JPH0694523B2 - 透明性を有するガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物の製法 - Google Patents

透明性を有するガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物の製法

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JPH0694523B2
JPH0694523B2 JP23071592A JP23071592A JPH0694523B2 JP H0694523 B2 JPH0694523 B2 JP H0694523B2 JP 23071592 A JP23071592 A JP 23071592A JP 23071592 A JP23071592 A JP 23071592A JP H0694523 B2 JPH0694523 B2 JP H0694523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】本発明は、ガラス繊維強化熱可塑性樹脂
組成物の製法に係る。更に詳細には、メチルメタクリレ
ート(以後、MMAと略称)系重合体(以後、PMMA
と略称)、スチレン(以後、Stと略称)−アクリロニ
トリル(以後、ANと略称)系共重合体(以後、SAN
と略称)、ガラス繊維(以後、GFと略称)の3成分か
ら基本的に成る組成物の製法に係る。
【0002】PMMAは優れた光学特性、耐候性、表面
硬さ、加工性を有し、そのため多くの成形品の原料樹脂
として広く利用されている。一方、SANは硬く透明で
耐薬品性が優れ、更に、経済的にも優れた熱可塑性樹脂
である。これらの樹脂の剛性と強度を更に向上させる手
段として、GFの添加は広く使用される手段である。G
Fを添加した樹脂は、剛性、耐衝撃性、寸法安定性に優
れた家電部品、自動車部品、工業部品等に広く使用され
ている。
【0003】しかるに、これ等のGF強化熱可塑性樹脂
は、PMMAあるいはSANを最大の特徴である透明性
を失なっている場合が多い。この理由は添加されたGF
の光屈折率と樹脂の光屈折率が一致しないことにより、
樹脂中に透過した光が乱屈折することが主たる原因であ
る。この欠点を解決するため、すなわちGF強化樹脂に
透明性を付与させることを目的として、St−MMA共
重合体にGFを添加させる技術はよく知られている。例
えば、特開昭54−24993号公報にも記載がある。
これはポリスチレンの屈折率1.59とPMMAの屈折
率1.49の中間にガラスの屈折率1.51〜1.56
があることを利用したものである。すなわち、St〜M
MAを共重合させる場合、互の量を計算し得られた透明
な共重合体の屈折率をガラスの屈折率に一致させたもの
である。こうして得られた透明性を有するGF強化樹脂
はセルキヤスト法によるシートとしても利用されてい
る。
【0004】しかるに、St−MMA共重合体で代表さ
れる透明GF強化スチレン系樹脂の欠点は、使用するガ
ラスの成分の変化に伴うガラスの屈折率の変動に対し
て、その都度StとMMAの共重合比率を変更させなけ
ればならないことにある。これは種々のガラスからなる
GFを用いる場合において、それぞれ対応する共重合比
率を有するSt−MMA共重合体を生産しなければなら
ず工業的にいちじるしく不利な事である。
【0005】もし、屈折率が1.59のポリスチレン
と、屈折率が1.49のPMMAが両溶融状態で機械的
に混合され、均一に混り合い透明な樹脂が得られるなら
ば、屈折率1.51〜1.56を有するガラス繊維と混
合することにより、簡単に透明性を有するガラス繊維強
化スチレン系樹脂が得られるであろう。しかし、実際に
はポリスチレンとPMMAやポリスチレンとMMAを主
体とした共重合物とは溶融混合しても決して透明な樹脂
を与えない。すなわち、両樹脂の相溶性は不良であり、
いかなる混合手段を用いても不透明な樹脂しか得られな
い。従ってこの手段を用いて透明性を有するGF強化熱
可塑性樹脂を得ることは不可能であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ガラスの成分変化に伴
うガラスの屈折率の変動に対応した、透明なガラス繊維
強化熱可塑性樹脂組成物の製法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
進めた結果、SANとPMMAを両者溶融状態において
機械的に混合することにより、均一に混り合った透明混
合物を得ること、さらにGFを添加する事により、透明
性が優れたGF強化熱可塑性樹脂組成物を得る事を見い
出した。
【0008】すなわち、PMMAは屈折率1.49付近
であり、SANの屈折率は1.56〜1.67であり、
PMMAとSANを均一に混合することにより、GFの
屈折率1.51〜1.56に合わせることができ、透明
なGF強化樹脂組成物が得られることを発見した。本発
明は、(A)MMAが84重量%以上であるMMAを主
体としたアクリル樹脂10〜80重量%(樹脂基準)と
(B)St88〜73重量%、AN12〜27重量%か
ら基本的に成るSAN90〜20重量%(樹脂基準)と
が均一に混合された透明な樹脂成分と、GF5〜60重
量%(全組成物基準)が溶融状態で混合することによ
る、樹脂成分とGFの屈折率が実質的に一致し、透明性
を有するGF強化樹脂組成物の製法である。
【0009】本発明に述べるアクリル樹脂とは、MMA
が84重量%以上のMMAが主体の樹脂であり、共重合
できるモノマーとしては、エーテルアクリレート(アル
キル基がメチル、エチル、プロピル、ブチル、2エチル
ヘキシル等)が良好に使用できる。好ましくはMMAが
90〜98重量%の共重合体である。MMAが98重量
%以上の重合体は成形中の熱分解が起こりやすく、90
重量%以下の重合体はPMMAの特性が現れにくい。
【0010】アクリル樹脂として、MMAとアルキルア
クリレートの共重合体が、一般に広く使用されており、
本発明に於ても、この共重合体が良好に使用できる。し
かし、MMAに共重合できるモノマーとしては、アクリ
ルアクレート以外のモノマーを加えることもでき、例え
ば、若干のアクリロニトリル、スチレン、無水マレイン
酸、アクリル酸、メタクリル酸、メタクリルアミド、ア
クリルアミド等の一種あるいは二種以上を共重合させる
ことができる。
【0011】本発明に使用できるSANはSt88〜7
3重量%AN12〜27重量%から基本的に成るランダ
ム共重合体であり、この組成領域からはずれるとアクリ
ル樹脂と均一に相溶できなくなる。特に好ましいSAN
組成はSt78〜74重量%、AN22〜26重量%か
ら成る共重合体である。StにANを共重合してゆく
と、ポリスチレンに対するSANの特性(耐化学薬品性
等)が現れてくるのはAN含有率が22重量%以上であ
り、事実現在市販されているSANに於てはAN含有率
22〜30重量%のものがほとんどである。従ってAN
22〜30重量%の範囲のSANとPMMAから均一に
相溶した組成物が得られることは、性能的にも経済的に
も重要な意味を持つものである。
【0012】MMA系重合体とSANの相溶性に関して
は既にいくつかの文献に紹介されている。例えば、Jo
urnal of Applied Polymer
Science,Vol.18,(1974),P.4
49には、UCC社のM.T.ShawがSAN中のA
N成分が12〜18重量%の場合にMMA系樹脂と相溶
可能であると明記されている。
【0013】本発明者はMMA系重合体とSANを、工
業的に応用の容易な手段である溶融混合(混練)という
手段を用いて両者の組成物化の研究を進めた結果,現
在、一般に市場で使用されているAN含量の高いSAN
とMMA系重合体と均一に相溶させることができ、その
混合割合を調節することにより、混合樹脂の屈折率を調
節でき、GFの屈折率と一致させることができることを
発見し、本発明に至った。
【0014】PMMAとSANの混合比率は、該混合物
の屈折率がGFの屈折率と一致する比率であり、PMM
A/SAN=10〜80/90〜20の範囲から選定さ
れる。この混合比率は、使用するGFの屈折率、PMM
Aの組成、SANの組成により異り、その都度決定され
る。GFは一般にFRP、FRTPと云われているGF
強化樹脂に使用されるものである。
【0015】本発明に用いられるGFはしては、従来公
知のものであり、形状は、ロービング、サーフエーシン
グ・マット、チヨツプドストランドマット、朱子織、格
子織、平織、目抜平織、綾織、ネットなど、いずれかの
形状でも可能であり、種類もE−GF(無アルカリガラ
ス繊維)C−GF(含アルカリガラス繊維)など、いず
れの種類でも可能であり、例えば、C−GF(含アルカ
リガラス繊維、屈折率;1.51〜1.52)の屈折率
と合わせるにはPMMA80〜60重量部、SAN20
〜40重量部の組成割合で混合することにより、屈折率
をGFの屈折率に合せることができ、透明なGF強化樹
脂を得ることができる。
【0016】GF添加量は5〜60重量%(全組成物基
準)で、この範囲で必要に応じて選択できる。5重量%
以下では添加効果がないし、60重量%以上は添加する
ことが困難になる。好ましくは10〜30重量%であ
り、この範囲の組成物が、性能、成形性等から最も良好
に使用できる。GFは通常に使用される直径のものが使
用でき、5〜50μmの直径のGFが使用できる。GF
直径が小さい程、本発明のGF強化樹脂の透明性は良く
なり、5〜15μmのGFが特に好ましい。又、GFは
樹脂と密着している程、本発明のGF強化樹脂の透明性
は良くなり好ましい。GFと樹脂を密着性を良くするた
め、GF表面を、ビニルシラン、アミノシラン、クロム
化合物等の一般に使用される表面処理剤で処理すること
は有効である。
【0017】本発明に述べる、樹脂成分とGFの屈折率
が実質的に一致するとは、透明性が確認できる範囲に一
致することを示し屈折率が±0.01の範囲、更に好ま
しくは±0.005の範囲で一致することが好ましい。
本発明の組成物には透明性を保持できる範囲で各種添加
物を加えることができる。例えば、染顔料、熱安定剤、
紫外線吸収剤、可塑剤等は必要に応じて添加される。
【0018】本発明は樹脂成分とGFを溶融状態で、機
械的に混合して得られる。押出機で加熱混合する方法は
最も一般的に使用できる。更に、GFに樹脂分を付着さ
せた後、圧縮成形する方法も使用できる。GFが樹脂中
に短繊維になって均一に分散する場合、GFが樹脂中に
長繊維で分散する場合、GFが織布として樹脂中に存在
する場合、いずれも本発明では可能であり、それに応じ
た成形法を選択出来る。
【0019】
【実施例1】次のPMMA、SANとGFを用いて実験
を行った。 PMMA:MMA97重量%、メチルアクリレート3重
量%から成る共重合体 SAN:St75重量%、AN25重量%から成る共重
合体 GF:屈折率が1.554のEガラスに、アミノシラン
で表面処理されている直径が5μmと13μmのGFチ
ョップ 上記PMMAとSANのペレットを各種割合に押出機で
加熱溶融混合した。該ブレンド体を射出成形によりテス
トピースを成形し、該成形品の性能を測定した。又、P
MMAとSANのブレンド体にGFを混合して、同様に
射出成形によりテストピースを成形して性能を測定し、
表1、表2、図1、に結果を示した。PMMA−SAN
ブレンドの屈折率がGFの屈折率に一致する組成付近
で、全光線透過率、透視性共に最も良好になった。GF
を配合することにより、引張強さ、曲げ弾性率、熱変形
温度が向上し、線膨張係数が小さくなった。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】本発明の組成物は、剛性、耐衝撃性、寸
法安定性(熱膨張係数、成形収縮率が小さいことにより
寸法安定性が向上)に優れ、工業部品、家電部品自動車
部品に使用でき、更にグレージング材にも使用できる。
透明なGF強化樹脂を、一般に市販されて広く使用され
ている2つの樹脂の混合により容易に製造することがで
き、その経済的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、PMMA−SANブレンドの屈折率●
1と、PMMA−SAN−GF(20重量%)系組成物
の全光線透過率●2を示すグラフである但し、横軸はP
MMA−SANの組成重量割合(%)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)メチルメタアクリレートが84重
    量%以上であるメチルメタアクリレートを主体としたア
    クリル樹脂10〜80重量%(樹脂基準)と、(B)ス
    チレン88〜73重量%、アクリロニトリル12〜27
    重量%から基本的に成る共重合体90〜20重量%(樹
    脂基準)が均一に混合された透明な樹脂成分と、ガラス
    繊維5〜60重量%(全組成物基準)を溶融状態で混合
    することによる、樹脂成分とガラス繊維の屈折率が実質
    的に一致し、透明性を有するガラス繊維強化熱可塑性樹
    脂組成物の製法。
  2. 【請求項2】 スチレン78〜74重量%、アクリロニ
    トリル22〜26重量%から基本的に成る共重合体を用
    いる請求項1記載の組成物の製法。
JP23071592A 1992-08-31 1992-08-31 透明性を有するガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物の製法 Expired - Lifetime JPH0694523B2 (ja)

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