JPH0687856B2 - 超音波砕石装置 - Google Patents

超音波砕石装置

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JPH0687856B2
JPH0687856B2 JP61141864A JP14186486A JPH0687856B2 JP H0687856 B2 JPH0687856 B2 JP H0687856B2 JP 61141864 A JP61141864 A JP 61141864A JP 14186486 A JP14186486 A JP 14186486A JP H0687856 B2 JPH0687856 B2 JP H0687856B2
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明雄 中田
達也 久保田
哲丸 窪田
耕司 田口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体内に生成される各種結石を破砕する超音
波砕石装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に生体内に生成される各種結石、例えば胆管に出来
る胆管結石および尿管、腎盂内、腎杯等に出来る尿路結
石等があるが、これらを破砕する装置として超音波砕石
装置がある。
この超音波砕石装置の挿入部は振動伝達部材として伝播
されてそれぞれの生体内にある胆管結石および尿路結石
を破砕するようになっている。特に軟性の振動伝達部材
をもつ超音波砕石装置では挿入部の位置を確認するとと
もに生体内の屈曲部分、例えば胆管等に挿入するために
は内視鏡の処置用チャンネルに挿通して行なうようにな
っっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のように超音波砕石装置は内視鏡のチャン
ネルを通して挿通されるために軟性の振動伝達部材は金
属のステンレスパイプや針金等からなっており、内視鏡
のチャンネル内はゴアチューブ等の樹脂で構成されてい
たので挿通した時、振動伝達部材の金属でチャンネルを
削ってしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その
目的とするところは軟性の内視鏡のチャンネルに挿通可
能な超音波砕石装置の挿入部の振動伝達部材がチャンネ
ル内を削ってしまうことのない安全な超音波砕石装置を
提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この装置では把持部2に接続された挿入部3の振動伝達
部材8の周囲にカバー10を設け、この振動伝達部材8の
先端がカバー10から露出できる手段を設けた。
〔作用〕
この装置では、結石を破砕しようとした時に振動伝達部
材8の先端をカバー10から露出できる手段により、超音
波振動を先端に伝え結石を破砕させるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図ないし第3図は、本発明の第1実施例を示
すものである。この実施例の超音波砕石装置1把持部2
と挿入部3からなり、上記把持部2の後側ケース4内に
はランジュバン型振動子5が設けられている。このラン
ジュバン型振動子5には電源コード6接続され、この電
源コード6は後側ケース4の後端壁を貫通して外部に導
出されて図示しない電源装置に接続されるようになって
いる。そして、振動子5の前端には円錐形状のホーン7
の基端が連結固定されている。さらに、ホーン7の先端
には細径金属の軟性振動伝達部材8が固定されるように
なっている。上記ホーン7の外装には、ホーン7の形状
に沿って円錐形状をし、さらに先端は円筒になった前側
ケース9が設けられ、前側ケース9の後端と後側ケース
4の前端とが、ねじ込みにより螺合することで固定さ
れ、振動子5とホーン7の全体を両ケース4,9で包まれ
て支持固定されている。さらに、ホーン7の先端に続く
振動伝達部材8の外周には、例えば塩化ビニール、フッ
素樹脂等の樹脂によるチューブで形成したカバー10が覆
われており、このカバー10の後方は取付け管11が取着固
定され、さらに後端には板バネ12が取付け管11の周囲に
対称に2個設けられており、この板バネ12の後端内側に
はピン13が形成されている。また、一方ホーン7を覆っ
ている前側ケース9の先端の円筒部の外周には2個のカ
ム溝14が設けられ、このカム溝14と板バネ12の後端内側
に形成されているピン13とが嵌入されることにより、第
2図で示すようにカバー10が振動伝達部材8の外周を覆
うようになっている。さらに、第2図の状態から取付け
管11を回転させるとピン13がカム溝14に沿って回動され
ることにより取付け管11とカバー10が後退し、第3図で
示すようにカバー10で覆われていた振動伝達部材8の先
端が露出した状態となる。
逆に回動させれば振動伝達部材8はカバー10で覆われた
状態となる。
又、この実施例ではカバー10の取付け管11に取付けられ
た板バネ12のピン13は2個であったが、特に2個に限定
されるものでなく、3個以上の複数個設けそれに対する
前側ケース9の円筒部カム溝14も同数設けるようにして
も良いものである。
次に、この実施例による超音波砕石装置の作用について
説明する。生体内の例えば胆管に結石が生じた場合、軟
性の内視鏡のチャンネル内に超音波砕石装置1の細径金
属の軟性振動伝達部材8を挿通して行なうが、チャンネ
ルはゴアチューブ等の樹脂で構成されているので挿入部
3を形成している振動伝達部材8の外周に塩化ビニル等
の樹脂からなるカバー10を覆うことによりチャンネル内
を滑らかに挿通されてチャンネルの先端開口部から生体
内で生成された結石に先端を近づける。そして、振動伝
達部材8の先端をカバー10から露出させるためにカバー
10に取着された取付け管11に設けられた板バネ12のピン
13が前側ケース9の先端部に形成された円筒部のカム溝
14に嵌入した第2図に示す状態から取付け管11を回動さ
せると第3図の状態になり、振動伝達部材8の先端が露
出される。次に結石に振動伝達部材8の先端を当接し、
把持部2に配置されたランジュバン振動子5を作動さ
せ、超音波振動を発生させる。
この発生した超音波振動はホーン7で増幅されたのち、
振動伝達部材8を介して先端側へ伝播し結石が破砕され
る。
このように、超音波砕石装置1の挿入部3である振動伝
達部材8の外周に塩化ビニル等の樹脂を覆ったカバー10
を設けるようにしたので直接内視鏡のチャンネル内を金
属で削りとることがなく滑らかに挿通できる。また、振
動伝達部材8でもって結石を破砕するときには先端がカ
バー10から露出するので結石に対して直接接触し、振動
効率も良く結石を破砕できるものである。
第4図は、本発明の第2実施施例を示すものである。こ
の実施例は、第1実施例のカバー10に取着された取付け
管11の板バネ12に設けられているピン13の嵌入される方
法が異なるものである。このピン13は、前側ケース9の
先端にある円筒部に形成された円周溝15に挿入されるよ
うにしたものである。この円周溝15は軸方向に複数個設
けられており、内視鏡のチャンネル内に挿通する時には
円筒部の前側の円周溝15にピン13が嵌入するように構成
され、振動伝達部材8の先端を露出させたい時には点線
で示すように次の円周溝15に嵌入されるようにしたもの
である。他の構成は第1実施例と同様であるので説明は
省略する。
この場合は、振動伝達部材8の全体を覆う時と先端を露
出する時とで円筒部の円周溝15にピン13をスライドさせ
るだけで目的を達成できるものである。
第5図は、第3実施例を示すものである。この実施例
は、挿入部3を形成する振動伝達部材8の外周はカバー
10で覆われ、先端部をさらに超音波で破壊できる物質1
6、例えばセラミック等で覆うようにしたものである。
カバー10の後端側は直接把持部2の前側ケース9の円筒
部と一体に固定されているものである。他の構成は第1
実施例と同様であるので説明は省略する。
この実施例の作用を説明する。内視鏡のチャンネル内に
挿通する時には、挿入部3は振動伝達部材8の外周をカ
バー10で覆い、先端部は超音波で破壊できるセラミック
等の物質16で覆った状態で挿入後、チャンネルの開口部
から出た時、超音波振動を振動伝達部材8に与えること
によりカバー10の先端に設けられたセラミック16が破壊
されることにより先端部が露出し生体内の結石の位置に
先端を当接させ結石を破砕できるものである。この時、
破壊されたセラミック16および結石は、吸引することに
より体外に排出される。
この実施例の場合は、第1実施例ないし第2実施例に比
べカバーを進退させることにより振動伝達部材の先端を
露出させる構造が必要なく超音波振動だけの操作で露出
されるので操作性が向上するものである。
第6図は、第4実施例を示すものである。この実施例
は、第3実施例とほぼ同様であるので異なった点のみを
説明する。この超音波砕石装置1の挿入部3を形成する
振動伝達部材8の外周は、カバー10で覆われているとと
もに、振動伝達部材8の先端部は塩化ビニル等の樹脂の
膜17で覆われるようにしたものである。この実施例の作
用について説明すると、内視鏡のチャンネルを通して振
動伝達部材8の先端部を膜17で覆い、外周をカバー10で
覆った状態で挿通し、チャンネル内の先端開口部から出
たら振動伝達部材8の先端附近が発熱が高くなるように
超音波振動の周波数を変えてやることで膜を加熱させ膜
を除去し、さらに結石に当接する時には振動伝達部材8
の先端が結石を破砕できるように適した最大の周波数に
なるように変えてやることにより破砕するものである。
この実施例の場合は、第3実施例と同様の効果が得られ
るものである。
これらの実施例は、振動伝達部材は針金等の発振棒を主
体として記載したが特に棒に限定されるものでなく、細
径のステンレスパイプを使用しても同様の効果が得られ
るものである、このステンレスパイプの場合は、中心部
が中空であるので、この中空の部分で吸引を行うことが
出来るとともに、内視鏡のチャンネル内を吸引にするこ
ともできる。また、発振棒の場合は、チャンネル内で吸
引するようにしたものである。また、カバーは特にチュ
ーブでなくてもメッシュ状にしたものでもよいものであ
る。
〔発明の効果〕
軟性の内視鏡のチャンネルに挿通可能な超音波砕石装置
では、挿入部の振動伝達部材が伝達効率の良い金属でで
きているため、振動伝達部材の周囲にカバーで覆うこと
により内視鏡のチャンネル内を削りとるということがな
くなり、挿入部が滑らかに挿通される。また、結石を破
砕するときには、振動伝達部材の先端が露出するような
構成となっているので最大の結石破砕効果が得られるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す一部側断面図、第2
図は第1図の振動伝達部材がカバーで覆われている状態
の斜視図、第3図は第1図の振動伝達部材の先端がカバ
ーから露出している状態の斜視図、第4図は本発明の第
2実施例を示す一部側断面図、第5図は本発明の第3実
施例を示す一部側断面図、第6図は本発明の第4実施例
を示す挿入部の一部断面図である。 2……把持部、3……挿入部 8……振動伝達部材、10……カバー 11……取付け管、12……板バネ 13……ピン、14……カム溝 16……セラミック、17……塩化ビニル膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 耕司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 今出 愼一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 審査官 大橋 賢一

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡のチャンネルに挿通可能な超音波砕
    石装置において、 前記装置の挿入部の振動伝達部材の周囲にカバーを設
    け、振動伝達部材の先端部をカバーから露出できる手段
    を設けたことを特徴とする超音波砕石装置。
  2. 【請求項2】前記振動伝達部材を覆うカバーは把持部に
    対して進退自在にしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項の超音波砕石装置。
  3. 【請求項3】前記振動伝達部材を覆うカバーの先端は超
    音波動で破壊される物質で形成されたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項の超音波砕石装置。
  4. 【請求項4】前記振動伝達部材を覆うカバーの先端は加
    熱により溶解する膜で形成されたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項の超音波砕石装置。
JP61141864A 1986-06-18 1986-06-18 超音波砕石装置 Expired - Fee Related JPH0687856B2 (ja)

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DE19873720424 DE3720424A1 (de) 1986-06-18 1987-06-18 Medizinisches behandlungsgeraet fuer die anwendung von ultraschallwellen

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