JPH0692439A - 物流システムにおける荷の搬送装置 - Google Patents
物流システムにおける荷の搬送装置Info
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- JPH0692439A JPH0692439A JP24801492A JP24801492A JPH0692439A JP H0692439 A JPH0692439 A JP H0692439A JP 24801492 A JP24801492 A JP 24801492A JP 24801492 A JP24801492 A JP 24801492A JP H0692439 A JPH0692439 A JP H0692439A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送される荷の識別コードに欠陥があっても
搬送ラインを停止させることなく搬送でき、もって効率
の低下を防止する。 【構成】 自動倉庫等に荷を搬送する搬送ライン1の途
中に、当該荷に付された識別コードを読み取る読取り装
置2を設けて、自動倉庫に入庫される荷の識別コードを
読み取ってコンピュータに登録する。そして、搬送ライ
ン1の読取り装置2より下流側に、その読取り装置2に
よる読み取り不良の荷を分岐させるリジェクトライン5
を直角転換装置4を介して接続し、このリジェクトライ
ン5で荷の識別コードの修正作業を施し、修正後の識別
コードを読取り装置9により読み取って再び搬送ライン
1に戻す。
搬送ラインを停止させることなく搬送でき、もって効率
の低下を防止する。 【構成】 自動倉庫等に荷を搬送する搬送ライン1の途
中に、当該荷に付された識別コードを読み取る読取り装
置2を設けて、自動倉庫に入庫される荷の識別コードを
読み取ってコンピュータに登録する。そして、搬送ライ
ン1の読取り装置2より下流側に、その読取り装置2に
よる読み取り不良の荷を分岐させるリジェクトライン5
を直角転換装置4を介して接続し、このリジェクトライ
ン5で荷の識別コードの修正作業を施し、修正後の識別
コードを読取り装置9により読み取って再び搬送ライン
1に戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物流システムにおいて
荷を搬送する搬送装置に関する。
荷を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化粧品・石鹸等の小物商品 (製
品) を扱う分野においては、消費者ニーズの個性化・多
様化等に伴い、多種の商品の保管・仕分け・発送等を一
括して管理できる物流システムが望まれている。従来、
このようなシステムとして、入荷・保管・仕分け・梱包
等の各エリアを搬送ラインにより結び、搬送ラインによ
る搬送中に荷に付された固有の番号を読み取り、この番
号をもとに荷の保管場所等を管理することがなされてい
る。特に、化粧品等の小物商品用のシステムにおいて
は、これら小物商品を種別ごとに折り畳み式コンテナ
(以下「オリコン」と称す)に詰め込んで搬送するよう
にし、各オリコンに予めバーコードによる通し番号 (オ
リコン番号) を付け、このバーコードを搬送ライン途中
のバーコードリーダによって読み取るというような試み
がなされている。
品) を扱う分野においては、消費者ニーズの個性化・多
様化等に伴い、多種の商品の保管・仕分け・発送等を一
括して管理できる物流システムが望まれている。従来、
このようなシステムとして、入荷・保管・仕分け・梱包
等の各エリアを搬送ラインにより結び、搬送ラインによ
る搬送中に荷に付された固有の番号を読み取り、この番
号をもとに荷の保管場所等を管理することがなされてい
る。特に、化粧品等の小物商品用のシステムにおいて
は、これら小物商品を種別ごとに折り畳み式コンテナ
(以下「オリコン」と称す)に詰め込んで搬送するよう
にし、各オリコンに予めバーコードによる通し番号 (オ
リコン番号) を付け、このバーコードを搬送ライン途中
のバーコードリーダによって読み取るというような試み
がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単にオ
リコン上のバーコードを読み取るだけでは、万一、バー
コードが破損あるいは汚れている場合は、そのバーコー
ドの読み取りができなくなり、その都度、搬送ラインを
停止させて読取り不能の荷を取り除かなければならず、
効率低下を招くという問題がある。殊に、バーコードと
してラベルを用いた場合には、オリコンの使用回数が増
すにつれ、バーコードラベルが剥がれ易くなり、読取り
不能となる確率も高くなる。
リコン上のバーコードを読み取るだけでは、万一、バー
コードが破損あるいは汚れている場合は、そのバーコー
ドの読み取りができなくなり、その都度、搬送ラインを
停止させて読取り不能の荷を取り除かなければならず、
効率低下を招くという問題がある。殊に、バーコードと
してラベルを用いた場合には、オリコンの使用回数が増
すにつれ、バーコードラベルが剥がれ易くなり、読取り
不能となる確率も高くなる。
【0004】そこで、本発明の目的は、搬送される荷の
識別コードに欠陥があっても搬送ラインを停止させるこ
となく識別コードの正常な荷を搬送でき、もって効率低
下を防止することができる物流システムにおける荷の搬
送装置を提供することにある。
識別コードに欠陥があっても搬送ラインを停止させるこ
となく識別コードの正常な荷を搬送でき、もって効率低
下を防止することができる物流システムにおける荷の搬
送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、自動倉庫等に荷を搬送するための搬送ライ
ンの途中に、当該荷に付された識別コードを読み取る読
取り装置を設けた物流システムにおける荷の搬送装置に
おいて、上記搬送ラインの読取り装置より下流側に、上
記識別コードの読み取り不良の荷を分岐させるリジェク
トラインを接続したものである。さらに、リジェクトラ
インの途中に、このリジェクトラインより搬送ラインに
戻される荷の識別コードを読み取るための読取り装置を
設けたものである。
に本発明は、自動倉庫等に荷を搬送するための搬送ライ
ンの途中に、当該荷に付された識別コードを読み取る読
取り装置を設けた物流システムにおける荷の搬送装置に
おいて、上記搬送ラインの読取り装置より下流側に、上
記識別コードの読み取り不良の荷を分岐させるリジェク
トラインを接続したものである。さらに、リジェクトラ
インの途中に、このリジェクトラインより搬送ラインに
戻される荷の識別コードを読み取るための読取り装置を
設けたものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、予め荷に付された識別コー
ドに欠陥がある場合でも、その識別コード読み取り不良
の荷を搬送ラインよりリジェクトラインに分岐させるこ
とで、搬送ラインを停止させることなく健全に他の荷の
搬送を継続できる。さらに、リジェクトラインに荷の識
別コードを読み取る読取り装置を設けることで、読み取
り不良の識別コードを修正し当該修正後の識別コードを
読み取らせれば、搬送ラインに荷を戻すことができる。
ドに欠陥がある場合でも、その識別コード読み取り不良
の荷を搬送ラインよりリジェクトラインに分岐させるこ
とで、搬送ラインを停止させることなく健全に他の荷の
搬送を継続できる。さらに、リジェクトラインに荷の識
別コードを読み取る読取り装置を設けることで、読み取
り不良の識別コードを修正し当該修正後の識別コードを
読み取らせれば、搬送ラインに荷を戻すことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0008】図4に、本実施例にかかるオリコン (荷)
の搬送装置を示す。この搬送装置は、工場より入荷され
たオリコンを自動的にオリコン自動倉庫に搬送するもの
であり、入庫用の搬送ライン (ここでは、ローラコンベ
ア) 1の入口には図示しないデパレタイザが設けられ、
予めパレット上に積まれているオリコンが1段ずつライ
ン1に落とされて搬送される。また、搬送ライン1の出
口にはオリコン自動倉庫 (図示せず) が設けられ、ライ
ン1上を搬送されてくるオリコンを適宜所定の棚に格納
する。搬送ライン1の途中 (進行方向左側) には、予め
オリコンに貼付されたバーコードラベルを読み取るため
の第1のバーコードリーダ2が設置され、このバーコー
ドリーダ2により読み取られたオリコン番号が図示しな
いコンピュータに入力される。バーコードリーダ2の下
流側には、バーコードラベルが破損・落下等したオリコ
ンを一時的に停止させる第1のストッパ装置3が設けら
れている。このストッパ装置3は、バーコードリーダ2
による読み取りが良好のときに搬送ライン1下に没入し
てオリコンを下流側に流し、読み取り不能のときに上方
に突出してオリコンを停止させる。
の搬送装置を示す。この搬送装置は、工場より入荷され
たオリコンを自動的にオリコン自動倉庫に搬送するもの
であり、入庫用の搬送ライン (ここでは、ローラコンベ
ア) 1の入口には図示しないデパレタイザが設けられ、
予めパレット上に積まれているオリコンが1段ずつライ
ン1に落とされて搬送される。また、搬送ライン1の出
口にはオリコン自動倉庫 (図示せず) が設けられ、ライ
ン1上を搬送されてくるオリコンを適宜所定の棚に格納
する。搬送ライン1の途中 (進行方向左側) には、予め
オリコンに貼付されたバーコードラベルを読み取るため
の第1のバーコードリーダ2が設置され、このバーコー
ドリーダ2により読み取られたオリコン番号が図示しな
いコンピュータに入力される。バーコードリーダ2の下
流側には、バーコードラベルが破損・落下等したオリコ
ンを一時的に停止させる第1のストッパ装置3が設けら
れている。このストッパ装置3は、バーコードリーダ2
による読み取りが良好のときに搬送ライン1下に没入し
てオリコンを下流側に流し、読み取り不能のときに上方
に突出してオリコンを停止させる。
【0009】上記ストッパ装置3とバーコードリーダ2
との間には、ストッパ装置3により進行が阻止されたオ
リコンを搬送ライン1から払い出すための直角転換装置
4が設けられ、直角転換装置4の払出し側端にはリジェ
クトライン5が接続されている。リジェクトライン5
は、直角転換装置4から受け取ったオリコンにバーコー
ドラベルの修正作業を施して再び搬送ライン1に戻すも
ので、複数個のオリコンをリザーブしうる貯蔵エリア
A、貯蔵エリアAから切り出されたオリコンにバーコー
ドラベルの修正作業を施す作業エリアB、修正後のラベ
ルを読み取る読取りエリアC、読取りエリアCからのオ
リコンを搬送ライン1に合流させる合流エリアDに区分
される。そして、作業エリアBの前面側には作業者によ
り操作される操作盤10が、また読取りエリアCの前面
側には修正後のバーコードラベルを読み取るための第2
のバーコードリーダ9がそれぞれ設置されている。
との間には、ストッパ装置3により進行が阻止されたオ
リコンを搬送ライン1から払い出すための直角転換装置
4が設けられ、直角転換装置4の払出し側端にはリジェ
クトライン5が接続されている。リジェクトライン5
は、直角転換装置4から受け取ったオリコンにバーコー
ドラベルの修正作業を施して再び搬送ライン1に戻すも
ので、複数個のオリコンをリザーブしうる貯蔵エリア
A、貯蔵エリアAから切り出されたオリコンにバーコー
ドラベルの修正作業を施す作業エリアB、修正後のラベ
ルを読み取る読取りエリアC、読取りエリアCからのオ
リコンを搬送ライン1に合流させる合流エリアDに区分
される。そして、作業エリアBの前面側には作業者によ
り操作される操作盤10が、また読取りエリアCの前面
側には修正後のバーコードラベルを読み取るための第2
のバーコードリーダ9がそれぞれ設置されている。
【0010】図1は、上記リジェクトライン5の具体例
を示したものである。このリジェクトライン5は、複数
のローラコンベア11〜14を相互に連接して構成され
る。各コンベア11〜14は、搬送ライン1と平行設置
されたフレーム15、フレーム15に回動自在に支持さ
れた複数のローラ16、フレーム15両端のプーリ17
に掛け渡された無端ベルト18、プーリ17を回転させ
る駆動装置19を有し、駆動装置19の駆動によりプー
リ17およびベルト18を介してローラ16を回転させ
る。最上流側のコンベア11の下流部と中間のコンベア
13の両端部には、それぞれ上記エリアA〜Dを区画す
る第2乃至第4のストッパ装置6〜8が設けられてい
る。これらストッパ装置6〜8は、エアシリンダ20に
ストッパ板21を取り付けてなり、隣接するローラ1
6,16間からストッパ板21が出没することにより、
オリコンの搬送を阻止できるようになっている。
を示したものである。このリジェクトライン5は、複数
のローラコンベア11〜14を相互に連接して構成され
る。各コンベア11〜14は、搬送ライン1と平行設置
されたフレーム15、フレーム15に回動自在に支持さ
れた複数のローラ16、フレーム15両端のプーリ17
に掛け渡された無端ベルト18、プーリ17を回転させ
る駆動装置19を有し、駆動装置19の駆動によりプー
リ17およびベルト18を介してローラ16を回転させ
る。最上流側のコンベア11の下流部と中間のコンベア
13の両端部には、それぞれ上記エリアA〜Dを区画す
る第2乃至第4のストッパ装置6〜8が設けられてい
る。これらストッパ装置6〜8は、エアシリンダ20に
ストッパ板21を取り付けてなり、隣接するローラ1
6,16間からストッパ板21が出没することにより、
オリコンの搬送を阻止できるようになっている。
【0011】図2は、上記直角転換装置4の構成例を示
したものである。この直角転換装置4は、搬送およびリ
ジェクトの両ライン1,5に直交設置されたフレーム2
2、フレーム22の両端に軸支された回転軸23、回転
軸23の両端に固着されたスプロケット24、上記両ラ
イン1,5側のスプロケット24,24間に掛け渡され
た乗換チェーン25、上記回転軸23の回転によりチェ
ーン25,25を循環させる駆動装置26、乗換チェー
ン25,25の上方部分を昇降させる押上機構27を有
している。押上機構27は、エアシリンダ28にリンク
29を介して押上部材30を接続してなり、この押上部
材30の上下動により乗換チェーン25,25の上方部
分を上方に押し上げ得るようになっている。
したものである。この直角転換装置4は、搬送およびリ
ジェクトの両ライン1,5に直交設置されたフレーム2
2、フレーム22の両端に軸支された回転軸23、回転
軸23の両端に固着されたスプロケット24、上記両ラ
イン1,5側のスプロケット24,24間に掛け渡され
た乗換チェーン25、上記回転軸23の回転によりチェ
ーン25,25を循環させる駆動装置26、乗換チェー
ン25,25の上方部分を昇降させる押上機構27を有
している。押上機構27は、エアシリンダ28にリンク
29を介して押上部材30を接続してなり、この押上部
材30の上下動により乗換チェーン25,25の上方部
分を上方に押し上げ得るようになっている。
【0012】この直角転換装置4においては、押上機構
27により乗換チェーン25,25の上方部分を押し上
げて搬送ライン1上のオリコンを乗換チェーン25,2
5上に移載した後、駆動装置26により乗換チェーン2
5を矢印方向に循環させてリジェクトライン5上にオリ
コンを搬送し、その後、乗換チェーン25,25を下降
させることで、適宜、搬送ライン1上のオリコンをリジ
ェクトライン5上に移載できる。
27により乗換チェーン25,25の上方部分を押し上
げて搬送ライン1上のオリコンを乗換チェーン25,2
5上に移載した後、駆動装置26により乗換チェーン2
5を矢印方向に循環させてリジェクトライン5上にオリ
コンを搬送し、その後、乗換チェーン25,25を下降
させることで、適宜、搬送ライン1上のオリコンをリジ
ェクトライン5上に移載できる。
【0013】図3は、上記リジェクトライン5の正面側
に設置した操作盤10の一例を示す。操作盤10の正面
パネルには、ノーリード釦31、切り出し釦32、修正
完了釦33および逆転釦34が設けられ、これらの押釦
操作により上記ストッパ装置6〜8やコンベア11〜1
4を駆動制御する。また、操作盤10の上部にはパトラ
イト35が設けられ、バーコードリーダの修正作業時に
作業者に報知する。
に設置した操作盤10の一例を示す。操作盤10の正面
パネルには、ノーリード釦31、切り出し釦32、修正
完了釦33および逆転釦34が設けられ、これらの押釦
操作により上記ストッパ装置6〜8やコンベア11〜1
4を駆動制御する。また、操作盤10の上部にはパトラ
イト35が設けられ、バーコードリーダの修正作業時に
作業者に報知する。
【0014】次に、上記構成の動作について説明する。
【0015】工場より入荷されたオリコンは、まずデパ
レタイザによりパレット上から落とされて、図4に矢印
で示す如く搬送ライン1上を1個ずつ搬送されてくる。
いま、オリコンが第1のバーコードリーダ2の前を通過
すると、そのオリコンに貼付されているバーコードラベ
ルが読み取られ、コンピュータに入力される。コンピュ
ータでは、読取りが正常になされたかどうか判断され、
読取りが正常の場合は読み取った番号を入庫されたオリ
コンとして登録する。また、読取り不良の場合は第1の
ストッパ装置3の駆動によりオリコンの進行を阻止し、
次いで、直角転換装置4の駆動により停止中のオリコン
を搬送ライン1上からリジェクトライン5上に移載する
(図5中,100〜130)。
レタイザによりパレット上から落とされて、図4に矢印
で示す如く搬送ライン1上を1個ずつ搬送されてくる。
いま、オリコンが第1のバーコードリーダ2の前を通過
すると、そのオリコンに貼付されているバーコードラベ
ルが読み取られ、コンピュータに入力される。コンピュ
ータでは、読取りが正常になされたかどうか判断され、
読取りが正常の場合は読み取った番号を入庫されたオリ
コンとして登録する。また、読取り不良の場合は第1の
ストッパ装置3の駆動によりオリコンの進行を阻止し、
次いで、直角転換装置4の駆動により停止中のオリコン
を搬送ライン1上からリジェクトライン5上に移載する
(図5中,100〜130)。
【0016】リジェクトライン5に移載されたオリコン
は、図1に示すようにコンベア11上を下流側に搬送さ
れ、その下流端で第2のストッパ装置6により停止す
る。このとき、上記操作盤10のパトライト35 (図
3) が点灯し、これを見た作業者によるバーコードラベ
ルの修正作業がなされる。即ち、作業者は、まず操作盤
10の切り出し釦32を押し、第2のストッパ装置6を
解除してリザーブ中のオリコンのうち先頭のものを作業
エリアBに切り出す (図5中,140〜160)。そして、この
切り出されたオリコンに対し、バーコードラベルが正面
にないときには正面にくるよう載せ換え、また、バーコ
ードラベルが破損あるいは落下しているときには新しい
バーコードラベルを貼って、修正完了釦33を押す。
は、図1に示すようにコンベア11上を下流側に搬送さ
れ、その下流端で第2のストッパ装置6により停止す
る。このとき、上記操作盤10のパトライト35 (図
3) が点灯し、これを見た作業者によるバーコードラベ
ルの修正作業がなされる。即ち、作業者は、まず操作盤
10の切り出し釦32を押し、第2のストッパ装置6を
解除してリザーブ中のオリコンのうち先頭のものを作業
エリアBに切り出す (図5中,140〜160)。そして、この
切り出されたオリコンに対し、バーコードラベルが正面
にないときには正面にくるよう載せ換え、また、バーコ
ードラベルが破損あるいは落下しているときには新しい
バーコードラベルを貼って、修正完了釦33を押す。
【0017】すると、この押釦操作により第3のストッ
パ装置7が解除されて、ラベル修正後のオリコンが作業
エリアBから読取りエリアCに切り出され、読取りエリ
アC中をコンベア13により下流側に搬送される (図5
中, 170,180)。この搬送中に、修正後のバーコードラベ
ルが第2のバーコードリーダ9によって読み取られ、再
びコンピュータにて読取りが正常かどうか判断される
(図5中,190,200) 。
パ装置7が解除されて、ラベル修正後のオリコンが作業
エリアBから読取りエリアCに切り出され、読取りエリ
アC中をコンベア13により下流側に搬送される (図5
中, 170,180)。この搬送中に、修正後のバーコードラベ
ルが第2のバーコードリーダ9によって読み取られ、再
びコンピュータにて読取りが正常かどうか判断される
(図5中,190,200) 。
【0018】読取りが正常の場合は、読み取った番号が
追加登録されると共に、第4のストッパ装置8が解除さ
れる (図5中,210) 。これにより、オリコンは読取りエ
リアCから合流エリアDに切り出され、更にコンベア1
4により搬送されて搬送ライン1に戻されることとな
る。また、読取りが不良の場合は、作業者による修正作
業のやり直しが行われる。即ち、作業者は、まず逆転釦
34を押してコンベア12,13を逆転駆動し、読取り
エリアCから作業エリアBにオリコンを移動させる。そ
して、このオリコンに上述の如き修正作業を施して、修
正完了釦33を押す (図5中,220〜240)。
追加登録されると共に、第4のストッパ装置8が解除さ
れる (図5中,210) 。これにより、オリコンは読取りエ
リアCから合流エリアDに切り出され、更にコンベア1
4により搬送されて搬送ライン1に戻されることとな
る。また、読取りが不良の場合は、作業者による修正作
業のやり直しが行われる。即ち、作業者は、まず逆転釦
34を押してコンベア12,13を逆転駆動し、読取り
エリアCから作業エリアBにオリコンを移動させる。そ
して、このオリコンに上述の如き修正作業を施して、修
正完了釦33を押す (図5中,220〜240)。
【0019】このように本実施例によれば、搬送ライン
1の第1のバーコードリーダ2の下流に、オリコンを停
止させる第1のストッパ装置3を設けると共に、そのス
トッパ装置3の上流にオリコンを払い出す直角転換装置
4およびリジェクトライン5を接続したので、オリコン
に付されたバーコードラベルに損傷・脱落等の欠陥があ
る場合も、搬送ライン1を停止させることなく、その欠
陥のあるオリコンのみを搬送ライン1から分岐でき、自
動倉庫へのオリコンの入庫効率を高めることができる。
1の第1のバーコードリーダ2の下流に、オリコンを停
止させる第1のストッパ装置3を設けると共に、そのス
トッパ装置3の上流にオリコンを払い出す直角転換装置
4およびリジェクトライン5を接続したので、オリコン
に付されたバーコードラベルに損傷・脱落等の欠陥があ
る場合も、搬送ライン1を停止させることなく、その欠
陥のあるオリコンのみを搬送ライン1から分岐でき、自
動倉庫へのオリコンの入庫効率を高めることができる。
【0020】しかも、リジェクトライン5の前面側に第
2のバーコードリーダ9を設け、リジェクトライン5に
てバーコードの修正を行いその修正後のバーコードを第
2のバーコードリーダ9により読み取って搬送ライン1
に戻すようにしたので、リジェクトライン5の満杯状態
を確実に防ぎ、ライン5の満杯に起因した搬送ライン1
からのオリコンの払出し不能を防止することもできる。
2のバーコードリーダ9を設け、リジェクトライン5に
てバーコードの修正を行いその修正後のバーコードを第
2のバーコードリーダ9により読み取って搬送ライン1
に戻すようにしたので、リジェクトライン5の満杯状態
を確実に防ぎ、ライン5の満杯に起因した搬送ライン1
からのオリコンの払出し不能を防止することもできる。
【0021】さらに、リジェクトライン5には第2のス
トッパ装置6を設けて貯蔵エリアAを形成しているの
で、作業者はリジェクトライン5にオリコンが取り込ま
れる度にいちいち作業をする必要はなく、所定個リザー
ブさせた後に一括して作業を行うことができ、通常無人
となる箇所に使用する上で極めて有効である。
トッパ装置6を設けて貯蔵エリアAを形成しているの
で、作業者はリジェクトライン5にオリコンが取り込ま
れる度にいちいち作業をする必要はなく、所定個リザー
ブさせた後に一括して作業を行うことができ、通常無人
となる箇所に使用する上で極めて有効である。
【0022】なお、上記実施例では、搬送ライン1上の
オリコンを第1のストッパ装置3により停止させ、その
停止中のオリコンを直角転換装置4によりリジェクトラ
イン5に払い出したが、リジェクトライン5を搬送ライ
ン1より分岐して再び合流するよう接続し、そのライン
5の入口にてオリコンの経路を切り替えるようにしても
よい。
オリコンを第1のストッパ装置3により停止させ、その
停止中のオリコンを直角転換装置4によりリジェクトラ
イン5に払い出したが、リジェクトライン5を搬送ライ
ン1より分岐して再び合流するよう接続し、そのライン
5の入口にてオリコンの経路を切り替えるようにしても
よい。
【0023】また、上記実施例では、オリコンの品種は
一品種でも複数品種でもよい。通常、自動倉庫に格納さ
れるオリコンには、内容量の異なる複数種のもの (30
B,40Bと称する2種類) がある。従来、デパレタイ
ザから搬送ライン1に払い出されたオリコンは、その払
い出される順番で30B,40Bの判別ができるため、
第1のバーコードリーダ2で読み取られるオリコンの順
番を把握することで、随時オリコン番号にオリコン種別
を対応させて知ることができる。しかし、読み取り不良
のオリコンを搬送ライン1からリジェクトライン5に分
岐させると、リジェクトライン5の下流側にて搬送され
るオリコンの順番が狂い、30B・40Bの判別ミスを
生じるおそれがある。この場合、第1のバーコードリー
ダ2に到着するオリコンの順番から、リジェクトライン
5に分岐されたオリコンが30Bか40Bかを特定し、
異常データとしてコンピュータに蓄えておくようにすれ
ば、その異常データからリジェクトライン5に分岐され
たオリコンの30Bか40Bかの判別をすることができ
る。
一品種でも複数品種でもよい。通常、自動倉庫に格納さ
れるオリコンには、内容量の異なる複数種のもの (30
B,40Bと称する2種類) がある。従来、デパレタイ
ザから搬送ライン1に払い出されたオリコンは、その払
い出される順番で30B,40Bの判別ができるため、
第1のバーコードリーダ2で読み取られるオリコンの順
番を把握することで、随時オリコン番号にオリコン種別
を対応させて知ることができる。しかし、読み取り不良
のオリコンを搬送ライン1からリジェクトライン5に分
岐させると、リジェクトライン5の下流側にて搬送され
るオリコンの順番が狂い、30B・40Bの判別ミスを
生じるおそれがある。この場合、第1のバーコードリー
ダ2に到着するオリコンの順番から、リジェクトライン
5に分岐されたオリコンが30Bか40Bかを特定し、
異常データとしてコンピュータに蓄えておくようにすれ
ば、その異常データからリジェクトライン5に分岐され
たオリコンの30Bか40Bかの判別をすることができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次の如く
優れた効果を発揮する。
優れた効果を発揮する。
【0025】請求項1によれば、搬送ライン上を搬送さ
れる荷の識別コードに損傷・脱落等の欠陥がある場合、
その読み取り不良の荷を搬送ラインからイジェクトライ
ンに分岐させることができる。したがって、このような
緊急時にも搬送ラインを停止させることなく、他の荷の
搬送を継続して行え、荷の搬送効率を高めることができ
る。
れる荷の識別コードに損傷・脱落等の欠陥がある場合、
その読み取り不良の荷を搬送ラインからイジェクトライ
ンに分岐させることができる。したがって、このような
緊急時にも搬送ラインを停止させることなく、他の荷の
搬送を継続して行え、荷の搬送効率を高めることができ
る。
【0026】請求項2によれば、リジェクトラインに取
り込まれた荷に識別コードの修正作業を施して搬送ライ
ンに戻すことができる。
り込まれた荷に識別コードの修正作業を施して搬送ライ
ンに戻すことができる。
【図1】本発明の搬送装置におけるリジェクトラインの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図2】搬送ラインからオリコンを払い出す直角転換装
置の一例を示す図である。
置の一例を示す図である。
【図3】リジェクトラインに設置される操作盤を示す正
面図である。
面図である。
【図4】本発明の搬送装置の概略構成を示す図である。
【図5】本発明の搬送装置の運用手順を示す流れ図であ
る。
る。
1 搬送ライン 2 第1のバーコードリーダ (読取り装置) 4 直角転換装置 5 リジェクトライン 9 第2のバーコードリーダ (読取り装置) A 貯蔵エリア B 作業エリア C 読取りエリア D 合流エリア
フロントページの続き (72)発明者 中澤 信夫 神奈川県平塚市出縄309番地 (72)発明者 佐藤 景紀 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内
Claims (2)
- 【請求項1】 自動倉庫等に荷を搬送するための搬送ラ
インの途中に、当該荷に付された識別コードを読み取る
読取り装置を設けた物流システムにおける荷の搬送装置
において、上記搬送ラインの読取り装置より下流側に、
上記識別コードの読み取り不良の荷を分岐させるリジェ
クトラインを接続したことを特徴とする物流システムに
おける荷の搬送装置。 - 【請求項2】 上記リジェクトラインの途中に、該リジ
ェクトラインより上記搬送ラインに戻される荷の識別コ
ードを読み取るための読取り装置を設けたことを特徴と
する請求項1記載の物流システムにおける荷の搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24801492A JPH0692439A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 物流システムにおける荷の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24801492A JPH0692439A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 物流システムにおける荷の搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692439A true JPH0692439A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17171917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24801492A Withdrawn JPH0692439A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 物流システムにおける荷の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0692439A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012082063A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Murata Machinery Ltd | 物品転換搬送装置 |
JP2015141024A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
JP2017081713A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社Ihi | 連続搭載設備 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24801492A patent/JPH0692439A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012082063A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | Murata Machinery Ltd | 物品転換搬送装置 |
JP2015141024A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
JP2017081713A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社Ihi | 連続搭載設備 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |