JPH0687496U - 排水ます - Google Patents

排水ます

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JPH0687496U
JPH0687496U JP2876893U JP2876893U JPH0687496U JP H0687496 U JPH0687496 U JP H0687496U JP 2876893 U JP2876893 U JP 2876893U JP 2876893 U JP2876893 U JP 2876893U JP H0687496 U JPH0687496 U JP H0687496U
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pipe
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隆 倉嶋
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上向きの受口、横向きの受口、及び下向きの
受口の少なくとも1個の受口に接続される管の方向とし
ては、垂直方向、或いは水平方向のみではなく、その方
向が調節できるものであって、配管施工時に障害物があ
るような場合にも回避できる排水ますを提供するにあ
る。 【構成】 上向きの受口11、横向きの受口12、下向
きの受口13が設けられた排水ます1において、少なく
とも1個の受口13の管壁は、その中途部が球殻状に膨
出され、この受口内に短管131が挿入され、短管13
1の外面は球殻状受口の管壁内面に適合する球面とされ
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上向きの受口、横向きの受口、下向きの受口が設けられた排水ます に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、実開昭62−128291号公報や実公平4−12143号公 報等に記載されているように、上向きの受口、横向きの受口、下向きの受口が設 けられた排水ますが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実開昭62−128291号公報等に記載されているように、 上向きの受口、横向きの受口、下向きの受口が設けられた排水ますにおいては、 上向きの受口及び下向きの受口に接続される管の方向としては、垂直方向のみで あり、又、横向きの受口は水平方向のみであって、その方向は些かも調整できな いものであり、配管施工時に障害物があるような場合には回避できない欠点があ った。
【0004】 本考案は、従来の排水ますにおけるこのような問題点に鑑みてなされたもので あり、その目的とするところは、上記の問題を解決し、上向きの受口、横向きの 受口、及び下向きの受口の少なくとも1個の受口に接続される管の方向としては 、垂直方向、或いは水平方向のみではなく、その方向が調節できるものであって 、配管施工時に障害物があるような場合にも回避できる排水ますを提供するにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案排水ますは、 上向きの受口、横向きの受口、下向きの受口が設けられた排水ますにおいて、 少なくとも1個の受口の管壁は、その中途部が球殻状に膨出され、この受口内に 短管が挿入され、短管の外面は球殻状受口の管壁内面に適合する球面とされてい ることを特徴とするものである。
【0006】 本考案排水ますは、ポリエチレン、ポリプロピレン、硬質塩化ビニル樹脂、F RPのような合成樹脂を単独、或いは、適宜組み合わせた材料により製造される のが、軽量であって耐腐食性が大であり、コストが安く好ましい。例えば、上向 きの受口、横向きの受口、下向きの受口が設けられた排水ますの本体をFRPで 成形し、受口内に挿入する短管を硬質塩化ビニル樹脂製としてもよい。
【0007】 又、材料として、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂を使用した 場合には、重量軽減及び材料節約の為に1.2倍〜3倍程度の低発泡体を使用す るのが好ましい。
【0008】 又、本考案において、材料としてポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル 樹脂のような熱可塑性樹脂を使用した場合には、射出成型法により成形できるが 、球殻状に膨出された受口については、例えば、ブロー成形のような後加工によ り成形してもよい。
【0009】
【作用】
本考案排水ますは、上向きの受口、横向きの受口、下向きの受口のうちの少な くとも1個の受口の管壁は、その中途部が球殻状に膨出され、この受口内に短管 が挿入され、短管の外面は球殻状受口の管壁内面に適合する球面とされているの で、短管は球殻状受口の管壁内面を受口の中心軸に対して傾斜するように回動で き、従って、短管内に管を挿入接続することにより管の方向を調節できる。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例を、図面を参照しながら説明する。 図1は本考案排水ますの一例の使用状態を示す断面図である。 図1において、1は本考案排水ますであり、低発泡のポリエチレンを使用して 射出成形法により一体成形されている。
【0011】 11は上向きの受口、12、12は相互に直交する横向きの受口、13は下向 きの受口であり、下向きの受口13は、その中途部が球殻状に膨出され、下向き の受口13内に短管131が挿入され、短管131の外面は球殻状受口の管壁内 面に適合する球面とされており、短管131の球面は下向きの受口13の球殻状 管壁内を矢印a方向に摺動できるようになっている。短管131も低発泡のポリ エチレンを使用して射出成形法により成形されている。
【0012】 〔実施例の作用〕 次に、図1に示す本考案排水ます1の作用について説明する。 本考案排水ます1の上向きの受口11に図示しない点検掃除管を挿入接続し、 横向きの受口12、12に図示しない宅地内排水管を挿入接続し、下向きの受口 13の短管131内にドロップ管2の上端を挿入接続する。 ドロップ管2は短管131と一体に下向きの受口13内を揺動でき、ドロップ 管2の中心軸B−Bは、本考案排水ます1の上向きの受口11及び下向きの受口 13を通る中心軸A−Aに対して約30度傾斜できる。
【0013】 以上、本考案の実施例を図により説明したが、本考案の具体的な構成は、この 実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等 があっても本考案に含まれる。例えば、図示の実施例においては、横向きの受口 は2個設けられているが、1個のみでもよく、或いは3個以上でもよい。
【0014】 又、管壁を球殻状とし球殻状の管壁内に外面を球面とした短管を挿入した受口 は、図示の実施例のように下向きの受口のみとする代わりに上向きの受口のみ、 或いは横向きの受口のみとしてもよく、或いは、上向きの受口、横向きの受口、 下向きの受口のいずれか2か所の受口としてもよく、或いは、全ての受口として もよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案排水ますは、上向きの受口、横向きの受口、下向きの受口のうちの少な くとも1個の受口の管壁は、その中途部が球殻状に膨出され、この受口内に短管 が挿入され、短管の外面は球殻状受口の管壁内面に適合する球面とされているの で、短管は球殻状受口の管壁内面を受口の中心軸に対して傾斜するように回動で き、従って、短管内に管を挿入接続することにより管の方向を調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案排水ますの一例の使用状態を示す断面
図。
【符号の説明】
1 本考案排水ます 11 上向きの受口 12 横向きの受口 13 下向きの受口 131 短管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上向きの受口、横向きの受口、下向きの
    受口が設けられた排水ますにおいて、少なくとも1個の
    受口の管壁は、その中途部が球殻状に膨出され、この受
    口内に短管が挿入され、短管の外面は球殻状受口の管壁
    内面に適合する球面とされていることを特徴とする排水
    ます。
JP1993028768U 1993-05-31 1993-05-31 排水ます Expired - Fee Related JP2584228Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002047721A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Aron Kasei Co Ltd ま す
JP2017154405A (ja) * 2016-03-02 2017-09-07 積水化学工業株式会社 発泡管継手
JP2018172600A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 積水化学工業株式会社 発泡管継手およびその製造方法
JP2021076255A (ja) * 2021-01-25 2021-05-20 積水化学工業株式会社 発泡管継手

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0497989U (ja) * 1991-01-16 1992-08-25

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