JPH0693606A - 警報装置 - Google Patents
警報装置Info
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- JPH0693606A JPH0693606A JP4244896A JP24489692A JPH0693606A JP H0693606 A JPH0693606 A JP H0693606A JP 4244896 A JP4244896 A JP 4244896A JP 24489692 A JP24489692 A JP 24489692A JP H0693606 A JPH0693606 A JP H0693606A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配設及び移動が容易に行うことができ、且
つ、区域内への侵入物体の検出を可能にする。 【構成】 受光素子8からの受光信号をもとに、赤外光
を受光しているか否かを判定し、受光していない場合に
は、所定周期で発光素子9により赤外光を発光させる。
赤外光を受光している場合には、受光信号をトリガとし
て所定周期で同期検出信号をON状態にし、同期検出信
号がON状態である間に赤外光を受光しているか否かを
判定することにより、定周期で赤外光を受光しているか
否かを判定し、定周期で受光した場合には、受光と同時
に発光素子9から赤外光を発光し、定周期で受光しない
場合には、警報を発生する。
つ、区域内への侵入物体の検出を可能にする。 【構成】 受光素子8からの受光信号をもとに、赤外光
を受光しているか否かを判定し、受光していない場合に
は、所定周期で発光素子9により赤外光を発光させる。
赤外光を受光している場合には、受光信号をトリガとし
て所定周期で同期検出信号をON状態にし、同期検出信
号がON状態である間に赤外光を受光しているか否かを
判定することにより、定周期で赤外光を受光しているか
否かを判定し、定周期で受光した場合には、受光と同時
に発光素子9から赤外光を発光し、定周期で受光しない
場合には、警報を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光線の遮断により物体
の移動を検知し、警報を発する警報装置に関する。
の移動を検知し、警報を発する警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある区域内への侵入物体を検出す
る装置としては、光線の遮断によって物体の移動を検出
する装置が知られており、プレス機械の安全装置や、自
動ドアの人体検出装置等があって、例えば、特開昭61
−149698号公報に記載されているプレス装置等の
工作機械の安全装置のように、プレス駆動領域と作業領
域との間に、一対の発光器と受光器を固定し、これら発
光器と受光器との間に複数の光束を設け、プレス動作中
に光束が遮断されたときに、侵入物体があるものとし
て、物体検出を行う方法がある。また、光線の遮断を利
用する以外の検出方法としては、実開昭61−1531
2号公報に記載されているように、赤外光によって、人
体の体温を検出する方法が知られている。
る装置としては、光線の遮断によって物体の移動を検出
する装置が知られており、プレス機械の安全装置や、自
動ドアの人体検出装置等があって、例えば、特開昭61
−149698号公報に記載されているプレス装置等の
工作機械の安全装置のように、プレス駆動領域と作業領
域との間に、一対の発光器と受光器を固定し、これら発
光器と受光器との間に複数の光束を設け、プレス動作中
に光束が遮断されたときに、侵入物体があるものとし
て、物体検出を行う方法がある。また、光線の遮断を利
用する以外の検出方法としては、実開昭61−1531
2号公報に記載されているように、赤外光によって、人
体の体温を検出する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の侵入物体の検出を行う装置においては、予め、光軸
を対応させて発光器と受光器との位置関係を常に一定に
固定して配設する必要があるため、設置が困難であり、
また、受光器と発光器とが一対でその間の侵入物体の検
出を行うことができるので、例えば、四角形の領域の物
体検出を行う場合には、4組の発光器と受光器とが必要
となり、装置の配設が複雑になるうえ、スペース的にも
無駄があるという問題があった。
来の侵入物体の検出を行う装置においては、予め、光軸
を対応させて発光器と受光器との位置関係を常に一定に
固定して配設する必要があるため、設置が困難であり、
また、受光器と発光器とが一対でその間の侵入物体の検
出を行うことができるので、例えば、四角形の領域の物
体検出を行う場合には、4組の発光器と受光器とが必要
となり、装置の配設が複雑になるうえ、スペース的にも
無駄があるという問題があった。
【0004】また、人体感知器により物体検出を行う場
合には、ある区域内への侵入物体を検出することは可能
であるが、人体感知器の精度によって検出範囲が限られ
てしまううえ、広範囲の場所の侵入物体の検出を行う場
合には、人体感知器の検出精度に応じて多数の感知器を
配設する必要があり、また、工事現場等のように区域内
では作業を行い、区域の境界から中に侵入する物体の検
出を行う場合等には、人体感知器では、区域内の物体を
も検出してしまうので不都合であるという未解決の課題
があった。
合には、ある区域内への侵入物体を検出することは可能
であるが、人体感知器の精度によって検出範囲が限られ
てしまううえ、広範囲の場所の侵入物体の検出を行う場
合には、人体感知器の検出精度に応じて多数の感知器を
配設する必要があり、また、工事現場等のように区域内
では作業を行い、区域の境界から中に侵入する物体の検
出を行う場合等には、人体感知器では、区域内の物体を
も検出してしまうので不都合であるという未解決の課題
があった。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、装置の配設及び移
動を容易に行うことができ、区域内への侵入物体の検出
を行い警報を発することのできる警報装置を提供するこ
とを目的としている。
課題に着目してなされたものであり、装置の配設及び移
動を容易に行うことができ、区域内への侵入物体の検出
を行い警報を発することのできる警報装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係わる警報装置は、発光手段と受光手段
との間の光線を遮断することにより物体の移動を検知し
て警報を発する警報装置において、前記発光手段及び受
光手段を配設した移動可能な複数の可動ポールと、該可
動ポールに配設された警報手段と、前記可動ポールに配
設された受光手段で光線を受光したか否かを監視し、前
記発光手段を、前記受光手段で光線を受光しないときに
所定周期でパルス光を出射させる専用発光状態及び光線
を受光したときに前記発光手段から受光したパルス光に
同期したパルス光を出射させる同期発光状態に制御する
発光制御手段と、前記可動ポールに配設された発光制御
手段で同期発光状態に制御されている状態で、同期発光
時に前記受光手段で光線を受光しないときに前記警報手
段を作動させる警報制御手段とを備えることを特徴とし
ている。
に、請求項1に係わる警報装置は、発光手段と受光手段
との間の光線を遮断することにより物体の移動を検知し
て警報を発する警報装置において、前記発光手段及び受
光手段を配設した移動可能な複数の可動ポールと、該可
動ポールに配設された警報手段と、前記可動ポールに配
設された受光手段で光線を受光したか否かを監視し、前
記発光手段を、前記受光手段で光線を受光しないときに
所定周期でパルス光を出射させる専用発光状態及び光線
を受光したときに前記発光手段から受光したパルス光に
同期したパルス光を出射させる同期発光状態に制御する
発光制御手段と、前記可動ポールに配設された発光制御
手段で同期発光状態に制御されている状態で、同期発光
時に前記受光手段で光線を受光しないときに前記警報手
段を作動させる警報制御手段とを備えることを特徴とし
ている。
【0007】また、請求項2に係わる警報装置は、請求
項1に記載の可動ポールには、異なる方向に発光する複
数の発光手段が配設されていることを特徴としている。
さらに、請求項3に係わる警報装置は、請求項1に記載
の発光手段及び受光手段の何れか一方が、可動ポールに
旋回可能に配設されていることを特徴としている。
項1に記載の可動ポールには、異なる方向に発光する複
数の発光手段が配設されていることを特徴としている。
さらに、請求項3に係わる警報装置は、請求項1に記載
の発光手段及び受光手段の何れか一方が、可動ポールに
旋回可能に配設されていることを特徴としている。
【0008】そして、請求項4に係わる警報装置は、請
求項1乃至3に記載の発光手段から発光されるパルス光
が赤外光であることを特徴としている。
求項1乃至3に記載の発光手段から発光されるパルス光
が赤外光であることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明においては、発光制御手段によって、受
光手段で光線を受光したか否かを監視し、受光しない場
合には発光手段を、所定周期でパルス光を出射する専用
発光状態にし、受光した場合には発光手段を、受光した
パルス光に同期したパルス光を出射する同期発光状態に
制御し、発光手段を同期発光状態に制御している状態
で、同期発光時に受光手段で光線を受光しないときに警
報制御手段によって警報手段を作動する。
光手段で光線を受光したか否かを監視し、受光しない場
合には発光手段を、所定周期でパルス光を出射する専用
発光状態にし、受光した場合には発光手段を、受光した
パルス光に同期したパルス光を出射する同期発光状態に
制御し、発光手段を同期発光状態に制御している状態
で、同期発光時に受光手段で光線を受光しないときに警
報制御手段によって警報手段を作動する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明による警報装置を構成する警報
ポールの外観図であり、図1(a)は側面図、図1
(b)は上面図である。図1(a)において、1は基台
であり、その上部には、中空の円筒2が配設され、円筒
2の上部には操作部3が配設されている。基台1の内部
には、本装置の電源を賄う充電式バッテリーで構成され
る電池4が内蔵され、円筒2の中間部には、警報手段と
してのブザー5が配設されている。また、操作部3の内
部には、マイクロコンピュータ等の制御部6及び無線警
告送信部7が内蔵されており、その上面には、操作パネ
ル10が配設され、操作部外周には、図1(b)に示す
ように、受光手段としてのフォトダイオード等の受光素
子8が配設され、受光素子8に対して90度及び180
度の位置に発光手段としての赤外線LED等の発光素子
9a及び9bが配設されている。
明する。図1は、本発明による警報装置を構成する警報
ポールの外観図であり、図1(a)は側面図、図1
(b)は上面図である。図1(a)において、1は基台
であり、その上部には、中空の円筒2が配設され、円筒
2の上部には操作部3が配設されている。基台1の内部
には、本装置の電源を賄う充電式バッテリーで構成され
る電池4が内蔵され、円筒2の中間部には、警報手段と
してのブザー5が配設されている。また、操作部3の内
部には、マイクロコンピュータ等の制御部6及び無線警
告送信部7が内蔵されており、その上面には、操作パネ
ル10が配設され、操作部外周には、図1(b)に示す
ように、受光手段としてのフォトダイオード等の受光素
子8が配設され、受光素子8に対して90度及び180
度の位置に発光手段としての赤外線LED等の発光素子
9a及び9bが配設されている。
【0011】操作パネル10には、受光素子8の受光方
向に対応してその受光方向を矢印で示す受光方向指示部
11と、赤外光を受光したときに発光する受光モニタL
ED12と、発光素子9a及び9bの発光方向に対応し
てその発光方向を矢印で示す発光方向指示部13及び1
4とが配設され、さらに、設定スイッチ16がON状態
のときに発光する設定LED15とが配設されている。
向に対応してその受光方向を矢印で示す受光方向指示部
11と、赤外光を受光したときに発光する受光モニタL
ED12と、発光素子9a及び9bの発光方向に対応し
てその発光方向を矢印で示す発光方向指示部13及び1
4とが配設され、さらに、設定スイッチ16がON状態
のときに発光する設定LED15とが配設されている。
【0012】図2は、本発明の概略構成図であり、受光
素子8は赤外光を受光し、赤外光を受光したとき、受光
信号を制御部6に出力し、発光素子9は制御部6から発
光指令を入力したとき発光する。受光モニタLED12
は、制御部6からモニタ発光指令を入力し、点灯する。
ブザー5及び無線警告送信部7は、制御部6から警告信
号が入力されることにより、無線警告送信部7は、無線
によって警告信号を発信し、ブザー5は警報音を発生す
る。制御部6は、設定スイッチ16から設定信号を入力
したとき、設定LED15を発光させ、受光素子8から
受光信号を入力したか否かを判定し、受光信号を入力し
ていない場合には、所定周期で、発光素子9に発光指令
を出力し、受光信号を入力した場合には、所定周期で受
光素子8から受光信号を入力しているか否かを判定し、
入力している場合には、受光信号と同周期で発光素子9
に発光指令を出力し、入力していない場合には、ブザー
5及び無線警告送信部7に警告信号を出力する。
素子8は赤外光を受光し、赤外光を受光したとき、受光
信号を制御部6に出力し、発光素子9は制御部6から発
光指令を入力したとき発光する。受光モニタLED12
は、制御部6からモニタ発光指令を入力し、点灯する。
ブザー5及び無線警告送信部7は、制御部6から警告信
号が入力されることにより、無線警告送信部7は、無線
によって警告信号を発信し、ブザー5は警報音を発生す
る。制御部6は、設定スイッチ16から設定信号を入力
したとき、設定LED15を発光させ、受光素子8から
受光信号を入力したか否かを判定し、受光信号を入力し
ていない場合には、所定周期で、発光素子9に発光指令
を出力し、受光信号を入力した場合には、所定周期で受
光素子8から受光信号を入力しているか否かを判定し、
入力している場合には、受光信号と同周期で発光素子9
に発光指令を出力し、入力していない場合には、ブザー
5及び無線警告送信部7に警告信号を出力する。
【0013】ここで、発光素子9を発光させる周期及び
同期検出用信号をONとする周期は、同じ周期間隔と
し、本発明による警報装置を作動させる場合には、予
め、使用する警報ポールのこれらの周期を同じ周期間隔
に設定しておくものとする。警報ポール内で使用される
電源は、電池4により供給され、電池4は、充電回路1
8により充電される。
同期検出用信号をONとする周期は、同じ周期間隔と
し、本発明による警報装置を作動させる場合には、予
め、使用する警報ポールのこれらの周期を同じ周期間隔
に設定しておくものとする。警報ポール内で使用される
電源は、電池4により供給され、電池4は、充電回路1
8により充電される。
【0014】次に、上記実施例の動作を制御部6の処理
手順を示す図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1において、受光素子8で赤外光を受
光したか否かを判定し、受光した場合には、ステップS
2に移行して受光フラグFをF=1としたのち、ステッ
プS3に移行して受光モニタLED12を点灯させ、ス
テップS4に移行する。ステップS1で、受光素子8で
赤外光を受光しない場合には、ステップS5に移行して
受光フラグFをF=0としたのち、ステップS6に移行
して受光モニタLED12を消灯させ、ステップS4に
移行する。
手順を示す図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1において、受光素子8で赤外光を受
光したか否かを判定し、受光した場合には、ステップS
2に移行して受光フラグFをF=1としたのち、ステッ
プS3に移行して受光モニタLED12を点灯させ、ス
テップS4に移行する。ステップS1で、受光素子8で
赤外光を受光しない場合には、ステップS5に移行して
受光フラグFをF=0としたのち、ステップS6に移行
して受光モニタLED12を消灯させ、ステップS4に
移行する。
【0015】ステップS4では、設定スイッチ16がO
N状態であるか否かを判定し、設定スイッチ16がON
状態でない場合にはステップS1に戻り、設定スイッチ
16がON状態である場合には、ステップS7に移行し
て設定LED15を点灯させ、ステップS8に移行す
る。ステップS8では、受光フラグFがF=1であるか
否かを判定し、受光フラグFがF=1である場合には、
ステップS9に移行して受光素子8で赤外光を受光した
か否かを判定し、受光していない場合には、受光するま
で、ステップS9を繰り返し、受光した場合には、ステ
ップS10に移行して、受光信号をトリガとして、同期
検出信号をON状態にする。ステップS8で、受光フラ
グFがF=1でない場合には、ステップS11に移行し
て発光素子9に定周期発光指令を出力したのちステップ
S12に移行して受光信号を入力したか否かを判定し、
受光しない場合には、ステップS11に戻り、受光した
場合には、ステップS10に移行する。
N状態であるか否かを判定し、設定スイッチ16がON
状態でない場合にはステップS1に戻り、設定スイッチ
16がON状態である場合には、ステップS7に移行し
て設定LED15を点灯させ、ステップS8に移行す
る。ステップS8では、受光フラグFがF=1であるか
否かを判定し、受光フラグFがF=1である場合には、
ステップS9に移行して受光素子8で赤外光を受光した
か否かを判定し、受光していない場合には、受光するま
で、ステップS9を繰り返し、受光した場合には、ステ
ップS10に移行して、受光信号をトリガとして、同期
検出信号をON状態にする。ステップS8で、受光フラ
グFがF=1でない場合には、ステップS11に移行し
て発光素子9に定周期発光指令を出力したのちステップ
S12に移行して受光信号を入力したか否かを判定し、
受光しない場合には、ステップS11に戻り、受光した
場合には、ステップS10に移行する。
【0016】次いでステップS13に移行し、同期検出
信号がON状態である間に受光信号を入力したか否かを
判定し、受光信号を入力しない場合には、ステップS1
4に移行して警告信号を無線警告送信部7及びブザー5
に出力した後、ステップS18に移行する。ステップS
13で、同期検出信号がON状態である間に受光信号を
入力した場合には、ステップS15に移行し、警告信号
を出力中であるか否かを判定し、出力中である場合に
は、ステップS16に移行して警告信号の出力を停止し
たのちステップS17に移行し、ステップS15で警報
信号を出力中でない場合には、そのままステップS17
に移行する。ステップS17では、発光指令を発光素子
9に出力する。
信号がON状態である間に受光信号を入力したか否かを
判定し、受光信号を入力しない場合には、ステップS1
4に移行して警告信号を無線警告送信部7及びブザー5
に出力した後、ステップS18に移行する。ステップS
13で、同期検出信号がON状態である間に受光信号を
入力した場合には、ステップS15に移行し、警告信号
を出力中であるか否かを判定し、出力中である場合に
は、ステップS16に移行して警告信号の出力を停止し
たのちステップS17に移行し、ステップS15で警報
信号を出力中でない場合には、そのままステップS17
に移行する。ステップS17では、発光指令を発光素子
9に出力する。
【0017】次いで、ステップS18で設定スイッチ1
6がOFF状態であるか否かを判定し、設定スイッチ1
6がOFF状態でない場合には、ステップS13に戻
り、設定スイッチ16がOFF状態である場合には、ス
テップS19に移行して、設定LED15を消灯し、終
了する。したがって、例えば、図4に示すように2本の
警報ポールを配設し、作動させる場合には、図5のタイ
ムチャートに示すように、まず、時点T1で、例えば、
警報ポールAの操作パネル10の設定スイッチ16を操
作する。これによって、操作パネル10の設定LED1
5が点灯すると共に、設定信号が制御部6に出力され、
この場合、警報ポールAは赤外光を受光していないの
で、警報ポールAは所定周期で発光する。次いで、警報
ポールA及びBの操作パネルの発光方向と受光方向とが
対応するように、受光モニタLEDの点灯状態を見なが
ら一直線に配設し、時点T2で、警報ポールBの操作パ
ネル10の設定スイッチ16が操作され、時点T3で警
報ポールAが発光したとき、警報ポールBはこれを受光
し、受光信号をトリガとして、同期検出信号を定周期で
ON状態にする。
6がOFF状態であるか否かを判定し、設定スイッチ1
6がOFF状態でない場合には、ステップS13に戻
り、設定スイッチ16がOFF状態である場合には、ス
テップS19に移行して、設定LED15を消灯し、終
了する。したがって、例えば、図4に示すように2本の
警報ポールを配設し、作動させる場合には、図5のタイ
ムチャートに示すように、まず、時点T1で、例えば、
警報ポールAの操作パネル10の設定スイッチ16を操
作する。これによって、操作パネル10の設定LED1
5が点灯すると共に、設定信号が制御部6に出力され、
この場合、警報ポールAは赤外光を受光していないの
で、警報ポールAは所定周期で発光する。次いで、警報
ポールA及びBの操作パネルの発光方向と受光方向とが
対応するように、受光モニタLEDの点灯状態を見なが
ら一直線に配設し、時点T2で、警報ポールBの操作パ
ネル10の設定スイッチ16が操作され、時点T3で警
報ポールAが発光したとき、警報ポールBはこれを受光
し、受光信号をトリガとして、同期検出信号を定周期で
ON状態にする。
【0018】時点T4で、警報ポールAが発光したと
き、警報ポールBの同期検出信号はON状態であり、図
4(a)の状態では、警報ポールA及びB間に、赤外光
を遮断する物体はないので、警報ポールBは、警報ポー
ルAからの赤外光を受光し、警報ポールBからも受光と
同時に、発光する。そして、図4(b)に示すように、
警報ポールA及びBとの間に、物体Xが位置する場合に
は、時点T6で、警報ポールAが発光したとき、警報ポ
ールBは、赤外光を受光することができないので、同期
検出信号がONである時点T5からT7の間に受光信号
を入力することができず、警告信号を出力する。これに
よって、無線警告送信部7が作動して、異常を無線で連
絡するとともに、ブザー5が作動して警報音を発生し、
異常を通知する。そして、時点T8で図4(b)に示す
物体Xが警報ポールA及びB間から移動した場合には、
警報ポールAからの発光信号に対し、警報ポールBで
は、これを同期検出信号がONである間に受光すること
ができ、警告信号の出力を停止すると同時に発光する。
き、警報ポールBの同期検出信号はON状態であり、図
4(a)の状態では、警報ポールA及びB間に、赤外光
を遮断する物体はないので、警報ポールBは、警報ポー
ルAからの赤外光を受光し、警報ポールBからも受光と
同時に、発光する。そして、図4(b)に示すように、
警報ポールA及びBとの間に、物体Xが位置する場合に
は、時点T6で、警報ポールAが発光したとき、警報ポ
ールBは、赤外光を受光することができないので、同期
検出信号がONである時点T5からT7の間に受光信号
を入力することができず、警告信号を出力する。これに
よって、無線警告送信部7が作動して、異常を無線で連
絡するとともに、ブザー5が作動して警報音を発生し、
異常を通知する。そして、時点T8で図4(b)に示す
物体Xが警報ポールA及びB間から移動した場合には、
警報ポールAからの発光信号に対し、警報ポールBで
は、これを同期検出信号がONである間に受光すること
ができ、警告信号の出力を停止すると同時に発光する。
【0019】なお、図6(a)に示すように、直線上に
3本以上の警報ポールを配設する場合には、両端の何れ
か一方の警報ポール、例えば、警報ポールDを作動さ
せ、操作パネル10の発光方向指示部の向き及び受光モ
ニタLED12の点灯状態を見ながら、その他の警報ポ
ールE,F,・・・を配設する。そして、警報ポールD
からの赤外光を警報ポールEで受光し、警報ポールEで
正常に受光していれば、警報ポールEから警報ポールF
に対して発光するというように、順次隣りの警報ポール
に対して発光することにより、直線上の物体検出を行う
ことができる。
3本以上の警報ポールを配設する場合には、両端の何れ
か一方の警報ポール、例えば、警報ポールDを作動さ
せ、操作パネル10の発光方向指示部の向き及び受光モ
ニタLED12の点灯状態を見ながら、その他の警報ポ
ールE,F,・・・を配設する。そして、警報ポールD
からの赤外光を警報ポールEで受光し、警報ポールEで
正常に受光していれば、警報ポールEから警報ポールF
に対して発光するというように、順次隣りの警報ポール
に対して発光することにより、直線上の物体検出を行う
ことができる。
【0020】また、ある囲まれた区域内での侵入物体の
検出を行う場合には、例えば、図6(b)に示すように
警報ポールを四角形に配設し、任意の警報ポール、例え
ば、警報ポールGを作動させ、その操作パネル10の発
光方向指示部にしたがって、警報ポールH,I,J及び
Gの受光モニタLED12が、点灯するように配設す
る。
検出を行う場合には、例えば、図6(b)に示すように
警報ポールを四角形に配設し、任意の警報ポール、例え
ば、警報ポールGを作動させ、その操作パネル10の発
光方向指示部にしたがって、警報ポールH,I,J及び
Gの受光モニタLED12が、点灯するように配設す
る。
【0021】したがって、上記実施例によれば、赤外光
を受光したとき、同時に受光ポールから発光するように
したので受光及び発光を一本の警報ポールで行うことが
でき、また、操作パネルの発光方向と受光方向とを受光
モニタLED12に基づいて、対応させることにより容
易に配設することができる。また、上記実施例では、発
光方向が受光方向に対して、90度及び180度の方向
に固定され、常時両方向に発光しているので、配設時に
どの方向の発光素子が発光するのかを考慮する必要がな
く、操作パネル10の受光方向指示部及び発光方向指示
部にしたがって配設することにより、配設作業を容易に
行うことができる。
を受光したとき、同時に受光ポールから発光するように
したので受光及び発光を一本の警報ポールで行うことが
でき、また、操作パネルの発光方向と受光方向とを受光
モニタLED12に基づいて、対応させることにより容
易に配設することができる。また、上記実施例では、発
光方向が受光方向に対して、90度及び180度の方向
に固定され、常時両方向に発光しているので、配設時に
どの方向の発光素子が発光するのかを考慮する必要がな
く、操作パネル10の受光方向指示部及び発光方向指示
部にしたがって配設することにより、配設作業を容易に
行うことができる。
【0022】なお、上記実施例では、発光方向が受光方
向に対して、90度及び180度の方向に固定されてい
るが、本発明はこれに限らず、発光素子及び受光素子の
両方又は、何れか一方を旋回可能に配設し、作動時に任
意の位置に設定することにより、警報ポールを移動させ
ることなく容易に発光方向と受光方向とを対応させるこ
ともできる。
向に対して、90度及び180度の方向に固定されてい
るが、本発明はこれに限らず、発光素子及び受光素子の
両方又は、何れか一方を旋回可能に配設し、作動時に任
意の位置に設定することにより、警報ポールを移動させ
ることなく容易に発光方向と受光方向とを対応させるこ
ともできる。
【0023】また、上記実施例においては、パルス発光
する発光手段として赤外線LEDを使用しているが、本
発明はこれに限らず、半導体レーザ等を使用することも
可能である。さらに、上記実施例では警報手段としてブ
ザーを用いたが、合成音声等の警報音発生装置、或い
は、回転ランプ、ストロボフラッシュ等の視覚的な警報
発生装置等を利用することも可能である。
する発光手段として赤外線LEDを使用しているが、本
発明はこれに限らず、半導体レーザ等を使用することも
可能である。さらに、上記実施例では警報手段としてブ
ザーを用いたが、合成音声等の警報音発生装置、或い
は、回転ランプ、ストロボフラッシュ等の視覚的な警報
発生装置等を利用することも可能である。
【0024】さらにまた、上記実施例では、電源とし
て、充電式バッテリーから構成される電池4を用いた
が、太陽電池、乾電池等を利用することも可能である。
さらに、上記実施例では、作動開始時に、赤外光を受光
しているか否かを判定しているが、予め配設位置及び配
設方向が決まっていれば、赤外光の受光の有無の判定
(図3ステップS1〜S3)を省略することも可能であ
る。
て、充電式バッテリーから構成される電池4を用いた
が、太陽電池、乾電池等を利用することも可能である。
さらに、上記実施例では、作動開始時に、赤外光を受光
しているか否かを判定しているが、予め配設位置及び配
設方向が決まっていれば、赤外光の受光の有無の判定
(図3ステップS1〜S3)を省略することも可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の警報装置
によれば、発光手段及び受光手段と警報手段を配設した
移動可能な複数の可動ポールと、受光手段で光線を受光
したか否かを監視し、受光手段で光線を受光しないとき
発光手段を所定周期でパルス光を出射させる専用発光状
態にし、光線を受光したときその受光したパルス光に同
期したパルス光を出射させる同期発光状態に制御する発
光制御手段と、発光手段が同期発光状態であるとき同期
発光時に受光手段で光線を受光しないときに警報手段を
作動する警報制御手段とを備えることにより、警報装置
の移動及び配設を容易に行うことができ、また、区域内
への侵入物体の検出を行い警報を発することができる。
によれば、発光手段及び受光手段と警報手段を配設した
移動可能な複数の可動ポールと、受光手段で光線を受光
したか否かを監視し、受光手段で光線を受光しないとき
発光手段を所定周期でパルス光を出射させる専用発光状
態にし、光線を受光したときその受光したパルス光に同
期したパルス光を出射させる同期発光状態に制御する発
光制御手段と、発光手段が同期発光状態であるとき同期
発光時に受光手段で光線を受光しないときに警報手段を
作動する警報制御手段とを備えることにより、警報装置
の移動及び配設を容易に行うことができ、また、区域内
への侵入物体の検出を行い警報を発することができる。
【図1】本発明の一実施例の外観図である。
【図2】本発明による警報装置の概略構成図である。
【図3】制御部6の処理手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】本発明の動作説明に供する説明図である。
【図5】本発明の動作説明に供するタイムチャートであ
る。
る。
【図6】本発明の動作説明に供する説明図である。
1 基台 2 円筒 3 操作部 4 電池 5 ブザー 6 制御部 7 無線警告送信部 8 受光素子 9a,9b 発光素子 10 操作パネル 11 受光方向指示部 12 受光モニタLED 13,14 発光方向指示部 15 設定LED 16 設定スイッチ 18 充電回路
Claims (4)
- 【請求項1】 発光手段と受光手段との間の光線を遮断
することにより物体の移動を検知して警報を発する警報
装置において、前記発光手段及び受光手段を配設した移
動可能な複数の可動ポールと、該可動ポールに配設され
た警報手段と、前記可動ポールに配設された受光手段で
光線を受光したか否かを監視し、前記発光手段を、前記
受光手段で光線を受光しないときに所定周期でパルス光
を出射させる専用発光状態及び光線を受光したときに前
記発光手段から受光したパルス光に同期したパルス光を
出射させる同期発光状態に制御する発光制御手段と、前
記可動ポールに配設された発光制御手段で同期発光状態
に制御されている状態で、同期発光時に前記受光手段で
光線を受光しないときに前記警報手段を作動させる警報
制御手段とを備えたことを特徴とする警報装置。 - 【請求項2】 前記可動ポールに異なる方向に発光する
複数の発光手段が配設されている請求項1に記載の警報
装置。 - 【請求項3】 前記発光手段及び前記受光手段の何れか
一方が可動ポールに旋回可能に配設されている請求項1
に記載の警報装置。 - 【請求項4】 発光手段から発光されるパルス光が赤外
光である請求項1乃至3の何れかに記載の警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244896A JP2501516B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244896A JP2501516B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0693606A true JPH0693606A (ja) | 1994-04-05 |
JP2501516B2 JP2501516B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=17125595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4244896A Expired - Lifetime JP2501516B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501516B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005242710A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Otec Denshi Kk | 赤外線センサ及びこれを用いた赤外線監視システム |
JP2009282382A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Yke Kk | 発光標識装置 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4244896A patent/JP2501516B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005242710A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Otec Denshi Kk | 赤外線センサ及びこれを用いた赤外線監視システム |
JP2009282382A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Yke Kk | 発光標識装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501516B2 (ja) | 1996-05-29 |
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