JPH069319Y2 - セラミックス電磁流量計 - Google Patents

セラミックス電磁流量計

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JPH069319Y2
JPH069319Y2 JP5770388U JP5770388U JPH069319Y2 JP H069319 Y2 JPH069319 Y2 JP H069319Y2 JP 5770388 U JP5770388 U JP 5770388U JP 5770388 U JP5770388 U JP 5770388U JP H069319 Y2 JPH069319 Y2 JP H069319Y2
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JP
Japan
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layer portion
metal
measuring tube
ceramics
electromagnetic flowmeter
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JP5770388U
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JPH01162627U (ja
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高志 岡田
健一 黒森
剛志 西島
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はセラミックス製の測定管を有するセラミックス
電磁流量計に関するものである。
更に詳述すれば、セラミックス製の測定管を有するセラ
ミックス電磁流量計の測定管のハウジング取付け箇所部
分の改良に関するものである。
<従来の技術> 第3図は従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
図において、1はセラミックス製の円筒状の測定管で、
この場合は、アルミナ(Al23)が用いられている。
21,22は測定管1に対向して配置され導電性粉末を
混合して測定管1と一体に焼成して形成された柱状のサ
ーメットの電極部である。
3は測定管1の外周の一部に焼ばめ固定されたた金属筒
である。金属筒3にはハウジング(図示せず)が溶接等
により取付けられ、このハウジングには励磁コイル等が
収納される。
<考案が解決しようとする課題> このようなセラミックス電磁流量計においては、 (1)測定管1と金属筒3とを焼ばめするために、セラ
ミックスよりなる測定管1の外形加工寸法を精度よく仕
上げねばならず、また、金属筒3の内径を所要の、はめ
あい精度に仕上げねばならないので、コスト高となる。
(2)測定管1と金属筒3との締結力を増すために、締
め代を大きくとり、半径方向の圧縮力を増すと、軸方向
には金属筒3の方が大きく縮むため、セラミックスより
なる測定管1に引張り応力が発生し、強度上問題があっ
た。
本考案は、この問題点を、解決するものである。
本考案の目的は耐熱衝撃性が良好で信頼性が高く、高精
度に加工する必要がないのでコストが低減しうるセラミ
ックス電磁流量計を提供するにある。
<課題を解決するための手段> この目的を達成するために、本考案は、測定流体が流れ
るセラミックス製の測定管を具備したセラミックス電磁
流量計において、 前記測定管の所要の外周部に設けられ中心から外周方向
に半径方向に金属の濃度が濃くなる金属の濃度傾斜層部
と該濃度傾斜層部の外側に設けられハウジングの取付け
られるリング状の金属層部とを具備したことを特徴とす
るセラミックス電磁流量計を構成したものである。
<作用> 以上の構成において、測定管の所要の外周部に設けられ
中心から外周方向に半径方向に金属の濃度が濃くなる金
属の濃度傾斜層部が存在し、熱膨脹率、熱伝導率等の物
性値が、セラミックスから金属に徐々に変化するので、
測定管の内面が急加熱された場合に、温度変化に基づく
応力が金属層部に発生することがなく、金属層部は測定
管から剥離することがない。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
<実施例> 第1図は本考案の一実施例の要部構成説明図でである。
図において、第3図と同一記号は同一機能を表わす。
以下、第3図と相違部分のみ説明する。
11は測定管1の所要の外周部に設けられ半径方向で中
心から外周方向に金属の濃度が濃くなる金属の濃度傾斜
層部である。
12は濃度傾斜層部11の外側に設けられたリング状の
金属層部である。
濃度傾斜層部11は、これを粉体状で濃度傾斜化するた
めには、金属として、セラミックスの焼結温度より高い
融点の金属でなければならない。例えば、母材アルミナ
(Al23)熱膨脹係数8〜9×10-6/℃の場合、易
焼結タイプで焼結温度として1550〜1600℃なの
で、金属としてタングステン(WC、融点2870
℃)、母材ジルコニア(ZrO2)の場合、焼結温度と
して、1450〜1500℃なので、金属として鉄(F
e、融点1550℃)熱膨脹係数12〜13×10-6
℃等が用いられる。
第2図に、セラミックスAと金属Bの含有率の関係を示
す。
以上の構成において、測定管1の所要の外周部に設けら
れ中心から外周方向に半径方向に金属の濃度が濃くなる
金属の濃度傾斜層部11が存在し、熱膨脹率熱伝導率等
の物性値が、セラミックスから金属に徐々に変化するの
で、測定管1の内面が急加熱された場合に、温度変化に
基づく応力が金属層部12に発生することがない。
この結果、金属層部12は測定管1から剥離する恐れが
なく、ハウジング取付部としての信頼性が改善される。
また、濃度傾斜層部11と金属層部2を利用してハウジ
ングの取付部を構成したので、従来例の如く、焼きばめ
するために、測定管1の外径と金属筒3の内径を精度よ
く加工する必要はなく、コストを低減出来る。
また、金属層部12は、従来良く使われているもので、
ろう付け等による金属接合、捩子加工等が容易なもので
あり、ハウジングを容易に取付けることができる。ま
た、セラミックスよりなる測定管1の外形寸法部分がが
ばらついても、加工コストが高くつくセラミックスを削
る必要はなく、金属層部12を削ることにより所要寸法
を正確に得ることが出来き、安価に作ることができる。
なお、測定管1の母材が窒化珪素(Si34)の場合、
金属はタングステン(WC)やモリブデン(Mo)の組
合せでもよい。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案は、測定流体が流れるセラ
ミックス製の測定管を具備したセラミックス電磁流量計
において、 前記測定管の所要の外周部に設けられ中心から外周方向
に半径方向に金属の濃度が濃くなる金属の濃度傾斜層部
と該濃度傾斜層部の外側に設けらたリング状の金属層部
とを具備したことを特徴とするセラミックス電磁流量計
を構成した。
この結果、金属層部は測定管から剥離する恐れがなく。
ハウジング取付部としての信頼性が改善される。
また、濃度傾斜層部と金属層部を利用してハウジングの
取付部を構成したので、従来例の如く、焼きばめするた
めに、測定管の外径と金属筒の内径を精度よく加工する
必要はなく、コストを低減出来る。
また、金属層部は、従来良く使われているもので、ろう
付け等による金属接合、捩子加工等が容易なものであ
り、ハウジングを容易に取付けることができる。また、
セラミックスよりなる測定管の外形寸法部分がばらつい
ても、セラミックスを削る必要はなく、金属層部を削る
ことにより所要寸法を正確に得ることが出来き、安価に
作ることができる。
したがって、本考案によれば、耐熱衝撃性が良好で信頼
性が高く、高精度に加工する必要がないのでコストが低
減しうるセラミックス電磁流量計を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の要部構成説明図、第2図は
第1図の動作説明図、第3図は従来より一般に使用され
ている従来例の構成説明図である。 1…測定管、11…濃度傾斜層部、12…金属層部、2
1,22…電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定流体が流れるセラミックス製の測定管
    を具備したセラミックス電磁流量計において、 前記測定管の所要の外周部に設けられ中心から外周方向
    に半径方向に金属の濃度が濃くなる金属の濃度傾斜層部
    と該濃度傾斜層部の外側に設けられハウジングの取付け
    られるリング状の金属層部とを具備したことを特徴とす
    るセラミックス電磁流量計。
JP5770388U 1988-04-28 1988-04-28 セラミックス電磁流量計 Expired - Lifetime JPH069319Y2 (ja)

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JP5770388U JPH069319Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 セラミックス電磁流量計

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Publication Number Publication Date
JPH01162627U JPH01162627U (ja) 1989-11-13
JPH069319Y2 true JPH069319Y2 (ja) 1994-03-09

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