JPH0688563A - 点火時期計測装置 - Google Patents
点火時期計測装置Info
- Publication number
- JPH0688563A JPH0688563A JP23830492A JP23830492A JPH0688563A JP H0688563 A JPH0688563 A JP H0688563A JP 23830492 A JP23830492 A JP 23830492A JP 23830492 A JP23830492 A JP 23830492A JP H0688563 A JPH0688563 A JP H0688563A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition timing
- ignition
- engine
- signal
- top dead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの上死点信号と点火信号により点火
時期を計測する点火時期計測装置において、アイドリン
グ回転付近の低回転領域における点火時期の計測精度を
向上させる。 【構成】 上死点検出センサ２，点火検出センサ３でそ
れぞれ検出されるエンジン１の上死点信号と点火信号に
より点火時期演算部７で得られた点火時期データを、回
転検出センサ１０，回転変動量変換器１１によって検出
された回転数変動量を基に、補正量演算部１３で得られ
た補正値によって補正する。これにより、エンジンの１
回転中の回転速度ムラによる計測誤差を補正し、点火時
期の計測精度を高めることができる。
時期を計測する点火時期計測装置において、アイドリン
グ回転付近の低回転領域における点火時期の計測精度を
向上させる。 【構成】 上死点検出センサ２，点火検出センサ３でそ
れぞれ検出されるエンジン１の上死点信号と点火信号に
より点火時期演算部７で得られた点火時期データを、回
転検出センサ１０，回転変動量変換器１１によって検出
された回転数変動量を基に、補正量演算部１３で得られ
た補正値によって補正する。これにより、エンジンの１
回転中の回転速度ムラによる計測誤差を補正し、点火時
期の計測精度を高めることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの上死点信号
と点火信号をそれぞれ検出してこれら信号により点火時
期を計測するエンジンの点火時期計測装置に関するもの
である。
と点火信号をそれぞれ検出してこれら信号により点火時
期を計測するエンジンの点火時期計測装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の点火時期計測装置の一例を図３に
示して説明する。図３において、１はエンジン、２はこ
のエンジン１の上死点を検出するために装着された上死
点検出センサ、３はエンジン１の点火を検出するために
装着された点火検出センサ、４はこれらセンサ２及び３
で検出される上死点信号，点火信号が入力される点火時
期計測装置本体であり、これは、上死点信号入力部５
と，点火信号入力部６と，点火時期演算部７と，計測デ
ータ出力部８と，計測データ表示部９とから構成されて
いる。
示して説明する。図３において、１はエンジン、２はこ
のエンジン１の上死点を検出するために装着された上死
点検出センサ、３はエンジン１の点火を検出するために
装着された点火検出センサ、４はこれらセンサ２及び３
で検出される上死点信号，点火信号が入力される点火時
期計測装置本体であり、これは、上死点信号入力部５
と，点火信号入力部６と，点火時期演算部７と，計測デ
ータ出力部８と，計測データ表示部９とから構成されて
いる。
【０００３】すなわち、エンジン１に装着された上死点
検出センサ２によって得られた上死点信号と、エンジン
１の電気回路に装着された点火検出センサ３によって得
られた点火信号は、それぞれ点火時期計測装置本体４の
上死点信号入力部５と点火信号入力部６へ入力され、ノ
イズ除去，信号のパルス化の処理をなされたうえ、点火
時期演算部７へ入力される。そして、点火時期演算部７
では点火信号の信号間隔（時間）と、その点火信号と上
死点信号との信号間隔とを計測し、これにより点火時期
を演算する。その演算結果は計測データ出力部８へ送ら
れ、外部への計測データ出力および内蔵の計測データ表
示部９のデータ表示が行われるものとなっている。
検出センサ２によって得られた上死点信号と、エンジン
１の電気回路に装着された点火検出センサ３によって得
られた点火信号は、それぞれ点火時期計測装置本体４の
上死点信号入力部５と点火信号入力部６へ入力され、ノ
イズ除去，信号のパルス化の処理をなされたうえ、点火
時期演算部７へ入力される。そして、点火時期演算部７
では点火信号の信号間隔（時間）と、その点火信号と上
死点信号との信号間隔とを計測し、これにより点火時期
を演算する。その演算結果は計測データ出力部８へ送ら
れ、外部への計測データ出力および内蔵の計測データ表
示部９のデータ表示が行われるものとなっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の点火時期計測装置は、エンジンの上死点信号
と点火信号を用いて点火時期を計測しているので、エン
ジンの１回転中の回転速度ムラが大きい低回転領域（ア
イドリング回転等）において、点火信号と上死点信号の
信号間隔（時間）と実回転角度との誤差が大きくなり、
計測精度が悪くなるという問題点があった。
うな従来の点火時期計測装置は、エンジンの上死点信号
と点火信号を用いて点火時期を計測しているので、エン
ジンの１回転中の回転速度ムラが大きい低回転領域（ア
イドリング回転等）において、点火信号と上死点信号の
信号間隔（時間）と実回転角度との誤差が大きくなり、
計測精度が悪くなるという問題点があった。
【０００５】本発明は以上の点に鑑み、このような課題
を解決するためになさたもので、エンジンのアイドリン
グ回転付近の低回転領域における点火時期の計測精度を
向上させることを目的とする。
を解決するためになさたもので、エンジンのアイドリン
グ回転付近の低回転領域における点火時期の計測精度を
向上させることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、エンジンの上死点信号と点火信号をそれぞ
れ検出し、これら上死点信号，点火信号に基づき点火時
期を計測する点火時期計測装置において、エンジンの１
回転中の回転変動量を検出し、この回転変動量をもとに
点火時期データの補正を行うようにしたものである。
め本発明は、エンジンの上死点信号と点火信号をそれぞ
れ検出し、これら上死点信号，点火信号に基づき点火時
期を計測する点火時期計測装置において、エンジンの１
回転中の回転変動量を検出し、この回転変動量をもとに
点火時期データの補正を行うようにしたものである。
【０００７】また、本発明の別の発明は、エンジンの上
死点信号と点火信号をそれぞれ検出し、これら上死点信
号，点火信号に基づき点火時期を計測する点火時期計測
装置において、回転変動量の入力が得られない場合、エ
ンジンの平均回転数より予め設定されている補正量を求
めたうえ、この補正量によって点火時期データの補正を
行うようにしたものである。
死点信号と点火信号をそれぞれ検出し、これら上死点信
号，点火信号に基づき点火時期を計測する点火時期計測
装置において、回転変動量の入力が得られない場合、エ
ンジンの平均回転数より予め設定されている補正量を求
めたうえ、この補正量によって点火時期データの補正を
行うようにしたものである。
【０００８】
【作用】したがって本発明においては、エンジンの１回
転中の回転速度ムラによって生じる点火時期データの誤
差を補正することができる。
転中の回転速度ムラによって生じる点火時期データの誤
差を補正することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図１は本発明による点火時期計測装置の一実施例を
示すブロック図である。この実施例は、上死点検出セン
サ２及び点火検出センサ３でエンジン１の上死点信号，
点火信号をそれぞれ検出し、これら上死点信号，点火信
号によって点火時期演算部７で点火時期を計測するよう
に構成されている点は図３に示した従来例と同様である
が、エンジン１の回転変動を検出するために装着された
回転検出センサ１０と、この回転検出センサ１０の出力
を回転変動量に変換する回転変動量変換器１１を設け
る。
る。図１は本発明による点火時期計測装置の一実施例を
示すブロック図である。この実施例は、上死点検出セン
サ２及び点火検出センサ３でエンジン１の上死点信号，
点火信号をそれぞれ検出し、これら上死点信号，点火信
号によって点火時期演算部７で点火時期を計測するよう
に構成されている点は図３に示した従来例と同様である
が、エンジン１の回転変動を検出するために装着された
回転検出センサ１０と、この回転検出センサ１０の出力
を回転変動量に変換する回転変動量変換器１１を設け
る。
【００１０】そして、この変換器１１の変換出力を回転
変動量入力部１２を通して補正量演算部１３に入力する
ことにより、その演算部１４で得られる点火時期補正量
によって前記演算部７の点火時期データの補正を行うも
のとなっている。なお、図１において図３と同一符号は
同一または相当部分を示している。
変動量入力部１２を通して補正量演算部１３に入力する
ことにより、その演算部１４で得られる点火時期補正量
によって前記演算部７の点火時期データの補正を行うも
のとなっている。なお、図１において図３と同一符号は
同一または相当部分を示している。
【００１１】このように構成された点火時期計測装置に
おいて、エンジン１に装着された回転検出センサ１０に
よって検出された回転信号は変換器１１へ入力され、こ
こでエンジンの１回転中の回転変動量に変換される。そ
して、この回転変動量は点火時期計測装置本体４の回転
変動量入力部１２へ入力され、補正量演算部１３で点火
時期補正量に変換される。これにより、点火時期演算部
７で得られる点火時期計測データは、補正量演算部７で
得られた点火時期補正量によって補正され、出力部８へ
送られ、外部への計測データ出力及び内蔵の計測データ
表示部９のデータ表示が行われる。
おいて、エンジン１に装着された回転検出センサ１０に
よって検出された回転信号は変換器１１へ入力され、こ
こでエンジンの１回転中の回転変動量に変換される。そ
して、この回転変動量は点火時期計測装置本体４の回転
変動量入力部１２へ入力され、補正量演算部１３で点火
時期補正量に変換される。これにより、点火時期演算部
７で得られる点火時期計測データは、補正量演算部７で
得られた点火時期補正量によって補正され、出力部８へ
送られ、外部への計測データ出力及び内蔵の計測データ
表示部９のデータ表示が行われる。
【００１２】このように本実施例によると、入力された
回転変動量により、各センサ１，２によって検出される
点火信号と上死点信号の信号間隔（時間）より求められ
た点火時期データ（角度）とエンジンの実回転角度との
差を演算によって求め、点火時期データを補正する。す
なわち、点火時期演算部７で得られた点火時期データ
を、回転検出センサ１０，回転変動量変換器１１によっ
て検出されたエンジン１回転中の回転変動量をもとに、
補正量演算部１３で得られた補正値により補正すること
ができるので、その計測精度を高めることができる。
回転変動量により、各センサ１，２によって検出される
点火信号と上死点信号の信号間隔（時間）より求められ
た点火時期データ（角度）とエンジンの実回転角度との
差を演算によって求め、点火時期データを補正する。す
なわち、点火時期演算部７で得られた点火時期データ
を、回転検出センサ１０，回転変動量変換器１１によっ
て検出されたエンジン１回転中の回転変動量をもとに、
補正量演算部１３で得られた補正値により補正すること
ができるので、その計測精度を高めることができる。
【００１３】図２は本発明の別の実施例を示すブロック
図である。図１の実施例では、エンジン１に取り付けた
回転検出センサ１０より回転変動量を直接検出して点火
時期データを補正する場合であったが、本実施例では、
図２に示すように、上死点検出センサ２からの信号によ
って平均回転数を求める平均回転数算出部１４と、予め
設定された平均回転数（域）に対する点火時期計測誤差
のデータテーブルもしくは相関式により点火時期補正量
を得る補正量演算部１５とを点火時期計測装置本体４に
設け、これによりその演算部１５の補正値によって上記
実施例と同様に点火時期データを補正することができ
る。
図である。図１の実施例では、エンジン１に取り付けた
回転検出センサ１０より回転変動量を直接検出して点火
時期データを補正する場合であったが、本実施例では、
図２に示すように、上死点検出センサ２からの信号によ
って平均回転数を求める平均回転数算出部１４と、予め
設定された平均回転数（域）に対する点火時期計測誤差
のデータテーブルもしくは相関式により点火時期補正量
を得る補正量演算部１５とを点火時期計測装置本体４に
設け、これによりその演算部１５の補正値によって上記
実施例と同様に点火時期データを補正することができ
る。
【００１４】なお、上記実施例では、ガソリンエンジン
に対する点火時期計測装置の場合について説明したが、
ディーゼルエンジンに対する燃料噴射時期計測装置にお
いても同様の効果を奏する。
に対する点火時期計測装置の場合について説明したが、
ディーゼルエンジンに対する燃料噴射時期計測装置にお
いても同様の効果を奏する。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、点火時期
計測装置においてエンジンの１回転中の回転速度ムラに
よって生じる点火時期データの誤差を補正する機能を設
けたので、エンジンの回転速度ムラの大きいアイドリン
グ回転数付近の低回転数領域における点火時期の計測精
度の高い点火時期計測装置が得られる効果がある。
計測装置においてエンジンの１回転中の回転速度ムラに
よって生じる点火時期データの誤差を補正する機能を設
けたので、エンジンの回転速度ムラの大きいアイドリン
グ回転数付近の低回転数領域における点火時期の計測精
度の高い点火時期計測装置が得られる効果がある。
【図１】本発明による点火時期計測装置の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図３】従来の点火時期計測装置の一例を示すブロック
図である。
図である。
１ エンジン ２ 上死点検出センサ ３ 点火検出センサ ４ 点火時期計測装置本体 ７ 点火時期演算部 １０ 回転検出センサ １１ 回転変動量変換器 １２ 回転変動量入力部 １３ 補正量演算部 １４ 平均回転数算出部 １５ 補正量演算部
Claims (2)
- 【請求項１】 エンジンの上死点信号と点火信号をそれ
ぞれ検出し、これら上死点信号，点火信号に基づき点火
時期を計測するエンジンの点火時期計測装置において、
エンジンの１回転中の回転変動量を検出する検出手段
と、この検出手段で得られる回転変動量をもとに前記点
火時期データを補正する補正手段を備えたことを特徴と
する点火時期計測装置。 - 【請求項２】 エンジンの上死点信号と点火信号をそれ
ぞれ検出し、これら上死点信号，点火信号に基づき点火
時期を計測するエンジンの点火時期計測装置において、
エンジンの平均回転数を求め、その平均回転数をもとに
前記点火時期データを補正する補正手段を備えたことを
特徴とする点火時期計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23830492A JPH0688563A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 点火時期計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23830492A JPH0688563A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 点火時期計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688563A true JPH0688563A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17028219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23830492A Pending JPH0688563A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 点火時期計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688563A (ja) |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP23830492A patent/JPH0688563A/ja active Pending
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