JPH0687237B2 - 文字処理方法 - Google Patents

文字処理方法

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JPH0687237B2
JPH0687237B2 JP59100784A JP10078484A JPH0687237B2 JP H0687237 B2 JPH0687237 B2 JP H0687237B2 JP 59100784 A JP59100784 A JP 59100784A JP 10078484 A JP10078484 A JP 10078484A JP H0687237 B2 JPH0687237 B2 JP H0687237B2
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
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Description

【発明の詳細な説明】 分 野 本発明は文章等を処理しうる電子機器に関する。
従来技術 英文や和文等のワードプロセッサのような電子機器によ
る文書作成において、同じような構成の文書を繰り返し
て作成する場合、共通に利用可能な部分よりなる文書
(定型文書)を記憶しておき、この定型文書を呼び出し
て編集することにより、文章作成の負担を軽減すること
が行なわれている。
上記編集操作においては、いかなるデータを入力すべき
か、またそのためにはどのような入力モードであるべき
かは、予め分かっていることが殆どであるが、この情報
が上記編集操作に有効に利用されることはなかった。
目 的 本発明の目的は、記憶された文書情報を読み出して完成
した文書情報を出力する場合に、定型部には記憶されて
いる定型の文章を読み出して出力し、可変部には記憶さ
れた識別情報に対応する属性情報を出力することで、操
作者は、定型部には予め記憶された文章を選択するだけ
で良いのに対して、可変部には入力手段により入力する
必要があり、その入力すべき情報の属性情報を確認にし
ながら入力できるので、誤入力が減少し、効率の良いキ
ー操作による文字処理方法を提供できることにある。
実 施 例 第1図は本発明による電子機器の日本語ワードプロセッ
サーの1実施例を示すブロック図である。
K1は仮名文書変換キーで、文書名を仮名あるいは数値等
で入力した後、文書名に対応する文書情報を第1のメモ
リより第2のメモリに呼び出すものである。
K2は内蔵文書印字キーで、文書名を仮名あるいは数値等
で入力した後、文書名に対応した文書情報をプリントさ
せる。
K3は定型部移動設定キーで、メモリに記憶された複数の
文書情報の1つをランダム選択する。
K4は定型部選択キーで、メモリに記憶された複数の文書
情報をそれに対応するキーの操作により選択するもので
ある。
K5は仮名キー群で、仮名を入力するものである。
K6はシフトキー群で、1つのキーにより複数の入力を可
能にするものである。
K7は数値キー群で数値を入力するものである。
K8は印字キーである。
CPUは中央処理部で、装置全体のデータの処理・論理判
断を行なう。
かかる処理部は論理判断、演算処理を行なう処理部ALU
を有する。
処理部CPUはさらに読み出し専用メモリ、すなわちいわ
ゆるROMを有し、かかるメモリは装置全体の制御手順を
記憶するとともに各種の処理手順例えば第13〜17図に示
す手順をも記憶する。さらに処理部CPUはメモリCRAMを
有し、各種データの一時記憶に用いる。第2図はかかる
メモリCRAMの詳細で、メモリCRAMはメモリアドレスを記
憶するレジスタADRN、キー入力を記憶するレジスタN、
乱数データを記憶するレジスタRNを有する。
処理部CPUはまたメモリROM内の制御手順によりまた制御
部CONTを介して制御信号を出力する。
第3図は制御部CONT内の1部を示すもので、後述する定
型部ROMCに格納されている文書を読み出す為のブロック
図で、レジスタNに記憶される数値情報もしくはレジス
タRNに記憶される乱数情報が定型部選択キーK4または定
型部自動設定キーK3によりデコーダDCに印加され、アド
レス信号が発生する。G1,G2はアンドゲートで、G3がオ
アゲートである。FFはフリップフロップで、キーK3,K4
でセットリセットされる。
第1図にもどって、ROMはメモリで、文書辞書等を記憶
している。かかるメモリROMは第4図に示す如く文書名
テーブルLROMN、文書本体ROMF、可変部ROMV及び定型部R
OMCを有する。
文書名テーブルROMNは第5図に示す如く文書名と当該文
書が記憶されているメモリROMFのアドレスが記憶されて
いる。本例では「転移通知」と「出席通知」に対する例
を示しており、図にしめす如く「いてん」「てんきょ」
「いどう」の文書名に対し同じメモリアドレス「ADR1」
を付けている。これは1つの文書に複数の文書名を与え
ることにより1つの文書をアクセスし易くするものであ
る。
文書本体ROMFは例えば第6図に示す如き文書を記憶す
る。第6図に示す如き文書を例に説明するならば、図示
のC1,V1,V2,V3,M1,M2のような個所は変化する部分であ
り、それ以外の部分は固定部である。
文書本体ROMFは上述のような文書を記憶するものである
が、変化する部分つまり可変部はそのものを記憶するも
のでなく、それを表わす制御コードを記憶するものであ
る。従って例えば第7図の如く記憶するものである。
前述の可変部はここでは2つに分けられている。1つは
第8図に示すC1,C2の如き部分で、定型部ROMCにそれら
の部分が記憶されている。第8図は定型部ROMCを説明す
るものである。かかるメモリは文書本体にコード例えば
C1,C2で記憶された定型部の実体である定型部を格納す
る。第8図に示す如く、 C1.1「青葉の目にしみる季節となりました。」 C2.1「皆様ますますお元気で御活躍のことと存じま
す。」 が記憶されている。
これは、該文書に固有のものでなく複数の文書で使用さ
れるような定型句例えば、時候のあいさつ文等はそれぞ
れ文書本体に格納するのは記憶容量の節約上不効率であ
る。従って複数の文書に共通の定型部はコード化し(本
例では、C1,C2)文書本体に書き込み、そのコードから
実体を献策できるような記憶構成をとっておくと記憶容
量が節約できる。
ROM1は、文書本体に格納されているものと同一のコー
ド、ROM2は通し番号、ROM3はコードに対応する実体の文
書を記憶する。
明らかなようにコードC1に対し4種類、コードC2に対し
3種類の実体が登録されている。これは、同一のコード
に対して入れ替え可能な複数の実体を登録することによ
り文書の表現の自由度をあげ個性のある文書を作成可能
とするためである。
可変部の残りのものは第9図の例えばV1の日付、V2の住
所、V3の氏名である。
これらの可変部に対し操作者が入力しやすいように構成
された情報が第4図の可変部ROMVに記憶されている。
可変部ROMVに対する一実施例を第9図に示す。
ROM1は識別コード、ROM2は各可変情報が所有する属性、
ROM3は自動的にキーモードを設定するためのキーモード
情報、ROM4は操作者が入力した情報から類推して自動的
に付加できる修飾部とその修飾関係を表わした修飾関係
のテーブルである。
可変部は操作者が自由に入力できるが、その特性、属性
は前もって分かっている場合が多い。例えばV2の住所は
知名の複合語であるし、V3は人名が入力される。
このように前もって入力される情報がカテゴリー化され
ることが分かっているとき、第9図ROM2のように属性を
書き込んでおく。更にかな漢字変換の際の一般辞書ROMD
にも第10図の如く属性1,2を書き込んでおく。このよう
に属性情報をもつことで検索をより容易にすることがで
きる。
例えば第7図の可変部V2に対し「横浜市港南区上永谷12
34」と入力されたとすると、この情報が同一文書の他の
部分即ちM1とM2を修飾できる。M1は入力された可変部の
市名であり、M2は該可変部から第11図に示すアドレスRO
MAの如くの住所−郵便番号テーブルにより、郵便番号が
付加されればよい。
第1図にもどって、RAMはメモリで第12図に示す如く、
キーボードのシフトキー群K6及び可変部ROMVよりのシフ
ト情報を格納するエリアRAM1、文書名を格納するエリア
RAM2、文書を作成する為のエリアRAM3、表示情報を格納
するエリアRAM4等を有する。
CGはキャラクタジェネレータで、文書情報の各文字はコ
ードで表現されているので、これを表示する為のパター
ンを発生するものである。
DISPは表示装置で、液晶、CRT等で実現する。
PRTはプリンタで、例えばドットマトリクスタイプのプ
リンタである。
上述の構成から成る実施例の作動を第13〜16図を参照し
て説明する。
上述の装置はキーからの信号が中央処理部CPUで識別さ
れ、操作されたキーに対して以下のように処理を実行す
る。
まず本発明による1実施例を説明する為内蔵文書の1例
を説明する。第7図に示すのは「転居通知」の1例であ
る。
内蔵文書は可変部(本例では日付V1、住所V2、氏名V3)
と、定型部(本例では句C1,C2)と、修飾部(本例では
可変部V2→修飾部M1、可変部V2→修飾部M2)、固定部
(文書に固有の情報)に分かれ、固定部以外の部分は制
御コード(V1,V2,V3,C1,C2,M1,M2)で固定部と共に文書
本体ROMFに記憶されている。
仮名キー群K5が操作されると、仮名キー群K5であること
が判別され、レジスタNに記憶される。しかる後、仮名
文書変換キーK1の操作が検知されると、レジスタNに記
憶された情報が文書名として取り扱れ、文書名テーブル
ROMNが検索され、対応する先頭アドレス(第5図示)が
レジスタADRNにセットされる。(ステップS7) このとき1つの文書本体に対し1つの文書名のみを対応
させておくと、同義語を入力された時対応する文書を検
索できなくなる。例えば前述の「転居通知」に対して
「てんきょ」のみを対応させておくと同義語である「ひ
っこし」「いてん」等からは該文書を検索できなくな
る。この点第5図のように 「いてん」「いどう」「てんきょ」「ひっこし」→ADR1
(転居通知) 「おさん」「しゅっさん」「たんじょう」「はつまご」
→ADR2(出産通知) と1文書に対し複数の文書名を対応ずけておけば同義語
による文書名入力に対しても対応する文書を検索可能と
なり、操作者のかな文書変換の自由度が向上する。
仮名文書変換キーK1が操作されていた場合、ステップS8
で、ステップS9に移り、文書本体ROMFの所望の文書をメ
モリRAMのエリアRAM3に入れる。
所望の文書を入力した後、エリアRAM3の文書の最初の部
分から制御コードが入っているかを順次チェックする。
(ステップS11) まず可変情報部を表わす制御コードV1があるか否かステ
ップS12でチェックし、あればステップS13に行き、かか
る処理を実行する。その詳細は第15図に示すようにコー
ドを識別し、入力すべきデータの属性をエリアRAM4に送
り表示装置DISPで表示し、データ入力を促し、また第9
図に示すキーモードをメモリRAM1にセットする。かかる
モードのセットによりキーの操作を容易にする。データ
が入力されると、属性表示を消し、入力されたデータを
アドレス情報ADRNに基づきRAM3の所定の部分に入れアド
レスADRNをインクリメントする。そして再びRAM3内の制
御コードチェックにもどる。
制御コードチェックで定型部を表わす制御コードC1,C2
がステップS17でチェックされると、定型部の選択が行
なわれる。このとき、定型部自動設定キーK3が操作され
ている場合、プログラムによるランダム発生の数値が記
憶されるレジスタRNの値の基づいて第8図に示すC1の中
のいずれか1つの文書を選択しRAM3に挿入する。定型部
選択キーK4が操作されていたとき、RAM4にメッセージを
転送し、選択情報の入力を促す。選択情報が入力される
と、メッセージは消去、選択情報が表示された後、再び
制御コードチェックルーチンにもどる。
制御コードチェックルーチンで、修飾部を表わす制御コ
ードがステップS21でチェックされたとき、修飾情報を
検知する処理を第16図に示す如く行なう。
例えばV2に対して操作者が入力した後第9図のROM4の修
飾関係テーブルのうち“対象”を参照すると、“M1"と
“M2"がありV2は修飾部M1とM2を修飾することを検知す
る。更にその関係は、 V2−市名→M1 V2←住所−郵便番号→M2 であることが分かる。
このようにしてM1にはV2の市名「横浜」を入力し、M2に
は第11図の住所−郵便番号テーブルより「233」が入力
すれば本文書が完成することになる。
そして再びRAM3内の制御コードチェック処理にもどる。
上述の如くして制御コードの検出、処理が終了すれば、
文書作成が終了する。
なおステップ8のチェックステップで内蔵文書印字キー
K2が操作されたとき、第17図に示す如き処理が行なわれ
る。
文書本体がROMから読み出されるとき、制御コードが否
かチェックされ、制御コードでなければ、キャラクタジ
ェネレータCGを介してプリンタPRTで印字され、制御コ
ードであれば、例えばC1であれば、定型部ROMCから該当
するものを選択しキャラクタジェネレータCGにより印字
を行なう。
可変部の制御コード例えばV1、修飾部の制御コード例え
ばM1の場合、所定のスペースを設ける処理を行なう。内
蔵文書の印字を終了したら処理を終了する。
以上説明したように内蔵文書に係わる本発明は、操作者
のキー操作を最小にしてスピーディに文書作成操作が可
能となり、絶大なる効果を生むことはまちがいない。
又、本実施例では内蔵文書を便宜上固定記憶装置ROMに
記憶させておいたが、これは不揮発性メモリならばその
媒体を選ばず、揮発性メモリでも電源をバックアップで
きるものならば実施可能なことはいうまでもない。
更に本実施例では、日本語ワードプロセッサを前提とし
たが、文書を作成することを目的とする機器ならば言語
をとわず実施可能であり、且つ絶大なる効果を生むこと
は容易に推察される。
効果 以上詳述した様に、本発明によれば、記憶された文書情
報を読み出して完成した文書情報を出力する場合に、定
型部には記憶されている定型の文章を読み出して出力
し、可変部には記憶された識別情報に対応する属性情報
を出力することで、操作者は、定型部には予め記憶され
た文章を選択するだけで良いのに対して、可変部には入
力手段より入力する必要があり、その入力すべき情報の
属性情報を確認しながら入力できるので、誤入力が減少
し、効率の良いキー操作による文字処理方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1実施例を示すブロック図、第2
図は中央処理部CPUのメモリCRAMの詳細図、第3図は制
御部CONTの一部を説明する為のブロック図、第4図はメ
モリROMを説明する図、第5図は文書名テーブルROMNを
説明する図、第6図は内蔵文書を説明する図、第7図は
メモリROMFに格納する文書を説明する図、第8図はメモ
リROMCを説明する図、第9図はメモリROMVを説明する
図、第10図はメモリを説明する図、第11図はメモリを説
明する図、第12図はメモリRAMを説明する図、第13図〜
第17図は制御手順を説明するフローチャート。 ROM……メモリ RAM……メモリ K1……仮名文書変換キー K2……内蔵文書印字キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を入力する入力手段と、 定型部の位置を表す識別情報と前記識別情報に対応して
    複数の定型の文章とを記憶する第1の記憶手段と、 可変部の位置を表す識別情報と前記可変部の位置を表す
    識別情報に対応した前記入力手段から入力される情報の
    属性を示す属性情報とを記憶する第2の記憶手段と、 前記定型部の位置を表す識別情報と前記可変部の位置を
    表す識別情報とを含むことの可能な文書情報を記憶する
    第3の記憶手段とを利用し、 前記第3の記憶手段に記憶された文書情報を出力する場
    合に、前記第3の記憶手段から読み出された情報が前記
    定型部の位置を表す識別情報である場合、前記第1の記
    憶手段に記憶された定型の文章を読み出して出力し、 前記第3の記憶手段から読み出された情報が前記可変部
    の位置を表す識別情報である場合、前記第2の記憶手段
    に記憶された識別情報に対応して記憶されている属性情
    報を出力することを特徴とする文字処理方法。
JP59100784A 1984-05-18 1984-05-18 文字処理方法 Expired - Lifetime JPH0687237B2 (ja)

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JPS60245067A JPS60245067A (ja) 1985-12-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440936Y2 (ja) * 1985-12-28 1992-09-25
JPS62158570U (ja) * 1986-03-25 1987-10-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60245067A (ja) 1985-12-04

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