JPH0687U - 即席飲料の素を封入した棒状菓子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 幼児用のおやつとして、また、ハイキングな
どの携帯用食品として用いるのに適した、実用的で便利
な、また、遊びの要素も含んだ、お菓子と飲み物を兼ね
た食品の提供を目的とするものである。 【構成】 中空の棒状菓子の中空部に即席飲料の素を封
入する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、湯や水などと混ぜるだけで出来上がる飲み物、例えば、コーヒやジ ュース、スープなどの粉末を、中空の棒状菓子の中空部に封入した食品に関する ものである。 幼児用のおやつとして使えるほか、ハイキングなどの携帯用として利用するの に最適である。

【０００２】

【従来の技術】

従来から、即席飲料の素を簡便に利用する目的で一回分の分量を小袋に封入し た商品は市販されていたが、即席飲料の素を、中空の棒状菓子の中に封入した商 品はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来になかった考案により、幼児用のおやつとして、また、ハイキ ングなどの携帯用食品として用いるのに適した、実用的で便利な、また、遊びの 要素も含んだ、お菓子と飲み物を兼ねた食品の提供を目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

中空の棒状菓子の中空部に即席飲料の素を封入する。

【０００５】

【作用】

中空の棒状菓子が食べられるほか、即席飲料の素の収納容器としての働きをし 、また、作られた飲料を飲むとき、マドラーとして撹拌に用いることが出来ると 共に、ストローとしても機能する。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の一実施例について説明する。 （イ）澱粉を主原料とする菓子素材で、中空の棒状菓子（１）を形成する。 （ロ）上記により得た中空の棒状菓子の中空部分に即席飲料の素（２）として 、例えば、粉末のジュースの素を入れる。 （ハ）中空の棒状菓子の両端に、例えば、（イ）と同等の菓子素材により形成 されたキャップ（３）をかぶせる。 以上により、即席飲料の素を封入した棒状菓子が得られる。 中空の棒状菓子の形態およびその両端を封じるための方法、および、その材料 については実施例に限定するものではない。 なお、中空の棒状菓子は、用途上、耐水性に富んだものが適し、飲み物の中に 入れても容易に変形しない程度に硬く焼き上げる必要がある。また、そのために は、澱粉の原材料としては、もち米、米、などを主とするのが望ましい。 以上のような方法、原材料を用いても完全な耐水性を得るのは不可能であるが 、実用面では完全な耐水性を必要とするものではない。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は上述のような構造、考案であるから、携帯に便利であり、また、予め 一回分の分量を封入することにより、計量の必要がなく、簡便に使用出来る。 また、棒状の菓子が、マドラーとして、撹拌するのに使用出来るので便利であ り、特に、ハイキングなどの携帯用として用いるのに便利である。この場合、マ ドラーは使用後に食べてしまえるので洗浄などの後始末が不要となるので便利で ある。 また、中空の棒状菓子の両端のキャップを取り除くことにより、ストローとし て使用できるので便利である。特に、ハイキングなどの携帯用として用いるのに 便利である。この場合にも、使用後に食ベてしまえるので後始末が不要となり、 更に、普通のストローは廃棄する場合が多く、ごみとなるが、本考案による場合 には、そのような虞れもなくなる。 また、即席飲料の素を封入した棒状の菓子は、お菓子と飲み物を兼ねた新規性 に富む食品で、遊びの要素を持つので、幼児用のおやつとして用いるのに適して いる。 また、即席飲料の素を封入した棒状の菓子を、マドラーやストローとして使用 した場合、耐水性が不完全であるため、飲み物を吸収する結果として、飲み物の 風味が付加され、新規な味の菓子が提供できるという効果を得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す一部切欠斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 中空の棒状菓子 ２ 即席飲料の素 ３ キャップ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 中空の棒状菓子の中空部に即席飲料の素
   を封入したことを特徴とする即席飲料の素を封入した棒
   状菓子。