JPH0688961A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0688961A
JPH0688961A JP4239527A JP23952792A JPH0688961A JP H0688961 A JPH0688961 A JP H0688961A JP 4239527 A JP4239527 A JP 4239527A JP 23952792 A JP23952792 A JP 23952792A JP H0688961 A JPH0688961 A JP H0688961A
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Masao Obata
雅夫 小羽田
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章夫 猪原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示有効領域と光源とを近づける場合
に、液晶表示有効領域の端部の白抜けをなくす。 【構成】 導光板12の光出射面の液晶表示有効領域D
A外を黒体層15で覆う。 【効果】 黒色物質の特性である吸光性および吸熱性に
て、光源からの直接光を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背面照明(バックライ
ト)を有する受光型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置は、薄型化が市場か
らのニーズとして強く要請されており、それに伴い導光
板(ライトガイド)方式の液晶用照明装置(バックライ
トシステム)を搭載した液晶表示装置が主流となってい
る。この液晶表示装置は、図17ないし図19の如く、
透光性に優れた導光板1として、PMMA(ポリメチル
メタアクリレート)や石英ガラス等が使用されており、
また、導光板1の中を均一に光を伝播させるために、光
源2(ランプ)として冷陰極管(CCFT)や熱陰極管
(HCFT)が用いられている。
【0003】さらに、光源2から出射される光を効率よ
く導光板1の中に光入射させるために、ランプリフレク
タ3として高反射率の銀蒸着フィルムや樹脂成型品が一
般的に採用されている。
【0004】なお、図17ないし図19中、4は導光板
1からの光を拡散させる拡散膜、5は導光板1内での後
方への光を拡散膜4側に反射させる反射膜、Boは液晶
表示板である。また、6は反射膜5の前面に塗布された
光散乱材であり、TiO等の白色系の材料を用いて印
刷パターンされる。そして、従来、導光板1のサイズを
長さ192mm、幅146mmとした場合、光散乱材の
形成領域は、長さ190.4mm、幅144.8mmと
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液晶表示装
置の薄型化、コンパクト化が市場からのニーズとして強
く要請されるにつれて、図19に示す液晶表示有効領域
DAと光源2との間の距離が近接することになり、それ
につれて導光板の光入射端面付近で輝度が高く、輝度の
均一性(均斉度)が悪くなり、特に液晶表示装置のユニ
ットとして、光源2に近い導光板1の光出射面上で光源
2から発する熱および光モレの影響が著しく、液晶表示
有効領域DAの光源を配した側の端部での表示品位の低
下(白抜け現象)を招いていた。
【0006】すなわち、図20のように、従来の方式で
有効表示領域DA内で上視角(12時視角)X1で表示
を見た場合、図21の如く、光散乱材6の端部で光が散
乱し、散乱膜6を設けていないときの光L1に比べて、
液晶表示板Boの有効表示領域DA外の前方に進出しや
すくなる。これが、液晶有効表示領域DAの光源2を配
した側の端部での光モレに起因する白ぬけ現象の一因と
なっていた。
【0007】本発明は、液晶表示装置の薄型化、コンパ
クト化に伴う液晶表示有効領域DA端部での表示品位の
低下を防止低減し得る液晶表示装置の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1,2の如く、液晶表示板と、該液晶
表示板の後方に平行に配されてこれを照明する導光板1
2と、該導光板12の端部に配された光源13とを備え
た液晶表示装置において、前記導光板12の液晶表示有
効領域DA外の光出射面上に、黒色の黒体層15が形成
されたものである。
【0009】本発明請求項2による課題解決手段は、図
3,4の如く、液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
行に配されてこれを照明する導光板12と、該導光板1
2の端部に配された光源13と、前記導光板12内での
後方への光を前方に反射させる反射膜16と、該反射膜
16の前面で後方への光を前方に散乱させる光散乱材1
7とを備えた液晶表示装置において、前記光散乱材17
の形成領域は、導光板12の液晶表示有効領域DAに限
定されたものである。
【0010】本発明請求項3による課題解決手段は、図
5の如く、液晶表示板11と、該液晶表示板11の後方
に平行に配されてこれを照明する導光板12と、該導光
板12の端部に配された光源13とを備えた液晶表示装
置において、液晶表示板11と導光板12との間に、出
射光量を均一に調整する光量調整体21が介在され、該
光量調整体21の液晶表示有効領域DAの端部近傍に、
光散乱反射材22がパターン形成されたものである。
【0011】本発明請求項4による課題解決手段は、図
6および図7の如く、液晶表示板11と、該液晶表示板
11の後方に平行に配されてこれを照明する導光板12
と、該導光板12の端部に配された光源13と、前記導
光板12から前方へ出射した光を液晶表示板11に向け
て拡散する拡散膜14とを備えた液晶表示装置におい
て、前記拡散膜14の液晶表示有効領域DAの端部近傍
に、光散乱反射材22がパターン形成されたものであ
る。
【0012】本発明請求項5による課題解決手段は、図
8および図9の如く、液晶表示板11と、該液晶表示板
11の後方に平行に配されてこれを照明する導光板12
と、該導光板12の端部に配された光源13と、前記導
光板12から前方へ出射した光を液晶表示板11に向け
て拡散する拡散膜14と、前記導光板12内での後方へ
の光を前方に反射させる反射膜16と、該反射膜16の
前面で後方への光を前方に散乱させる光散乱材17と、
前記光源13の周囲に配され光源13から外側に発散す
る光を導光板12側に反射させるランプリフレクタ18
とを備えた液晶表示装置において、前記光散乱材17の
形成領域は、導光板12の液晶表示有効領域DAに限定
され、かつ前記ランプリフレクタ18と導光板12の
間、および前記拡散膜14の液晶表示有効領域DAの外
部と導光板12の間に、黒色の黒体層15が所定の帯状
幅で形成されたものである。
【0013】本発明請求項6による課題解決手段は、図
10および図11の如く、液晶表示板11と、該液晶表
示板11の後方に平行に配されてこれを照明する導光板
12と、該導光板12の端部に配された光源13と、前
記導光板12内での後方への光を前方に反射させる反射
膜16と、該反射膜16の前面で後方への光を前方に散
乱させる光散乱材17と、前記光源13の周囲に配され
光源13から外側に発散する光を導光板12側に反射さ
せるランプリフレクタ18とを備えた液晶表示装置にお
いて、前記光散乱材17の形成領域は、導光板12の液
晶表示有効領域DAに限定され、かつ導光板12の裏面
の液晶表示有効領域DA外に、黒色の黒体層15が所定
の帯状幅で形成されたものである。
【0014】本発明請求項7による課題解決手段は、図
12の如く、液晶表示板11と、該液晶表示板11の後
方に平行に配されてこれを照明する導光板12と、該導
光板12の端部に配された光源13と、前記導光板12
内での後方への光を前方に反射させる反射膜16と、該
反射膜16の前面で後方への光を前方に散乱させる光散
乱材17と、前記光源13の周囲に配され光源13から
外側に発散する光を導光板12側に反射させるランプリ
フレクタ18と、前記導光板12から前方へ出射した光
を液晶表示板11に向けて拡散する拡散膜14とを備え
た液晶表示装置において、前記光散乱材17の形成領域
は、導光板12の液晶表示有効領域DA内に限定され、
前記拡散膜14の形成領域寸法は、液晶表示有効領域D
Aより少し大に限定されて設定され、前記ランプリフレ
クタ18は、導光板12の前面端部に直接貼着され、か
つ前記拡散膜14から離間して配置され、該ランプリフ
レクタ18と拡散膜14の離間部分において、前記導光
板12の前面の一部が露出されたものである。
【0015】本発明請求項8による課題解決手段は、図
13ないし図15の如く、液晶表示板11と、該液晶表
示板11の後方に平行に配されてこれを照明する導光板
12と、該導光板12の端部に配された光源13と、前
記導光板12内での後方への光を前方に反射させる反射
膜16と、該反射膜16の前面で後方への光を前方に散
乱させるドットパターン状の光散乱材17とを備えた液
晶表示装置において、前記光散乱材17の形成領域は、
導光板12の液晶表示有効領域DAかこれより少し大に
限定され、該光散乱材17の外周に、反射率が抑制され
た副散乱材23が形成され、該副散乱材23は、前記光
散乱材17と同材質の光散乱パターンドット24と、こ
れと交互に配列された黒体パターンドット25とからな
るものである。
【0016】本発明請求項9による課題解決手段は、請
求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載の光散
乱材17の形成領域寸法αと液晶表示有効領域DAの寸
法βとの関係は、 α≦β≦α+2(mm) とされたものである。
【0017】本発明請求項10による課題解決手段は、
請求項8記載の液晶表示装置において、光源13の周囲
に配され光源13から外側に発散する光を導光板12側
に反射させるランプリフレクタ18と、前記導光板12
から前方へ出射した光を液晶表示板11に向けて拡散す
る拡散膜14とが設けられ、該拡散膜14の形成領域寸
法は、液晶表示有効領域DAより少し大に限定されて設
定され、前記ランプリフレクタ18は、導光板12の前
面端部に直接貼着され、かつ前記拡散膜14から離間し
て配置され、該ランプリフレクタ18と拡散膜14の離
間部分において、前記導光板12の前面の一部が露出さ
れたものである。
【0018】本発明請求項11による課題解決手段は、
請求項8記載の液晶表示装置において、光源13の周囲
に配され光源13から外側に発散する光を導光板12側
に反射させるランプリフレクタ18と、前記導光板12
から前方へ出射した光を液晶表示板11に向けて拡散す
る拡散膜14とが設けられ、該拡散膜14の形成領域寸
法は、液晶表示有効領域DAより少し大に限定されて設
定され、前記ランプリフレクタ18は、導光板12の前
面端部に直接貼着され、かつ前記拡散膜14から離間し
て配置され、該ランプリフレクタ18と拡散膜14の離
間部分において、黒色の黒体層15が導光板12の前面
に直接形成されたものである。
【0019】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、導
光板12の液晶有効表示領域DA外の光出射面上の黒体
層15は、光源と液晶有効表示領域DAが近接した場合
において、光源13から発する熱を吸収し、さらに、導
光板12の裏面での反射光を含め、液晶有効表示領域D
A外からの光モレを防止する。
【0020】そうすると、液晶表示装置の薄型化・コン
パクト化を実現しても、液晶有効表示領域DAの光源1
3を配した側の端部における表示品位の低下を緩和防止
できる。
【0021】請求項2では、液晶表示有効領域DA外に
対応する導光板12の裏面での光反射は、すべて導光板
12の裏面の反射膜16のみによる鏡面反射となり、光
源13を配した側の導光板12の光入射端面と液晶表示
有効領域DAとの間の光反射は、すべて鏡面反射モード
で導光板12の内部を光伝播される。したがって、導光
板12の裏面で反射した光は、散乱膜17で散乱されな
い限り、導光板12内を側方に向けて全反射するだけ
で、その全反射位置の直前の導光板12外に向けて進出
する割合が減少する。これにより、液晶表示有効領域D
Aの光源13を配した側の端部に光が集中するのを避け
ることができ、光モレに起因する白ぬけ現象を緩和防止
できる。
【0022】請求項3,4では、光源13を発光させる
と、光は導光板12内に進入し、内部で全反射を繰り返
しながら前方に進出する。そして、拡散膜14にて拡散
された後、液晶表示板11を照明する。
【0023】ここで、光源13と導光板12の液晶表示
有効領域DAとの距離は可及的に短縮化されているた
め、光源13からの光のうちのいくらかは、導光板12
内での屈折角度によって、全反射する以前に直接拡散膜
14に漏れて進出しようとする。そうすると、熱が液晶
表示板11に直接伝わり、液晶表示有効領域DAの端部
で白ぬけ現象が発生するおそれがあるが、液晶表示有効
領域DAの端部近傍の光散乱反射材22にて、光および
熱の局部的な伝達を軽減するため、液晶表示板11の液
晶表示有効領域DAの端部での白ぬけ現象を防止でき
る。
【0024】請求項5,11では、光源13から導光板
12内に進入した光のうちのいくらかは、導光板12内
での屈折角度によって、全反射する以前に直接拡散膜1
4に進出しようとする。
【0025】しかし、導光板12の前面において、液晶
表示有効領域DAの端部に黒体層15を配しているの
で、これが吸光、吸熱して、熱の伝達を軽減する。した
がって、液晶表示板11の液晶表示有効領域DAの端部
での白ぬけ現象を防止できる。請求項5〜9では、液晶
表示有効領域DA外に対応する導光板12の裏面での光
反射は、すべて導光板12の裏面の反射膜16のみによ
る鏡面反射となり、光源13を配した側の導光板12の
光入射端面と液晶表示有効領域DAとの間の光反射は、
すべて鏡面反射モードで導光板12の内部を光伝播され
る。したがって、導光板12の裏面で反射した光は、光
散乱材17で散乱されない限り、導光板12内を側方に
向けて全反射するだけで、その全反射位置の直前の導光
板12外に向けて進出する割合が減少する。これによ
り、液晶表示有効領域DAの光源13を配した側の端部
に光が集中するのを避けることができ、光モレに起因す
る白ぬけ現象を緩和防止できる。そうすると、請求項
7,10のように、導光板12の前面端部を露出して
も、端部の局部的な光伝導は無くなる。
【0026】請求項6では、導光板12内の後方への光
の多くは、反射膜16にて前方へ反射されようとする
が、液晶表示有効領域DA外で後方へ向かう光は、黒体
層15にて吸収され、前方への反射が妨げられる。そう
すると、端部での光や熱の局部的な伝導が軽減される。
【0027】請求項8では、副散乱材23にて液晶表示
有効領域DAの外側の端部において、導光板12の後面
での光反射を抑制できる。
【0028】
【実施例】
(第一実施例)本発明の第一実施例の液晶表示装置は、
図示しない液晶表示板の後方に平行に配されてこれを照
明する導光板12と、図1,2の如く、該導光板12の
端部に配された光源13とを備えたものである。
【0029】前記導光板12は、図1,2の如く、PM
MA(ポリメチルメタアクリレート)や石英ガラス等を
用いて長さ205mm、幅155mm、厚さ6mmの平
板状に形成される。該導光板12の液晶表示有効領域D
Aは、使用される液晶表示板の表示有効領域に依存する
が、本実施例では、例えば長さ182.4mm、幅13
6.8mmに設定される。
【0030】該導光板12の前面には、導光板12から
の光を液晶表示板に向けて拡散させる厚さ0.25mm
の既存の拡散膜14が張設される。
【0031】そして、該拡散膜14の液晶表示有効領域
DA外の光出射面上には、黒色の黒体層15が形成され
る。該黒体層15は、市販の合成樹脂製黒色粘着テープ
等が使用される。なお、ここで黒色のものを使用するの
は、黒色物質全般に吸光性および吸熱性が備わっている
ことを鑑みたものである。
【0032】前記光源13は、図1,2の如く、管状の
冷陰極管(CCFT)や熱陰極管(HCFT)が用いら
れ、前記導光板12の長辺方向の両端部に配置される。
ここで、該光源13と導光板12の液晶表示有効領域D
Aとの距離は、液晶表示装置の薄型化・コンパクト化の
要請に鑑み、可及的に短縮化される。
【0033】なお、図1,2中、16は導光板12内で
の後方への光を拡散膜14側に反射させる白色反射膜で
ある。また、17は反射膜16の前面に塗布された光散
乱材であり、TiO等の白色系の材料を用いて印刷パ
ターンされる。
【0034】上記構成において、光源13を発光させる
と、光は導光板12内に進入し、内部で全反射を繰り返
しながら前方に進出する。そして、拡散膜14にて拡散
された後、図示しない液晶表示板を照明する。
【0035】ここで、前述の通り、光源13と導光板1
2の液晶表示有効領域DAとの距離は可及的に短縮化さ
れているため、光源13からの光のうちのいくらかは、
導光板12内での屈折角度によって、全反射する以前に
直接拡散膜14に進出しようとする。そうすると、熱が
液晶表示板に直接伝わり、液晶表示有効領域DAの端部
で白ぬけ現象が発生する。
【0036】しかし、本実施例では、液晶表示有効領域
DAの端部に黒体層15を配しているので、これが吸
光、吸熱して、熱の伝達を軽減する。したがって、液晶
表示板の液晶表示有効領域DAの端部での白ぬけ現象を
防止できる。
【0037】(第二実施例)本発明の第二実施例の液晶
表示装置は、図3の如く、導光板12内での後方への光
を拡散膜14側に散乱反射させるTiO等の白色系光
散乱材17の形成領域が、導光板12の液晶表示有効領
域DAに限定されてパターン印刷されたものである。
【0038】本実施例の導光板12は、例えば長さ19
2mm、幅146mm、厚さ6mmのものが使用され
る。
【0039】また、本実施例の液晶表示有効領域DA
は、液晶表示板のドットピッチを0.285mm×0.
285mmとした場合に長さ182.4mm、幅13
6.8mmとされる。これに伴って、本実施例の光散乱
材17の形成領域は、長さ182.4mm、幅136.
8mmとされる。
【0040】また、光源13としては、直径4mm、管
長230mmの冷陰極管を二本使用している。
【0041】なお、図3中、18は光源13の周囲に配
され光源13から外側に発散する光を導光板12側に反
射させる銀蒸着フィルム等のランプリフレクタである。
【0042】このように、導光板12の裏面の光散乱材
17のパターン印刷領域を、液晶表示有効領域DA寸法
と合致させると、導光板12中の光伝播モードは、図4
に示した通りになる。
【0043】すなわち、液晶表示有効領域DA外に対応
する導光板12の裏面での光反射は、すべて導光板12
の裏面の反射膜16のみによる鏡面反射となり、光源1
3を配した側の導光板12の光入射端面と液晶表示有効
領域DAとの間の光反射は、すべて鏡面反射モードで導
光板12の内部を光伝播される。したがって、導光板1
2の裏面で反射した光は、散乱膜17で散乱されない限
り、導光板12内を側方に向けて全反射するだけで、そ
の全反射位置の直前の導光板12外に向けて進出する割
合が減少する。これにより、液晶表示有効領域DAの光
源13を配した側の端部に光が集中するのを避けること
ができ、光モレに起因する白ぬけ現象を緩和防止でき
る。
【0044】(第三実施例)本発明の第三実施例の液晶
表示装置は、図5の如く、モノクローム表示やカラー表
示の薄型トランジスタを使用した液晶表示板11と、該
液晶表示板11の後方に平行に配されてこれを照明する
導光板12と、該導光板12の端部に配された光源13
と、前記液晶表示板11と導光板12との間で出射光量
を均一に調整する光量調整体21とを備えたものであ
る。
【0045】前記導光板12は、PMMA(ポリメチル
メタアクリレート)や石英ガラス等を用いて長さ19
8.7mm、幅159.8mm、厚さ6mmの平板状に
形成される。該導光板12の液晶表示有効領域DAは、
使用される液晶表示板11の表示有効領域に依存する
が、本実施例では、例えば長さ182.4mm、幅13
6.8mmに設定される。
【0046】該導光板12の前面には、導光板12から
の光を液晶表示板11に向けて拡散させる厚さ0.25
mmの既存の拡散膜14が貼設される。
【0047】前記光源13は、直径4mmの管状の冷陰
極管(CCFT)や熱陰極管(HCFT)が用いられ、
前記導光板12の長辺方向の両端部に配置される。ここ
で、該光源13と導光板12の液晶表示有効領域DAと
の距離は、液晶表示装置の薄型化・コンパクト化の要請
に鑑み、可及的に短縮化される。
【0048】前記光量調整体21は、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)製のシート上にAgやTiO
らなる光散乱反射材22が、ドット(散点)状にパター
ン形成されてなるもので、特に液晶表示有効領域DAの
端部近傍には、前記光散乱反射材22の密度が濃く形成
されている。
【0049】上記構成において、光源13を発光させる
と、光は導光板12内に進入し、内部で全反射を繰り返
しながら前方に進出する。そして、拡散膜14にて拡散
された後、液晶表示板11を照明する。
【0050】ここで、前述の通り、光源13と導光板1
2の液晶表示有効領域DAとの距離は可及的に短縮化さ
れているため、光源13からの光のうちのいくらかは、
導光板12内での屈折角度によって、全反射する以前に
直接拡散膜14に漏れて進出しようとする。そうする
と、熱が液晶表示板11に直接伝わり、液晶表示有効領
域DAの端部で白ぬけ現象が発生する。
【0051】しかし、本実施例では、液晶表示板11と
導光板12との間に出射光量を均一に調整する光量調整
体21を介在させ、特に液晶表示有効領域DAの端部近
傍に光散乱反射材22を形成しているため、これが光お
よび熱の局部的な伝達を軽減する。したがって、液晶表
示板11の液晶表示有効領域DAの端部での白ぬけ現象
を防止できる。
【0052】(第四実施例)本実施例の液晶表示装置
は、第三実施例と異なり、図6および図7の如く、液晶
表示板11と導光板12との間に出射光量を均一に調整
する光量調整体21を介在させてはおらず、液晶表示有
効領域DAの端部近傍の光散乱反射材22を拡散膜14
に直接パターン形成したものである。
【0053】本実施例によっても、光散乱反射材22に
て光および熱の局部的な伝達を軽減でき、液晶表示板1
1の液晶表示有効領域DAの端部での白ぬけ現象を防止
できる。
【0054】(第五実施例)本実施例の液晶表示装置
は、TiO等の白色系の光散乱材17の形成領域は、
図8の斜線部の如く、導光板12の液晶表示有効領域D
Aよりも小面積か、図9の如く、同等の面積に限定され
ている。具体的には、該光散乱材17の形成領域寸法α
と液晶表示有効領域DAの寸法βとの関係は、 α≦β≦α+2(mm) …(1) と、形成誤差が2mm以内に抑えられている。
【0055】また、ランプリフレクタ18と導光板12
の間や、前記拡散膜14の液晶表示有効領域DAの外部
と導光板12の間には、黒色の黒体層15が所定の帯状
幅で形成されている。該黒体層15は、市販の合成樹脂
製黒色両面粘着テープ等が使用される。なお、ここで黒
色のものを使用するのは、黒色物質全般に吸光性および
吸熱性が備わっていることを鑑みたものである。
【0056】上記構成において、光源13を発光させる
と、光は導光板12内に進入し、内部で全反射を繰り返
しながら前方に進出する。そして、拡散膜14にて拡散
された後、液晶表示板11を照明する。
【0057】ここで、光源13からの光のうちのいくら
かは、導光板12内での屈折角度によって、全反射する
以前に直接拡散膜14に進出しようとする。
【0058】しかし、本実施例では、液晶表示有効領域
DAの端部に黒体層15を配しているので、これが吸
光、吸熱して、熱の伝達を軽減する。したがって、液晶
表示板11の液晶表示有効領域DAの端部での白ぬけ現
象を防止できる。
【0059】また、導光板12の裏面の光散乱材17の
パターン印刷領域を、液晶表示有効領域DA内に限定し
ているので、液晶表示有効領域DA外に対応する導光板
12の裏面での光反射は、すべて導光板12の裏面の反
射膜16のみによる鏡面反射となり、光源13を配した
側の導光板12の光入射端面と液晶表示有効領域DAと
の間の光反射は、すべて鏡面反射モードで導光板12の
内部を光伝播される。
【0060】したがって、導光板12の裏面で反射した
光は、光散乱材17で散乱されない限り、導光板12内
を側方に向けて全反射するだけで、その全反射位置の直
前の導光板12外に向けて進出する割合が減少する。こ
れにより、液晶表示有効領域DAの光源13を配した側
の端部に光が集中するのを避けることができ、光モレに
起因する白ぬけ現象を緩和防止できる。
【0061】(第六実施例)本実施例の液晶表示装置
は、図10および図11の如く、導光板12の裏面の光
散乱材17の形成領域は、前述の(1)式のように導光
板12の液晶表示有効領域DA内に限定され、かつ導光
板12の裏面の液晶表示有効領域DA外に、黒色の黒体
層15が所定の帯状幅で形成されたものである。
【0062】本実施例では、導光板12の裏面の端部に
おいて、黒体層15が吸光、吸熱するため、液晶表示板
11の端部に熱伝達するのを軽減できる。したがって、
液晶表示板11の液晶表示有効領域DAの端部での白ぬ
け現象を防止できる。
【0063】(第七実施例)本実施例の液晶表示装置
は、図12の如く、導光板12の裏面の光散乱材17の
形成領域は、前述の(1)式のように導光板12の液晶
表示有効領域DA内に限定され、拡散膜14の形成領域
寸法は、液晶表示有効領域DAを覆うようこれより少し
大に限定されて設定され、前記ランプリフレクタ18
は、導光板12の前面端部に直接貼着され、かつ前記拡
散膜14から離間して配置され、該ランプリフレクタ1
8と拡散膜14の離間部分において、前記導光板12の
前面の一部が露出されたものである。この導光板12の
前面の露出幅寸法は、約2mmが望ましい。
【0064】本実施例では、導光板12の裏面の光散乱
材17のパターン印刷領域を、液晶表示有効領域DA内
に限定しているので、液晶表示有効領域DA外に対応す
る導光板12の裏面での光反射は、すべて導光板12の
裏面の反射膜16のみによる鏡面反射となり、光源13
を配した側の導光板12の光入射端面と液晶表示有効領
域DAとの間の光反射は、すべて鏡面反射モードで導光
板12の内部を光伝播される。すなわち、導光板12の
裏面で反射した光は、光散乱材17で散乱されない限
り、導光板12内を側方に向けて全反射するだけで、そ
の全反射位置の直前の導光板12外に向けて進出する割
合が減少する。
【0065】したがって、図12のように、導光板12
の前面端部が露出されても、ここに光が集中することは
なく、光モレに起因する白ぬけ現象は問題とならない。
そうすると、ランプリフレクタ18の取り付け時にさほ
ど精密さを要せずに済み、製造作業が容易となる。
【0066】(第八実施例)本実施例の液晶表示装置
は、図13〜15の如く、TiO等の光散乱材17の
形成領域は、(1)式のように導光板12の液晶表示有
効領域DAかこれより少し大に限定され、光散乱材17
の外周に、反射率が抑制された副散乱材23が帯状に形
成されている。
【0067】該副散乱材23は、前記光散乱材17と同
材質の光散乱パターンドット24と、これと1ドットず
つ交互に配された黒体パターンドット25とが規則正し
く均一に配列されてなる。該副散乱材23の形成幅は約
1mmとされ、前記光散乱材17に連続形成される。
【0068】本実施例の導光板12として、例えば長さ
200mm、幅159.8mm、厚さ6mmのものを使
用し、また、液晶表示有効領域DAとして、例えば長さ
182.4mm、幅136.8mmに設定された場合
に、光散乱材17のドットパターン寸法は、長さ18
2.9mm、幅137.3mmとされる。
【0069】また、光源13としては、管径4mmの冷
陰極管を用い、導光板12の光入射1端面と光源13の
間の距離は2.5mmとした。
【0070】さらに、本実施例では、第七実施例と同様
に、拡散膜14の形成領域寸法は、液晶表示有効領域D
Aを覆うようこれより少し大に限定されて設定され、ラ
ンプリフレクタ18は、導光板12の前面端部に直接貼
着され、かつ拡散膜14から離間して配置され、該ラン
プリフレクタ18と拡散膜14の離間部分において、前
記導光板12の前面の一部が露出されている。この導光
板12の前面の露出幅寸法は、約2mmが望ましい。
【0071】本実施例の副散乱材23は、黒体パターン
ドット25を設けた分だけ光散乱材17より反射率が低
くなり、導光板12の裏面の端部において、光の前方へ
の進出が少なくなる。そうすると、液晶表示板11の端
部に熱伝達するのを軽減でき、液晶表示板11の液晶表
示有効領域DAの端部での白ぬけ現象を防止できる。
【0072】(第九実施例)本実施例の液晶表示装置
は、図16の如く、光散乱材17の形成領域は、液晶表
示有効領域DAより少し大に限定され、光散乱材17の
外周に、反射率が抑制された副散乱材23が帯状に形成
されている点で、第八実施例と同様であるが、ランプリ
フレクタ18と拡散膜14の離間部分において、導光板
12の前面に黒色の黒体層15が形成された点で異な
る。
【0073】本実施例によると、黒体層15を設けた
分、さらに液晶表示板11への熱伝達を軽減できる。
【0074】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0075】例えば、上記実施例では、光散乱材17と
してTiOを使用したが、これに限らず散乱性の強い
ものであればどのようなものでもよい。
【0076】また、光源を配する側も長辺に限定され
ず、短辺側および一灯方式の場合についても同様であ
る。
【0077】さらに、黒体層15は、黒体テープに限ら
ず、その色指定についても灰色等、黒色に近いものが含
まれていてもよい。
【0078】さらにまた、第三実施例と第四実施例とを
組み合わせて、黒色層15を設けながら、かつ、導光板
12の裏面の光散乱材17のパターン印刷領域を、液晶
表示有効領域DA寸法と合致させたもよい。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、液晶表示装置の薄型化・コンパクト化に伴っ
て、光源と液晶表示有効領域とを近接させたい場合に、
請求項1,5,6,11において、液晶表示有効領域外
に黒色の黒体層を形成し、請求項2,5,6,7,8,
9において、光散乱材の形成領域を、導光板の液晶表示
有効領域に限定し、請求項3,4において、液晶表示有
効領域の端部近傍に光散乱反射材をパターン形成し、あ
るいは請求項8において、液晶表示有効領域の端部近傍
に副散乱材をパターン形成しているので、液晶表示板へ
の局部的な熱伝導を軽減できる。したがって、液晶表示
板の端部の白ぬけ現象を緩和防止することができ、表示
品位を向上できる。
【0080】また、請求項7,10によると、導光板の
前面端部が露出されても、ここに光が集中することはな
く、光モレに起因する白ぬけ現象は問題とならない。そ
うすると、ランプリフレクタの取り付け時にさほど精密
さを要せずに済み、製造作業が容易となるといった優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の液晶表示装置を示す模式
斜視図
【図2】本発明の第一実施例の液晶表示装置を示す模式
断面図
【図3】本発明の第二実施例の液晶表示装置を示す模式
断面図
【図4】本発明の第二実施例の液晶表示装置を示す一部
拡大側面図
【図5】本発明の第三実施例の液晶表示装置を示す模式
断面図
【図6】本発明の第四実施例の液晶表示装置を示す模式
断面図
【図7】本発明の第四実施例の液晶表示装置を示す一部
拡大断面図
【図8】本発明の第五実施例の液晶表示装置を示す図で
あって、(A)は側面図、(B)は正面図
【図9】本発明の第五実施例の液晶表示装置を示す一部
拡大断面図
【図10】本発明の第六実施例の液晶表示装置を示す模
式断面図
【図11】本発明の第六実施例の液晶表示装置を示す一
部拡大断面図
【図12】本発明の第七実施例の液晶表示装置を示す一
部拡大断面図
【図13】本発明の第八実施例の液晶表示装置を示す模
式断面図
【図14】本発明の第八実施例の導光板、光散乱材およ
び副散乱材の位置関係を示す斜視図
【図15】副散乱材の拡大図
【図16】本発明の第九実施例の液晶表示装置を示す模
式断面図
【図17】従来の液晶表示装置を示す模式斜視図
【図18】従来の液晶表示装置を示す模式断面図
【図19】従来の液晶表示装置を示す図であって、
(A)は側面図、(B)は正面図
【図20】一般的な液晶表示装置の外観斜視図
【図21】従来の導光板の液晶表示有効領域外での光反
射の様子を示す図
【符号の説明】
11 液晶表示板 12 導光板 13 光源 14 拡散膜 15 黒体層 16 反射膜 17 光散乱材 18 ランプリフレクタ 21 光量調整体 22 光散乱反射材 23 副散乱材 24 光散乱パターンドット 25 黒体パターンドット DA 液晶表示有効領域

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源とを備えた液晶表示装置において、前記
    導光板の液晶表示有効領域外の光出射面上に、黒色の黒
    体層が形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源と、前記導光板内での後方への光を前方
    に反射させる反射膜と、該反射膜の前面で後方への光を
    前方に散乱させる光散乱材とを備えた液晶表示装置にお
    いて、前記光散乱材の形成領域は、導光板の液晶表示有
    効領域に限定されたことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源とを備えた液晶表示装置において、液晶
    表示板と導光板との間に、出射光量を均一に調整する光
    量調整体が介在され、該光量調整体の液晶表示有効領域
    の端部近傍に、光散乱反射材がパターン形成されたこと
    を特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源と、前記導光板から前方へ出射した光を
    液晶表示板に向けて拡散する拡散膜とを備えた液晶表示
    装置において、前記拡散膜の液晶表示有効領域の端部近
    傍に、光散乱反射材がパターン形成されたことを特徴と
    する液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源と、前記導光板から前方へ出射した光を
    液晶表示板に向けて拡散する拡散膜と、前記導光板内で
    の後方への光を前方に反射させる反射膜と、該反射膜の
    前面で後方への光を前方に散乱させる光散乱材と、前記
    光源の周囲に配され光源から外側に発散する光を導光板
    側に反射させるランプリフレクタとを備えた液晶表示装
    置において、前記光散乱材の形成領域は、導光板の液晶
    表示有効領域に限定され、かつ前記ランプリフレクタと
    導光板の間、および前記拡散膜の液晶表示有効領域の外
    部と導光板の間に、黒色の黒体層が所定の帯状幅で形成
    されたことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源と、前記導光板内での後方への光を前方
    に反射させる反射膜と、該反射膜の前面で後方への光を
    前方に散乱させる光散乱材と、前記光源の周囲に配され
    光源から外側に発散する光を導光板側に反射させるラン
    プリフレクタとを備えた液晶表示装置において、前記光
    散乱材の形成領域は、導光板の液晶表示有効領域に限定
    され、かつ導光板の裏面の液晶表示有効領域外に、黒色
    の黒体層が所定の帯状幅で形成されたことを特徴とする
    液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源と、前記導光板内での後方への光を前方
    に反射させる反射膜と、該反射膜の前面で後方への光を
    前方に散乱させる光散乱材と、前記光源の周囲に配され
    光源から外側に発散する光を導光板側に反射させるラン
    プリフレクタと、前記導光板から前方へ出射した光を液
    晶表示板に向けて拡散する拡散膜とを備えた液晶表示装
    置において、前記光散乱材の形成領域は、導光板の液晶
    表示有効領域内に限定され、前記拡散膜の形成領域寸法
    は、液晶表示有効領域より少し大に限定されて設定さ
    れ、前記ランプリフレクタは、導光板の前面端部に直接
    貼着され、かつ前記拡散膜から離間して配置され、該ラ
    ンプリフレクタと拡散膜の離間部分において、前記導光
    板の前面の一部が露出されたことを特徴とする液晶表示
    装置。
  8. 【請求項8】 液晶表示板と、該液晶表示板の後方に平
    行に配されてこれを照明する導光板と、該導光板の端部
    に配された光源と、前記導光板内での後方への光を前方
    に反射させる反射膜と、該反射膜の前面で後方への光を
    前方に散乱させるドットパターン状の光散乱材とを備え
    た液晶表示装置において、前記光散乱材の形成領域は、
    導光板の液晶表示有効領域かこれより少し大に限定さ
    れ、該光散乱材の外周に、反射率が抑制された副散乱材
    が形成され、該副散乱材は、前記光散乱材と同材質の光
    散乱パターンドットと、これと交互に配列された黒体パ
    ターンドットとからなることを特徴とする液晶表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項5、請求項6、請求項7または請
    求項8記載の光散乱材の形成領域寸法αと液晶表示有効
    領域の寸法βとの関係は、 α≦β≦α+2(mm) とされたことを特徴とする液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の液晶表示装置におい
    て、光源の周囲に配され光源から外側に発散する光を導
    光板側に反射させるランプリフレクタと、前記導光板か
    ら前方へ出射した光を液晶表示板に向けて拡散する拡散
    膜とが設けられ、該拡散膜の形成領域寸法は、液晶表示
    有効領域より少し大に限定されて設定され、前記ランプ
    リフレクタは、導光板の前面端部に直接貼着され、かつ
    前記拡散膜から離間して配置され、該ランプリフレクタ
    と拡散膜の離間部分において、前記導光板の前面の一部
    が露出されたことを特徴とする液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の液晶表示装置におい
    て、光源の周囲に配され光源から外側に発散する光を導
    光板側に反射させるランプリフレクタと、前記導光板か
    ら前方へ出射した光を液晶表示板に向けて拡散する拡散
    膜とが設けられ、該拡散膜の形成領域寸法は、液晶表示
    有効領域より少し大に限定されて設定され、前記ランプ
    リフレクタは、導光板の前面端部に直接貼着され、かつ
    前記拡散膜から離間して配置され、該ランプリフレクタ
    と拡散膜の離間部分において、黒色の黒体層が導光板の
    前面に直接形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
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