JPH069504B2 - フェニルアラニン―デヒドロゲナーゼを含有するロドコッカス・スペック及びその取得法 - Google Patents
フェニルアラニン―デヒドロゲナーゼを含有するロドコッカス・スペック及びその取得法Info
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- C12P13/00—Preparation of nitrogen-containing organic compounds
- C12P13/04—Alpha- or beta- amino acids
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- C12P13/222—Phenylalanine
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- C12R2001/01—Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼを含有す
る微生物、その収得法及びこれを使用するL−α−アミ
ノ酸の製法に関するものである。
る微生物、その収得法及びこれを使用するL−α−アミ
ノ酸の製法に関するものである。
従来の技術 L−フエニルアラニンの立体特異性製造には触媒として
酵素を使用することが有利であることが実証された。
酵素を使用することが有利であることが実証された。
西ドイツ国特許出願公開公報(DE−OS)第3307
095号明細書から、フエニルピルベートをフエニルア
ラニン−デヒドロゲナーゼを用いて還元的にアミノ化す
ること、かつ相応する酵素をブレビバクテリウム・スペ
ツク(Brevibacterium spec.)(DSM2448)から得
ることは公知である。しかしながらそうして分離された
酵素は比較的不安定であると実証されている。
095号明細書から、フエニルピルベートをフエニルア
ラニン−デヒドロゲナーゼを用いて還元的にアミノ化す
ること、かつ相応する酵素をブレビバクテリウム・スペ
ツク(Brevibacterium spec.)(DSM2448)から得
ることは公知である。しかしながらそうして分離された
酵素は比較的不安定であると実証されている。
フエニルアラニン−デヒドロゲナーゼを含有するその他
の微生物を、そこに記載された方法を用いて得るための
試みは成功しなかつた。
の微生物を、そこに記載された方法を用いて得るための
試みは成功しなかつた。
このことは、西ドイツ国特許出願公開公報(DE−O
S)第3307095号明細書から公知の培地が極めて
種々の微生物の非特異性の成長を可能し、これは当然所
望の種株の選択を極めて困難にすることに基づいてい
る。
S)第3307095号明細書から公知の培地が極めて
種々の微生物の非特異性の成長を可能し、これは当然所
望の種株の選択を極めて困難にすることに基づいてい
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、フエニルアラニン−デヒドロゲナーゼを含有
する微生物の分離のための、適当な菌株の速やかな選択
を可能にする方法及び安定したフエニルアラニン−デヒ
ドロゲナーゼに関する。
する微生物の分離のための、適当な菌株の速やかな選択
を可能にする方法及び安定したフエニルアラニン−デヒ
ドロゲナーゼに関する。
問題点を解決する手段 本発明は、炭素、窒素及び鉱酸塩の給源及びチアミンを
含有する水性培地中で微生物−含有の試料を好気性培養
することによりフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼを
含有する微生物を収得するための方法を目的とするもの
であり、この方法は試料を先ずアルカリ金属プロピオン
酸塩0.1〜0.5g/含有の培地中で培養し、引続
き形成する典型コロニーを、誘導物質を含有する培地上
に接種し、培養し、かつ両培地中に成長する微生物を選
択することを特徴とする。
含有する水性培地中で微生物−含有の試料を好気性培養
することによりフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼを
含有する微生物を収得するための方法を目的とするもの
であり、この方法は試料を先ずアルカリ金属プロピオン
酸塩0.1〜0.5g/含有の培地中で培養し、引続
き形成する典型コロニーを、誘導物質を含有する培地上
に接種し、培養し、かつ両培地中に成長する微生物を選
択することを特徴とする。
微生物含有の試料として、例えば土壌試料を選び、これ
を無菌食塩溶液(NaCl0.9%)で懸濁し、常法で希釈
し、一部を固体培地を有するペトリシヤーレ上にスパー
テルで取る。培地は例えば本発明によりアルカリ金属プ
ロピオン酸塩、有利にプロピオン酸ナトリウムが添加さ
れる標準−組成を有する:プロピオン 酸、Na−塩0.1〜0.5g、有利に0.2g KNO3 0.01g KH2PO4 0.1g NaCl 0.25g MgSO4・7H2O 100mg CaCO3 20mg 微量元素−溶液 1ml 蒸留水 1 寒 天 20g pH−値 6.5〜7.5、有利に7.0 培地はオートクレーブに入れることにより滅菌し、冷却
後、培地1当り滅菌濾過ビタミン−溶液1ml並びに1
当りシクロヘキシミド(アクチジオン(Actidion
e))50mgを添加し(ビタミン溶液の組成:シユレー
ゲル、(Schlegel)、H.G.“アルゲマイネ・ミクロビオ
ロギイ(Allgemeine Mikrobiologie)”、テイーメ出版
(Thieme Verlag)、第169頁〔1981年〕によ
る)、かつ培地を無菌ペトリシヤーレ中に注ぐ。
を無菌食塩溶液(NaCl0.9%)で懸濁し、常法で希釈
し、一部を固体培地を有するペトリシヤーレ上にスパー
テルで取る。培地は例えば本発明によりアルカリ金属プ
ロピオン酸塩、有利にプロピオン酸ナトリウムが添加さ
れる標準−組成を有する:プロピオン 酸、Na−塩0.1〜0.5g、有利に0.2g KNO3 0.01g KH2PO4 0.1g NaCl 0.25g MgSO4・7H2O 100mg CaCO3 20mg 微量元素−溶液 1ml 蒸留水 1 寒 天 20g pH−値 6.5〜7.5、有利に7.0 培地はオートクレーブに入れることにより滅菌し、冷却
後、培地1当り滅菌濾過ビタミン−溶液1ml並びに1
当りシクロヘキシミド(アクチジオン(Actidion
e))50mgを添加し(ビタミン溶液の組成:シユレー
ゲル、(Schlegel)、H.G.“アルゲマイネ・ミクロビオ
ロギイ(Allgemeine Mikrobiologie)”、テイーメ出版
(Thieme Verlag)、第169頁〔1981年〕によ
る)、かつ培地を無菌ペトリシヤーレ中に注ぐ。
接種したプレートを23〜32℃、有利に27℃で4〜
6日間培養する。微生物の成長後、典型コロニーを寒天
プレートから適当なコロニー数(50〜200)で無菌
的にビロード製スタンプ上に接種取りする:次いで異な
る寒天培地を有する2枚のプレート上に接種がえする;
1枚のプレートは前記のプロピオン酸塩−培地を有し、
他方は誘導物質としてL−フエニルアラニンを有する培
地を、例えば次の組成で有する(フエニルアラニン−培
地): L-フェニルアラニン1〜15g、有利に10g/ KH2PO4 2g 酵母抽出物 0.2g 寒 天 20g 蒸留水 1 pH−値は6〜8、有利に7.2である。
6日間培養する。微生物の成長後、典型コロニーを寒天
プレートから適当なコロニー数(50〜200)で無菌
的にビロード製スタンプ上に接種取りする:次いで異な
る寒天培地を有する2枚のプレート上に接種がえする;
1枚のプレートは前記のプロピオン酸塩−培地を有し、
他方は誘導物質としてL−フエニルアラニンを有する培
地を、例えば次の組成で有する(フエニルアラニン−培
地): L-フェニルアラニン1〜15g、有利に10g/ KH2PO4 2g 酵母抽出物 0.2g 寒 天 20g 蒸留水 1 pH−値は6〜8、有利に7.2である。
再びプレートを3〜5日間23〜32℃で、有利に27
℃を培養する。典型コロニーの比較により、プロピオン
酸塩上にも、並びにフエニルアラニン−培地上にも成長
し得る微生物を選び出すことができる;これを接種取り
し、次にフエニルアラニン−培地上で保つ。
℃を培養する。典型コロニーの比較により、プロピオン
酸塩上にも、並びにフエニルアラニン−培地上にも成長
し得る微生物を選び出すことができる;これを接種取り
し、次にフエニルアラニン−培地上で保つ。
次いで分離した微生物を常法で純度について再調査し
(希釈塗抹、顕微鏡観察)、単一で発生する菌株を次い
で23〜32℃、有利に27℃で増殖させる。液体培地は
次の組成を有する (MP−培地): L-フエニルアラニン1〜15g、有利に10g とうもろこし膨潤水(乾燥粉末) 2g KH2PO4 2g 蒸留水 1 pH−値 6〜8、有利に7.2 2〜3日間後に細胞を沈降させ、破壊された微生物から
酵素を公知方法で得る。
(希釈塗抹、顕微鏡観察)、単一で発生する菌株を次い
で23〜32℃、有利に27℃で増殖させる。液体培地は
次の組成を有する (MP−培地): L-フエニルアラニン1〜15g、有利に10g とうもろこし膨潤水(乾燥粉末) 2g KH2PO4 2g 蒸留水 1 pH−値 6〜8、有利に7.2 2〜3日間後に細胞を沈降させ、破壊された微生物から
酵素を公知方法で得る。
この分離方法を用いて簡単なやり方で、所望のフエニル
アラニン−デヒドロゲナーゼ−活性を有する微生物を、
一つの土壌試料の微生物−固体群から富化すること及び
分離することが可能である。すなわちブラウンシユバイ
ク州の周域からの20種の土壌試料から、Phe-DH-活性
を有する7種の分離物が得られる(表1)。分離した微
生物を2種の群に分類することができる:ブレビバクテ
リウム属に属する5種の分離物(もう1つの土壌試料か
らのもの)、並びにロドコツカス属に属し、例えば次の
特性を示す2種の分離物: 成長するに従い球形に移行するグラム陽性短桿菌に成
長;細胞は不動性であり、胞子を生成しない;偏性好気
性成長;ブドウ糖から酸生成;カタラーゼ及びニトレー
ト還元陽性、尿素−分離陽性;ゼラチン−、カゼイン−
及び澱粉−分解陰性;H2S−生成陰性;41℃での成長
陰性。細胞壁はメゾ−ジアミノ−ピメリン酸を有し、細
胞壁糖としてアラビノース及びガラクトースが確認され
た。メナチノン(Menachinone)はTyp MK−8(H2)よ
りなる。両分離物は炭素原子30〜50を有するツベル
クロステアリン酸及びミコール酸を有する。ミコール酸
メチルエステルから熱分解的分離により遊離する脂肪酸
は12〜18個の炭素原子を有する。両分離物のコロニ
ー色はサフラン黄である(RAL−色コードによるTyp4
1)(セイラー(Seiler)、H.、ジャーナル・オブ・
ゼネラル・ミクロビオロギイ(J.Gen.Microbiol.)第1
29巻、第1433〜1471頁〔1983年〕)。微
生物は生長のためにチアミンを必要とする。
アラニン−デヒドロゲナーゼ−活性を有する微生物を、
一つの土壌試料の微生物−固体群から富化すること及び
分離することが可能である。すなわちブラウンシユバイ
ク州の周域からの20種の土壌試料から、Phe-DH-活性
を有する7種の分離物が得られる(表1)。分離した微
生物を2種の群に分類することができる:ブレビバクテ
リウム属に属する5種の分離物(もう1つの土壌試料か
らのもの)、並びにロドコツカス属に属し、例えば次の
特性を示す2種の分離物: 成長するに従い球形に移行するグラム陽性短桿菌に成
長;細胞は不動性であり、胞子を生成しない;偏性好気
性成長;ブドウ糖から酸生成;カタラーゼ及びニトレー
ト還元陽性、尿素−分離陽性;ゼラチン−、カゼイン−
及び澱粉−分解陰性;H2S−生成陰性;41℃での成長
陰性。細胞壁はメゾ−ジアミノ−ピメリン酸を有し、細
胞壁糖としてアラビノース及びガラクトースが確認され
た。メナチノン(Menachinone)はTyp MK−8(H2)よ
りなる。両分離物は炭素原子30〜50を有するツベル
クロステアリン酸及びミコール酸を有する。ミコール酸
メチルエステルから熱分解的分離により遊離する脂肪酸
は12〜18個の炭素原子を有する。両分離物のコロニ
ー色はサフラン黄である(RAL−色コードによるTyp4
1)(セイラー(Seiler)、H.、ジャーナル・オブ・
ゼネラル・ミクロビオロギイ(J.Gen.Microbiol.)第1
29巻、第1433〜1471頁〔1983年〕)。微
生物は生長のためにチアミンを必要とする。
分離物は本発明のもう1つの目的であり、1984年9
月7日にDSMにおいて、ロドコツカス・スペツクM4と
してNo.3041で、かつロドコツカス・スペツク13
としてNO.3040で菌寄託された。
月7日にDSMにおいて、ロドコツカス・スペツクM4と
してNo.3041で、かつロドコツカス・スペツク13
としてNO.3040で菌寄託された。
微生物は凍結乾燥培養として、−80℃での、又は液体
窒素中−196℃での凍結により貯蔵することができ
る;作業培地は傾斜寒天−試験管(フエニルアラニン−
培地)上で保たれる。
窒素中−196℃での凍結により貯蔵することができ
る;作業培地は傾斜寒天−試験管(フエニルアラニン−
培地)上で保たれる。
両株はアミノ酸D−フエニルアラニンを利用しない。
粗抽出物−酵素製剤での予備試験は、ブレビバクテリウ
ム属の個々の分離物からのフエニルアラニン−デヒドロ
ゲナーゼが、西ドイツ国特許公開公報第330709
5.4号明細書に記載された酵素と、比酵素活性度、容
積収率、誘導性及び安定性に関して比較可能であること
を示した。
ム属の個々の分離物からのフエニルアラニン−デヒドロ
ゲナーゼが、西ドイツ国特許公開公報第330709
5.4号明細書に記載された酵素と、比酵素活性度、容
積収率、誘導性及び安定性に関して比較可能であること
を示した。
ロドコツカス属の両分離物からの酵素はそれに比較して
明らかに優れていることが判る a) 粗抽出物における酵素はより高い比活性度を示す
(2〜5U/蛋白質mgの代りに20〜30U/mg); b) L−フエニルアラニン1%での成長ではより高い容
積収率が達成される(3〜6.000U/の代りに2
0〜25.000U/): c) 酵素は明らかにより良好な安定性である。
明らかに優れていることが判る a) 粗抽出物における酵素はより高い比活性度を示す
(2〜5U/蛋白質mgの代りに20〜30U/mg); b) L−フエニルアラニン1%での成長ではより高い容
積収率が達成される(3〜6.000U/の代りに2
0〜25.000U/): c) 酵素は明らかにより良好な安定性である。
フエニルアラニン−デヒドロゲナーゼは酵素学的に次の
様に記載され得る: a) これは、系統的な名称はL−フエニルアラニンであ
る芳香族α−ケト酸の還元的アミノ化を触媒する:NAD+
−オキシドリダクターゼ(脱アミノ化)、及びこれはE.
C.一群1.4.1に属する; b) フエニルピルベートの還元的アミノ化の最適pH−値
は9.3±1である; c) L−フエニルアラニンの酸化的脱アミノ化の最適pH
−値は10.0±1である; d) NADHに対するKM−値は0.08mMに達する。
様に記載され得る: a) これは、系統的な名称はL−フエニルアラニンであ
る芳香族α−ケト酸の還元的アミノ化を触媒する:NAD+
−オキシドリダクターゼ(脱アミノ化)、及びこれはE.
C.一群1.4.1に属する; b) フエニルピルベートの還元的アミノ化の最適pH−値
は9.3±1である; c) L−フエニルアラニンの酸化的脱アミノ化の最適pH
−値は10.0±1である; d) NADHに対するKM−値は0.08mMに達する。
L−フエニルアラニン及びL−フエニルアラニンアミド
は誘導物質として有利に使用されるが、L−ヒスチジン
も限られた範囲で適合する。
は誘導物質として有利に使用されるが、L−ヒスチジン
も限られた範囲で適合する。
フエニルアラニン−デヒドロゲナゼーは補酵素としてア
ンモニウムイオン及びNADHの存在でフエニルピルベー
ト、p−ヒドロキシフエニルピルベート、インドールピ
ルベート又は2−ケト−4−メチルメルカプトブチレー
トを相応するL−α−アミノカルボン酸に変換するため
に使用される。
ンモニウムイオン及びNADHの存在でフエニルピルベー
ト、p−ヒドロキシフエニルピルベート、インドールピ
ルベート又は2−ケト−4−メチルメルカプトブチレー
トを相応するL−α−アミノカルボン酸に変換するため
に使用される。
方法は有利に20〜30℃及びpH−値8.5〜10で実
施される。
施される。
例えば西ドイツ国特許出願公開公報(DE-OS)第330
7095号明細書から公知である補酵素−再生下に有利
に作業する。
7095号明細書から公知である補酵素−再生下に有利
に作業する。
同様の方法で非破壊細菌細胞を使用することもできる。
この酵素は、酵素的方法で水溶液中で前記のα−ケトカ
ルボン酸もしくはα−アミノ酸の濃度を測定するのにも
適している。
ルボン酸もしくはα−アミノ酸の濃度を測定するのにも
適している。
分離物の同定後、寄託機関DSMからのロドコツカス属の
公知菌株をフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼ活性に
ついて試験した。現在、この属の11種が公知である
〔グッドフエロー(Goodfellow)、M.及びミニキン
(Minnikin)、D.E.:ザ・プロカリョーテス(The Prok
aryo-tes)中(スター(Starr)M.P.等編集者)、第2
016〜2027頁、スプリンガー(Spr-inger)出
版、ベルリン、ハイデルベルグ、ニューヨーク(198
1年);グッドフエロー(Goodfellow)M.、システム.
アプル.ミクロビオル.(System.Appl.Microbiol.)第
5巻、第225〜229頁(1984年)〕:そのつど
典型菌株をMP−培地(L−フエニルアラニン1%、ト
ウモロコシ膨潤水0.2%、KH2PO40.2%)中に接種し
た。27℃で40時間の成長後に細胞を破壊し、粗抽出
物中でフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼの活性を測
定した。
公知菌株をフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼ活性に
ついて試験した。現在、この属の11種が公知である
〔グッドフエロー(Goodfellow)、M.及びミニキン
(Minnikin)、D.E.:ザ・プロカリョーテス(The Prok
aryo-tes)中(スター(Starr)M.P.等編集者)、第2
016〜2027頁、スプリンガー(Spr-inger)出
版、ベルリン、ハイデルベルグ、ニューヨーク(198
1年);グッドフエロー(Goodfellow)M.、システム.
アプル.ミクロビオル.(System.Appl.Microbiol.)第
5巻、第225〜229頁(1984年)〕:そのつど
典型菌株をMP−培地(L−フエニルアラニン1%、ト
ウモロコシ膨潤水0.2%、KH2PO40.2%)中に接種し
た。27℃で40時間の成長後に細胞を破壊し、粗抽出
物中でフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼの活性を測
定した。
ロドコツカス・エリスロポリス(Rhodococcuserythropo
lis)(DSM43066及び743)の株だけはL−フエ
ニルアラニンを利用し(43066についてはOD5782
8.0及び743についてはOD15.3)、かつフエニル
アラニン−デヒドロゲナーゼ活性を有する(43066
については1260U/及び743については103
1U/)が、この活性は明らかに新種のロドコツカス
株のそれ以下である。
lis)(DSM43066及び743)の株だけはL−フエ
ニルアラニンを利用し(43066についてはOD5782
8.0及び743についてはOD15.3)、かつフエニル
アラニン−デヒドロゲナーゼ活性を有する(43066
については1260U/及び743については103
1U/)が、この活性は明らかに新種のロドコツカス
株のそれ以下である。
微生物を公知方法で生物反応器中で所望の基準で接種
し、それから酵素を分離することにより、ロドコツカス
株M4及びI3からより多量のフエニルアラニン−デヒ
ドロゲナーゼを得ることができる。
し、それから酵素を分離することにより、ロドコツカス
株M4及びI3からより多量のフエニルアラニン−デヒ
ドロゲナーゼを得ることができる。
効果のある培養には次の有利な条件があてはまる: a) 良好な通気(偏性好気性微生物); b) 出発pH−値6.08.0;有利に7.0〜7.6 c) 鉱酸塩の存在(例えばトウモロコシ膨潤水として錯
体の形で); d) 少量のチアミンの存在(1〜2μg/); e) PheDHの誘導のために培地中L−フエニルアラニン
−含量0.5〜1.5%; f) 温度23〜32℃ 試料中次のことを測定する: a) 成長のための尺度とし578nmにおける培地の光学
密度(混濁); b) アミノ酸分析器を用いる培地中のフエニルアラニン
含量(細胞の遠心分離後); (c) 測光試験の適用下に酵素含量。
体の形で); d) 少量のチアミンの存在(1〜2μg/); e) PheDHの誘導のために培地中L−フエニルアラニン
−含量0.5〜1.5%; f) 温度23〜32℃ 試料中次のことを測定する: a) 成長のための尺度とし578nmにおける培地の光学
密度(混濁); b) アミノ酸分析器を用いる培地中のフエニルアラニン
含量(細胞の遠心分離後); (c) 測光試験の適用下に酵素含量。
試験調整物は次のものを含有する:塩化アンモニウム/
アンモニア緩衝液(pH8.5)0.7M、NADH0.1m
M、フエニルピルベート10mM及び限界量の酵素(1試
験当りの蛋白質1〜20μg)。340nmでNADHの吸光
の減少を測定する。得られる値から、フエニルピルベー
トの添加なしに試験が経過する場合に得られる零値を差
引く。酵素活性は国際単位で示され、その際1単位はNA
DH1μMol/分の減少を意味する。
アンモニア緩衝液(pH8.5)0.7M、NADH0.1m
M、フエニルピルベート10mM及び限界量の酵素(1試
験当りの蛋白質1〜20μg)。340nmでNADHの吸光
の減少を測定する。得られる値から、フエニルピルベー
トの添加なしに試験が経過する場合に得られる零値を差
引く。酵素活性は国際単位で示され、その際1単位はNA
DH1μMol/分の減少を意味する。
工業的な使用のために、培養により得られる細胞を直接
使用するか、又は細胞中に得られる酵素を分離し、次い
で細胞なしの系で使用する。酵素分離は細胞破壊後に酵
素精製の自体公知の方法の組合せにより可能である。
使用するか、又は細胞中に得られる酵素を分離し、次い
で細胞なしの系で使用する。酵素分離は細胞破壊後に酵
素精製の自体公知の方法の組合せにより可能である。
先ず細菌−膨潤物から有利に機械的細胞破壊により、例
えばガラスパールミル、高圧ホモジエナイザー又は超音
波処理により内容物を遊離させる。
えばガラスパールミル、高圧ホモジエナイザー又は超音
波処理により内容物を遊離させる。
第二工程において細胞破壊物を西ドイツ国特許公開公報
第2639129号明細書に依り粗抽出物から水性二相
系を介して分離する。
第2639129号明細書に依り粗抽出物から水性二相
系を介して分離する。
上相は実際にL−フエニルアラニン−デヒドロゲナーゼ
の総活性を有し、更に透析方法を施こす。
の総活性を有し、更に透析方法を施こす。
透析した酵素を引続きDEAE−セルロース−クロマトグラ
フイーを用いて更に精製し、次いで例えばセフアロース
(Sepharose)4Bでの界面塩析クロマトグラフイーを
かけることにより所望の程度の後精製を達する。
フイーを用いて更に精製し、次いで例えばセフアロース
(Sepharose)4Bでの界面塩析クロマトグラフイーを
かけることにより所望の程度の後精製を達する。
実施例 例1: フエニルアラニン−デヒドロゲナーゼの製造 培養のために、培地1.5が充たされている2バイ
オリアクターを使用する。培地は1当り、L−フエニ
ルアラニン10g;KH2PO42g;トウモロコシ膨潤水
(乾燥粉末)2g;を含有し、pH−値は7.0である。
オリアクターを使用する。培地は1当り、L−フエニ
ルアラニン10g;KH2PO42g;トウモロコシ膨潤水
(乾燥粉末)2g;を含有し、pH−値は7.0である。
殺菌後、同じ培値中に48時間培養した前培養物50ml
を、培地に接種する。醗酵物中の成長条件は次の通りで
ある; 温度:27℃ 通気率:空気60/時 400UPMでタービン形撹拌器 種々の成長時間で試料(40ml)を取り出し、酵素活性
についての試験によりこの細胞中の最高に達成可能な酵
素含量もしくは最も有利な採取時期を測定した。
を、培地に接種する。醗酵物中の成長条件は次の通りで
ある; 温度:27℃ 通気率:空気60/時 400UPMでタービン形撹拌器 種々の成長時間で試料(40ml)を取り出し、酵素活性
についての試験によりこの細胞中の最高に達成可能な酵
素含量もしくは最も有利な採取時期を測定した。
第2図は酵素が早い成長期に形成されることを示す;微
生物がフエニルアラニンを破壊しはじめる際に酵素含量
は特に上昇する。この際培地1当り明らかに2000
0単位以上の酵素含量が達成され得る。更に成長が進行
すると再び酵素含量は降下する。
生物がフエニルアラニンを破壊しはじめる際に酵素含量
は特に上昇する。この際培地1当り明らかに2000
0単位以上の酵素含量が達成され得る。更に成長が進行
すると再び酵素含量は降下する。
醗酵物1.5から細菌の遠心分離により総−酵素活性
22000単位を有する細胞(湿潤物)70gが得られ
る。
22000単位を有する細胞(湿潤物)70gが得られ
る。
例2 培地中のアミノ酸に依るPheDHの生成 株M4を培地中でトウモロコシ膨潤水(乾燥粉末)0.
2%、KH2PO40.2%及びそのつどアミノ酸1%と共に
培養する;そのpH−値は培養開始前は7.4である。そ
のつど培値100mlが接種された;40時間の成長後細
胞を遠心分離し、粒状ガラスで細胞を破壊した後にPheD
Hの活性を測定した。表2は、良好な酵素収率のために
はL−フエニルアラニンの添加が必要であり、その他の
天然アミノ酸は僅かしか(ヒスチジン)又は全く(イソ
ロイシン)酵素を含有しないことを示す。L−フエニル
アラニンは誘導物質として誘導体L−フエニルアラニン
アミドに代えられ得る。若干の天然アミノ酸上では株M
4は成長することができない(例えば、L−トリプトフ
アン、L−チロシン、L−アラニン又はL−グルタミン
酸)。同様にこの株はブレビバクテリウム・スペツク
(DSM2448)とは反対にアミノ酸D−フエニルアラ
ニンを利用しない。
2%、KH2PO40.2%及びそのつどアミノ酸1%と共に
培養する;そのpH−値は培養開始前は7.4である。そ
のつど培値100mlが接種された;40時間の成長後細
胞を遠心分離し、粒状ガラスで細胞を破壊した後にPheD
Hの活性を測定した。表2は、良好な酵素収率のために
はL−フエニルアラニンの添加が必要であり、その他の
天然アミノ酸は僅かしか(ヒスチジン)又は全く(イソ
ロイシン)酵素を含有しないことを示す。L−フエニル
アラニンは誘導物質として誘導体L−フエニルアラニン
アミドに代えられ得る。若干の天然アミノ酸上では株M
4は成長することができない(例えば、L−トリプトフ
アン、L−チロシン、L−アラニン又はL−グルタミン
酸)。同様にこの株はブレビバクテリウム・スペツク
(DSM2448)とは反対にアミノ酸D−フエニルアラ
ニンを利用しない。
例3 培地中のフエニルアラニン−濃度に依るPheDHの生成 株M4を培地中でトウモロコシ膨潤水(乾燥粉末)の
0.2%、KH2PO40.2%及び増加量のL−フエニルア
ラニン(1.5%まで)と共に培養する;培養と開始前
のpH−値は7.4である。
0.2%、KH2PO40.2%及び増加量のL−フエニルア
ラニン(1.5%まで)と共に培養する;培養と開始前
のpH−値は7.4である。
そのつど培値100mlが接種された;40時間の成長後
に細胞を遠心分離し、細胞を粒状ガラスで破壊した後
に、PheDHの活性を測定した。表3は、培地中のフエニ
ルアラニン−含量の上昇により酵素収率も高めることが
でき、すなわちフエニルアラニン1.5%で培地1当
り約26.000Uが得られる。更に比酵素活性(U/
mg)の経過は、0.5%以上のフエニルアラニンの含量
が有利であることを示す。
に細胞を遠心分離し、細胞を粒状ガラスで破壊した後
に、PheDHの活性を測定した。表3は、培地中のフエニ
ルアラニン−含量の上昇により酵素収率も高めることが
でき、すなわちフエニルアラニン1.5%で培地1当
り約26.000Uが得られる。更に比酵素活性(U/
mg)の経過は、0.5%以上のフエニルアラニンの含量
が有利であることを示す。
例4 pH−値に依る反応速度の依存性 a) 還元的アミノ化 L−フエニルアラニンへのフエニルピルベートの還元的
アミノ化の反応速度を反応溶液のpH−値に依り調査し
た。試験調製物は次の組成を有した: NADH0.25mM、フエニルピルベート1.5mM及び種々
のpH−値における塩化アンモニウム溶液0.7M中の酵
素の限界量。種々のpH−値は、試験調製物の混合前に塩
化アンモニウム溶液0.7Mにアンモニアもしくは塩酸
を加えることにより調整した。
アミノ化の反応速度を反応溶液のpH−値に依り調査し
た。試験調製物は次の組成を有した: NADH0.25mM、フエニルピルベート1.5mM及び種々
のpH−値における塩化アンモニウム溶液0.7M中の酵
素の限界量。種々のpH−値は、試験調製物の混合前に塩
化アンモニウム溶液0.7Mにアンモニアもしくは塩酸
を加えることにより調整した。
第2図においては、反応速度は6.0〜10.2の範囲
におけるpH−値の関数として書かれている。最適pH−値
は9.25である。pH−値は反応混合物中で測定され
た。
におけるpH−値の関数として書かれている。最適pH−値
は9.25である。pH−値は反応混合物中で測定され
た。
b) 酸化的脱アミノ化 L−フエニルアラニンの酸化的脱アミノ化の反応速度は
L−フエニルアラニン−デヒドロゲナーゼに依り触媒さ
れ、同様にpH−値に依り調査される。試験調製物は次の
組成を有した: 種々のpH−値におけるグリシン/NaCl/NaOH−緩衝液
0.1M中のNAD+3mM及びL−フエニルアラニン6mM。
種々のpH−値は試験調製物の混合前に緩衝液に塩酸又は
苛性ソーダ溶液を添加することにより調整した。結果は
pH6.5〜10.1の範囲について同様に第1図に総括
して描かれている。逆反応はpH10.1まで上昇する。
pH−値は反応混合物中で測定した。
L−フエニルアラニン−デヒドロゲナーゼに依り触媒さ
れ、同様にpH−値に依り調査される。試験調製物は次の
組成を有した: 種々のpH−値におけるグリシン/NaCl/NaOH−緩衝液
0.1M中のNAD+3mM及びL−フエニルアラニン6mM。
種々のpH−値は試験調製物の混合前に緩衝液に塩酸又は
苛性ソーダ溶液を添加することにより調整した。結果は
pH6.5〜10.1の範囲について同様に第1図に総括
して描かれている。逆反応はpH10.1まで上昇する。
pH−値は反応混合物中で測定した。
例5: 基質濃度に依る反応速度の依存性 還元的アミノ化 基質NADHに対するL−フエニルアラニンへのフエニルピ
ルベートの還元的アミノ化の反応速度の依存性は次の試
験調製物で調査した: 塩化アンモニウム/アンモニア−緩衝液(pH9.5)
0.7M、フエニルピルベート1.5mM、酵素の限界
量。試験調製物中のNADH−濃度は0.025〜0.3mM
の範囲で変化した。
ルベートの還元的アミノ化の反応速度の依存性は次の試
験調製物で調査した: 塩化アンモニウム/アンモニア−緩衝液(pH9.5)
0.7M、フエニルピルベート1.5mM、酵素の限界
量。試験調製物中のNADH−濃度は0.025〜0.3mM
の範囲で変化した。
最適の反応速度は0.25mMで達成されることが示され
た。NADHに対するKM−値は0.08mMである。
た。NADHに対するKM−値は0.08mMである。
b) 種々のα−ケトカルボン酸の還元的アミノ化はケト
酸−濃度に依り調査した。このために次の試験調製物を
使用した: 塩化アンモニウム/アンモニア−緩衝(pH9.5)0.
7M、NADH0.25mM、限界量の酵素。ケト酸濃度はそ
のつど0.01〜30mMの範囲で変化した。
酸−濃度に依り調査した。このために次の試験調製物を
使用した: 塩化アンモニウム/アンモニア−緩衝(pH9.5)0.
7M、NADH0.25mM、限界量の酵素。ケト酸濃度はそ
のつど0.01〜30mMの範囲で変化した。
初反応速度(吸光変化340nm/分)はミハエリス−メ
ンテン(Michaelis-Menten)法により評価する。実測の
KM−及びVmax−値は表4に総括してある。光学的試験の
障害のために、基質インドールピルベート及びp−ヒド
ロキシフエニルピルベートの場合には、L−トリプトフ
アンもしくはチロシンへの還元的アミノ化は時間の関数
としてアミノ酸分析器で測定した〔1−カラム−プログ
ラム(1−Saeulen-programm)中で積分器ビオトロニッ
ク(Biot-ronik)、システム1を備えたビオトロ(Bio-
tronik)BC6000;測定溶液としてピアース(Pier
ce)社のアミノ酸−標準IVを使用した〕。
ンテン(Michaelis-Menten)法により評価する。実測の
KM−及びVmax−値は表4に総括してある。光学的試験の
障害のために、基質インドールピルベート及びp−ヒド
ロキシフエニルピルベートの場合には、L−トリプトフ
アンもしくはチロシンへの還元的アミノ化は時間の関数
としてアミノ酸分析器で測定した〔1−カラム−プログ
ラム(1−Saeulen-programm)中で積分器ビオトロニッ
ク(Biot-ronik)、システム1を備えたビオトロ(Bio-
tronik)BC6000;測定溶液としてピアース(Pier
ce)社のアミノ酸−標準IVを使用した〕。
酸化的脱アミノ化 a) NAD+−濃度に依るL−フエニルアラニンの酸化的脱
アミノ化の反応速度の依存性を次の試験調製物で検査し
た: グリシン−NaCl/NaOH−緩衝液(pH10.7)0.1
−、L−フエニルアラニン4mM、限界量の酵素。NAD+−
濃度は0.1〜5.0mMの範囲で変化した。濃度3mMで
最適変換が達成されることが示された。
アミノ化の反応速度の依存性を次の試験調製物で検査し
た: グリシン−NaCl/NaOH−緩衝液(pH10.7)0.1
−、L−フエニルアラニン4mM、限界量の酵素。NAD+−
濃度は0.1〜5.0mMの範囲で変化した。濃度3mMで
最適変換が達成されることが示された。
b) L−アミノ酸−濃度に依る酸化的脱アミノ化の反応
速度の依存性は次の試験調製物中で検査された: グリシン−NaCl/NaOH−緩衝液(pH10.7)0.1
M、NAD3mM、限界量の酵素。L−アミノ酸−濃度は
0.3〜15mMの範囲で変化した。
速度の依存性は次の試験調製物中で検査された: グリシン−NaCl/NaOH−緩衝液(pH10.7)0.1
M、NAD3mM、限界量の酵素。L−アミノ酸−濃度は
0.3〜15mMの範囲で変化した。
L−フエニルアラニンに対するKM−値は0.8mMであ
る;その他のアミノ酸に対する相応の値は表5に総括し
てある。
る;その他のアミノ酸に対する相応の値は表5に総括し
てある。
例6: PheDHの安定性 株M4を次の組成の培地100ml中で培養する:トウモ
ロコシ膨潤水(乾燥粉末)0.2%、KH2PO40.2%、
L−Phe1%。pH−値は7.0である。円状振盪機上で
27℃で40時間の培養後、細胞を遠心分離により採取
し、粒状ガラスで破壊し、細胞粥状物の遠心分離により
細胞上澄液を得る(粗抽出物)。同じ方法で、ブレビバ
クテリウム・スペツク(DSM2448)の粗抽出物を得
る。両抽出物中のPheDH活性を測定し、次いで4℃及び
22℃の整徐数を貯蔵し、一定の時間後に残留活性を測
定する。
ロコシ膨潤水(乾燥粉末)0.2%、KH2PO40.2%、
L−Phe1%。pH−値は7.0である。円状振盪機上で
27℃で40時間の培養後、細胞を遠心分離により採取
し、粒状ガラスで破壊し、細胞粥状物の遠心分離により
細胞上澄液を得る(粗抽出物)。同じ方法で、ブレビバ
クテリウム・スペツク(DSM2448)の粗抽出物を得
る。両抽出物中のPheDH活性を測定し、次いで4℃及び
22℃の整徐数を貯蔵し、一定の時間後に残留活性を測
定する。
表6は、粗抽出物中の株M4からのPheDHの貯蔵安定性
がブレビバクテリウム・スペツクからのPheDHのそれよ
りも明らかに良好であり、4℃で1週間後になお活性9
0%が検出可能であることを示している。
がブレビバクテリウム・スペツクからのPheDHのそれよ
りも明らかに良好であり、4℃で1週間後になお活性9
0%が検出可能であることを示している。
例7 全細胞を用いるL−フエニルアラニンの製造 フエニルピルベートの立体特異性反応は微生物−全細胞
の使用の際に同様に達成される。適当な条件下でフエニ
ルピルベート、ブドウ糖及びアンモニウム塩を株M4の
細胞と共に培養する場合に、フエニルアラニンの生成が
検知され、反応に必要なNADHはその際ブドウ糖代謝の酵
素により連続的に再生される。
の使用の際に同様に達成される。適当な条件下でフエニ
ルピルベート、ブドウ糖及びアンモニウム塩を株M4の
細胞と共に培養する場合に、フエニルアラニンの生成が
検知され、反応に必要なNADHはその際ブドウ糖代謝の酵
素により連続的に再生される。
調製物は詳細には次のものを含有する: NH4Cl−溶液pH7.0(200mM)2ml 細胞懸濁液(1ml当り湿潤物0.1g)3ml ブドウ糖(200mM)2ml KH2PO4pH7.0(0.1M)1ml フエニルピルベート(50mM)2ml 括弧の中に試験における各成分の最終濃度が挙げられて
いる。酵素膨潤物として、例1に相応して得られた株M
4の細胞懸濁液を使用した。
いる。酵素膨潤物として、例1に相応して得られた株M
4の細胞懸濁液を使用した。
更に比較のために、ブレビバクテリウム・スペツクDSM
2448の細胞を含有する比較調製物を培養した。
2448の細胞を含有する比較調製物を培養した。
培養は振盪機(100UPM)上で30℃で100ml入り
エルレンマイヤー−フラスコ中で実施した。
エルレンマイヤー−フラスコ中で実施した。
種々の時間で試料を取り出し、生成したフエニルアラニ
ンの含量をアミノ酸分析器で測定した。
ンの含量をアミノ酸分析器で測定した。
表7が示すように、両微生物の細胞はフエニルアラニン
を生成し得る:株M4は7時間後にPhe36.1μMol/
ml(=Phe53mg/細菌−膨潤物g)を生成した;これ
は使用した基質の64%の変換に相応する。ブレビバク
テリウム・スペック(DSM2448)はPhe18.5μMo
l/mlを生成した(=Phe46.1mg/細菌−湿潤物
g);これは使用したフエニルピルベートの37%の変
換に相応する。
を生成し得る:株M4は7時間後にPhe36.1μMol/
ml(=Phe53mg/細菌−膨潤物g)を生成した;これ
は使用した基質の64%の変換に相応する。ブレビバク
テリウム・スペック(DSM2448)はPhe18.5μMo
l/mlを生成した(=Phe46.1mg/細菌−湿潤物
g);これは使用したフエニルピルベートの37%の変
換に相応する。
例8: NADH−再生下で無細胞系におけるL−フエニルアラニン
の製造 L−フエニルアラニンへのフエニルピルベートの立体特
異性反応は無細胞系でフエニルアラニン−デヒドロゲナ
ーゼを用いて実施することができる。反応方程式に相応
して補酵素NADHを添加しなければならない。反応の際に
酸化される補酵素を再生するために、調製物に蟻酸塩−
デヒドロゲナーゼ(E.C.1.2.1.2)及び蟻酸塩を添加
し、その場合付加的な生成物としてCO2が得られる。
の製造 L−フエニルアラニンへのフエニルピルベートの立体特
異性反応は無細胞系でフエニルアラニン−デヒドロゲナ
ーゼを用いて実施することができる。反応方程式に相応
して補酵素NADHを添加しなければならない。反応の際に
酸化される補酵素を再生するために、調製物に蟻酸塩−
デヒドロゲナーゼ(E.C.1.2.1.2)及び蟻酸塩を添加
し、その場合付加的な生成物としてCO2が得られる。
調製物は詳細には次のものを含有する: 蟻酸アンモニウム400mM(pH9.2) Tris-Hcl150mM(pH9.2) NADH0.3mM 蟻酸塩−デヒドロゲナーゼ(クローナー(Kroner)等
著、(1982年)、ジヤーナル・オブ・ケミカル・ア
ンドテクニカル・ビオテクノロジイ(J.Chem.Tech.Bi
otechnol.)第32巻、第130〜137頁による製
剤)2U/mlフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼ(1
10U/mgを有する製剤;表2に依る、第1液体−液体
−分配によるトツプ相:Top-Phase)2U/ml フエニルピルベート20mM 総容積は2mlであり、培養は撹拌下28℃で行なわれ
た。生成物の生成はアミノ酸−分析器で追跡された。
著、(1982年)、ジヤーナル・オブ・ケミカル・ア
ンドテクニカル・ビオテクノロジイ(J.Chem.Tech.Bi
otechnol.)第32巻、第130〜137頁による製
剤)2U/mlフエニルアラニン−デヒドロゲナーゼ(1
10U/mgを有する製剤;表2に依る、第1液体−液体
−分配によるトツプ相:Top-Phase)2U/ml フエニルピルベート20mM 総容積は2mlであり、培養は撹拌下28℃で行なわれ
た。生成物の生成はアミノ酸−分析器で追跡された。
次の表は、90分間後に生成物19mMが生じたことを示
す(変換率96%)。
す(変換率96%)。
表:無細胞系におけるL−フエニルアラニンへのフエニ
ルピルベートの変換(変換率=使用したフエニルピルベ
ートに対して) 時間(分) L−Phe mM 変換率(%) 15 7.4 37 30 12.8 64 60 16.8 84 90 19.1 96
ルピルベートの変換(変換率=使用したフエニルピルベ
ートに対して) 時間(分) L−Phe mM 変換率(%) 15 7.4 37 30 12.8 64 60 16.8 84 90 19.1 96
第1図は本発明によるフエニルアラニンデヒドロゲナー
ゼ(M4)におけるpH値と反応及び逆反応との関係を示
す曲線図であり、第2図は1.5醗酵槽中でのロドコ
ツカス・スペツクM4からのフエニルアラニン−デヒド
ロゲナーゼの生産とpHとの関係を示す曲線図である。
ゼ(M4)におけるpH値と反応及び逆反応との関係を示
す曲線図であり、第2図は1.5醗酵槽中でのロドコ
ツカス・スペツクM4からのフエニルアラニン−デヒド
ロゲナーゼの生産とpHとの関係を示す曲線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリア‐レギーナ・クラ ドイツ連邦共和国ヴルフエンビユツテル・ フオルストヴエーク 15 (72)発明者 ヴエルナー・フンメル ドイツ連邦共和国ブラウンシユヴアイク・ グリユツクシユトラーセ 3 (72)発明者 ホルスト・シユツテ ドイツ連邦共和国ザルツギター・ノルトリ ング 29アー
Claims (4)
- 【請求項1】フェニルアラニン−デヒドロゲナーゼを含
有するロドコッカス・スペック。 - 【請求項2】ロドコッカス・スペックM4(Rhodococcu
s spec M4)(DSM3041)である、特許請求の
範囲第1項記載の微生物。 - 【請求項3】ロドコッカス・スペックI3(Rhodococcu
s spec I3)(DSM3040)である、特許請求の
範囲第1項記載の微生物。 - 【請求項4】炭素、窒素及び鉱酸塩のための給源及びチ
アミンを含有する水性培地中で微生物−含有試料を好気
性培養することによりフェニルアラニン−デヒドロゲナ
ーゼを含有するロドコッカス・スペックを取得するため
に、ロドコッカス菌株含有試料を先ずアルカリ金属プロ
ピオン酸塩0.1〜0.5g/l含有の培地中で培養
し、引続き生じた典型コロニーを、誘導物質としてのL
−フェニルアラニン又はL−フェニルアラニンアミドを
含有する培地上に接種し、培養し、かつ両方の培地中に
成長する微生物を選択することを特徴とするフェニルア
ラニン−デヒドロゲナーゼを含有する微生物ロドコッカ
ス・スペックの取得法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3446304.6 | 1984-12-19 | ||
DE19843446304 DE3446304A1 (de) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | Verfahren zur gewinnung von phenylalanin-dehydrogenase enthaltenden mikroorganismen, mikroorganismen, die in ihnen enthaltene phenylalanin-dehydrogenase und deren verwendung zur herstellung von l-(alpha)-aminosaeuren |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146183A JPS61146183A (ja) | 1986-07-03 |
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