JPH0695149A - アクティブマトリクス基板及びその製造方法 - Google Patents

アクティブマトリクス基板及びその製造方法

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JPH0695149A
JPH0695149A JP24375892A JP24375892A JPH0695149A JP H0695149 A JPH0695149 A JP H0695149A JP 24375892 A JP24375892 A JP 24375892A JP 24375892 A JP24375892 A JP 24375892A JP H0695149 A JPH0695149 A JP H0695149A
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Hitoshi Ujimasa
仁志 氏政
Takehisa Sakurai
猛久 桜井
Masaru Kajitani
優 梶谷
Mikio Katayama
幹雄 片山
Masaya Okamoto
昌也 岡本
Yukiya Nishioka
幸也 西岡
Manabu Takahama
学 高濱
Katsuhiro Kawai
勝博 川合
Yoshihiro Shimada
吉祐 嶋田
Hidenori Otokoto
秀則 音琴
Makoto Miyanochi
誠 宮後
Masahiro Date
昌浩 伊達
Naofumi Kondo
直文 近藤
Atsushi Ban
厚志 伴
Tsuguyoshi Hirata
貢祥 平田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクティブマトリクス型液晶表示装置に於け
る点欠陥及び線状欠陥を低減し良好な表示品位を得る。 【構成】 ソース配線3a、3b及びドレイン配線9
a、9bを、透明導電膜3a、9a及び金属薄膜3b、
9bの2層構造にしているので、金属薄膜3b、9bを
エッチングする際には、透明導電膜3a、9aがゲート
絶縁膜5のエッチング阻止層として機能する。その結
果、ゲート絶縁膜5が劣化せずに、良好に維持される。
又、ソース配線3a、3bが2層構造になっているの
で、ソース配線3a、3bの断線が起こりにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング素子とし
て薄膜トランジスタ等がマトリクス状に形成されたアク
ティブマトリクス基板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリクス型液晶表示装置
は、薄膜トランジスタ(以下、「TFT」と称す)等が
マトリクス状に形成されたアクティブマトリクス基板
に、対向基板を対向配設させ、両基板の間に液晶を挟持
させた構造をしている。
【0003】従来のアクティブマトリクス基板の構造を
説明する。図7に従来のアクティブマトリクス基板を構
成する1単位である絵素の平面図を示し、図8に図7の
A−A線による断面図を示す。
【0004】図7に示すように、アクティブマトリクス
基板は、ガラス基板101上にタンタル(Ta)からな
るゲート配線102とチタン(Ti)からなるソース配
線103が配設されており、ゲート配線102及びソー
ス配線103に接続されたTFTが各絵素に2個ずつ形
成されている。TFTは各絵素に2個ずつ形成される必
要はなく、1個ずつ形成されているものもある。
【0005】図8を参照して、TFTの構造を詳しく述
べる。
【0006】図示するTFTは、ガラス基板101上に
配設されたゲート配線102を覆って、酸化タンタル
(Ta25)からなる第1のゲート絶縁膜104が形成
され、第1のゲート絶縁膜104上全面を覆って、窒化
シリコン(SiNx)からなる第2のゲート絶縁膜10
5が形成されている。第2のゲート絶縁膜105上でゲ
ート配線102の形成位置と一部重なるように真性アモ
ルファスシリコン(以下「a−Si(i)」と称す)か
らなる半導体層106が形成されている。半導体層10
6中央部上には、SiNxからなるエッチングストッパ
層107が形成されている。半導体層106のエッチン
グストッパ層107を挟んで両側上には、n+型アモル
ファスシリコン(以下「a−Si(n+)」と称す)か
らなるコンタクト層108が、エッチングストッパ層1
07上で分断されて形成されている。コンタクト層10
8の一方(図面左側)を覆ってソース配線103が形成
されており、コンタクト層108の他方(図面右側)を
覆ってTiからなるドレイン配線109が形成されてい
る。ドレイン配線109と一部重なるように、酸化イン
ジウム・スズ(ITO)からなる絵素電極110が形成
されている。
【0007】上記構造を有する従来のアクティブマトリ
クス基板の製造方法を説明する。
【0008】先ず、ガラス基板101上に、Taを堆積
させパターニングしてゲート配線102を形成し、ゲー
ト配線102の表面を陽極酸化して第1のゲート絶縁膜
104を形成する。
【0009】次に、第2のゲート絶縁膜105となるS
iNx層、半導体層106となるa−Si(i)層及び
エッチングストッパ層107となるSiNx層をこの順
に連続的に被着して、エッチングストッパ層107をパ
ターニングする。
【0010】この様な状態の基板1上に、コンタクト層
108となるa−Si(n+)を被着させ、上記a−S
i(i)層と共に、パターニングし、半導体層106及
びコンタクト層108を形成する。
【0011】次に、この様な基板101上全面にTiを
スパッタリング法で被着した後、フォトリソグラフィに
よりソース配線103及びドレイン配線109を所定の
パターンに形成しエッチングする。このエッチング方法
には、ウェットエッチング法とドライエッチング法の2
種類がある。ウェットエッチング法では、フッ硝酸等の
エッチング液を用いてエッチングする。ドライエッチン
グ法では、エッチングガスとして、CF4、SF6等のガ
スを用いてエッチングする。ドライエッチング法は、ウ
ェットエッチング法と比較して、ドライエッチングの異
方性エッチング特性からパターン精度が向上する。
【0012】最後に、この様な状態の基板101上全面
にITOを被着させ、パターニングして絵素電極110
を形成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のア
クティブマトリクス基板の製造方法においては、ソース
配線103及びドレイン配線109をエッチングする際
に、第2のゲート絶縁膜105が劣化するという問題が
ある。この問題は、ウェットエッチング法及びドライエ
ッチング法のどちらの方法を採用しても発生する。
【0014】ウェットエッチング法を用いる場合は、第
2のゲート絶縁膜105を成膜する工程に於いて、ゴミ
等によってできる穴や膜の剥離等による膜欠損にエッチ
ング液が浸透し、更に膜欠損が拡大する。
【0015】ドライエッチング法を用いる場合は、ソー
ス配線103及びドレイン配線109の材料であるTi
と第2のゲート絶縁膜105の材料であるSiNxとで
は、SiNxのエッチングレートの方がTiのエッチン
グレートより大きく、両者の間にエッチングレート選択
比がない。そのため、ソース配線103及びドレイン配
線109のエッチングが完了する前に第2のゲート絶縁
膜105が大きくエッチングされてしまう。これはアク
ティブマトリクス基板の製造を困難にする。
【0016】上記問題は、ソース配線103及びのドレ
イン配線109の材料を、アルミニウム(Al)、モリ
ブデン(Mo)、Ta等に変更しても解決されない。
【0017】フッ素系のドライエッチングにおいては、
Ti、Al、Mo、Ta等の金属膜の中で、最もエッチ
ンングレートが速いのはTa膜である。Ta膜のエッチ
ングレートを1とすると、第2のゲート絶縁膜105の
材料となるSiNxのエッチングレートは約3倍であ
り、Ta/SiNxのエッチングレート選択比は0.3
となる。Ti、Al、Moの金属膜ではエッチングレー
ト選択比は更に小さくなる。その結果、ソース配線10
3及びドレイン配線109の材料にAl、Mo又はTa
を用いても、ソース配線103及びドレイン配線109
のエッチングが完了する前に、第2のゲート絶縁膜10
5及びエッチングストッパ層107が大きくエッチング
される。TaNの場合も、TaN/SiNxのエッチン
グレート選択比は0.3程度であり、同様の問題が発生
する。
【0018】上述のように、劣化した第2のゲート絶縁
膜105を有するアクティブマトリクス基板を用いて液
晶表示装置を構成すると、ソース配線103とゲート配
線102との間、及びドレイン配線109とゲート配線
102との間でリークが発生し、点欠陥が発生する。こ
れは、重大な表示品位不良となる。
【0019】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、ソース配線及びドレイン
配線を形成する工程に於けるエッチングの際に起こるゲ
ート絶縁膜の劣化を防止し、ソース配線とゲート配線と
の間、及びドレイン配線とゲート配線と間の絶縁性を向
上させると共に、ソース配線の強度を増すことで、液晶
表示装置に用いたときに良好な表示品位を得ることの出
来るアクティブマトリクス基板及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス基板は、基板上に、ゲート配線が形成されると共
に、少なくとも該ゲート配線を覆ってゲート絶縁膜が形
成され、該ゲート配線の一部の上に間に該ゲート絶縁膜
を介して薄膜トランジスタが形成されており、該薄膜ト
ランジスタ及び絵素電極がマトリクス状に形成されたア
クティブマトリクス基板において、該ゲート絶縁膜上に
形成された半導体層と、該半導体層上に順に形成された
透明導電膜と金属薄膜とからなる2層膜が該半導体層上
で分断された分断2層膜の一方からなるソース配線と、
他方の該分断2層膜の該金属薄膜をエッチングして露出
した該透明導電膜部分からなる絵素電極と、他方の該分
断2層膜の該透明導電膜と該金属薄膜とが重畳する部分
からなるドレイン配線とを備えており、そのことによっ
て、上記目的が達成される。
【0021】前記透明導電膜が、酸化スズ、酸化インジ
ウム及び酸化インジウム・スズのいずれか1つからなる
単層又は2以上の材料からなる多層膜からなり、前記金
属薄膜が、モリブデン、アルミニウム、チタン、タンタ
ル及び窒化タンタルのいずれか1つからなる単層又は2
以上の材料からなる多層膜からなっていてもよい。
【0022】本発明のアクティブマトリクス基板の製造
方法は、基板上に、ゲート配線と、ゲート絶縁膜とが形
成され、更にその上にソース配線とドレイン配線とが形
成され、該ゲート配線及び該ソース配線の一部と該ドレ
イン配線とで薄膜トランジスタが構成されると共に、該
ドレイン配線に絵素電極が接続されたアクティブマトリ
クス基板の製造方法において、該基板上にゲート配線と
ゲート絶縁膜とをこの順に形成する工程と、該ゲート絶
縁膜の薄膜トランジスタ形成部分の上に、半導体層を形
成する工程と、該半導体層を覆って基板上のほぼ全面
に、下層ソース配線、下層ドレイン配線及び絵素電極用
の透明導電膜と上層ソース配線及び上層ドレイン配線用
の金属薄膜とがこの順に積層されている2層膜を形成す
る工程と、該金属薄膜をエッチングして、該上層ソース
配線及び該上層ドレイン配線を残す工程と、該透明導電
膜をエッチングして、下層ソース配線、下層ドレイン配
線及び絵素電極を残す工程とを含んでおり、そのことに
よって、上記目的が達成される。
【0023】前記透明導電膜を、酸化スズ、酸化インジ
ウム及び酸化インジウム・スズのいずれか1つからなる
単層又は2つ以上からなる多層膜として形成し、前記金
属薄膜を、モリブデン、アルミニウム、チタン、タンタ
ル及び窒化タンタルのいずれか1つからなる単層又は2
つ以上からなる多層膜として形成してもよい。
【0024】
【作用】本発明は、ソース配線及びドレイン配線を、透
明導電膜及び金属薄膜の2層構造にしているので、金属
薄膜をエッチングする際には、透明導電膜がゲート絶縁
膜のエッチング阻止層として機能する。その結果、ゲー
ト絶縁膜が劣化せずに良好に維持される。又、ソース配
線が2層構造になっているので、ソース配線の断線が起
こりにくい。
【0025】ドライエッチング法において、金属薄膜の
材料であるTa膜のエッチングレートを1とすると、透
明導電膜のITOは0.1倍以下であり、Ta/ITO
のエッチングレート選択比は10以上となる。金属薄膜
のエッチングが完了する前に、透明導電膜がエッチング
されることはなく、透明導電膜の下に形成されているゲ
ート絶縁膜は劣化しない。他の金属薄膜Ti、Al及び
Moにつても同様である。又、TaN薄膜の場合も同様
である。
【0026】ウェットエッチング法においては、エッチ
ング液として、塩酸と塩化第2鉄の混合液、臭化水素水
等が用いられており、金属薄膜やSi系がエッチングさ
れるフッ硝酸のエッチング液では、ITOは殆どエッチ
ングされない。
【0027】以上は、酸化スズ(SnO2)、酸化イン
ジウム(InO3)の透明導電膜を用いた場合において
も同様である。
【0028】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。
【0029】<第1実施例>本実施例のアクティブマト
リクス基板の構造を、図1を参照して説明する。図1は
本実施例のアクティブマトリクス基板を構成するTFT
の断面図である。
【0030】図示するTFTは、ガラス基板1上に配設
されたゲート配線2を覆って、酸化タンタル(Ta
25)からなる第1のゲート絶縁膜4が形成され、第1
のゲート絶縁膜4上全面を覆って、SiNxからなる第
2のゲート絶縁膜5が形成されている。第2のゲート絶
縁膜5上でゲート配線2の形成位置と一部重なるように
a−Si(i)からなる半導体層6が形成されている。
半導体層6中央部上にはSiNxからなるエッチングス
トッパ層7が形成されている。半導体層6のエッチング
ストッパ層7を挟んで両側上には、a−Si(n+)か
らなるコンタクト層8が、エッチングストッパ層7上で
分断されて形成されている。コンタクト層8の一方(図
面左側)を覆って下層ソース配線3a及び上層ソース配
線3bからなるソース配線が形成されており、コンタク
ト層8の他方(図面右側)を覆って、絵素電極と一体に
なっている絵素電極兼下層ドレイン配線9aと、上層ド
レイン配線9bとからなるドレイン配線が形成されてい
る。絵素電極兼下層ドレイン配線9aのドレイン配線9
と重ならない部分が絵素電極として機能する。
【0031】上記構造を有する従来のアクティブマトリ
クス基板の製造方法を、図2乃至図図6に基づいて説明
する。
【0032】先ず、図2に示すように、透明な絶縁性ガ
ラス基板1上に膜厚が500〜5000オングストロー
ムのTa膜をスパッタリング法により被着し、フォトリ
ソグラフィによりパターン形成して、エッチングを行い
ゲート配線2を形成する。Ta膜のエッチングには、C
4、O2の混合ガスをプラズマ化しドライエッチングを
行う方法と、フッ酸と硝酸との混合液をエッチング液と
してウェットエッチングを行う方法とがある。ウェット
エッチングを行う場合は、ガラス基板1とTa膜との間
に膜厚が1000〜10000オングストロームのTa
25を予め形成しておき、ガラス基板1がエッチングさ
れないようにする。
【0033】次に、図3に示すように、ゲート配線2の
上表面を陽極酸化して膜厚が500〜5000オングス
トロームのTa25を形成する。
【0034】次に、図4に示すように、プラズマCVD
法によりゲート絶縁膜5となる膜厚が500〜6000
オングストロームのSiNx膜、半導体層6となる膜厚
が50〜1000オングストロームのa−Si(i)膜
及びエッチングストッパ層7となる膜厚が300〜50
00オングストロームのSiNx膜をこの順に連続的に
被着する。その後、フォトリソグラフィによりパターニ
ングし、最上層のSiNxをBHF液(フッ酸+フッ化
アンモニュウム)でエッチングすることにより、エッチ
ングスットパ層7のみを形成する。
【0035】図5に示すように、プラズマCVD法によ
りコンタクト層8となる膜厚が200〜2000オング
ストロームのa−Si(n+)膜を被着した後、フォト
リソグラフィ及びエッチングにより、a−Si(n+
膜と上記a−Si(i)膜とを、同時に島状にパターニ
ングして、コンタクト層8と半導体層6とを得る。
【0036】次に、図6に示すように、ITO、SnO
2、InO3のいずれか1つのからなる単層、又は2つ以
上の材料からなる多層膜を、膜厚が300〜3000オ
ングストロームとなるようにスパッタリング法により被
着して透明導電膜を形成する。その透明導電膜上に、T
i、Ta、TaN、Mo、Alのいずれか1つからなる
単層、又は2つ以上の材料からなる多層膜を、膜厚が5
00〜5000オングストロームとなるようにスパッタ
リング法により被着して金属薄膜を形成する。金属薄膜
をフォトリソグラフィによりパターン形成した後、エッ
チングしてソース配線3及びドレイン配線9を形成す
る。
【0037】ソース配線3及びドレイン配線9のエッチ
ング方法には、ドライエッチング法とウェットエッチン
グ法との2種類がある。
【0038】ドライエッチング法では、電極が対向配置
された平行平板式のドライエッチング装置を用いて、C
4、O2ガス等のフッ素系混合ガス或はCCl4、O2
ス等の塩素系混合ガスをプラズマ化して、金属薄膜のエ
ッチングを行う。当プロセスにおいては、透明導電膜と
金属薄膜とのエッチングレート選択比が十分得られるた
め、SiNxを材料とする下地の第2のゲート絶縁膜5
がエッチングされることはない。
【0039】ウェットエッチング法では、HF、HNO
3等のフッ硝酸系混合エッチング液により、金属薄膜の
エッチングを行う。当プロセスにおいても、透明導電膜
と金属薄膜とのエッチングレート選択比が十分に得られ
るため、SiNxを材料とする下地の第2のゲート絶縁
膜5がエッチングされることはない。
【0040】最後に、図1に示すように、透明導電膜を
フォトリソグラフィによりパターン形成して、エッチン
グすることによって、ソース配線3、ドレイン配線9及
び絵素電極10を形成する。このエッチングには、HC
lとFeCl3との混合液である塩化第2鉄系エッチン
グ液、HBrの臭化水素系エッチング液、HClとZn
等との混合液であるエッチング液を用いることによっ
て、透明導電膜のみをエッチングする。これらのエッチ
ング液においては、第2のゲート絶縁膜5の材料である
SiNxをエッチングすることがない。
【0041】以上のように、ソース配線3及びドレイン
配線9をエッチングするときに、第2のゲート絶縁膜5
を損なうことはない。その結果、ソース配線3とゲート
配線2との間、及びドレイン配線9とゲート配線2との
間の絶縁性を向上させることが出来る。
【0042】又、ソース配線3は、下層ソース配線3a
及び上層ソース配線3bからなっているので、少なくと
も2層以上の積層構造となっている。そのため、ソース
配線の冗長性が増しても断線しにくい。
【0043】本実施例のアクティブマトリクス基板に、
表面に対向電極を形成した対向基板を対向配設し、両基
板の間に液晶を封入することによって形成される液晶表
示装置は、第2のゲート絶縁膜5に起因する点欠陥及び
ソース配線2の冗長性による線状欠陥の発生確率を低下
させることができる。この結果、表示品位は大幅に向上
する。
【0044】<第2実施例>図9に本実施例の金属配線
基板の要部断面図を示す。図示する金属配線基板は、例
えばアクティブマトリクス基板としても使用されるもの
である。具体的には、ガラスからなる絶縁性基板11上
にTaからなる下層電極配線12が形成され、下層電極
配線12の上表面には、窒素量が40〜50アトミック
%のTaNx層13が形成されている。更に、TaNx
13と一部重畳して基板11上にITO電極配線14が
形成されている。
【0045】絶縁性基板11の材料としては、ガラス以
外にも、石英、シリコンウェファ、セラミック等を用い
ることが出来る。下層電極配線12には電極として機能
する部分も含み、その材料としては、Ta以外にも、T
aNx、Ti、Al、W、Mo等を用いることが出来
る。
【0046】上記構造を有する金属配線基板の製造方法
を説明する。
【0047】先ず、絶縁性基板11上にスパッタリング
法によりTaを、例えば3000オングストロームの膜
厚で堆積し、フォトリソグラフィにより所望の形状の下
層電極配線12を得る。
【0048】次に、窒素ガスを用いた反応性スパッタリ
ング法により、窒素量が40〜50アトミック%のTa
xを、例えば700オングストロームの膜厚で堆積
し、フォトリソグラフィにより所望の形状のTaNx
13を形成する。尚、反応性スパッタリング法に代えて
イオンシャワードーピング法により、TaNxを形成し
てもよい。
【0049】更に、TaNx層13形成部分を含む基板
11上にITOを、例えば2000オングストロームの
膜厚で堆積し、フォトリソグラフィにより、所望の形状
のITO電極配線14を形成する。
【0050】上述のような金属配線基板では、TaNx
層13の存在により、下層電極配線12とITO電極配
線14との電気的接続抵抗を小さく且つ安定にすること
が出来る。
【0051】これに対して、従来の金属配線基板は、図
10に示すように、ガラスからなる絶縁性基板111上
にTaからなる下層電極配線112が形成されており、
下層電極112と一部重畳して基板111上にITO電
極配線114が形成された構成である。又、その製造方
法は以下の通りである。先ず、絶縁性基板111上にス
パッタリング法によりTaを3000オングストローム
の膜厚で堆積し、フォトリソグラフィにより所望の形状
の下層電極配線112を得る。更に、下層電極配線11
2形成部分を含む基板111上に、ITOを2000オ
ングストロームの膜厚で堆積し、フォトリソグラフィに
より所望の形状のITO電極配線114を形成する。
【0052】従って、従来の金属配線基板は、上述のよ
うに下層電極配線112の材料としてTaを用いた場合
には、ITO成膜時及び、電気回路を搭載する際に行う
後工程の加熱時に、酸素が下層電極配線112の表層に
拡散して、下層電極配線112の表面に酸化膜が生成す
る。この酸化膜の電気抵抗は大きく、比抵抗が1014Ω
・cm以上である。更に、この酸化膜とITO電極配線
114との接触抵抗も大きくなる。その結果、Taから
なる下層電極配線12とITO電極配線14との接続抵
抗は数10mΩ・mm2〜数10Ω・mm2となり、不安
定であるとともに大きな値になるという問題点があっ
た。
【0053】この様な問題点を解決すべく、本実施例は
上述のように、下層電極配線12とITO電極配線14
との間にTaNx層13を形成している。よって、Ta
x層13の中に含まれる窒素が酸素の拡散を防ぐこと
になり、又、TaNx層13の比抵抗は10ー3Ω・cm
程度と小さい。その結果、下層電極配線12とITO電
極配線14との電気的接続抵抗は、実測値で4〜7mΩ
・mm2と小さく且つ安定したものとなる。尚、この様
にして形成された金属配線基板には、必要に応じてトラ
ンジスタなどを設けることが出来、液晶表示素子用のマ
トリクス基板として使用できる。
【0054】<第3実施例>図11に本実施例のマトリ
クス基板の平面図を示し、図12に図11に示すマトリ
クス基板のB−B線による断面図を示す。このマトリク
ス基板は、ガラスからなる絶縁性基板21上にストライ
プ状にバスライン25が形成されている。このバスライ
ン25は、図12から分かるように3層構造をしてお
り、基板側からITOからなる配線22、窒化タンタル
からなる導電層23及びタンタルからなる金属補助配線
24がこの順に形成されている。
【0055】配線22の材料としては、Ta以外にも、
Ti、Nb、Al、Cu、W、Mo等の金属及びこれら
の金属を主成分とする合金を用いることができる。例え
ば、Alを主成分とする合金の場合は、Al以外の金属
としてTa、Si、Cu、Zn、Ni等が用いられる。
導電層23の材料としては、窒化タンタル以外にも、配
線22の材料とすることが出来る金属の窒化物を使用す
ることが出来る。ここで、導電層23の材料は、配線2
2の材料の金属の窒化物である必要はない。
【0056】上記構造を有するマトリクス基板の製造方
法を説明する。
【0057】先ず、絶縁性基板21上にスパッタリング
法等によりITOを、例えば1000オングストローム
の膜厚で成膜し、フォトリソグラフィによりストライプ
状にパターニングを行い配線22を形成する。
【0058】次に、配線22が形成された基板21上に
スパッタリング法により、例えば500オングストロー
ムの膜厚を有する窒化タンタル及び5000オングスト
ロームの膜厚を有するタンタルをこの順に堆積する。
【0059】最後に、導電層23用の窒化タンタル膜及
び金属補助配線24用のタンタル膜を同時にフォトリソ
グラフィにより所定の形状にパターニングして、バスラ
イン25を形成する。
【0060】上記窒化タンタル膜及びタンタル膜の成膜
工程には、図13に模式的に示すスパッタリング装置を
用いる。このスパッタリング装置は、2つのゲートバル
ブ201で仕切られた3つの空間からなっており、一端
(図の右側)からローダ202、スパッタリングチャン
バ203、アンローダ204の各空間が設けられてい
る。ローダ202、スパッタリングチャンバ203、ア
ンローダ204は、各々に設けられたポンプ205によ
って真空にすることが出来る。スパッタリングチャンバ
203は、少なくとも2つの電極を備えており、ローダ
202側の電極にはホットプレスによって作られた窒素
モル濃度が15%の窒化タンタルのターゲット206が
装着され、アンローダ204側の電極にはタンタルのタ
ーゲット207が装着されている。スパッタリングチャ
ンバ203内には、スパッタガスとしてアルゴン及び窒
素を適宜導入できる。
【0061】上記構成を有するスパッタリング装置によ
る窒化タンタル膜及びタンタル膜の成膜内容を説明す
る。
【0062】先ず、ローダ202に基板21をセット
し、ポンプ205によってローダ202内の排気を行い
真空にする。ゲートバルブ201を開き、基板21を、
既に真空にしてあるスパッタリングチャンバ203内を
通して、アンローダ204内に搬送する。基板21がス
パッタリングチャンバ203内を搬送される間は、スパ
ッタリングチャンバ203内に、アルゴンと窒素とをそ
の流量比が1:1となるように導入する。基板21が窒
化タンタルのターゲット206上を搬送される間に、窒
素濃度が45〜50アトミック%の窒化タンタルが基板
21上に堆積される。この時のスパッタパワー及び基板
21の搬送速度は、窒化タンタルのターゲット206の
上方で、膜厚が500オングストロームの窒化タンタル
が基板21上に堆積されるように設定されている。
【0063】アンローダ204内に基板21を移動させ
た後、続いて、基板21をスパッタリングチャンバ20
3内を通して、ローダ202に搬送する。基板21がス
パッタリングチャンバ203内を搬送される間は、スパ
ッタリングチャンバ203内にアルゴンのみを導入す
る。基板21がタンタルのターゲット207上を搬送さ
れる間に、タンタルが基板21上に堆積される。この時
のスパッタパワー及び基板21の搬送速度は、タンタル
のターゲット207の上方で、膜厚が5000オングス
トロームのタンタルが基板21上に堆積されるように設
定されている。
【0064】上述のようにして作製されたマトリクス基
板においては、ITOからなる配線22上に金属補助配
線24を形成しているので、バスラインが低抵抗とな
る。
【0065】これに対し、従来のマトリクス基板は、図
14に示すように、ガラスからなる絶縁性基板121上
に、ITOからなるストライプ状の配線122が形成さ
れているのみであった。ITOは抵抗が高いので、従来
のマトリクス基板ではバスラインである配線122の抵
抗が大きくなる。ところが、従来は本実施例のように、
ITO膜上に金属補助配線を形成することができなかっ
た。これは、ITOが金属付着力が弱いことに起因す
る。
【0066】尚、本実施例では、ITOからなる配線2
1上に、ITOとの付着力の強い、窒素濃度が45〜5
0アトミック%の窒化タンタルからなる導電層23を形
成しているので、金属補助配線24を設けることが出来
る。
【0067】ここで、窒化タンタルの窒素濃度を45〜
50アトミック%としているのは、窒化タンタルには窒
化濃度が50%を越えるものは存在せず、窒化濃度が4
5%未満のものは、ITOとの付着力が弱いため使用で
きないからである。
【0068】配線22の材料にタンタルを使用した場合
には、他の材料を使用する場合と異なる作用もある。タ
ンタルには2種類の結晶構造があり、1つは正方格子で
あり、他の一つは体心立体格子である。正方格子構造を
有するTaはβ−Taと呼ばれ、その薄膜の固有抵抗は
170〜200μΩcmである。一方、体心立方格子構
造を有するTaはα−Taと呼ばれ、その薄膜の固有抵
抗は13〜15μΩcmである。一般にタンタルの薄膜
はほとんどがβ−Taとなり、高抵抗となる。しかし、
タンタルを窒化物上に成膜すると、α−Taとなり低抵
抗になる。従って、本実施例の金属補助配線24は一般
のタンタル膜より低抵抗である。
【0069】以上の説明から明らかなように、本実施例
のマトリクス基板によれば、ITOからなる配線上に、
間に窒化物を介して金属補助配線を形成しているので、
低抵抗な配線を実現することができる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のアクティブマトリクス基板及びその製造方法によれ
ば、薄膜トランジスタのゲート絶縁膜の絶縁性を向上さ
せることによって、液晶表示装置に用いた場合に、ゲー
ト絶縁膜の劣化に起因する点欠陥の発生確立を低下させ
ることができる。
【0071】また、本発明のアクティブマトリクス基板
を用いた液晶表示装置に於いては、ソース配線が積層構
造になっているので、ソース配線の冗長性による線状欠
陥の発生確率も低下させることができる。
【0072】この様に、液晶表示装置の点欠陥および線
状欠陥を低減することによって、液晶表示装置の製造歩
留りを大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブマトリクス基板を構成する
TFTの断面図である。
【図2】図1に示すTFTの製造過程を表す断面図であ
る。
【図3】図1に示すTFTの別の製造過程を表す断面図
である。
【図4】図1に示すTFTの別の製造過程を表す断面図
である。
【図5】図1に示すTFTの別の製造過程を表す断面図
である。
【図6】図1に示すTFTの別の製造過程を表す断面図
である。
【図7】従来のアクティブマトリクス基板を構成する1
絵素の平面図である。
【図8】図7のA−A線による断面図である。
【図9】第2実施例の金属配線基板の断面図である。
【図10】従来の金属配線基板の断面図である。
【図11】第3実施例のマトリクス基板の平面図であ
る。
【図12】図11に示すマトリクス基板のB−B線によ
る断面図である。
【図13】図11に示すマトリクス基板の製造に用いる
スパッタリング装置の構成を示す概略図である。
【図14】従来のマトリクス基板の断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ゲート配線 3a 下層ソース配線 3b 上層ソース配線 4 第1のゲート絶縁膜 5 第2のゲート絶縁膜 6 半導体層 7 エッチングストッパ層 8 コンタクト層 9a 絵素電極兼下層ドレイン配線 9b 上層ドレイン配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 幹雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡本 昌也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 西岡 幸也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 高濱 学 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 川合 勝博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 嶋田 吉祐 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 音琴 秀則 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 宮後 誠 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 伊達 昌浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 近藤 直文 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 伴 厚志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 平田 貢祥 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、ゲート配線が形成されると共
    に、少なくとも該ゲート配線を覆ってゲート絶縁膜が形
    成され、該ゲート配線の一部の上に間に該ゲート絶縁膜
    を介して薄膜トランジスタが形成されており、該薄膜ト
    ランジスタ及び絵素電極がマトリクス状に形成されたア
    クティブマトリクス基板において、 該ゲート絶縁膜上に形成された半導体層と、 該半導体層上に順に形成された透明導電膜と金属薄膜と
    からなる2層膜が該半導体層上で分断された分断2層膜
    の一方からなるソース配線と、 他方の該分断2層膜の該金属薄膜をエッチングして露出
    した該透明導電膜部分からなる絵素電極と、 他方の該分断2層膜の該透明導電膜と該金属薄膜とが重
    畳する部分からなるドレイン配線とを備えたアクティブ
    マトリクス基板。
  2. 【請求項2】 前記透明導電膜が、酸化スズ、酸化イン
    ジウム及び酸化インジウム・スズのいずれか1つからな
    る単層又は2以上の材料からなる多層膜からなり、前記
    金属薄膜が、モリブデン、アルミニウム、チタン、タン
    タル及び窒化タンタルのいずれか1つからなる単層又は
    2以上の材料からなる多層膜からなる請求項1に記載の
    アクティブマトリクス基板。
  3. 【請求項3】 基板上に、ゲート配線と、ゲート絶縁膜
    とが形成され、更にその上にソース配線とドレイン配線
    とが形成され、該ゲート配線及び該ソース配線の一部と
    該ドレイン配線とで薄膜トランジスタが構成されると共
    に、該ドレイン配線に絵素電極が接続されたアクティブ
    マトリクス基板の製造方法において、 該基板上にゲート配線とゲート絶縁膜とをこの順に形成
    する工程と、 該ゲート絶縁膜の薄膜トランジスタ形成部分の上に、半
    導体層を形成する工程と、 該半導体層を覆って基板上のほぼ全面に、下層ソース配
    線、下層ドレイン配線及び絵素電極用の透明導電膜と上
    層ソース配線及び上層ドレイン配線用の金属薄膜とがこ
    の順に積層されている2層膜を形成する工程と、 該金属薄膜をエッチングして、該上層ソース配線及び該
    上層ドレイン配線を残す工程と、 該透明導電膜をエッチングして、下層ソース配線、下層
    ドレイン配線及び絵素電極を残す工程とを含むアクティ
    ブマトリクス基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記透明導電膜を、酸化スズ、酸化イン
    ジウム及び酸化インジウム・スズのいずれか1つからな
    る単層又は2つ以上からなる多層膜として形成し、前記
    金属薄膜を、モリブデン、アルミニウム、チタン、タン
    タル及び窒化タンタルのいずれか1つからなる単層又は
    2つ以上からなる多層膜として形成した請求項3に記載
    のアクティブマトリクス基板の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5821133A (en) * 1994-12-27 1998-10-13 Sharp Kabushiki Kaisha Method of manufacturing active matrix substrate
KR20000045306A (ko) * 1998-12-30 2000-07-15 김영환 박막 트랜지스터 액정표시소자의 제조방법
US7709844B2 (en) 1998-07-16 2010-05-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd Semiconductor device equipped with semiconductor circuits composed of semiconductor elements and processes for production thereof
JP2011142316A (ja) * 2009-12-11 2011-07-21 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置、及び半導体装置の作製方法

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