JPH0694963A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH0694963A JPH0694963A JP24811992A JP24811992A JPH0694963A JP H0694963 A JPH0694963 A JP H0694963A JP 24811992 A JP24811992 A JP 24811992A JP 24811992 A JP24811992 A JP 24811992A JP H0694963 A JPH0694963 A JP H0694963A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens group
- cam
- lens
- barrel
- optical axis
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- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動するレンズ群を案内ロッドにより支持す
るレンズ鏡筒において、該案内ロッドを支持する部分の
十分な嵌合長と省スペースとを両立するとともに、コス
トを低くすることができるレンズ鏡筒を提供する。 【構成】 案内ロッドであるガイド軸28により吊ら
れ、ガイド軸29により回動を規制されている第3,第
4レンズ群支持枠17,18において、該第3レンズ群支持
枠17は、一体に設けられた腕部17a,17bを有し、第4
レンズ群支持枠18は、T字状壁部18iから腕部18a,
18bを垂直に突設しており、この腕部18a,18bは上記腕部
17a,17bと対向する向きに、かつ互いに1つの腕部が他
方のレンズ群支持枠の2個の腕部の間に入り込むように
配置されて、これらの腕部17a,17b,18a,18bには、ガイ
ド軸28を挿通するための軸受ブッシュ35を取り付け
る貫通孔17c,17d,18c,18dがそれぞれ穿設されている。
るレンズ鏡筒において、該案内ロッドを支持する部分の
十分な嵌合長と省スペースとを両立するとともに、コス
トを低くすることができるレンズ鏡筒を提供する。 【構成】 案内ロッドであるガイド軸28により吊ら
れ、ガイド軸29により回動を規制されている第3,第
4レンズ群支持枠17,18において、該第3レンズ群支持
枠17は、一体に設けられた腕部17a,17bを有し、第4
レンズ群支持枠18は、T字状壁部18iから腕部18a,
18bを垂直に突設しており、この腕部18a,18bは上記腕部
17a,17bと対向する向きに、かつ互いに1つの腕部が他
方のレンズ群支持枠の2個の腕部の間に入り込むように
配置されて、これらの腕部17a,17b,18a,18bには、ガイ
ド軸28を挿通するための軸受ブッシュ35を取り付け
る貫通孔17c,17d,18c,18dがそれぞれ穿設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ鏡筒、より詳し
くは、ズーミングやフォーカシング等の動作で移動する
レンズ群を、案内ロッドにより支持するレンズ鏡筒に関
する。
くは、ズーミングやフォーカシング等の動作で移動する
レンズ群を、案内ロッドにより支持するレンズ鏡筒に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ズーミングやフォーカシング等の
動作で移動するレンズ群を、ロッドにより支持するレン
ズ鏡筒は種々提案されていて、例えば実開昭61−17
6517号公報にもその一例が開示されている。該公報
に開示されているレンズ鏡筒はロッドにはめ込ませるス
リーブの両端以外を中空にし、この両端部のみでロッド
と嵌合するように構成されている。
動作で移動するレンズ群を、ロッドにより支持するレン
ズ鏡筒は種々提案されていて、例えば実開昭61−17
6517号公報にもその一例が開示されている。該公報
に開示されているレンズ鏡筒はロッドにはめ込ませるス
リーブの両端以外を中空にし、この両端部のみでロッド
と嵌合するように構成されている。
【0003】また、このようなレンズ鏡筒の他の例とし
て、特開昭59−37508号公報には、ロッドに吊る
したレンズ枠を摺動させて、ズーミングを行うように構
成されているレンズ鏡筒が提案されていて、このレンズ
鏡筒の有する固定筒にロッド軸受部と案内溝とを設け、
この案内溝に上記レンズ枠が有するピンを嵌合するよう
になっている。
て、特開昭59−37508号公報には、ロッドに吊る
したレンズ枠を摺動させて、ズーミングを行うように構
成されているレンズ鏡筒が提案されていて、このレンズ
鏡筒の有する固定筒にロッド軸受部と案内溝とを設け、
この案内溝に上記レンズ枠が有するピンを嵌合するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、実開昭
61−176517号公報に開示されている従来のレン
ズ鏡筒では、スリーブが異形のため、制作がしにくく、
コストが上がるという問題点があった。
61−176517号公報に開示されている従来のレン
ズ鏡筒では、スリーブが異形のため、制作がしにくく、
コストが上がるという問題点があった。
【0005】一方、特開昭59−37508号公報に記
載のレンズ鏡筒では、ピンを有する側にロッドを各レン
ズ枠ごとに(つまり2本)使用しており、前面から見て
大きな面積を占めることになり、ズーム動作で動くこと
を考慮すると、鏡筒内で大きなスペースをとるという問
題点があった。
載のレンズ鏡筒では、ピンを有する側にロッドを各レン
ズ枠ごとに(つまり2本)使用しており、前面から見て
大きな面積を占めることになり、ズーム動作で動くこと
を考慮すると、鏡筒内で大きなスペースをとるという問
題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、移動するレンズ群を案内ロッドにより支持す
るレンズ鏡筒において、十分な嵌合長と省スペースとを
両立するとともに、コストを低くすることができるレン
ズ鏡筒を提供することを目的としている。
のであり、移動するレンズ群を案内ロッドにより支持す
るレンズ鏡筒において、十分な嵌合長と省スペースとを
両立するとともに、コストを低くすることができるレン
ズ鏡筒を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるレンズ鏡筒は、光軸方向に延出する
案内ロッドと、光軸方向に隔置される第1および第2レ
ンズ保持枠と、これら第1および第2レンズ保持枠にそ
れぞれ複数個設けられ上記案内ロッドに向けて延出する
腕部と、上記腕部に設けられた貫通孔と、この貫通孔に
嵌入するとともに上記案内ロッドに摺動自在に案内され
る軸受部材とを具備しており、上記第1レンズ保持枠も
しくは第2レンズ保持枠の一方に設けられた複数個の腕
部の少なくとも1つを、他方に設けられた複数個の腕部
どうしの間に配置したことを特徴とする。
めに、本発明によるレンズ鏡筒は、光軸方向に延出する
案内ロッドと、光軸方向に隔置される第1および第2レ
ンズ保持枠と、これら第1および第2レンズ保持枠にそ
れぞれ複数個設けられ上記案内ロッドに向けて延出する
腕部と、上記腕部に設けられた貫通孔と、この貫通孔に
嵌入するとともに上記案内ロッドに摺動自在に案内され
る軸受部材とを具備しており、上記第1レンズ保持枠も
しくは第2レンズ保持枠の一方に設けられた複数個の腕
部の少なくとも1つを、他方に設けられた複数個の腕部
どうしの間に配置したことを特徴とする。
【0008】
【作用】第1および第2レンズ保持枠は、それぞれに複
数個設けられた腕部により、軸受部材を介して案内ロッ
ドに摺動自在に案内される。
数個設けられた腕部により、軸受部材を介して案内ロッ
ドに摺動自在に案内される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は、本発明の第1実施例のレンズ鏡筒の、光
軸Oに沿った断面を示したものである。このレンズ鏡筒
は、図示しないカメラ本体等に固定して取り付けられる
ようになっている固定筒2と、この固定筒2の内周面に
嵌合していて、光軸方向に前後動する第1レンズ群筒3
と、この第1レンズ群筒3の内周面に嵌合して、回動し
ながら光軸方向に前後動する第1カム筒4と、この第1
カム筒4の内周面の前方に嵌合して、光軸方向に前後動
する第2レンズ群筒5と、この第2レンズ群筒5の内周
面に嵌合して、上記固定筒2に、後述するモータ支持枠
11を介して固定されている第2カム筒6と、この第2
カム筒6の内周面に回動自在に嵌合する第3カム筒7
と、上記第1カム筒4の内周面の後方に嵌合されている
フォーカス用カムリング8と、このフォーカス用カムリ
ング8の前方に位置していて、やはり上記第1カム筒4
の内周面に嵌合されているズーム用リング9と、上記フ
ォーカス用カムリング8,ズーム用リング9の内周面に
嵌合され、該リング8,9を駆動するためのモータ4
6,41(図3参照)を支持している、モータ支持枠1
1とでその主要部が構成されている。
する。図2は、本発明の第1実施例のレンズ鏡筒の、光
軸Oに沿った断面を示したものである。このレンズ鏡筒
は、図示しないカメラ本体等に固定して取り付けられる
ようになっている固定筒2と、この固定筒2の内周面に
嵌合していて、光軸方向に前後動する第1レンズ群筒3
と、この第1レンズ群筒3の内周面に嵌合して、回動し
ながら光軸方向に前後動する第1カム筒4と、この第1
カム筒4の内周面の前方に嵌合して、光軸方向に前後動
する第2レンズ群筒5と、この第2レンズ群筒5の内周
面に嵌合して、上記固定筒2に、後述するモータ支持枠
11を介して固定されている第2カム筒6と、この第2
カム筒6の内周面に回動自在に嵌合する第3カム筒7
と、上記第1カム筒4の内周面の後方に嵌合されている
フォーカス用カムリング8と、このフォーカス用カムリ
ング8の前方に位置していて、やはり上記第1カム筒4
の内周面に嵌合されているズーム用リング9と、上記フ
ォーカス用カムリング8,ズーム用リング9の内周面に
嵌合され、該リング8,9を駆動するためのモータ4
6,41(図3参照)を支持している、モータ支持枠1
1とでその主要部が構成されている。
【0010】この第1実施例では、第1レンズ群L1な
いし第5レンズ群L5を有しており、これらのレンズ群
L1〜L5は、各レンズ群支持枠15〜19によりそれ
ぞれ支持されている。これらの内、第1〜第4レンズ群
支持枠15〜18の光軸O方向の移動によりズーム動作
を行い、第1,第2レンズ群支持枠15,16の同光軸
O方向の移動によりフォーカス動作を行うようになって
いる。また、第5レンズ群支持枠19は、上記モータ保
持枠11を介して固定枠2に固定されて動かないように
なっている。なお、各レンズ群支持枠15〜18は、光
軸O周りの回動を規制されているので、前後に移動する
ことはあっても回転することはない。
いし第5レンズ群L5を有しており、これらのレンズ群
L1〜L5は、各レンズ群支持枠15〜19によりそれ
ぞれ支持されている。これらの内、第1〜第4レンズ群
支持枠15〜18の光軸O方向の移動によりズーム動作
を行い、第1,第2レンズ群支持枠15,16の同光軸
O方向の移動によりフォーカス動作を行うようになって
いる。また、第5レンズ群支持枠19は、上記モータ保
持枠11を介して固定枠2に固定されて動かないように
なっている。なお、各レンズ群支持枠15〜18は、光
軸O周りの回動を規制されているので、前後に移動する
ことはあっても回転することはない。
【0011】上記固定筒2は、図3に示すように、上記
第1レンズ群筒3を、回転を規制しながら光軸O方向に
前後移動させるための、該光軸O方向に細長の直進キー
孔2aが、その周面の3等分位置に穿設されている。そ
して、この固定筒2をビス等を用いて固定するための取
付部2bが、複数個その周面の後端部に設けられてい
る。
第1レンズ群筒3を、回転を規制しながら光軸O方向に
前後移動させるための、該光軸O方向に細長の直進キー
孔2aが、その周面の3等分位置に穿設されている。そ
して、この固定筒2をビス等を用いて固定するための取
付部2bが、複数個その周面の後端部に設けられてい
る。
【0012】図2に戻って、上記第1レンズ群筒3は、
上記固定筒2の直進キー孔2aに係合するための頭部2
1aを外方に突出するピン21が、その周面の後端部近
傍の3等分位置に固植されている。一方、このピン21
の上記頭部21aとは反対側の内方の先端部には、上記
第1カム筒4の後述するカム溝4a(図3参照)に係合
するためのローラ21bが設けられている。
上記固定筒2の直進キー孔2aに係合するための頭部2
1aを外方に突出するピン21が、その周面の後端部近
傍の3等分位置に固植されている。一方、このピン21
の上記頭部21aとは反対側の内方の先端部には、上記
第1カム筒4の後述するカム溝4a(図3参照)に係合
するためのローラ21bが設けられている。
【0013】一方、該第1レンズ群筒3の内周面の先端
部には、第1レンズ群L1を支持する第1レンズ群支持
枠15が光軸前方から嵌合して取り付けられていて、さ
らに押さえ環23を前方から螺合することにより、第1
レンズ群支持枠15を第1レンズ群筒3に固定するよう
になっている。
部には、第1レンズ群L1を支持する第1レンズ群支持
枠15が光軸前方から嵌合して取り付けられていて、さ
らに押さえ環23を前方から螺合することにより、第1
レンズ群支持枠15を第1レンズ群筒3に固定するよう
になっている。
【0014】上記第1カム筒4の周面には、図3に示す
ように、上記第1レンズ群筒3のローラ21bを係合す
るためのカム溝4aが、やや後方の3等分位置に刻設さ
れているとともに、同周面のやや前方には、上記第2レ
ンズ群筒5を光軸方向に移動させるためのカム孔4b
が、やはり3等分位置に穿設されている。さらに、該第
1カム筒4の周面の後方には、光軸方向にやや細長に形
成された、上記第3カム筒7の後述するローラ27aに
係合するための直進キー孔4cと、ズーム用リング9の
後述するズーム用ローラ33に係合するための直進キー
孔4dとが穿設されている。そして、この第1カム筒4
の後端部近傍には、後述するフォーカス用カムリング8
のカム溝8aと係合するための、ローラ31aを有する
ピン31が内方に向かって固植されている。
ように、上記第1レンズ群筒3のローラ21bを係合す
るためのカム溝4aが、やや後方の3等分位置に刻設さ
れているとともに、同周面のやや前方には、上記第2レ
ンズ群筒5を光軸方向に移動させるためのカム孔4b
が、やはり3等分位置に穿設されている。さらに、該第
1カム筒4の周面の後方には、光軸方向にやや細長に形
成された、上記第3カム筒7の後述するローラ27aに
係合するための直進キー孔4cと、ズーム用リング9の
後述するズーム用ローラ33に係合するための直進キー
孔4dとが穿設されている。そして、この第1カム筒4
の後端部近傍には、後述するフォーカス用カムリング8
のカム溝8aと係合するための、ローラ31aを有する
ピン31が内方に向かって固植されている。
【0015】図2に戻って、上記第2レンズ群筒5は、
ビスにより第2レンズ群支持枠16を固定するようにな
っており、一方、その光軸後方の周面には、外方に向か
って3等分位置にピン5aが固植されていて、このピン
5aに設けられたローラ5fを介して、上記第1カム筒
4のカム孔4bに係合されている。
ビスにより第2レンズ群支持枠16を固定するようにな
っており、一方、その光軸後方の周面には、外方に向か
って3等分位置にピン5aが固植されていて、このピン
5aに設けられたローラ5fを介して、上記第1カム筒
4のカム孔4bに係合されている。
【0016】また、該第2レンズ群筒5は、図4に示す
ように、その内周面に交互に形成された厚肉部5c,薄
肉部5dにより、段状キー溝5bが構成されていて、第
2カム筒6の外周に同様に設けられた後述する段状キー
溝6aに嵌合し、該第2カム筒6と同軸精度を保持しつ
つ、回動を規制しながら前後に摺動できるように構成さ
れている。
ように、その内周面に交互に形成された厚肉部5c,薄
肉部5dにより、段状キー溝5bが構成されていて、第
2カム筒6の外周に同様に設けられた後述する段状キー
溝6aに嵌合し、該第2カム筒6と同軸精度を保持しつ
つ、回動を規制しながら前後に摺動できるように構成さ
れている。
【0017】一方、第2レンズ群筒5には、その前面部
の光軸を挟んでほぼ対称な位置にガイド軸固定孔5g,
5h(図2参照)が穿設され、案内ロッドであるガイド
軸28と、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との回
動規制軸であるガイド軸29との一端が、それぞれ貫入
固定されている。これらガイド軸28,29は、後述す
るように、第3,第4レンズ群支持枠17,18を、回
動を規制しながら光軸O方向に摺動自在にガイドするよ
うになっている。
の光軸を挟んでほぼ対称な位置にガイド軸固定孔5g,
5h(図2参照)が穿設され、案内ロッドであるガイド
軸28と、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との回
動規制軸であるガイド軸29との一端が、それぞれ貫入
固定されている。これらガイド軸28,29は、後述す
るように、第3,第4レンズ群支持枠17,18を、回
動を規制しながら光軸O方向に摺動自在にガイドするよ
うになっている。
【0018】上記第2カム筒6は、図4に示すように、
上記第2レンズ群筒5の厚肉,薄肉部5c,5dに対応
した厚肉,薄肉部6e,6fが、その周面に交互に形成
されていて、これらにより段状キー溝6aが構成されて
いる。つまり、この段状キー溝6aは、上記第2レンズ
群筒5の段状キー溝5bと嵌合するようになっている。
また、上記厚肉部6eは、その周面の光軸方向の先端部
側に、後述するカム押さえ環25の腕部25aを嵌入す
るための切欠6cが形成されている。そして、該第2カ
ム筒6の光軸後方には、同厚肉部6eよりもさらに厚肉
に形成されたリング状厚肉部6bが設けられていて、こ
のリング状厚肉部6bには、後述する第3カム筒7のカ
ムローラ27aを挿通するための周孔6dが、その周面
の一部分に設けられている。そして、このリング状厚肉
部6bの後端部は、内径方向に向かって突出して壁部6
gとなっている(図2参照)。
上記第2レンズ群筒5の厚肉,薄肉部5c,5dに対応
した厚肉,薄肉部6e,6fが、その周面に交互に形成
されていて、これらにより段状キー溝6aが構成されて
いる。つまり、この段状キー溝6aは、上記第2レンズ
群筒5の段状キー溝5bと嵌合するようになっている。
また、上記厚肉部6eは、その周面の光軸方向の先端部
側に、後述するカム押さえ環25の腕部25aを嵌入す
るための切欠6cが形成されている。そして、該第2カ
ム筒6の光軸後方には、同厚肉部6eよりもさらに厚肉
に形成されたリング状厚肉部6bが設けられていて、こ
のリング状厚肉部6bには、後述する第3カム筒7のカ
ムローラ27aを挿通するための周孔6dが、その周面
の一部分に設けられている。そして、このリング状厚肉
部6bの後端部は、内径方向に向かって突出して壁部6
gとなっている(図2参照)。
【0019】また、第2カム筒6は、その後端面がモー
タ枠11に固定されており、同モータ枠11は上記固定
筒2の後端の壁に固定されている。
タ枠11に固定されており、同モータ枠11は上記固定
筒2の後端の壁に固定されている。
【0020】上記第3カム筒7は、内周面に凸状の円筒
カム7cが形成されていて、この円筒カム7cの側部が
端面カム7a,7bとなっている。そして、この第3カ
ム筒7の外周面の、上記円筒カム7cに対応する部分に
は、エッチング7dが形成されて軽量化が図られてい
る。また、該第3カム筒7の周面の後端部近傍には、外
方に突出するようにピン27が固植されていて、このピ
ン27の突出部にカムローラ27aが設けられている
(図2参照)。このカムローラ27aは、上記第2カム
筒6の周孔6dを介して、第1カム筒4の直進キー孔4
cと係合するようになっていて、これにより、第3カム
筒7は、第1カム筒6と回転方向に一体に運動するよう
になっている。
カム7cが形成されていて、この円筒カム7cの側部が
端面カム7a,7bとなっている。そして、この第3カ
ム筒7の外周面の、上記円筒カム7cに対応する部分に
は、エッチング7dが形成されて軽量化が図られてい
る。また、該第3カム筒7の周面の後端部近傍には、外
方に突出するようにピン27が固植されていて、このピ
ン27の突出部にカムローラ27aが設けられている
(図2参照)。このカムローラ27aは、上記第2カム
筒6の周孔6dを介して、第1カム筒4の直進キー孔4
cと係合するようになっていて、これにより、第3カム
筒7は、第1カム筒6と回転方向に一体に運動するよう
になっている。
【0021】この第3カム筒7は、後述するカム押さえ
環25の付勢力により、上記第2カム筒6の後端部の垂
直な壁面6gにその後端を押圧されていて、これによ
り、スラスト方向の位置を保証している。
環25の付勢力により、上記第2カム筒6の後端部の垂
直な壁面6gにその後端を押圧されていて、これによ
り、スラスト方向の位置を保証している。
【0022】上記カム押さえ環25は輪帯状のばね部材
であり、周上の3等分位置に、光軸の後方に90度折曲
して延出された腕部25aをそれぞれ有し、この腕部2
5aの先端には、第2カム筒6の厚肉部6eに設けられ
た切欠6cの段差部に係合するための引掛部25bが設
けられている。そして、該カム押さえ環25は、第3カ
ム筒7への付勢力を与えるために、周上の上記腕部25
aどうしの中間の3カ所に、折曲部25cを形成してい
る。
であり、周上の3等分位置に、光軸の後方に90度折曲
して延出された腕部25aをそれぞれ有し、この腕部2
5aの先端には、第2カム筒6の厚肉部6eに設けられ
た切欠6cの段差部に係合するための引掛部25bが設
けられている。そして、該カム押さえ環25は、第3カ
ム筒7への付勢力を与えるために、周上の上記腕部25
aどうしの中間の3カ所に、折曲部25cを形成してい
る。
【0023】図2に戻って、第1レンズ保持枠である第
3レンズ群支持枠17,第2レンズ保持枠である第4レ
ンズ群支持枠18は、案内ロッドである上記ガイド軸2
8に軸受部材である軸受ブッシュ35を介して吊るされ
ており、一方、ガイド軸29を回転止めとしている。該
レンズ群支持枠17,18は、その下部側のガイド軸2
8を挿通する部分の近傍に、ローラ37,38をビス3
9(図1参照)によりそれぞれ取り付け、これを第3レ
ンズ群支持枠17と第4レンズ群支持枠18との間に架
設した付勢ばね36(図1参照)により、上記第3カム
筒7の端面カム7a,7bへ圧接するようになってい
る。このような構成により、該レンズ群支持枠17,1
8が、ガイド軸28に沿って前後に移動可能となってい
る。
3レンズ群支持枠17,第2レンズ保持枠である第4レ
ンズ群支持枠18は、案内ロッドである上記ガイド軸2
8に軸受部材である軸受ブッシュ35を介して吊るされ
ており、一方、ガイド軸29を回転止めとしている。該
レンズ群支持枠17,18は、その下部側のガイド軸2
8を挿通する部分の近傍に、ローラ37,38をビス3
9(図1参照)によりそれぞれ取り付け、これを第3レ
ンズ群支持枠17と第4レンズ群支持枠18との間に架
設した付勢ばね36(図1参照)により、上記第3カム
筒7の端面カム7a,7bへ圧接するようになってい
る。このような構成により、該レンズ群支持枠17,1
8が、ガイド軸28に沿って前後に移動可能となってい
る。
【0024】このような、第3レンズ群支持枠17,第
4レンズ群支持枠18とガイド軸28,29との関係を
示す要部拡大図を、図1に示す。第3レンズ群支持枠1
7は、第3レンズ群L3を嵌合し支持する円筒部17g
の光軸O方向の先端側から、外方に延出するフランジ部
17hを有しており、このフランジ部17hの上端部に
は、ガイド軸29を挿通するためのU字形状の切欠17
iが設けられている。また、このフランジ部17hの周
縁部からは前方に向けて周壁部17kを延出しており、
この周壁部17kの先端部は、後述する第1の基準嵌合
部17eとなっている。一方、上記円筒部17gの後端
部は、第2の基準嵌合部17fとなっている。
4レンズ群支持枠18とガイド軸28,29との関係を
示す要部拡大図を、図1に示す。第3レンズ群支持枠1
7は、第3レンズ群L3を嵌合し支持する円筒部17g
の光軸O方向の先端側から、外方に延出するフランジ部
17hを有しており、このフランジ部17hの上端部に
は、ガイド軸29を挿通するためのU字形状の切欠17
iが設けられている。また、このフランジ部17hの周
縁部からは前方に向けて周壁部17kを延出しており、
この周壁部17kの先端部は、後述する第1の基準嵌合
部17eとなっている。一方、上記円筒部17gの後端
部は、第2の基準嵌合部17fとなっている。
【0025】該第3レンズ群支持枠17は、光軸O方向
に細長のコの字形状のガイド軸保持部17jを一体に有
しており、このガイド軸保持部17jの光軸方向に離れ
た2つの折曲部が、それぞれ腕部17a,17bとなっ
ている。そして、この腕部17aは、上記フランジ部1
7hの下端部から一体に延設されている。
に細長のコの字形状のガイド軸保持部17jを一体に有
しており、このガイド軸保持部17jの光軸方向に離れ
た2つの折曲部が、それぞれ腕部17a,17bとなっ
ている。そして、この腕部17aは、上記フランジ部1
7hの下端部から一体に延設されている。
【0026】上記第4レンズ群支持枠18は、第4レン
ズ群L4を嵌合して保持する円筒部18fの周面の先端
部上側に、ガイド軸29を挿通するためのU字形の切欠
18hを有する凸部18gが設けられていて、同円筒部
18fの光軸O方向の先端側の端部には、上記第3レン
ズ群支持枠17に設けられた第2の基準嵌合部17fと
嵌合するための基準嵌合部18eが設けられている。ま
た、同円筒部18fは、その下部から下向きにT字状の
壁部18iを突設しており、このT字状壁部18iの光
軸方向に離れた2つの凸部18j,18kからは、腕部
18b,18aを該壁部18iに垂直に突設している。
ズ群L4を嵌合して保持する円筒部18fの周面の先端
部上側に、ガイド軸29を挿通するためのU字形の切欠
18hを有する凸部18gが設けられていて、同円筒部
18fの光軸O方向の先端側の端部には、上記第3レン
ズ群支持枠17に設けられた第2の基準嵌合部17fと
嵌合するための基準嵌合部18eが設けられている。ま
た、同円筒部18fは、その下部から下向きにT字状の
壁部18iを突設しており、このT字状壁部18iの光
軸方向に離れた2つの凸部18j,18kからは、腕部
18b,18aを該壁部18iに垂直に突設している。
【0027】上記第4レンズ群支持枠18の腕部18
a,18bは、上記第3レンズ群支持枠17の腕部17
a,17bと対向する向きに、かつ、互いに1つの腕部
が他方のレンズ群支持枠の2個の腕部の間に入り込むよ
うに配置されている。つまり、腕部18bは腕部17a
と17bとの間に入り込んでおり、一方、腕部17b
は、腕部18aと18bとの間に入り込んでいる。さら
に、これらの腕部17a,17b,18a,18bに
は、ガイド軸28を挿通するための軸受ブッシュ35を
取り付ける貫通孔17c,17d,18c,18dが、
それぞれ穿設されている。
a,18bは、上記第3レンズ群支持枠17の腕部17
a,17bと対向する向きに、かつ、互いに1つの腕部
が他方のレンズ群支持枠の2個の腕部の間に入り込むよ
うに配置されている。つまり、腕部18bは腕部17a
と17bとの間に入り込んでおり、一方、腕部17b
は、腕部18aと18bとの間に入り込んでいる。さら
に、これらの腕部17a,17b,18a,18bに
は、ガイド軸28を挿通するための軸受ブッシュ35を
取り付ける貫通孔17c,17d,18c,18dが、
それぞれ穿設されている。
【0028】上記軸受ブッシュ35は、次のような手順
で、上記貫通孔17c,17d,18c,18dに接着
し固定される。あらかじめガイド軸28,29を固定し
た第2レンズ群筒5の基準嵌合部5eに、貫通孔17
c,17dに軸受ブッシュ35を挿入した第3レンズ群
支持枠17の第1の基準嵌合部17eを嵌め込み、さら
に、第3レンズ群支持枠17の第2の基準嵌合部17f
に、貫通孔18c,18dに軸受ブッシュ35を挿入し
た第4レンズ群支持枠18の基準嵌合部18eを嵌め込
んだ状態で、上記貫通孔17c,17d,18c,18
dと軸受ブッシュ35との空隙に接着剤を注入して固定
する。
で、上記貫通孔17c,17d,18c,18dに接着
し固定される。あらかじめガイド軸28,29を固定し
た第2レンズ群筒5の基準嵌合部5eに、貫通孔17
c,17dに軸受ブッシュ35を挿入した第3レンズ群
支持枠17の第1の基準嵌合部17eを嵌め込み、さら
に、第3レンズ群支持枠17の第2の基準嵌合部17f
に、貫通孔18c,18dに軸受ブッシュ35を挿入し
た第4レンズ群支持枠18の基準嵌合部18eを嵌め込
んだ状態で、上記貫通孔17c,17d,18c,18
dと軸受ブッシュ35との空隙に接着剤を注入して固定
する。
【0029】このような接着方法を行うのは、各レンズ
群を構成する各単体レンズが、上記基準嵌合部5eと1
7eおよび17fと18eをそれぞれ嵌合した状態を基
準にして、各レンズ群支持枠に取り付けられているため
に、各レンズ群の群間偏心や傾きが最も小さくなるよう
な状態で、該軸受ブッシュ35を固定することができる
からである。なお、実使用状態では、言うまでもなく各
基準嵌合部は、互いに嵌まり合うことはない。
群を構成する各単体レンズが、上記基準嵌合部5eと1
7eおよび17fと18eをそれぞれ嵌合した状態を基
準にして、各レンズ群支持枠に取り付けられているため
に、各レンズ群の群間偏心や傾きが最も小さくなるよう
な状態で、該軸受ブッシュ35を固定することができる
からである。なお、実使用状態では、言うまでもなく各
基準嵌合部は、互いに嵌まり合うことはない。
【0030】上記ズーム用リング9は、図3に示すよう
に、その外周にズーム用ローラ33が取り付けられてい
て、このズーム用ローラ33により第1カム筒4の直進
キー孔4dと係合するようになっている。これにより、
ズーム用リング9と第1カム筒4は回転方向に一体に運
動するようになっている。そして、このズーム用リング
9の内周面には、モータ枠11に設けられた後述するズ
ーム用ギヤー43と噛合するための、ズーム用の内歯歯
車9aが刻設されている。
に、その外周にズーム用ローラ33が取り付けられてい
て、このズーム用ローラ33により第1カム筒4の直進
キー孔4dと係合するようになっている。これにより、
ズーム用リング9と第1カム筒4は回転方向に一体に運
動するようになっている。そして、このズーム用リング
9の内周面には、モータ枠11に設けられた後述するズ
ーム用ギヤー43と噛合するための、ズーム用の内歯歯
車9aが刻設されている。
【0031】上記フォーカス用カムリング8は、図3に
示すように、その周面の3等分位置に3本のカム溝8a
が穿設されていて、第1カム筒4の内周面に突設された
ピン31の先端に設けたローラ31a(図1参照)を介
して、第1カム筒4と連結している。このフォーカス用
カムリング8の内周面にも、モータ枠11に設けられた
後述するフォーカス用ギヤー48と噛合するための、フ
ォーカス用の内歯歯車8bが刻設されている。
示すように、その周面の3等分位置に3本のカム溝8a
が穿設されていて、第1カム筒4の内周面に突設された
ピン31の先端に設けたローラ31a(図1参照)を介
して、第1カム筒4と連結している。このフォーカス用
カムリング8の内周面にも、モータ枠11に設けられた
後述するフォーカス用ギヤー48と噛合するための、フ
ォーカス用の内歯歯車8bが刻設されている。
【0032】なお、このフォーカス用カムリング8は、
1本のカム溝8aで全焦点距離のフォーカス動作を行わ
せるものである。このように、焦点距離ごとに異なる繰
り出し量を、同一のフォーカス用カムリングの回転角で
実現するために、カム溝8aは非線形の曲線カムとなっ
ている。
1本のカム溝8aで全焦点距離のフォーカス動作を行わ
せるものである。このように、焦点距離ごとに異なる繰
り出し量を、同一のフォーカス用カムリングの回転角で
実現するために、カム溝8aは非線形の曲線カムとなっ
ている。
【0033】上記モータ枠11は、ズーム駆動ユニット
とフォーカス駆動ユニットとを、該枠11の側部のほぼ
対向する位置に有している。上記ズーム駆動ユニット
は、前方に出力軸を向けて配置されたズーム用モータ4
1を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギヤーユニ
ット42とを介して、ズームギヤー43を回転させるよ
うになっている。
とフォーカス駆動ユニットとを、該枠11の側部のほぼ
対向する位置に有している。上記ズーム駆動ユニット
は、前方に出力軸を向けて配置されたズーム用モータ4
1を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギヤーユニ
ット42とを介して、ズームギヤー43を回転させるよ
うになっている。
【0034】一方、フォーカス駆動ユニットは、上記ズ
ーム駆動ユニットとほぼ同様の機構であり、光軸Oの前
方に出力軸を向けて配置されたフォーカス用モータ46
を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギヤーユニッ
ト47とを介して、フォーカスギヤー48を回転させる
ようになっている。
ーム駆動ユニットとほぼ同様の機構であり、光軸Oの前
方に出力軸を向けて配置されたフォーカス用モータ46
を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギヤーユニッ
ト47とを介して、フォーカスギヤー48を回転させる
ようになっている。
【0035】なお、上記第5レンズ群支持枠19は、上
記モータ枠11に取り付けられて固定されており、該第
5レンズ群支持枠19に穿設されたガイド軸挿通孔19
a,19bに、上記ガイド軸28,29の他端が、光軸
方向に前後動自在に挿通されている。
記モータ枠11に取り付けられて固定されており、該第
5レンズ群支持枠19に穿設されたガイド軸挿通孔19
a,19bに、上記ガイド軸28,29の他端が、光軸
方向に前後動自在に挿通されている。
【0036】つぎに、このように構成された第1実施例
のレンズ鏡筒の動作を説明する。このレンズ鏡筒の動作
は、ズーム動作とフォーカス動作とに大別される。上記
ズーム動作は、上記ズーム用モータ41を駆動源とし
て、ズームギヤー43等を介してまずズーム用リング9
が回転する。このとき、ズーム用リング9のズーム用ロ
ーラ33と第1カム筒4の直進キー孔4dとの係合によ
り、第1カム筒4が、ズーム用リング9と同じ角度だけ
回転する。この第1カム筒4の回転によって、カム溝4
aにローラ21bによって係合した第1レンズ群筒3
が、上記回転角に対応した量だけ光軸方向に前後動す
る。また、カム孔4bにローラ5fによって係合した第
2レンズ群筒5が、同回転角に対応した量だけ光軸方向
に前後動する。
のレンズ鏡筒の動作を説明する。このレンズ鏡筒の動作
は、ズーム動作とフォーカス動作とに大別される。上記
ズーム動作は、上記ズーム用モータ41を駆動源とし
て、ズームギヤー43等を介してまずズーム用リング9
が回転する。このとき、ズーム用リング9のズーム用ロ
ーラ33と第1カム筒4の直進キー孔4dとの係合によ
り、第1カム筒4が、ズーム用リング9と同じ角度だけ
回転する。この第1カム筒4の回転によって、カム溝4
aにローラ21bによって係合した第1レンズ群筒3
が、上記回転角に対応した量だけ光軸方向に前後動す
る。また、カム孔4bにローラ5fによって係合した第
2レンズ群筒5が、同回転角に対応した量だけ光軸方向
に前後動する。
【0037】一方、第1カム筒4の回転によって、直進
キー孔4cにカムローラ27aによって係合した第3カ
ム筒7が、該第1カム筒4と同じ角度だけ回転する。こ
の第3カム筒7の回転によって、端面カム7a,7bに
係合したローラ37,38により、第3,第4レンズ群
支持枠17,18が光軸方向に前後動して所定量繰り出
される。
キー孔4cにカムローラ27aによって係合した第3カ
ム筒7が、該第1カム筒4と同じ角度だけ回転する。こ
の第3カム筒7の回転によって、端面カム7a,7bに
係合したローラ37,38により、第3,第4レンズ群
支持枠17,18が光軸方向に前後動して所定量繰り出
される。
【0038】このようにして、ズーム用リング9の回転
により、第1〜第4レンズ群L1〜L4が光軸Oに沿っ
て前後動してズーム動作が行われる。
により、第1〜第4レンズ群L1〜L4が光軸Oに沿っ
て前後動してズーム動作が行われる。
【0039】なお、上記ズーム動作に際しては、ズーム
用リング9の回転に対応して、フォーカス用カムリング
8のカム溝8a上を第1カム筒4が移動するため、該カ
ム溝8aの焦点距離に対応した一定範囲のみを、フォー
カス用のカム溝として使用することになる。またこのと
き、第1カム筒4自体が前後に動くことになるので、第
1,第2レンズ群支持枠15,16の実際の繰り出し量
は、この量と前述の第1カム筒4上のカムによる繰り出
し量との和である。
用リング9の回転に対応して、フォーカス用カムリング
8のカム溝8a上を第1カム筒4が移動するため、該カ
ム溝8aの焦点距離に対応した一定範囲のみを、フォー
カス用のカム溝として使用することになる。またこのと
き、第1カム筒4自体が前後に動くことになるので、第
1,第2レンズ群支持枠15,16の実際の繰り出し量
は、この量と前述の第1カム筒4上のカムによる繰り出
し量との和である。
【0040】上記フォーカス動作は、上記フォーカス用
モータ46を駆動源として、フォーカスギヤー48等を
介して、まずフォーカス用カムリング8が回転する。こ
のフォーカス用カムリング8が回転することにより、カ
ム溝8aに係合するローラ31aにより、第1カム筒4
が光軸方向に前後動する。この際、この第1カム筒4の
回転は、ズーム用リング9のズーム用ローラ33により
規制されている。この第1カム筒4の前後動により、該
第1カム筒4に上述のように係合している第1,第2レ
ンズ群支持枠15,16が、光軸方向に前後に摺動して
フォーカス動作が行われる。
モータ46を駆動源として、フォーカスギヤー48等を
介して、まずフォーカス用カムリング8が回転する。こ
のフォーカス用カムリング8が回転することにより、カ
ム溝8aに係合するローラ31aにより、第1カム筒4
が光軸方向に前後動する。この際、この第1カム筒4の
回転は、ズーム用リング9のズーム用ローラ33により
規制されている。この第1カム筒4の前後動により、該
第1カム筒4に上述のように係合している第1,第2レ
ンズ群支持枠15,16が、光軸方向に前後に摺動して
フォーカス動作が行われる。
【0041】このように構成された第1実施例によれ
ば、第1レンズ保持枠である第3レンズ群支持枠17お
よび第2レンズ保持枠である第4レンズ群支持枠18
を、案内ロッドであるガイド軸28に嵌合するための嵌
合長を十分長くとることができると共に、省スペースと
することができ、かつコストを低くすることができるレ
ンズ鏡筒を提供することができる。さらに、上述のよう
に各レンズ群支持枠の基準嵌合部を嵌め合わせて軸受ブ
ッシュを固定する方法をとることにより、レンズ群支持
枠のガイド軸に対する位置決めを容易に行うことができ
る。
ば、第1レンズ保持枠である第3レンズ群支持枠17お
よび第2レンズ保持枠である第4レンズ群支持枠18
を、案内ロッドであるガイド軸28に嵌合するための嵌
合長を十分長くとることができると共に、省スペースと
することができ、かつコストを低くすることができるレ
ンズ鏡筒を提供することができる。さらに、上述のよう
に各レンズ群支持枠の基準嵌合部を嵌め合わせて軸受ブ
ッシュを固定する方法をとることにより、レンズ群支持
枠のガイド軸に対する位置決めを容易に行うことができ
る。
【0042】次に、本発明の第2実施例を説明する。こ
の第2実施例は、上述の第1実施例とほぼ同様であるの
で、同一の機能を有する部材には同じ符号を付して説明
を省略し、その相違点のみを説明する。
の第2実施例は、上述の第1実施例とほぼ同様であるの
で、同一の機能を有する部材には同じ符号を付して説明
を省略し、その相違点のみを説明する。
【0043】図5に示すように、第4レンズ群支持枠1
8は、円筒部18fから垂下する、ガイド軸28に平行
なT字状壁部18iと、このT字状壁部18iの下端部
から、該T字状壁部18iに垂直で水平方向に延出し
た、軸受ブッシュ35の取付部とほぼ同様な光軸方向の
幅を有する腕部51a,51bが設けられている。上記
T字状壁部18iは、後述する押さえ板55を取り付け
るための取付孔53a,53bが穿設されている。
8は、円筒部18fから垂下する、ガイド軸28に平行
なT字状壁部18iと、このT字状壁部18iの下端部
から、該T字状壁部18iに垂直で水平方向に延出し
た、軸受ブッシュ35の取付部とほぼ同様な光軸方向の
幅を有する腕部51a,51bが設けられている。上記
T字状壁部18iは、後述する押さえ板55を取り付け
るための取付孔53a,53bが穿設されている。
【0044】そして、このT字状壁部18iの凸部18
j,18kと腕部51a,51bとに、ガイド軸28に
平行な棒状突起52a,52b,52c,52dがそれ
ぞれ設けられている。この棒状突起52a,52b,5
2c,52dは、図6に示すように、軸受ブッシュ35
を固定する際の台座の機能を有しており、第4レンズ群
支持枠17の第2の基準嵌合部17fに対し、垂直度お
よび寸法精度がでるようにあらかじめ嵌合部基準で機械
加工されているか、または、成形時の寸法精度で保証さ
れている当てつけ面52e,52fを有する。
j,18kと腕部51a,51bとに、ガイド軸28に
平行な棒状突起52a,52b,52c,52dがそれ
ぞれ設けられている。この棒状突起52a,52b,5
2c,52dは、図6に示すように、軸受ブッシュ35
を固定する際の台座の機能を有しており、第4レンズ群
支持枠17の第2の基準嵌合部17fに対し、垂直度お
よび寸法精度がでるようにあらかじめ嵌合部基準で機械
加工されているか、または、成形時の寸法精度で保証さ
れている当てつけ面52e,52fを有する。
【0045】上記当てつけ面52e,52fに取り付け
られる軸受ブッシュ35の固定は、T字状壁部18iの
取付孔53a,53bへ、ビス56を締めつけて固定さ
れる押さえ板55により行われる。
られる軸受ブッシュ35の固定は、T字状壁部18iの
取付孔53a,53bへ、ビス56を締めつけて固定さ
れる押さえ板55により行われる。
【0046】上記押さえ板55は、図示のように、T字
状壁部18iに付設するための、上記取付孔53a,5
3bに対応する取付孔55c,55dを有する平面部5
5eと、その両端の下部に該平面部55eに対し約45
度の角度に折曲された押さえ部55a,55bとを有し
ている。そして、この押さえ板55を第4レンズ群支持
枠18のT字状壁部18iに取り付けた時、軸受ブッシ
ュ35は、図6に示すように、当てつけ面52e,52
f上に載置されていることになる。
状壁部18iに付設するための、上記取付孔53a,5
3bに対応する取付孔55c,55dを有する平面部5
5eと、その両端の下部に該平面部55eに対し約45
度の角度に折曲された押さえ部55a,55bとを有し
ている。そして、この押さえ板55を第4レンズ群支持
枠18のT字状壁部18iに取り付けた時、軸受ブッシ
ュ35は、図6に示すように、当てつけ面52e,52
f上に載置されていることになる。
【0047】このように構成された第2実施例は、上述
の第1実施例とほぼ同様の作用と効果を有する。図7
は、上記第2実施例の変形例を示したものである。この
変形例では、上記第2実施例のT字状壁部18iを、垂
直壁部61と水平壁部62との別体構成としている点が
異なっていて、その他の点はほぼ同様である。
の第1実施例とほぼ同様の作用と効果を有する。図7
は、上記第2実施例の変形例を示したものである。この
変形例では、上記第2実施例のT字状壁部18iを、垂
直壁部61と水平壁部62との別体構成としている点が
異なっていて、その他の点はほぼ同様である。
【0048】上記垂直壁部61は、第4レンズ群支持枠
18の円筒部18fから下方に矩形の板部材を一体に突
設してなり、該垂直壁部61には取付孔61a,61b
が穿孔されている。
18の円筒部18fから下方に矩形の板部材を一体に突
設してなり、該垂直壁部61には取付孔61a,61b
が穿孔されている。
【0049】また上記水平壁部62は、ガイド軸方向に
細長の板部材でなり、上記T字状壁部18iの凸部18
j,18kおよび腕部51a,51bとほぼ同様な構成
である。該水平壁部62には、上記垂直壁部61の取付
孔61a,16bに対応した、やや縦長の取付孔62
a,62bが穿孔されていて、その取付位置を微調整で
きるようになっている。
細長の板部材でなり、上記T字状壁部18iの凸部18
j,18kおよび腕部51a,51bとほぼ同様な構成
である。該水平壁部62には、上記垂直壁部61の取付
孔61a,16bに対応した、やや縦長の取付孔62
a,62bが穿孔されていて、その取付位置を微調整で
きるようになっている。
【0050】なお、上述のようにT字状壁部18iを、
垂直壁部61と水平壁部62とに2体化したことによる
精度の劣化は、上述のように取付孔62a,62bを長
孔とし、各レンズ群支持枠を基準嵌合部で嵌合させた状
態で、ビス56を螺合して押さえ板55と垂直壁部61
と水平壁部62とを組み付けることで吸収される。
垂直壁部61と水平壁部62とに2体化したことによる
精度の劣化は、上述のように取付孔62a,62bを長
孔とし、各レンズ群支持枠を基準嵌合部で嵌合させた状
態で、ビス56を螺合して押さえ板55と垂直壁部61
と水平壁部62とを組み付けることで吸収される。
【0051】このように構成された第2実施例の変形例
は、上述の第1,第2実施例とほぼ同様の作用と効果と
を有すると共に、T字状壁部18iを、垂直壁部61と
水平壁部62との別体にしたことで、第4レンズ群支持
枠18の形が単純になるために、該支持枠18を容易に
形成することができる。さらに、第4レンズ群支持枠1
8の水平壁部62や押さえ板55は、図示しないもう1
つのレンズ群支持枠、つまり第3レンズ群支持枠と共通
化を図ることができ、コスト的により有利となる。
は、上述の第1,第2実施例とほぼ同様の作用と効果と
を有すると共に、T字状壁部18iを、垂直壁部61と
水平壁部62との別体にしたことで、第4レンズ群支持
枠18の形が単純になるために、該支持枠18を容易に
形成することができる。さらに、第4レンズ群支持枠1
8の水平壁部62や押さえ板55は、図示しないもう1
つのレンズ群支持枠、つまり第3レンズ群支持枠と共通
化を図ることができ、コスト的により有利となる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、十
分な嵌合長と省スペースとを両立するとともに、コスト
を低くすることができるレンズ鏡筒を提供することがで
きる。
分な嵌合長と省スペースとを両立するとともに、コスト
を低くすることができるレンズ鏡筒を提供することがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例のレンズ鏡筒の、第3,第
4レンズ群支持枠と案内ロッドであるガイド軸との関係
を示す要部拡大斜視図。
4レンズ群支持枠と案内ロッドであるガイド軸との関係
を示す要部拡大斜視図。
【図2】上記第1実施例のレンズ鏡筒の断面図。
【図3】上記第1実施例のレンズ鏡筒の、固定筒,フォ
ーカス用カムリング,第1カム筒,モータ支持枠,ズー
ム用リングの斜視図。
ーカス用カムリング,第1カム筒,モータ支持枠,ズー
ム用リングの斜視図。
【図4】上記第1実施例のレンズ鏡筒の、第2カム筒,
第3カム筒,カム押さえ環,第2レンズ群支持枠の斜視
図。
第3カム筒,カム押さえ環,第2レンズ群支持枠の斜視
図。
【図5】本発明の第2実施例を示す第4レンズ群支持枠
の斜視図。
の斜視図。
【図6】上記第2実施例の第4レンズ群支持枠の断面
図。
図。
【図7】上記第2実施例の第4レンズ群支持枠の変形例
の斜視図。
の斜視図。
16…第2レンズ群支持枠(他のレンズ保持枠) 17…第3レンズ群支持枠(第1レンズ保持枠) 18…第4レンズ群支持枠(第2レンズ保持枠) 28…ガイド軸(案内ロッド) 35…軸受ブッシュ(軸受部材) 17a,17b,18a,18b…腕部 17c,17d,18c,18d…貫通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、実開昭
61−176517号公報に開示されている従来のレン
ズ鏡筒では、スリーブが異形のため、製作がしにくく、
コストが上がるという問題点があった。
61−176517号公報に開示されている従来のレン
ズ鏡筒では、スリーブが異形のため、製作がしにくく、
コストが上がるという問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記第3カム筒7は、内周面に凸状の円筒
カム7cが形成されていて、この円筒カム7cの側部が
端面カム7a,7bとなっている。そして、この第3カ
ム筒7の外周面の、上記円筒カム7cに対応する部分に
は、エッチング7dが形成されて軽量化が図られてい
る。また、該第3カム筒7の周面の後端部近傍には、外
方に突出するようにピン27が固植されていて、このピ
ン27の突出部にカムローラ27aが設けられている
(図2参照)。このカムローラ27aは、上記第2カム
筒6の周孔6dを介して、第1カム筒4の直進キー孔4
cと係合するようになっていて、これにより、第3カム
筒7は、第1カム筒4と回転方向に一体に運動するよう
になっている。
カム7cが形成されていて、この円筒カム7cの側部が
端面カム7a,7bとなっている。そして、この第3カ
ム筒7の外周面の、上記円筒カム7cに対応する部分に
は、エッチング7dが形成されて軽量化が図られてい
る。また、該第3カム筒7の周面の後端部近傍には、外
方に突出するようにピン27が固植されていて、このピ
ン27の突出部にカムローラ27aが設けられている
(図2参照)。このカムローラ27aは、上記第2カム
筒6の周孔6dを介して、第1カム筒4の直進キー孔4
cと係合するようになっていて、これにより、第3カム
筒7は、第1カム筒4と回転方向に一体に運動するよう
になっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】上記モータ枠11は、ズーム駆動ユニット
とフォーカス駆動ユニットとを、該枠11の側部のほぼ
対向する位置に有している。上記ズーム駆動ユニット
は、光軸Oの後方に出力軸を向けて配置されたズーム用
モータ41を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギ
ヤーユニット42とを介して、ズームギヤー43を回転
させるようになっている。
とフォーカス駆動ユニットとを、該枠11の側部のほぼ
対向する位置に有している。上記ズーム駆動ユニット
は、光軸Oの後方に出力軸を向けて配置されたズーム用
モータ41を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギ
ヤーユニット42とを介して、ズームギヤー43を回転
させるようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】一方、フォーカス駆動ユニットは、上記ズ
ーム駆動ユニットとほぼ同様の機構であり、光軸Oの後
方に出力軸を向けて配置されたフォーカス用モータ46
を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギヤーユニッ
ト47とを介して、フォーカスギヤー48を回転させる
ようになっている。
ーム駆動ユニットとほぼ同様の機構であり、光軸Oの後
方に出力軸を向けて配置されたフォーカス用モータ46
を有し、図示しない減速ギヤー系と、減速ギヤーユニッ
ト47とを介して、フォーカスギヤー48を回転させる
ようになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】そして、このT字状壁部18iの凸部18
j,18kと腕部51a,51bとに、ガイド軸28に
平行な棒状突起52a,52b,52c,52dがそれ
ぞれ設けられている。この棒状突起52a,52b,5
2c,52dは、図6に示すように、軸受ブッシュ35
を固定する際の台座の機能を有しており、第4レンズ群
支持枠18の第2の基準嵌合部18eに対し、垂直度お
よび寸法精度がでるようにあらかじめ嵌合部基準で機械
加工されているか、または、成形時の寸法精度で保証さ
れている当てつけ面52e,52fを有する。
j,18kと腕部51a,51bとに、ガイド軸28に
平行な棒状突起52a,52b,52c,52dがそれ
ぞれ設けられている。この棒状突起52a,52b,5
2c,52dは、図6に示すように、軸受ブッシュ35
を固定する際の台座の機能を有しており、第4レンズ群
支持枠18の第2の基準嵌合部18eに対し、垂直度お
よび寸法精度がでるようにあらかじめ嵌合部基準で機械
加工されているか、または、成形時の寸法精度で保証さ
れている当てつけ面52e,52fを有する。
Claims (3)
- 【請求項1】 光軸方向に延出する案内ロッドと、 光軸方向に隔置される第1および第2レンズ保持枠と、 これら第1および第2レンズ保持枠にそれぞれ複数個設
けられ、上記案内ロッドに向けて延出する腕部と、 上記腕部に設けられた貫通孔と、 この貫通孔に嵌入するとともに、上記案内ロッドに摺動
自在に案内される軸受部材と、 を具備しており、上記第1レンズ保持枠もしくは第2レ
ンズ保持枠の一方に設けられた複数個の腕部の少なくと
も1つを、他方に設けられた複数個の腕部どうしの間に
配置したことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 上記軸受部材は、上記貫通孔に対し遊嵌
し、該軸受部材は、上記第1レンズ保持枠および第2レ
ンズ保持枠の、案内ロッドに対する位置決めが行われた
後にそれぞれの腕部に固定されることを特徴とする、請
求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 上記案内ロッドは、固定枠に対して光軸
方向に進退される、他のレンズ保持枠に固定されている
ことを特徴とする、請求項1に記載のレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24811992A JPH0694963A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24811992A JPH0694963A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694963A true JPH0694963A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17173517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24811992A Withdrawn JPH0694963A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694963A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1184206A (ja) * | 1997-09-09 | 1999-03-26 | Olympus Optical Co Ltd | 光学機器 |
JP2011242443A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Nikon Corp | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
US8564895B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-10-22 | Nikon Corporation | Lens barrel, an imaging device, a optical system retaining method and a manufacturing method |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24811992A patent/JPH0694963A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1184206A (ja) * | 1997-09-09 | 1999-03-26 | Olympus Optical Co Ltd | 光学機器 |
US8564895B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-10-22 | Nikon Corporation | Lens barrel, an imaging device, a optical system retaining method and a manufacturing method |
JP2011242443A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Nikon Corp | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |