給されており、従って検出したデー
タ・ブロック・エッジが前端エッジであるか後端エッジ
であるかが知れるようになっている。
零検出回路12は、上記走行距離測定装置(アップ・ダウ
ン・カウンタ)24の計数値出力が零になると、これを検
出して、零検出信号を制御回路14及び一致確認回路16に
出力する。制御回路14は、このリポジショナを制御する
もので、テープの走行中に外部の主制御装置からのリポ
ジショニング指令aに応じて、後述するような制御動作
を開始する。一致確認回路16は、上記零検出回路12から
の零検出信号を受けた時の前後所定時間内に上記データ
・ブロック・エッジ検出装置44から前端エッジ信号又は
後端エッジ信号を受けると、一致信号bを上記主制御装
置に出力する。よって、上記主制御装置は、この一致信
号bが供給されない場合には、リポジショニング動作に
エラーがあったということを知ることができ、上記主制
御装置をその際にはデータの読取り、書込みを行なわな
いように予め設定しておけば、前記の正しいデータ・ブ
ロックを消去したり、前後のデータ・ブロックの途中か
ら読取りを始める等の誤動作を防ぐことができる。
この動作を第3図、第4図(a)、第4図(b)を参照
して、さらに詳細に説明する。
第3図において、70は磁気テープ、BOTはテープ70の始
端、EOTはテープ70の終端である。Bはテープ70にお
けるBOTから数えてN番目のデータ・ブロック、BN+
はN+1番目のデータ・ブロック、IはBOTからN
番目のIBGを表わしており、E1はデータ・ブロックの前
端エッジ、E2は後端エッジを表わしている。水平軸Xは
テープ70が上記磁気ヘッド42に位置するテープ位置を表
わし、Y軸はX軸より上方が正方向(テープ70がBOT側
へ巻かれる方向)のテープ走行速度、下方が逆方向のテ
ープの走行速度を表わしている。Y0はテープ走行速度零
(即ち、テープ停止)、Y1は正方向の定速によるテープ
走行速度、Y2は逆方向の定速によるテープ走行速度を表
わしている(但し、例えばY1=Y2である)。
通常は、テープ70は、図示はしていないが上記主制御装
置によって上記モータ駆動制御回路50が制御されて正方
向に連続走行されて、データ・ブロックの読取り又は書
込みが上記磁気ヘッド42によって行なわれている。
ここで、第3図に示すように、テープ70の例えばN番目
のデータ・ブロックBを過ぎた時点Aで、上記主制御
装置からリポジショニング指令aが供給されたとする。
この時点Aは、IBG(I)内であるので、第4図のフ
ローチャートでは、データ・ブロック・エッジ検出装置
44で後端エッジE2が検出されて後端エッジ検出信号が供
給され(step 401)、且つ(IBGの距離に対応する)第
1の所定時間t1内である(step 402)時点である。こ
の時点Aでリポジショニング指令が与えられると(step
402)、制御回路14は、モータ駆動制御回路50に第1
回目の走行停止指令信号を出力すると同時に、アップ・
ダウン・カウンタ24に、アップ方向の計数開始の第1の
測定開始指令信号を出力する(step 403)。テープ70
は、リールの慣性によって、第3図に示すように次第に
減速されて、IBG(I)を過ぎたB点で停止する。こ
のA点からB点で停止するまでの間のテープ70の走行距
離が、アップ・ダウン・カウンタ24でタコメータ22から
の出力パルスを計数することにより測定される。
テープ70の走行が停止すると、タコメータ22からは出力
パルスが生じなくなるので、テープ停止検出装置32はこ
れを検出して、第1回目のテープ停止検出信号を制御回
路14に出力する。
制御回路14は、この第1回目のテープ停止検出信号を受
けると(step 404)、モータ駆動制御回路50を介して
リール・モータ60へ逆方向走行指令信号を送ると共に、
アップ・ダウン・カウンタ24にダウン方向の計数動作を
開始させる第2の測定開始指令信号を送る(step 40
5)。テープ70は、リールの慣性によって第3図に示す
ように次第に速度が増加し、C点で定速となる。この
間、タコメータ22からの出力パルスは、アップ・ダウン
・カウンタ24でダウン方向に計数される。従って、A点
からB点に達するまでに計数された計数値が減算され、
A点→B点の距離とほぼ等しいB点→C点の距離とほぼ
C点で零になる。
テープ70とタコメータ22の回転体との間のスリップ、ア
ップ・ダウン・カウンタ24の出力パルスのミス・カウン
トが生じても、A点→B点及びB点→C点の距離は共に
極めて短いので、アップ・ダウン・カウンタ24の計数値
が零となる点Cは、ほぼA点の近傍にあって、IBG(I
)内に位置する。
アップ・ダウン・カウンタ24の計数値が零となると、零
検出回路12から第1回目の零検出信号が制御回路14及び
一致確認回路16に送られる。テープ70の逆方向の走行
は、定速Y2のまま続行される。C点を過ぎてそのまま逆
方向走行すると、データ・ブロック・エッジ検出装置44
から磁気ヘッド42の出力に基づいた後端エッジ(E2)検
出信号を受ける。この後端エッジ検出信号を(例えば、
IBGの距離に対応する)第2の所定時間t2内に受けると
(step 406)、一致確認回路16は、第1の一致を確認
して、上記主制御装置に第1の一致信号bを出力する
(step 407)。上記主制御装置は、この第1の一致信
号bが供給されない場合には、C点がデータ・ブロック
にかかったエラーとして、リポジショニング動作を中止
させ、警告音を発生させる等して、エラーを使用者に知
らせる。
上記第1の一致信号bが供給された場合には、上記主制
御装置は、さらにリポジショニング動作を続行させる。
即ち、制御回路14は、テープ70の逆方向の定速走行を続
行させる。データ・ブロックBの前端エッジE1で、デ
ータ・ブロック・エッジ検出装置44が前端エッジE1を検
出し、前端エッジ検出信号を制御回路14へ出力すると
(step 408)、制御回路14は(例えば、IBGの距離の1/
2に対応する)第3の所定時間t3経過後、即ちD点でモ
ータ駆動制御回路50へ第2回目の走行停止指令信号を出
力すると共に、アップ・ダウン・カウンタ24へ第3の測
定開始指令信号を出力して、ダウン方向の計数動作を開
始させる(step 409)。テープ70は、リールの慣性に
よりD点から次第に減速してE点で停止する。この間の
D点からE点に達するまでのタコメータ22の出力パルス
が、アップ・ダウン・カウンタ24によって、零からダウ
ン方向に計数される。E点でテープ70が停止すると、テ
ープ停止検出装置32から第2回目のテープ停止検出信号
が制御回路14へ出力される。
この第2回目のテープ停止検出信号を受けると(step
410)、制御回路14は、モータ駆動制御回路50へリール
・モータ60の正方向駆動指令信号を出力すると共に、ア
ップ・ダウン・カウンタ24に第4の測定開始指令信号を
送って、アップ方向の計数動作を開始させる(step 41
1)。テープ70は、リールの慣性によって、第3図に示
すように次第に速度を増してF点で定速となる。この
間、タコメータ22からの出力パルスは、アップ・ダウン
・カウンタ24でアップ方向に計数される。従って、D点
→E点の距離とほぼ等しいE点→F点の距離となるほぼ
F点で零になる。
アップ・ダウン・カウンタ24の計数値が零となると、零
検出回路12から第2回目の零検出信号が制御回路14及び
一致確認回路16に送られる。テープ70はそのまま正方向
へ定速Y1での走行を続行する。
前記と同様に、テープ70とタコメータ22の回転体との間
のスリップ、アップ・ダウン・カウンタ24の出力パルス
のミス・カウントが生じても、D点→E点及びE点→F
点の距離は共に極めて短いので、アップ・ダウン・カウ
ンタ24の計数値が零となる点Fは、ほぼF点の近傍にあ
って、IBG(IN−1)内に位置する。
F点を過ぎてそのまま正方向走行すると、N番目のデー
タ・ブロック・Bが磁気ヘッド42を通り、データ・ブ
ロック・エッジ検出装置44からはN番目のデータ・ブロ
ックBの前端エッジ(E1)検出信号が一致確認回路16
へ出力される。この前端エッジ検出信号を零検出信号を
受けてから(例えば、IBGの距離に対応する)第4の所
定時間t4内に受けると(step 412)、一致確認回路16
は、第2の一致を確認して、上記主制御装置に第2の一
致信号bを出力する(step 413)。上記主制御装置
は、この第2の一致信号bが供給されない場合には、F
点がデータ・ブロックにかかったエラーとして、リポジ
ショニング動作を中止させ、警告音を発生させる等し
て、エラーを使用者に知らせる。
その後、テープ70がさらに走行して、後端エッジ(E2
検出信号が一致確認回路16へ出力されると(step 41
4)、一致確認回路16はリポジショニングが完了したこ
とを知らせるために、上記主制御装置へさらに第3の一
致信号bを出力する(step 415)。これによって、リ
ポジショニング動作は完了し、以降、そのまま上記主制
御装置によってモータ駆動制御回路50が制御されて、次
のデータ・ブロックBN+ 以降の読取り又は書込みが
成される。
このように、極めて短い距離で計数値を比較してエラー
検出を2回も行なうため、確実なリポジショニングが行
ない得る。さらに、リポジショニングを行なうのに、磁
気ヘッド42でIBG(I)の前のデータ・ブロックB
を確認しつつ逆方向へテープ70を一旦通過させ、次に正
方向に走行させて、同一のデータ・ブロックBを再び
磁気ヘッド42で確認して通過させるようにしたから、確
実にN番目のデータ・ブロックBと次のデータ・ブロ
ックBN+ の中間のIBG(I)に間違いなくリポジ
ショニングされることが保証される。
次に、リポジショニング指令aが、N番目のIBG
(I)を越えて次のデータ・ブロックBN+1に入っ
た直後の時点で供給されるような場合につき説明する。
即ち、リポジショニング指令aが、後端エッジ検出信号
を受けてから(例えば、IBGの距離+αに対応する)第
5の所定時間t5内に供給されたならば(step 416)、
上記step 403〜405に示したようにテープが駆動れ、よ
って再び定速となった時点の位置は、リポジショニング
指令aを受けた時点の位置(IBGの距離+α)の近傍と
なる。そして上記step 406及び407に示したように、上
記主制御装置に第1の一致信号bを出力する。但しこの
場合、上記第2の所定時間t2は、上記第5の所定時間t5
における+α分を十分にカバーする位の時間である。以
降は、上記step 408以降と同様である。
また、リポジショニング指令aが、N番目のデータ・ブ
ロックBの終了の直前の時点で供給された場合には、
リポジショニング指令aを受けてから(step 417)、
第6の所定時間t6内にそのデータ・ブロックBの後端
エッジE2が検出されるまで定速走行を続け(step 41
8)、データ・ブロック・エッジ検出装置44から後端エ
ッジ検出信号が供給給された後、(例えば、IBGの距離
の1/2に対応する)第7の所定時間t7経過後(step 41
9)、上記step 403に進むようにすればよい。
第5図は、上記のようにリポジショニング開始位置を後
端エッジE2を基準とするのではなくて、前端エッジE1
基準とした場合の動作例を示すフロー・チャートであ
る。即ち、リポジショニング指令aがI内の時点に供
給される場合には、未だ前端エッジE1が検出されていな
い(step 501)。従って、この時点でリポジショニン
グ指令aが供給給されれば(step 502)、その後前端
エッジE1が検出されるまで正方向の定速走行が続けられ
る。そしてもし、(例えば、IBGの距離に対応する)第
8の所定時間t8内に前記エッジE1が検出された時には
(step 503)第4図(a)に示したstep 403に進むよ
うにすれば、前述の実施例と同様のリポジショニング動
作が行なわれることができる。
リポジショニング指令aがIの直前の時点に供給され
た場合も同様である。但しこの場合は、上記第8の所定
時間t8は、IBGの距離+αに対応するだけの時間とな
る。
また、リポジショニング指令aがIの直後の時点に供
給された場合には、第5図のstep 501からstep 504に
進む。即ち、前端エッジE1が検出されてから(step 50
1)、第9の所定の時間t9内にリポジショニング指令a
が供給給された時(step 502)に限り、リポジショニ
ングが行なわれる。
なお、上記step 406の後端エッジE2の検出の代りに、
第4図(c)にstep 406′で示すように、前端エッジE
1の検出に応じて動作するようにしても、同様の効果が
得られる。
<発明の効果> 以上説明したように本発明では、テープ走行距離を測定
する装置は単にテープ位置決めの大体の目安に使うだけ
とし、磁気ヘッド信号に基づいて実際のデータ・ブロッ
ク・エッジの認識を行なってリポジショニングしている
ため、タコメータの回転体とテープ間のスリップや、タ
コメータの出力パルスのカウンタのミス・カウント等が
生じた場合でも、間違いなく元のIBGに戻すことができ
る。従って、従来のように誤ってデータを消去したり、
データ・ブロックの途中からデータを読取り始める等の
誤動作をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のストリーミング磁気テープ装置のリポ
ジショナの概略構成を示すブロック構成図、 第2図は第1図のリポジショナのさらに詳細なブロック
構成図、 第3図はリポジショニング動作を説明するための図、 第4図(a)、第4図(b)は第2図のリポジショニン
グ制御部の動作を説明するためのフロー・チャート、 第4図(c)は第4図(a)のstep 406の変形例、 第5図は第2図のリポジショニング制御部の動作の他の
例を説明するためのフロー・チャートである。 第6図は従来のリポジショニング装置の動作を説明する
ための図である。 10……制御手段、12……零検出装置、14……制御回路、
16……一致確認回路、20……走行距離測定手段、22……
タコメータ、24……走行距離測定装置、30……テープ停
止検出手段、32……テープ停止検出装置、40……データ
・ブロック・エッジ検出手段、42……磁気ヘッド、48…
…データ・ブロック検出回路、50……モータ駆動制御回
路、60……リール・モータ、70……テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール・モータによって磁気テープを走行
    させてデータの書込み又は読取りを行なうストリーミン
    グ磁気テープ装置のリポジショニング装置であって、前
    記磁気テープの走行距離を測定するための走行距離測定
    手段と、 前記磁気テープの走行の停止を検出し、停止検出信号を
    出力するためのテープ停止検出手段と、 前記磁気テープに記録されたデータブロックの前端エッ
    ジ又は後端エッジを検出し、前端エッジ検出信号又は後
    端エッジ検出信号を出力するためのデータ・ブロック・
    エッジ検出手段と、 外部からリポジショニング指令を受けた時に動作し、前
    記リポジショニング指令を受けた前後所定時間内の前記
    データ・ブロック・エッジ検出手段よりの所定のエッジ
    検出信号の供給に応じて、前記リール・モータに駆動停
    止指令を与えると共に前記走行距離測定手段に測定開始
    指令を与えて第1の走行距離の測定を開始させ、その
    後、前記テープ停止検出手段からの停止検出信号の供給
    に応じて、前記リール・モータに逆転駆動指令を与える
    と共に前記走行距離測定手段に逆方向のテープ走行距離
    の測定開始指令を与えて第2の走行距離の測定を開始さ
    せ、前記走行距離測定手段によって測定された第1の走
    行距離と第2の走行距離とが等しくなった時の前後所定
    時間内に前記データ・ブロック・エッジ検出手段からの
    所定のエッジ検出信号の供給に応じて、正常にリポジシ
    ョニング動作が行なわれていることを知らせる第1の報
    知信号を外部に出力する制御手段とを備えたことを特徴
    とするストリーミング磁気テープ装置のリポジショニン
    グ装置。
JP61240023A 1985-10-08 1986-10-08 ストリ−ミング磁気テ−プ装置のリポジシヨニング装置 Expired - Lifetime JPH0695366B2 (ja)

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JP60-224604 1985-10-08

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JPS62175914A (ja) 1987-08-01

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