JPH068702Y2 - イカ針用のカバー体 - Google Patents
イカ針用のカバー体Info
- Publication number
- JPH068702Y2 JPH068702Y2 JP1988156190U JP15619088U JPH068702Y2 JP H068702 Y2 JPH068702 Y2 JP H068702Y2 JP 1988156190 U JP1988156190 U JP 1988156190U JP 15619088 U JP15619088 U JP 15619088U JP H068702 Y2 JPH068702 Y2 JP H068702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover body
- squid
- needle
- cut
- squid needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、イカ針用のカバー体に関するものである。
(従来の技術) 従来この種釣り針用のカバー体としては、実開昭49-517
82号,実開昭50-50789号及び実開昭62-97576号公報所載
のカバー体が存在している。
82号,実開昭50-50789号及び実開昭62-97576号公報所載
のカバー体が存在している。
即ち、上記実開昭49-51782号及び実開昭62-97576号公報
所載のカバー体はいずれも3本針を収納するために略Y
字状に形成された溝部を設け、該溝部に針の設けられた
突起により針を係止するものであり、また実開昭50-507
89号公報所載のカバー体は筒状に形成されたカバー体の
一側端上面に設けた引掛段部に針先部分を係止すること
により内部に針を収納するものである。
所載のカバー体はいずれも3本針を収納するために略Y
字状に形成された溝部を設け、該溝部に針の設けられた
突起により針を係止するものであり、また実開昭50-507
89号公報所載のカバー体は筒状に形成されたカバー体の
一側端上面に設けた引掛段部に針先部分を係止すること
により内部に針を収納するものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記実開昭49-51782号及び実開昭62-975
76号公報所載のカバー体は、通常の3本針には適してい
るが、イカ針の収納にはその形態から使用できなかっ
た。
76号公報所載のカバー体は、通常の3本針には適してい
るが、イカ針の収納にはその形態から使用できなかっ
た。
また、実開昭50-50789号公報所載のカバー体は引掛段部
に針の先端部分を係止するものであるために針の本数が
多い場合は針をカバー体に良好に係止することができな
いという欠点があった。
に針の先端部分を係止するものであるために針の本数が
多い場合は針をカバー体に良好に係止することができな
いという欠点があった。
しかも、カバー体が筒状体なるためイカ針の収納にはそ
の大きさに制約があるという欠点があった。
の大きさに制約があるという欠点があった。
本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもので、イカ針
の収納に最適で且つ収納が容易で、しかも各種大きさの
イカ針の収納にも最適なイカ針用のカバー体を提供する
ことを課題とする。
の収納に最適で且つ収納が容易で、しかも各種大きさの
イカ針の収納にも最適なイカ針用のカバー体を提供する
ことを課題とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点を解決せんとして考案された
もので、その構成の要旨は、イカ針を挿入脱可能な開口
部1a,1bを有するイカ針用のカバー体において、カバー
体本体2が可撓性の筒状体にて形成され、且つ該カバー
体本体2には該カバー体本体2を分断すべく一条の切れ
目5が設けられ、しかも該切れ目5の少なくとも一端側
には前記開口部1a,1b側に外開きに開設された切欠部3
a,3bが形成されてなることにある。
もので、その構成の要旨は、イカ針を挿入脱可能な開口
部1a,1bを有するイカ針用のカバー体において、カバー
体本体2が可撓性の筒状体にて形成され、且つ該カバー
体本体2には該カバー体本体2を分断すべく一条の切れ
目5が設けられ、しかも該切れ目5の少なくとも一端側
には前記開口部1a,1b側に外開きに開設された切欠部3
a,3bが形成されてなることにある。
(作用) 従って、上記構成を特徴とするイカ針用のカバー体を使
用する場合は、先ずイカ針の大きさに応じて、カバー体
本体2の長手方向に設けられた切れ目5の部分を拡げて
該カバー体本体2を拡径してイカ針をカバー体本体2内
に挿入する。
用する場合は、先ずイカ針の大きさに応じて、カバー体
本体2の長手方向に設けられた切れ目5の部分を拡げて
該カバー体本体2を拡径してイカ針をカバー体本体2内
に挿入する。
この際、前記カバー体本体2は筒状体に形成されている
ために、切れ目5部分を拡径すると全体が同じ割合で広
がることとなり、イカ針をスムーズに挿入することがで
きることとなる他、切れ目5の一端部には切欠部3a,3b
が形成されてなるため、挿入時に引っ掛りなく極めてス
ムーズに挿入着できるのである。
ために、切れ目5部分を拡径すると全体が同じ割合で広
がることとなり、イカ針をスムーズに挿入することがで
きることとなる他、切れ目5の一端部には切欠部3a,3b
が形成されてなるため、挿入時に引っ掛りなく極めてス
ムーズに挿入着できるのである。
しかも、前記カバー体本体2が可撓性を有するために挿
入されたイカ針は該カバー体本体2の内周面に密接した
状態で収納されることとなり、該カバー体本体2が容易
に離脱することなく携帯することができることとなるの
である。
入されたイカ針は該カバー体本体2の内周面に密接した
状態で収納されることとなり、該カバー体本体2が容易
に離脱することなく携帯することができることとなるの
である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図において、2は可撓性を有するプラスチック樹脂
より構成された略円筒状のカバー体本体で、両端側にイ
カ針4を挿入脱可能な開口部1a,1bが形成されてなる。
より構成された略円筒状のカバー体本体で、両端側にイ
カ針4を挿入脱可能な開口部1a,1bが形成されてなる。
3は前記カバー体本体2を分断すべく長手方向直線状に
形成された一条の切れ目を示す。
形成された一条の切れ目を示す。
3a,3bは前記カバー体本体2の前記切れ目3の両端で開
口部1a,1b側に外向き状に開設された一対のV字状の切
欠部を示す。
口部1a,1b側に外向き状に開設された一対のV字状の切
欠部を示す。
本考案のイカ針用のカバー体は上記の構成よりなり、次
にその使用方法について説明する。
にその使用方法について説明する。
先ず、第2図(イ),(ロ)に示すようにカバー体本体
2の切れ目3の切欠部3aを若干拡径して該カバー体本体
2の一方の開口部1aより他方の開口部1b近傍までイカ針
2を挿入する。この際、前記カバー体が略円筒状に形成
されているために、該カバー体は均一の状態で開口部か
拡径されることとなり、イカ針4を容易に挿入すること
ができることとなる。
2の切れ目3の切欠部3aを若干拡径して該カバー体本体
2の一方の開口部1aより他方の開口部1b近傍までイカ針
2を挿入する。この際、前記カバー体が略円筒状に形成
されているために、該カバー体は均一の状態で開口部か
拡径されることとなり、イカ針4を容易に挿入すること
ができることとなる。
しかも、イカ針4は第2図のように傘状に外開きにある
が、前記切れ目3と切欠部3aの存在によって容易にカバ
ー体が拡径されながら挿入できるのである。
が、前記切れ目3と切欠部3aの存在によって容易にカバ
ー体が拡径されながら挿入できるのである。
そして、前記カバー体に挿入されたイカ針4は、該カバ
ー体の可撓性によりカバー体の内周面に密接した状態で
収納されることとなる。
ー体の可撓性によりカバー体の内周面に密接した状態で
収納されることとなる。
このため、イカ針4を携帯する場合に、カバー体6がイ
カ針より容易に離脱しないので、該イカ針2の針先等で
手を傷つけたりすることなく携帯することができること
となる。
カ針より容易に離脱しないので、該イカ針2の針先等で
手を傷つけたりすることなく携帯することができること
となる。
また、第2図(ニ)に示すようにカバー体本体2をイカ
針4の本体側に摺動させることによりイカ針4をカバー
体本体2から容易に取り外すことができる。
針4の本体側に摺動させることによりイカ針4をカバー
体本体2から容易に取り外すことができる。
以上のように、可撓性を有するカバー体本体2に一条の
切れ目3を形成し、該切れ目3によりカバー体本体2の
開口部1a,1bの口径の大きさを変化させることによりイ
カ針4のカバー体への取付け及び取り外しをワンタッチ
で行うことができるのである。
切れ目3を形成し、該切れ目3によりカバー体本体2の
開口部1a,1bの口径の大きさを変化させることによりイ
カ針4のカバー体への取付け及び取り外しをワンタッチ
で行うことができるのである。
そして、上記のようにイカ針4にカバー体が取り付けら
れた擬餌はカバー体によりイカ針4が完全に被われてい
るために、イカ針4に糸等がからむことも防止でき、更
に擬餌の取り出し作業中に不用意にイカ針4に手が触
れ、手が傷つく恐れもないのである。
れた擬餌はカバー体によりイカ針4が完全に被われてい
るために、イカ針4に糸等がからむことも防止でき、更
に擬餌の取り出し作業中に不用意にイカ針4に手が触
れ、手が傷つく恐れもないのである。
尚、上記実施例では、カバー体本体をの形状を円筒状に
形成したが、該カバー体本体2は上記の形状に限らず、
例えば四角筒形状に形成されといてもよく、要はイカ針
4を内部に収納可能とすべく筒状に形成されていればよ
いものである。
形成したが、該カバー体本体2は上記の形状に限らず、
例えば四角筒形状に形成されといてもよく、要はイカ針
4を内部に収納可能とすべく筒状に形成されていればよ
いものである。
又、上記実施例においては切れ目5の両端側にV字状の
切欠部3a,3bを形成してなるが、いずれか一方でもよい
他、その形状も開口部側に外開きであればV字状に限定
されるものでは決してない。
切欠部3a,3bを形成してなるが、いずれか一方でもよい
他、その形状も開口部側に外開きであればV字状に限定
されるものでは決してない。
さらに、切欠部3a,3b間に形成された切れ目3は上記実
施例では直線状に形成してなるが、直線状に限らず、例
えば蛇行状であってもよくその形状は問わない。
施例では直線状に形成してなるが、直線状に限らず、例
えば蛇行状であってもよくその形状は問わない。
(考案の効果) 叙上のように、本考案のカバー体本体が可撓性のある筒
状に形成されているために、挿入されたイカ針を密接し
た状態で収納することができ、このため従来のカバー体
のように携帯時に該カバー体が離脱し、針先でけがをす
るというようなことがなく安全に携帯できるという顕著
な効果がある。
状に形成されているために、挿入されたイカ針を密接し
た状態で収納することができ、このため従来のカバー体
のように携帯時に該カバー体が離脱し、針先でけがをす
るというようなことがなく安全に携帯できるという顕著
な効果がある。
しかも、イカ針の本数に関係することなくイカ針を収納
することができるので、従来のように針の本数によって
種々の形態のカバー体を必要とすることなく経済的であ
るという利点がある。
することができるので、従来のように針の本数によって
種々の形態のカバー体を必要とすることなく経済的であ
るという利点がある。
また、カバー体本体の長手方向に切れ目を形成すること
により、径の相違するイカ針であっても切れ目を拡径す
ることで容易に挿入することができることとなるので、
従来のカバー体のように針の径の相違により種々のカバ
ー体を必要とすることがないという利点がある。
により、径の相違するイカ針であっても切れ目を拡径す
ることで容易に挿入することができることとなるので、
従来のカバー体のように針の径の相違により種々のカバ
ー体を必要とすることがないという利点がある。
さらに、切れ目の少なくとも一端側には開口部側に外開
くに開設された切欠部を形成してなるため、イカ針の挿
入が前記切れ目と相乗してより一層容易に挿入できる効
果がある。
くに開設された切欠部を形成してなるため、イカ針の挿
入が前記切れ目と相乗してより一層容易に挿入できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はイカ針用のカバー体の一実施例を示し、(イ)
は斜視図、(ロ)は平面図、 第2図はカバー体の使用例を示したもので、(イ)及び
(ロ)はイカ針へのカバー体の取付け手順を示した正面
図、(ハ)はA−A線断面図、(ニ)はイカ針からのカ
バー体の取り外し手順を示した正面図。 2……カバー体本体、1a,1b……開口部 3……切れ目、3a,3b……切欠部
は斜視図、(ロ)は平面図、 第2図はカバー体の使用例を示したもので、(イ)及び
(ロ)はイカ針へのカバー体の取付け手順を示した正面
図、(ハ)はA−A線断面図、(ニ)はイカ針からのカ
バー体の取り外し手順を示した正面図。 2……カバー体本体、1a,1b……開口部 3……切れ目、3a,3b……切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】イカ針を挿入脱可能な開口部1a,1bを有す
るイカ針用のカバー体において、カバー体本体2が可撓
性の筒状体にて形成され、且つ該カバー体本体2には該
カバー体本体2を分断すべく一条の切れ目5が設けら
れ、しかも該切れ目5の少なくとも一端側には前記開口
部1a,1b側に外開きに開設された切欠部3a,3bが形成さ
れてなることを特徴とするイカ針用のカバー体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156190U JPH068702Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | イカ針用のカバー体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156190U JPH068702Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | イカ針用のカバー体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278073U JPH0278073U (ja) | 1990-06-15 |
JPH068702Y2 true JPH068702Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31434505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988156190U Expired - Lifetime JPH068702Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | イカ針用のカバー体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068702Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4951782U (ja) * | 1972-08-24 | 1974-05-08 | ||
JPS5050789U (ja) * | 1973-09-07 | 1975-05-17 | ||
JPS6297576U (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-22 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP1988156190U patent/JPH068702Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0278073U (ja) | 1990-06-15 |
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