JPH069048Y2 - 内照式保安灯 - Google Patents

内照式保安灯

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JPH069048Y2
JPH069048Y2 JP1239289U JP1239289U JPH069048Y2 JP H069048 Y2 JPH069048 Y2 JP H069048Y2 JP 1239289 U JP1239289 U JP 1239289U JP 1239289 U JP1239289 U JP 1239289U JP H069048 Y2 JPH069048 Y2 JP H069048Y2
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JP
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light
cone
battery
light emitting
rising
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JP1239289U
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JPH02106012U (ja
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昭平 原
Original Assignee
昭平 原
サンモール電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はカラーコーンのコーン部を内部から照明する内
照装置に関する。
[従来の技術] 第5図は従来の内照式保安灯の縦断面図である。
図において、(1)はカラーコーンで、路面に載置される
基台(1a)と、これにつづく段部(1b)と、これにつづく円
錐形のコーン部(1c)とが赤色またはだいだい色のポリエ
チレン等の光透過性を有する合成樹脂で一体に形成され
たもので、段部(1b)内には、内照装置(10)を取り付ける
ための台座(7)が設けられている。
内照装置(10)は、取付金具(11)と、電球用のソケット(1
2)と、白熱電球(13)と、外部電源接続用のプラグ(14)お
よびソケット(15)とで構成され、取付台(7)に植え立て
られているボルト(8)にナット(9)で取り付けられる。
[考案が解決しようとする課題] 従来の内照式保安灯は、以上のように構成されているた
め、 白熱電球(13)の寿命が短く、また破損し易いため、電
球交換の保守手間が大きい。
接続コードで外部電源に接続する作業手間が大きく、
このため緊急時に間に合わない場合がある。
収納,保管,運搬するとき、内照装置(10)が邪魔にな
って第6図に示すように積み重ねられないなどの問題点
があった。
本考案は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、保守手間および設置手間が少なく、収納時に積
み重ねることができる内照式保安灯を得ることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る内照式保安灯は、カラーコーンと、このカ
ラーコーンのコーン部に沿う外径と傾きをもつ載頭円錐
筒状の立上がり辺とこの辺の下端部から外方に延在する
フランジ状の辺とを有しカラーコーンの台座に取付られ
て段部との間に収納空間を形成する環状のケースと、こ
の環状のケースに設けられ電池を上記収納空間内に収容
する電池ケースと、上記立上がり辺に所定の周間隔で配
設され斜め上内側方向に向かって光を放射する複数の発
光ダイオードと、この発光ダイオードへの上記電池から
の給電をオン・オフするスイッチ手段とを備えたもので
ある。
[作用] 電池ケースに収容された電池,発光ダイオードおよびス
イッチ手段は、環状のケースとカラーコーンの段部との
間に形成される収納空間内に収容されて保護される。発
光ダイオードはスイッチ手段がオンになると点灯し、斜
め上内側方向に向かって光を放射する。この光は環状の
ケースをとおってコーン部の内壁面に当たり、透過と乱
反射を繰り返しながら頂部にむかうのでコーン部全体が
照明される。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例の縦断面図,第2図は第1図
II-II線矢視底面図、第3図はこの実施例の要部である
内照装置の断面図、第4図は第3図IV-IV線矢視平面図
である。
まず、第3図および第4図について、内照装置を説明す
る。
図において、(2)は環状のケースで、コーン部(1c)の下
部に内接する外径と傾きを有する載頭円錐筒状に形成さ
れた立上がり辺(2a)と、この立上がり辺(2a)の下端部か
ら外方に延在するフランジ状の辺(2b)とを有する断面L
字形の環状の部材であって、例えばアクリル樹脂やポリ
プロピレン等の光透過性を有する合成樹脂で一体に形成
されている。
(3)は発光ダイオードで、立上がり辺(2a)の上部に、所
定の周間隔で、斜め上内側方向に向かって光を放射する
姿勢でもって配設されている。
(4)は乾電池で、フランジ状の辺(2b)に形成された電池
ケース(4a),(4b)内に着脱可能に装着されている。
(5)はスイッチで、立上がり辺(2a)に取り付けられ、そ
の押釦(5a)は立上がり辺(2a)に設けられた図示していな
い透孔を通して内面に突出しており、押しこまれたとき
電池(4)から発光ダイオード(3)への給電をオフするよう
に構成されている。
(6)はフランジ状の辺(2b)に形成された取付座で、カラ
ーコーン(1)の台座(7)に植え立てられているボルト(8)
が透孔(6a)に挿通されるように組み合わせ、ナット(9)
で固定して内照装置(10)をカラーコーン(1)に取り付け
るように構成されている。
第1図はこの実施例の内照式保安灯の縦断面図、第2図
は第1図II-II線矢視底面図で、発光ダイオード(3)が点
灯すると、斜め上内側方向に向かって光を放射し、この
光線(16)は、第1図に示すようにコーン部(1c)の内壁面
に当たってその一部が透過するとともに乱反射され、こ
の乱反射と透過を繰り返しながら頂部に向かうのでコー
ン部(1c)が照明される。このためコーン部(1c)が明るく
見え、視認性が向上する。
この実施例の内照式保安灯は、そのまま収納時に第6図
に示すように、積み重ねることができる。
これは、環状のケース(2)の立上がり辺(2a)がコーン部
(1c)の内面に内接する外径と傾きをもつ載頭円錐筒状に
形成されており、内部に障害となる物がないからであ
る。
なお、スイッチ(5)は、内照式保安灯を第6図のように
積み重ねたとき押釦(5a)が下段の内照式保安灯の外面に
当接して押し込まれてオフとなり、電池(4)から発光ダ
イオード(3)への給電を断つように構成されている。
なお、上記実施例では説明を省略しているが、発光ダイ
オード(3)を点滅させるためのスイッチング回路、昼間
に点灯しないようにするための光スイッチ回路、手動に
よる開閉スイッチ等、周知の節電機構を備えていてもよ
い。
また、上記実施例では、発光ダイオードから放射された
光を環状のケースを通してコーン部の内面に照射するよ
うにしたが、この光透過部分に透孔またはスリットを形
成してもよく、この場合は環状のケースは必ずしも透明
体であることを要しない。
また上記実施例では、環状のケース(2)の立上がり辺(2
a)をコーン部(1c)の下端部に内接する外径と傾きとを持
つ形状としたが、この形状に限られるものではなく、コ
ーン部(1c)の内面に沿う形状であって積み重ねるときに
障害となることがなく、発光ダイオード(3)を保持して
その放射光を効率よくコーン部(1c)に向かって放射させ
るように構成させていればよいことは本考案の趣旨から
明らかである。
[考案の効果] 本考案によれば、発光ダイオードを照明光源に用いたの
で保守手間が少なくなり、また、電源を内蔵するように
したので、設置,撤収に要する手間が少なくなり、さら
に収納時に積み重ねることができるので、保管,運搬が
便利な内照式保安灯が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
II-II線矢視底面図、第3図はこの実施例の内照装置の
縦断面図、第4図は第3図IV-IV線矢視平面図、第5図
は従来の内照式保安灯の縦断面図、第6図はカラーコー
ンのみを積み重ねた状態を示す側面図である。 (1)……カラーコーン、(1b)……段部、(1c)……コーン
部、(2)……環状のケース、(2a)……立上がり辺、(2b)
……フランジ状の辺、(3)……発光ダイオード、(4)……
乾電池、(4a),(4b)……電池ケース、(5)……スイッチ、
(6)……取付座、(7)……台座、(10)……内照装置。 なお、各図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部
分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台とこの基台につづく段部とこの段部に
    つづく円錐形のコーン部とが光透過性を有する合成樹脂
    で一体に形成され上記段部内に照明装置取り付け用の台
    座が形成されているカラーコーンと、 上記コーン部の下端部に沿う外径と傾きをもつ載頭円錐
    筒状の立上がり辺とこの立上がり辺の下端部から外方に
    延在するフランジ状の辺とを有し上記台座に取り付けら
    れて上記段部との間に収納空間を形成する環状のケース
    と、 上記環状のケースに設けられ電池を上記収納空間内に収
    納する電池ケースと、 上記環状のケースの立上がり辺に所定の周間隔でもって
    環状に配設され上記電池から給電されて斜め上内側方向
    に向かって光を放射する複数の発光ダイオードと、 上記環状のケースに取り付けられ上記電池から上記複数
    の発光ダイオードへの給電をオン・オフするスイッチ手
    段とを備えた内照式保安灯。
JP1239289U 1989-02-03 1989-02-03 内照式保安灯 Expired - Lifetime JPH069048Y2 (ja)

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JPH02106012U JPH02106012U (ja) 1990-08-23
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JP2017002472A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 星和電機株式会社 三角コーン

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