JPH0688700B2 - フィルム等帯状物の通し装置 - Google Patents

フィルム等帯状物の通し装置

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JPH0688700B2
JPH0688700B2 JP63177170A JP17717088A JPH0688700B2 JP H0688700 B2 JPH0688700 B2 JP H0688700B2 JP 63177170 A JP63177170 A JP 63177170A JP 17717088 A JP17717088 A JP 17717088A JP H0688700 B2 JPH0688700 B2 JP H0688700B2
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film
clip
stenter
scrap
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佐藤  庸一
昇 草深
晴己 長谷川
良次 竹内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Konica Minolta Inc
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Konica Minolta Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィルム延伸装置に利用でき、ステンターのフ
ィルム通しを安全、かつ確実にするためのフィルム等帯
状物の通し装置に関するものである。
(従来の技術) 従来フィルム等帯状物の通し作業は人手によって行うの
が普通であった。しかしこの作業は運転中に行わねばな
らないので、非常に危険であり、しかも作業の安全を期
するために製膜速度を落とさなければならないため作業
能率も悪く、更に作業員二人以上を必要とする等の欠点
があった。また通紙後フィルムは直ぐにつながらず、ス
プリットした状態となる。その間ステンター出口では、
スクラップ処理をする必要があるが、スプリットした状
態のスクラップフィルムは、クリップの把持により不均
等にステンター出口で排出され、特に厚物フィルムを製
造する時は無定形にかたまり、これをクリップから取り
外して処理する作業が必要であった。
そこで前記従来の欠点を解消する装置として、従来も第
5図〜第7図に示すものが提案されている。図において
3,5は案内ロール、4はニップロール、6,7はフィルムを
引取るための引取ロールである。また8,9はフィルムの
案内板で、摩擦係数の小さい材質で作られている。10は
カッタの上刃で、上面が案内板9の上面と一致するよう
に同案内板9の先端に取付けるか、又は単独に固定され
る。11は他の案内板で、摩擦系数の小さい材質で作製
し、案内ロール3の軸芯を中心としてエアシリンダ13に
よって上下運動をすることができるようになっている。
12はカッタの下刃で、上面が他の案内板11の上面と一致
するように前記他の案内板11の先端に調整可能の状態で
取付けられている。14はクリップチェーン18及びクリッ
プ2を駆動するためのスプロケットホイール、15はフィ
ルムを噛込ませるためにクリップの羽根を押上げるため
の円板、16は軸、17はナットである。
さて第5図〜第7図において、フィルム1は何らかの方
法、例えばキャリヤロープ等によって、案内ロール3,5
を経て引取ロール6,7まで運ばれて引取られているもの
とする。ここでエアシリンダ13を作動させることにより
他の案内板11を上方に移動させ、その先端のカッタ12と
案内板9のカッタ10とによりフィルムを切断した後、他
の案内板11の上面と、案内板9の上面が一致するか、若
干他の案内板11の方が高くなった位置で保持される。
次いでフィルム1は案内ロール3とニップロール4によ
って送られ、案内板8,9の間を通過してクリップ2に達
し、クリップ2に把持されて正常運転に入る。しかる後
エアシリンダ13は次のフィルム通しに備えて原点に復帰
する。
(発明が解決しようとする課題) 第5図〜第7図に示す従来装置では、フィルム1は案内
ロール3、ニップロール4により案内板8,9の間を通過
して、先端の両耳部をクリップ2に把持される。しかし
この従来装置では、フィルム1は両側同時に把持されな
かったり、延伸条件が整わず、通紙開始後一定期間はフ
ィルムがスプリットを起こす等の現象は避けられなかっ
た。そしてその期間、ステンター出口ではそのスプリッ
トしたスクラップフィルムを処理する必要があり、特に
厚物フィルムの場合、その処理は無定形のため非常に難
しく危険であった。
本発明は前記従来の課題を解決しようとするもので、ス
テンター出口でのスクラップ処理を安全、かつ確実に実
施できるフィルム等帯状物の通し装置を提供せんとする
ものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、フィルム等帯状物の両端を把持する
クリップを備えたクリップチェーンを両側に有するフィ
ルム等帯状物の通し装置において、前記クリップチェー
ン間にフィルム等帯状物を分割するセンタスリッタを出
没自在に設けてなるもので、これを課題解決のための手
段とするものである。
(作用) フィルム延伸装置のステンターへフィルムを通紙する場
合、フィルムの両耳をクリップ後にセンタスリッタを突
出させてフィルムを分割することにより、スリットされ
たフィルムはクリップで均等に把持され、安全、確実な
スクラップフィルム処理が実現できる。次にセンタスリ
ッタを没入させると、フィルムは幅方向につながり、延
伸終了後全幅のフィルムとして出口から排出される。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
及び第2図は本発明の実施例を示し、図中1はフィル
ム、2はクリップ、14はクリップチェーン18及びクリッ
プ2を駆動するためのスプロケットホイールであり、こ
れらは前記従来と同一である。第1図及び第2図におい
て、第5図〜第7図の従来装置と異なる点は、従来のフ
ィルム延伸装置のクリップチェーン18,18間にセンタス
リッタ20を設置した点である。このセンタスリッタ20
は、架台21にカッタ24を備えたレバー23を、支点軸25を
介して揺動可能に保持している。22はアクチュエータ
で、レバー23の駆動源として装備されている。またフィ
ルム1をガイドするガイドカバー26が設けられている。
次に作用を説明すると、フィルム1は何らかの方法でス
テンター入口に運ばれ、クリップ2により把持されて進
行する。同時にアクチュエータ22を作動させることによ
り、カッタ24が上昇し、フィルム中心部をスリットす
る。
スリットされたフィルムは両サイドのクリップ2,2で均
等に把持され、ステンター出口では、第3図に示す様に
ほぼ均等で、かつ定形のスクラップフィルム1′として
排出され、それを処理する。なお、第4図はセンタスリ
ッタを入れない場合のステンター出口でのスクラップフ
ィルム1″の排出形状の概念図を示す。
次いでステンター入口でクリップ2の把持が確実で、か
つ安定した時、センタスリッタ20を原点に戻すと、フィ
ルム1は巾方向につながり、延伸終了後フィルムとして
出口から排出される。なお、以上の実施例の説明はフィ
ルムの通し装置について説明したが、本発明は他の帯状
物についても同様に利用できるものである。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は、フィルムを分割する
センタスリッタを出没自在に設けたので、ステンター入
口でクリップにより把持されて進行するフィルムは、セ
ンタスリッタを突出させてスリットされることにより両
側のクリッパで均等に把持されてステンター出口に至
り、ほぼ均等で、かつ定形のスクラップフィルムとして
排出される。次にセンタスリッタを没入させると、フィ
ルムは幅方向につながり、延伸終了後全幅のフィルムと
して出口から排出される。従って本発明によると、スク
ラップフィルムの処理作業が安全で、かつ確実な処理が
実現できると共に、通紙時の時間短縮を図ることができ
る等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すフィルム等帯状物の通し
装置の平面図、第2図は第1図のA〜A断面図、第3図
は本発明によるスクラップフィルムのスリット状態を示
すステンター出口部の平面図、第4図は従来のスクラッ
プフィルムの状態を示すステンター出口部の平面図、第
5図は従来のフィルム通し装置の平面図、第6図は第5
図のB〜B断面図、第7図は第5図のC〜C拡大断面図
である。 図の主要部分の説明 1……フィルム 2……クリップ 14……スプロケットホイール 18……クリップチェーン 20……センタスリッタ 21……架台 22……アクチュエータ 23……レバー 24……カッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 晴己 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋機器製作所内 (72)発明者 竹内 良次 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭48−72403(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム等帯状物の両端を把持するクリッ
    プを備えたクリップチェーンを両側に有するフィルム等
    帯状物の通し装置において、前記クリップチェーン間に
    フィルム等帯状物を分割するセンタスリッタを出没自在
    に設けたことを特徴とするフィルム等帯状物の通し装
    置。
JP63177170A 1988-07-18 1988-07-18 フィルム等帯状物の通し装置 Expired - Fee Related JPH0688700B2 (ja)

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JPH0228456A JPH0228456A (ja) 1990-01-30
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