JPH0687938U - 液晶駆動用icの接続方法 - Google Patents
液晶駆動用icの接続方法Info
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- JPH0687938U JPH0687938U JP2836993U JP2836993U JPH0687938U JP H0687938 U JPH0687938 U JP H0687938U JP 2836993 U JP2836993 U JP 2836993U JP 2836993 U JP2836993 U JP 2836993U JP H0687938 U JPH0687938 U JP H0687938U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数ライン同時選択法のコストアップをせず
に表示品質を向上させるための選択ライン数の決定を可
能にする。 【構成】 TAB(Tape Auto Bondin
g)を用いた液晶表示パネルと液晶駆動用ICの接続方
法において、TABの出力端子と液晶表示パネルの入力
端子を一定間隔で開放するように接続する構成とした。 【効果】 入力データ変換回路17を増加する事なく複
数ライン同時選択法のライン数を最適に選定できるので
コストアップなしで表示品質を向上させる効果がある。
に表示品質を向上させるための選択ライン数の決定を可
能にする。 【構成】 TAB(Tape Auto Bondin
g)を用いた液晶表示パネルと液晶駆動用ICの接続方
法において、TABの出力端子と液晶表示パネルの入力
端子を一定間隔で開放するように接続する構成とした。 【効果】 入力データ変換回路17を増加する事なく複
数ライン同時選択法のライン数を最適に選定できるので
コストアップなしで表示品質を向上させる効果がある。
Description
【0001】
本考案は、パーソナルコンピュータや液晶テレビ等の画像表示パネルなどの駆 動に複数の走査電極を複数本同時に選択する駆動方法を用いる液晶表示パネルと 液晶駆動用ICの接続方法に関する。
【0002】
従来、単純マトリックス液晶パネルを複数ライン同時に走査する駆動方法を用 いる場合には以下のように駆動する。例えば正規直交関数のうち図5に示したW alsh関数を用いて8本同時走査する場合の回路構成を図2に示し説明する。 まず一度データをN×Mフレームバッファメモリ1に入力し、Walsh関数メ モリ2とWalsh関数レジスタ3を用いて発生するWalsh関数とN×Mフ レームバッファメモリ1の出力をXOR演算器4でXOR演算し、加算器5でデ ータを加算し、1/√Nで乗算し、DAコンバータ6でデジタルデータをアナロ グに変換し、SEGドライバー7により、N×M−STNLCD9の信号電極に 入力する。また、Walsh関数メモリ2からWalsh関数をCOMドライバ ー8を用いてN×M−STNLCD9の走査電極に入力する。このようにしてN ×M−STNLCD9を表示する。この場合、図3のようにドライバー出力端子 14とITO入力端子10は端子順に接続する。
【0003】 このような駆動方法は例えば、SID1992においてオプトレックス社(S ID '92 DIGEST pp232−235、1992)より複数ライン同 時選択法(Multiple Line Selection)として発表され ている。
【0004】 ここで、複数ライン同時選択法では、通常7ラインあるいは3ライン同時選択 法を用いる。例えば8ライン同時選択法を図5のWalsh関数の第1ライン〜 第8ラインを用いて行う場合第1ラインは第8ラインより周波数が8倍低い為に 液晶パネルのVth(しきい値電圧)が他の7ラインと比べると低電圧側にシフ トし、表示ムラが8ラインごとに生じる。すなわち、第1ラインがコントラスト ムラとなる。このため8ライン同時選択法は用いずに、第1ラインを除いて7ラ イン同時選択法により駆動することになる。あるいは、4ライン同時選択法を図 5のWalsh関数の第1ライン〜第4ラインを用いて行う場合第1ラインは第 4ラインより周波数が4倍低い為に液晶パネルのVth(しきい値電圧)が他の 3ラインと比べると低電圧側にシフトし、表示ムラが4ラインごとに生じる。こ のため4ライン同時選択法は用いずに、第1ラインを除いて3ライン同時選択法 により駆動することになる。
【0005】
しかし、7ライン同時選択法による駆動で新規ドライバー設計によるコストア ップをさけるために、図4COMドライバー8として、例えば現在量産されてい るTFT駆動用ドレインドライバーHD66310(3ビット×4デジタル入力 方式日立製TAB)を用いる場合Walsh関数メモリから発生する信号は7ラ イン分すなわち3ビット×7であるから、図2のように直接3ビット×4入力の TFTドライバー8のドライバー入力端子15にそのままでは入力できない(W alsh関数2〜5を入力した後にWalsh関数6〜8を入力すると入力デー タ数が1つ足りないのでこのままでは入力できない)ので図4に示した入力デー タ変換回路17により3ビット×8(8ライン目に0レベルの仮想データを加え る)に変換して入力する必要があり、その分コストアップになるという課題があ った。このように現在標準化されているTFTドライバーは入力が4ラインまた は8ラインのものしか無いので入力データ変換回路17が増加するという欠点が あった。
【0006】 そこで、この考案の目的は、従来のこのような課題を解決するため、回路増加 によるコストアップを改善し、従来の回路構成(入力データ変換回路17を追加 しない回路構成)で7ライン同時選択法を行うことである。
【0007】
上記課題を解決するために、この考案はTABのドライバーIC出力端子と液 晶表示パネルの入力端子を一定間隔で開放するように接続する構成にした。すな わち、ITO入力端子またはTABのリード線の引き回しを選択ラインごとに1 ピッチ分ずらし一定間隔でドライバーの端子接続を開放状態にするように構成に した。
【0008】
上記のように構成されたSTNLCD12のITO入力端子10とCOMドラ イバー出力端子14の接続においては、図4のような入力データ変換回路17を 用いないで、例えば7ライン同時選択法の場合Walsh関数2〜8と非選択信 号0レベルを1つ追加することにより8ライン同時選択法の信号を入力すると実 際の表示ではCOMドライバー出力端子14のY8を接続していないのでWal sh関数2〜8を用いた7ライン同時選択法により表示できることとなる。
【0009】
(実施例1) 図1において、7ライン同時選択法をCOMドライバーに現在市販されている TFTドライバー13(HD66310)を用いた場合を例にあげて説明する。 。ガラス11上にITO入力端子10を形成し、対向基板16との間に液晶を狭 持したSTNLCD12のITO入力端子10を7ラインごとにCOMドライバ ー出力端子14の1ピッチ分ずらした。すなわち、ITO入力端子10のA1と COMドライバー出力端子14のY1を接続するように実装するとCOMドライ バー出力端子14のY8、Y16、Y24・・・は開放状態となる。
【0010】 前記接続方法は、図2の従来の回路構成で7ライン同時選択法によりSTNL CD12を駆動できる。すなわち、図5のWalsh関数2〜8と非選択信号0 レベルを1つ追加し8ライン分の関数を設定し、8ライン同時選択法によりCO Mドライバー入力端子から信号を入力して駆動すると実際のSTNLCD12の 表示ではCOMドライバー出力端子14のY8、Y16、Y24・・・は開放状 態となっているので図5のWalsh関数2〜8を用いた7ライン同時選択法に より表示できる。同様にして奇数ライン同時選択法はITO入力端子を選択ライ ン数ごとにずらすことにより、図2の従来の回路構成で駆動することができる。
【0011】 (実施例2) 図6において、7ライン同時選択法をCOMドライバーに現在市販されている TFTドライバー13(HD66310)のTABのリード線の引き回しを改良 した場合を例にあげて説明する。図6のTFTドライバーHD66310TAB リード線改良品18は、TFTドライバー13のCOMドライバー出力端子14 を7ラインごとに開放するようにリード線の引き回しを改良したTABであり、 ガラス11上にITO入力端子10を形成し、対向基板16との間に液晶を狭持 したSTNLCD12のITO入力端子10にTFTドライバーHD66310 TABリード線改良品18を接続した。すなわち、ITO入力端子10のA1と COMドライバー出力端子14のY1を接続するように実装するとCOMドライ バー出力端子14のY8、Y16、Y24・・・は開放状態となる。
【0012】 前記接続方法は、図2の従来の回路構成で7ライン同時選択法によりSTNL CD12を駆動できる。すなわち、図5のWalsh関数2〜8と非選択信号0 レベルを1つ追加し8ライン分の関数を設定し、8ライン同時選択法によりCO Mドライバー入力端子から信号を入力して駆動すると実際のSTNLCD12の 表示ではCOMドライバー出力端子14のY8、Y16、Y24・・・は開放状 態となっているので図5のWalsh関数2〜8を用いた7ライン同時選択法に より表示できる。同様にして、奇数ライン同時選択法は選択ライン数間隔でCO Mドライバー出力端子14を開放するようにTABの引き回しを改良することに より、図2の従来の回路構成で駆動することができる。
【0013】
この考案は、以上説明したようにTAB(Tape Auto Bondin g)を用いた液晶表示パネルと液晶駆動用ICの接続方法において、TABのド ライバーIC出力端子と液晶表示パネルの入力端子を一定間隔で開放するように 接続する構成としたので、回路を増加する事なくライン数を最適に設定して複数 ライン同時選択法を行う事ができるのでコストアップなしで表示品質を向上させ る効果がある。
【図1】本考案の実施例1の液晶表示パネルと液晶駆動
用ICの接続方法を示した説明図である。
用ICの接続方法を示した説明図である。
【図2】本考案の回路構成を示した説明図である。
【図3】従来の液晶表示パネルと液晶駆動用ICの接続
方法を示した説明図である。
方法を示した説明図である。
【図4】本考案の回路構成を示した説明図である。
【図5】Walsh関数を示した説明図である。
【図6】本考案の実施例2の液晶表示パネルと液晶駆動
用ICの接続方法を示した説明図である。
用ICの接続方法を示した説明図である。
【符号の説明】 1 N×Mフレームバッファーメモリ 2 Walsh関数メモリ 3 Walsh関数レジスタ 4 XOR演算器 5 加算器 6 DAコンバータ 8 TFTドライバー 9 TFTドライバー 10 N×M−STNLCD 11 ガラス 12 STNLCD 13 TFTドライバーHD66310 14 ドライバー出力端子 15 ドライバー入力端子 16 対向基板 17 入力データ変換回路 18 TFTドライバーHD66310TABリード線
改良品
改良品
Claims (1)
- 【請求項1】 TAB(Tape Auto Bond
ing)を用いた液晶表示パネルと液晶駆動用ICの接
続方法において、 液晶駆動用ICの出力端子と液晶表示パネルの入力端子
を一定間隔で開放するように接続することを特徴とする
液晶駆動用ICの接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2836993U JPH0687938U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 液晶駆動用icの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2836993U JPH0687938U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 液晶駆動用icの接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687938U true JPH0687938U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12246719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2836993U Pending JPH0687938U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 液晶駆動用icの接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687938U (ja) |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP2836993U patent/JPH0687938U/ja active Pending
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