JPH06952A - 段ボールシート用印刷機のインキ洗浄方法および装置 - Google Patents

段ボールシート用印刷機のインキ洗浄方法および装置

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JPH06952A
JPH06952A JP18458892A JP18458892A JPH06952A JP H06952 A JPH06952 A JP H06952A JP 18458892 A JP18458892 A JP 18458892A JP 18458892 A JP18458892 A JP 18458892A JP H06952 A JPH06952 A JP H06952A
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JP
Japan
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ink
roll
squeezing
scraper
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Application number
JP18458892A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Isowa
保之 磯輪
Takashi Hibino
隆 日比野
Nobuo Mori
信夫 毛利
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Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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Publication date
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Publication of JPH06952A publication Critical patent/JPH06952A/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷オーダの変更等に伴なう色替えを、短時
間で行なう。 【構成】 インキ転移ロール50と絞りロール52とを
回転させた状態で、絞りロール52にスクレーパ80を
接触させる。またインキ転移ロール50と絞りロール5
2との絞り間隔を広げることにより、両ロール50,5
2の間に残留するインキを、絞りロール52に多く転移
させる。該ロール52に転移したインキは、スクレーパ
80により掻き取られる。次いでインキ転移ロール50
と絞りロール52との絞り間隔を狭めることにより、イ
ンキ転移ロール50に付着しているインキを絞りロール
52に転移させる。そして絞りロール52に転移したイ
ンキは、スクレーパ80により掻き取り除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、段ボールシート用印
刷機のインキ洗浄方法および装置に関し、更に詳細に
は、段ボールシートにおける印刷オーダの変更等に伴な
うインキの色替え作業に際し、残留インキを迅速に除去
して、セットアップ時間の短縮を図り得る洗浄方法およ
びその装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】段ボールシートに印刷を行なう方法として
は、所謂プリスロ印刷とフレキソ印刷とが一般に知られ
ている。前者のプリスロ印刷は、粘度の高いグリコール
系インキを使用し、該インキを多くのゴムロールにより
練って均一にしてから、版胴に装着した印版に転移させ
ることを内容としている。このプリスロ印刷は、印刷の
仕上りに光沢があると共に、インキは循環させないので
インキ消費量が少なくて済む利点がある。しかしその反
面として、印刷後の乾燥にかなりの時間を要し、またイ
ンキ転移のためのロールが多段化して機構が複雑化する
欠点を内在している。
【0003】後者のフレキソ印刷は、流動性に富む低粘
度の水性インキを使用するものであって、インキ乾燥が
速いため印刷後にダイカッタ等の次工程へ直ちに送るこ
とができ、インキ転移機構を極めて簡単になし得る等の
利点を有している。その反面、プリスロ印刷に比べると
光沢がなく、またインキを常に循環させるシステムを採
用しているので、色替えの際は多量の水でロールおよび
循環系を洗浄する必要がある。このためインキの損失を
生ずると共に、洗浄廃液の処理設備が必要となってコス
ト高となる欠点を有している。このようにプリスロ印刷
とフレキソ印刷とは、その使用するインキの性状に応じ
て、殆ど相反し合う長所と短所とを夫々有している。そ
して段ボールシートの印刷に関しては、フレキソ印刷の
長所が着目され、プリスロ印刷からフレキソ印刷への転
換が広く行なわれるに至っている。
【0004】ところで最近の業界は、多品種かつ少量の
段ボールシートを加工する小ロット対応に迫られてお
り、その傾向は年を追って顕著なものとなっている。こ
れを印刷機に関して考察すると、多種・少量の段ボール
シートの印刷に対応するために、限られた時間内で色替
えを行なう必要があることを意味する。しかるに前記小
ロットの印刷に伴う頻繁なオーダ変更の要請に対して
は、先にフレキソ印刷の短所で述べた如く、色替えに時
間を要する対応が不充分である。また、洗浄廃液を処理
する問題も内在している。このような小ロットの印刷に
対しては、色替え時間が短いことから、本来はプリスロ
印刷がこれに適している。しかしプリスロ印刷は、それ
自体として前述した諸欠点を有しているものであり、小
ロットの印刷に対応し得るという利点とても、これらの
欠点を補填し得るものではなかった。
【0005】すなわち、色替え時間が短縮されて小ロッ
ト印刷への対応が充分可能で、しかも印刷後は後工程に
直結し得る機能を備えた印刷機に対するユーザーの旺盛
な潜在的需要がある訳であるが、未だ実現されていない
のが実情である。このような、謂わばプリスロおよびフ
レキソ印刷の各長所を備えた印刷機を実用化するために
は、前記の仕様を満たすに適したインキの開発がキーポ
イントとなる(これは、先に述べた両タイプの印刷機が
夫々使用されるインキの性状に依存していたのと同様で
ある)。この点に関して出願人は、前述のユーザーサイ
ドでの潜在需要に応えるべくインキメーカーとタイアッ
プし、インキ自体の改良から根本的に取り組んだ結果、
フレキソインキに近い低粘度と速乾性とを有するグリコ
ール系のインキを開発するのに成功した。
【0006】しかし、この新開発に係るインキを種々試
験した結果、在来のプリスロ印刷機では、該インキの特
性を最大限に引出し得ないことが判明した。またフレキ
ソ印刷機で該インキを使用し得なくはないが、このイン
キは本来のフレキソインキ程に低粘度かつ速乾性という
訳ではないので、インキを循環させる必要はない。従っ
てフレキソ印刷機に特有のインキ循環機構を設ける意味
がなく、また色替えに際しても、洗浄時間を要して小ロ
ット対応が図られず、インキの無駄を生ずることにな
る。既に述べた如く夫々の型式の印刷機は、高粘度のグ
リコール系インキおよび低粘度の水性インキの各特性を
発揮させる構造を採用している訳であるから、これは当
然のことでもある。
【0007】そこで、ユーザーに段ボールシート用印刷
機を提供している出願人は、この新開発に係るインキの
特性を最大限に引出し得る新たな構想に係る印刷機につ
き、発明「段ボールシート用印刷機」として出願した。先
の出願に係る印刷機は、印版にインキを転移するインキ
転移ロールと、該ロールに運転中は常に接触して回転す
るインキ量の絞り調節を行なう絞りロールと、絞りロー
ルに付着するインキを掻き取り除去するスクレーパとを
備えている。この構成に係る印刷機によれば、色替えに
際し、両ロールの長手方向における接触領域に画成した
インキ貯留部に残留する前オーダのインキは、絞りロー
ルにスクレーパを接触させるだけで、短時間で簡単に除
去することができる。従って、印刷オーダの変更等に伴
うインキ替えを迅速に行なうことができ、しかも後工程
に直結することができて、鮮明で美しい印刷を段ボール
シートに施すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記印刷機では、イン
キ洗浄に際して、先ずインキ転移ロールと絞りロールと
を圧接した印刷可能な状態のまま、両ロールを回転させ
る。次いで絞りロールにスクレーパを接触させることに
より、絞りロールの表面に所要厚みの皮膜として付着す
るインキを掻き取るよう構成されている。この場合にお
いて、インキ転移ロールと絞りロールとは、印刷可能な
圧接状態(絞り間隔が狭い状態)に保持されているので、
絞りロールの表面に付着するインキ皮膜の厚みは薄く、
インキ貯留部に残留する全てのインキを絞りロールに転
移させて除去するのには長い時間が掛かっていた。但
し、従来のフレキソ印刷機のインキ洗浄に比べれば、極
めて短時間ではあった。
【0009】また、前記インキ貯留部に残留するインキ
は、その長手方向に亘って均一に残っているわけではな
いので、全てのインキを除去する際には、インキが少な
い部分においては、絞りロールの表面にインキが無い状
態でスクレーパが接触することとなる。絞りロールはゴ
ム系材質であるため、該ロールとスクレーパとが乾いた
状態で摺接すると、その部分での摩擦抵抗が増大し、絞
りロールとスクレーパとの接触部が発熱し、両部材の劣
化や損傷を来たすおそれがあった。
【0010】
【発明の目的】この発明は、前述した印刷機に内在する
前記の課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案され
たものであって、印刷オーダの変更等に伴なう色替えを
短時間で行ない得る洗浄方法および装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を達成するため本発明は、版胴に対し近接・
離間自在に配設され、その近接時には該版胴に装着した
印版に接触して回転するインキ転移ロールと、このイン
キ転移ロールに運転中は常に接触して回転し、該ロール
との間に供給されるインキを絞り調節する絞りロール
と、この絞りロールに対し接離自在に配設され、その接
触時に該ロールに転移しているインキを掻き取り除去す
るスクレーパとを備えた段ボールシート用印刷機の色替
え操作に際し、前記インキ転移ロールおよび絞りロール
を接触回転させつつ、前記スクレーパを絞りロールに接
触させると共に、前記インキ転移ロールと絞りロールと
の絞り間隔を広げることにより、両ロールの間に残留す
るインキを絞りロールに多く転移させつつ、前記スクレ
ーパによるインキの掻き取りを行なって、両ロールの間
に残留するインキを除去することを特徴とする。
【0012】また前述の課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の別の発明は、版胴に対し近接・
離間自在に配設され、その近接時には該版胴に装着した
印版に接触して回転するインキ転移ロールと、このイン
キ転移ロールに運転中は常に接触して回転し、該ロール
との間に供給されるインキを絞り調節する絞りロール
と、この絞りロールに対し接離自在に配設され、その接
触時に該ロールに転移しているインキを掻き取り除去す
るスクレーパとを備えた段ボールシート用印刷機の色替
え操作に際し、前記インキ転移ロールおよび絞りロール
を接触回転させつつ、前記スクレーパを絞りロールに接
触させると共に、前記インキ転移ロールと絞りロールと
の絞り間隔を広げることにより、両ロールの間に残留す
るインキを絞りロールに多く転移させつつ、前記スクレ
ーパによるインキの掻き取りを行ない、次いでインキ転
移ロールと絞りロールとの絞り間隔を狭めることによ
り、インキ転移ロールに付着しているインキを絞りロー
ルに転移させつつ、前記スクレーパによるインキの掻き
取りを行なって、両ロールの間に残留するインキを除去
することを特徴とする。
【0013】更に前述の課題を克服し、所期の目的を好
適に達成するため本願の別の発明は、版胴に対し近接・
離間自在に配設され、その近接時には該版胴に装着した
印版に接触して回転するインキ転移ロールと、前記イン
キ転移ロールに運転中は常に接触して回転し、該ロール
との間に供給されるインキを絞り調節する絞りロール
と、前記絞りロールに対し接離自在に配設され、その接
触時に該ロールに転移しているインキを掻き取り除去す
るスクレーパと、インキの色替え作業に際し、前記イン
キ転移ロールと絞りロールとの絞り間隔を調節する制御
手段とから構成したことを特徴とする。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る段ボールシート用印刷機
のインキ洗浄方法および装置につき、好適な実施例を挙
げて、添付図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本願の発明に係る洗浄方法が実施
される洗浄装置を備えた印刷機の概略側面図であって、
図示の印刷機40は、印版42が着脱自在に装着される
版胴44と、段ボールシート43のパスラインを挟む下
方に対向配置した圧胴46とを備えていて、これら版胴
44および圧胴46は相互に反対方向への回転がなされ
る。
【0016】前記版胴44の上方には、印版42にイン
キを転移させるインキ転移機構48が配設されている。
このインキ転移機構48は、供給されたインキを印版4
2に直接転移させるインキ転移ロール50と、該ロール
50に圧接されてインキ量の絞り調整を行なう絞りロー
ル52と、絞りロール52の回転軸を中心としてインキ
転移ロール50を所要の角度範囲で変位させ得る揺動機
構53とから基本的に構成されている。そして該揺動機
構53を選択的に作動させることにより、後述する如く
該インキ転移ロール50を、前記印版42に接触させ
てインキを該印版42に転移させるインキ転移位置と、
前記印版42から離間してインキ転移不能状態とする
位置とに変位させ得るものである。すなわちインキ転移
ロール50は、前記版胴44に対し近接・離間自在に配
設され、近接時には該版胴44に装着した印版42に接
触して回転可能となっている。このインキ転移ロール5
0の表面には、微細な窪みを所要のパターンで凹設した
アニロックスが形成され、これら微細窪みは、一定量の
インキを溜めると共にロール回転時のインキ飛散を防止
するべく機能している。なおインキ転移ロール50は、
後述する如く、絞りロール52に対して近接・離間自在
に構成される。
【0017】前記インキ転移ロール50に隣接して配設
される絞りロール52は、インキ転移ロール50と運転
中は常に接触すると共に、該ロール50と同速若しくは
低速で回転して、インキ転移ロール50の表面における
余剰インキの絞り調整を行なうべく機能する。この絞り
ロール52は、ゴム等の柔軟な材質のものが使用され、
その硬度はロールの長短に応じ、例えばショアー硬度5
0〜75度の範囲内で適宜選択される。
【0018】前記インキ転移ロール50および絞りロー
ル52を備えるインキ転移機構48には、絞りロール5
2の回転軸を中心として、前記インキ転移ロール50を
所要角度範囲で変位させ得る揺動機構53が設けられて
いる。すなわち、図示しない機枠に回転自在に配設した
絞りロール52の両軸端部に、支持ブラケット62,6
2(一方のみを図示)が回転自在に枢支され、該支持ブラ
ケット62,62間にインキ転移ロール50が回転自在
に枢支されている。支持ブラケット62におけるインキ
転移ロール50が枢支される側の上端部に、保持部材6
4が配設されると共に、機枠に回転自在に枢支した切換
え軸66に偏心的に配設した対応の偏心輪68が、各保
持部材64に回転自在に枢支してある。また切換え軸6
6は、図示しないモータにより回転駆動される。従っ
て、モータを付勢して偏心輪68,68を所定中心角で
回動させることにより、インキ転移ロール50を、印
版42に接触させてインキの転移を行なうインキ転移位
置(図1参照)と、印版42から離間してインキの転移
を不能とする位置とを選択し得るものである。また両方
のロール50,52に異なる回転を与える機構について
は、それ自体は公知であるので説明は省略する。
【0019】前記インキ転移ロール50および絞りロー
ル52の上方には、両ロール50,52を圧接させた際
に、これら両ロールの長手方向の接触領域にインキ貯留
部Aを画成し得るようになっている。そしてこのインキ
貯留部Aにインキまたは洗浄液を選択的に供給する供給
装置54が、前記両ロール50,52の上方に配設され
ている。なお、印刷時のインキの供給量が少な過ぎる
と、印刷面にカスレや抜けを生ずる。そこでこの供給装
置54は、インキ供給量を印刷物の図柄に合わせて、必
要個所に重点的にインキを供給し得るようになってい
る。すなわち、図1に示す如く、前記両ロール50,5
2と水平に設けたガイドレール56に、所定量のインキ
が貯留されるヘッド58がロール50,52の軸方向に
走行可能に載架され、このヘッド58から延出させたイ
ンキ供給管60は、その開口部を前記インキ貯留部Aに
臨ませている。従ってこの供給管60からのインキは、
インキ転移ロール50と絞りロール52との間に供給さ
れ、そのロール軸方向に貯留される。但しこの印刷機4
0に使用されるインキは、先に述べた如く、出願人によ
り新たに開発された低粘度かつ高度に速乾性のグリコー
ル系インキであって、フレキソ印刷機の如くインキ循環
させる必要はない。
【0020】また前記供給装置54には、洗浄液供給管
61(図4に一部のみ図示)が配設され、該洗浄液供給管
61の開口部はインキ貯留部Aに臨んでいる。この洗浄
液供給管61は、ヘッド58をガイドレール56に沿っ
て走行させる駆動手段の近傍に配置した洗浄液タンクに
パイプ(何れも図示せず)を介して接続されており、該タ
ンクに貯留された洗浄液は、圧縮空気により供給管61
に圧送されるようになっている。すなわち、供給装置5
4は、その印刷運転時には前記ガイドレール56に沿っ
て水平方行に走行し、インキ供給管60を介して前述の
インキ貯留部Aにインキを供給する。また段ボールシー
トにおける印刷オーダの変更等に伴う色替えに際して
は、前記インキ貯留部Aに洗浄液供給管61を介して、
洗浄液を供給するよう構成されている。
【0021】前記支持ブラケット62には、図1に示す
如く、支持部材70を介してエアシリンダ72が倒立配
置され、該エアシリンダ72のピストンロッド72aに
板状の堰部材74が配設されている。この堰部材74
は、図1に示す如く、印刷運転時にエアシリンダ72の
付勢により下降される。そして該堰部材74を、図2に
示す如く、インキ転移ロール50と絞りロール52の軸
方向端部に密着させることによって、両ロール50,5
2の間に画成されるインキ貯留部Aを閉成し、前記供給
装置54から供給されるインキや洗浄液を該貯留部Aに
貯留し得るようになっている。またインキ洗浄に際して
は、堰部材74はエアシリンダ72の逆付勢により上昇
して前記インキ貯留部Aを開放し、該貯留部Aに残留し
ているインキを洗い流した洗浄廃液を長手方向の両端部
から排出し得るよう構成される。なおインキ転移ロール
50および絞りロール52の軸方向両端部に近接して、
その下方に樋部材76が夫々配設され、前記堰部材7
4,74の開放動作によりインキ貯留部Aから流出する
インキ洗浄液をこの樋部材76,76で受けて、後述す
るインキパン78に回収するようになっている。
【0022】前記絞りロール52に近接した略接線位置
には、オーダ変更等による色替えに際し、インキの洗浄
除去を行なうための長尺のブレード状板体からなるスク
レーパ80が配設されている。このスクレーパ80は、
絞りロール52の回転方向に対し逆らう方向に、その先
端を接線方向に沿って指向させており、適宜のモータ8
2により正逆回転されてロール表面に接離自在となって
いる。そしてインキの洗浄に際しては、印刷機40に設
けたコントローラ等の制御手段(図示せず)による制御に
より、インキ転移機構48に関連して設けた前記揺動機
構53を作動させ、絞りロール52の回転軸を中心とし
て前記インキ転移ロール50を、反時計方向に変位させ
ることにより、印版42から離間する位置に臨ませる。
次いで、モータ82を付勢してスクレーパ80を、絞り
ロール52に接触させることにより、該ロール52に転
移しているインキが掻き上げ除去される。この除去され
たインキは、スクレーパ80の下方に設けたインキパン
78に回収される。またインキパン78には、廃液タン
ク(図示せず)に連通する廃液管84が接続され、該イン
キパン78に回収された廃液は所要部位に設けた廃液タ
ンクに排出される。
【0023】前記スクレーパ80は、ゴム等の柔軟な材
料を材質とする前記絞りロール52の硬度より低い硬度
の材料(例えば硬度の低いゴム板等)が好適に使用され、
該スクレーパ80を絞りロール52に接触してインキを
掻き取る際に、絞りロール52が損傷するのを防止する
よう設定される。また図示例のスクレーパ80は、その
先端を絞りロール52の回転方向に対し逆らう方向に指
向させてあるが、これに限られるものではない。逆に該
スクレーパ80を、絞りロール52の回転方向に対し順
方向に指向させた状態で、該ロール52の表面に対し接
離自在に構成してもよい。更に、該スクレーパ80を絞
りロール52に対して接触および離間させる手段とし
て、エアシリンダ等のリニアアクチュエータも使用可能
である。
【0024】ここで、前記インキ転移ロール50は、絞
りロール52に対して、例えば前述した揺動機構53で
採用した偏心機構等からなる公知の調節手段(図示せず)
を介して近接・離間自在に構成され、絞りロール52に
対する接触圧(いわゆる「絞り間隔」)を調節し得るように
なっている。そして後述するインキ洗浄に際し、前記制
御手段により制御指令に基づいて、両ロール50,52
の絞り間隔を広げることにより、絞りロール52の表面
にインキが厚い皮膜となって転移し得るようにして、イ
ンキ貯留部Aに残留しているインキを短時間で除去する
よう構成してある(図3(b)参照)。なお図に示す如く、
インキ転移ロール50に対し、絞りロール52は下方に
位置するよう設定されているので、絞り間隔を広げた状
態で両ロール50,52を同速で空回転させると、イン
キ貯留部Aに残留しているインキは、絞りロール52の
表面に多く転移する。また、インキ洗浄時における両ロ
ール50,52の絞り間隔の広さは、両ロール50,52
の間からインキが滴下しない値に設定される。更に、調
節手段により移動調節されるインキ転移ロール50は、
例えば前記値の位置にロール50が到来したことを検出
するリミットスイッチ等の検出手段(図示せず)により自
動位置決めされるようになっている。
【0025】
【実施例の作用】次に、前述した段ボールシート用印刷
機を作動させることにより実施されるインキ洗浄方法に
つき、以下説明する。なお、説明の便宜上、先ず段ボー
ルシートに印刷を施す運転につき説明する。
【0026】(印刷運転について)印刷の準備作業とし
て、前述した揺動機構53を作動させ、絞りロール52
の回転軸を中心としてインキ転移ロール50を時計方向
に変位させる。これにより図1に示すように、インキ
転移機構48のインキ転移ロール50は印版42に接触
させられる。またスクレーパ80は、絞りロール52
から離間している。更に、両ロール50,52の軸方
向の両端部に設けた堰部材74,74は下降位置にあっ
て、前記インキ貯留部Aにおける長手方向の両端部を閉
成している。そして回転中のインキ転移ロール50と絞
りロール52との間に、前記ヘッド58から延出する供
給管60を介してインキが供給される。該インキは、両
ロール50,52の軸端に臨む堰部材74,74に規制さ
れた状態で貯留される。なおインキ転移ロール50と絞
りロール52とは、インキ転移ロール50の表面に薄い
インキ皮膜を均一に形成し得る圧力(絞り間隔が狭い状
態)でもって接触されている。
【0027】これにより版胴44に装着した印版42の
表面には、図1に示す如く、インキ転移ロール50を介
して、適正量のインキが転移される。この状態の下で、
図示しない上流側のストッカより、段ボールシート43
を1枚づつ版胴44と圧胴46との間に供給することに
より、該シート43には所要の印刷が施される。インキ
は速乾性であるから、印刷後は直ちに後工程のダイカッ
タやフォルダグルア等に送り込むことができる。またイ
ンキはインキ転移ロール50と絞りロール52の間全体
に行き渡っているので、印刷時に幅方向の色ムラを生ず
ることがなく、従ってオペレータは印刷状態を常に監視
する必要がない。
【0028】(第1のインキ洗浄運転について)印刷オー
ダの変更等に伴う色替えのために、使用するインキを替
える場合は、前記制御手段に予め設定された以下の手順
(シーケンス)でインキ洗浄がなされる。先ず、ヘッド5
8における供給管60からのインキ供給が停止させられ
る。また前記揺動機構53を逆作動させて、絞りロール
52の回転軸を中心としてインキ転移ロール50を反時
計方向に変位させることにより、インキ転移ロール50
は印版42から離間させられる。そこで前記モータ82
を付勢して、スクレーパ80を絞りロール52に適正圧
で接触させる。そしてインキ転移ロール50および絞り
ロール52を同一周速で空回転させると、絞りロール5
2の表面に付着しているインキは、前記スクレーパ80
により掻き上げ除去され(図3(a)参照)、該インキはイ
ンキパン78に回収される。
【0029】このとき、図3(b)に示す如く、インキ転
移ロール50を調節手段を介して絞りロール52から離
間させる方向に移動させ、該ロール50が予め設定して
位置に到来したことを検出手段が検出したときに移動を
停止させる(図5参照)。これにより両ロール50,52
の絞り間隔が広くなり、インキ貯留部Aに残留するイン
キは、絞りロール52の表面に厚いインキ皮膜として転
移する。なお、インキ転移ロール50より絞りロール5
2は下方に位置しているので、インキ転移ロール50よ
りも絞りロール52に多くのインキが転移する。そして
絞りロール52に転移したインキは、前記スクレーパ8
0により掻き取り除去されるので、インキ貯留部Aに残
留するインキの除去作業に要する時間を短縮することが
できる。
【0030】前記インキ転移ロール50と絞りロール5
2との絞り間隔を広げた状態での運転を所定時間に亘っ
て行なった後、図3(c)に示す如く、インキ転移ロール
50を絞りロール52に近接する方向に移動させる。そ
して両ロール50,52が、所期の狭い絞り間隔となっ
たことを適宜の検出手段で検出して該ロール50の移動
を停止させる。このときには、インキ転移ロール50の
アニロックス内に残留する僅かなインキが、絞りロール
52に転移して前記スクレーパ80により掻き取り除去
される。
【0031】すなわち、インキの色替えに際し、前記イ
ンキ貯留部Aに残留するインキは、スクレーパ80によ
り短時間で除去し得るので、セットアップ時間を短縮す
ることができる。また、絞りロール52とスクレーパ8
0とを接触させている時間を短かくして、両部材の劣化
や損傷を未然に防止し得る。
【0032】なお、前述した第1のインキ洗浄運転で
は、版胴44の印版42からインキ転移ロール50を離
間した状態で行なう場合につき説明したが、インキ転移
ロール50を印版42から離間しない状態で、機械を低
速運転させてインキ転移ロール50と絞りロール52と
を回転させることによりインキ洗浄を行なうことも可能
である。そしてこの場合は、印版42に付着しているイ
ンキも、同時に掻き取ることができる。
【0033】(第2のインキ洗浄運転について)ここで、
インキの色替えに際し、薄い色から濃い色に色替えする
場合は、インキ転移ロール50のアニロックス内に前オ
ーダのインキが僅かに残っていても、次オーダのインキ
による印刷に際して色目が変化することは殆ど無い。し
かし、逆に濃い色から薄い色に色替えする場は、アニロ
ックス内に僅かでも前オーダのインキが残っていると、
次オーダのインキによる印刷に際し、所期の段階では色
目が変化してしまう。前述した第1のインキ洗浄運転で
は、インキ貯留部Aに残留するインキの殆どを除去し得
るが、前記インキ転移ロール50のアニロックス内に残
留する微量のインキを完全に除去することはできない。
【0034】そこで、前オーダのインキを完全に除去す
る必要のある場合は、前述した第1のインキ洗浄運転を
行なった後、更にインキ貯留部Aに洗浄液を供給した状
態で第2のインキ洗浄運転(動作としては第1の洗浄運
転と同じ)を行なう。すなわち、図4(a)に示す如く、
前記スクレーパ80を絞りロール52から離間させると
共に、前記供給装置54に配設した洗浄液供給管61を
介して、両ロール50,52間に画成される前記インキ
貯留部Aに洗浄液を供給する。このとき、前記堰部材7
4,74によってインキ貯留部Aの長手方向の両端部を
閉成して、洗浄液を軸方向の全体に行き亘った状態で貯
留させる。この状態で両ロール50,52を所定時間だ
け空回転させることにより、インキ転移ロール50のア
ニロックス内に残留する僅かなインキを洗い流す。な
お、前記スクレーパ80を絞りロール52に接触したま
ま、インキ貯留部Aに洗浄液を供給すると共に、両ロー
ル50,52を回転させるようにしてもよい。
【0035】次いで、図4(b)に示す如く、絞りロール
52にスクレーパ80を接触させると共に、該絞りロー
ル52に対してインキ転移ロール50を所定距離だけ離
間させる(図5参照)。これにより両ロール50,52の
絞り間隔は広くなり、絞りロール52の表面には、イン
キを洗い流した洗浄廃液が厚い皮膜として転移し、該廃
液はスクレーパ80によって掻き取られて、前記インキ
パン78に排出される。また、前記堰部材74,74を
上昇させてインキ貯留部Aを開放すれば、インキ転移ロ
ール50に残留するインキを洗い流した洗浄廃液は、該
貯留部Aの両端から前記樋部材76に排出される。この
洗浄廃液は、前記樋部材76よりインキパン78に集め
られ、ここから図示しない廃液タンクに回収される。す
なわち、インキ貯留部Aに貯留されているインキ洗浄廃
液は、絞りロール52および両ロール50,52の両端
を介して排出されるので、該廃液の除去に要する時間を
短縮し得る。
【0036】更に、図4(c)に示す如く、絞りロール5
2に対してインキ転移ロール50を近接し、両ロール5
0,52を所期の狭い絞り間隔で接触させて空回転する
ことにより、インキ転移ロール50のアニロックス内に
残留する洗浄廃液は、絞りロール52に転移し、これは
スクレーパ80により掻き取られて完全に除去すること
ができる。
【0037】このようにオーダ変更に伴う色替えに際
し、絞りロール52とインキ転移ロール50との絞り間
隔を広げて、絞りロール52の表面にインキを厚い皮膜
として転移させることにより、インキ貯留部Aに残留す
るインキを極めて短時間で除去することができる。この
結果として、オーダチェンジに伴うセットアップ時間を
短縮できて、多種少量の小ロット印刷に好適に対応し得
る。また絞りロール52とスクレーパ80とを接触させ
る時間を短くし得るので、両部材の発熱に起因する劣化
や損傷を防止することができる。なお、前オーダのイン
キを更に完全に除去する場合は、更に洗浄液を供給した
状態で同様の洗浄運転を繰り返すだけでよい。またイン
キ洗浄に要する時間は、従来の洗浄方法においては5分
以上要していたのに対し、実施例の洗浄方法によれば、
約1〜2分で完了することができ、セットアップ時間の
短縮に大きく貢献し得るものである。
【0038】なお実施例では、絞りロールに対してイン
キ転移ロールを近接・離間させる場合につき説明した
が、インキ転移ロールに対して絞りロールを近接・離間
させるようにしてもよい。また、第2のインキ洗浄運転
は必要に応じて行なえばよいので、第1のインキ洗浄運
転のみを行なうシーケンスと、第1および第2のインキ
洗浄運転とを行なうシーケンスとを制御手段で設定して
おき、これを適宜選択するようにしてもよい。更に、作
業者が手動により各部材を作動させることにより、イン
キ洗浄を行なうようにすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る段ボ
ールシート用印刷機のインキ洗浄方法および装置によれ
ば、印刷オーダの変更等に伴う色替え時には、インキ転
移ロールと絞りロールとの絞り間隔を広げることによ
り、両ロールの間に残留しているインキを絞りロールに
大量に転移させてスクレーパにより除去し得るので、イ
ンキを短時間で除去することができる。すなわち、セッ
トアップ時間を短縮することができ、多種少量の小ロッ
ト印刷に好適に対応することができる。また絞りロール
とスクレーパとを接触させる時間を短かくし得るので、
両部材の劣化や損傷を未然に防ぐことができる。
【0040】更に、インキ転移ロールと絞りロールとに
付着する大部分のインキを除去した後、両ロールの間に
洗浄液を供給して洗浄運転を行なうことにより、前オー
ダのインキを完全に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法が実施される洗浄装置を備え
た印刷機の概略側面図である。
【図2】図1に示す印刷機において、インキ転移機構の
概略構成を示す要部斜視図である。
【図3】第1のインキ洗浄運転に基づくインキ転移ロー
ルおよびスクレーパの動作説明図である。
【図4】第2のインキ洗浄運転に基づくインキ転移ロー
ルおよびスクレーパの動作説明図である。
【図5】インキ洗浄運転におけるタイミングチャート図
である。
【符号の説明】
42 印版 44 版胴 50 インキ転移ロール 52 絞りロール 80 スクレーパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴(44)に対し近接・離間自在に配設さ
    れ、その近接時には該版胴(44)に装着した印版(42)に接
    触して回転するインキ転移ロール(50)と、このインキ転
    移ロール(50)に運転中は常に接触して回転し、該ロール
    (50)との間に供給されるインキを絞り調節する絞りロー
    ル(52)と、この絞りロール(52)に対し接離自在に配設さ
    れ、その接触時に該ロール(52)に転移しているインキを
    掻き取り除去するスクレーパ(80)とを備えた段ボールシ
    ート用印刷機の色替え操作に際し、 前記インキ転移ロール(50)および絞りロール(52)を接触
    回転させつつ、前記スクレーパ(80)を絞りロール(52)に
    接触させると共に、 前記インキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との絞り間
    隔を広げることにより、両ロール(50,52)の間に残留す
    るインキを絞りロール(52)に多く転移させつつ、前記ス
    クレーパ(80)によるインキの掻き取りを行なって、両ロ
    ール(50,52)の間に残留するインキを除去することを特
    徴とする段ボールシート用印刷機のインキ洗浄方法。
  2. 【請求項2】 版胴(44)に対し近接・離間自在に配設さ
    れ、その近接時には該版胴(44)に装着した印版(42)に接
    触して回転するインキ転移ロール(50)と、このインキ転
    移ロール(50)に運転中は常に接触して回転し、該ロール
    (50)との間に供給されるインキを絞り調節する絞りロー
    ル(52)と、この絞りロール(52)に対し接離自在に配設さ
    れ、その接触時に該ロール(52)に転移しているインキを
    掻き取り除去するスクレーパ(80)とを備えた段ボールシ
    ート用印刷機の色替え操作に際し、 前記インキ転移ロール(50)および絞りロール(52)を接触
    回転させつつ、前記スクレーパ(80)を絞りロール(52)に
    接触させると共に、 前記インキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との絞り間
    隔を広げることにより、両ロール(50,52)の間に残留す
    るインキを絞りロール(52)に多く転移させつつ、前記ス
    クレーパ(80)によるインキの掻き取りを行ない、 次いでインキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との絞り
    間隔を狭めることにより、インキ転移ロール(50)に付着
    しているインキを絞りロール(52)に転移させつつ、前記
    スクレーパ(80)によるインキの掻き取りを行なって、両
    ロール(50,52)の間に残留するインキを除去することを
    特徴とする段ボールシート用印刷機のインキ洗浄方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の洗浄方法により
    両ロール(50,52)の間に残留するインキを除去した後、 回転する両ロール(50,52)の間に洗浄液を供給し、 前記絞りロール(52)にスクレーパ(80)を接触させると共
    に、 前記インキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との絞り間
    隔を広げることにより、絞りロール(52)の表面に多くの
    洗浄液を転移させつつ、前記スクレーパ(80)による洗浄
    液の掻き取りを行なうことを特徴とする段ボールシート
    用印刷機のインキ洗浄方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の洗浄方法により
    両ロール(50,52)の間に残留するインキを除去した後、 回転する両ロール(50,52)の間に洗浄液を供給し、 前記絞りロール(52)にスクレーパ(80)を接触させると共
    に、 前記インキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との絞り間
    隔を広げることにより、絞りロール(52)の表面に多くの
    洗浄液を転移させつつ、前記スクレーパ(80)による洗浄
    液の掻き取りを行ない、 次いでインキ転移ロール(50)と絞りロール(52)との絞り
    間隔を狭めることにより、インキ転移ロール(50)に付着
    している洗浄液を絞りロール(52)に転移させつつ、前記
    スクレーパ(80)による洗浄液の掻き取りを行なうことを
    特徴とする段ボールシート用印刷機のインキ洗浄方法。
  5. 【請求項5】 版胴(44)に対し近接・離間自在に配設さ
    れ、その近接時には該版胴(44)に装着した印版(42)に接
    触して回転するインキ転移ロール(50)と、 前記インキ転移ロール(50)に運転中は常に接触して回転
    し、該ロール(50)との間に供給されるインキを絞り調節
    する絞りロール(52)と、 前記絞りロール(52)に対し接離自在に配設され、その接
    触時に該ロール(52)に転移しているインキを掻き取り除
    去するスクレーパ(80)と、 インキの色替え作業に際し、前記インキ転移ロール(50)
    と絞りロール(52)との絞り間隔を調節する制御手段とか
    ら構成したことを特徴とする段ボールシート用印刷機の
    インキ洗浄装置。
JP18458892A 1992-06-17 1992-06-17 段ボールシート用印刷機のインキ洗浄方法および装置 Pending JPH06952A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010091498A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Toyo Seiki Seisakusho:Kk インコメータのロール洗浄装置及びロール洗浄方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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