JPH0690141A - 同一番組認識装置 - Google Patents

同一番組認識装置

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JPH0690141A
JPH0690141A JP26529892A JP26529892A JPH0690141A JP H0690141 A JPH0690141 A JP H0690141A JP 26529892 A JP26529892 A JP 26529892A JP 26529892 A JP26529892 A JP 26529892A JP H0690141 A JPH0690141 A JP H0690141A
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JP
Japan
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same program
tuner unit
identity
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Pending
Application number
JP26529892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Takayama
正美 高山
Tadao Nuga
忠雄 奴賀
Yuji Takatori
裕二 高鳥
Kazuhiko Uchiyama
和彦 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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Publication of JPH0690141A publication Critical patent/JPH0690141A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一番組の識別の際の誤動作を防止するこ
と。 【構成】 BPF23が希望局付近に発生した3次歪成
分(2f2 −f3 )を抽出すると、レベル検波回路24
が3次歪成分のレベルの比較を行い、3次歪成分が所定
のレベルを上回っている場合には、同一番組識別回路1
0の識別動作の停止を指示するための信号をシステムコ
ントローラ15に出力するようにした。 【効果】 現在受信中の番組が相互変調妨害を受けた場
合でも同一番組の識別の際の誤動作を防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューナにおける同一
番組を識別するための装置に係り、特に相互変調妨害に
よる同一番組識別の際の誤動作を防止するようにした同
一番組識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用のチューナ等には、たとえば一対
のチューナ部の復調出力を周波数成分に分割し、且つ2
波以上の周波数成分に基づいて番組の同一性の識別を行
う同一番組識別機能が具備されている。このような同一
番組識別機能が具備されることにより、移動受信時であ
って受信周波数が変化した場合であっても継続して同一
番組を聴取することができる。
【0003】図1は、このような同一番組識別機能を具
備したFMチューナの一例を示すもので、アンテナ1か
ら取り込まれたFM電波は、メインチューナ部A及びサ
ブチューナ部Bのフロントエンド部2,3によって同調
がとられ、中間周波数IFとされる。同調のとられた中
間周波数IFは、フィルタ4,5によってノイズ成分が
除去された後、IF増幅部6,7によって増幅される。
増幅された中間周波数IFは、検波部8,9によって復
調された後、MPX部11によってL,Rの信号が出力
される。
【0004】また、各検波部8,9の復調出力は、同一
番組識別回路10に取り込まれると、この同一番組識別
回路10によってメインチューナ部Aに対するサブチュ
ーナ部Bの受信番組の同一性が識別される。
【0005】制御部12は、レベル検波部13,14を
介して受信番組の信号レベルを検知し、メインチューナ
部Aによる受信番組の信号レベルが所定値をした回った
場合、MPX部11からのL,Rの出力をサブチューナ
部Bによって受信された受信番組の出力とする。
【0006】これにより、移動受信中に受信番組の信号
レベルが低下してもサブチューナ部Bを介して受信番組
を受信することができるので、同一番組を継続して聴取
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のFMチューナでは、現在受信中の番組に隣接する局
の周波数レベルが高いとその周波数により相互変調妨害
を受やすく、相互変調妨害を受けた場合には現在受信中
の局番組が妨害局の番組と入れ替わったり、受信局と妨
害局とが混合してしまったりする。
【0008】このような場合、同一番組識別回路10に
よる番組の同一性の識別が誤動作してしまい、移動受信
中に受信番組の信号レベルが低下した際に、サブチュー
ナ部B側に切り換えると、サブチューナ部Bが非同一の
番組を受信してしまうため、同一番組を継続して聴取す
ることができなくなってしまう。
【0009】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、現在受信中の番組が相互変調妨害を受けて
いる間、同一番組の識別動作を停止させることにより、
同一番組の識別の際の誤動作を防止することができる同
一番組識別装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、メインチューナ部からの復調信号とサブ
チューナ部からの復調信号との比較により、サブチュー
ナ部によって受信された番組がメインチューナ部によっ
て受信されている番組と一致するか否かの識別を行う同
一番組識別装置において、前記メインチューナ部及びサ
ブチューナ部からの復調信号からゼロクロスポイントを
検出することにより、受信番組の同一性を判断する番組
同一判断手段と、前記メインチューナ部及びサブチュー
ナ部の少なくとも一方の受信番組放送波から相互変調妨
害成分を検出する相互変調妨害成分検出手段と、この相
互変調妨害成分検出手段によって検出された相互変調妨
害成分が所定レベルを上回っている間、前記番組同一判
断手段に対して受信番組の同一性の判断動作を停止させ
る番組同一判断制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明の同一番組識別装置では、同一番組を識
別する際の相互変調による誤動作を防止するために、番
組同一判断制御手段によって相互変調妨害成分検出手段
により検出された相互変調妨害成分が所定レベルを上回
っている間、番組同一判断手段の受信番組の同一性の判
断動作を停止させるようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。なお、以下に説明する図において図1と共
通する部分には同一符号を付し重複する説明を省略す
る。
【0013】図2は、本発明の同一番組識別装置の一実
施例に係るFMチューナを示すもので、アンテナ1,1
aから取り込まれたFM電波は、スプリッタ50,51
を介してメインチューナ部A及びサブチューナ部Bのフ
ロントエンド部2,3に取り込まれる。
【0014】フロントエンド部2,3では、システムコ
ントローラ15によってコントロールされているPLL
回路部17,18のPLL動作に基づき同調のとれた中
間周波数IFを得る。同調のとられた中間周波数IF
は、IF増幅部6,7によって増幅され、検波部8,9
によって復調された後、切換え回路16を経て図示省略
のMPX部側に送出される。また、各検波部8,9の復
調出力は、同一番組識別回路10に取り込まれる。
【0015】更に、アンテナ1,1aから取り込まれた
FM電波は、スプリッタ50,51を介して相互変調妨
害波検出回路20,30に取り込まれる。各相互変調妨
害波検出回路20,30に取り込まれたFM電波キャリ
アのうち、たとえば図3に示す希望放送番組のキャリア
f1 がBEF21,31によって取り除かれる。このと
き、BEF21,31には、PLL回路17,18から
のチューニング電圧が供給されるため、BEF21,3
1の通過帯域がそのチューニング電圧によって決定され
る。
【0016】3次歪発生回路22,32は、妨害局のキ
ャリア成分を含む3次歪である(2f2 −f3 )成分を
生成する。レベル検波回路24,34は、BPF23,
33の出力成分を検波するとともに、この検波レベルが
所定レベルを上回っているか否かを比較し、所定レベル
を上回っている場合には同一番組識別回路10の番組識
別動作の停止を指示するための信号をシステムコントロ
ーラ15に送出する。
【0017】このとき、BPF23,33の通過帯域
は、PLL回路17,18からのチューニング電圧によ
って制御されている。
【0018】続いて、このような構成の同一番組識別装
置の動作を、図4及び図5を用いて説明する。
【0019】まず、図5を用いて相互変調による妨害の
具体例を説明する。すなわち、77MHZ 及び81MH
Z を同一ネット局とし、メインチューナ部Aによって7
7MHZ が受信中にサブチューナ部Bがサーチ動作を行
い、80MHZ をチェック中であるとする。このとき、
80MHZ に隣接して81MHZ 及び82MHZ の強電
界が存在した場合、同一番組識別回路10は77MHZ
の検波内容と80MHZ の破線で示す歪成分の検波内容
とを比較する。この歪成分の検波内容は81MHZ の検
出レベルが2倍となるため、81MHZ の内容が支配的
である。
【0020】したがって、77MHZ と80MHZ とは
同一ネット局として判断される可能性がある。すなわ
ち、3次歪成分のため正規の80MHZ の検波内容と比
較されず、誤認識されるためである。
【0021】このようなことから、まずアンテナ1,1
aからの希望局入力を相互変調妨害波検出回路20,3
0のBEF21,31によって取り除く(ステップ40
1,402)。取り除くべき周波数は、PLL回路17
による現在受信中のチューニング電圧によって決定され
る。
【0022】次いで、3次歪発生回路22によって3次
歪である(2f2 −f3 )成分が生成されると(ステッ
プ403)、BPF23によって希望局付近に発生した
3次歪成分が抽出される(ステップ404)。更に、抽
出された3次歪成分のレベルが判断され(ステップ40
5)、3次歪成分が所定のレベルを下回っている場合に
は同一番組識別回路10に対して識別動作の継続が可能
であることを指示する信号がシステムコントローラ15
に出力される(ステップ406)。これに対して、3次
歪成分が所定のレベルを上回っている場合には、同一番
組識別回路10に対して識別動作の停止を指示する信号
がシステムコントローラ15に出力される(ステップ4
07)。
【0023】このように、本実施例では、BPF23が
希望局付近に発生した3次歪成分(2f2 −f3 )を抽
出すると、レベル検波回路24が3次歪成分のレベルの
比較を行い、3次歪成分が所定のレベルを上回っている
場合には、同一番組識別回路10の識別動作の停止を指
示するための信号をシステムコントローラ15に出力す
るようにしたので、現在受信中の番組が相互変調妨害を
受けた場合でも同一番組の識別の際の誤動作を防止する
ことができる。
【0024】なお、本実施例では、本発明をFM放送番
組の同一性の識別を行う場合について説明したが、これ
に限らずAM放送番組の同一性の識別を行う場合に適用
してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の同一番組
識別装置によれば、同一番組を識別する際の相互変調に
よる誤動作を防止するために、番組同一判断制御手段に
よって相互変調妨害成分検出手段により検出された相互
変調妨害成分が所定レベルを上回っている間、番組同一
判断手段の受信番組の同一性の判断動作を停止させるよ
うにしたので、現在受信中の番組が相互変調妨害を受け
た場合でも同一番組の識別の際の誤動作を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFMチューナを示すブロック図である。
【図2】本発明の同一番組識別装置の一実施例に係るF
Mチューナを示すブロック図である。
【図3】図2のBPFの動作を説明するための図であ
る。
【図4】図2の同一番組識別装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】図2の同一番組識別装置の動作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1,1a アンテナ A メインチューナ部 B サブチューナ部 10 同一番組識別回路 15 システムコントローラ 20,30 相互変調妨害波検出回路 21,31 BEF 22,22 3次歪発生回路 23,32 BPF
フロントページの続き (72)発明者 内山 和彦 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインチューナ部からの復調信号とサブ
    チューナ部からの復調信号との比較により、サブチュー
    ナ部によって受信された番組がメインチューナ部によっ
    て受信されている番組と一致するか否かの識別を行う同
    一番組識別装置において、 前記メインチューナ部及びサブチューナ部からの復調信
    号からゼロクロスポイントを検出することにより、受信
    番組の同一性を判断する番組同一判断手段と、 前記メインチューナ部及びサブチューナ部の少なくとも
    一方の受信番組放送波から相互変調妨害成分を検出する
    相互変調妨害成分検出手段と、 この相互変調妨害成分検出手段によって検出された相互
    変調妨害成分が所定レベルを上回っている間、前記番組
    同一判断手段に対して受信番組の同一性の判断動作を停
    止させる番組同一判断制御手段とを具備することを特徴
    とする同一番組識別装置。
JP26529892A 1992-09-07 1992-09-07 同一番組認識装置 Pending JPH0690141A (ja)

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JP26529892A JPH0690141A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 同一番組認識装置

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