JPH068991B2 - キャラクタ表示装置 - Google Patents

キャラクタ表示装置

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JPH068991B2
JPH068991B2 JP62255042A JP25504287A JPH068991B2 JP H068991 B2 JPH068991 B2 JP H068991B2 JP 62255042 A JP62255042 A JP 62255042A JP 25504287 A JP25504287 A JP 25504287A JP H068991 B2 JPH068991 B2 JP H068991B2
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孝寿 石井
大樹 小川
尚三 大前
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、キャラクタ表示装置に係り、特に、キャラ
クタの属性を増加して多様な表示を行う際に用いて好適
なキャラクタ表示装置に関する。
「従来の技術」 キャラクタを表示する場合は、一般に表示色、アンダー
ラインの有無、ブリンキング(点滅)の有無等を示すア
トリビュートデータに従った表示を行う。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、欧米で用いられるパーソナルコンピュータの
仕様が世界的な標準となっているが、これらのコンピュ
ータにあっては、キャラクタ(英数文字)を示す1バイ
トのコードと、アトリビュート(属性)を示す1バイト
のデータとが1組になって記憶され、かつ、読出される
ようになっている。
一方、英数文字以外、例えば、漢字等を表示する場合に
は、文字コードが1バイトでは足りなくなる。したがっ
て、文字コードやアトリビュートデータをメモリに記憶
させる際の体系が、欧米標準仕様のものとは異なってし
まい、欧米標準仕様コンピュータのソフトウエアとの互
換性が図れないという問題が生じる。また、漢字等の文
字においては、アトリビュート機能をより拡大したいと
いう要求がある。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、欧
米標準仕様コンピュータのソフトとの互換性を持ちつ
つ、かつ、アトリビュート機能を増やすことができるキ
ャラクタ表示装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、上記問題点を解決するために、1もしくは
2以上で文字を指示する文字コードおよび前記各文字コ
ードと対になっているアトリビュートデータが記憶され
るメモリと、表示面のスキャンに従って前記メモリから
読出した文字コードが単独で文字を指示するデータか2
以上で文字を指定するデータかを判定する判定部と、前
記判定部の判定結果に基づき文字の指定に必要な数の文
字コードを参照して該当する文字のフォントデータをキ
ャラクタジェネレータから読出すフォントデータ読出手
段と、前記判定部の判定結果に基づき2以上で文字を指
定する文字コードの2番目以降の文字コードと対になっ
ているアトリビュートデータを拡張アトリビュートデー
タとして認識し、この拡張アトリビュートデータおよび
1番目の文字コードと対になっているアトリビュートに
よって示される属性に従って制御するアトリビュート制
御部と具備している。
「作用」 基本的に文字コードとアトリビュートデータとが対にな
ってメモリに記憶されているので、欧米標準仕様のコン
ピュータと同様のメモリマップとなる。また、2以上の
文字コードによって文字を指定することができるため、
漢字等の文字をも指定することができ、さらに、拡張ア
トリビュートデータの認識ができるため、アトリビュー
ト機能が増大する。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
(実施例の構成) 第1図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック図
であり、第2図は同実施例が適用される表示システムの
全体構成を示すブロック図である。
第2図において1は、例えば、欧米標準タイプのパーソ
ナルコンピュータ内に設けられているCPU(中央処理
装置)であり、所定のプログラムに基づいて動作する。
このCPU1は、CRTコントローラ2との間において
種々のデータの授受を行い、CRTコントローラ2を制
御する。CRTコントローラ2は、CRT表示装置4の
表示を制御するものであり、VRAM(ビデオRAM)
3内のデータを表示面のスキャンに従って読出し、この
読出したデータに基づいて表示制御を行う。この場合、
VRAM3は、第1図に示すように、第1プレーン3a
と第2プレーン3bとから構成されており、テキストモ
ードにおいては、第1プレーン3aに文字コードが記憶
され、第2プレーン3bに表示文字の属性を示すアトリ
ビュートデータが記憶される。
ここで、アトリビュートデータは、第3図(イ)、
(ロ)に示す8ビットのデータであり、基本アトリビュ
ートデータと拡張アトリビュートデータとの2種類があ
る。各アトリビュートにおける各ビットは、例えば図示
の機能を有している。すなわち、第3図(イ)に示す基
本アトリビュートデータにおいては、第0〜第2ビット
が文字の色指定の機能を有し、第0、第1、第2ビット
がそれぞれブルー、グリーン、レッドの色のオン/オフ
を指示する。また、第4ビット、第5ビットがそれぞれ
アンダーラインおよび左垂直線の表示を指示し、第6ビ
ットが反転文字(文字色と背景色とが反転した文字)の
指定、第7ビットが点滅文字の指定を行う。また、第3
図(ロ)に示す拡張アトリビュートデータにおいては、
第7ビットが太文字の指定、第6ビットが横倍角の指
定、第5ビットが縦倍角の指定を行う。第4ビットは、
縦倍角時においてフォントの上側を表示するか下側を表
示するかを指示するビットであり、“0”のとき上側、
“1”のとき下側の表示を指示する。縦倍角を行わない
とき、すなわち、第5ビットが“0”のときは、この第
4ビットは無効となる。第3ビットは、横倍角時におい
てフォントの右側を表示するか左側を表示するかを指示
するビットであり、“0”のとき右側、“1”のとき左
側の表示を指示する。横倍角を行わないとき、すなわ
ち、第6ビットが“0”のときは、この第3ビットは無
効となる。第2〜第0ビットは、予約ビットとなってい
る。
なお、上記各アトリビュートデータの各ビットの機能は
一例であり、種々のモードによって適宜異なる定義付け
が可能となっている。
また、文字コードは、この実施例においては、いわゆる
シフトJISによる文字コードを採用している。シフト
JISは、JIS C 6226における漢字の区を当該規格にお
いて使われていない区に移し、通常の英数字の割り当て
位置と重複しないようにしたものであり、第4図にその
コードマップを示す。この図において、S.JIS−I
およびS.JIS−IIの符号を付したエリアが漢字区画
であり、このエリアにおける漢字は2バイトの文字コー
ドによって指定される。また、英数(ANK)文字、半角
の外字およびカナ(KANA)等の半角表示される文字は、
1バイトのコード、すなわち(00)〜(7F)および
(A0)〜(DF)によって指定される。
次に、VRAM3内のデータと表示文字との関係を第5
図に示す。この図に示すように、文字コードが2バイト
である漢字は全角表示され、文字コードが1バイトであ
る英数文字は半角表示される。したがって、表示面にお
いて文字が占める面積と、VRAM3内において当該文
字の文字コードが占めるエリアの大きさとが対応する。
さらに、半角表示される英数文字の場合は、1バイトの
文字コードに対し1バイトのアトリビュートデータに対
になっており、全角表示される漢字の場合は、2バイト
の文字コードの各々についてアトリビュートデータが対
になっている。そして、2番目の漢字文字コードに対に
なっているアトリビュートデータが拡張アトリビュート
データ(第3図(ロ)参照)となっている。
なお、第5図に示すVRAM3のエリアマップにおいて
は、文字コードとアトリビュートデータとが交互に配置
されているが、実際にはこれらは第1プレーン3aと第
2プレーン3bとにそれぞれ対になって記憶され、アド
レスは同一に設定されている。
また、第1図に示すように、第1プレーン3aと第2プ
レーン3bの各アドレスバスおよびデータバスはすべて
8ビットの共通バス15に接続されている。この共通バ
ス15は時分割使用され、文字コード、アトリビュート
データ、アドレスデータがそれぞれCRTコントローラ
2によって割り当てられたタイミングにおいて共通バス
15に出力される。この場合、アドレスデータはロウア
ドレスデータとカラムアドレスデータとから構成され、
これらも時分割に出力される。
VRAM3内の各データは、上述の通りであり、CRT
コントローラ2は、VRAM3から文字コードを読出す
と、この文字コードに対応するフォントデータを第2図
に示すキャラクタジェネレータ5から読出す。そして、
読出したフォントデータをシリアルデータに変換し、C
RT表示装置4に供給する。また、この際に当該文字コ
ードに付随するアトリビュートデータに基づき、表示色
制御、点滅制御あるいは横倍角/縦倍角表示等を行う
(詳細は後述する)。
次に、10は漢字表示装置であり、制御部10aとキャ
ラクタジェネレータ10bとから構成されている。以下
に漢字表示装置10の構成について説明する。
第1図に示すコードフェッチ部20は、入力端(8ビッ
ト)が共通バス15に接続されており、CRTコントロ
ーラ2が文字コードおよびアトリビュートデータをフェ
ッチするタイミングにおいてこれらのデータをフェッチ
する。この場合、コードフェッチ部20は、CRTコン
トローラ2が出力する第1プレーン3aおよび第2プレ
ーン3bの出力イネーブル信号(図示略)により、アト
リビュートデータと文字コードとを識別する。また、ア
トリビュートデータおよび文字コードの双方のデータと
も2バイト分が所定のフリップフロップ(Dタイプフリ
ップフロップ)に記憶されるようになっている。21は
2バイト分の記憶容量を有するアトリビュートデータラ
ッチ部であり、コードフェッチ部20内のアトリビュー
トデータが、先にフェッチされたデータから順に供給さ
れようになっている。22は、それぞれ1バイトの記憶
容量を有する第1記憶部22aおよび第2記憶部22b
から構成されている文字コードラッチ部である。この第
2記憶部22bには、コードフェッチ部20内の文字コ
ードが先にフェッチされたものから順に供給され、第2
記憶部22bに供給された文字コードは順次第1記憶部
22aに供給されるようになっている。23は、第1記
憶部22aの上位3ビットのデータに基づき、当該記憶
部内の文字コードが全角文字のコードか半角文字のコー
ドかを検出する全/半検出部である。全角文字は、前述
したように2バイトの文字コードで指定され、その第1
バイトが第4図から判るように8,9,Eとなるから、
第1記憶部22aの上位3ビットにより、全角の文字コ
ードを識別することができる。この全/半検出部23
は、論理ゲートの組合せによって構成され、文字コード
が8,9,Eいずれかに該当する場合には全角検出信号
ZENを出力する。
次に、24は、文字コードに基づいてキャラクタジェネ
レータ10bのアドレスを生成するOGアドレス生成部
である。この実施例におけるキャラクタジェネレータ1
0bは、複数のROMと外字作成用の不揮発性化された
RAMとから構成されており、CGアドレス生成部24
は、文字コードに基づいて、コードマップ(第4図参
照)に対応するチップセレクト信号およびアドレス信号
を生成する。この場合、OGアドレス生成部24は、全
/半検出部23から全角検出信号ZENが供給されてい
るときは、第1記憶部22aおよび第2記憶部22b内
の2バイトの文字コードに基づいてアドレスを生成し、
全角検出信号ZENが供給されていないときは第1記憶
部22a内の文字コードに基づいてアドレスを生成す
る。キャラクタジェネレータ10bは、半角文字のフォ
ントデータが読出されているときは、1キャラクタの横
方向の8ドット分のフォントデータを出力し、また、全
角文字のフォントデータが読出されているときは、キャ
ラクタ横方向の16ドット分のフォントデータを8ドッ
ト分づつ2回に分けて出力する。このキャラクタジェネ
レータ10bのフォントデータ出力動作は、アトリビュ
ート処理部30から供給される制御信号によってその態
様が異なり、アトリビュートデータの内容に応じたもの
となるが、詳細については後述する。
次に、26は、キャラクタジェネレータ10bから供給
される8ビットのフォントデータをドットクロックDC
KまたはドットクロックDCKの1/2のクロックに基づ
いてシリアルデータに変換し、これをドットデータとし
て出力するパラレルシリアル変換器である。この場合の
シリアルデータ変換速度の切換は、アトリビュート処理
部30から供給される制御信号によって行われるように
なっている。また、パラレルシリアル変換器26は、入
力端Hに供給されているデータから順に出力するように
なってきる。
27は、パラレルシリアル変換器26の出力信号とカー
ソルイネーブル信号発生部43の出力信号との排他的論
理和をとるイクスクルーシブオアゲートであり、カーソ
ルイネーブル信号発生部43がカーソルイネーブル信号
CEN(“1”信号)を発生しないときはパラレルシリ
アル変換器26が出力するドットデータに対しスルーの
状態になっている。28は、カラーコード生成部であ
り、イクスクルーシブオアゲート27を介して供給され
る各ドットデータについて、所定のカラーコードをカラ
ーパレット31から読出してCRT表示装置4へ出力す
る。所定のカラーコードとは、アトリビュート処理部3
0によって指定されるカラーコードである。すなわち、
アトリビュート処理部30は、アトリビュートデータラ
ッチ部21から供給される基本アトリビュートデータ
(第3図(イ)参照)の各ビットの機能に応じたカラー
コードを選択するようカラーコード生成部に対して制御
信号を供給する。例えば、基本アトリビュートデータが
フォアグランドカラーとして「赤」を示している場合に
は、当該キャラクタの文字部分に対応するドットに対し
ては、赤のカラーコードを読出すように指示する。ま
た、アトリビュート処理部30は、基本アトリビュート
データの他のビットに応じた処理をカラーコード生成部
28に指示する。すなわち、点滅、反転、アンダーライ
ン等の有無に応じた処理をカラーコード生成部28に指
示する。さらに、アトリビュート処理部30は、フラグ
SSAがセットされているときは、アトリビュートデー
タラッチ部21内の2バイト目のアトリビュートデータ
を拡張アトリビュートデータと認識して、拡張アトリビ
ュートデータの各ビットに対応する処理を行い、フラグ
SSAがセットされていないときは、2バイト目のアト
リビュートデータを無視するようになっている。この拡
張アトリビュートデータによる処理については、後に詳
述する。
次に、40はアドレスフェッチ部であり、共通バス15
上に送出されたアドレスデータをフェッチする。共通バ
ス15上には、ロウアドレスとカラムアドレスとが時分
割に出力されるが、アドレスフェッチ部40は、CRT
コントローラ2が出力するストローブ信号(図示略)に
よってこれらを認識し、1組のデータとして記憶する。
アドレスフェッチ部40に記憶されたロウアドレスデー
タおよびカラムアドレスデータは、比較部41に供給さ
れ、ここで、レジスタ42内のデータと一致しているか
否かが判定される。比較部41が一致を検出すると、一
致検出信号をカーソルイネーブル信号発生部43に出力
するようになっている。この場合、レジスタ42には、
CPU1によってカーソルを表示すべきアドレスが予め
書き込まれている。カーソルイネーブル信号発生部43
は、一致検出信号が供給されるとカーソルイネーブル信
号CEN(“1”信号)をイクスクルーシブオアゲート
27の他方の入力端に供給する。この場合、全/半検出
部23から全角検知信号ZENが供給されているとき
は、全角文字の表示期間に対応する期間カーソルイネー
ブル信号CENを出力し、また、全角検出信号ZENが
供給されていない場合は半角文字の表示時間に対応する
期間カーソルイネーブル信号CENを出力する。イクス
クルーシブオアゲート27は、カーソルイネーブル信号
CENが供給されている間はパラレルシリアル変換器2
6に対してはインバータとして機能する。このため、カ
ーソルは、文字色と背景色とが反転したキャラクタとし
て表示される。
(実施例の動作) 次に、上記構成によるこの実施例の動作について説明す
る。
まず、CPU1において使用されるプログラムが欧米使
用のもので漢字表示を行わない場合は、漢字表示装置1
0は動作せず、CRT表示装置4における表示は、CR
Tコントローラ2によって制御される。一方、CPU1
において使用されるプログラムが、日本語用のもので漢
字表示を必要とする場合は、CRTコントローラ2は、
CPU1の制御の下にVRAM3のアクセスを行うが、
CRT表示装置4については制御を行わない。そして、
CRTコントローラ2に代えて漢字表示装置10がCR
Tコントローラ2のアクセス情報すなわち、文字コー
ド、アトリビュートデータおよびアドレスデータを各々
フェッチし、これらのデータに基づいてCRT表示装置
4を制御する。以下にこの場合の動作について説明す
る。
まず、CRTコントローラ2は、表示面のスキャンに従
ってVRAM3をアクセスしていく。そして、コードフ
ェッチ部20は、CRTコントローラ2がアクセスした
文字コードおよびアトリビュートデータを取り込む。こ
のコードフェッチ部20に取り込まれた文字コードは、
文字コードラッチ部21に供給され、さらに、全/半検
出部23によって全角文字か半角文字かが判断される。
そして、全角文字であった場合には、全角検出信号ZE
Nが出力され、CGアドレス生成部24は、第1記憶部
22aおよび第2記憶部22b内の計2バイトの文字コ
ードに基づいてキャラクタジェネレータ10bのアドレ
スを生成する。また、半角文字であった場合には、全角
検出信号ZENが出力されないため、CGアドレス生成
部24は、第1記憶部22a内の文字コードによってキ
ャラクタジェネレータ10bのアドレスを生成する。次
に、キャラクタジェネレータ10bは、全角文字のフォ
ントがアクセスされた場合は、キャラクタの横方向16
ドット分のデータを8ドット分づつ2回出力し、半角文
字のフォントがアクセスされた場合は、キャラクタの横
方向8ドット分のデータを出力する。そして、パラレル
シリアル変換器26はキャラクタジェネレータ10bか
ら出力されたデータを順次シリアルデータに変換し、イ
クスクルーシブオアゲート27を介してカラーコード生
成部28に供給する。カラーコード生成部28は、アト
リビュート処理部30の制御信号に基づき、供給された
ドットデータの個々についてカラーコードを生成し、C
RT表示装置4に出力する。これにより、CRT表示装
置4の表示面には、文字コードによって指定された文字
が、アトリビュートデータによって指示された色および
その他の属性(点滅,反転等)にしたがって表示され
る。
ここで、フラグSSAがセット状態にあり、さらに漢字
文字コードが読出された場合には、上記処理に加えて以
下の処理がなされる。
まず、アトリビュート処理部30は、第2バイト目のア
トリビュートデータを拡張アトリビュートデータと認識
し、第3図(ロ)に示す各ビットの機能に応じた処理を
行う。
拡張アトリビュートデータの第7ビット(太字指定ビ
ット)が“1”の場合。
この場合においては、パラレルシリアル変換器26は、
アトリビュート処理部30からの制御信号に基づいてド
ットクロックDCKを1クロック分遅延した信号を作成
し、この遅延クロックによって作成したシリアルデータ
と、もとのドットクロックDCKによって作成したシリ
アルデータとの論理和をとり、この論理和によって得ら
れたシリアルデータを出力端子Qから出力する。このよ
うにして論理和によって得られたシリアルデータは、フ
ォントを水平方向(スキャン方向)に対して2重にした
データとなり、水平方向に1ドット分太く表示される。
拡張アトリビュートデータの第6ビット(横倍角指定
ビット)が“1”である場合。
この場合は、該当する漢字について水平方向に2倍拡張
した表示を行う処理であり、第3ビットの内容に応じて
フォントの表示部分が以下のように異なる。
まず、第3ビットが“1”である場合には、該当する文
字の左側の8ビットのフォントデータがキャラクタジェ
ネレータ10bから読出され、また、パラレルシリアル
変換器26においては、供給される8ビットのフォント
データがドットクロックDCKの1/2のクロックによっ
てパラレルシリアル変換される。このようにドットクロ
ックDCKの1/2のクロックによってパラレルシリアル
変換されたデータが、オアゲート27を介してカラーコ
ード生成部28に供給される。一方、CRT表示装置4
においては、通常のドットクロックDCKに基づいて表
示が行われ、この結果、フォントの左側の部分が、水平
方向に2倍拡張されて全角の大きさで表示される(第6
図参照)。
また、拡張アトリビュートデータの第3ビットが“0”
の場合は、該当する文字の右側の8ビットのフォントデ
ータがキャラクタジェネレータ10bから読出され、ま
た、パラレルシリアル変換器26においては、供給され
る8ビットのフォントデータがドットクロックDCKの
1/2のクロックによってパラレルシリアル変換される。
このようにドットクロックDCKの1/2のクロックによ
ってパラレルシリアル変換されたデータが、オアゲート
27を介してカラーコード生成部28に供給される。し
たがって、上記の場合と同様にフォントの右側の部分
が、水平方向に2倍拡張されて全角の大きさで表示され
る(第6図参照)。
そして、同一の漢字文字コードについて上述した左側表
示および右側表示を連続して行うと、該当する漢字のフ
ォントが水平方向に2倍拡張されて、全角2文字分の大
きさで表示され、倍角表示が完了する。ここで、倍角表
示実行時におけるVRAM3内のデータ例と表示文字と
の関係を第6図に示す。第6図に示す文字コードC
は、2個で1つの漢字を指定する文字コードであ
り、文字コードCに付随するアトリビュートデータが
基本アトリビュートデータB.ATRであり、文字コー
ドCに付随するアトリビュートデータが拡張アトリビ
ュートデータE.ATRである。この場合、最初の拡張
アトリビュートデータE.ATRは、第6、第3ビット
が共に、“1”であり、2番目の拡張アトリビュートデ
ータE.ATRは第6ビットが“1”で第3ビットが
“0”となっている。また、図から判るように、表示面
に、表示面において横倍角文字が占める面積と、当該文
字についてのデータがメモリ上において占めるエリア量
とが対応する。
拡張アトリビュートデータの第5ビット(縦倍角指定
ビット)が“1”である場合。
この場合は、該当する漢字について垂直方向に2倍拡張
した表示を行う処理であり、第4ビットの内容に応じて
フォントの表示部分が以下のように異なる。
まず、第4ビットが“1”である場合には、該当する文
字の上半分のフォントデータがキャラクタジェネレータ
10bから読出される。ただし、表示面上の2回のスキ
ャンに対して、キャラクタジェネレータ10bの同一ア
ドレスが2回アクセスされる。したがって、隣接する2
ラインについては、キャラクタジェネレータ10bから
は同一のフォントデータが出力され、これにより、上半
分のフォントが垂直方向に2倍に拡張される(第7図参
照)。
拡張アトリビュートデータの第4ビットが“0”である
場合には、キャラクタジェネレータ10bから該当する
フォントの下半分が読出されるが、他の動作は上記と同
様である。
そして、隣接する行(kとk+1)の同一水平位置にお
いて、上記上半分および下半分の表示を順次行うことに
より、フォントが垂直方向に2倍に拡張され、縦倍角表
示が完了する。ここで、第7図に縦倍角表示を行う際の
VRAM3内のデータ例と表示文字との関係を示す。こ
の場合、上半分の表示を指示するデータと、下半分の表
示を指示するデータとは、各々隣接する行(kとk+
1)の同一水平位置に対応するエリアに記憶されてい
る。また、最初の拡張アトリビュートデータE,ART
は第6、第4ビットが共に“1”であり、2番目の拡張
アトリビュートデータE,ATRは第6ビットが“1”
で第4ビットが“0”となっている。この縦倍角表示に
おいても、表示面において倍角文字が占める面積と、当
該文字についてのデータがメモリ上で占めるエリア量と
が対応する。
第6、第5ビットが共に“1”である場合は、上記
、の動作が同時に行われる。すなわち、横倍角と縦
倍角が同時に行われて、4倍角表示がなされる。この4
倍角表示においても、上述したことから判るように、表
示面上で文字が占める面積と、当該文字につていのデー
タがメモリ上で占めるエリア量とが対応する。結局、こ
の実施例においては、表示面の文字の大きさと、当該文
字のデータ量とが対応し、欧米標準使用のメモリマップ
と同様の体系となる。
以上が、拡張アトリビュートデータに基づく各種処理で
ある。
次に、カーソル表示処理について説明する。まず、アド
レスフェッチ部40は、CRTコントローラ2が出力す
るアドレスデータをフェッチする。このフェッチされた
データは、比較器41においてレジスタ42内のデータ
と比較され、一致が検出されると、カーソルイネーブル
信号発生部43がカーソルイネーブル信号CENを発生
する。この結果、カーソルを表示すべき位置のキャラク
タのドットデータに対してはイクスクルーシブオアゲー
ト27がインバータとして機能し、これにより、カーソ
ルが反転表示のキャラクタとして表示される。
なお、上記実施例においては、欧米標準規格のパーソナ
ルコンピュータに漢字表示装置10を付加するのみで、
漢字表示を行うことができる利点がある。しかも、VR
AM3をそのまま使用するとともに、CRTコントロー
ラ2のアクセスをそのまま利用するという構成であるた
め、ハード面の変更を一切要しない。
また、実施例においては、CRTコントローラ2に制御
部10aが付加される構成となっているが、これらを当
初より一体に構成し、各機能を合わせ持つ回路としても
よい。
さらに、上述した実施例は日本語における漢字/カナ表
示についての実施例であったが、この発明は日本語以外
の言語にも適用することができる。すなわち、2以上の
文字コードを使用してキャラクタの指示を行う必要があ
る言語、例えば中国語あるいは韓国語等の表示にも適用
することができ、アトリビュート機能の拡大を図ること
ができる。
また、上記実施例においては、フラグSSAをクリアす
れば、拡張アトリビュートデータの認識は行われない。
したがって、英数文字コードのみからなるソフトウェア
を実行する際などにおいては、フラグSSAをクリアし
ておけば、基本アトリビュートデータを拡張アトリビュ
ートデータとして誤認識することがない。このように、
英数文字コードのみの場合、あるいは漢字コードと拡張
アトリビュートデータが混在した場合を、フラグSSA
の内容を書き換えることにより、簡単に切り換えること
ができ、互換性が極めて高い利点が得られる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、1もしくは2
以上で文字を指示する文字コードおよび前記各文字コー
ドと対になっているアトリビュートデータが記憶される
メモリと、表示面のスキャンに従って前記メモリから読
出した文字コードが単独で文字を指示するデータか2以
上で文字を指定するデータかを判定する判定部と、前記
判定部の判定結果に基づき文字の指定に必要な数の文字
コードを参照して該当する文字のフォントデータをキャ
ラクタジェネレータから読出すフォントデータ読出手段
と、前記判定部の判定結果に基づき2以上で文字を指定
する文字コードの2番目以降の文字コードと対になって
いるアトリビュートデータを拡張アトリビュートデータ
として認識し、この拡張アトリビュートデータおよび1
番目の文字コードと対になっているアトリビュートによ
って示される属性に従って表示を制御するアトリビュー
ト制御部とを具備したので、欧米標準仕様のパーソナル
コンピュータを用いる場合にあっても、メモリのデータ
記憶体系を換えることなく、互換性を維持したまま漢字
等のキャラクタを表示でき、かつ、アトリビュート機能
を拡大し得て多様なキャラクタ表示を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第2図は同実施例が適用される表示システムの全体構成
を示すブロック図、 第3図は同実施例におけるアトリビュートデータを示す
図、 第4図は同実施例における文字コードのコードマップ、 第5図は同実施例における文字表示とVRAM3内の文
字コードとの関係を示す図、 第6図および第7図は各々VRAM内のデータと表示文
字との関係例を示す図である。 2……表示コントローラ、3……VRAM(メモリ)、
10b……キャラクタジェネレータ、20……コードフ
ェッチ部(文字コードフェッチ部)、23……全/半検
出部(判定部)、24……OGアドレス生成部(フォン
トデータ読出手段)、26……パラレルシリアル変換器
(アトリビュート制御部)、30……アトリビュート処
理部(アトリビュート制御部)、SSA……フラグ(ア
トリビュート制御部)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1もしくは2以上で文字を指示する文字コ
    ードおよび前記各文字コードと対になっているアトリビ
    ュートデータが記憶されるメモリと、表示面のスキャン
    に従って前記メモリから読出した文字コードが単独で文
    字を指示するデータか2以上で文字を指示するデータか
    を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づき文
    字の指定に必要な数の文字コードを参照して該当する文
    字のフォントデータをキャラクタジェネレータから読出
    すフォントデータ読出手段と、前記判定部の判定結果に
    基づき2以上で文字を指定する文字コードの2番目以降
    の文字コードと対になっているアトリビュートデータを
    拡張アトリビュートデータとして認識し、この拡張アト
    リビュートデータおよび1番目の文字コードと対になっ
    ているアトリビュートによって示される属性に従って表
    示を制御するアトリビュート制御部とを具備することを
    特徴とするキャラクタ表示装置。
  2. 【請求項2】前記アトリビュート制御部は、拡張アトリ
    ビュートデータの認識動作の有効/無効を切り換える手
    段を具備することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のキャラクタ表示装置。
JP62255042A 1987-09-02 1987-10-09 キャラクタ表示装置 Expired - Lifetime JPH068991B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62255042A JPH068991B2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 キャラクタ表示装置
KR1019880003115A KR920001310B1 (ko) 1987-09-02 1988-03-23 문자표시장치
CN88102079A CN1026528C (zh) 1987-09-02 1988-04-14 字符显示装置
US07/561,371 US5251293A (en) 1987-09-02 1990-07-31 Character display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0197986A JPH0197986A (ja) 1989-04-17
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JPH0197986A (ja) 1989-04-17

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