JPH0694288A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0694288A
JPH0694288A JP4240753A JP24075392A JPH0694288A JP H0694288 A JPH0694288 A JP H0694288A JP 4240753 A JP4240753 A JP 4240753A JP 24075392 A JP24075392 A JP 24075392A JP H0694288 A JPH0694288 A JP H0694288A
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JP
Japan
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heat exchanger
indoor
temperature
refrigerant
refrigerant pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP4240753A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takano
利明 高野
Masako Yamamoto
雅子 山本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内空気や外気が低温の条件下にあっても,
冷凍サイクルを停止させることなく継続して室内の冷房
運転を行うことのできる空気調和機の提供。 【構成】 室内の冷房を行う空気調和機1では,室内熱
交換器の冷媒管表面に設けられた熱交換器サーミスタ8
により検出された冷媒管温度と予め設定された上記室内
熱交換器の凍結温度とが,制御回路9により比較され,
その比較結果に基づいて,例えば検出された冷媒管温度
が上記凍結温度以下のとき,室外ファンリレー18の各
リレー12,13,14を切り替えることによって室外
ファン5のモータ回転数が変更され,その結果室外熱交
換器への外気の送風量が変更される。これによって,室
外熱交換器における冷媒の凝縮温度が高くなるとともに
室内熱交換器における冷媒の蒸発温度が高くなる。その
結果,上記室内熱交換器の冷媒管温度が高くされ上記凍
結温度以上に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,少なくとも,冷媒との
熱交換により室内空気を冷却する室内熱交換器と,送風
された外気との熱交換により冷媒を冷却する室外熱交換
器とを備えた冷凍サイクルにより,室内の冷房を行う空
気調和機に係り,特に,上記室内空気や外気の温度が低
い条件下であっても上記室内熱交換器に例えば凍結等を
生じることがなく連続して冷房運転を行うことのできる
空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の空気調和機において,冷凍サイク
ルにより冷房運転を行うと,室内空気は低温化され,或
いは除湿される。ここで,ある運転条件で上記冷凍サイ
クルを運転しているときに上記室内空気や外気の温度が
低下してくると,上記室内熱交換器内における冷媒の蒸
発温度が低下し,この室内熱交換器の冷媒管表面が凍結
することがある。このように,上記室内熱交換器の冷媒
管表面が凍結すると,室内熱交換器の通風抵抗が大きく
なり,熱交換効率も低下する。そこで,従来の空気調和
機では,上記室内熱交換器の冷媒管表面に設けられた熱
交換器サーミスタにより冷媒管温度を検出し,この検出
された冷媒管温度が予め設定された凍結温度以下の条
件,例えば0℃以下であって,この凍結温度条件の経過
時間として3分間が経過すると,上記冷凍サイクルの圧
縮機を停止させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,従来
の空気調和機によれば,室内空気や外気が低温の条件下
では,冷凍サイクルを短時間しか冷房運転することがで
きない場合があった。そのため,上記した低温の条件下
においては,例えば除湿運転すら行うことができず不都
合を生じていた。そこで,本発明の目的は,室内空気や
外気が低温の条件下にあっても,冷凍サイクルを停止さ
せることなく継続して運転することのできる空気調和機
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,少なくとも,冷媒との熱交換により室内空気を
冷却する室内熱交換器と,送風された外気との熱交換に
より冷媒を冷却する室外熱交換器とを備えた冷凍サイク
ルにより,室内の冷房を行う空気調和機において,上記
室内熱交換器の冷媒管温度を検出する冷媒管温度検出手
段と,上記検出された室内熱交換器の冷媒管温度に基づ
いて,上記室外熱交換器への外気の送風量を変更する外
気送風量変更手段とを具備してなることを特徴とする空
気調和機として構成されている。
【0005】
【作用】本発明に係る空気調和機においては,冷媒管温
度検出手段により検出された室内熱交換器の冷媒管温度
が,例えば冷媒管表面が凍結する温度以下になると,外
気送風量変更手段により室外熱交換器への外気の送風量
が低減化される。これにより,室外熱交換器における冷
媒に対する熱交換量が減少するため,室外熱交換器にお
ける冷媒の凝縮圧力が上昇し,これに伴って室内熱交換
器における冷媒の蒸発圧力も上昇する。その結果,上記
室内熱交換器の冷媒管表面の温度も上昇し,上記凍結温
度以上とすることができ,上記冷凍サイクルによる冷房
運転を継続させることができる。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る空気調和機の冷凍サ
イクルを示す概略構成図,図2は上記冷凍サイクルを運
転するための電気系統を示す電気回路図,図3は上記空
気調和機の制御回路による冷房運転の処理手順を示すフ
ローチャートである。本実施例に係る空気調和機1の冷
凍サイクルは,図1に示すように,冷媒ガスを高温・高
圧に圧縮して吐出する圧縮機16と,室外ファン5によ
り送風された外気との熱交換により上記圧縮機16から
の冷媒を冷却する室外熱交換器2と,上記室外熱交換器
2からの冷媒を減圧する減圧装置3と,この減圧装置3
からの冷媒との熱交換により室内空気を冷却・除湿する
室内熱交換器4とを主として備えてなっている。そし
て,上記圧縮機16,室外熱交換器2,減圧装置3,室
内熱交換器4のそれぞれは,冷媒管17を介して接続さ
れて冷媒の循環経路が形成されている。また,上記室内
熱交換器4の近傍には,この室内熱交換器4に室内空気
を送風する室内ファン6と,上記室内空気の温度を検出
する室温サーミスタ7とが配備されている。更に,上記
室内熱交換器4の冷媒管17の表面には,冷媒管温度を
検出する熱交換器サーミスタ8が固設されている。上記
空気調和機1の冷凍サイクルは,中央演算処理装置CP
Uを中心として構成され図示せぬメモリを備えた制御回
路9(図2)により制御される。そして,上記冷凍サイ
クルの室内ファン6,室外ファン5,圧縮機16及び上
記制御回路9は,図2に示すように,それぞれ電源プラ
グ10に並列に接続されている。上記制御回路9の入力
側には,上記室温サーミスタ7と熱交換器サーミスタ8
とが接続されている。一方,上記制御回路9の出力側に
は,室内ファンリレー11,圧縮機リレー15,及び上
記室外ファン5のモータ回転数を高速(H)・中速
(M)・低速(L)の三段階に切り替えるための室外フ
ァンリレー18がそれぞれ接続されている。上記室外フ
ァンリレー18は,室外ファン5のモータの回転数を高
速に設定するためのリレー(H)12と,中速に設定す
るためのリレー(M)13,及び低速に設定するための
リレー(L)14とから相互に切換え可能になってい
る。
【0007】本実施例に係る空気調和機1は上記したよ
うに構成されている。引き続き,図3に示すフローチャ
ートに基づいて,上記空気調和機1の動作につき説明す
る。なお,図3中のS1,S2,S3,・・・はそれぞ
れ処理手順の動作ステップを示す。また,上記フローチ
ャートの内容は,予めプログラムとして上記制御回路9
の図示せぬメモリに格納されている。先ず,上記空気調
和機1の冷房運転が開始されると(S1),上記圧縮機
リレー15,室内ファンリレー11,室外ファンリレー
18のリレー(H)12が制御回路9からの指令信号に
よりそれぞれ閉路される(S2)。すると,冷凍サイク
ルの圧縮機16が駆動を開始し,冷媒の吐出ガスが室外
熱交換器2に送られる。この冷媒は室外熱交換器2にお
いて室外ファン5により送風された外気と熱交換されて
凝縮・液化する。この凝縮・液化した冷媒は減圧装置3
において減圧された後,室内熱交換器4で蒸発し,上記
室内ファン6により送風された室内空気を冷却・除湿す
る。このように蒸発・気化した冷媒は圧縮機16に戻
る。このように冷凍サイクルによる冷媒の循環が繰り返
されることにより,室内の冷房運転或いは除湿運転が行
われる。ここで,上記熱交換器サーミスタ8(本発明に
いう冷媒管温度検出手段の一例)により検出された室内
熱交換器4の冷媒管表面の冷媒管温度Te が検出される
(S3)。このとき,室内空気や外気の温度が低下し
て,上記検出された冷媒管温度Te が,予め設定された
所定温度T0 (例えば,0℃)まで低下すると(S4の
NO),上記制御回路9はリレー(H)12を開路し,
リレー(M)13を閉路する(S5のYES,S6)。
すると,室外ファン5のモータ回転数は,高速(H)か
ら中速(M)に切り替えられ,これによって室外熱交換
器2への外気の送風量が減少し上記送風された外気と室
外熱交換器2を流通する冷媒との熱交換量が減少する。
そのため,室外熱交換器2における冷媒の凝縮圧力が上
昇すると共に,室内熱交換器4における冷媒の蒸発圧力
が上昇する。その結果,上記室内熱交換器4の冷媒管温
度Te が上昇する。次に,予め設定された所定時間(例
えば1分)経過した後(S9のYES),室内熱交換器
4の冷媒管温度Te が検出され,この冷媒管温度Te
再度所定温度T0 以下であれば(S4のNO,S5のN
O,S7のYES),リレー(M)13が開路され,リ
レー(L)14が閉路され(S8),室外ファン5のモ
ータ回転数が中速(M)から低速(L)に切り換えられ
る。そうするうちに,室内熱交換器4の冷媒管温度Te
が所定温度T0 以上になると(S4のYES),リレー
(L)14が開路されると共にリレー(M)13が閉路
される(S10のNO,S11のNO,S13)。この
ように,所定時間(1分)経過毎に(S9またはS14
のYES),室内熱交換器4の冷媒管温度T e が検出さ
れて上記所定温度T0 と比較され(S4),リレー
(H)12を閉路にするか(S10のNO,S11のY
ES,S12),或いはリレー(L)14を閉路にする
か(S5のNO,S7のYES,S8)等が決定され
る。
【0008】従って,本実施例の空気調和機1によれ
ば,上記フローチャートに示した処理手順によって制御
が行われる結果,上記所定温度T0 として室内熱交換器
4の冷媒管表面が凍結しない温度を設定することによ
り,上記室内熱交換器4の冷媒管温度Te は冷媒管表面
が凍結しない温度(所定温度T0 )以上となるように制
御される。そのため,室内空気や外気が低温の条件下に
おいても,上記室内熱交換器4に凍結のおそれがなく冷
凍サイクルによる冷房運転を停止させることなく継続し
て行うことができる。従って,上記低温の条件下でも,
例えば除湿運転や冷房運転が可能な空気調和機を実現す
ることができる。即ち,上記制御回路9と上記室外ファ
ンリレー18と上記フローチャートの各動作ステップの
それぞれの機能を実現する手段とよりなる構成が,本発
明にいう検出された室内熱交換器の冷媒管温度に基づい
て,上記室外熱交換器への外気の送風量を変更する外気
送風量変更手段の一例である。なお,上記実施例では,
外気の送風量を変更するための室外ファン5のモータ回
転数として,高速(H),中速(M),低速(L)の3
速の例につき説明したが,これに限定されるものではな
く,上記モータ回転数としては2速或いは4速以上に変
更可能な構成であっても同様の効果を得ることができる
のはいうまでもない。更には,上記冷媒管温度Te と所
定温度T0 との温度差を演算するようにし,この温度差
に基づいて上記室外ファン5のモータ回転数を無段階に
変更するようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば,少なくとも,冷媒との
熱交換により室内空気を冷却する室内熱交換器と,送風
された外気との熱交換により冷媒を冷却する室外熱交換
器とを備えた冷凍サイクルにより,室内の冷房を行う空
気調和機において,上記室内熱交換器の冷媒管温度を検
出する冷媒管温度検出手段と,上記検出された室内熱交
換器の冷媒管温度に基づいて,上記室外熱交換器への外
気の送風量を変更する外気送風量変更手段とを具備して
なることを特徴とする空気調和機が提供される。それに
より,例えば室内空気や外気が低温の条件下にあって
も,上記室外熱交換器への外気の送風量を減少させるこ
とにより,室内熱交換器の冷媒管温度を例えば上記室内
熱交換器の冷媒管表面の凍結温度以上に保持することが
できる。従って,上記低温の条件下においても冷凍サイ
クルを停止させることなく継続して運転を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る空気調和機の冷凍サ
イクルを示す概略構成図。
【図2】 上記冷凍サイクルを運転するための電気系統
を示す電気回路図。
【図3】 上記空気調和機の制御回路による冷房運転の
処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…空気調和機 2…室外熱交換器 4…室内熱交換器 5…室外ファン 8…熱交換器サーミスタ 9…制御回路 12…リレー(H) 13…リレー(M) 14…リレー(L) 17…冷媒管 18…室外ファンリレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも,冷媒との熱交換により室内
    空気を冷却する室内熱交換器と,送風された外気との熱
    交換により冷媒を冷却する室外熱交換器とを備えた冷凍
    サイクルにより,室内の冷房を行う空気調和機におい
    て,上記室内熱交換器の冷媒管温度を検出する冷媒管温
    度検出手段と,上記検出された室内熱交換器の冷媒管温
    度に基づいて,上記室外熱交換器への外気の送風量を変
    更する外気送風量変更手段とを具備してなることを特徴
    とする空気調和機。
JP4240753A 1992-09-09 1992-09-09 空気調和機 Pending JPH0694288A (ja)

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JP (1) JPH0694288A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159249A (ja) * 1995-09-01 1997-06-20 Lg Electronics Inc 空気調和機の除湿運転制御方法及び空気調和機
JP2011257098A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Fujitsu General Ltd ヒートポンプサイクル装置
JP2012007751A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Fujitsu General Ltd ヒートポンプサイクル装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159249A (ja) * 1995-09-01 1997-06-20 Lg Electronics Inc 空気調和機の除湿運転制御方法及び空気調和機
JP2011257098A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Fujitsu General Ltd ヒートポンプサイクル装置
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