JPH0694106A - 自動変速機の潤滑装置 - Google Patents

自動変速機の潤滑装置

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JPH0694106A
JPH0694106A JP26950992A JP26950992A JPH0694106A JP H0694106 A JPH0694106 A JP H0694106A JP 26950992 A JP26950992 A JP 26950992A JP 26950992 A JP26950992 A JP 26950992A JP H0694106 A JPH0694106 A JP H0694106A
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JP
Japan
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oil
lubrication circuit
automatic transmission
flow rate
pressure
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JP26950992A
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Yoshiaki Kato
芳章 加藤
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Nissan Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機の油温が上昇した場合にオイルク
ーラによる冷却効果を向上させる。 【構成】 プレッシャレギュレータバルブ40から調圧
のために排出される油が、前部潤滑回路37及び後部潤
滑回路38に供給されている。後部潤滑回路38に接続
された油路134には、オイルクーラ36が設けられて
いる。前部潤滑回路37に接続される油路122には、
バイメタル式絞り弁124が設けられる。バイメタル式
絞り弁124は、油温が上昇するにしたがって絞り効果
を増大させる。したがって、油温が上昇すると前部潤滑
回路37に流れる油が減少しオイルクーラ36を通る油
の量が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の潤滑装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の潤滑装置として、特
開平1−188750号公報に示されるものがある。こ
れに示されるものは、オイルポンプの吐出圧を制御する
プレッシャレギュレータバルブからの排出油を潤滑に使
用するように構成されている。すなわち、プレッシャレ
ギュレータバルブは、オイルポンプからの吐出圧が高く
なると排出量を増大させ、逆に吐出圧が低下すると排出
量を減少させることによりオイルポンプの吐出圧を所定
どおりに制御している。このようなプレッシャレギュレ
ータバルブの作動に伴って排出される油を、自動変速機
の前部を潤滑するための前部潤滑回路に流し、またトル
クコンバータ及びオイルクーラを介して自動変速機の後
部を潤滑するための後部潤滑回路に流している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の自動変速機の潤滑装置では、オイルポンプの吐出
圧が低下すると、プレッシャレギュレータバルブからの
排出油量が減少する構成となっているため、例えば油温
が上昇すると油の漏れ量が増大してオイルポンプの吐出
圧が低下し、潤滑油量が減少する。潤滑油量が減少する
と、油温が上昇するためますますオイルポンプ吐出圧が
低下する可能性があり、このような場合には十分な潤滑
が行われず、また油温が許容値以上に上昇することにな
る。本発明は、このような課題を解決することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、油温が上昇す
るとオイルクーラを通って流れる流量を増大させること
によって、上記課題を解決する。すなわち、請求項1の
発明は、オイルポンプ(34)の吐出圧を可変制御する
プレッシャレギュレータバルブ(40)から調圧のため
に排出される油を前部潤滑回路(37)及び後部潤滑回
路(38)に供給するように構成され、この前部潤滑回
路(37)及び後部潤滑回路(38)への流量はオイル
ポンプ(34)の吐出圧が低下するほど減少するように
構成されており、後部潤滑回路(38)はオイルクーラ
(36)を介して自動変速機の後部に油を供給し、前部
潤滑回路(37)はオイルクーラ(36)を介さず自動
変速機の前部に油を供給する自動変速機の潤滑装置を前
提として、油温が高い場合には油温が低い場合よりも後
部潤滑回路(38)の流量が増大するように両潤滑回路
(37、38)への流量の分配を変える流量調整機構
(124)が、前部潤滑回路(37)又は後部潤滑回路
(38)に設けられていることを特徴としている。ま
た、請求項2の発明は、上記と同様の自動変速機の潤滑
装置を前提として、オイルポンプ(34)の吐出圧が供
給される油路(100)と、前部潤滑回路(37)及び
後部潤滑回路(38)に接続される油路(112)と
が、油温が高い場合には油温が低い場合よりも流量を増
大させる流量調整機構(140)を介して接続されてい
ることを特徴としている。
【0005】
【作用】請求項1の発明の場合、油温が上昇すると、流
量調整機構がオイルクーラを介して油が供給される後部
潤滑回路への流量を増大させる。これにより、オイルク
ーラを通過する流量が増大しオイルは効率的に冷却され
る。したがって、油温が上昇することが防止される。ま
た、請求項2の発明の場合、油温が上昇すると、流量調
整機構によって潤滑回路に供給される流量全体が増大す
る。したがって、オイルクーラを通過する流量も増大し
冷却効果が増大する。
【0006】
【実施例】請求項1の発明の実施例を添付図面の図2〜
6に基づいて説明する。図2に、オーバドライブ付き前
進4速後退1速の自動変速機の動力伝達機構を骨組図と
して示す。この動力伝達機構は、トルクコンバータ10
を介してエンジン出力軸12からの回転力が伝えられる
入力軸13、ファイナルドライブ装置へ駆動力を伝える
出力軸14、第1遊星歯車組15、第2遊星歯車組1
6、リバースクラッチ18、ハイクラッチ20、フォワ
ードクラッチ22、オーバランニングクラッチ24、ロ
ーアンドリバースブレーキ26、バンドブレーキ28、
ローワンウェイクラッチ29、及びフォワードワンウェ
イクラッチ30を有している。なお、トルクコンバータ
10はロックアップクラッチ11を内蔵している。第1
遊星歯車組15は、サンギアS1と、インターナルギア
R1と、両ギアS1及びR1と同時にかみ合うピニオン
ギアP1を支持するキャリアPC1とから構成されてお
り、また遊星歯車組16は、サンギアS2と、インター
ナルギアR2と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合う
ピニオンギアP2を支持するキャリアPC2とから構成
されている。キャリアPC1はハイクラッチ20を介し
て入力軸13と連結可能であり、またサンギアS1は、
リバースクラッチ18を介して入力軸13と連結可能で
ある。キャリアPC1はフォワードクラッチ22及びこ
れに直列に連結されたフォワードワンウェイクラッチ3
0を介して、又はフォワードクラッチ22及びフォワー
ドワンウェイクラッチ30に並列に配置されたオーバラ
ンニングクラッチ24を介してインターナルギアR2と
も連結可能である。サンギアS2は入力軸13と常に連
結されており、またインターナルギアR1及びキャリア
PC2は出力軸14と常に連結されている。ローアンド
リバースブレーキ26はキャリアPC1を固定すること
が可能であり、またバンドブレーキ28はサンギアS1
を固定することが可能である。ローワンウェイクラッチ
29は、キャリアPC1の正転(エンジン出力軸12と
同方向の回転)は許すが逆転(正転と逆方向の回転)は
許さない向きに配置してある。
【0007】上記動力伝達機構は、クラッチ18、2
0、22及び24、ブレーキ26及び28を種々の組み
合わせで作動させることによって遊星歯車組15及び1
6の各要素(S1、S2、R1、R2、PC1、及びP
C2)の回転状態を変えることができ、これによって入
力軸13の回転速度に対する出力軸14の回転速度を種
々変えることができる。クラッチ18、20、22及び
24、及びブレーキ26及び28を図3のような組み合
わせで作動させることにより、前進4速後退1速を得る
ことができる。なお、図3中〇印は作動しているクラッ
チ及びブレーキを示し、α1及びα2はそれぞれインタ
ーナルギアR1及びR2の歯数に対するサンギアS1及
びS2の歯数の比であり、またギア比は出力軸14の回
転数に対する入力軸13の回転数の比である。
【0008】図4、5及び6に上記動力伝達機構の作動
を制御する油圧制御装置を示す。この油圧制御装置は、
プレッシャレギュレータバルブ40、プレッシャモディ
ファイアバルブ42、ライン圧ソレノイド44、モディ
ファイア圧アキュムレータ46、パイロットバルブ4
8、トルクコンバータリリーフバルブ50、ロックアッ
プコントロールバルブ52、第1シャトルバルブ54、
ロックアップソレノイド56、マニアルバルブ58、第
1シフトバルブ60、第2シフトバルブ62、第1シフ
トソレノイド64、第2シフトソレノイド66、サーボ
チャージャバルブ68、3−2タイミングバルブ70、
4−2リレーバルブ72、4−2シークエンスバルブ7
4、ファーストレデューシングバルブ76、第2シャト
ルバルブ78、オーバランニングクラッチコントロール
バルブ80、オーバランニングクラッチソレノイド8
2、オーバランニングクラッチレデューシングバルブ8
4、1−2アキュムレータ86、2−3アキュムレータ
88、3−4アキュムレータ90、N−Dアキュムレー
タ92、アキュムレータコントロールバルブ94、フィ
ルタ96などを有しており、これらは互いに図示のよう
に接続されており、また前述のトルクコンバータ10
(なお、これにはロックアップクラッチ11のアプライ
室11a及びレリーズ室11bが形成されている)、フ
ォワードクラッチ22、ハイクラッチ20、バンドブレ
ーキ28(なお、これには2速用アプライ室28a、3
速用レリーズ室28b、及び4速用アプライ室28cが
形成されている)、リバースクラッチ18、ローアンド
リバースブレーキ26、及びオーバランニングクラッチ
24とも図示のように接続されており、更にフィードバ
ックアキュムレータ32を備えた可変容量ベーン型のオ
イルポンプ34、オイルクーラ36、前部潤滑回路3
7、及び後部潤滑回路38とも図示のように接続されて
いる。これらのバルブについての詳細な説明は省略す
る。説明を省略した部分については特開昭63−251
6521に記載されているものと同様である。
【0009】次に、本発明と直接関連する部分につい
て、これらの部分だけをを取り出して示した図1に基づ
いて説明する。オイルポンプ34は、吐出圧をライン圧
油路100に吐出可能である。プレッシャレギュレータ
バルブ40は、ライン圧油路100の油圧を調整可能で
ある。すなわち、ポート102に作用する吐出圧が高く
なるほどプレッシャレギュレータバルブのスプール10
4は、スプリング106に抗して図1中で上方に移動す
るようにされており、スプール104が上方に移動する
とポート108から供給される吐出圧がポート110に
排出されることになる。ポート110は、油路112と
接続されている。なお、プレッシャレギュレータバルブ
40の調圧状態は、プレッシャモディファイアバルブ4
2から油路114を介して、ポート116に供給される
プレッシャモディファイア圧によって制御される。ま
た、プレッシャモディファイアバルブ42が油路114
に出力するプレッシャモディファイア圧は、ライン圧ソ
レノイド44によって調整される油路118のソレノイ
ド圧によって制御される。したがって、結局プレッシャ
レギュレータバルブ40の調圧状態は、ライン圧ソレノ
イド44によって制御されることになる。なお、ライン
圧ソレノイド44及びプレッシャモディファイアバルブ
42は、パイロットバルブ48によって調整された油路
120の一定圧を元圧として上記のような制御を行う。
【0010】プレッシャレギュレータバルブ40からの
排出油が供給される油路112は、トルクコンバータリ
リーフバルブ50に接続されており、これによって油路
122の油圧が所定値以上とならないようにしてある。
すなわち、トルクコンバータリリーフバルブ50は、油
路112からの油が供給される油路122の油圧が所定
値以上に上昇しないようにするためのバルブである。油
路122は、バイメタル式絞り弁124(流量調整機
構)を介して前部潤滑回路37と接続されている。バイ
メタル式絞り弁124は、2つの分岐した油路の一方を
閉鎖可能なバイメタル126と、分岐した油路の他方に
設けられたオリフィス128とから構成されている。バ
イメタル126は、低温状態では油路を解放している
が、油温が上昇するにしたがって上記一方の油路を閉鎖
するように構成されている。油路122の油圧は、ロッ
クアップコントロールバルブ52に供給されており、こ
れによって切り換えられて、油路130又は油路132
を介してトルクコンバータ10のアプライ室11a又は
レリーズ室11bに供給される。油路130から油圧が
供給される場合にはロックアップクラッチ11が解放さ
れ、トルクコンバータ10からの油は油路132を介し
て排出される。一方、油路132から油圧が供給される
場合にはロックアップクラッチ11が締結され、レリー
ズ室11bの油が油路130を通して排出される。な
お、ロックアップコントロールバルブ52の作動は、ロ
ックアップソレノイド56によって制御される。トルク
コンバータ10から油路130又は油路132を通して
戻される油は、油路134に供給される。なお、ロック
アップクラッチ11が締結されて油路130から戻され
る油がほとんどない場合であっても、油路122と油路
134とはオリフィス136によって接続されているた
め、油路134には常に油が供給される。油路134の
途中にはオイルクーラ36が設けられており、これを通
過する油が冷却されるようになっている。オイルクーラ
36を出た油は後部潤滑回路38に供給される。なお、
前部潤滑回路37は、自動変速機の前部に配置されるリ
バースクラッチ18、ハイクラッチ20、バンドブレー
キ28などに潤滑油を供給する回路であり、また後部潤
滑回路38は、自動変速機の後部に配置される第1遊星
歯車組15、第2遊星歯車組16、フォワードクラッチ
22、オーバランニングクラッチ24、ローアンドリバ
ースブレーキ26などに潤滑油を供給する回路である。
【0011】次に、この実施例の動作について説明す
る。オイルポンプ34の吐出圧(ライン圧油路100の
油圧)は、プレッシャレギュレータバルブ40によって
調整される。すなわち、ライン圧油路100からプレッ
シャレギュレータバルブ40のポート102に作用する
油圧が目標油圧よりも高い場合には、ポート110が開
くためポート108からの油が油路112に排出され
る。ライン圧油路100の油圧が目標油圧よりも低い場
合には、スプール104が図1中で下方に移動し、ポー
ト110が閉じられるため油路112に排出される油が
減少する。油路112の油は、トルクコンバータリリー
フバルブ50を介して油路122に供給される。油路1
22の油は、バイメタル式絞り弁124を通って前部潤
滑回路37に供給される。また、油路112の油は、ロ
ックアップコントロールバルブ52及びトルクコンバー
タ10を介して、またオリフィス136を介して、油路
134に流入する。油路134の油は、オイルクーラ3
6を通って後部潤滑回路38に供給される。これによ
り、自動変速機の前部及び後部の回転部分などが潤滑さ
れる。なお、油温が通常の場合には、バイメタル126
は油路を開いた状態にあるため前部潤滑回路37にも十
分な量の油が流れることになる。次に、油温が上昇して
いくと、バイメタル126が変位し、開口を次第に狭め
ていく。このため、前部潤滑回路37にはオリフィス1
28を通過した油だけが供給されることになり、前部潤
滑回路37には後部潤滑回路38と比較して相対的に少
量の油が供給されることになる。油温が上昇すると各部
のすきまからの油漏れの増大によって油圧が低下気味と
なり、これに伴ってプレッシャレギュレータバルブ40
から油路112に排出される油が減少する。しかし、こ
の場合には、上述のように前部潤滑回路37への流量が
減少し、その分だけオイルクーラ36を通って後部潤滑
回路38へ供給される油の量が増大する。したがって、
オイルクーラ36を多量の油が通過することになり、油
を冷却する効果が増大する。これにより、油の温度を低
下させることができる。なお、後部潤滑回路38への流
量を増大させるため、前部潤滑回路37への流量が減少
するが、前部潤滑回路37から潤滑油が供給されるのは
リバースクラッチ18、ハイクラッチ20などであるの
で、最も油圧が低下するDレンジのアイドリング状態で
はこれらの回転支持部はほとんど回転しておらず、前部
潤滑回路37の流量が減ったことによる副作用は発生し
ない。なお、上記実施例では、前部潤滑回路37側に油
温上昇に伴って流量を減少させるバイメタル式絞り弁1
24を設けたが、後部潤滑回路38側に油温上昇に伴っ
て流量を増大させるバイメタル式絞り弁を設けることも
できる。
【0012】次に、図7に示す請求項2の発明の実施例
について説明する。この第2実施例は、図1に示した第
1実施例のバイメタル式絞り弁124を除去し、油路1
00と油路112とをチョーク形絞り弁140(流量調
整機構)によって接続したものである。チョーク形絞り
弁140は、これを流れる油の粘度が小さくなるほど抵
抗が減少し、流量を増大させるという機能を有してい
る。この第2実施例では、油の温度が上昇するとプレッ
シャレギュレータバルブ40から油路112に排出され
る油が減少することは従来のものと同様であるが、油温
の上昇によって油の粘度が低下するのでチョーク形絞り
弁140を通って油路100から油路112に供給され
る油の量が増大する。したがって、オイルクーラ36を
通過する油の量が確保され、必要な冷却性能を維持する
ことができる。なお、図1に示した実施例のバイメタル
式絞り弁124と図7に示したチョーク形絞り弁140
を1つの実施例に同時に設けることもできる。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によると、油温が上昇したときにオイルクーラへ流す
流量を増大させる流量調整機構を設けたので、また請求
項2の発明では、潤滑流量全体を増大させる流量調整機
構を設けたので、オイルクーラを通る流量を増大させる
ことができ油の冷却性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示す。
【図2】自動変速機の骨組を示す。
【図3】各変速段で作用する要素の組み合わせを示す。
【図4】自動変速機の油圧回路の左半分を示す。
【図5】自動変速機の油圧回路の右半分を示す。
【図6】図4と図5との配置の関係を示す。
【図7】請求項2の発明の実施例を示す。
【符号の説明】
34 オイルポンプ 36 オイルクーラ 37 前部潤滑回路 38 後部潤滑回路 40 プレッシャレギュレータバルブ 124 バイメタル式絞り弁(流量調整機構) 140 チョーク形絞り弁(流量調整機構)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルポンプの吐出圧を可変制御するプ
    レッシャレギュレータバルブから調圧のために排出され
    る油を前部潤滑回路及び後部潤滑回路に供給するように
    構成され、この前部潤滑回路及び後部潤滑回路への流量
    はオイルポンプの吐出圧が低下するほど減少するように
    構成されており、後部潤滑回路はオイルクーラを介して
    自動変速機の後部に油を供給し、前部潤滑回路はオイル
    クーラを介さず自動変速機の前部に油を供給する自動変
    速機の潤滑装置において、 油温が高い場合には油温が低い場合よりも後部潤滑回路
    の流量が増大するように両潤滑回路への流量の分配を変
    える流量調整機構が、前部潤滑回路又は後部潤滑回路に
    設けられていることを特徴とする自動変速機の潤滑装
    置。
  2. 【請求項2】 オイルポンプの吐出圧を可変制御するプ
    レッシャレギュレータバルブから調圧のために排出され
    る油を前部潤滑回路及び後部潤滑回路に供給するように
    構成され、この前部潤滑回路及び後部潤滑回路への流量
    はオイルポンプの吐出圧が低下するほど減少するように
    構成されており、後部潤滑回路はオイルクーラを介して
    自動変速機の後部に油を供給し、前部潤滑回路はオイル
    クーラを介さず自動変速機の前部に油を供給する自動変
    速機の潤滑装置において、 オイルポンプの吐出圧が供給される油路と、前部潤滑回
    路及び後部潤滑回路に接続される油路とが、油温が高い
    場合には油温が低い場合よりも流量を増大させる流量調
    整機構を介して接続されていることを特徴とする自動変
    速機の潤滑装置。
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