JPH0688480A - 泥水管延長装置 - Google Patents

泥水管延長装置

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Publication number
JPH0688480A
JPH0688480A JP35531891A JP35531891A JPH0688480A JP H0688480 A JPH0688480 A JP H0688480A JP 35531891 A JP35531891 A JP 35531891A JP 35531891 A JP35531891 A JP 35531891A JP H0688480 A JPH0688480 A JP H0688480A
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JP
Japan
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pipe
muddy water
mud
pipes
water pipe
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Application number
JP35531891A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Matsuzaki
和彦 松崎
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】泥水シールド工法に用いる為の送泥管、排泥管
等の2本の泥水管を同時に手間なく延長する。 【構成】旋回軸151を中心として旋回し得る形で横転
円柱状に形成された管ホルダ筒15に4本の管収容部1
52を設け、泥水管延長作業時に該管収容部152を管
収容部待機位置PP、PQ、PR、PS間で行き来させ
るように管ホルダ筒15を旋回させる。敷設済み最先頭
位置の単管9、9に管収容部152内の延長用の単管
9’、9’を継ぎ足す形で、送泥管7Aと排泥管7Bを
同時に延長させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、泥水シールド工法によ
りトンネルを掘削構築する際に、シールド装置に接続し
て用いるに好適な泥水管延長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、泥水シールド工法によるシールド
工事においては、シールド掘進に伴い、切羽保持や掘削
土砂の搬出の為に泥水を送泥、排泥する泥水管を遅滞な
く順次延長しなければならない。そこで、こうした送泥
管、排泥管等の泥水管を延長する作業を送排泥を停止す
ることなく行う為に、例えば特開昭 63-293298に示すよ
うに、敷設済の管の先端を延長装置に接続しておき、切
羽が1管長さ分だけ進行したところで、該敷設済の管が
接続された延長装置内に延長用の管を装填してこれを継
ぎ足すようにした、管延長装置が既に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した管延
長装置は、送泥管側と排泥管側の両方にこれを組み込ん
でおいて、切羽が一管長さ分だけ進行する毎に両方の装
置に延長用の管を装填してそれぞれ泥水管を継ぎ足さな
ければならないので、煩雑で作業手間を要し、如何にも
能率が悪い。また、こうした管延長装置を送泥管用と排
泥管用に少なくとも2ヶ設置することは坑道中の作業ス
ペースをその分狭くすることになるが、当該管延長装置
はその作業スペースが極限定されている坑道の切羽近傍
に設置されるので、該切羽近傍においてなすべき他の様
々な作業を阻害することになり好ましくない、といった
不都合がある。本発明は、上記事情に鑑み、泥水シール
ド工法に用いる為の送泥管、排泥管等の2本の泥水管を
同時に手間なく延長出来るようにした、省スペース型の
泥水管延長装置に関する。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、既設の泥
水管(7A)、(7B)の延長方向と平行な軸(15
1)を中心として旋回し得る形の旋回部材(15)を有
し、前記旋回部材(15)の旋回軸(151)に沿う形
で泥水管継ぎ足し領域(PP)、(PQ)を、既設の泥
水管(7A)、(7B)のそれぞれと整合した形で該既
設の泥水管(7A)、(7B)の本数と同じ数だけ設定
し、前記旋回部材(15)の旋回軸(151)に沿う形
で複数の泥水管補給領域(PR)、(PS)を、前記泥
水管継ぎ足し領域(PP)、(PQ)の数の整数倍だけ
設定し、前記旋回部材(15)に複数の泥水管収容部
(152)を、、該泥水管収容部(152)のそれぞれ
に泥水管(9)を保留し得る形で形成し、前記旋回部材
(15)に前記複数の泥水管収容部(152)のうちの
前記既設の泥水管(7A)、(7B)の本数に等しい数
の前記泥水管収容部(152)を前記泥水管継ぎ足し領
域(PP)、(PQ)に移動位置決めすると同時に残り
の前記泥水管収容部(152)を前記泥水管補給領域
(PR)、(PS)に移動位置決めし得る位置決め手段
(17)を設けて、構成される。なお、( )内の番号
等は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもの
であり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束され
るものではない。以下の
【作用】の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明は、複数の泥水管収
容部(152)のそれぞれが、既設の泥水管(7A)、
(7B)の延長方向と平行な軸(151)を中心として
旋回する形で、泥水管補給領域(PR)、(PS)と泥
水管継ぎ足し領域(PP)、(PQ)との間を行き来し
て、該領域(PR)、(PS)、(PP)、(PQ)の
何れかに位置決めされるように作用する。
【0006】
【実施例】図1は泥水シールド工法により構築中のトン
ネルの一例を示す図、図2は本発明による泥水管延長装
置の一実施例を示す図、図3は図2に示す泥水管延長装
置における泥水管ホルダ部のIII、III平面による破断平
面図、図4は図2に示す泥水管延長装置における泥水管
ホルダ部のIII、III平面による破断平面図、図5は図2
のV、V矢視断面図、図6は図2のVI、VI矢視断面図、図
7は図2に示す泥水管延長装置内における泥水管の接合
方法を示す部分断側面図、図8は図2に示す泥水管延長
装置内における泥水管の接合方法を示す部分断側面図、
図9は図8のIX、IX矢視図である。
【0007】泥水シールド工法により構築中のトンネル
1は、図1に示すように、その切削刃が円盤状に形成さ
れたシールド装置2により軟弱地盤である地盤3中に掘
削形成された坑道5を有しており、坑道5は図1中矢印
B方向側から矢印A方向側に向かって未だ掘進中である
ことから、図1の左端部に示す切羽5aが掘進先端とし
て矢印A方向に前進し得る形の横転円柱状に形成され
て、セグメント等により覆工支持されている。坑道5の
図1下部に示すインバート5bには、シールド装置2に
動力を供給するための油圧モータや、裏込注入設備、変
電設備等が搭載された後続台車(図示せず)が、該シー
ルド装置2に接続された形で、適当なる仮軌条6上に走
行自在に支持されており、仮軌条6は前記切羽5aの前
進と共に図1矢印A方向に向かって延長され得る形で、
図1矢印A、B方向に伸延している。坑道5中には泥水
設備7が、切羽5aの掘進と共にその矢印A、B方向長
さが延長され得る形で設けられており、泥水設備7に
は、泥水20を図1矢印A方向に圧送してシールド装置
2内の図1上部から切羽5aに泥水20を送給する形の
送泥管路70と、該切羽5aに送給された泥水20を掘
削ズリと混合したものをシールド装置2の図1下部から
吐出してこれを除礫後、図1矢印B方向に圧送し図1右
部の図示されない坑口5c側に排出する形の排泥管路7
1との、泥水20の流通方向が相反する2本の管路が設
けられている。
【0008】泥水設備7には、図1に示すように、前記
送泥管路70と排泥管路71とを延長させる為の管延長
装置10が、矢印A、B方向に移動し得る形で仮軌条6
上に走行自在に支持されて設けられており、管延長装置
10の図1右側には送泥管7Aと排泥管7Bがそれぞ
れ、該管延長装置10と坑口5c側を接続する形で既設
されている。送泥管7Aと排泥管7Bは、図1矢印C、
D方向に所定の間隙L2をもって略平行する形で図1矢
印A、B方向に複数直列に接続された形の鋼管等からな
る単管9により構成されており、各単管9は実施例にお
いては、図2に示す所定の管外径D1をなし且つ矢印
A、B方向に図1に示す所定の長さL1(例えば実施例
においてはL1=5.0〜6.0m)をなす形に形成されてい
る。送泥管7Aと排泥管7Bを構成している複数の単管
9は、インバート5b等に移動し得ない形で仮固定され
ることにより既に敷設済状態にされており、これら複数
の単管9のうち最先頭位置の単管9、9には図3に示す
ように開口端9a、9aが、該開口端9a、9aを介し
て図5に示す延長用の単管9’、9’が継ぎ足されて、
これにより送泥管7Aと排泥管7Bとがそれぞれ矢印
A、B方向に延長され得る形で前記管延長装置10内に
開口形成されている。管延長装置10の図1中矢印A方
向側には可撓性を有する樹脂管等からなる2本のフレキ
シブルパイプ11が、該管延長装置10と前記シールド
装置2とを接続する形で、該装置10の2ヶの吐出管1
2、12に固定装着されている。
【0009】管延長装置10は、図2に示すように、内
空函状に形成されたフレーム13を有しており、フレー
ム13の内空部分には単管9の一本の長さL1より若干
大なる長さL3をなす形で横転円柱状に形成された管ホ
ルダ筒15が、前記送泥管7Aと排泥管7Bの延長方向
である図1及び図2矢印A、B方向に伸延する旋回軸1
51を軸心として矢印E、F方向に180度ピッチづつ
旋回自在な形で設けられている。フレーム13の内空部
分には図6に示すように、管ホルダ筒15を矢印E、F
方向に旋回駆動する為の旋回駆動軸17が、図6の紙面
と直交する方向に伸延する形で配設されており、旋回駆
動軸17には駆動源(図示せず)が接続されている。管
ホルダ筒15には図2に示すように、4本の管収容部1
52がそれぞれ矢印A、B方向に貫通する形で穿設形成
されており、4本の管収容部152は図6に示すよう
に、それぞれの管収容部152に前記単管9が一本ずつ
収容され得る形で該単管9の管外径D1より若干大なる
外径D2をもって、上下に2本づつ並んで配置されてい
る。即ち、管延長装置10には、図6に示すように、そ
れぞれの管収容部152を位置決めする為の4本の管収
容部待機位置PP、PQ、PR、PSが、前記旋回軸1
51に沿って図6紙面と直交方向に伸延する形で上側に
2ヶ所(即ち位置PRとPS)と下側に2ヵ所(即ち位
置PPとPQ)に設定されており、管ホルダ15の旋回
駆動軸17が旋回駆動していないとき、それぞれの管収
容部152は管収容部待機位置PP、PQ、PR、PS
の何れかに位置決め配置されている。4本の管収容部待
機位置PP、PQ、PR、PSのうち図6下側の位置P
P、PQは送泥管7Aと排泥管7Bに対応して2本設定
される形で且つ該送泥管7Aと排泥管7Bの敷設位置に
整合する形で配置設定されており、一方図6上側の管収
容部待機位置PR、PSは図6下側の管収容部PP、P
Qと同数の2本だけ設定される形で且つ旋回軸151を
軸として該下側の管収容部PP、PQと対称をなす位置
に配置設定されている。従って、前記旋回駆動軸17
は、管ホルダ筒15を旋回軸151を軸心として矢印
E、F方向に180度ピッチづつ旋回させることにより
それぞれの管収容部152を矢印E、F方向に180度
づつ移動位置決めし得るように構成されており、即ち、
管ホルダ筒15が図6に示す状態から、旋回駆動軸17
を介して旋回軸151を軸心として矢印E方向に180
度旋回されると、このとき管収容部152のそれぞれ
は、旋回軸151を挾んだ対角位置に(例えば管収容部
待機位置PPに配置していた管収容部152は管収容部
待機位置PRに)移動位置決めされるように構成されて
いる。また、管ホルダ筒15は、4本の管収容部152
のうち図6下側に示す管収容部待機位置PP、PQに配
置している管収容部152、152の図2矢印A方向側
端部が前記吐出口12、12と連通する形で旋回位置決
めされるように、前記旋回駆動軸17を介してフレーム
13に支持されている。また、前記管延長装置10内に
図3に示す開口端9a、9aが開口している敷設済みの
送泥管7Aと排泥管7Bの最先頭位置の単管9、9は、
管ホルダ筒15の図6下側に示す管収容部待機位置P
P、PQに配置している管収容部152、152の図3
中矢印B方向側から、フレーム13の管挿込み口13
a、13aを介して入り込み支持されている。送泥管7
Aと排泥管7Bの最先頭位置の単管9、9の開口端9
a、9aは、図3と図4に示すように、図6下側即ち管
収容部待機位置PP、PQに配置している管収容部15
2、152の端から端までを、管延長方向である矢印
A、B方向に移動自在な形になっている。(なお、開口
端9a、9aが矢印A、B方向に移動するのは、最先端
位置の単管9、9が移動する動作に起因するものではな
く、管延長装置10の矢印A、B方向移動に起因する相
対的なものである。)管ホルダ筒15の矢印A、B方向
両側端には、前記管挿込み口13aや前記吐出管12部
分から泥水20が漏洩し得ないように、弾性部材からな
るシールパッキン19が、例えば図3斜線で示すように
形成されて設けられており、シールパッキン19は管ホ
ルダ筒15の旋回動作を妨げない形で、管延長装置10
のフレーム13に固定装着されている。従って、前記送
泥管路70と前記排泥管路71はそれぞれ、送泥管7A
と排泥管7Bを構成している複数接続された単管9内か
ら開口端9a、9aを介して、管ホルダ筒15の管収容
部待機位置PP、PQに配置している管収容部152、
152を経て吐出管12、12に接続し、さらに吐出管
12、12からフレキシブルパイプ11、11を介し
て、それぞれシールド装置2に接続された形になってい
る。
【0010】一方、前記管ホルダ筒15の4本の管収容
部152のうち、図6上側即ち管収容部待機位置PR、
PSに配置している2本の管収容部152、152の矢
印B方向側端部には、図2に示すように、フレーム13
の突出側部131が該上側の管収容部待機位置PR、P
Sに待機している2本の管収容部152、152を遮蔽
する形で配設されており、またフレーム13にはシャッ
タ132が、図6上側即ち管収容部待機位置PR、PS
に配置している2本の管収容部152、152の図中矢
印A方向側を開口閉塞自在な形で適宜シールされて設け
られている。また、フレーム13には、図2に示すよう
に、シャッタ132の図中矢印A方向側に鋼材等により
形成された単管供給フレーム16が、図6上側即ち管収
容部待機位置PR、PSに配置している2本の管収容部
152、152に延長用の単管9’、9’を供給し得る
形で設けられている。単管供給フレーム16の上面には
延長用の単管9’、9’が、矢印A、B方向に伸延する
形で複数搭載されており、単管供給フレーム16の矢印
C方向前端部分には、図6上側の管収容部待機位置P
R、PSに配置している管収容部152、152と同一
軸線上に縦列する形、即ち該2本の管収容部152、1
52と整合する形の供給部16aが、既に2本の延長用
の単管9’、9’を搭載支持した形で、溝状に穿設形成
されている。供給部16aの掘進方向前側である図2中
矢印A方向側には、管延長作業時に単管供給フレーム1
6の供給部16aから延長用の2本の単管9’、9’を
受取り、これをフレーム13の管収容部152、152
に相対的に進入させる為に仮支持しておくための装填治
具161が、単管供給フレーム16と別体をなす形でイ
ンバート5bに仮支持されている。(なお、送泥管7A
と排泥管7Bとを構成しているそれぞれの単管9と延長
用の単管9’とは全く同一のものであるが、実施例を説
明する都合上、異なる附号9、9’を付して、これを区
別するものとする。)
【0011】また、前記送泥管7の各単管9には、図7
に示すように、各単管9の矢印A方向端部に全内周に亙
って公知の雌ジョイント部91が形成されており、雌ジ
ョイント部91の矢印A方向先端部には係合突条91a
が形成されている。一方各単管9の矢印B方向端部には
全外周に亙って公知の雄ジョイント部92が形成されて
おり、雄ジョイント部92の矢印A方向基端部には係合
溝条92aが、前記雌ジョイント部91の係合突条91
aと係合し得る形で形成されている。雄ジョイント部9
2にはまた、図9に示すように2つ割環状に形成された
ストッパリング93が、該ストッパリング93、93間
を環状に貫通する支持ワイヤ98、板バネ94等を介し
て嵌合装着されており、ストッパリング93は、前記雌
ジョイント部91の係合突条91aか若しくは図8又は
図9に示す係合解除ピン96を介して管径方向内側、即
ち図7においては矢印H方向に板バネ94の弾性に抗し
て押し戻され得る形になっている。そして、矢印A、B
方向に隣接する単管9、9は、雌ジョイント部91に雄
ジョイント部92を押し込む形で、一方に対して他方を
接合させることがワンタッチで出来るように構成されて
おり、雄ジョイント部92側には雌ジョイント部91と
の間にOリング95が配設されている。また、前記雌ジ
ョイント91には前記係合解除ピン96を挿し込む為の
ピン挿し孔97が穿設形成されており、上述したように
接合された単管9、9はピン挿し孔97に係合解除ピン
96を挿し込むことによりその係合が解除され得るよう
に構成されている。
【0012】トンネル1とこれを構築するシールド装置
2等は以上のような構成を有しているので、該トンネル
1を構築するには、シールド装置2の切削刃部分を回転
駆動させて地盤3を断面形状円形をなす形で切り拓き、
該シールド装置2内からその後方に直続する形でセグメ
ントを順次建込み覆工することにより、坑道5を矢印B
方向側からA方向側に向かって前進させる形で形成して
いく。こうして、地盤3を切り拓くことにより坑道5を
形成しようとするとき、切羽5a部分は、シールド切削
刃により掻き乱されて未だセグメント覆工されていない
ことから不安定状態を呈し、逸泥し、そして崩壊せんと
する。そこで、地盤3を掘削する際には、泥水設備7の
送泥管路70を介して、シールド装置2の隔壁内からそ
の切削刃に泥水20を加圧送給して、切羽5aの安定を
確保しつつ掘削作業を行う。また、シールド切削刃が地
盤3を掘削することにより形成されるズリは、前述した
ように送泥管路70により加圧送給された泥水20と混
合して、これをシールド装置2の除礫装置を介して除礫
後、泥水設備7の排泥管路71を介して矢印B方向側へ
排泥する形で坑道5外へ搬出するようにして、切羽5a
から速やかに除去し、該切羽5aにおいてシールド切削
刃を常時円滑に回転させるようにする。そこで、シール
ド切削刃を回転させての切羽5aの掘削作業時には、送
泥管7Aと排泥管7Bの管延長装置10に入り込み接続
されている開口端9a、9aを、図3に示すように、図
2下側の管収容部待機位置PP、PQに位置している管
収容部152、152の図3左端部POS1に配置させ
る形で、該管延長装置10のフレーム13を仮軌条6を
介して適宜位置決め仮固定しておく。
【0013】こうしておいて、送泥管路70を介してシ
ールド装置2に泥水20を送給する為に、坑口5cから
送泥管7Aを構成している複数の単管9の最後端(矢印
B側端部)に泥水20を供給し、当該泥水20を圧送ポ
ンプ設備(図示せず)等を介して矢印A方向に圧送す
る。すると、坑口5cから送泥管7Aに供給された泥水
20は送泥管路70を通過する形で、該送泥管7Aの最
先頭位置にある単管9の開口端9aから管ホルダ筒15
内に吐出されて、図6下側即ち管収容部待機位置PPに
配置している管収容部152から吐出管12を介してフ
レキシブルパイプ11に吐出される。そして、フレキシ
ブルパイプ11内に吐出された泥水20は、シールド装
置2の隔壁内上部等に圧送供給されて、切羽5aの安定
を保持する。一方、切羽5aで掘削形成されたズリは上
述したように切羽5aに供給された泥水20と混合して
排泥管路71を介して坑口5cに排出する為に、これを
除礫後、フレキシブルパイプ11から管延長装置10の
吐出管12に送出する。吐出管12に送出された泥水2
0は、管ホルダ筒15の図6下側即ち管収容部待機位置
PQに配置している管収容部152から、最先頭位置に
ある単管9の開口端9aを介して排泥管7B内に送出さ
れて、該排泥管7B内を矢印B方向に圧送されて、坑口
5c等から坑道5外へ排出される。
【0014】ところで、シールド装置2が切羽5aを掘
進することにより、当該シールド装置2が矢印A方向へ
前進したなら、これに遅滞なく追従させる形で、仮軌条
6を矢印A方向に延長して前記シールド装置2の後続台
車を前進させると共に、泥水設備7の送泥管路70と排
泥管路71を矢印A方向に延長させなければならない。
送泥管路70と排泥管路71とを矢印A方向に延長する
には、管延長装置10を用いて最先頭位置の単管9、9
に延長用の単管9’、9’を継ぎ足すことにより送泥管
7Aと排泥管7Bを延長させる形で、管延長作業を行
う。なお、送泥管7Aと排泥管7Bとを延長しなくても
フレキシブルパイプ11が変形することによりシールド
装置2のある程度の前進は可能なので、該装置2が単管
9の一本分の長さL1に相当するだけ矢印A方向に前進
したところで、送泥管7Aと排泥管7Bの延長作業を行
う。いま、切羽5aの掘削作業時には先に述べたよう
に、送泥管7Aと排泥管7Bの開口端9a、9aが、図
3に示すように、管収容部152、152の図3左端部
矢印POS1位置に配置されており、該開口端9a、9
aが配置されている管収容部152、152は、図6下
側即ち管収容部待機位置PPとPQに配置されている。
この状態からまず、仮軌条6を介してフレーム13を、
管収容部152の長さL3分だけ矢印A方向に移動させ
る。すると、管収容部152、152内の単管9、9が
管筒ホルダ15に対して矢印B方向に相対移動すること
により開口端9a、9aは、図6下側の管収容部待機位
置PP、PQに配置している管収容部152、152か
ら、図4に示すように、シールパッキン19に食い込む
形でPOS2位置まで退避して、これにより図6下側の
管収容部待機位置PP、PQには、図4に示すように、
開口端9a、9aと吐出管12、12との間に配置する
形で、延長用の単管9’、9’が一本分継ぎ足され得る
空隙SP、SPが生じる。一方前述したように、仮軌条
6を介してフレーム13を矢印A方向に移動させると、
管ホルダ筒15の図6上側即ち管収容部待機位置PRと
PSに配置している管収容部152、152には単管供
給フレーム16側から延長用の単管9’、9’が装填さ
れる。即ち、管収容部待機位置PRとPSに配置してい
る管収容部152、152の図中矢印A方向側には、前
述して図2に示すように、単管供給フレーム16の供給
部16aに延長用の単管9’、9’が該管収容部15
2、152と同一軸線上に縦列する形で位置決めされて
配置している。そこで、供給部16aにある延長用の単
管9’、9’の矢印A方側端を単管供給フレーム16と
別体をなす形でインバート5b側に支持されている装填
治具161に支持させる形で受け渡しておいてから、前
述したように管延長装置10のフレーム13を矢印A方
向に移動させると、該単管9’、9’は管筒ホルダ15
に対して矢印B方向に相対移動する形で、シャッタ13
2を介して管収容部152、152に進入する。こうし
て、図6上側の管収容部待機位置PRとPSに対応する
形で配置している延長用の単管9’、9’は、フレーム
13が管収容部152の長さL3分だけ矢印A方向に移
動すると、該管収容部152、152内に収納される形
でそれぞれ装填保留される。
【0015】こうして、管延長装置10のフレーム13
を矢印A方向に前進させることにより、図6下側の管収
容部待機位置PPとPQに配置している管収容部15
2、152から敷設済最先頭位置の単管9、9を退避さ
せる形で、延長用の単管9’、9’が継ぎ足され得る空
隙SPを準備すると同時に、図6上側の管収容部待機位
置PRとPSに配置している管収容部152、152に
延長用の単管9’、9’を装填したところで、次に旋回
駆動軸17を駆動させることにより管ホルダ筒15を該
延長用の単管9’、9’と共に旋回軸151を軸心とし
て矢印E方向(又はF方向)に180度旋回させる。す
ると、図6上側の管収容部待機位置PR、PSに配置し
ていた管収容部152、152が図6下側の管収容部待
機位置PP、PQに移動する形で、前述して図4に示す
ように吐出管12、12と送泥管7Aと排泥管7Bの開
口端9a、9aとの間に形成された空隙SP、SPに
は、延長用の単管9’、9’が、図7に示すようにその
延長元端9b’、9b’(矢印B方向側端部)が該開口
端9a、9aと整合し合う形で配置する。但しこの状態
においては、送泥管7Aと排泥管7Bの最先頭位置の単
管9、9と延長用の単管9’、9’とが未だ接合されて
いない。そこで、こうしてから、管延長装置10のフレ
ーム13を管収容部待機位置PP、PQに配置する管収
容部152、152内の延長用の単管9’、9’と共に
仮軌条6を介して、図7に示すように矢印B方向に向か
って若干移動させることにより、図8に示すように、固
定状態の敷設済最先頭位置の単管9の雌ジョイント部9
1に延長用の単管9’の雄ジョイント部92を押し込
む。すると、雄ジョイント部92側のストッパリング9
3は、雌ジョイント部91側の係合突条91aにより管
径方向内方側(矢印H方向側)に向かって押圧される形
で一旦押し縮められて後、係合突条91aと係合溝条9
2aが係合し合ったところで、再び板バネ94により管
径方向外側(矢印G方向側)への付勢復元されて、これ
により単管9、9’が、ボルト締め等の手間なくワンタ
ッチで接合される。こうして、敷設済最先頭位置の単管
9の雌ジョイント部91に延長用の単管9’の雄ジョイ
ント部92を接合させることにより、送泥管7Aと排泥
管7Bのそれぞれが同時に、敷設済最先頭位置の単管
9、9に延長用の単管9’、9’が継ぎ足される形で、
それぞれ単管9の長さL1分だけ延長される。なお、こ
うしてジョイント部91、92を介して一旦接合された
単管9、9’は図8又は図9に示す係合解除ピン96を
ピン挿し孔97に挿し込まない限り係合解除され得ない
ように、堅固に係合される。これに加えて、矢印A、B
方向に隣接する単管9、9間には、雄ジョイント部92
と雌ジョイント部91との間にOリング95が配置する
ので、これにより該単管9、9間から泥水20が漏洩し
得ない形で、送泥管路70と排泥管路71が矢印A、B
方向に連続的に形成される。
【0016】こうして、送泥管7Aと排泥管7Bのそれ
ぞれが、延長用の単管9’、9’が継ぎ足される形で単
管9の長さL1分だけ延長されたなら、該送泥管7Aと
排泥管7Bの開口端9a、9aは再び、図3に示す矢印
POS1位置に配置される。そこで、延長用として新規
に継ぎ足された単管9’、9’内のエアを、延長装置1
0の前後バルブ(図示せず)等を介して適宜吸引除去す
れば直ちに、送泥管路70と排泥管路71を介して泥水
20を送給、排出して、切羽保持及び掘削ズリ搬送しつ
つ掘削作業を行うことが出来る。従って、こうして送泥
管7Aと排泥管7Bの最先頭位置の単管9、9に延長用
の単管9’、9’を継ぎ足す形で泥水管延長作業を完了
させるには極僅かの時間しか要しないので、この間掘削
作業を殆ど連続的に継続させることが可能である。ま
た、こうして泥水管延長作業を行う際に、該管延長作業
の全ては管延長装置10内で行うことが出来るので、管
路70、71を一旦切断する必要は全くない。従って、
煩雑なバルブ操作や単管9、9等の切り離し及び接合作
業や更には管路中からの泥水抜取り作業等を伴うような
管路切断手間の一切が省略されると同時に、当該管路切
断により予想される泥水20のインバート5bへの漏出
とこれによる泥水20の損失、さらにこうして漏出した
泥水20の滞留とこれの清掃手間が省略されて、効率的
な管延長作業が行われ得る。
【0017】一方、前述したように送泥管7Aと排泥管
7Bを延長させる為に管ホルダ筒15を旋回させて、図
6上側の管収容部待機位置PR、PSに配置していた管
収容部152、152を図6下側の管収容部待機位置P
P、PQに移動させると、これに対応する形で、図6下
側の管収容部待機位置PP、PQにに配置していた管収
容部152、152は、図6上側の管収容部待機位置P
R、PSに移動する。当該図6上側の管収容部待機位置
PR、PSに移動した管収容部152、152は、既に
前述したように開口端9aが図4に示すPOS2位置に
移動することにより、単管9、9が収容されていない空
の状態になってから旋回移動する。従って、管ホルダ筒
15が旋回駆動軸17を介して矢印E(又はF)方向に
180度旋回する唯一回の旋回動作により、前述したよ
うに空隙SP、SPに延長用の単管9’、9’を装填配
置させると同時に、単管供給フレーム16の矢印B方向
側には再び空の状態の管収容部152、152が配置さ
れることになる。なお、ここで図6下側の管収容部待機
位置PP、PQに配置していた管収容部152、152
が図6上側の管収容部待機位置PR、PSに移動する
と、これと共に該管収容部152、152内に残留して
いる泥水20が図6上側の管収容部待機位置PR、PS
に移動するが、この際当該上側2本の管収容部152、
152の矢印A、B方向両側端には、フレーム13の突
出側部131とシャッタ132が配置していることによ
り、該管収容部152、152からの泥水20の漏出は
防止されている。そして、寧ろ図6上側の管収容部待機
位置PR、PSに配置する2本の管収容部152、15
2に泥水20が漏出し得ない状態で保留されていること
により、泥水管延長動作時に、単管供給フレーム16か
ら装填治具161を介して管収容部152、152に進
入する延長用の単管9’、9’内に泥水20が入り込む
ことにより、前述したように泥水管延長用として新規に
継ぎ足された単管9’、9’内のエアを、延長装置10
の前後バルブ(図示せず)等を介して適宜吸引除去する
作業は必要最低限に省略することが出来る。従って、送
泥管7Aと排泥管7Bの最先頭位置の単管9、9に延長
用の単管9’、9’を接合したなら直ちに、送泥管路7
0と排泥管路71を介して泥水20の送給、排出を開始
することが出来るので、これにより管延長作業時間を更
に短縮化している。また、単管供給フレーム16におい
ては、管延長作業及び掘削作業に掛かる時間の間に単管
供給部16aに更に新たな単管9’、9’を配置させる
形で、図6上側の管収容部待機位置PR、PSに配置す
る管収容部152、152に該単管9’、9’を装填す
るための準備をすることが容易に出来る。
【0018】以上述べたように管延長装置10のフレー
ム13を矢印A方向に前進させる動作により、開口端9
a、9aと吐出管12、12との間に延長用の単管
9’、9’を敷設済最先頭位置の単管9、9に継ぎ足す
為の空隙SP、SPを形成すると同時に、図6上側の管
収容部待機位置PR、PSに配置する管収容部152、
152に延長用の単管9’、9’を装填しておいて、そ
うして管ホルダ筒15を旋回軸151を中心として18
0度旋回させることにより該延長用の単管9’、9’を
空隙SP、SPに配置させて、これを送泥管7Aと排泥
管7Bの先頭位置の単管9、9に継ぎ足す動作を繰返す
ことにより、泥水設備7の送泥管7Aと排泥管7Bとを
同時に延長させることが、送排泥を殆ど停止する必要が
ない程短時間のうちに且つ少ない作業手間で簡単に行え
る。然も管延長装置10は図2に示すように、単一の管
ホルダ筒15で送泥管7Aと排泥管7Bとの両方を同時
に延長させ得る形で、簡素な構造で且つ設置スペースを
それ程必要としないものであることから、作業空間が極
限定された坑道5においてインバート5bを有効に使用
することが出来る。従って、送泥管7Aと排泥管7Bを
手間なく能率的に同時延長させることにより、切羽5a
を保全しつつ極めて円滑な掘削作業が、泥水の送排給の
一時停止なく殆ど連続的に行われ得る。そして、送泥管
路70と排泥管路71とは管延長作業時においても片時
も切断されないで連続していることから、上述した如き
管延長作業を行う為にシールド装置2を一時停止する必
要なく、連続的に掘進することが出来る。
【0019】なお、管ホルダ筒15はその旋回動作によ
り送泥管7Aと排泥管7Bの開口端9a、9aに前記延
長元端9b’、9b’を整合させ得る形で延長用の単管
9’、9’を移動位置決めすることが出来れば、上述し
た実施例に限らず、どのように構成されていても良い。
従って、管ホルダ15筒の外側形状や管収容部152の
配設本数、又その旋回駆動方法は任意に変更されて構わ
ない。さらに、管収容部152に延長用の単管9’を装
填する方法は、上述した単管供給フレーム16に限定さ
れるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
泥管7A排泥管7B等の既設の泥水管の延長方向と平行
な旋回軸151等の軸を中心として旋回し得る形の管筒
ホルダ15等の旋回部材を有し、前記旋回部材の旋回軸
に沿う形で管収容部待機位置PP、PQ等の泥水管継ぎ
足し領域を、既設の泥水管のそれぞれと整合した形で該
既設の泥水管の本数と同じ数だけ設定し、前記旋回部材
の旋回軸に沿う形で管収容部待機位置PR、PS等の複
数の泥水管補給領域を、前記泥水管継ぎ足し領域の数の
整数倍だけ設定し、前記旋回部材に管収容部152等の
複数の泥水管収容部を、該泥水管収容部のそれぞれに単
管9(9’)等の泥水管を保留し得る形で形成し、前記
旋回部材に前記複数の泥水管収容部のうちの前記既設の
泥水管の本数に等しい数の前記泥水管収容部を前記泥水
管継ぎ足し領域に移動位置決めすると同時に残りの前記
泥水管収容部を前記泥水管補給領域に移動位置決めし得
る旋回駆動軸17等の位置決め手段を設けて構成したの
で、複数の泥水管収容部のそれぞれが、既設の泥水管の
延長方向と平行な軸を中心として旋回する形で、泥水管
補給領域と泥水管継ぎ足し領域との間を行き来して、該
領域の何れかに位置決めされることが出来る。そこで、
延長させるべき既設の泥水管の開口部を泥水管継ぎ足し
領域に配置させる形で本発明による管延長装置をシール
ドトンネルの泥水管設備の一部に組み込んでおき、泥水
管補給領域に配置させた泥水管収容部に延長用の泥水管
を既設の泥水管の本数だけ装填すれば、旋回部材を該旋
回部材の旋回軸を中心として旋回させることにより、該
泥水管収容部に装填した延長用の泥水管のそれぞれを、
既設の泥水管の延長位置にそれぞれ同時に配置させるこ
とが出来る。従って、送泥管、排泥管等の複数の既設の
泥水管に継ぎ足すべき複数の泥水管を同時に延長位置に
配置させて、これを順次継ぎ足して行く形で、効率的に
泥水管の延長作業を行うことが容易に出来る。そして、
当該泥水管の継ぎ足し動作は単に旋回部材を旋回軸を中
心として旋回させる形で極短時間内に出来るので、泥水
管延長装置を用いて能率的に泥水管を延長させて、切羽
に対して連続的な送排泥を行うことが、泥水の送排給を
一時停止して泥水管を一旦切断等する必要なく、少ない
作業手間で簡単に行える。また、こうして送泥管、排泥
管等の複数の泥水管を単一の泥水管延長装置で延長させ
ることが出来ることにより、泥水管設備に必要とされる
設置スペースを縮小化することが出来、従って、その
分、トンネル坑道内の作業空間を有効に使用して、切羽
5a部分の安全を確保しつつ能率的且つ円滑な掘削作業
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】泥水シールド工法により構築中のトンネルの一
例を示す図である。
【図2】本発明による泥水管延長装置の一実施例を示す
図である。
【図3】図2に示す泥水管延長装置における泥水管ホル
ダ部のIII、III平面による破断平面図である。
【図4】図2に示す泥水管延長装置における泥水管ホル
ダ部のIII、III平面による破断平面図である。
【図5】図2のV、V矢視断面図である。
【図6】図2のVI、VI矢視断面図である。
【図7】図2に示す泥水管延長装置内における泥水管の
接合方法を示す部分断側面図である。
【図8】図2に示す泥水管延長装置内における泥水管の
接合方法を示す部分断側面図である。
【図9】図8のIX、IX矢視図である。
【符号の説明】 7A……送泥管(既設の泥水管) 7B……排泥管(既設の泥水管) 9(9’)……単管(泥水管) 10(10’)……管延長装置(泥水管延長装置) 15……管ホルダ筒(旋回部材) 17……旋回駆動軸(位置決め手段) 151……旋回軸 152……管収容部(泥水管収容部) PP、PQ……管収容部待機位置(泥水管継ぎ足し領
域) PR、PS……管収容部待機位置(泥水管補給領域)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設の泥水管の延長方向と平行な軸を中心
    として旋回し得る形の旋回部材を有し、 前記旋回部材の旋回軸に沿う形で泥水管継ぎ足し領域
    を、既設の泥水管のそれぞれと整合した形で該既設の泥
    水管の本数と同じ数だけ設定し、 前記旋回部材の旋回軸に沿う形で複数の泥水管補給領域
    を、前記泥水管継ぎ足し領域の数の整数倍だけ設定し、 前記旋回部材に複数の泥水管収容部を、該泥水管収容部
    のそれぞれに泥水管を保留し得る形で形成し、 前記旋回部材に前記複数の泥水管収容部のうちの前記既
    設の泥水管の本数に等しい数の前記泥水管収容部を前記
    泥水管継ぎ足し領域に移動位置決めすると同時に残りの
    前記泥水管収容部を前記泥水管補給領域に移動位置決め
    し得る位置決め手段を設けて構成した、泥水管延長装
    置。
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