JPH0694663A - 湿度検出素子およびその製造方法 - Google Patents
湿度検出素子およびその製造方法Info
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- JPH0694663A JPH0694663A JP4266876A JP26687692A JPH0694663A JP H0694663 A JPH0694663 A JP H0694663A JP 4266876 A JP4266876 A JP 4266876A JP 26687692 A JP26687692 A JP 26687692A JP H0694663 A JPH0694663 A JP H0694663A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上側電極と上側電極用電極端子との間および
上側電極用電極端子,下側電極用電極端子とリード線と
の間の電気的接続性の向上を図り、品質および信頼性を
向上させる。 【構成】 基板11上に下側電極12,下側電極12の
電極用パッド12aおよび上側電極14の電極用パッド
14aを形成し、この下側電極12上に感湿膜13を形
成し、この感湿膜13上に上側電極14を形成する際に
電極用パッド14a上に上側電極14の一端部からなる
延在部14bを積層形成して上側電極用電極端子15を
構成し、電極用パッド12a上に上側電極14の電極材
料からなる電極保護パッド16を同時に形成して下側電
極用電極端子17を構成する。
上側電極用電極端子,下側電極用電極端子とリード線と
の間の電気的接続性の向上を図り、品質および信頼性を
向上させる。 【構成】 基板11上に下側電極12,下側電極12の
電極用パッド12aおよび上側電極14の電極用パッド
14aを形成し、この下側電極12上に感湿膜13を形
成し、この感湿膜13上に上側電極14を形成する際に
電極用パッド14a上に上側電極14の一端部からなる
延在部14bを積層形成して上側電極用電極端子15を
構成し、電極用パッド12a上に上側電極14の電極材
料からなる電極保護パッド16を同時に形成して下側電
極用電極端子17を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機高分子樹脂材料を
感湿膜とする容量式の湿度検出素子およびその製造方法
に係わり、特に上側電極用電極端子の構造およびその形
成方法に関するものである。
感湿膜とする容量式の湿度検出素子およびその製造方法
に係わり、特に上側電極用電極端子の構造およびその形
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の湿度検出素子は、基板の
表面に薄膜状下側電極,有機高分子樹脂材料からなる感
湿膜および薄膜状上側電極を順次積層形成して構成さ
れ、この感湿膜の相対湿度に対する対向電極間の容量値
またはインピーダンスの変化を湿度の変化として検出し
ていた。
表面に薄膜状下側電極,有機高分子樹脂材料からなる感
湿膜および薄膜状上側電極を順次積層形成して構成さ
れ、この感湿膜の相対湿度に対する対向電極間の容量値
またはインピーダンスの変化を湿度の変化として検出し
ていた。
【0003】図3は、従来より提案されているこの種の
湿度検出素子の構成を説明する平面図である。同図にお
いて、まず、図3(a)に平面図で示すように絶縁性基
板1の表面に薄膜状の下側電極2,下側電極用接続端子
2aおよび上側電極用接続端子4aを形成した後、図3
(b)に示すようにこの絶縁性基板1上の接続端子部を
除く全域に感湿膜3を形成する。次に図3(c)に示す
ようにこの感湿膜3上に上側電極4および上記上側電極
用接続端子4a上にわたって上側電極4の延設片4bを
形成した後、図3(d)に示すようにこの上側電極用接
続端子4aと延設片4bとの間の感湿膜3の段差部を貴
金属膜5で被覆し、電気的接続を行った後、上側電極用
接続端子4aおよび下側電極用接続端子2aにリード線
6を接続し、感湿膜3の相対湿度に対する上側電極4と
下側電極2との間の容量値もしくはインピーダンスの変
化を湿度の変化として取り出していた。なお、この種の
感湿素子は、例えば特開昭60−239657号などに
より提案されている。
湿度検出素子の構成を説明する平面図である。同図にお
いて、まず、図3(a)に平面図で示すように絶縁性基
板1の表面に薄膜状の下側電極2,下側電極用接続端子
2aおよび上側電極用接続端子4aを形成した後、図3
(b)に示すようにこの絶縁性基板1上の接続端子部を
除く全域に感湿膜3を形成する。次に図3(c)に示す
ようにこの感湿膜3上に上側電極4および上記上側電極
用接続端子4a上にわたって上側電極4の延設片4bを
形成した後、図3(d)に示すようにこの上側電極用接
続端子4aと延設片4bとの間の感湿膜3の段差部を貴
金属膜5で被覆し、電気的接続を行った後、上側電極用
接続端子4aおよび下側電極用接続端子2aにリード線
6を接続し、感湿膜3の相対湿度に対する上側電極4と
下側電極2との間の容量値もしくはインピーダンスの変
化を湿度の変化として取り出していた。なお、この種の
感湿素子は、例えば特開昭60−239657号などに
より提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された湿度検出素子は、図4に斜視図で示すよ
うに上側電極4の延設片4bと上側電極用接続端子4a
との間に補強用貴金属膜5を被覆して電気的接続を行っ
ていることから、その製造工程が煩雑となり、生産性を
低下させるなどの問題があった。また、感湿膜3と補強
用貴金属膜5との間および補強用貴金属膜5と上側電極
4の延設片4bとの間の各界面において感湿膜3との材
料系が複雑となるため、これらの各界面において、ヒー
トショック,吸脱湿による感湿膜3の伸縮などにより、
剥離が生じる可能性が極めて高く、長期安定性の点で不
利であるという問題があった。さらには補強用貴金属膜
5は、その膜厚が厚く形成されるため、高分子樹脂材料
に残留応力が残り易く、耐薬品性,耐環境性の点で信頼
性に欠けるという問題があった。また、上側電極用接続
端子4a上にリード線6を電気的に接続する半田または
鑞材がこの上側電極4および補強用貴金属膜5の材料を
喰って(溶解して)しまい、機械的強度の大きい電気的
接続が得られないという問題があった。
うに構成された湿度検出素子は、図4に斜視図で示すよ
うに上側電極4の延設片4bと上側電極用接続端子4a
との間に補強用貴金属膜5を被覆して電気的接続を行っ
ていることから、その製造工程が煩雑となり、生産性を
低下させるなどの問題があった。また、感湿膜3と補強
用貴金属膜5との間および補強用貴金属膜5と上側電極
4の延設片4bとの間の各界面において感湿膜3との材
料系が複雑となるため、これらの各界面において、ヒー
トショック,吸脱湿による感湿膜3の伸縮などにより、
剥離が生じる可能性が極めて高く、長期安定性の点で不
利であるという問題があった。さらには補強用貴金属膜
5は、その膜厚が厚く形成されるため、高分子樹脂材料
に残留応力が残り易く、耐薬品性,耐環境性の点で信頼
性に欠けるという問題があった。また、上側電極用接続
端子4a上にリード線6を電気的に接続する半田または
鑞材がこの上側電極4および補強用貴金属膜5の材料を
喰って(溶解して)しまい、機械的強度の大きい電気的
接続が得られないという問題があった。
【0005】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、上
側電極と上側電極用電極端子との間および上側電極用電
極端子,下側電極用電極端子とリード線との間の電気的
接続性の向上を図り、品質および信頼性を向上させるこ
とができる湿度検出素子およびその製造方法を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、上側電極と上
側電極用電極端子との間および上側電極用電極端子,下
側電極用電極端子とリード線との間の電気的接続部を簡
単な工程で生産性良く得られる湿度検出素子およびその
製造方法を提供することにある。
を解決するためになされたものであり、その目的は、上
側電極と上側電極用電極端子との間および上側電極用電
極端子,下側電極用電極端子とリード線との間の電気的
接続性の向上を図り、品質および信頼性を向上させるこ
とができる湿度検出素子およびその製造方法を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、上側電極と上
側電極用電極端子との間および上側電極用電極端子,下
側電極用電極端子とリード線との間の電気的接続部を簡
単な工程で生産性良く得られる湿度検出素子およびその
製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明による湿度検出素子は、基板上に上側電
極の電極用パッドおよび下側電極の電極用パッドを設
け、上側電極の電極用パッド上に上側電極の一端部から
なる延在部を積層形成して上側電極用電極端子を構成す
るとともに下側電極の電極用パッド上に上側電極と同一
電極材料を積層形成して下側電極用電極端子を構成する
ものである。また、本発明による湿度検出素子の製造方
法は、基板上に電極材料膜を形成し、パターンニングを
行って下側電極,下側電極用パッドおよび上側電極用パ
ッドを形成する工程と、この下側電極上に感湿膜を形成
する工程と、基板上の電極用パッド形成領域の感湿膜を
エッチングによりパターン加工を行って段差部を形成す
る工程と、感湿膜上に有機高分子樹脂材料のガラス転移
温度もしくは軟化点よりも約50℃低い温度以上の温度
で電極材料を蒸着して透湿性の上側電極を形成するとと
もにこの上側電極の一端部からなる延在部を段差部上を
覆いかつ上側電極用パッド上に積層して上側電極用電極
端子および下側電極用パッド上に積層して下側電極用電
極端子を形成する工程とを有している。
るために本発明による湿度検出素子は、基板上に上側電
極の電極用パッドおよび下側電極の電極用パッドを設
け、上側電極の電極用パッド上に上側電極の一端部から
なる延在部を積層形成して上側電極用電極端子を構成す
るとともに下側電極の電極用パッド上に上側電極と同一
電極材料を積層形成して下側電極用電極端子を構成する
ものである。また、本発明による湿度検出素子の製造方
法は、基板上に電極材料膜を形成し、パターンニングを
行って下側電極,下側電極用パッドおよび上側電極用パ
ッドを形成する工程と、この下側電極上に感湿膜を形成
する工程と、基板上の電極用パッド形成領域の感湿膜を
エッチングによりパターン加工を行って段差部を形成す
る工程と、感湿膜上に有機高分子樹脂材料のガラス転移
温度もしくは軟化点よりも約50℃低い温度以上の温度
で電極材料を蒸着して透湿性の上側電極を形成するとと
もにこの上側電極の一端部からなる延在部を段差部上を
覆いかつ上側電極用パッド上に積層して上側電極用電極
端子および下側電極用パッド上に積層して下側電極用電
極端子を形成する工程とを有している。
【0007】
【作用】本発明における上側電極用電極端子および下側
電極用電極端子は、上側電極を形成する際にそれぞれ上
側電極用パッドおよび下側電極用パッド上に上側電極の
一部が密着して形成される簡単な工程により、上側電極
用パッドおよび下側電極用パッド上に上側電極の一部が
積層形成され、2層構造が形成される。また、上側電極
用電極端子および下側電極用電極端子は上側電極材料で
覆われることによりワイヤボンド性,半田付け性,鑞付
け性が良好となる。
電極用電極端子は、上側電極を形成する際にそれぞれ上
側電極用パッドおよび下側電極用パッド上に上側電極の
一部が密着して形成される簡単な工程により、上側電極
用パッドおよび下側電極用パッド上に上側電極の一部が
積層形成され、2層構造が形成される。また、上側電極
用電極端子および下側電極用電極端子は上側電極材料で
覆われることによりワイヤボンド性,半田付け性,鑞付
け性が良好となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明による湿度検出素子の一実施
例による構成を示す図であり、図1(a)は平面図,図
1(b)は図1(a)のB−B′線の断面図,図1
(c)は図1(a)のC−C′線の断面図である。同図
において、11は基板、12はこの基板11上に500
〜10000Å程度の厚さに被着形成された下側電極、
12aはこの基板11上の電極用パッド形成領域部分に
下側電極12と連結して一体的に形成された下側電極用
パッド、13は下側電極12上に膜厚約1〜10μm程
度の厚さに被着形成された有機高分子樹脂材料からなる
感湿膜、13aはこの感湿膜13の電極用パッド形成領
域部分側を傾斜状に加工して形成された段差部である。
説明する。図1は、本発明による湿度検出素子の一実施
例による構成を示す図であり、図1(a)は平面図,図
1(b)は図1(a)のB−B′線の断面図,図1
(c)は図1(a)のC−C′線の断面図である。同図
において、11は基板、12はこの基板11上に500
〜10000Å程度の厚さに被着形成された下側電極、
12aはこの基板11上の電極用パッド形成領域部分に
下側電極12と連結して一体的に形成された下側電極用
パッド、13は下側電極12上に膜厚約1〜10μm程
度の厚さに被着形成された有機高分子樹脂材料からなる
感湿膜、13aはこの感湿膜13の電極用パッド形成領
域部分側を傾斜状に加工して形成された段差部である。
【0009】また、14はこの感湿膜13上に膜厚20
0〜2000Åの範囲に形成された上側電極、14aは
基板11上の電極用パッド形成領域部分に上記下側電極
12と同一工程で島状に形成された上側電極14の上側
電極用パッド、14bは上側電極14の一部が傾斜状に
形成された段差部13aの一部を覆い上側電極用パッド
14a上に延長し一体的に形成された延在部であり、こ
の延在部14bが上側電極用パッド14a上に積層形成
されて上側電極用電極端子15が構成されている。ま
た、16は下側電極用パッド12a上に上側電極14の
形成と同時に同一電極材料が積層形成された電極保護パ
ッドであり、この下側電極用パッド12a上に電極保護
パッド16が積層形成されて下側電極用電極端子17が
構成されている。18は上側電極用電極端子15上およ
び下側電極用電極端子17上に半田19により接続固定
されたリード線である。
0〜2000Åの範囲に形成された上側電極、14aは
基板11上の電極用パッド形成領域部分に上記下側電極
12と同一工程で島状に形成された上側電極14の上側
電極用パッド、14bは上側電極14の一部が傾斜状に
形成された段差部13aの一部を覆い上側電極用パッド
14a上に延長し一体的に形成された延在部であり、こ
の延在部14bが上側電極用パッド14a上に積層形成
されて上側電極用電極端子15が構成されている。ま
た、16は下側電極用パッド12a上に上側電極14の
形成と同時に同一電極材料が積層形成された電極保護パ
ッドであり、この下側電極用パッド12a上に電極保護
パッド16が積層形成されて下側電極用電極端子17が
構成されている。18は上側電極用電極端子15上およ
び下側電極用電極端子17上に半田19により接続固定
されたリード線である。
【0010】このような構成において、上側電極用電極
端子15は、上側電極用パッド14aと上側電極14の
延在部14bとの2層構造から構成されるので、この上
側電極用電極端子15上にリード線18を半田19また
は鑞付けにより接続されても、この半田,鑞材が膜厚の
薄い(200〜2000Å)延在部14bを形成する材
料を喰って(溶解して)しまうが、下部側に比較的膜厚
の厚い(500〜10000Å)上側電極用パッド14
aが形成されているため、断線の発生がなくなるととも
にこの2層構造からなる上側電極用電極端子15上にリ
ード線18を半田19,鑞付け,ワイヤボンド,溶接ま
たは導電性樹脂による接合により接続することが可能と
なり、機械的に強固で安定した電気的接続が得られる。
また、下側電極用電極端子17においても全く同様の作
用効果が得られる。
端子15は、上側電極用パッド14aと上側電極14の
延在部14bとの2層構造から構成されるので、この上
側電極用電極端子15上にリード線18を半田19また
は鑞付けにより接続されても、この半田,鑞材が膜厚の
薄い(200〜2000Å)延在部14bを形成する材
料を喰って(溶解して)しまうが、下部側に比較的膜厚
の厚い(500〜10000Å)上側電極用パッド14
aが形成されているため、断線の発生がなくなるととも
にこの2層構造からなる上側電極用電極端子15上にリ
ード線18を半田19,鑞付け,ワイヤボンド,溶接ま
たは導電性樹脂による接合により接続することが可能と
なり、機械的に強固で安定した電気的接続が得られる。
また、下側電極用電極端子17においても全く同様の作
用効果が得られる。
【0011】また、このような構成において、上側電極
14の膜厚を200〜2000Åの範囲に形成したが、
この膜厚は200Å未満では上側電極用パッド14a上
に機械的強度の高い延在部14bおよび下側電極用パッ
ド12a上に機械的強度の高い電極保護パッド16が形
成することができず、また、この膜厚が2000Åを越
えと、透湿性が得られない。したがってこの上側電極1
4の膜厚を200〜2000Åの範囲に形成することに
よって機械的強度の高い上側電極用電極端子15および
下側電極用電極端子17が得られるとともに透湿性を有
する上側電極14が実現可能となる。
14の膜厚を200〜2000Åの範囲に形成したが、
この膜厚は200Å未満では上側電極用パッド14a上
に機械的強度の高い延在部14bおよび下側電極用パッ
ド12a上に機械的強度の高い電極保護パッド16が形
成することができず、また、この膜厚が2000Åを越
えと、透湿性が得られない。したがってこの上側電極1
4の膜厚を200〜2000Åの範囲に形成することに
よって機械的強度の高い上側電極用電極端子15および
下側電極用電極端子17が得られるとともに透湿性を有
する上側電極14が実現可能となる。
【0012】図2は、本発明による湿度検出素子の製造
方法の一実施例を説明する工程の断面図である。同図に
おいて、まず、図2(a)に示すように例えば無アルカ
リガラス,石英などの絶縁体またはシリコンなどの半導
体からなる厚さ約0.5mm程度の基板11の電極形成
面上に例えばPt,Au,Nb/Pt,Cr/Ptまた
はTi/Ptなどの少なくとも1層からなる金属層を蒸
着またはスパッタリング法により500〜5000Å程
度の厚さに被着し、パターンニングを行って下側電極1
2,図示しないその電極用パッド12aおよび上側電極
用パッド14aを同時に形成する。
方法の一実施例を説明する工程の断面図である。同図に
おいて、まず、図2(a)に示すように例えば無アルカ
リガラス,石英などの絶縁体またはシリコンなどの半導
体からなる厚さ約0.5mm程度の基板11の電極形成
面上に例えばPt,Au,Nb/Pt,Cr/Ptまた
はTi/Ptなどの少なくとも1層からなる金属層を蒸
着またはスパッタリング法により500〜5000Å程
度の厚さに被着し、パターンニングを行って下側電極1
2,図示しないその電極用パッド12aおよび上側電極
用パッド14aを同時に形成する。
【0013】次に図2(b)に示すようにこの下側電極
12,その電極用パッド12aおよび上側電極用パッド
14aが形成された基板11上にPMMA,架橋したP
MMA,ポリイミド,ポリスルホンまたはポリエーテル
スルホンなどの有機高分子樹脂材料溶液を滴下し、回転
数1000〜5000rpm程度の回転塗布法によりス
ピンコートする。その後、乾燥し、100〜450℃で
1〜100時間の熱処理を1段もしくは多段温度プロフ
ァイルで行う。これにより、高分子樹脂膜が形成され、
膜厚約1〜10μm程度の感湿材料として安定した感湿
膜13が形成される。
12,その電極用パッド12aおよび上側電極用パッド
14aが形成された基板11上にPMMA,架橋したP
MMA,ポリイミド,ポリスルホンまたはポリエーテル
スルホンなどの有機高分子樹脂材料溶液を滴下し、回転
数1000〜5000rpm程度の回転塗布法によりス
ピンコートする。その後、乾燥し、100〜450℃で
1〜100時間の熱処理を1段もしくは多段温度プロフ
ァイルで行う。これにより、高分子樹脂膜が形成され、
膜厚約1〜10μm程度の感湿材料として安定した感湿
膜13が形成される。
【0014】次にこのようにして形成された感湿膜13
は、図2(c)に示すようにその感湿膜13上に例えば
無アルカリガラス,石英またはサファイアなどからなり
電極用端子形成部分に開口部を有するマスク20を配置
し、基板11の上方から矢印A方向から下記に示す条件
でドライエッチングを行って電極用パッド形成領域部分
の感湿膜13を除去し、下側電極用パッド12a(図示
せず)および上側電極用パッド14aを露出させる。こ
れによって感湿膜13の段差部13aが滑らかな傾斜面
を有して形成されることになる。ここでこのドライエッ
チングの条件は、ガス種はO2,Ar,CF4,などを単
独もしくは複合して使用し、圧力は0.1〜数Torr
とし、高周波出力は100〜500Wで行った。
は、図2(c)に示すようにその感湿膜13上に例えば
無アルカリガラス,石英またはサファイアなどからなり
電極用端子形成部分に開口部を有するマスク20を配置
し、基板11の上方から矢印A方向から下記に示す条件
でドライエッチングを行って電極用パッド形成領域部分
の感湿膜13を除去し、下側電極用パッド12a(図示
せず)および上側電極用パッド14aを露出させる。こ
れによって感湿膜13の段差部13aが滑らかな傾斜面
を有して形成されることになる。ここでこのドライエッ
チングの条件は、ガス種はO2,Ar,CF4,などを単
独もしくは複合して使用し、圧力は0.1〜数Torr
とし、高周波出力は100〜500Wで行った。
【0015】次に感湿膜13上のマスク20を除去した
後、図2(d)に示すようにこの基板11上にAu,P
tまたはPdなどの耐食性および透湿性の高い金属を下
記条件で加熱しながら蒸着法,スパッタリング法または
イオンプレーティング法により200〜2000Å程度
の厚さに被着し、パターンニングを行って感湿膜13,
この感湿膜13の傾斜状段差部13aの一部,上側電極
用パッド14aおよび下側電極用パッド12a上に上側
電極14を形成する。これによって図1(d)に示すよ
うに上側電極用パッド14a上には上側電極14の延在
部14bが形成され、2層構造からなる上側電極用電極
端子15が形成されとともに図1(a)に示すように下
側電極用パッド12a上には電極保護パッド16が形成
され、2層構造からなる下側電極用電極端子17が形成
される。
後、図2(d)に示すようにこの基板11上にAu,P
tまたはPdなどの耐食性および透湿性の高い金属を下
記条件で加熱しながら蒸着法,スパッタリング法または
イオンプレーティング法により200〜2000Å程度
の厚さに被着し、パターンニングを行って感湿膜13,
この感湿膜13の傾斜状段差部13aの一部,上側電極
用パッド14aおよび下側電極用パッド12a上に上側
電極14を形成する。これによって図1(d)に示すよ
うに上側電極用パッド14a上には上側電極14の延在
部14bが形成され、2層構造からなる上側電極用電極
端子15が形成されとともに図1(a)に示すように下
側電極用パッド12a上には電極保護パッド16が形成
され、2層構造からなる下側電極用電極端子17が形成
される。
【0016】ここで上記上側電極14を形成する金属の
加熱温度は、感湿膜13として例えば高分子のガラス転
移温度Tgもしくは軟化点Tsが200℃の有機高分子
樹脂材料を用いた場合、150〜350℃の範囲で加熱
しながら、薄膜形成を行うと、200〜2000Åの膜
厚でも透湿性に優れた上側電極14を形成することがで
きる。この場合、高分子のガラス転移温度Tgもしくは
軟化点Tsは、かなりブロードであり、厳密に測定され
たガラス転移温度Tgもしくは軟化点Tsの直前からほ
ぼ同等の加熱効果が得られるために50℃低い150℃
で加熱を行っても薄膜形成が可能となる。例えばこの加
熱温度を約300℃で膜厚900Åの上側電極14を形
成した場合でもヒステリシス(感湿膜13の吸湿過程と
脱湿過程とにおける感湿特性の差)は0.5%RH程度
であり、応答性の優れた湿度検出素子が得られる。
加熱温度は、感湿膜13として例えば高分子のガラス転
移温度Tgもしくは軟化点Tsが200℃の有機高分子
樹脂材料を用いた場合、150〜350℃の範囲で加熱
しながら、薄膜形成を行うと、200〜2000Åの膜
厚でも透湿性に優れた上側電極14を形成することがで
きる。この場合、高分子のガラス転移温度Tgもしくは
軟化点Tsは、かなりブロードであり、厳密に測定され
たガラス転移温度Tgもしくは軟化点Tsの直前からほ
ぼ同等の加熱効果が得られるために50℃低い150℃
で加熱を行っても薄膜形成が可能となる。例えばこの加
熱温度を約300℃で膜厚900Åの上側電極14を形
成した場合でもヒステリシス(感湿膜13の吸湿過程と
脱湿過程とにおける感湿特性の差)は0.5%RH程度
であり、応答性の優れた湿度検出素子が得られる。
【0017】このような方法によれば、上側電極14を
感湿膜13を形成する有機高分子樹脂材料のガラス転移
温度Tgもしくは軟化点温度Tsの−50℃以上(Tg
もしくはTs−50℃)の温度で形成するため、有機高
分子樹脂材料と上側電極14との密着性が良好でかつ透
湿性が得られ、プロセス幅が広がり、プロセスの安定性
が向上する。
感湿膜13を形成する有機高分子樹脂材料のガラス転移
温度Tgもしくは軟化点温度Tsの−50℃以上(Tg
もしくはTs−50℃)の温度で形成するため、有機高
分子樹脂材料と上側電極14との密着性が良好でかつ透
湿性が得られ、プロセス幅が広がり、プロセスの安定性
が向上する。
【0018】また、このような方法によれば、上側電極
用電極端子15は上側電極用パッド14a上に上側電極
14の延在部14bを形成する2層構造および下側電極
用電極端子17は下側電極用パッド12a上に電極保護
パッド16を形成する2層構造が上側電極14の形成工
程と同一工程で形成される一連の工程で形成することが
できるので、その製作工程が簡易化され、生産性を向上
させることができる。
用電極端子15は上側電極用パッド14a上に上側電極
14の延在部14bを形成する2層構造および下側電極
用電極端子17は下側電極用パッド12a上に電極保護
パッド16を形成する2層構造が上側電極14の形成工
程と同一工程で形成される一連の工程で形成することが
できるので、その製作工程が簡易化され、生産性を向上
させることができる。
【0019】また、このような方法によれば、感湿膜1
3にドライエッチングを行う際にマスク20を用いるこ
とによって基板11の基準点との位置合わせが極めて容
易となるので、バッチプロセスで複数枚のウエハを一度
に位置精度良く加工することができ、生産性を向上させ
ることができる。
3にドライエッチングを行う際にマスク20を用いるこ
とによって基板11の基準点との位置合わせが極めて容
易となるので、バッチプロセスで複数枚のウエハを一度
に位置精度良く加工することができ、生産性を向上させ
ることができる。
【0020】さらにこのような方法によれば、感湿膜1
3のパターン加工にドライエッチングを用いることによ
って感湿膜13のレジスト液,その剥離液などとの接触
および加工に伴う塵などとの接触が全くなくなるので、
表面の清浄な感湿膜13が得られる。
3のパターン加工にドライエッチングを用いることによ
って感湿膜13のレジスト液,その剥離液などとの接触
および加工に伴う塵などとの接触が全くなくなるので、
表面の清浄な感湿膜13が得られる。
【0021】また、このような方法によれば、感湿膜1
3の段差部13aが表面の滑らかな傾斜面を有して形成
されるので、上側電極14の延在部14bが感湿膜13
の段差部13aの傾斜面に沿って密着して形成され、ス
テップカバレッジが良好となる。つまりフォトレジスト
によるエッチングでは高分子段差部の傾斜面が急峻であ
るため、高分子段差部の金属膜が薄くなり易く、高分子
段差部で断線し易い。マスクエッチングではマスクの下
までエッチングガスが回り込み、高分子段差部が緩やか
な傾斜面を有して形成される。したがってオープン不良
などの発生がなくなる。
3の段差部13aが表面の滑らかな傾斜面を有して形成
されるので、上側電極14の延在部14bが感湿膜13
の段差部13aの傾斜面に沿って密着して形成され、ス
テップカバレッジが良好となる。つまりフォトレジスト
によるエッチングでは高分子段差部の傾斜面が急峻であ
るため、高分子段差部の金属膜が薄くなり易く、高分子
段差部で断線し易い。マスクエッチングではマスクの下
までエッチングガスが回り込み、高分子段差部が緩やか
な傾斜面を有して形成される。したがってオープン不良
などの発生がなくなる。
【0022】また、このような方法によれば、上側電極
14は、感湿膜13との密着性が良いので、上側電極1
4の感湿膜13の段差部13a付近での接着力が向上
し、機械的強度が向上できるので、剥離などの発生もな
くなる。
14は、感湿膜13との密着性が良いので、上側電極1
4の感湿膜13の段差部13a付近での接着力が向上
し、機械的強度が向上できるので、剥離などの発生もな
くなる。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による湿度
検出素子によれば、上側電極と上側電極用電極端子との
間の電気的接続性および上側電極用電極端子,下側電極
用電極端子とリード線との間の電気的接続性が向上でき
るので、長期間にわたって安定した電気的接続性が確保
でき、品質および信頼性を向上させることができるとい
う極めて優れた効果が得られる。また、本発明による湿
度検出素子の製造方法によれば、上側電極と上側電極用
電極端子との電気的接続部,上側電極用電極端子および
下側電極用電極端子が上側電極を形成する一連の工程で
同時に形成することができるので、簡単な工程で生産性
を向上させることができるという極めて優れた効果が得
られる。
検出素子によれば、上側電極と上側電極用電極端子との
間の電気的接続性および上側電極用電極端子,下側電極
用電極端子とリード線との間の電気的接続性が向上でき
るので、長期間にわたって安定した電気的接続性が確保
でき、品質および信頼性を向上させることができるとい
う極めて優れた効果が得られる。また、本発明による湿
度検出素子の製造方法によれば、上側電極と上側電極用
電極端子との電気的接続部,上側電極用電極端子および
下側電極用電極端子が上側電極を形成する一連の工程で
同時に形成することができるので、簡単な工程で生産性
を向上させることができるという極めて優れた効果が得
られる。
【図1】本発明による湿度検出素子の一実施例による構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】本発明による湿度検出素子のの製造方法の一実
施例を説明する製造工程の断面図である。
施例を説明する製造工程の断面図である。
【図3】従来の湿度検出素子の製造方法を説明する製造
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図4】従来の湿度検出素子の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 11 基板 12 下側電極 12a 下側電極用パッド 13 感湿膜 13a 段差部 14 上側電極 14a 上側電極用パッド 14b 延在部 15 上側電極用電極端子 16 電極保護パッド 17 下側電極用電極端子 18 リード線 19 半田 20 マスク
Claims (5)
- 【請求項1】 基板上に下側電極,有機高分子樹脂材料
からなる感湿膜および透湿性上側電極を順次積層してな
る湿度検出素子において、 前記基板上に前記上側電極の電極用パッドおよび下側電
極の電極用パッドを設け、前記上側電極の電極用パッド
上に前記上側電極の一端部からなる延在部を積層形成し
て上側電極用電極端子を構成するとともに前記下側電極
の電極用パッド上に前記上側電極と同一電極材料を積層
形成して下側電極用電極端子を構成することを特徴とし
た湿度検出素子。 - 【請求項2】 請求項1において、上側電極用電極端子
および下側電極用電極端子上にリード線を導電性部材に
より接続することを特徴とした湿度検出素子。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
上側電極の膜厚を200〜2000Åの範囲とすること
を特徴とした湿度検出素子。 - 【請求項4】 基板上に電極材料膜を形成し、パターン
加工を行って下側電極,下側電極用パッドおよび上側電
極用パッドを形成する工程と、 前記基板上に感湿膜を形成する工程と、 前記基板上の電極用パッド形成領域の感湿膜にパターン
加工を行って段差部を形成する工程と、 前記感湿膜上に有機高分子樹脂材料のガラス転移温度も
しくは軟化点よりも約50℃低い温度以上の温度で電極
材料を蒸着して透湿性の上側電極を形成するとともに前
記上側電極の一端部を前記段差部上を覆いかつ前記上側
電極用パッド上に積層して上側電極用電極端子および前
記下側電極用パッド上に積層して下側電極用電極端子を
形成する工程と、からなることを特徴とした湿度検出素
子の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4において、前記上側電極の形成
と同時に前記下側電極用パッド上に電極材料を積層形成
することを特徴とした湿度検出素子の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26687692A JP2756748B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 湿度検出素子およびその製造方法 |
KR93018126A KR0127275B1 (en) | 1992-09-10 | 1993-09-09 | Humidity sensor and method therefor |
FI933972A FI113806B (fi) | 1992-09-10 | 1993-09-10 | Kosteuden toteamiselementti ja menetelmä sen valmistamiseksi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26687692A JP2756748B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 湿度検出素子およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694663A true JPH0694663A (ja) | 1994-04-08 |
JP2756748B2 JP2756748B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17436884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26687692A Expired - Fee Related JP2756748B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 湿度検出素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2756748B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103154715A (zh) * | 2010-10-04 | 2013-06-12 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 湿度检测传感器及其制造方法 |
JP2015007618A (ja) * | 2013-05-29 | 2015-01-15 | 国立大学法人信州大学 | 容量型ガスセンサ及びその製造方法 |
US9018963B2 (en) | 2011-09-09 | 2015-04-28 | Azbil Corporation | Environment sensor |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP26687692A patent/JP2756748B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103154715A (zh) * | 2010-10-04 | 2013-06-12 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 湿度检测传感器及其制造方法 |
US9018963B2 (en) | 2011-09-09 | 2015-04-28 | Azbil Corporation | Environment sensor |
JP2015007618A (ja) * | 2013-05-29 | 2015-01-15 | 国立大学法人信州大学 | 容量型ガスセンサ及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2756748B2 (ja) | 1998-05-25 |
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