JP2744420B2 - 視線検出手段を備えたカメラ - Google Patents

視線検出手段を備えたカメラ

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JP2744420B2
JP2744420B2 JP7157773A JP15777395A JP2744420B2 JP 2744420 B2 JP2744420 B2 JP 2744420B2 JP 7157773 A JP7157773 A JP 7157773A JP 15777395 A JP15777395 A JP 15777395A JP 2744420 B2 JP2744420 B2 JP 2744420B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用者の視線位置を検出
してカメラに情報を入力する視線検出手段を備えたカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影画面内に複数の測距点を設定
した自動焦点調節カメラが提案されている。このカメラ
は使用者が複数の測距点の中から適切な測距点を選択
し、選んだ測距点をボタンまたはダイアルなどの外部操
作部材の操作によってカメラに入力して、所望の測距点
で焦点調節していた。一方、本願出願人は特願昭63−
70297号において使用者の視線位置を検出し、その
視線位置に基づいて焦点検出動作を行うカメラの提案を
している。
【0003】
【発明が解決する課題】しかしながら、使用者が意識的
に視線を動かさないようにしたとしても、視線位置をあ
る一点で停止させることは不可能であるので、視線はボ
タンやダイアルなどによる入力と比較すると極めて不安
定で不確実な入力手段である。
【0004】したがって、視線を入力手段として使用す
る場合には、その結果を逐一使用者に知らせる必要があ
る。そこで、本発明の目的は使用者の視線に基づいて表
示領域を選択する際に、使用者に選択した領域を知らせ
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、設定された撮影条件で撮影動作を行う撮影手段
と、撮影可能な像が表示できる第1の表示領域と前記撮
影条件を表示する第2の表示領域とを有するファインダ
ーと、前記第1の表示部内に設けられる複数の焦点検出
領域に対して焦点検出することのできる焦点検出手段
と、前記ファインダーを覗いている使用者の視線を検出
する視線検出手段と、前記視線検出手段による視線検出
結果が前記第1の表示領域内にあるときには、前記視線
検出結果に基づいて前記複数の焦点検出領域から1つの
焦点検出領域を選択する選択手段と、選択した焦点検出
領域に対応するマークの表示形態を他の焦点検出領域に
対応するマークの表示形態とは異ならせる第1の表示制
御手段と、前記視線検出手段による視線検出結果が前記
第2の表示領域内にあるときには、前記視線検出結果に
基づいて前記撮影条件を変更する変更手段と、変更する
撮影条件に対応するマークを他の撮影条件に対応するマ
ークとは異ならせる第2の表示制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】本願の請求項2に係る発明は、画面内に表
示領域が複数設けられる観察手段と、前記観察手段を見
ている使用者の視線を検出する視線検出手段と、前記使
用者が操作可能な操作部材と、前記操作部材が操作され
たときの視線検出結果に基づいて前記複数の表示領域か
ら特定の表示領域を選択する選択手段と、前記複数の表
示領域の各々を複数の表示形態で表示することができる
ものであって、前記特定の表示領域は他の表示領域とは
異なる表示形態で表示する表示手段とを有することを特
徴とする。本願の請求項3に係る発明は、請求項1また
は2に記載にした発明において、前記表示手段は前記複
数の表示領域を点灯表示または点滅表示することを特徴
とする。本願の請求項4に係る発明は、請求項1または
2に記載にした発明において、前記表示手段は前記複数
の表示領域を複数の表示色で表示することを特徴とす
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明のファインダー内部の表示状態
を示すものである。
【0008】300は視野枠で被写界を区画しており、
その外側上部には簡略化された表示で露出モード表示を
配置してある。すなわち201の表示はマニュアル撮影
を意味し、この撮影状態を選んだ場合シャッタースピー
ドと絞り値を撮影者が入力して露出を決定する。202
はシャッター優先自動露出モードを意味し、シャッター
スピードを撮影者が入力すると回路で演算して絞り値を
決定する。203は絞り優先自動露出モードを意味し、
絞り値を入力するとシャッタースピードが決定される。
204はプログラム露出モードを意味し、外光の明るさ
に応じてシャッタースピードと絞り値の組合せがプログ
ラムに従って決定される。
【0009】205は露出補正モードを意味し、被写体
の色、反射率等を加味して露出補正を行う際に使用す
る。206〜208は測距位置を表示する測距マークで
あり、例えば図4に示す自動焦点検出光学系に対応して
いる。この系については後で説明する。301〜303
は測光範囲表示で、独立に作動する測光光学系がこの範
囲を測定しているものである。209はシャッタースピ
ード表示、210は絞り値表示である。211はカウン
トアップ入力表示であり、例えばシャッタースピードを
早くする時に使う。212はカウントダウン入力表示
で、同様にシャッタースピードを遅くする時等に使う。
304は視線の位置を表示するマークである。
【0010】図2は回路構成ブロック図で、マイクロコ
ンピュータの中央処理装置(CPU)である213には
視線検出装置の回路214、測光回路215、自動焦点
調節(AF)回路216、信号入力回路217、シャッ
ター開放の為のレリーズ回路218、表示回路219が
接続されている。スイッチSW1 ,SW2 はレリーズボ
タンBの押込みで順次オンする。
【0011】次に図3以降を使って視線を検出する一実
施例を説明する。尚、本発明は一眼レフレックスカメラ
の他、撮影光路とファインダー光路が別設されたカメラ
にも適用可能である。
【0012】図3で、1は対物レンズで、便宜上、1枚
レンズで示したが、実際は多数枚のレンズから構成され
ていることは周知の通りである。2は主ミラーで観察状
態と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設されあるいは退去
される。3はサブミラーで、主ミラー2を透過した光束
を図示しないカメラ・ボディの下方へ向けて反射させ
る。4aはシャッター、4bは対物レンズ1内に配され
た絞り、4cはフォーカシングのために対物レンズ1を
光軸方向へ移動させる駆動機構である。
【0013】5は感光部材で、銀塩フィルムあるいはC
CDやMOS型等の固体撮像素子あるいはビテイコン等
の撮像管である。
【0014】6aは焦点検出装置で、例えば図4に描く
様に、フィールドレンズ20、多孔視野マスク21、正
レンズを2枚並設した2次結像レンズ22、そして光電
素子列の対が複数配列された受光デバイスが配される。
図1ではフィールドレンズはサブミラー3に近い、対物
レンズ1の予定結像位置に設けられている。この構成の
詳しい説明は本願出願人による特願昭62−31549
0号公報に述べられているが、まず多孔視野マスク21
のスリット21a,21b,21cは夫々測距視野を決
定する。2次結像レンズ22は、例えばスリット21a
で画定された被写界像の一部を略光電素子列の対23a
と23b上に再結像する。またスリット21bあるいは
スリット21cで画定された部分は略光電素子列の対2
3cと23d又は23eと21f上に再結像される。光
電素子列の各対の受光情報は電気信号として読み出さ
れ、相関演算が施されて、各スリットで決定された測距
視野内の被写体に対する対物レンズの焦点調節状態を表
わす値が算出される。尚、特開昭63−18314号公
報に開示されている様な方法を利用し、通常より長い光
電素子列の対を用いてこれら光電素子列を電気的に分割
し、対応する分割領域同志に相当する信号を使って相関
演算を施すものであっても良い。
【0015】以上により6aの焦点検出装置は撮影視野
の複数の位置に対して焦点検出が可能となる。
【0016】次に6bは露出値検出ユニットで、結像レ
ンズと分割測光が可能な受光器を具える。結像レンズは
ペンタ・ダハプリズム8内の反射光路を介して対ぶるレ
ンズ1の予定結像面に配されたピント板7と受光器を共
役に関係付けている。受光器の受光面は例えば図5の様
に分割されており、各分割された領域ごとに測光できる
ものとする。受光器の出力はマイクロコンピュータmc
に入力されて、複数個の中心点を中心とした測光感度分
布を持つ様に重み付けを変更できるものとする。LDは
例えば液晶表示板で、図1の諸表示マークを表示する。
【0017】次にファインダー光路変更用のペンタ・ダ
ハプリズム8の射出面後方には接眼レンズ9が配され、
観察者眼15によるピント板7の観察に使用される。1
0は光分割器で、例えば赤外光を反射するダイクロイッ
クミラーを使用し、ここでは接眼レンズ9中に設けられ
る。11は集光レンズ、12はハーフミラーの様な光分
割器、13はLEDの様な照明光源で、好ましくは赤外
光(および近赤外光)を発光する。赤外照明光源13を
発した光束は集光レンズ11及び接眼レンズ9の後面
(観察者側面)のパワーで例えば平行光としてファイン
ダー光路に沿って射出する。14は光電変換器で、詳し
い構成は後述するが、観察者が接眼レンズ9を適正に覗
いた時に接眼レンズ9の後面と集光レンズ11に関して
観察者眼の前眼部、詳しくは瞳孔近傍と共役に配置す
る。即ち、ファインダー光学系(8,9)のアポイント
近傍と光電変換器14を共役に配置するのが一法であっ
て、結像倍率は1以下が好ましい。
【0018】以上の構成で、対物レンズ1を通過した結
像光束は部分透過、主ミラー2に於て、ファインダー光
束と焦点検出光束とに分割される。焦点検出束は、主ミ
ラー2を透過した後、サブミラー3により反射され、焦
点検出装置6に入射する。焦点検出装置6はたとえば図
1に示す横方向に3点の焦点検出点206,207,2
08を持つ。撮影時には主ミラー2は上へはね上げられ
サブミラー3は、主ミラー上に積層して折りたたまれ、
シャッター羽根4が開閉されることによりフィルム5が
所定時間露光する。
【0019】一方、ファインダー光束はピント板7を経
て、ペンタ・ダハプリズム8に入射する。但しピント板
と一体あるいは別体のフレネルレンズ等が形成されてい
る。光束は視度調接眼レンズ9によりピント板7上の被
写体像を、拡大投影しつつ観察者眼15に入射する。
【0020】人眼の構造は、角膜面16a,角膜後面1
6b,水晶体前面18a,水晶体後面18bを接合面も
しくは界面とした接合レンズと見ることができ、虹彩1
7は水晶体前面付近にある。図6に人眼の標準的形状
と、各部の屈折率を図示した。またこれを模型眼とした
一例が図5である。尚、視軸の方向と注視点の方向とは
若干異なるのが普通である。これは最初の補正値を入力
しておけば済むことなので、以下便宜上、視軸の方向を
視線の方向として記述する。
【0021】視線検出系の光路は次の通りである。赤外
照明源13を発した照明光はハーフミラー12を経て、
レンズ11によりある程度コリメートされ、ミラー10
で反射を受けてファインダー光路に入射する。光分割器
10が被写体から来る可視域のファインダー光を透過
し、赤外領域の照明光は反射するダイクロイックミラー
であることが、ファインダーの明るさの点からも視線検
出系の照明効率の点からも望ましい。ただし十分輝度の
高い赤外光源を用いるならば、照明効率が低下すること
を見込んで設計し、NDハーフミラーで代用することは
可能である。ファインダー光路に導入された赤外照明光
は接眼レンズ9の後面を通過して観察者眼球を照明す
る。観察者眼の位置が変動しても、照明条件が維持され
る様、照明光は眼球入射時において略平行拘束するのが
一法である。これは先のレンズ11のパワーと、接眼レ
ンズ9の後面のパワーの全体で実現される様、各部のパ
ワー配置を調整することで実現できる。人眼の各界面に
おける屈折率変化は、図6に示した通りであるので照明
先は屈折率変化の大小に応じ角膜前面、水晶体前面及び
後面、角膜後面の順の強さで反射される。また平行光束
を入射したときの各界面の反射像の位置は、眼球前方か
ら見ると図7の様になることが近軸追跡の結果理解され
る。これらの像はプルキンエ像と称され、角膜前面から
順に番号を付してプルキンエ第1像、第2像等という。
図7から明らかな様に第3像を除き、3個のプルキンエ
像は、第3面、即ち水晶体前面の直後に集中しており、
また先の屈折率の変化の考察から第1像、第4像、第2
像の順に強い反射像である。これらの像を形成する照明
光は赤外波長域であるため、目には感じることがなく、
ファインダー像観察に支障は生じない。このためには照
明光波長は700nmより長いことが望ましく、更に7
50nm以上であれば個人差の別なく人眼は感知しな
い。
【0022】観察者眼による反射光は逆の経路をたど
り、ミラー10、レンズ11を経てハーフミラー12に
より反射され光電変換器14にて受光される。反射光が
ファインダー光路から分離され、光電変換器に受光され
るまでの光路中に可視カット、赤外透過フィルターが挿
入されていることが望ましい。ファインダー像可視光に
よる角膜反射をカットし、光信号として意味のある赤外
照明光の反射のみを光電変換するためである。光電面は
レンズ11と接眼レンズ9後面の全パワーで、観察者眼
の水晶体前面付近すなわち瞳孔付近が結像される様な位
置に置かれている。これにより、プルキンエの第1、第
2、第4像が結像された状態で受光され、反射光量とし
ては必ずしも弱くない、第3像はデフォーカスして光が
拡散しているため、あまり光電変換信号に寄与しない。
【0023】本実施例視線検出装置の部分の動作原理を
以下に説明する。図3装置で、赤外照明光源13を点光
源とし、ピント板7上、画面中央の位置、すなわち図1
(1)の207の位置と光学的に等価な地点から発光す
るように照明点光源13の位置を調整しておく、この場
合観察眼球の光軸が、両面中央を通るならば眼球光軸の
延長線上に照明光源があるわけであるから、各プルキン
エ像は眼球光軸上に一直線に点線となって並ぶ。眼球瞳
孔付近を前方から見た様子は図8(a)の様になる。図
で41は虹彩、42は瞳孔、43は重なったプルキンエ
像である。明るく照明された虹彩は環状に観察され、暗
い円形の瞳孔42の中央に各面のプルキンエ像が重なっ
た明るいスポットが一点観察される。一方、眼球が回転
しており左右どちらか片寄った方向に視軸が向いている
と、照明光は眼球光軸と斜めに入射するので、各プルキ
ンエ像は瞳孔中心から偏心した位置に移動し、かつ移動
の方向、量が反射面ごとに異なるので複数個のプルキン
エ像43、44等が前方から見て認められる。図8
(b)がこの状態に対応する。観察者眼の光軸が画面中
央からさらに離れた位置を見れば、同図8(c)の様に
その傾向は一層強まり、また観察者眼が逆方向を見れば
プルキンエ像の移動方向も反転する。これらの動きをま
とめて図9にグラフ化した。観察者眼の回転角に対し、
瞳孔付近で強い反射像となる第1、第4プルキンエ像の
移動量を示してある。これらプルキンエ像の動きを光電
的にとらえれば、視線の方向を検出することができる。
【0024】上記の視線検出方法に於けるポイントは眼
球の平行移動への対処である。一般にカメラのファイン
ダー系は観察者の瞳孔が接眼レンズ開口位置に対し一定
の許容領域内に存在すれば画面全体を見渡せる様に設計
される。実際、この許容範囲が狭いと、カメラと瞳孔の
位置関係を正確に保持しなくてはならず極めて使い難い
カメラになることが知らせている。しかし視線検出装置
を基準にして見ると、この許容範囲内で瞳孔の位置、従
ってプルキンエ像の位置が変動しうることを意味してお
り、これを補償する必要がある。その方法は、ひと通り
ではないが、光学的な見地から実現しやすいものとし
て、以下の手法が考えられる。
【0025】瞳孔中心の位置を常時検出し、瞳孔中心
に対するプルキンエ像の相対変位を視線検出量に変換す
る。この方法は、最も直接的でやりやすいが、瞳孔の縁
(つまり虹彩との境界)を確実に把えなくてはならない
ので、光電変換素子の見る範囲は広く必要となる。 2個以上のプルキンエ像の相対的変位を計測する。
【0026】この場合対象としては第1像と第4像の組
み合せが検出しやすい。像の形成位置が近く同一像面で
計測出来るし、比較的反射像が強いからである。
【0027】いずれの手法を用いるにしても、観察者が
ピント板上で見る位置を変更することに要する眼球回転
量は高々±10°〜15°程度であり、これによるプル
キンエ像の変位は高々±1mm内外であるのに対し、眼
球とカメラとの相対的平行移動量はその数倍の大きさで
許容されるので、単純な差道センサーでは視線の動きは
追えない場合がある。これに対し各数個の光電素子を集
積して成る光電素子列により、観察者眼の瞳孔付近に於
ける光量分布を測定し、数値的に解析することで眼球の
位置や瞳孔径に影響されない優れた視線検出装置が構成
される。
【0028】図3に図示した用途では横方向の視線移動
のみ検出すれば良いので、一次元の光電素子列を用いた
単純な構成を以下に示す。図10はその方法を説明する
ためのもので、縦方向の検出能力を無視した結果、図の
様な縦長形状の即ち縦幅が横幅の数倍以上の光電変換素
子を配列したものとなり、眼球の縦方向の平行移動もし
くは回転に対し、ほとんど不感となる。但し、光電素子
の列の前に円柱レンズを接着して類似の効果を得ること
もできる。
【0029】図10に於て、瞳孔61内にて光るプルキ
ンエの第1像62と、プルキンエ第4像63を一次元の
光電素子列64(光電変換器14)で受光すると図10
(b)の様な光電出力が得られる。両側の高い出力値は
虹彩を表現するものである。暗い瞳孔部の中にはプルキ
ンエ第1像、第4像に各々対応した信号65,66が得
られる。
【0030】瞳孔中心はエッジ部67,68の位置情報
から得られる。最も簡単にはエッジ部に於て、虹彩部平
均の半値に近い出力を生ずる画素番号をi1 ,i2 とす
る瞳孔中心の位置座標は i0 =(i1 +i2 )/2 で与えられる。プルキンエ第1像の位置は、瞳孔暗部に
於て局部的に現われる最大のピークから求められるの
で、この位置と先の瞳孔中心との相対位置関係により、
眼球の回転状況、従って、視線の方向を図9グラフの関
係から知ることが出来る。この場合、図9の解釈は瞳孔
中心がプルキンエ像移動量の原点をなるものと考えれば
良い。原点をカメラに固定したものと考えるとほとんど
眼球の平行移動しか求められない。プルキンエ第4像は
瞳孔暗部の第2のピークとして求められ、この位置と先
の第1像の位置を用いて演算しても良い。このときは瞳
孔中心の位置は必ずしも知る必要はない。ただし、プル
キンエ第1像と第4像とは強度が10倍以上に異なるの
で比較的ダイナミックレンジの高い光電素子列を要す
る。
【0031】図10により明らかな様に素子の配列方向
と直交する方向には不感であるが、あまり配列方向と直
交する方向に縦長の光電素子で構成すると瞳の位置によ
っては上下方向で虹彩を拾ってしまうので、縦長にする
には限度がある。従って縦長を比較的おさえた素子から
成る光電素子列を数個上下方向に併設して置き、最も適
当な出力を得られた配列のみにより視線検出すると、上
下方向に不感であり、かつ、良好なプルキンエ像信号が
常時得られる検出装置となる。また、上記、一次元方向
のみの検出では照明光源を点光源でなく、スリット状と
すると更に良好な信号が得られる。この場合にはLED
で線光源を構成しても良いし、スリットの背後に赤外透
過可視遮断フィルターと白色光源を順置しても良い。
【0032】以上説明した方法を図3光電変換器14の
出力が入力されたマイクロコンピュータmcで実行し、
観察者の視線方向に対応する測距位置での焦点検出値を
焦点検出装置6aの出力からマイクロコンピュータmc
で算出し、算出値に従って駆動機構4cを駆動して対物
レンズ1をフォーカシングすることができる。尚、本発
明に特徴的な電気的処理については図13以下で詳しく
説明する。
【0033】この様に、得られた視線方向により、自動
焦点検出の測距点を切り替える本発明に係る視線制御さ
れたカメラが得られる。視線の位置は連続的に求められ
るので、制御対象が図1の様な3点に限定されないこと
はもちろんである。
【0034】また、露出検出ユニット6bの出力をマイ
クロコンピュータmcで信号処理し、観察者の視線方向
に応じた位置に重点を置く露出条件を決定し、レリーズ
操作に同期してシャッタ4aと絞り4bの一方又は両方
を設定することができる。
【0035】そして、カメラを制御する際、自動焦点検
出と自動露出制御の双方で複数点測定が可能な場合でも
観察者の意図に応じて一方のみを使用したり、両方同時
に使用することができるものとする。また、焦点検出と
露出制御のほかに、ファインダー視野中にシャッター優
先、絞り優先、プログラム撮影等のモード表示を位置を
変えて表示し、例えばレリーズ操作の押し込みの時に視
認したモード表示に応じて撮影を行うこともできること
は図1に示した通りである。
【0036】以上の視線検出は一次元方向のみについて
述べたが、一方向のみでなく、直交する2方向の視線の
動きを検出するには、正方形に近い画素を2次元に配列
した光電素子列を用いれば良い。プルキンエ第1像を含
む様な一次元配列を縦横各々について選び出せば瞳孔中
心を基準とした方法により、直交する2方向での視線位
置が求められる。すなわち図11の様に、観察者眼、瞳
孔付近の光像が二次元配列された光電素子列上に結像さ
れており、図中71,72の縦横配列の信号を用いれば
良い。光電素子列としては既知のCCD撮像素子や、M
OS型撮像素子が使用でき、またプルキンエ第1像の位
置を交点として縦横に演算対象とすべき配列を選択する
ことはマイクロプロセッサにより容易に実現できる。
【0037】本発明の視線検出光学系に於ては、検出系
の結像倍率、すなわち瞳孔付近の被観察面を光電面に結
像する倍率を縮小系とすることが望ましい。一眼レフカ
メラのファインダー系は、前述した通り、観察者眼の瞳
孔位置について許容幅を持って設計されている。通例、
瞳孔の位置は、10〜20mm程度面内移動についてマ
ージンをとった設計となっている。カメラは戸外でかつ
手持ちの状態で用いられることが多いので、この値を小
さくすることは使い易さを大幅に減ずるものである。上
記許容幅は、そのまま視線検出系が検知すべき、最小限
の空間範囲となる。CCDやMOS等のシリコン光電素
子は大面積化により著しくコストアップし、また感度等
の均一性を低下させる。本実施例に於けるプルキンエ像
の位置の変化は眼球回転に対応して1mm程度あるの
で、縮小光学系により検出光学系を構成しても、十分な
分解能で、プルキンエ像や瞳孔の変位を検知できる。単
純な信号処理で単に画素のピッチ単位で、位置検出して
も10μmピッチで画素を集積することは十分可能であ
り、ソフトウエアにより補間演算すると、10μmピッ
チの画素を用いて1μm精度の変位検出が可能である。
縮少倍率は2〜10倍程度が望ましい。また縮少光学系
によれば検出系の占める体積も減少するので、携帯用の
カメラには有利である。
【0038】本発明実施例の視線検出光学系の設計に於
て、もう一つ留意すべき点は、角膜面からなるべく近い
位置に検出用の正パワーレンズを配置することである。
角膜面の曲率半径は、わずか8mm内外であるので、凸
面鏡としての焦点距離は4mmにすぎない。略平行光束
で角膜面に入射した照明光は反射された場合、速やかに
距離の2乗に比例して発散する。従って検出光学系の主
たる正パワーを受け持つレンズまでの距離が遠いと著し
く光量利用効果が低下し、視線検出がむずかしくなる。
この点は、強い光源もしくは高S/N比の光電素子等に
よりある程度補うことは可能ではあるが、なるべく反射
光が拡散する前に、ファインダー光路から赤外反射光を
分離し、レンズに導くことが有利である。従って分離光
学部材は、ファインダー光学系最終レンズ内もしくは、
その近傍に配置されることが望ましい。
【0039】一方、本実施例に於て、瞳孔中心を計測す
るかわりに白目と黒目の境界部を測定し、黒目の中心位
置を求めてプルキンエ像の座標原点としても良い。瞳孔
は外界の明るさや観察者の心理状態で径が変化し、真円
度が良くない場合もあるからである。黒目の境界は極め
て検出しやすい反射率変化を示す。図12(a)は観察
者眼の前眼部光像と視線検出用一次元光電素子列との位
置関係を示したもの、下図は光電素子列の出力信号例で
ある。この方法では、高い精度が得られる反面照明領域
と光電素子の検知領域はより広くなり、多少経済性は悪
くなる傾向にある。図12に於て、プルキンエの第1像
62、第4像63を含む瞳孔暗部61を低反射率の虹彩
がとりかこみ、黒目は境界81で白目と接する。82は
上まぶた、83は下まぶたである。計測線84に沿い光
電変換した場合の出力を(b)に示してある。
【0040】次に図13で電気系の作動を説明する。ま
ず219で電源を投入する。すると222の状態になり
視線検出装置が作動する。視線の検出は上述した構成に
よって行われ検出結果は図2のCPU213を介して表
示回路219に出力される。表示回路219の出力とし
て図1のファインダーにて自分の視線の位置が視線位置
表示マーク304で確認できる。マーク304は透過形
液晶等のスーパーインポーズ表示とすれば実現される。
次に視線による測距点の選択について説明する。本実施
例では測距位置が206〜208の3点あるのでどの測
距位置が撮影被写体の構図との関係で一番良いかを考え
て視線を向ける。例えば208の測距枠に視線を向けて
レリーズボタンを半分押し込む(221の状態)すると
信号入力回路217を介してスイッチSW1の信号がC
PU213に入力されて測距位置が測距マーク208の
位置に固定され、測距マーク208は色が変わったり点
滅したりして固定されたことを表示する(229の状
態)と共に焦点検出(AF)回路216が作動してオー
トフォーカス動作が行われ撮影レンズのピント調整が行
われる(230の状態)。SW1の信号が入力された時
点で測距位置は固定されるので、その後視線の位置を移
しても測距位置は変わらない。測距位置を変更するには
レリーズボタンの半押しをやめてSW1をオフする(2
240OFF)。そうすると再び、視線検出装置が作動
する222の状態になり、視線の位置を変更してレリー
ズボタンを半押ししてSW1をオンさせ、前述と同様に
測距位置を決定すると共に自動焦点調節動作を行わせる
ことができる。次にレリーズボタンを更に深く押し込む
とSW2がオン(225の状態)してレリーズ回路が作
動し(226の状態)、シャッターが開いてフィルムの
露光が行われる。
【0041】図14は測光位置を入力するフローであ
る。まず219で電源を投入し、視線検出位置を作動さ
せる。図1で測光範囲を示す301〜303の3つの測
光位置の適当な位置に視線を向けると視線表示マーク3
04が移動し、測光表示と重なる。次にレリーズボタン
を半押しすると測光位置が固定され(227の状態)2
06〜208の測距マークの内選ばれた表示の色が変わ
るか点滅する。同時にその測光位置での位置が開始され
演算されたシャッタースピードと絞り値が209と21
0に表示され(228の状態)更に深くレリーズボタン
を押し込むとSW2がオンしてレリーズ動作が行われ
る。また、図13で測距位置を入力した際に、その測距
位置に対応する被写界の明るさを自動設定することも可
能である。例えば測距マーク208が選ばれると、30
3の測光範囲が自動セットされる。また測距位置と測光
位置を独立に設定できる様にしてもかまわない。
【0042】図15は撮影モードを入力するフローを示
す。図13、図14と同様に電源を投入した後、視線を
201〜205のモードの表示のどれかに向ける。ここ
で例えば202のシャッター優先モードに視線を向けて
みる。すると304が202と重なる。そこでレリーズ
ボタンを半押しすると202のマーク色が変わるか点滅
して固定されたことを知らせる(222の状態)。この
時シャッタースピードはあらかじめ決められたシャッタ
ースピード、例えば1/125秒又は前回セットされた
シャッタースピードの値が表示され、そのシャッタース
ピードにおける絞り値210が表示される。
【0043】又測距位置が入力されていればその位置の
被写体に対する焦点調節動作が行われる。仮にシャッタ
ースピードの値を変更する場合はアップダウン表示21
1、212に視線を向ける。シャッタースピードを早く
するには211に視線を向けレリーズボタンを半押しし
てSW1をオンすれば良い。この時SW1を一端離しても
前回選ばれたモード202は固定されたままである。そ
うすると撮影者の意図に合ったシャッタースピードが入
力される。
【0044】次に、レリーズボタンを深く押すとSW2
がオンしてシャッターレリーズされる。
【0045】上記実施例では視線の位置を304のマー
クで別途示したが、図1のモード表示、測光、測距表示
で視線と重なっている表示は、他の表示とは色を変える
か点滅するかして視線が入力されていることを表示する
方法でも良い。更にSW1がオンして固定されると更に
色を変えるか点滅の状態を変えて固定されたことを示し
ても良い。
【0046】又入力情報は図1に示された情報に制御さ
れるものではなくカメラのあらゆる操作情報の内、所望
のものを配置すれば良い。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように、本願の請求項1
に係る発明は、設定された撮影条件で撮影動作を行う撮
影手段と、撮影可能な像が表示できる第1の表示領域と
前記撮影条件を表示する第2の表示領域とを有するファ
インダーと、前記第1の表示部内に設けられる複数の焦
点検出領域に対して焦点検出することのできる焦点検出
手段と、前記ファインダーを覗いている使用者の視線を
検出する視線検出手段と、前記視線検出手段による視線
検出結果が前記第1の表示領域内にあるときには、前記
視線検出結果に基づいて前記複数の焦点検出領域から1
つの焦点検出領域を選択する選択手段と、選択した焦点
検出領域に対応するマークの表示形態を他の焦点検出領
域に対応するマークの表示形態とは異ならせる第1の表
示制御手段と、前記視線検出手段による視線検出結果が
前記第2の表示領域内にあるときには、前記視線検出結
果に基づいて前記撮影条件を変更する変更手段と、変更
する撮影条件に対応するマークを他の撮影条件に対応す
るマークとは異ならせる第2の表示制御手段とを有する
ことにより、使用者の視線に基づいて焦点検出領域の選
択と撮影条件の変更とを行うことができ、且つ焦点検出
領域の選択を行う表示領域と撮影条件の変更を行う表示
領域とを分割したので、焦点検出領域の選択を行うとき
に誤って撮影条件の変更を行うことがなく、撮影条件の
変更を行うときに誤って焦点検出領域の選択を行ってし
まうこともない。さらに、マークの表示形態によって使
用者の視線に基づいて選択した焦点検出領域、または変
更する撮影条件がどれであるかをすぐに確認することが
できる。したがって、焦点検出領域、または撮影条件が
使用者の気付かないうちに変わってしまうことがなく、
無意識の視線の変化にも対応することができる。
【0048】本願の請求項2に係る発明は、画面内に表
示領域が複数設けられる観察手段と、前記観察手段を見
ている使用者の視線を検出する視線検出手段と、前記使
用者が操作可能な操作部材と、前記操作部材が操作され
たときの視線検出結果に基づいて前記複数の表示領域か
ら特定の表示領域を選択する選択手段と、前記複数の表
示領域の各々を複数の表示形態で表示することができる
ものであって、前記特定の表示領域は他の表示領域とは
異なる表示形態で表示する表示手段とを有することによ
り、使用者の意図しない視線の変化に基づいて表示領域
を選択してしまう誤動作を少なくすることができ、そし
て選択された表示領域は表示形態が異なるので、使用者
はどの表示領域を選択したかをすぐ視認することがで
き、選択が正しかったかどうかがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファインダー内の諸表示を説明する図。
【図2】電気回路ブロック図。
【図3】実施例の光学断面図。
【図4】構成部材の斜視図。
【図5】構成部材の平面図。
【図6】人眼の断面図。
【図7】模型眼の断面図。
【図8】眼の反射像を示す図。
【図9】プルキンエ像の移動を示す線図。
【図10】(a)は反射像の検出を説明するための図
で、(b)は出力信号を示す図。
【図11】反射像の2次元的な検出を説明するための
図。
【図12】(a)は反射像の検出を説明するための図
で、(b)は出力信号を示す図。
【図13】情報入力フローを示す図。
【図14】情報入力フローを示す図。
【図15】情報入力フローを示す図。
【符号の説明】
201〜205,209〜210 夫々表示された撮影
情報 206〜208 測距位置を示すマーク 304 視線位置を示すマーク 217 信号入力回路 218 レリーズ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須田 康夫 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 大高 圭史 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−94232(JP,A) 特開 平2−32312(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された撮影条件で撮影動作を行う撮
    影手段と、 撮影可能な像が表示できる第1の表示領域と前記撮影条
    件を表示する第2の表示領域とを有するファインダー
    と、 前記第1の表示部内に設けられる複数の焦点検出領域に
    対して焦点検出することのできる焦点検出手段と、 前記ファインダーを覗いている使用者の視線を検出する
    視線検出手段と、 前記視線検出手段による視線検出結果が前記第1の表示
    領域内にあるときには、前記視線検出結果に基づいて前
    記複数の焦点検出領域から1つの焦点検出領域を選択す
    る選択手段と、 選択した焦点検出領域に対応するマークの表示形態を他
    の焦点検出領域に対応するマークの表示形態とは異なら
    せる第1の表示制御手段と、 前記視線検出手段による視線検出結果が前記第2の表示
    領域内にあるときには、前記視線検出結果に基づいて前
    記撮影条件を変更する変更手段と、 変更する撮影条件に対応するマークを他の撮影条件に対
    応するマークとは異ならせる第2の表示制御手段とを有
    することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 画面内に表示領域が複数設けられる観察
    手段と、 前記観察手段を見ている使用者の視線を検出する視線検
    出手段と、 前記使用者が操作可能な操作部材と、 前記操作部材が操作されたときの視線検出結果に基づい
    て前記複数の表示領域から特定の表示領域を選択する選
    択手段と、 前記複数の表示領域の各々を複数の表示形態で表示する
    ことができるものであって、前記特定の表示領域は他の
    表示領域とは異なる表示形態で表示する表示手段とを有
    することを特徴とする視線検出手段を備えたカメラ。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は前記複数の表示領域を点
    灯表示または点滅表示することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は前記複数の表示領域を複
    数の表示色で表示することを特徴とする請求項1または
    2記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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