JPH068866Y2 - ミシンの手動操作スイッチ支持装置 - Google Patents

ミシンの手動操作スイッチ支持装置

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JPH068866Y2
JPH068866Y2 JP1987121804U JP12180487U JPH068866Y2 JP H068866 Y2 JPH068866 Y2 JP H068866Y2 JP 1987121804 U JP1987121804 U JP 1987121804U JP 12180487 U JP12180487 U JP 12180487U JP H068866 Y2 JPH068866 Y2 JP H068866Y2
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JP
Japan
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sewing machine
storage tray
switch
manual operation
sewing
Prior art date
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JP1987121804U
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JPS6428280U (ja
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悟 浅野
康男 榊原
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ミシンの手動操作スイッチ支持装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、例えば、実開昭60−173277号公報に示さ
れるように、ミシン本体が配置されたミシンテーブル上
の作業者から見て右側手前に、縫製作業に必要な物品を
収納するための収納受皿を設けたものが見受けられる。
また、例えば、実開昭53−102763号公報や実開
昭61−167184号公報に示されるように、ミシン
本体上の作業者から見て右側手前に、各種の手動操作ス
イッチを設けたものが見受けられる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記前者の従来技術によれば、作業者に
とって手動操作スイッチを最も操作し易いミシンテーブ
ルの右側手前に収納受皿が設けられているので、この位
置に前記手動操作スイッチを容易に設置することができ
ず、従って、手動操作スイッチは操作しにくい位置や縫
製作業の邪魔になるような位置に設けなくてはならず、
縫製作業の能率の低下を来たしていた。
一方、前記後者の従来技術によれば、作業者にとって縫
製作業に必要な物品を収納、取り出し易いミシン本体乃
至テーブルの右側手前に前記手動操作スイッチが設けら
れているので、この位置に前記収納受皿を容易に設置す
ることができず、従って、収納受皿は収納、取り出し操
作しにくい位置に設けるか、場合によってはミシン本体
やテーブルに関係ない別体の部品箱等の形態で使用しな
ければならず、やはり、前記前者と同様に縫製作業の能
率の低下を来たすことになる。
然るに、本考案は、ミシンテーブル上の作業者から見て
右側手前の同じ位置に収納受皿と手動操作スイッチとを
集約設置して、部品の収納、取り出し操作及びスイッチ
操作のいずれをも最も容易に実施できるようにすると共
に、手動操作スイッチを支持した支持部材を、収納受皿
に対する所定位置に容易に位置決めしてその収納受皿の
周壁上に固定的に配置できるようにしたミシンの手動操
作スイッチ支持装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記目的を達成するために、特に、手動操作
スイッチを支持し、かつ前記収納受皿の開放端側の上面
の一部分を覆ってその周壁上に配置される支持部材を備
え、その支持部材と前記収納受皿の周壁とのいずれか一
方に、他方に係合当接してその収納受皿に対する支持部
材の取付け位置を前後方向に規制する段部を設け、その
段部によって前記支持部材の取付け位置を規制した状態
で、その支持部材を前記ミシンテーブルもしくは収納受
皿に固定したものである。
[作用] 前記の構成を有する本考案によれば、手動操作スイッチ
を支持した支持部材は、前記段部によって収納受皿上に
位置決め配置された後、ミシンテーブルもしくは収納受
皿に固定される。この状態において、前記支持部材によ
って覆われた部分を除き、収納受皿の上面が開放してい
るので、部品の収納、取り出し操作をすることがでると
共に、スイッチ操作も最も操作し易い位置で実施するこ
とができる。
[実施例] 本考案をミシンの生産枚数カウントスイッチ支持装置に
具体化した第1実施例を第1図乃至第4図を参照して以
下に説明する。
第3図は、本実施例が適用されるミシンの外観図であ
る。
ミシン本体32は、木製のミシンテーブル31の上に設
けられており、ミシン本体32の下方には、ミシン本体
32の駆動用のモータ35と、ミシンの各種制御を行う
制御ボックス34が設けられている。
テーブル31の足下には、足踏みペダル33が配置され
ている。この足踏みペダル33は、制御ボックス34内
に設けられた各種スイッチ及び速度指令装置等と連結さ
れており、前方に踏むと、その踏込み量に対応して縫針
の駆動速度が変化するものであり、後方に踏み返すと、
自動的に糸切りを行うものである。
ミシンテーブル31上の作業者から見て右側手前には、
縫製作業に必要な物品を収納するための収納受皿38が
設けられており、その収納受皿38上には手動操作され
るカウントスイッチ3を備えたスイッチボックス37が
配設されている。
ミシン本体32の前面には操作パネル36が取付けられ
ており、この操作パネル36には生産枚数と、ミシンに
関する他の表示内容、例えば再生縫製時の各工程の針数
とのいずれか一方を表示するための表示装置30が備え
られている。
収納受皿38付近の上面図である第1図及び第1図のII
−II線に従う断面図である第2図に示すように、ミシン
テーブル31には上方及び前方に開口する切欠部20が
形成されており、その切欠部20に合成樹脂からなる収
納受皿38が嵌合され、ミシンテーブル31の下面側か
らねじ21,21により固定されている。
収納受皿38は、縫製作業に必要な物品、例えば糸切り
鋏,ボビン,針等を分類して収納するための収納凹部2
2,23,24が一体成型されている。
収納受皿38上には、収納受皿38の開放端側の周壁2
5と係合する段部26が形成された、支持部材としての
支持板27が配設されている。前記段部26は、周壁2
5と係合当接することにより、支持板27の取付け位置
を前後方向に規制する。
支持板27は、その基部を木ねじ28,28によりミシ
ンテーブル31に取付けられており、その上部にはスイ
ッチボックス37が載置され、ねじ29,29により固
定されている。このように取付けた状態において、支持
板27によって覆われた部分を除き、収納受皿38の上
面が開放しているので、部品の収納、取り出し操作を行
うことができると共に、スイッチ操作も最も操作し易い
位置で実施できる。
スイッチボックス37には、プッシュボタン式スイッチ
のカウントスイッチ3と、表示モード切替スイッチ4
と、ディクリメントスイッチ5と、クリアスイッチ6と
が設けられている。
カウントスイッチ3は、作業者が所定の縫製を終了した
後に操作するスイッチであり、表示装置30に表示され
る生産枚数をインクリメントするためのスイッチであ
る。従って最も使用頻度が多いため、スイッチボックス
37の上面に大きなスイッチとして設けられている。
表示モード切替スイッチ4は、表示装置30の表示内容
を生産枚数と、ミシンに関する他の表示内容とのいずれ
か一方を選択して表示させるためのスイッチであり、ス
イッチボックス37の右側面に設けられている。
ディクリメントスイッチ5は、表示装置30に表示され
る生産枚数をディクリメントするスイッチであり、スイ
ッチボックス37の右側面に設けられており、カウント
スイッチ3の押し間違いがあった時等に使用する。
クリアスイッチ6は、表示装置30に表示される生産枚
数を「0000」に戻すためのスイッチであり、スイッ
チボックス37の左側面に設けられている。
第4図は、本実施例の電気的構成を示すブロック図であ
る。
マイクロコンピュータ1は、ミシンについての種々の制
御を行うもので、第3図に示す制御ボックス34内に設
けられている。
マイクロコンピュータ1には、表示装置30,カウント
スイッチ3,表示モード切替スイッチ4,ディクリメン
トスイッチ5,クリアスイッチ6等が接続されている。
本実施例によれば、支持部材としての支持板27を木ね
じ28により木製のミシンテーブル31に取付けるよう
にしたので、容易に取付け作業が行える。そして、その
固定に際して、収納受皿38に対する支持板27の位置
決めを段部26によって容易に行うことができる。
また、表示装置30が、生産枚数と、ミシンに関する他
の表示内容とを切替えて表示することにより、表示装置
の増設によるコストアップを防止することができる。
次に、第5図に基いて本考案の第2実施例について説明
する。尚、第1実施例と同様の部分については説明を省
略する。
第5図は、第1実施例の第2図に対応する図面である。
収納受皿38の開放端側の周壁25の内側には、周壁2
5に沿って延びる段部41が形成されている。
収納受皿38上には、支持部材としてのスイッチボック
ス37が、周壁25の段部41にその一辺を当接させ
て、ねじ43により収納受皿38の突部42に取付けら
れている。
本実施例によれば、スイッチボックス37が支持部材と
なるため、第1実施例のように支持板を設ける必要がな
く、簡単な構造となる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、収納受皿の上面の
一部上面部分に、手動操作スイッチを支持した支持部材
を固定的に配置したことにより、その支持部材で覆われ
た部分を除く収納受皿の残り上面部分が開放しているの
で、作業者が操作し易くかつ縫製作業の邪魔にならない
ミシンテーブル上の右側手前の位置において、物品の収
納、取り出し操作とスイッチ操作とのいずれをも容易に
実施でき、縫製作業の能率を一層向上することができ
る。
また、支持部材と収納受皿の周壁とのいずれか一方に、
他方に係合当接してその収納受皿に対する支持部材の取
付け位置を前後方向に規制する段部を設けたため、支持
部材の位置決めを簡単に行って収納受皿上に固定的に配
設することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の収納受皿付近を示す上面
図、第2図は第1図のII−II線に従う断面図、第3図は
第1及び第2実施例が適用されるミシンの外観図、第4
図は第1及び第2実施例の電気的構成を示すブロック
図、第5図は第2実施例を示す図面であり、第2図に対
応する図面である。 図中3はカウントスイッチ、4は表示モード切替スイッ
チ、5はディクリメントスイッチ、6はクリアスイッ
チ、25は周壁、26は段部、27は支持板、31はミ
シンテーブル、32はミシン本体、37はスイッチボッ
クス、38は収納受皿、41は段部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−167184(JP,U) 実開 昭53−102763(JP,U) 実開 昭61−167184(JP,U) 実開 昭59−5176(JP,U) 実開 昭55−113182(JP,U) 実開 昭54−142050(JP,U) 実開 昭54−132466(JP,U) 実開 昭63−202274(JP,U) 実開 昭59−51578(JP,U) 実公 平1−17272(JP,Y2) 実公 昭62−19344(JP,Y2) 実公 平1−18159(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン本体(32)が配置されたミシンテ
    ーブル(31)と、そのミシンテーブル(31)上の作
    業者から見て右側手前に設けられ、縫製作業に必要な物
    品を収納するための収納受皿(38)とを備えたミシン
    において、 手動操作スイッチ(3,4,5,6)を支持し、かつ前
    記収納受皿(38)の開放端側の上面の一部分を覆って
    その周壁(25)上に配設される支持部材(27,3
    7)を備え、 その支持部材(27,37)と前記収納受皿(38)の
    周壁(25)とのいずれか一方に、他方に係合当接して
    その収納受皿(38)に対する支持部材(27,37)
    の取付け位置を前後方向に規制する段部(26,41)
    を設け、 その段部(26,41)によって前記支持部材(27,
    37)の取付け位置を規制した状態で、その支持部材
    (27,37)を前記ミシンテーブル(31)もしくは
    収納受皿(38)に固定したことを特徴とするミシンの
    手動操作スイッチ支持装置。
JP1987121804U 1987-08-07 1987-08-07 ミシンの手動操作スイッチ支持装置 Expired - Lifetime JPH068866Y2 (ja)

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JPS6428280U JPS6428280U (ja) 1989-02-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173277U (ja) * 1984-04-25 1985-11-16 ブラザー工業株式会社 ミシンテ−ブルにおける物品収納装置

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JPS6428280U (ja) 1989-02-20

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