JPH0692932B2 - 光学的方法で検査される物体を収容するためのキュベット - Google Patents

光学的方法で検査される物体を収容するためのキュベット

Info

Publication number
JPH0692932B2
JPH0692932B2 JP3513549A JP51354991A JPH0692932B2 JP H0692932 B2 JPH0692932 B2 JP H0692932B2 JP 3513549 A JP3513549 A JP 3513549A JP 51354991 A JP51354991 A JP 51354991A JP H0692932 B2 JPH0692932 B2 JP H0692932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuvette
measuring
cuvettes
interlocking
extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3513549A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05503358A (ja
Inventor
クロト、ベルント
Original Assignee
クロト、ベルント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クロト、ベルント filed Critical クロト、ベルント
Publication of JPH05503358A publication Critical patent/JPH05503358A/ja
Publication of JPH0692932B2 publication Critical patent/JPH0692932B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/01Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
    • G01N21/03Cuvette constructions
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/01Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
    • G01N21/03Cuvette constructions
    • G01N2021/0357Sets of cuvettes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/04Details of the conveyor system
    • G01N2035/0401Sample carriers, cuvettes or reaction vessels
    • G01N2035/0427Sample carriers, cuvettes or reaction vessels nestable or stockable

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従来技術 この発明は、光学的方法により検査する為のキュベッ
ト、特に発色性の材料,溶剤又は基材の分析用の測定用
キュベットに関するものである。このキュベットは、全
スペクトル範囲の測光定量分析の為に用いられ、ここで
は、特に、発色性の基材,発酵性及びエンドポイント定
量用のものであり、このキュベットは、検査物体に搬送
され、貯蔵され、そして/又は、検査装置に供給される
場所では、どこでも、適用可能である。
背景技術 この発明は、検査される物体に対して光学的方法で測定
する為、特に、物体の測定に対して底面が閉じられた測
定部分での発色性の材料,溶剤及び基材の分析用のキュ
ベットに関するものである。
このような、いわゆる光学測定用キュベットは、特に、
所謂フィブリンタイマーの測定原理により発酵テスト
と、凝結エンドポイント定量の分析測定用又は酵素動態
分析の際に利用される。このような測定の際には、測定
ブロック又はローターに測定用キュベットが挿入され、
その際に、キュベットの測定部分の底面に収容された攪
拌棒によって、まず第一に、分析中の物体のできるだけ
均質な混合と、同時に、場合によっては、その後で、実
際的な測定プロセスが行われる。測定の完了後に、測定
用キュベットは、測定ブロック、或いは、ローターから
外される。この際に、作業員が汚染を受ける危険性が、
汚染原因となる検査材料によって、極力小さく保たれる
ように考慮されている。
課題,解決,利点 この発明は、それ故、測定の為の最適な周囲条件の準備
の際に、キュベットの取扱いが、測定前、測定中並びに
測定完了後に、最小限の汚染リスクで行われることがで
きるように配慮される課題に基礎を置いている。
この課題は、初めに述べた種類のキュベットでは、請求
の範囲1に記載された特徴により解決される。
本発明によれば、測定用キュベットは、測定プローブの
採用の為に、且つ空のキュベットとして、それと同時に
接近させることができ、一方では、測定部分と同時に外
部を保護すべき検査中の物体と、他方では、測定用キュ
ベットの為の搬送或いは取扱いの補助として、検査中の
物体と共に使用できる測定用キュベットが利用される。
これに加えて、単に、二個の等しく構成されたキュベッ
トが相互に嵌め込まれることが必要で、それによって、
上部又は内部に嵌め込まれた空の測定用キュベットによ
って、自動的に他の測定用キュベットの測定の空きを埋
めることになる。この状態で、測定用プローブ例えば汚
染したプローブ材料は、作業員に対して汚染の危険なし
に、測定用ブロックの外に、或いは測定用ブロックの為
に備えたローターの外に取り出すことができる。従っ
て、分析用プローブの廃棄処理も問題のないものとして
実証される。特に、相互のキュベットの間の嵌め込み接
続部が、外れ易く形成されている場合には、プローブの
廃棄処理の際の処理段階の簡略化が生じているので、実
際的な廃棄処理の処理段階以前に、嵌め込み接続部がす
でに外されるおそれがある。そのような時に、本発明に
よる手段によって、空のキュベットが、一方で、場所を
取らずに且つ同時に積み上げられるか、或いは搬送され
ることができるので、測定用キュベットの内部に規則的
に挿入された攪拌棒は、紛失するおそれがない。この方
法で、積み上げられたキュベットは個別のディスペンサ
ーに嵌め込まれることができ、キュベットの個別的な取
り出しから測定部分よりの汚染の危険性を可能な限り減
少させることができる。
上方に面している、即ち、測定部分に接しているキュベ
ット、又は、下方に面している、即ち、測定部分の底部
に接しているキュベットを延長することは原理的に可能
である。後者の場合には、その延長部分を本来の測定部
分の外側の寸法よりも広いか、それとも、狭いかのどち
らかで形成されることが可能である。
実施形態及び追加形態 特に、キュベットの取扱いに有利に関連して、確かに、
この追加形態は、請求の範囲2に従っていることが示さ
れ、延長部分によって、キュベットが、上方に延長さ
れ、本質的には、測定部分の外部の輪郭に一致する内部
の輪郭をもっている。この形態で、分析中の基材と、上
方に面して開いているキュベットの端部との間の間隔
は、出来るだけ大きく形成されるので、基材の後続部分
の外側への張り出しは、効果的にしめ出されているの
で、特にその時点で、積み上げられたキュベットの測定
部分を通過するキュベットの測定部分は、下に降ろされ
ている。補助的な閉鎖による嵌め込み接続部が、例え
ば、スナップ式の閉じた形で保護される場合には、この
形態は、測定用ブロック、或いは、測定用ローター内部
の物体の為に、これまで応用できなかった動作原理を利
用する可能性を示しており、それによって、測定の質
が、補助的に向上されることができる。測定部分の外部
の輪郭に接する延長部分の内部の輪郭の適合によって、
測定用キュベットの形状決定の概念が生じ、それによっ
て、積み上げ可能性ばかりでなく、外側に面した測定量
に関する改良も行うことができる。
この発明による測定用キュベットは、それに一致して二
つの部分で構成されている。キュベットの双方の部分
が、内部的に、そして/又は、外部的に肩の部分の上方
に沿って、互いに転移する場合には、二つのキュベット
の結合状態で、少なくとも、補助的な密閉、或いは、機
能的な面が形成され、それを経由して、キュベットの測
定量は、二つのキュベットの結合状態で、双方の互いに
結合した測定キュベットの外部の保護された、又は、補
助的な安定性によって、互いに補正されることができ
る。
特に、延長部分は、端部的に、少なくとも、補助的に形
成された閉じた部分を備えており、更に、軸方向に移動
された閉じた部分は、さらに進んで、嵌め込み接続部に
入り込んでいるキュベットに於いて、閉鎖の概念で実現
可能である。この形態では、接続中の相互のキュベット
の間の単純な並進相互動作によって、確実な閉鎖を行う
ことができる。測定キュベット、又はローターからの測
定用キュベットの取り出しは、この方法で、空のキュベ
ットが測定用キュベットの上に押し付けられるようなこ
とが起こるおそれがあるので、空のキュベットの軸方向
の動作だけによって、完全に安全な嵌め込み接続部が利
用される。測定用キュベットは、それに従って、接触さ
れることなく、測定用ブロックから取り出されることが
でき、それは、場合によって、汚染原因となる測定物体
又は基材による汚染のリスクを著しく減少させることが
できる。
互いに嵌め込まれたキュベットの間の閉鎖部分は、最も
多種類多方法で実施できる。そこで、例えば互いに嵌め
込まれた面の範囲で摩擦密着を行うことが考えられる。
特に、確かに形態密着係合と主として閉鎖部のノッチ形
成を行う際に有利なことを示している。この閉鎖部の種
類は、キュベットの製造の際の交差についての閉鎖部分
の機能が十分に無関係になるという特別の利点を持って
いる。
測定部分の範囲の請求の範囲5に従って、補助的な位置
決めの面が予定されている場合には、これはそれに対し
て有利な方法で利用されるので、相互に嵌め込んでいる
キュベットが、互いに成果を上げることとなる。これ
は、有利な方法で測定用キュベットが例えばディスペン
サーに於いて、そのように積み上げるので、キュベット
の軽い個別化と、個別取り出しが可能であるという可能
性を開いている。
特に、閉鎖部分に、請求の範囲6に従う二つの位置決め
の面が組み込まれている場合には、相互に向って楔形に
突き当たり、キュベットの連結の際の閉鎖部分に於ける
対面の適合形成の際に、自動的な位置固定が起こるの
で、積み上げは正確に、一直線に並んで芯合わせされた
各測定用キュベットを形成することができる。
基本的に、キュベットの適合造形の際に、すでに、個別
的な閉鎖部分を満足な状態にしている。一緒に嵌め込ま
れた状態での閉鎖の安全性の補助的な向上の為に、請求
の範囲7に従って、多数の、特に均整の取れた周囲状態
に於いて互いに配置された各閉鎖部分が、作動している
ことが好ましい。
軸方向に、調整されたフック部分の形に於ける閉鎖部分
の整備形態では、測定キュベットの相応に壁面の薄い形
成の際には、それに対して有利な方法で利用されること
ができ、それは、一緒に嵌め込まれた状態で、目標とさ
れる、ロックしてある閉鎖を解除する。主として、フッ
ク部分は、延長部分の範囲のキュベットの壁面の強さ
に、本質的に一致する肉厚を持っている。
特に、閉鎖部の軸方向に芯合わされたフック部分との連
動動作に於いては、継続形成は、請求の範囲10に従っ
て、特に有利なものである。この実施形態に従って、閉
鎖部分の範囲で単に、窪み部分、即ち、対応するフック
部分の為の吸収部分が予定されることとなり、その際
に、既に、この吸収部分の非常に僅かな深さが、吸収部
分の輪郭の後部の把握後のフック部分の、十分に大きな
抵抗に対置するのに十分である。これらの吸収部分は、
例えば、プラスチック製のキュベットが製造される時
に、非常に簡単に実現されることができる。更に、この
実施形態は、測定用キュベットの内面が、一貫して滑ら
かに形成されることができるという補助的な利点を持っ
ている。
すでに前述したように、閉鎖の整備形成の単純化のため
に、キュベットは、少なくとも、閉鎖部、及び/又は、
閉鎖部分の範囲で、半径方向に弾力的に形成されること
ができる。この場合には、指標の針と、カムとの間のキ
ュベットは、フック部分を、吸収部からロックを外すこ
とができる。
測定用キュベットの本発明による構造は、更に、測定部
分の造形に関する可能性を制限しない。そこで、例え
ば、キュベットが、有利な方法で、少なくとも、円形に
逸れている内部の横断面を持つ測定部分の範囲で形成さ
れるこどが可能であり、それは、その時点で、その都
度、光学測定原理に合わせて利用することができる。例
えば、ランベールの法則による光学測定テストを行うこ
とができるように、測定用キュベットは、測定範囲に於
いて、請求の範囲13により、有利な追加形態に従って形
成されているので、それは、平行平面の壁面部分によっ
て、予定された測定層の肉厚を取り囲んでいる。このよ
うな光学測定テストは、特に、発色性の基材の分析の際
と、酵素動態に於いて行われる。測定結果の変動をでき
るだけ少なく抑える為に、平行平面の窓が、測定層の枠
に対して、出来るだけ明るく、或いは、透明に仕上げら
れるように留意されるべきである。この為には、プラス
チックが、簡単に利用可能であることが明らかである。
特に、この範囲では、ポリスチロール基と、ポリメチル
アリレート基から成るプラスチックを利用して製造され
るが、その際に、後者のグループ、特に、ポリメチルメ
タリレート(PMMA)製品は、良い結果を保証している。
これらのプラスチックは、更に、このように正確なプロ
セス、例えば、原形又は変形のプロセスで、測定用キュ
ベットの壁面の強さと、キュベットの横断面が正確に守
られることができるので、再生可能な、定性的に価値の
高い測定が行われることが出来ることを可能にしてい
る。
上記の形状の精度は、キュベットの壁面の強さと、それ
と同時に平行平面の壁面部分の肉厚が、0.5と0.7mmとの
間の範囲にある時に、自主的に保たれることができる。
特に、この場合に、平行平面の壁面部分の側面の間隔
と、それと同時に、光学測定プロセスに従った層の肉厚
のサイズが、5から10mmの間の範囲で保たれる。円形部
の上方に沿った平行平面の壁面部分の接続により、更に
測定用キュベットが例えば適切なローター、或いは振動
機で、挿入される時に測定部分に於いて捕らえられる、
実際の混合の試験中の基材が受けさせられることができ
る補助的な利点を生じた。この混合は、補助的に、測定
用キュベットの内部に、攪拌棒を挿入されることにより
改良される。特に、請求の範囲21に従って、測定部分の
底部が、滑らかで、平らになっている時には、攪拌棒
は、測定部分に於いて、柔らかく、且つ、滑らかに動く
ので、その時に、対応する動作、例えば回動動作してい
る測定用キュベットが受けさせられる。測定部分に於け
るデッド・ルームは、この方法で、確かに防止され、そ
してそのことにより測定結果の品質が更に向上すること
となる。原理的に、測定部分と、延長部分は、二つの部
分で形成されることが可能である。キュベットが、全
部、一個ずつ形成されている時に、取扱いと清掃或いは
殺菌に関する利点は、無論明らかである。
更に、それは、測定キュベットの本発明による構造が、
更に多くのキュベットを、測定用キュベットの配置の為
にまとめ次いで、測定ブロックに於けるグループとして
まず第一に適切な混合装置或いはローターに組み込まれ
ることを可能にする。この場合には、隣接の測定用キュ
ベットは、特に一個ずつ作られたブリッジと互いに結合
され、その際に、ブリッジの位置は互いに差し込まれた
キュベットの間の閉鎖部の形成の為に必要なキュベット
の弾力性に対する影響ができるだけ少なくなるように配
置される。
この方法で、キュベットは、円形部分,バッテン又は閉
じられたリング或いはローターにまとめることが可能で
あり、それらは、全体的に対応的に整理形成されたキュ
ベットの配置で一緒に差し込まれ、特に、閉鎖又は凹部
をつけられることができる。
利点を備えた追加形態により、更に多くのキュベットの
配置が意図されており、それによって、キュベットはロ
ーターに配置されており、それはリング・ディスクとし
て形成されており、吸収貫通部に於いて形成されてお
り、その際にその都度キュベットは吸収貫通部に於ける
その測定部分で差し込み可能であり、その際に、より有
利な方法で意図されており、その都度二つの吸収貫通部
が平行的に配置されるようにすることができる。
図面の簡単な説明 以下に略図を用いて本発明の複数の実施例を詳細に説明
する。
図1は測定キュベットの第1実施例の斜視図; 図2は軸方向に芯が合った相対位置にある2つの同一形
状の測定キュベットが相互に差し込まれる前における斜
視図; 図3は2つのキュベットの相互にゆるく差し込まれた状
態における図2による測定キュベットの斜視図; 図4は相互に完全に差し込まれてロックされた状態にお
ける図2及び図3によるキュベットの斜視図; 図5は測定キュベットの側面図; 図6は図5の矢印VIによる測定キュベットの矢視図; 図7は図5のVII−VIIによる断面図; 図8は図6のVIII−VIIIによる断面図; 図9は図8のIXによる矢視図; 図10乃至12は種々の構造にまとめられた測定キュベット
の略説明図; 図13は測定キュベットの他の実施例の断面図; 図14は図13のXIV−XIVによる断面図; 図15は測定キュベットの他の実施例の断面図; 図16は測定キュベットの他の実施例の側面図; 図17は測定ロータの平面図;及び 図18は上下に重ねられたところの2つの測定ロータの側
面図である。
発明の詳細な説明及び発明の最善の実施形態 図1において、特に酵素テストの分析測定に及びフィブ
リン測定原理に基づく凝固点滴定用に使用されるような
測定キュベットが符号2で示されている。この場合発光
性物体の光学分析が対象である。しかしながらこの測定
キュベットは一般に酵素反応速度測定法においても使用
され、この場合同様に光学的方法で物体の分析が行われ
る。
このような測定キュベットはまず混合装置即ち混合ロー
タ内に挿入され、該混合ロータ内で検査すべき物体の均
一な混合が行われる。この過程に続いて本来の測定過程
が行われる。最後に測定キュベットは測定ブロック又は
ロータから、検査員が例えば伝染性試料による汚染の危
険性が最小限に保持されるように取り外される。この目
的のために測定キュベットは次のように構成されてい
る: 分析すべき基材乃至物体を受け入れるための本来の測定
部分4の上側に延長部分6が接続され、延長部分6は同
様に測定部分4として形成され、また延長部分6が隣接
する測定キュベットの測定部分4−1を受入れ可能なよ
うに形成されている。この場合配置は隣接するキュベッ
ト2及び2−1の間の特に着脱可能な差込結合が形成さ
れるように行われ、この場合差し込まれたキュベット2
−1の測定部分4−1が他の測定キュベット2の測定部
分4を上側方向に十分に密閉し且つ測定キュベット2の
ための取扱い補助手段即ち搬送手段としての働きをな
す。これにより2つの主機能が提供される: a)測定キュベット2,2−1,‥‥,2−nは場所をとるこ
となく上下に積み重ね可能であり、この場合差込結合に
基づき、同時に攪拌部分として働く測定部分4内に収容
されている攪拌棒8が紛失することがないように確実に
配慮がなされている; b)測定キュベットが測定の実施後又は攪拌過程の実施
後測定ブロック又は混合器あるいはロータから取り外さ
れるとき、空のキュベットが測定物質を含む測定キュベ
ットに対するグリップ又は取扱い器具として働き、これ
により伝染性測定物体による検査員の汚染の危険性が本
質的に排除される; c)測定キュベットが差し込まれて組み合わされたと
き、測定部分の表面に存在する輪郭がキュベットにスク
ラッチきずをつけないような形状をなしている。測定窓
上のスクラッチきずは測定エラーの原因となるからであ
る。
これらの3つの基本的機能を最適に考慮するために、図
2乃至9による第1の実施例による測定キュベットは次
のような構成を有している: 測定キュベット2−1の測定部分4−1を測定キュベッ
ト2の延長部分6内へ挿入することを容易にするため
に、延長部分6の内側輪郭と測定部分4−1の外側輪郭
との間に遊びはめ合いが設けられている。相互挿入を更
に容易にするために、延長部分6乃至6−1は2つの直
径方向に対向する側部上に傾斜部10及び12を設けてい
る。これらの傾斜部10及び12の間に部分14が存在し、部
分14はその端部に、インターロック部品3として働く軸
方向を向いたフック部分16を有している。具体例におい
て、これらのフック部分は矢の形状に形成された二重フ
ックとして形成され、二重フックは2つのインターロッ
ク肩部18を備え、インターロック肩部18に夫々位置決め
面20乃至22が続いている。位置決め面20,22は相互に接
近して矢の形状の二重フックを形成し、この二重フック
は以下に詳細に説明するインターロック部分24−1と共
に測定キュベット2−1の延長部分6−1の底部側端部
において作用的に係合することができる。図2乃至4の
図示から、インターロック部分24がフック部分16と軸方
向に一致乃至芯合せされ、これにより2つのキュベット
2,2−1の間の相互差込は測定キュベットの特定の相互
回転位置においてのみ可能である。
インターロック部分24は延長部分6の外面内の切込部乃
至凹部として形成されている。切込部24,24−1は実質
的に鍵穴の輪郭を有し、この場合2つの部分が形成され
ている。下部領域において、相互に角度をなして近づく
2つの傾斜面26,28が形成されており、この場合径斜面
の傾きは実質的に位置決め面20,22の働きと一致してい
る。傾斜面は狭幅部30において終端し、狭幅部30に保持
平面34を有する後方切込円形部32が続いている。この形
状により次の機能が実現可能である: 図3に示すように相互に差し込まれる状態において、ま
ずインターロック部分24の傾斜面26,28がフック部分16
の位置決め面20,22と当接する。接触面のくさび形状を
介して、相互に差し込まれるキュベットの軸方向のきち
んとした芯合せが行われる。この相対位置関係において
キュベットの比較的高い積重ねが形成可能であり、また
これによりキュベットの積重ねはキュベット供給器内に
収容することができ、該供給器から次に1個ずつキュベ
ットを取り出すことができる。配置は、図3によるキュ
ベット2,2−1の相対位置において既に測定及び撹拌部
分4−1が下側に存在するキュベット2の延長部分6内
に完全に入り込むように形成されており、これにより測
定部分乃至分析すべき物体を収容する測定部分の容積部
が外部に対し密閉されることになる。従ってこの相対位
置において、重ねられたキュベットは完全に運搬可能で
あり、この場合測定部分内にあらかじめ収容された撹拌
棒8が外に飛び出して紛失するという危険性がなくまた
測定窓はこのはめ込みにより受入側のキュベットと接触
することがないので、測定窓の引っ掻き傷が防止でき
る。積み重ねられた測定キュベット2,2−1が測定ブロ
ック乃至混合装置あるいはロータに挿入されたのちに、
測定キュベット2,2−1は図3に示す積重ね位置から個
々に取り外されて分析すべき物体を充填することができ
る。
撹拌過程乃至測定過程が行われたのちに測定キュベット
がロータ乃至測定ブロックから取り外されるとき、空の
キュベットが測定キュベットの上に差し込まれ、これに
よりフック部分16がその上に挿入されるキュベット2−
1のインターロック部分24と相互係合をなすに至る。こ
の状態が図4に示されている。空のキュベット2−1を
差し込むときに、部分14従ってフック部分16は半径方向
外側に位置をかわし、その後フック部分16は狭幅部30の
後側の鍵穴形状の切込部24の円形部32内にはめ込まれ即
ちスナップ係合が形成される。この場合、傾斜部10,12
の形状を傾斜面26,28に適切に合わせることにより移動
ストッパが形成され、これによりフック部分16に過剰の
応力がかからないようにすることができる。特に部分14
でつかまれた空のキュベット2−1を用いて、このとき
測定キュベット2を測定ブロック乃至ロータから取り出
すことができる。既に取り外されたキュベットはキュベ
ットの次の取外しの際に空キュベットの機能を引き継
ぎ、従ってキュベットの取外しのための空のキュベット
は1個でよいことになる。図4から明らかなように、空
のキュベット2−1の測定及び撹拌部分4−1は測定キ
ュベット2の延長部分6内に比較的深くもぐり込んでい
るので、測定物体の流出の危険性は極めて十分に排除さ
れ、これにより検査員に対する汚染の危険性は極めて小
さく保持される。
ロックを外すために、フック部分の上部内側領域内のつ
ば部分は、それが後方切込部を設けていて、該切込部
が、フック16を後方につまみ出し従って保持平面34をか
わしてキュベットのロックを外すことが可能なように形
成されている。これは例えば、測定キュベット2が図4
の位置Xにおいて親指と人差し指とによりつかまれ、こ
れにより半径方向に弾性変形を受けてフック部分16が半
径方向外側に移動することにより可能である。この状態
において空のキュベット2−1は問題なく即ち力を加え
ることなくキュベット2から引出し可能である。他の方
法は、空のキュベット2−1の部分14が位置Yにおいて
相互に押し付けられ、これによりそのインターロック肩
部18を有するフック部分16が同様に保持平面34との当接
から外され、これに応じて両方のキュベット2,2−1の
相互間の軸方向移動が可能となる。相互差込状態におけ
る両方のキュベットの十分な固定インターロックを形成
するためには、保持平面34とインターロック肩部18との
間の極めて僅かな平面重なりがあるだけで十分であるこ
とがわかる。従ってフック係合乃至インターロック又は
はめ合い係合を解除するためには、両方のキュベットの
相互の比較的小さな半径方向弾性変形だけで十分であ
る。
キュベット構造の上記の考え方は基本的に多数のキュベ
ット形状に応用可能である。しかしながら特に、図5乃
至9に詳細に示すようにキュベットが形成されたときに
は追加の利点が得られる。この場合図1乃至4で説明し
たキュベットの同一構成部品に対しては同一符号が使用
されている。
図5乃至9の図示から、測定キュベットの断面(特に図
9参照)が円形形状ではなく卵形乃至楕円形状を有する
ことがわかる。これらの断面形状は延長部分6の領域内
だけでなく測定及び撹拌部分4の領域内でも維持されて
いる。特に測定及び撹拌部分の領域においてこの形状は
以下に詳細に述べるような特別の利点を有している: 平行平面側壁部分36,38(図9参照)に段をつけること
なく円形部分40,42が接続し、円形部分40,42が例えば半
円で形成されている。しかしながらこの場合、抛物線形
状又は楕円部分を使用してもよい。底壁44の平面乃至平
らな形状との結合において、測定室46内に収容された物
体の混合のための良好な前提条件が撹拌棒8又は48によ
り与えられ、撹拌棒が図8においては一点鎖線でやや変
化された形状として形成されている。相互に特定の間隔
Dを有し且つ特定の壁厚Wを有する平行平面側壁36,38
の間に更に、正確に定義された測定距離乃至再現可能な
測定容積が形成され、この場合これにより定義される測
定層厚D+2×Wは例えばランベルトの法則による良好
な再現性を有する測光法検査のための最善の条件を形成
する。従って上記のキュベットは特に、発光性物体の分
析用及び酵素反応速度測定法の分野の測光法検査用に適
している。
しかしながらこのための前提条件は、測定部分が少なく
とも平行平面側壁36,38の領域において極めて透過性が
あり又は透明に形成されていることである。これは特
に、キュベットがすべてポリスチロール及びポリメチル
アクリレートのグループのプラスチックからなることに
より達成される。特にポリメタクリル酸メチルは極めて
澄んでおり又は透明であり又更に極めて高い精度で成形
可能であり例えば射出成形法乃至は深絞り法で成形可能
であるので、この材料を使用することが特に有利であ
る。この場合、キュベットを0.5乃至0.7mmの範囲の実質
的に同一壁厚を有するプラスチックから製作することが
可能である。この場合に層厚Dは5乃至10mmの範囲内に
ある。上に与えられたこの寸法を用いれば、測定部分及
び延長部分の高さが10乃至15mmの範囲にある場合、キュ
ベットの相互の差込及び相互に差し込まれたキュベット
の分離を容易に行えるようにするためにキュベット部分
の十分な弾性が得られる。
図5乃至9から、延長部分6が内部肩部50又は外部肩部
52を越えて本来の測定及び撹拌部分4内に移行している
ことがわかる。2つのキュベットの相互差込状態におい
て、測定室46の外部に対する気密を保持するために内部
肩部50は更に引き込むことができる。詳細には図9から
わかるように、延長部分6の内部輪郭54は実質的に測定
及び撹拌部分4の外部輪郭56と一致しているので、測定
キュベット間の一体形状係合が確実に維持されている。
図7から、切込部24の深さTは延長部分6の壁厚Sの数
分の1を形成するにすぎず、深さTは同様に0.5乃至0.7
mmの範囲内にある。フック部分16をこれにより弱くして
はならないのでそのために、フック部分16は段58を介し
てプリズム状の延長部分6に移行している。フック部分
16の厚さWはこのようにしてその他の部分におけるキュ
ベットの壁厚と同じ大きさに保持することができる。
傾斜面26,28の傾斜角αはキュベットの縦中心軸60に対
する位置決め面20,22の傾斜角βに対応している。傾斜
部10及び12の角γもまたそれに対応して選択されてい
る。
上記の実施例とは異なり、一体に形成されたキュベット
の代わりに2つの部分即ち測定及び撹拌部分とそれに続
く受取部分とを相互に差し込むこともまた可能である
が、この場合にはこれら2つの部分の間の接続が外部に
対し気密を保持して形成されるように考慮されなければ
ならない。
上記の実施例の場合には、延長部分の範囲内にインター
ロックが設けられている。必ずしもこのようにする必要
はない。むしろこのインターロックを測定及び撹拌部分
の領域内特に外部上面に設けることもまた可能である。
外部肩部52の範囲内にバヨネット形式の錠の形式の追加
の補助インターロックを設けることもまた可能である。
本発明によるキュベットの構造は、多数のキュベットを
構造グループ又は分析装置にまとめることもまた可能に
する。これが図10乃至12に略図で示されている。この場
合簡単にするために、キュベットは円筒形断面を有する
ものとして示されている。しかしながら、キュベットを
このように測定装置に組み立てる場合においても、図1
乃至9に示すような断面形状が使用可能であることが明
らかであろう。
図10に示す配置の場合、測定キュベット62は円形リング
に組み立てられている。このために少なくとも、延長部
分66は特別に成形されたブリッジ67により相互に結合さ
れている。図10に示す配置はそれに応じて完全に1つの
測定ブロック又は1つのロータに組み立てられまた全体
が同一に形成された他の空の配置を上に乗せることによ
り、ロータ又は測定ブロックから取り外すことができ
る。
図11及び12に示す実施例は図10に示す配置とは数及び形
状に関して異なっている。図11によれば、成形されたフ
リッジ77を用いて4個の測定キュベット72のみが円形セ
グメントグループに組み立てられている。中心角δは例
えば90゜をなしている。
図12に示す実施例は図11に示す実施例とは、ここでは測
定キュベット82の直線配置が選択されているという点で
のみ異なっている。結合ブリッジは87で示されている。
図13及び14に測定キュベット82の他の実施例が示されて
おり、この実施例においては上記の実施例とは異なり延
長部分96は測定キュベットを下向きの方向に延長してい
る。94は測定及び撹拌部分を示す。この実施例によれば
測定部分94は延長部分96−1内に差込可能である。この
場合凸部93は測定部分94の両側で、上に置かれた空のキ
ュベット92−1の縦スリット95−1内に係合する。この
位置においてキュベットは積重ねが可能である。キュベ
ット間で相対回転を行うことにより凸部93は絞り部97を
通過してすぐ後側に設けられた凹部99内にスナップ係合
をなし、これにより引抜きに抵抗するインターロックが
形成される。
図14による図示から、この実施例の場合でも測定部分94
の平行平面側壁が使用され、該側壁がそれの間に層幅を
決定する幅Dを規定することがわかる。
次に図15により測定キュベット102の第3の実施例を説
明するが、この実施例は、測定部分104が延長部分106と
異なる形状をなし、延長部分106の外部輪郭がこの実施
例の場合測定及び撹拌部分104の内部輪郭に対応すると
いう点で上記実施例とは異なっている。この場合も同様
にキュベットの相互差込が可能であり、この場合詳細に
は図示されてないインターロック又ははめ合い係合が使
用されている。これらは例えば部分104の内部上面と外
部上面106との間の摩擦係合によっても形成可能であ
る。
図16にキュベットの他の実施例が示されており、この実
施例の場合インターロック部品3がフック部分16として
形成され、フック部分16は円筒断面形状の位置決め面20
aと夫々2つのインターロック肩部18とを備えている。
インターロック部分24はこの場合もまた延長部分6の外
面内の切込部乃至凹部として形成されているが、各延長
部分24の端縁領域内に少なくとも1つの小さな突起部10
7が形成されており、突起部107がインターロック部分24
の深さよりも小さい高さを有しているように形成されて
いる。これにより、この場合フック部分のインターロッ
ク肩部18が両方の突起部107により後側に係合されてキ
ュベットが相互に結合されるので、インターロック部分
が突起部107を越えて押し込まれ且つ続いて係合しなが
ら、図示されてない他のキュベットのフック部分16をイ
ンターロック部分内に押し込むことができる。
図17及び18に示した測定ロータ110は自動分析装置内で
使用され、この分析装置の場合常に夫々2つの測定キュ
ベットが同時に検査される。測定ロータ110はこの場合
リングディスク111からなり、該リングディスク111内に
受入切欠部112,113が形成されている。測定ロータがリ
ングディスクとして形成されまた該リングディスク内に
実質的に等間隔に配置された受入部分が形成されている
ことにより、本発明によるキュベットを使用した場合該
測定ロータは完全にキュベット及び特に撹拌要素を差込
可能であり、この場合測定キュベットは上に乗せられた
対応する他の測定キュベットにより安全が保持される。
この場合夫々2つの受入切欠部112,113は図面において
一点鎖線で示すように平行に配置されており、これによ
り測定キュベットの同じ方向の配置が存在し、従ってこ
れらは検査装置内で同時に検査することができる。更に
測定ロータ110は上下に相互に係合する案内要素を備え
ており、案内要素はキュベットが積み重ねられた状態に
おいて対応する間隔をとることになる。案内要素は片側
に配置された受入スリーブ114であって、その中に受入
内孔114aが形成されている受入スリーブ114と測定ロー
タの反対側に対応して配置された差込棒115とからな
る。この場合この配置は、各差込棒115が他のリングデ
ィスク111aの受入スリーブ114内に差込可能なようにな
っている。測定ロータ111,111aをこのように積重ね可能
であることは、対応する測定キュベットを装置した測定
ロータの積重ねの可能性を容易にするばかりでなく、こ
の可能性は同時に相互に差込可能な測定キュベットによ
り混合要素を保護することにもなる。測定ロータ111,11
1aを相互に差し込んだ場合に相互に差し込まれる(図面
に示されてない)測定キュベットにより一方で混合要素
の安全と他方で測定窓の保護とが与えられる。
この場合、測定部分を備えた夫々のキュベットが受入切
欠部112,113内に差込可能であり且つ延長部分を介して
保持可能であるように受入切欠部112,113が形成される
ようにロータの形状が形成されている。
要するに、新規な測定キュベットと測定キュベット用の
新規な規定ロータとの相互作用がこのような測定キュベ
ットの取扱いの際に同時に極めて高い安全性をもって測
定を簡単にするという大きな可能性を提供している。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に閉じられた物体を収容するための測
    定部分を有する特に発色性の物質,溶剤及び基材の分析
    のために特に光学的方法で検査される物体を収容するた
    めのキュベットにおいて、測定部分(4;64;74;84;94;10
    4)にキュベットの延長部分(6;66;76;86;96;106)を接
    続し、その上に別のキュベット(2−1)の測定部分
    (4−1)を離脱可能に嵌着できるようにしたことを特
    徴とするキュベット。
  2. 【請求項2】上方に延び且つ内部輪郭(54)を有するキ
    ュベット(2)の延長部分(6)は実質上測定部分
    (4)の外部輪郭(56)に対応していることを特徴とす
    る請求の範囲1に記載のキュベット。
  3. 【請求項3】キュベット(2)の二つの部分(4,6)の
    内部及び/又は外部は肩部(50,52)を介して互いに移
    行していることを特徴とする請求の範囲1又は2に記載
    のキュベット。
  4. 【請求項4】延長部分(6)が端部に補足的に形成され
    た少なくとも一つのインターロック部分を備えており、
    それに対して軸方向に移動され一直線に並んでいるイン
    ターロック部分(24−1)がインターロックのかみ合い
    で別のキュベット(2−1)を載置し得るようになって
    いることを特徴とする請求の範囲1から3の何れかに記
    載のキュベット。
  5. 【請求項5】インターロック部品(3)が少なくとも位
    置決め面(20,22)を備えており、隣接するキュベット
    の対応する対向面(26,28)と接触可能であることを特
    徴とする請求の範囲4に記載のキュベット。
  6. 【請求項6】各インターロック部品(3)に二つの位置
    決め面(20,22)が配置されており、楔形に互いに向合
    う方向に突出していることを特徴とする請求の範囲5に
    記載のキュベット。
  7. 【請求項7】延長部分(6)が更に多くの均等な周囲間
    隔で向合って配置されたインターロック部品(3)を持
    っていることを特徴とする請求の範囲4から6の何れか
    に記載のキュベット。
  8. 【請求項8】インターロック部品(3)が実質的に軸方
    向に向けられたフック部分(16)を備えていることを特
    徴とする請求の範囲4から7の何れかに記載のキュベッ
    ト。
  9. 【請求項9】フック部分が実質的にキュベットの延長部
    分(6)の壁の強さに対応する肉厚(W)を持っている
    ことを特徴とする請求の範囲8に記載のキュベット。
  10. 【請求項10】凹部(24)のインターロック部分がキュ
    ベット(2)の外面に形成されており、該凹部(24)の
    深さ(T)と輪郭が少なくともインターロック部品
    (3)の形状に適合せしめられていることを特徴とする
    請求の範囲4から9の何れかに記載のキュベット。
  11. 【請求項11】キュベットが、少なくとも一つのインタ
    ーロック部分(3)及び/又はインターロック部分(2
    4)の範囲で、少なくとも半径方向に弾力を有するよう
    に構成されていることを特徴とする請求の範囲10に記載
    のキュベット。
  12. 【請求項12】キュベットが、少なくとも測定部分
    (4)の範囲で円形とは異なる内部断面を持っているこ
    とを特徴とする請求の範囲1から11の何れかに記載のキ
    ュベット。
  13. 【請求項13】測定部分(4)が所定の肉厚(W)の二
    つの対向した平行平面の側面部分(36,38)を備え、該
    側面部分は所定の間隔(D)を置いて円形部(40,42)
    によって結合されていることを示していることを特徴と
    する請求の範囲12に記載のキュベット。
  14. 【請求項14】肉厚(W)は0.5乃至0.7mmの範囲にあ
    り、平行平面の側壁部分の間隔は5乃至10mmの範囲にあ
    ることを特徴とする請求の範囲13に記載のキュベット。
  15. 【請求項15】各インターロック部分(24)が、各側壁
    部分(36,38)に軸方向に一直線に並んでいることを特
    徴とする請求の範囲13又は14に記載のキュベット。
  16. 【請求項16】測定部分(4;94)が、キュベット(2,2
    −1)のつながれた状態で完全に延長部分(6;96)の内
    部に存在することになり、それによって、掻き傷を受け
    ずに収容され、掻き傷を受けずに搬送され、個々に動か
    されて、測定位置に挿入されることができることを特徴
    とする請求の範囲1から15の何れかに記載のキュベッ
    ト。
  17. 【請求項17】測定部分(4)と延長部分(6)が一個
    ずつ相互に結合されていることを特徴とする請求の範囲
    1から16の何れかに記載のキュベット。
  18. 【請求項18】キュベットが少なくとも測定範囲で透明
    プラスチック製であることを特徴とする請求の範囲1か
    ら17の何れかに記載のキュベット。
  19. 【請求項19】プラスチックがポリスチロールとポリメ
    チルアクリレートのグループから選択されていることを
    特徴とする請求の範囲18に記載のキュベット。
  20. 【請求項20】プラスチックがポリメチルアクリレート
    (PMMA)のグループから選択されていることを特徴とす
    る請求の範囲18に記載のキュベット。
  21. 【請求項21】測定部分(4)の底部(44)は滑らかで
    平らに形成されていることを特徴とする請求の範囲1か
    ら20の何れかに記載のキュベット。
  22. 【請求項22】対向面(26,28)には突出部,カム又は
    フックが形成されており、キュベット(2,2−1)が相
    互に挿入された状態ではインターロック肩部(18)はフ
    ック部分(16)をつかみ、それを保持することを特徴と
    する請求の範囲1から21の何れかに記載の配置。
  23. 【請求項23】各インターロック部分(24)の縁部には
    少なくとも突起部,カム又はフック(107)が形成され
    ており、インターロック部分(24)の深さは僅かなもの
    であるので、別のキュベットのフック部分(16)は突起
    部,カム又はフック(107)を介して挿入可能であり、
    キュベット(2,2−1)の互いに内部に押し合った状態
    で突出部,カム又はフック(107)がフック部分(16)
    のインターロック肩部(18)に嵌入して、これを保持す
    ることを特徴とする請求の範囲1から21の何れかに記載
    のキュベット。
  24. 【請求項24】キュベット(62;72;82)がブリッジ(6
    7;77;87)によって一緒に結合されて一つのグループを
    なしている請求の範囲1から23の何れかに記載の多数の
    キュベット配置。
  25. 【請求項25】ブリッジ(67;77;87)が延長部分(66;7
    6;86)に形成されていることを特徴とする請求の範囲24
    に記載の配置。
  26. 【請求項26】多数のキュベット(82)が測定用キュベ
    ットの円縁の形成順序で1列に配置されていることを特
    徴とする請求の範囲24又は25に記載の配置。
  27. 【請求項27】隣接キュベット(62;72)が例えば同一
    円上で円弧状に配置されていることを特徴とする請求の
    範囲24又は25に記載の配置。
  28. 【請求項28】キュベットがリングディスク(111)と
    して構成されたローター(110)上に配置されており、
    該リングディスクには受入切欠部(112,113)が形成さ
    れていて、夫々1個ずつのキュベットがその測定部分と
    共に該受入切欠部(112,113)に挿入可能で、インター
    ロック部分を介して保持され得るようになっていること
    を特徴とする請求の範囲1から27の何れかに記載の多数
    のキュベットの配置。
  29. 【請求項29】二つの受入切欠部が夫々平行に配置され
    ていることを特徴とする請求の範囲28に記載の配置。
  30. 【請求項30】リングディスクはその上面に少なくとも
    一本の受入スリーブを又その下面に少なくとも1本の差
    込棒(115)を備えていて、その差込棒が別のリングデ
    ィスク(114)の受入スリーブ内に挿入可能であること
    を特徴とする請求の範囲28又は29に記載の配置。
JP3513549A 1990-12-17 1991-08-16 光学的方法で検査される物体を収容するためのキュベット Expired - Fee Related JPH0692932B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9016832.1U 1990-12-17
DE9016832U DE9016832U1 (ja) 1990-12-17 1990-12-17
PCT/EP1991/001564 WO1992011527A1 (de) 1990-12-17 1991-08-16 Küvette zur aufnahme von auf optischem wege zu untersuchenden substanzen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05503358A JPH05503358A (ja) 1993-06-03
JPH0692932B2 true JPH0692932B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=6860221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3513549A Expired - Fee Related JPH0692932B2 (ja) 1990-12-17 1991-08-16 光学的方法で検査される物体を収容するためのキュベット

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5285253A (ja)
EP (1) EP0515582B1 (ja)
JP (1) JPH0692932B2 (ja)
KR (1) KR970007067B1 (ja)
AT (1) ATE135107T1 (ja)
AU (1) AU8339791A (ja)
DE (3) DE9016832U1 (ja)
DK (1) DK0515582T3 (ja)
ES (1) ES2086000T3 (ja)
GR (1) GR3019600T3 (ja)
WO (1) WO1992011527A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5441895A (en) * 1993-12-07 1995-08-15 Jakubowicz; Raymond F. Reagent cup shape allowing stacking without dislodging reagent
DE20021326U1 (de) * 2000-12-16 2001-05-31 Qiagen Gmbh Vorrichtung zur Aufnahme von Proben
CN101317082B (zh) * 2005-11-29 2010-08-11 松下电器产业株式会社 测定元件
DE202009018896U1 (de) 2008-03-21 2014-05-02 Eppendorf Ag Küvette, Einsatz, Adapter zur optischen Untersuchung kleiner Flüssigkeitsmengen
FI120818B (fi) * 2008-05-28 2010-03-31 Thermo Fisher Scientific Oy Reaktioastia ja menetelmä sen käsittelemiseksi
EP2698624A1 (de) * 2012-08-16 2014-02-19 Siemens Healthcare Diagnostics Products GmbH Reaktionsgefäß
DE102014115516A1 (de) * 2014-10-24 2016-04-28 Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG Vorrichtung zur Bestimmung eines Messwerts einer Messgröße der Prozessautomatisierungstechnik in einem flüssigen oder gasförmigen Medium sowie dessen Verwendung und Verfahren zur Herstellung
LU101174B1 (en) * 2019-04-12 2020-10-12 Stratec Se Sample cuvette

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1247520A (en) * 1967-10-23 1971-09-22 Ole Rues Container for laboratory use
US3994594A (en) * 1975-08-27 1976-11-30 Technicon Instruments Corporation Cuvette and method of use
US4043678A (en) * 1976-03-01 1977-08-23 Technicon Instruments Corporation Cuvette
DE2922697A1 (de) * 1979-06-02 1980-12-11 Hoechst Ag Kuevette fuer optische untersuchungen von fluessigkeiten
US4799599A (en) * 1982-07-30 1989-01-24 Ciba Corning Diagnostics Corp. Specimen cup and cap assembly for clinical analyzer
US4761378A (en) * 1983-03-04 1988-08-02 American Home Products Corp. (Del.) Microbiological testing apparatus
FI81913C (fi) * 1984-02-23 1990-12-10 Hoffmann La Roche Skaolanordning.
US4643033A (en) * 1985-09-20 1987-02-17 Chemplex Industries, Inc. Sample cup for use in X-ray spectroscopy
US5035866A (en) * 1988-02-16 1991-07-30 Wannlund Jon C Luminescence reaction test apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
WO1992011527A1 (de) 1992-07-09
DE9016832U1 (ja) 1991-03-07
EP0515582B1 (de) 1996-03-06
DK0515582T3 (da) 1996-06-10
KR970007067B1 (ko) 1997-05-02
JPH05503358A (ja) 1993-06-03
KR937000837A (ko) 1993-03-16
DE4193323D2 (de) 1994-04-28
EP0515582A1 (de) 1992-12-02
ES2086000T3 (es) 1996-06-16
AU8339791A (en) 1992-07-22
US5285253A (en) 1994-02-08
GR3019600T3 (en) 1996-07-31
ATE135107T1 (de) 1996-03-15
DE59107517D1 (de) 1996-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5869328A (en) Cuvette for performing a diagnostic test on a specimen
EP1278067B1 (en) Clinical analyzer with wash-free reagent dispenser
US5160702A (en) Analyzer with improved rotor structure
US7273591B2 (en) Slide cartridge and reagent test slides for use with a chemical analyzer, and chemical analyzer for same
EP0160282A2 (en) Processor card for centrifuge
AU2007209280B2 (en) Unit cuvette for analysing a biological fluid, automatic device for in vitro analysis
CA2387500C (en) Mixing and pouring apparatus with rotatable arm and related vessel
AU660016B2 (en) Cuvette for optical measurements
US5571479A (en) Cuvette
US8198090B2 (en) Cartridge, residual liquid removing method, and automatic analyzer
FI68916B (fi) Foerfarande foer att ladda ett instrument med kyvetter samt enyvettfoerpackning
JPH0588427B2 (ja)
JPH0692932B2 (ja) 光学的方法で検査される物体を収容するためのキュベット
JP3131068B2 (ja) 化学および生化学分析装置
US8470590B2 (en) Multiwell plate device
EP0650590B1 (en) Cuvette and cuvette cartridge for a chemical analyzer
CA2598807C (en) Method of normalizing surface tension of a sample fluid
JPH04348250A (ja) 遠心撹拌用キュベット
JPH0717005Y2 (ja) 分析装置
JP4094377B2 (ja) 比色計等の測定セルの使用方法
CN1080725A (zh) 自动化验机用的透明小容器
AU2014200240B2 (en) Method of normalizing surface tension of a sample fluid
CN114940475A (zh) 用于开盖器的封围装置、用于移开盖的开盖器和设备
JP2005098945A (ja) 反応容器とその湿度保持方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees