JPH0690907A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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Publication number
JPH0690907A
JPH0690907A JP4242830A JP24283092A JPH0690907A JP H0690907 A JPH0690907 A JP H0690907A JP 4242830 A JP4242830 A JP 4242830A JP 24283092 A JP24283092 A JP 24283092A JP H0690907 A JPH0690907 A JP H0690907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
fundus
light
focusing
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4242830A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Yasuda
安田  信行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP4242830A priority Critical patent/JPH0690907A/ja
Publication of JPH0690907A publication Critical patent/JPH0690907A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光制御系とフォーカス制御系をできるかぎ
り兼用し、簡単安価かつ操作性に優れた眼底カメラを提
供する。 【構成】 主光学系に、2つの合焦用光源21a、21
bからなる合焦用光源の光を眼底共役面に配置したピン
ホールを有するマスク20を介して導入し、この眼底で
の像を同じく眼底共役面に配置した2分割の受光素子2
7a、27bにより検出する。合焦用光源21a、21
bは交互に点滅され、受光素子27a、27bの出力の
差信号は、合焦状態のみにおいて0となり、非合焦状態
では、前ピンまたは後ピン状態に応じて異なる位相を持
つ交流信号となる。このような出力状態に応じてフォー
カス表示を行なったり、あるいはオートフォーカス制御
を行なうことができる。また、受光素子27で検出した
光量に基づき、撮影時のストロボ12の光量を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼底カメラ、特にフォー
カス制御および露光制御機構を有する眼底カメラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、眼底カメラの露光制御におい
ては、観察光の眼底反射光を受光し、この出力を観察光
量の検出器による出力により補正し、この補正後の値に
基づき撮影時の照明光量制御などを行なうことにより露
光制御を行なっていた。
【0003】また、眼底カメラのフォーカス制御方式と
しては、眼底にフォーカス制御用の点滅指標を投影し、
2分割の受光素子によりこの像を受光してオートフォー
カス制御、ないしマニュアル制御を行なう方式が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の観察光を利用す
る露光制御では、観察光量が可変であるために、検出し
た光量をそのまま利用することはできず、補正制御が必
要である、という問題がある。
【0005】また、従来では、露光制御系と別に、フォ
ーカス制御系が設けられており、無駄が多かった。ま
た、フォーカス制御のための指標を投影する位置は、中
心部露光制御は眼底部全体の平均測光または中心部のス
ポット測光により行なわれていたが、これらの位置は固
定であり、変更することができなかった。
【0006】本発明の課題は、以上の問題を解決し、露
光制御系とフォーカス制御系をできるかぎり兼用し、簡
単安価かつ操作性に優れた眼底カメラを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、眼底にフォーカス指標を投影
する手段と、前記フォーカス指標の反射光を受光するた
め、光学系内の眼底とほぼ共役な位置に配置された受光
手段と、前記受光手段の出力に基づき光学系のフォーカ
ス制御を行なう第1の制御手段と、前記受光手段の出力
に基づき、撮影時の露光制御を行なう第2の制御手段を
有する構成を採用した。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、露光制御系とフォーカス
制御系の投影系および受光系を共用することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
【0010】図1に本発明を採用した眼底カメラの構造
を示す。図において符号1は対物レンズで、この光軸上
(図の左側)に被検眼が配置される。符号6は、図の下
部に示された撮影および観察用の照明光学系の照明光を
被検眼方向に導くための穴あきミラーである。
【0011】照明光学系は、リレーレンズ7、リレーレ
ンズ8、リングスリット9、反射鏡10、コンデンサー
レンズ11、撮影用のストロボ12、防熱フィルタ1
3、コンデンサーレンズ14および観察用光源15から
構成される。
【0012】撮影光学系は、穴あきミラー6、絞り2、
反射鏡16、合焦レンズ3、結像レンズ4、リターンミ
ラー22、フィルム5から成る。観察光学系は、リター
ンミラー22、反射鏡23、焦点ガラス24、および接
眼レンズ25から成る。
【0013】符号27は露光制御系とフォーカス制御系
で兼用される受光素子で、光学系に対して不図示の被検
眼眼底と共役位置にあり、この面内の任意の位置に移動
できるように構成されている。受光素子27は、その側
方に示したように、2分割の受光素子から構成される。
【0014】露光制御系とフォーカス制御系のための指
標投影系は、反射鏡16、合焦レンズ17、反射鏡1
8、結像レンズ19、マスク20および合焦用光源21
から構成される。
【0015】合焦用光源21は、実際には、図の紙面の
方向(受光素子27の2分割方向に対応した方向)に配
列された赤外線LEDなどからなる2つの光源21a、
21bから構成される。
【0016】合焦用光源21および光軸上にピンホール
を有するマスク20は、受光素子27と連動して眼底共
役面内の任意の位置に移動できるように構成されてい
る。
【0017】合焦制御は、合焦レンズ3を移動すること
により行なう。このとき、合焦レンズ17は合焦レンズ
3と連動して移動される。合焦状態は、後述のように受
光素子27により検出され、その結果に応じてフォーカ
シング操作の方向を示す指標を表示し、ユーザに手動の
フォーカシング操作を行なわせたり、あるいは、自動的
に合焦レンズ3および合焦レンズ17を移動させるオー
トフォーカス制御により行なう。
【0018】図2は、受光素子27を構成する2分割の
受光素子27aおよび27b上の合焦用光源21a、2
1bの像と、受光素子27の出力を示す。合焦用光源2
1a、21bは、交互に点滅されており、その像は光軸
上のマスク20を介してそれぞれ斜めに投影されるた
め、合焦状態ではその像が図2中央のように受光素子2
7aおよび27bの中心部で揃い、前ピンまたは後ピン
のいずれかの非合焦状態では、図2上部または下部のよ
うにずれる。
【0019】図の左側は、それぞれの状態での受光素子
27aおよび27bの出力の差信号を示したもので、こ
れらは交互に(逆位相で)点灯されるために、合焦状態
の場合のみ出力が0となる。前ピンまたは後ピンの判別
は、合焦用光源21a、21bの点灯タイミングを基準
として、この差信号の位相を調べることなどにより行な
える。
【0020】受光素子27の出力は、マイクロコンピュ
ータなどを利用して構成した制御回路29に入力され、
制御回路29は上記のようにして合焦状態を識別し、観
察光学系内に設けた不図示の指標を点灯することなどに
より、マニュアルフォーカシング時の操作方向を指示し
たり、あるいは、直接合焦レンズ3および合焦レンズ1
7をモータなどにより移動することにより焦点合せを行
なう。
【0021】本発明では、合焦用光源21は露光制御に
も利用する。観察用光源15の観察光量とは異なり、合
焦用光源21の光量は固定であるために、受光素子27
により検出した合焦用光源21の光量を基準光量とし
て、制御回路29により露光制御を行なえばよい。基準
光量の検出タイミングは、合焦検出時などの適当なタイ
ミングで行なう。露光制御は、たとえば、制御回路29
によりストロボ12の発光量を制御することなどにより
行なうことができる。
【0022】観察光量と異なり、合焦用光源21の光量
は固定であるために、観察光量を利用する従来の露光制
御のように、受光量を補正する必要がなく、制御はより
容易になる。
【0023】以上のように、本実施例によれば露光制御
系とフォーカス制御系の投影系および受光系を共用する
ことにより、装置の構成が簡単、安価となる。
【0024】さらに、マスク20、合焦用光源21およ
び受光素子27を眼底共役面内で連動して移動できるよ
うにすれば、カメラのチルトやパン、あるい視線の移動
などを行なう必要なく、所望の眼底部位を狙ったまま、
かつ所望の眼底部位を基準としてフォーカス制御および
露光制御が可能となり、操作性を著しく向上することが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、眼底にフォーカス指標を投影する手段と、前記フォ
ーカス指標の反射光を受光するため、光学系内の眼底と
ほぼ共役な位置に配置された受光手段と、前記受光手段
の出力に基づき光学系のフォーカス制御を行なう第1の
制御手段と、前記受光手段の出力に基づき、撮影時の露
光制御を行なう第2の制御手段を有する構成を採用して
いるので、露光制御系とフォーカス制御系の投影系およ
び受光系を共用することにより、装置の構成を簡単安価
にできる、また、前記投影手段および受光手段を眼底共
役面内で移動できるように構成することにより眼底の任
意の位置を基準としてフォーカス制御および露光制御を
行なえるようになり、操作性を著しく向上できる、など
の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した眼底カメラの光学系の構成を
示した説明図である。
【図2】図1の装置の合焦制御を示した説明図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 絞り 3 合焦レンズ 4 結像レンズ 5 フィルム 6 穴あきミラー 7 リレーレンズ 8 リレーレンズ 9 リングスリット 10 反射鏡 11 コンデンサーレンズ 12 ストロボ 13 防熱フィルタ 14 コンデンサーレンズ 15 観察用光源 16 反射鏡 17 合焦レンズ 18 反射鏡 19 結像レンズ 20 マスク 21 合焦用光源 22 リターンミラー 23 反射鏡 24 焦点ガラス 25 接眼レンズ 26 ハーフミラー 27 受光素子 29 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼底にフォーカス指標を投影する手段
    と、 前記フォーカス指標の反射光を受光するため、光学系内
    の眼底とほぼ共役な位置に配置された受光手段と、 前記受光手段の出力に基づき光学系のフォーカス制御を
    行なう第1の制御手段と、 前記受光手段の出力に基づき、撮影時の露光制御を行な
    う第2の制御手段を有することを特徴とする眼底カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記投影手段および受光手段が、眼底共
    役面内で連動して移動できるように構成し、眼底の任意
    の位置においてフォーカス制御および露光制御を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底カメラ。
JP4242830A 1992-09-11 1992-09-11 眼底カメラ Pending JPH0690907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4242830A JPH0690907A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 眼底カメラ

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JP4242830A JPH0690907A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 眼底カメラ

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Publication Number Publication Date
JPH0690907A true JPH0690907A (ja) 1994-04-05

Family

ID=17094930

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JP4242830A Pending JPH0690907A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 眼底カメラ

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JP (1) JPH0690907A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6932807B1 (en) 1999-09-01 2005-08-23 Nidek Co., Ltd. Laser treatment apparatus
JP2009261573A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Canon Inc 眼底カメラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6932807B1 (en) 1999-09-01 2005-08-23 Nidek Co., Ltd. Laser treatment apparatus
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