JPH0690186B2 - 塗装構造物の超音波検査装置 - Google Patents

塗装構造物の超音波検査装置

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JPH0690186B2
JPH0690186B2 JP61245085A JP24508586A JPH0690186B2 JP H0690186 B2 JPH0690186 B2 JP H0690186B2 JP 61245085 A JP61245085 A JP 61245085A JP 24508586 A JP24508586 A JP 24508586A JP H0690186 B2 JPH0690186 B2 JP H0690186B2
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JP
Japan
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coating
inspection
ultrasonic
self
measurement
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JP61245085A
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武徳 中西
伸年 落合
武志 石崎
太英 石丸
宏樹 戸村
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石川島検査計測株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗装を施された構造物の超音波検査を自動的に
行うための装置に関するものである。
[従来の技術] 塗装鋼板よりなる大形構造物(例えば、煙突、塔槽類、
球形タンク、船舶外板等)の外皮は、その保守(腐食、
摩耗による減肉の補修等)において定期的に板厚検査を
実施する必要がある。
このため従来は、構造物の周囲に既設の足場もしくは、
仮設の足場を設けて、計測員の手のとどく範囲内でグラ
インダー等を用いて塗装を剥離し、携帯形厚み計で板厚
計測したり、又、構造物上部より計測員を乗せたゴンド
ラを吊り下げて計測を行うようにしていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来方式においては、実際上計測できない
部分が生じる等、計測範囲が限られてしまう場合があっ
たり、又足場、ゴンドラ等の仮設のための時間、費用も
多大となると共に、能率が悪く計測に長期間を要し、又
高所作業により作業に危険を伴う等の問題を生じてい
た。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
塗装鋼板からなる種々の大形構造物の超音波検査を、自
動的且つ高能率に行うことを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
マグネット車輪を備え且つ走行距離、走行方向を制御可
能に構成した自走台車に、塗装剥離装置と、超音波計測
装置と、塗装を剥離した部分の補修を行う塗装装置を走
行方向一直線上に配したことを特徴とする塗装構造物の
超音波検査装置、に係るものである。
[作用] 従って、本発明では、高所まで台車を構造物に沿って自
走させ、検査部の塗装の剥離、超音波検査、塗装剥離部
の補修の一連の作業を自動的に行うことができる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1〜3図は本発明の一例を示すもので、1は自走台車
を示し、マグネットにて形成された前側の駆動輪2,3と
後側の遊動輪4,5により鋼板等の磁性材からなる検査材
6面に沿って磁力により密着しながら走行できるように
なっている。前側の駆動輪2,3は、別々の駆動モータ7,8
により別個に駆動されるようになっており、従ってその
左右の回転数を変化させることにより、走行方向の修
正、方向転換等を行うことができるようになっている。
又、検査材6に接して回転するようにした回転板9に走
行距離計(エンコーダ)10を設けて、走行移動距離を検
出できるようにしていると共に、垂直度検出計11を設け
て自走台車1が垂直状態にあるかどうかを検出すること
ができるようにしている。
上記自走台車1には、前側から後側に向けて、塗装剥離
装置12、超音波厚み計測装置13、乾燥装置14、塗装装置
15が順次一直線上に配設されている。
塗装剥離装置12は、駆動装置16の作動により剥離ロッド
17を往復移動させて検査材6表面に衝突させることによ
り、検査材6表面の塗装18を所要範囲剥離するようにし
ている。
超音波厚み計測装置13は、超音波探触子19と、該探触子
19の駆動を行う探触子駆動装置20、及び検査直前に検査
材6表面に水タンク21からの水を空気圧によりスプレー
することにより探触子19と検査材6の接着性を高めて良
好な検査を行わしめるための水スプレーノズル22を有し
ている。
乾燥装置14は、外周に備えたヒータ23により加温された
空気を、前記超音波検査後の検査材6表面に吹き付けて
前記スプレーされた水を乾燥するようにしたホットエア
ーノズル24を備えている。
塗装装置15は、塗料タンク25からの塗料を空気圧によ
り、前記検査材6表面に吹き付けて塗装を剥離した部分
の補修を行うための塗装用スプレーガン26を備えてい
る。
前記塗装剥離装置12、超音波厚み計測装置13、乾燥装置
14及び塗装装置15は、夫々遠隔制御盤31に設けられたエ
アー圧調整器27に接続されて空気圧により作動されるよ
うになっていると共に、上記各装置は制御指令装置28か
らの指令信号により調整弁等を介して作動を制御される
ようになっている。
又、前記走行距離計10及び垂直度検出計11からの検出信
号が前記制御指令装置28に入力され、更に該制御指令装
置28からの信号により走行制御装置29を介して前記駆動
モータ7,8の駆動制御が行われるようになっている。
又、前記超音波探触子19によって計測された計測データ
は、測定記録装置30に導かれて記録されるようになって
いる。
前記制御指令装置28に、計測間隔、計測点数、台車走行
速度等を入力し、又制御指令装置28に備えた図示しない
自動−手動切換スイッチ等の手段により手動側に切換え
て第1計測点まで手動にて自走台車1を移動させた後、
自動側に切換えて計測を開始し、以後塗装剥離、超音波
検査、塗装修理の一連の作業を自動的に行う。
第3図は自走台車1に備えられた塗装剥離装置12の剥離
ロッド17が第1計測点Xに位置した状態を示しており、
この状態で、まず駆動装置16により剥離ロッド17を検査
材6面に衝突させるように繰返し作動させて、第1計測
点Xの塗装18を剥離する。
続いて、自走台車1を剥離ロッド17と超音波探触子19と
の間の距離の長さ分だけ前進させ、次に探触子駆動装置
20の作動により探触子19を検査材6に接近させ、且つ探
触子19が検査材6に接する直前に水タンク21の水を水ス
プレーノズル22からスプレーすることにより、探触子19
を塗装を剥離された検査材6面に良好に密着させる。従
って、超音波探触子19により検査材6の良好な厚み計測
が行われ、その計測データは測定記録装置30に導かれて
記録される。
計測が終了して探触子19が検査材6から離反すると、ヒ
ータ23により温められた空気がホットエアーノズル24を
介して前記第1計測点Xに吹き付けられることにより、
前記第1計測点Xにスプレーされた水が乾燥除去され
る。
次に、自走台車1を、探触子19と塗装用スプーレーガン
26との間の距離の長さ分だけ前進させ、続いて塗料タン
ク25からの塗料を空気圧により塗装用スプレーガン26を
介して前記第1計測点Xに吹き付け、前記塗装が剥離さ
れた部分の補修を行う。これにより第1計測点Xの計測
が終了する。
続いて、制御指令装置28の指令により、走行制御装置29
を介して駆動モータ7,8が作動され、前記剥離ロッド17
が次の計測点に一致するまで自走台車1が走行された
後、前記と同様の手順で計測作業が行われる。
このとき、自走台車1の走行移動距離は走行距離計10で
検出されることにより制御され、又煙突やタンク側壁等
に沿って自走台車1が上下方向に移動するときは、垂直
度検出計11により垂直度を検出して左右の駆動モータ7,
8の回転を制御することにより、自走台車1が垂直に走
行するように制御される。
自走台車1は駆動モータ7,8の制御により方向転換を行
うことができるので、往路と復路の両方で計測作業を行
うようにすることもできる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、検査材の厚み計測の場合について例示したが、超音
波探傷検査等の場合にも適用できること、各部の駆動方
式、形状等は種々変更し得ること、その他本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、
等は勿論である。
[発明の効果] 上記したように、本発明の塗装構造物の超音波検査装置
によれば、自走台車を所定の位置まで自走させた後、構
造物検査部の塗装の剥離、超音波検査、塗装剥離部の補
修の一連の作業を自動的に行うことができ、よって超音
波検査作業を安全且つ高能率に行うことができ、よって
大幅な工期の短縮、経費の節減を図ることができる優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図の平面図、第3図は作動制御回路の説明図である。 1は自走台車、2,3は駆動輪、4,5は遊動輪、7,8は駆動
モータ、10は走行距離計、11は垂直度検出計、12は塗装
剥離装置、13は超音波厚み計測装置、14は乾燥装置、15
は塗装装置、27はエアー圧調整器、28は制御指令装置、
29は走行制御装置、30は測定記録装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 太英 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目9番4号 石川島検査計測株式会社技術研究所内 (72)発明者 戸村 宏樹 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目9番4号 石川島検査計測株式会社技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−120860(JP,A) 特開 昭55−156100(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネット車輪を備え且つ走行距離、走行
    方向を制御可能に構成した自走台車に、塗装剥離装置
    と、超音波計測装置と、塗装を剥離した部分の補修を行
    う塗装装置を走行方向一直線上に配したことを特徴とす
    る塗装構造物の超音波検査装置。
JP61245085A 1986-10-15 1986-10-15 塗装構造物の超音波検査装置 Expired - Lifetime JPH0690186B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61245085A JPH0690186B2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15 塗装構造物の超音波検査装置

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JP61245085A JPH0690186B2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15 塗装構造物の超音波検査装置

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JPS6398560A JPS6398560A (ja) 1988-04-30
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JPH05142215A (ja) * 1991-11-22 1993-06-08 Kanto Special Steel Works Ltd 超音波探傷法による円筒物表面探傷装置
CN114384153B (zh) * 2022-01-14 2024-04-09 吉林金洪汽车部件股份有限公司 一种汽车零配件瑕疵自检识别装置

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