JPH069345U - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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Publication number
JPH069345U
JPH069345U JP5210792U JP5210792U JPH069345U JP H069345 U JPH069345 U JP H069345U JP 5210792 U JP5210792 U JP 5210792U JP 5210792 U JP5210792 U JP 5210792U JP H069345 U JPH069345 U JP H069345U
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JP
Japan
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phase
zero
power supply
flip
flop
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Pending
Application number
JP5210792U
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Inventor
武 宇佐見
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Yuasa Corp
Original Assignee
Yuasa Corp
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Publication date
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Publication of JPH069345U publication Critical patent/JPH069345U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三相交流電源とこれに同期させて運転する三
相インバータとを有する無停電電源装置において、三相
交流電源の相回転の異常を検出する。 【構成】 三相交流電源の二相を検出して第１、第２の
ゼロクロスコンパレータ２−１，２−２によって第１、
第２のゼロクロス信号を送出させ、前記第１のゼロクロ
ス信号をＤフリップフロップ３のＤ端子に、前記第２の
ゼロクロス信号を前記Ｄフリップフロップ３のクロック
入力端子（ＣＫ）に入力し、このＤフリップフロップ３
の出力レベルによって相回転の異常を検出する。 【効果】 相回転の異常を検出して無瞬断切替を禁止す
るようにすれば、横流の発生を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は無停電電源装置に関するもので、さらに詳しく言えば、無停電電源装 置の同期元として使用される三相交流電源の相回転の異常を検出する回路に関す るものである。
【０００２】
【従来の技術】
無停電電源装置に使用される三相交流電源は、三相インバータの故障時に無瞬 断で切り替えることができるように三相インバータの同期元として使用されてい る。
【０００３】 このような三相インバータの同期元として使用する場合は、三相交流電源の一 相の位相を検出し、この位相より１２０度遅れ、２４０度遅れの位相を他相とし て三相インバータに同期させることが必要であり、このような機能を有する回路 が無停電電源装置に備えられていた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
上記した三相交流電源の一相を検出して三相インバータに同期させる回路では 、検出した位相に対する他相の相回転が検出できないという問題があり、相回転 に異常があると、三相インバータと三相交流電源との間の切り替え時に横流が流 れるという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、三相交流電源の二相を検出して第１、第 ２のゼロクロス信号を送出する第１、第２のゼロクロスコンパレータと、前記ゼ ロクロス信号がＤ端子に入力されるとともに、前記第２のゼロクロス信号が波形 整形回路を介してクロック入力端子に入力されるＤフリップフロップとからなり 、前記Ｄフリップフロップの出力レベルによって相回転の異常を検出する回路を 備えたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作 用】
従って、本考案は、相回転が正常時には、Ｄフリップフロップの出力がＨレベ ルになり、相回転が異常時にはＤフリップフロップの出力がＬレベルになるので 、Ｄフリップフロップの出力によって相回転の異常を検出することができる。 、
【０００７】
【実施例】
図１は、本考案の無停電電源装置に備えられた相回転の異常を検出する回路の ブロック図である。
【０００８】 図２は、相回転が正常時のタイミングチャートである。
【０００９】 図３は、相回転が異常時のタイミングチヤートである。
【００１０】 本考案の特徴は、三相交流電源の二相、たとえばｖ−ｎ間とｕ−ｎ間とを降圧 トランス１で検出し、それぞれ第１のゼロクロスコンパレータ２−１、第２のゼ ロクロスコンパレータ２−２に入力して第１、第２のゼロクロス信号を生成させ る。そして、前記第１のゼロクロス信号はＤフリップフロップ３のＤ端子に入力 されるとともに、前記第２のゼロクロス信号は波形整形回路４を介して前記Ｄフ リップフロップのクロック入力端子（ＣＫ）に入力される。
【００１１】 次に、前記ｕ−ｎ間の位相に対して前記ｖ−ｎ間の位相が正常時の動作を図２ によって説明する。この場合、ｕ−ｎ間のゼロクロス信号の立ち上がり時にはｖ −ｎ間のゼロクロス信号は常にＬレベルであるから、Ｄフリップフロップ３のＱ 出力は常にＬレベルである。
【００１２】 一方、前記ｕ−ｎ間の位相に対して前記ｖ−ｎ間の位相が異常時の動作を図３ によって説明する。この場合、ｕ−ｎ間のゼロクロス信号の立ち上がり時にはｖ −ｎ間のゼロクロス信号は常にＨレベルであるから、Ｄフリップフロップ３のＱ 出力は常にＨレベルである。
【００１３】 従って、前記Ｄフリップフロップ３の出力のレベルによって相回転の異常を検 出することができる。
【００１４】 また、本考案の無停電電源装置では、停電、欠相検出回路５からの停電信号ま たは欠相信号と前記Ｄフリップフロップ３からの出力信号とをＡＮＤ回路６に入 力し、このＡＮＤ回路６から相回転異常信号または無瞬断切替禁止信号を送出さ せることにより、三相交流電源の停電または欠相時の誤動作を防止することがで きる。
【００１５】
【考案の効果】
上記したとおりであるから、本考案は、三相交流電源の一相の位相を検出して 三相インバータと同期運転させるとともに、この一相と他の一相の位相とから相 回転の異常を検出することができるので、無瞬断切替の可否を判別することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の無停電電源装置に備えられた相回転異
常検出回路の回路図である。
【図２】相回転が正常時のタイミングチヤートである。
【図３】相回転が異常時のタイミングチヤートである。
【符号の説明】
１ 降圧トランス ２ ゼロクロスコンパレータ ３ Ｄフリップフロップ ４ 波形整形回路 ５ 停電、欠相検出回路 ６ ＡＮＤ回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 三相交流電源の二相を検出して第１、第
    ２のゼロクロス信号を送出する第１、第２のゼロクロス
    コンパレータと、前記第１のゼロクロス信号がＤ端子に
    入力されるとともに、前記第２のゼロクロス信号が波形
    整形回路を介してクロック入力端子に入力されるＤフリ
    ップフロップとからなり、前記Ｄフリップフロップの出
    力レベルによって相回転の異常を検出する回路を備えた
    ことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項２】 三相交流電源の停電または欠相を検出す
    る停電、欠相検出回路を設け、かつこの停電、欠相検出
    回路の出力とＤフリップフロップの出力とが入力される
    論理積回路を設け、この論理積回路の出力レベルによっ
    て相回転の異常を検出する回路を備えたことを特徴とす
    る請求項第１項記載の無停電電源装置。
JP5210792U 1992-06-30 1992-06-30 無停電電源装置 Pending JPH069345U (ja)

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JP5210792U JPH069345U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 無停電電源装置

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JP5210792U JPH069345U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 無停電電源装置

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JPH069345U true JPH069345U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12905642

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JP5210792U Pending JPH069345U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 無停電電源装置

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JP (1) JPH069345U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053108A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Kyoritsu Keiki Co Ltd 逆相欠相検出器

Cited By (1)

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