JPH069489U - 茶類にコ−ヒ−等を添加した飲食物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 茶類を飲食する時に通常加えなかったものを
従来の茶類飲食物に添加して、新しい味覚などを提供す
ること。また、従来のティ−バッグや即席ドリップ方式
の茶類に多様な添加物を付属させること。 【構成】 添加物を茶類飲食物に加える。または、カプ
セルなどに封入して茶類のティ−バッグに付属させる
か、ティ−バッグを区切り、一室に封入させる。或い
は、公知の即席ドリップ方式の茶類に付属させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、コ−ヒ−を添加した紅茶、砂糖を付属したティ−バッグなどの飲食 物に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の茶類飲食物に添加されているものは、基本的には砂糖やミルク、レモン 果汁など茶類を飲む時に通常加える公知のものであった。また、ティ−バッグや 公知の即席ドリップ方式の茶類は、茶葉類のみを含むものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

それに対する本考案の課題は次の二点である。 茶類を飲食する時に通常加えなかったものを従来の茶類飲食物に添加して、新 しい味覚などを提供すること。

【０００４】 従来のティ−バッグや即席ドリップ方式の茶類に多様な添加物を付属させるこ と。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記課題を解決するために、下記の構成をしている。 コ−ヒ−やココア、炭酸などの飲用材料、オレンジやビフィズス菌など動植物 のジャムやエキス、生体など、鉄やビタミンなどの有用成分、または薬品類等、 茶類を飲食する時に通常加えなかったものを、紅茶や緑茶、抹茶などの茶類に添 加して飲食物とする。

【０００６】 保存方法は、液体としては、缶や瓶、紙パック、合成樹脂容器中など任意であ る。また、ゲルなどの半固体、氷菓や飴などの固体としてもよい。

【０００７】 他方、茶類を飲食する時に通常加えなかった上記の添加物、或いは、砂糖やミ ルク、レモン果汁など茶類を飲む時に通常加えるものを、公知のティ−バッグの 袋などの構成素材か茶葉類自体に添加して飲用物としてもよい。

【０００８】 それとも、添加物をオブラ−トやカプセルなどに封入して、ティ−バッグに付 属させて飲用物としてもよい。

【０００９】 この場合の付属させ方は、封入物を茶葉類と共にティ−バッグ中に入れてもよ いし、ティ−バッグ外面に糖類などで付着させてもよいし、或いは、封入物室を ティ−バッグ外面に設けてもよい。

【００１０】 添加物の封入方法は、液体か半固体、潮解性を示す固体ならば、常温では難水 溶性のカプセルが好ましい。なお、これら以外の添加物は、カプセルなどに封入 しなくてもよい。

【００１１】 また、ティ−バッグを区切り、その一室に添加物を封入してもよい。その室と しては、開口部にシ−ルなどで蓋をした非透水性の室、熱や液体に対して開口す る繊維等に覆われた室などがある。

【００１２】 また一方、請求項２のティ−バッグの場合と同様に、添加物を公知の即席ドリ ップ方式の茶類に加えて飲用物としてもよい。

【００１３】 この場合は、茶葉類と添加物を別のフィルタ−部に入れることが好ましい。

【００１４】 なお、すべての場合において、添加物は複数でもよい。

【００１５】 また、飲用物、半固体の食物の場合においては、添加物を独立した別包装物と して添付してもよい。

【００１６】

【作用】

ティ−バッグや即席ドリップ方式の茶類においては、これに湯を注ぐことによ って、添加物を茶類に混ぜることができる。

【００１７】 なお、シ−ルなどで添加物が封じられていたり、添加物が別添え包装されてい る場合は、人為的な操作により茶類に混ぜる。

【００１８】

【実施例】

本考案の実施例を図により説明する。 図１は、添加物をオブラ−トやカプセルなどに封入して茶葉類と共にティ−バ ッグの中に入れた請求項２の実施例である。

【００１９】 図２は、添加物の封入室をティ−バッグ外面に設けた請求項２の例である。

【００２０】 図３は、ティ−バッグを区切り、開口部にシ−ルなどで蓋をした一室に添加物 を封入した請求項２の例である。

【００２１】 図４は、フィルタ−層を複数にして、上層に添加物、下層に茶葉類を入れた即 席ドリップ方式の請求項３の例である。

【００２２】

【考案の効果】

本考案は上述の構成をしているので、以下の効果を奏する。 茶類を飲食する時に通常加えなかったものを従来の茶類飲食物に添加して、新 しい味覚などを提供することができる。

【００２３】 また、従来のティ−バッグや即席ドリップ方式の茶類に多様な添加物を付属さ せて飲用に供することができる。

【００２４】

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項２の実施例を示した要部断面図である。

【図２】請求項２の実施例を示した要部断面図である。

【図３】請求項２の実施例を示した要部平面図である。

【図４】請求項３の実施例を示した要部断面図である。

【符号の説明】

１ ティ−バッグの外袋 ２ 茶葉類 ３ オブラ−トやカプセルなど ４ 添加物 ５ 非透水性室 ６ シ−ル ７ フィルタ−部 ８ 容器

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コ−ヒ−やココア、炭酸などの飲用材
   料、オレンジやビフィズス菌など動植物のジャムやエキ
   ス、生体など、鉄やビタミンなどの有用成分、または薬
   品類等、茶類を飲む時に通常加えなかったものを、紅茶
   や緑茶、抹茶などの茶類に添加した飲食物。
2. 【請求項２】 茶類を飲む時に通常加えなかった請求項
   １に記載したのと同じ添加物、或いは、砂糖やミルク、
   レモン果汁など茶類を飲む時に通常加えるものを、ティ
   −バッグの袋などの素材か茶葉類に添加するか、それと
   も、オブラ−トやカプセルなどに封入してティ−バッグ
   に付属させるか、または、ティ−バッグを区切り、開口
   部にシ−ルなどで蓋をした室或いは熱や液体に対して開
   口する繊維等に覆われた室にこの添加物を封入しりして
   付属させた飲用物。
3. 【請求項３】 請求項２に記載したのと同じ添加物を、
   即席ドリップ方式の茶類に付属させた飲用物。