JPH0694808A - 発電機ロードテスト設備 - Google Patents

発電機ロードテスト設備

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Publication number
JPH0694808A
JPH0694808A JP26680092A JP26680092A JPH0694808A JP H0694808 A JPH0694808 A JP H0694808A JP 26680092 A JP26680092 A JP 26680092A JP 26680092 A JP26680092 A JP 26680092A JP H0694808 A JPH0694808 A JP H0694808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
cabtire
load
generator
winding drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP26680092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutada Shudo
保忠 首藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH0694808A publication Critical patent/JPH0694808A/ja
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  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発電機ロードテストを行うときのキャブタイ
ヤケーブルの布設、撤去作業の省人化を図る。 【構成】 ロードタンク1と船舶5内の発電機側とを接
続するキャブタイヤケーブル3を適宜の長さにする。ロ
ードタンク1に接続した3本のキャブタイヤケーブル3
を巻き取っておくケーブル巻取ドラム7を岸壁4上に設
置する。ケーブル巻取ドラム7から繰り出されるキャブ
タイヤケーブル3を乗せて搬送させたり、撤去するとき
のキャブタイヤケーブル3を乗せて搬送させるようにす
るベルトコンベヤ9を備える。キャブタイヤケーブルを
機械力で布設したり、撤去することにより作業員の手作
業がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船内の発電機が定格通り
の出力を有するか否かのテストを行うための発電機ロー
ドテスト設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発電機ロードテスト(負荷試験)では、
図3に一例を示す如く、タンク本体1a内に海水Aと真
水Bを下部より注入して混ぜて作った塩水C中に、3本
のキャブタイヤケーブル(ロード線)3が各々接続され
た3本の可動電極2が上下動できるようにしてあるロー
ドタンク1と、該ロードタンク1に、上記ロード線とし
て接続されているキャブタイヤケーブル3が用いられる
が、上記発電機ロードテストのために必要とされるキャ
ブタイヤケーブル3は、1本が150mm径で25m長さ
のものを通常4本継ぎとして1相で100m長さのもの
としてあり、これを3相分用意するようにしてある。
【0003】従来、図4に示す如く、岸壁4に接岸され
て係留索6で係留されている船舶5の機関室内の発電機
が定格どおりに出力できるか否かのテストを行うとき
は、ロードタンク1に接続されている3相のロード線と
してのキャブタイヤケーブル3に順次キャブタイヤケー
ブルを継ぎ足して1相100mの長さにする継ぎ足し作
業を、作業員による手作業で行った後に、各キャブタイ
ヤケーブル3を岸壁4上から船舶5の機関室内へ導入し
て配電盤に接続するという長いキャブタイヤケーブル3
の布設作業を手作業で行うようにしている。
【0004】キャブタイヤケーブル3の布設作業が終了
すると、発電機ロードテストを行うが、このテストで
は、図3の可動電極2が塩水C中を沈むことによりロー
ド大を判断するようにしている。
【0005】次に、船舶5の機関室内の発電機のロード
テストが終了すると、キャブタイヤケーブル3の撤去作
業を行うが、この作業も従来は作業員による手作業によ
って行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
発電機ロードテスト設備の取扱い方式は、ロード線であ
る長く且つ重量のあるキャブタイヤケーブル3の継ぎ足
し作業、船内への布設作業、撤去作業のすべてを作業員
による手作業によって行うものであるため、7人〜8人
の作業員を要する大掛りな作業となっていた。
【0007】そこで、本発明は、キャブタイヤケーブル
の布設作業、撤去作業を機械的に行うようにして省人化
を図るようにしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、岸壁上に、ロードタンクと、該ロードタ
ンクに備えられた可動電極と発電機側とを接続するため
適宜長さに継ぎ足されているキャブタイヤケーブルを巻
き取っておくケーブル巻取ドラムとを設置し、更に、上
記ケーブル巻取ドラムに巻き取られたキャブタイヤケー
ブルを繰り出して布設したり、又、該布設状態からキャ
ブタイヤケーブルを巻き取って撤去するときに乗せて搬
送させるベルトコンベヤを備えた構成とする。
【0009】
【作用】ロードタンクに接続されているキャブタイヤケ
ーブルをケーブル巻取ドラムに巻付けておき、発電機ロ
ードテストに際してケーブル巻取ドラムより3相のキャ
ブタイヤケーブルを繰り出しながらベルトコンベヤに乗
せて発電機側へ搬入させることにより布設することがで
きる。撤去時はベルトコンベヤに乗せたキャブタイヤケ
ーブルをケーブル巻取ドラムに巻き取るようにする。こ
れにより長いキャブタイヤケーブルの布設作業、撤去作
業を人力によらないで実施できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すもので、岸
壁4に接岸されて係留索6にて係留されている船舶5の
機関室内にある発電機のロードテストに必要な図3に示
す如きロードタンク1を岸壁4上に設置すると共に、上
記ロードタンク1の各可動電極2に接続した3本のキャ
ブタイヤケーブル(ロード線)3を、適宜継ぎ足して1
相が100mの長さとなるようにして、これを3本別々
に巻き取っておけるようにした電動式のケーブル巻取ド
ラム7を岸壁4上に設置し、モータ8により正転、逆転
させてキャブタイヤケーブル3を繰り出したり、巻き取
ったりできるようにする。更に、上記ケーブル巻取ドラ
ム7に巻き取られた長いキャブタイヤケーブル3が繰り
出されたもの、及び布設状態から撤去するためケーブル
巻取ドラム7に巻き取られるときのキャブタイヤケーブ
ル3を乗せて搬送させるためのベルトコンベヤ9を、岸
壁4上に備え、岸壁4上より船舶5の、たとえば、甲板
上へ掛け渡せるようにする。
【0012】上記電動式のケーブル巻取ドラム7は、図
2に一例の詳細を示す如く、3本のキャブタイヤケーブ
ル3を別々に巻き取れるように3つのドラム部7a,7
b,7cを有し、これら3つのドラム部7a,7b,7
cは、別々に架台13に支持させて、各軸部をモータ8
のクラッチ付駆動軸10に別々にチェン11を介し連結
して、モータ8の駆動により同時に回転できるようにす
ると共に、ドラム7の回転でキャブタイヤケーブル3が
繰り出されたり、巻き取られたりするときに、各ドラム
部7a,7b,7cからロードタンク1に接続されたキ
ャブタイヤケーブルの部分が巻き取られたり、繰り出さ
れたりすることがないようにするため、たとえば、各ド
ラム部7a,7b,7cごとに取り付けられたスリップ
リング12にロードタンク1からのキャブタイヤケーブ
ルの端をカーボンホルダーを介し接続し、上記スリップ
リング12に接続されている各ドラム部のキャブタイヤ
ケーブル3とは電気的には接続しているが回転方向には
縁が切れているようにしてある。14は駆動軸10の軸
受である。
【0013】船舶5が接岸されて係留され、その船舶5
内の発電機が定格どおりの出力を出せるか否かのロード
テストを行うときは、先ず、岸壁4上のベルトコンベヤ
9を張り出させて、岸壁4と船舶5との間に図1に示す
掛け渡した後、該ベルトコンベヤ9を駆動させ、次い
で、ケーブル巻取ドラム7を回転させて該ケーブル巻取
ドラム7に巻き取られている3本のキャブタイヤケーブ
ル3を同時に繰り出しながらベルトコンベヤ9に乗せて
船舶5の所定の場所まで搬送させキャブタイヤケーブル
3の布設作業を行う。かかるキャブタイヤケーブル3の
布設作業が終ると、発電機のロードテストを行うように
する。上記のキャブタイヤケーブル3の布設において、
ケーブル巻取ドラム7に巻き取られているキャブタイヤ
ケーブルとロードタンク1に接続された側のキャブタイ
ヤケーブルとは回転方向には縁が切られているため、ケ
ーブル巻取ドラム7からキャブタイヤケーブル3が繰り
出されるときにロードタンク1側のキャブタイヤケーブ
ルがケーブル巻取ドラム7に巻き取られるようなことは
ない。
【0014】発電機のロードテストが終ると、キャブタ
イヤケーブルを撤去するが、この撤去作業もベルトコン
ベヤ9を利用してその上にキャブタイヤケーブル3を乗
せ、且つケーブル巻取ドラム7に巻き取って行くように
して行う。
【0015】なお、ベルトコンベヤ9を岸壁4側から船
舶5側への掛け渡し方は任意であること、ケーブル巻取
ドラム7は、巻き取られているキャブタイヤケーブルが
繰り出されるときに、該ケーブル巻取ドラム7とロード
タンク1との間に位置するキャブタイヤケーブルが巻き
取られることがないようになっていれば、どのような構
造のものでもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の発電機ロード
テスト設備によれば、発電機ロードテストに必要な長い
キャブタイヤケーブルを巻き取っておくケーブル巻取ド
ラムを岸壁上に設置し、ロードタンクに接続されたキャ
ブタイヤケーブルを、上記ケーブル巻取ドラムから繰り
出したり、ケーブル巻取ドラムに巻き取ったりすること
によって布設したり、撤去できるようにし、更に、上記
キャブタイヤケーブルの布設時及び撤去時に該キャブタ
イヤケーブルを乗せて運ぶためのベルトコンベヤを備え
ているので、発電機ロードテストのために長いキャブタ
イヤケーブルを岸壁から船内へ導いて布設したり、ロー
ドテスト終了後にキャブタイヤケーブルを撤去したりす
るときのキャブタイヤケーブルの取り扱いをすべて機械
力で行うことができ、従来の多人数で手作業によってい
た場合に比して布設作業、撤去作業を迅速に且つ確実に
行うことができると共に省人化を図ることができる、と
いう優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発電機ロードテスト設備の実施例を示
す概略平面図である。
【図2】図1に示すケーブル巻取ドラムの拡大図であ
る。
【図3】ロードタンクの一例を示す概略図である。
【図4】従来の発電機ロードテスト設備の概略を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 ロードタンク 2 可動電極 3 キャブタイヤケーブル 4 岸壁 5 船舶 7 ケーブル巻取ドラム 9 ベルトコンベヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロードタンクと、該ロードタンクに備え
    られた可動電極と発電機側とを接続するため適宜長さに
    継ぎ足されたキャブタイヤケーブルを巻き取っておくケ
    ーブル巻取ドラムを設置し、更に、上記ケーブル巻取ド
    ラムから繰り出されて布設されるキャブタイヤケーブル
    やケーブル巻取ドラムに巻き取られて撤去されるキャブ
    タイヤケーブルを乗せて搬送させるためのベルトコンベ
    ヤを備えてなることを特徴とする発電機ロードテスト設
    備。
JP26680092A 1992-09-10 1992-09-10 発電機ロードテスト設備 Pending JPH0694808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26680092A JPH0694808A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 発電機ロードテスト設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26680092A JPH0694808A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 発電機ロードテスト設備

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Publication Number Publication Date
JPH0694808A true JPH0694808A (ja) 1994-04-08

Family

ID=17435860

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26680092A Pending JPH0694808A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 発電機ロードテスト設備

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JP (1) JPH0694808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200469609Y1 (ko) * 2012-05-04 2013-10-22 주식회사 현대미포조선 선박용 로드뱅크 고정 구조체
CN103383434A (zh) * 2013-07-18 2013-11-06 广东福德电子有限公司 一种智能型负载电阻箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200469609Y1 (ko) * 2012-05-04 2013-10-22 주식회사 현대미포조선 선박용 로드뱅크 고정 구조체
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