JPH0689788B2 - スリップクラッチ - Google Patents
スリップクラッチInfo
- Publication number
- JPH0689788B2 JPH0689788B2 JP2138595A JP13859590A JPH0689788B2 JP H0689788 B2 JPH0689788 B2 JP H0689788B2 JP 2138595 A JP2138595 A JP 2138595A JP 13859590 A JP13859590 A JP 13859590A JP H0689788 B2 JPH0689788 B2 JP H0689788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- driven
- hub
- friction
- friction plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D7/00—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
- F16D7/02—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type
- F16D7/024—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with axially applied torque limiting friction surfaces
- F16D7/025—Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with axially applied torque limiting friction surfaces with flat clutching surfaces, e.g. discs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Compositions of linings; Methods of manufacturing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Compositions of linings; Methods of manufacturing
- F16D69/025—Compositions based on an organic binder
- F16D69/026—Compositions based on an organic binder containing fibres
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トルク伝達機構において回転速度差のある部
分に設けて、駆動部と従動部を常時スリップさせて一定
の伝達トルク、いわゆるスリップトルクを得るためのス
リップクラッチに関し、特に、各種OA機器において、安
定した微小トルクの伝達に適したスリップクラッチに関
する。
分に設けて、駆動部と従動部を常時スリップさせて一定
の伝達トルク、いわゆるスリップトルクを得るためのス
リップクラッチに関し、特に、各種OA機器において、安
定した微小トルクの伝達に適したスリップクラッチに関
する。
従来技術及びその課題 従来、例えば、複写機、タイプライター等の給紙機構部
の紙送り部分のロールブレーキ、撚糸機等の繊維機械の
スピンドル部の定常ブレーキ、及び、写真フィルム現像
機やプラスチックフィルム成形機の巻取機の定常ブレー
キ等として使用されるスリップクラッチには、第５図に
示すスリップクラッチ40があり、このクラッチ40は、ハ
ブ41に対してキー42で連結されたプッシャープレート43
と、このプレート43に固定された高強度繊維から成形さ
れた摩擦板44と、この摩擦板44との間で摩擦力によって
トルクを伝達する金属製のドリブンプレート45と、摩擦
板44とドリブンプレート45とを摩擦接触させるために軸
方向の押圧力を発生させるスプリング46及び調節ナット
47を有してなる。また、ドリブンプレート45の回転保持
及びスラスト軸受としてすべり軸受48が使用されてい
る。そして、駆動側であるプッシャープレート43から、
従動側であるドリブンプレート45に回転力を伝達してい
る際に、ドリブンプレート45はスリップ回転して一定の
トルクを伝達するようになっている。そして、このスリ
ップが生じている時のトルクを「スリップトルク」と称
している。
の紙送り部分のロールブレーキ、撚糸機等の繊維機械の
スピンドル部の定常ブレーキ、及び、写真フィルム現像
機やプラスチックフィルム成形機の巻取機の定常ブレー
キ等として使用されるスリップクラッチには、第５図に
示すスリップクラッチ40があり、このクラッチ40は、ハ
ブ41に対してキー42で連結されたプッシャープレート43
と、このプレート43に固定された高強度繊維から成形さ
れた摩擦板44と、この摩擦板44との間で摩擦力によって
トルクを伝達する金属製のドリブンプレート45と、摩擦
板44とドリブンプレート45とを摩擦接触させるために軸
方向の押圧力を発生させるスプリング46及び調節ナット
47を有してなる。また、ドリブンプレート45の回転保持
及びスラスト軸受としてすべり軸受48が使用されてい
る。そして、駆動側であるプッシャープレート43から、
従動側であるドリブンプレート45に回転力を伝達してい
る際に、ドリブンプレート45はスリップ回転して一定の
トルクを伝達するようになっている。そして、このスリ
ップが生じている時のトルクを「スリップトルク」と称
している。
しかしながら、長期の使用において、ドリブンプレート
45と摩擦板44との摩擦面に金属と繊維の摩耗粉が生じ、
これが原因となってスリップトルクの脈動が増加する問
題があった。また、プレート43がハブ41に対して軸方向
に摺動するため隙間を設ける必要があり、この隙間が原
因となって、プレート43及びドリブンプレート45はその
直角度及び振れ等の影響により、スリップ回転中にこじ
れた状態になりやすく、安定した微小伝達トルクを得る
ことは困難であるという問題もあった。
45と摩擦板44との摩擦面に金属と繊維の摩耗粉が生じ、
これが原因となってスリップトルクの脈動が増加する問
題があった。また、プレート43がハブ41に対して軸方向
に摺動するため隙間を設ける必要があり、この隙間が原
因となって、プレート43及びドリブンプレート45はその
直角度及び振れ等の影響により、スリップ回転中にこじ
れた状態になりやすく、安定した微小伝達トルクを得る
ことは困難であるという問題もあった。
課題を解決するための手段 本発明は、それぞれ駆動部材と被動部材に連結された一
対の駆動側と被動側の対向部材の間に摩擦板を挟圧・介
在させて前記駆動部材と前記被動部材との間で常時スリ
ップトルクを発生させるスリップクラッチにおいて、前
記対向部材の一方が拡径部を有するハブであり、他方が
円筒部と円盤部を有するエンジニアリングプラスチック
製ドリブンプレートであり、さらに、前記拡径部と円盤
部間に介在する高強度繊維製摩擦板と、前記ハブに対し
て回転規制され、前記円盤部方向に押圧される複合摩擦
板を有し、前記複合摩擦板は弾性材料からなるプレート
とその表面に固着された高強度繊維製の摩擦材とからな
るスリップクラッチにより前記課題を解決したものであ
る。
対の駆動側と被動側の対向部材の間に摩擦板を挟圧・介
在させて前記駆動部材と前記被動部材との間で常時スリ
ップトルクを発生させるスリップクラッチにおいて、前
記対向部材の一方が拡径部を有するハブであり、他方が
円筒部と円盤部を有するエンジニアリングプラスチック
製ドリブンプレートであり、さらに、前記拡径部と円盤
部間に介在する高強度繊維製摩擦板と、前記ハブに対し
て回転規制され、前記円盤部方向に押圧される複合摩擦
板を有し、前記複合摩擦板は弾性材料からなるプレート
とその表面に固着された高強度繊維製の摩擦材とからな
るスリップクラッチにより前記課題を解決したものであ
る。
作用 摩擦力が作用する対向部材の材料を、エンジニアリング
プラスチックと高強度繊維の組合せとしたことにより、
両部材の摩擦特性が向上し、摩耗粉の発生が著しく低減
されて、スリップトルクの脈動を抑えることができる。
また、仮に、摩耗粉が発生したとしても、摩擦板の繊維
間の網目が摩耗粉を吸収し、摩耗粉が摺動面を荒らすこ
とがない。
プラスチックと高強度繊維の組合せとしたことにより、
両部材の摩擦特性が向上し、摩耗粉の発生が著しく低減
されて、スリップトルクの脈動を抑えることができる。
また、仮に、摩耗粉が発生したとしても、摩擦板の繊維
間の網目が摩耗粉を吸収し、摩耗粉が摺動面を荒らすこ
とがない。
また、仮にドリブンプレートがモーメント荷重によりこ
じれたとしても、複合摩擦板は、それ自身の弾性により
ドリブンプレートのこじれに倣って変形することができ
る。
じれたとしても、複合摩擦板は、それ自身の弾性により
ドリブンプレートのこじれに倣って変形することができ
る。
実施例 第１図及び第２図は本発明によるスリップクラッチ10の
軸方向断面図である。このスリップクラッチ10は、それ
ぞれ駆動部材と被動部材に連結される一対の駆動側と被
動側の対向部材となるハブ20、及びドリブンプレート30
と、一対の摩擦板12,13と、摩擦板12,13の挟圧力を調整
するためのスプリング17及び調節ナット18を有してな
る。符号19は抜け止め用カラーである。
軸方向断面図である。このスリップクラッチ10は、それ
ぞれ駆動部材と被動部材に連結される一対の駆動側と被
動側の対向部材となるハブ20、及びドリブンプレート30
と、一対の摩擦板12,13と、摩擦板12,13の挟圧力を調整
するためのスプリング17及び調節ナット18を有してな
る。符号19は抜け止め用カラーである。
ハブ20は、軸を挿入しうる円筒部22と、この円筒部22の
一端に形成された拡径部24と、円筒部22の他端に形成さ
れたねじ部26とを有する。拡径部24には駆動軸のピン
（図示せず）が嵌合する溝25（第２図）が形成されてお
り、この嵌合により駆動軸とハブ20が連結される。ねじ
部26には調節ナット18が螺合する。ハブ20はエンジニア
リングプラスチック製である。エンジニアリングプラス
チックの代表例として、PPO,PPS,POM等がある。
一端に形成された拡径部24と、円筒部22の他端に形成さ
れたねじ部26とを有する。拡径部24には駆動軸のピン
（図示せず）が嵌合する溝25（第２図）が形成されてお
り、この嵌合により駆動軸とハブ20が連結される。ねじ
部26には調節ナット18が螺合する。ハブ20はエンジニア
リングプラスチック製である。エンジニアリングプラス
チックの代表例として、PPO,PPS,POM等がある。
ドリブンプレート30は、円盤部32と円筒部34からなる。
円盤部32の内径は、ハブ20の円筒部22の外径に対してわ
ずかな隙間を有した嵌め合いとなっている。円筒部34の
一端には、180゜間隔で軸方向の突起35が形成されてい
る。突起35は被駆動部材と嵌合してトルクの伝達を担
う。ドリブンプレート30もハブ20と同様エンジニアリン
グプラスチック製である。これらのエンジニアリングプ
ラスチックは、通常、自己潤滑性を具えているが、特に
摺動側の部材については、積極的に、潤滑剤若しくは油
が含浸させられているとなお良い。なお、上記のような
嵌め合い構造により、ドリブンプレート30はハブ20上で
回転自在に支持されるので、別途軸受を設ける必要はな
い。
円盤部32の内径は、ハブ20の円筒部22の外径に対してわ
ずかな隙間を有した嵌め合いとなっている。円筒部34の
一端には、180゜間隔で軸方向の突起35が形成されてい
る。突起35は被駆動部材と嵌合してトルクの伝達を担
う。ドリブンプレート30もハブ20と同様エンジニアリン
グプラスチック製である。これらのエンジニアリングプ
ラスチックは、通常、自己潤滑性を具えているが、特に
摺動側の部材については、積極的に、潤滑剤若しくは油
が含浸させられているとなお良い。なお、上記のような
嵌め合い構造により、ドリブンプレート30はハブ20上で
回転自在に支持されるので、別途軸受を設ける必要はな
い。
摩擦板の一方、すなわち、ハブ20の拡径部24とドリブン
プレート30の円盤部32の間に挟圧される側の摩擦板12
は、単なる円盤形状であり、高強度繊維からなる。高強
度繊維の具体例としては、アラミド繊維がある。この摩
擦板は、好ましくは、アラミド繊維にテフロン樹脂を含
浸させたものをシート状に固めたものからなる。なお、
このような摩擦板については、実開昭63-170625号公報
（実願昭62-63442号）に開示されているように、鋼繊
維、ガラス繊維、炭素繊維、ボロン繊維等の繊維素材を
基材にして、ポリテトラフルオロエチレン（テフロ
ン）、ポリクロロトリフルオロエチレン等に代表される
合成樹脂を含浸又は浸漬させてシート状にしたものでも
よい。
プレート30の円盤部32の間に挟圧される側の摩擦板12
は、単なる円盤形状であり、高強度繊維からなる。高強
度繊維の具体例としては、アラミド繊維がある。この摩
擦板は、好ましくは、アラミド繊維にテフロン樹脂を含
浸させたものをシート状に固めたものからなる。なお、
このような摩擦板については、実開昭63-170625号公報
（実願昭62-63442号）に開示されているように、鋼繊
維、ガラス繊維、炭素繊維、ボロン繊維等の繊維素材を
基材にして、ポリテトラフルオロエチレン（テフロ
ン）、ポリクロロトリフルオロエチレン等に代表される
合成樹脂を含浸又は浸漬させてシート状にしたものでも
よい。
摩擦板の他方、すなわち、ドリブンプレート30とスプリ
ング17との間に配置される複合摩擦板13は、第３図及び
第４図に示されるように、内径側に180゜間隔の突起14,
14を有する円盤形状である。突起14,14は、ハブ20に形
成された２条のスプライン（図示せず）に嵌合し、これ
により複合摩擦板13はハブ20に対して回転規制されると
ともに、軸方向には移動可能である。
ング17との間に配置される複合摩擦板13は、第３図及び
第４図に示されるように、内径側に180゜間隔の突起14,
14を有する円盤形状である。突起14,14は、ハブ20に形
成された２条のスプライン（図示せず）に嵌合し、これ
により複合摩擦板13はハブ20に対して回転規制されると
ともに、軸方向には移動可能である。
複合摩擦板13は、２層（繊維の強度によっては、勿論１
層でもよい。）の摩擦材15,15と、弾性プレート16から
なる。摩擦材15,15は上記の摩擦板12と同じ材質であ
り、摩擦材自体が変形できる程度にその厚みは比較的薄
くなっている。プレート16は弾性材料からなる。具体的
には、金属、プラスチック又はゴムからなり、摩擦材1
5,15と同じように変形できる程度にその厚みは比較的薄
くなっている。なお、実施例では、ばね用ステンレス鋼
を使用している。
層でもよい。）の摩擦材15,15と、弾性プレート16から
なる。摩擦材15,15は上記の摩擦板12と同じ材質であ
り、摩擦材自体が変形できる程度にその厚みは比較的薄
くなっている。プレート16は弾性材料からなる。具体的
には、金属、プラスチック又はゴムからなり、摩擦材1
5,15と同じように変形できる程度にその厚みは比較的薄
くなっている。なお、実施例では、ばね用ステンレス鋼
を使用している。
このように、潤滑性を有するエンジニアリングプラスチ
ックと高強度繊維とが摩擦接触するようにしたことによ
り、摩耗粉の発生を著しく低減することができるととも
に、寿命も長くなる。
ックと高強度繊維とが摩擦接触するようにしたことによ
り、摩耗粉の発生を著しく低減することができるととも
に、寿命も長くなる。
また、上記の構成により、ドリブンプレート30はハブ20
に対してこじれにくくなっているが、仮にこじれたとし
ても、複合摩擦板13はハブ20及びドリブンプレート30に
対して移動が拘束されず、かつ複合摩擦板13自体が変形
することができるから、複合摩擦板13はドリブンプレー
ト30のこじれに倣うことができ、その結果、スリップト
ルクの脈動の増加を防止することができるのである。
に対してこじれにくくなっているが、仮にこじれたとし
ても、複合摩擦板13はハブ20及びドリブンプレート30に
対して移動が拘束されず、かつ複合摩擦板13自体が変形
することができるから、複合摩擦板13はドリブンプレー
ト30のこじれに倣うことができ、その結果、スリップト
ルクの脈動の増加を防止することができるのである。
また、摺動面が従来のように１箇所だけでなく拡径部32
の両側になることによっても、より安定したスリップト
ルクを得ることができる。
の両側になることによっても、より安定したスリップト
ルクを得ることができる。
なお、上記の摩擦板12,13は高強度繊維製であるから、
仮に摩耗粉が発生したとしても、繊維間の網目でこれを
吸収することができる。そのため、摩擦板12,13とドリ
ブンプレート30との摺動面に介在する摩耗粉が少なくな
り、摺動面を荒らすことが少ない。
仮に摩耗粉が発生したとしても、繊維間の網目でこれを
吸収することができる。そのため、摩擦板12,13とドリ
ブンプレート30との摺動面に介在する摩耗粉が少なくな
り、摺動面を荒らすことが少ない。
発明の効果 本発明は、以上の構成であるから次の効果を奏する。
（１）エンジニアリングプラスチックと高強度繊維とを
摩擦接触させたことにより、摩耗粉の発生を著しく低減
することができ、従って、駆動部材と被動部材との間の
スリップトルクの脈動を抑えることができる。また、摩
擦板に対して摺動する部材を射出成形等によって製作す
ることができるから、機械加工の必要がなくなり、製作
コストの低減を図ることができる。
摩擦接触させたことにより、摩耗粉の発生を著しく低減
することができ、従って、駆動部材と被動部材との間の
スリップトルクの脈動を抑えることができる。また、摩
擦板に対して摺動する部材を射出成形等によって製作す
ることができるから、機械加工の必要がなくなり、製作
コストの低減を図ることができる。
（２）たとえドリブンプレートがこじれた状態になった
としても、複合摩擦板自体がこのこじれた状態に倣うの
で、スリップトルクの脈動を抑えることができるととも
に、周辺部品を高精度に製作する必要がなくなりコスト
の低減を図ることができる。
としても、複合摩擦板自体がこのこじれた状態に倣うの
で、スリップトルクの脈動を抑えることができるととも
に、周辺部品を高精度に製作する必要がなくなりコスト
の低減を図ることができる。
第１図は本発明のスリップクラッチの軸方向断面図、第
２図は第１図の左側面図、第３図は他方の摩擦材の正面
図、第４図は第３図の４−４線断面図、第５図は従来の
スリップクラッチの軸方向断面図である。 10…スリップクラッチ 12…摩擦板、13…複合摩擦板 15…摩擦材、16…プレート 20…ハブ、30…ドリブンプレート
２図は第１図の左側面図、第３図は他方の摩擦材の正面
図、第４図は第３図の４−４線断面図、第５図は従来の
スリップクラッチの軸方向断面図である。 10…スリップクラッチ 12…摩擦板、13…複合摩擦板 15…摩擦材、16…プレート 20…ハブ、30…ドリブンプレート
Claims (1)
- 【請求項１】それぞれ駆動部材と被動部材に連結された
一対の駆動側と被動側の対向部材の間に摩擦板を挟圧・
介在させて前記駆動部材と前記被動部材との間で常時ス
リップトルクを発生させるスリップクラッチにおいて、 前記対向部材の一方が拡径部を有するハブであり、他方
が円筒部と円盤部を有するエンジニアリングプラスチッ
ク製ドリブンプレートであり、 さらに、前記拡径部と円盤部間に介在する高強度繊維製
摩擦板と、前記ハブに対して回転規制され、前記円盤部
方向に押圧される複合摩擦板を有し、前記複合摩擦板は
弾性材料からなるプレートとその表面に固着された高強
度繊維製の摩擦材とからなることを特徴とする、 スリップクラッチ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2138595A JPH0689788B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | スリップクラッチ |
| US07/575,916 US5092440A (en) | 1990-05-30 | 1990-08-31 | Slipping clutch |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2138595A JPH0689788B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | スリップクラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0434217A JPH0434217A (ja) | 1992-02-05 |
| JPH0689788B2 true JPH0689788B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=15225767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2138595A Expired - Lifetime JPH0689788B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | スリップクラッチ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5092440A (ja) |
| JP (1) | JPH0689788B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3034088B2 (ja) * | 1991-05-21 | 2000-04-17 | 旭光学工業株式会社 | すべりクラッチ機構 |
| EP0647791B1 (de) * | 1993-10-07 | 1997-08-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Rutschkupplung |
| US5516022A (en) * | 1994-02-28 | 1996-05-14 | Illinois Tool Works, Inc. | Method and apparatus for a two speed strap take up |
| GB9500509D0 (en) * | 1995-01-11 | 1995-03-01 | Gore W L & Ass Uk | Connector |
| CN1139472C (zh) * | 1996-03-18 | 2004-02-25 | 株式会社理光 | 一种细长轴构件 |
| DE19615002A1 (de) * | 1996-04-16 | 1997-10-23 | Mekra Lang Gmbh & Co Kg | Getriebe-Einheit |
| US5947409A (en) * | 1996-10-21 | 1999-09-07 | Corrigan, Jr.; Richard W. | Spring finger assembly for engaging a spool |
| JP3871232B2 (ja) * | 1997-02-27 | 2007-01-24 | オイレス工業株式会社 | トルクリミッタ |
| US6200220B1 (en) | 1998-11-05 | 2001-03-13 | Chester Drew | Flexible vane coupling |
| GB9915344D0 (en) * | 1999-07-01 | 1999-09-01 | Automotive Products Plc | Friction clutch |
| US6286968B1 (en) | 1999-09-07 | 2001-09-11 | Lang-Mekra North America, Llc | Mirror mounting assembly with stop feature |
| US6637957B2 (en) * | 2000-09-29 | 2003-10-28 | Zih Corp. | Printer with ribbon fold out mechanism and plastic ribbon clutch |
| US6398434B1 (en) | 2000-10-02 | 2002-06-04 | Richard W. Corrigan, Jr. | Shaft assembly for applying an adjustable load to a thermal print head |
| US6929108B2 (en) * | 2002-05-01 | 2005-08-16 | Zf Sachs Ag | Self-lubricating release bearing housing |
| US20080015034A1 (en) | 2006-07-17 | 2008-01-17 | Deere & Company, A Delaware Corporation | Torque limiter for a harvester row unit |
| US8062137B2 (en) * | 2008-01-22 | 2011-11-22 | Gkn Driveline North America, Inc. | Constant velocity joint with torque overload protection |
| CN102121504B (zh) * | 2011-03-25 | 2013-07-24 | 昆山联德精密机械有限公司 | 扭矩传动机构 |
| JP5788747B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2015-10-07 | 矢崎総業株式会社 | 計器ユニット |
| JP6490404B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2019-03-27 | 日本電産シンポ株式会社 | 波動歯車装置 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3105371A (en) * | 1961-02-28 | 1963-10-01 | Acton Lab Inc | Adjustable slip clutch |
| US3207000A (en) * | 1961-08-23 | 1965-09-21 | Charles S White | Crankshaft damper |
| US3203268A (en) * | 1963-03-12 | 1965-08-31 | Gen Motors Corp | Worm shaft and gear assembly |
| US3487658A (en) * | 1968-02-12 | 1970-01-06 | Denison Johnson Inc | Fishing reel drive |
| GB1247833A (en) * | 1969-07-15 | 1971-09-29 | Olivetti & Co Spa | An improved friction clutch |
| US3654777A (en) * | 1970-11-25 | 1972-04-11 | Minnesota Mining & Mfg | Torque transmitting device |
| US3842620A (en) * | 1973-10-29 | 1974-10-22 | Addmaster Corp | Torque transmission device |
| US4325474A (en) * | 1978-06-05 | 1982-04-20 | Rexnord Inc. | Slip friction roller drive |
| JPH037622Y2 (ja) * | 1987-07-21 | 1991-02-26 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2138595A patent/JPH0689788B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-31 US US07/575,916 patent/US5092440A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0434217A (ja) | 1992-02-05 |
| US5092440A (en) | 1992-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0689788B2 (ja) | スリップクラッチ | |
| JP3193691B2 (ja) | 軸受構造 | |
| US4770279A (en) | One-way clutch | |
| US3060767A (en) | Speed changing mechanism | |
| US5860324A (en) | Mechanical drive assembly incorporating counter-spring biased, radially-adjustable rollers | |
| US4195721A (en) | Torque exchange coupling | |
| KR890000222Y1 (ko) | 원심 클러치 | |
| US4336870A (en) | Torque exchange coupling | |
| US3664472A (en) | Coupling with thermoplastic and cellulosic friction disc | |
| US3754413A (en) | Friction clutch | |
| US4541820A (en) | V-belt type stepless transmission | |
| US6200220B1 (en) | Flexible vane coupling | |
| JP2000220711A (ja) | ハーフトロイダル型無段変速機 | |
| US4226321A (en) | Self-aligning clutch bearing assembly | |
| JP2655994B2 (ja) | クラッチレリーズ軸受装置 | |
| JP2770866B2 (ja) | 電磁スプリングクラッチ | |
| JP3239971B2 (ja) | クラッチレリーズ軸受装置 | |
| JPH06105094B2 (ja) | クラツチレリーズ軸受装置 | |
| US20230049077A1 (en) | Stop pin for a ball screw assembly | |
| CN214534365U (zh) | 一种具有刹停结构的带轮 | |
| RU2016283C1 (ru) | Центробежная муфта | |
| JPH0826433A (ja) | ローラコンベア用ローラ装置 | |
| JPH045854B2 (ja) | ||
| JPH0622680Y2 (ja) | 長尺紙巻取装置 | |
| JPH0723626Y2 (ja) | トルクリミッタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114 Year of fee payment: 16 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114 Year of fee payment: 16 |