JPH0687013U - 車両用脱臭器 - Google Patents

車両用脱臭器

Info

Publication number
JPH0687013U
JPH0687013U JP3519293U JP3519293U JPH0687013U JP H0687013 U JPH0687013 U JP H0687013U JP 3519293 U JP3519293 U JP 3519293U JP 3519293 U JP3519293 U JP 3519293U JP H0687013 U JPH0687013 U JP H0687013U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
deodorizer
housing
console box
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3519293U
Other languages
English (en)
Inventor
洋三 石岡
行雄 山賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP3519293U priority Critical patent/JPH0687013U/ja
Publication of JPH0687013U publication Critical patent/JPH0687013U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種の車両用脱臭器は使用者に適宜
な取付位置を選択させるものであったので、車両のイン
テリアデザインによっては取付不能となったり、或いは
取付強度が不足するなどの問題点を生じていた。 【構成】 本考案により、筐体4を車両の運転席と助手
席との間に設けられるコンソールボックス10の蓋の形
状として形成すると共に、夫々が筐体4の前端と後端と
に位置し且つコンソールボックス10のアームレスト面
4cとなるように吸気口2と排気口3とを設けた車両用
脱臭器1としたことで、車室内における取付位置及び取
付方法を指定するものとし、これにより車両のインテリ
アデザインなどに煩わされることなく、容易且つ確実な
取付が行えるものとして、課題を解決するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両に搭載される脱臭器の構成に関するものであり、詳細には車両の 生産ラインではなく、市販部品と称され使用者による取付けに適する構成とした 脱臭器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の脱臭器90の構成の例を示すものが図4であり、密閉状態に形 成される筐体91には吸気口92と排気口93とが設けられ、前記筐体91の内 部にはシロッコファン94と、該シロッコファン94を駆動するモータ95とが 設けられ、例えばフィルター状とした脱臭剤96が前記吸気口92と密着して設 けられるものとされている。
【0003】 また、前記筐体91は脱臭剤96の交換に備えて本体部91aと蓋部91bと に分割可能に形成され、更に、この種の脱臭器90においては連続的に動作させ ることが効果的であるので、停車中でも動作可能とするように例えばニッケルカ ドミ電池など電池97が筐体91内に設けられて脱臭器90が構成されるものと され、例えば車両のダッシュボード或いはリアトレイなどに両面接着テープ98 で取付けて使用されるものとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の構成の脱臭器90においては、両面接着テープ 98で車両に取付けるものであるので、その取付の難易さが車両のインテリアデ ザインなどに大きく左右され、極端な場合には取付不能と成る場合も生じ、また 、取付が可能な余地がある場合でも、取付面が曲面である場合には取付強度が不 足するなどの問題点を生じていた。
【0005】 また、上記の両面接着テープ98による取付とされたことで、現実にはダッシ ュボード或いはリアトレイの何れかと言うように車室の片隅に取付けざるを得な いものとなり、これにより、例えばリアトレイに取付けたときには後席付近と言 うように車室の一部で空気を循環させ、車室全体では期待する脱臭効果が得られ ない問題点も生じ、これらの点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、車室内の 空気を吸気口から吸引し、筐体内に設けられたシロッコファンによりフィルター 状などとして同じ筐体内に設置された脱臭剤を通過させ、排気口から前記車室内 に排出してなる車両用脱臭器において、前記筐体を車両の運転席と助手席との間 に設けられるコンソールボックスの蓋の形状として形成すると共に、夫々が前記 筐体の前端と後端とに位置し且つ前記コンソールボックスのアームレスト面とな るように前記吸気口と排気口とを設けたことを特徴とする車両用脱臭器を提供す ることで課題を解決するものである。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。図1に符号1 で示すものは本考案に係る車両用脱臭器(以下に脱臭器1と略称する)であり、 この脱臭器1は吸気口2と排気口3とが設けられた筐体4と、概筐体4中に収納 される脱臭剤5、シロッコファン6、モータ7、電池8などで構成されるもので ある点は従来例のものと同様である。
【0008】 ここで、本考案においては前記筐体4をこの脱臭器1の取付けが予定されてい る車両に設けられているコンソールボックス10のボックス本体11に披着可能 な形状として形成するものであり、このときに、前記筐体4には前記ボックス本 体11の蓋としての機能も持たせるように蝶番部4a、係止フック部4bなども 同時に設けておくことが好ましい。
【0009】 また、前記筐体4は後にも説明するが、コンソールボックス10に本来設けら れていた蓋12に換えてボックス本体11に取付けられたときには、従来通りに アームレストとして使用可能と成るように上面の形状をアームレスト面4cとさ れている。
【0010】 同時に、前記筐体4は脱臭剤5、シロッコファン6、モータ7、電池8などの 構成部品を内部に収納するように形成されるものであり、例えば脱臭剤、電池8 の交換など必要に応じては従来例のものと同様に一部が分解可能な構成として形 成される。
【0011】 上記に加えて本考案では前記吸気口2及び排気口3の設けられる位置を特定す るものであり、これら吸気口2と排気口3とは、一方がアームレスト面4cの前 端(車両に取付けられた使用状態で)であれば、他の一方は後端となるように設 けられる。
【0012】 このときに、吸気口2と排気口3との何れの側を前端に設けるかは自由である が、例えば取付を目的とする車両の車室内の換気装置による換気状態、或いは車 室内において臭気の発生源と成る灰皿の設置状態など諸条件を勘案し、脱臭効果 に優る方を選択すれば良い。
【0013】 次いで、上記の構成とした本考案の脱臭器1の作用及び効果について説明を行 う。先ず、本考案の脱臭器1を車両に取付けるときには、コンソールボックス1 0に本来螺着などで取付けられていた蓋12を取外し、この蓋12に換えて前記 蓋12が取付けられていた同じネジを使用して脱臭器1を取付けるものとされ、 これにより容易に取付が行えるものとしている。
【0014】 従って、脱臭器1は図2にも示すようにコンソールボックス10が設けられて いる位置と当初から取付位置が設定されているものであり、且つ螺着など本来に 蓋12が取付けられていた充分な強度を有する取付手段で取付けられるものとな るので、従来の両面接着テープによるもののように取付強度に不足を生じること はない。
【0015】 また、前記脱臭器1には蝶番部4a、係止フック部4bなど、蓋としての機能 を奏するための部品も取付けられているので、従来通りに開閉が自在であり、従 って小物入れなどとして使用されているコンソールボックス10の機能を失うこ とはなく、また、これを利用して脱臭剤5の交換など脱臭器1のメンテナンスも 容易に行えるものとなる。更には、取付が行われた後には従来この位置に設けら れていた蓋12と殆ど同一形状となるので使用者に違和感を生じさせない。
【0016】 また、前記コンソールボックス10は図3に示すように車両20の略中央、即 ち車室21においても略中央に位置するものとなり、且つ脱臭器1は吸気口2と 排気口3が前端と後端に設けられて同一方向の空気の流れを生じるものとなって いるので、車室21内に全体に渡る空気の循環を生じさせ、これにより例えば脱 臭が後席側に集中して行われるなどを防止して、車室21内は均一な脱臭が行わ れるものとなる。
【0017】 尚、実際の実施に当たっては前記脱臭器1に車両側の電源に配線を行い、イグ ニッションキーが投入されている期間は車両用電源の側で脱臭器1の駆動を行う と共に電池8に補充電を行わせ、駐停車時には電池8側で駆動を行わせるなどの 変更は自在であり、この場合にもコンソールボックス10には例えば後席のシガ ーライタ用として予めに配線が行われている場合が多いので極めて簡単に対処す ることができるものとなる。
【0018】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、筐体を車両の運転席と助手席との間に設 けられるコンソールボックスの蓋の形状として形成すると共に、夫々が前記筐体 の前端と後端とに位置し且つ前記コンソールボックスのアームレスト面となるよ うに前記吸気口と排気口とを設けた車両用脱臭器としたことで、第一には車室内 における取付位置及び取付方法を指定するものとし、これにより車両のインテリ アデザインなどに煩わされることなく、容易且つ確実な取付が行えるものとして 、従来例の取付不能或いは取付強度不足などを生じる事態を解消し、また、取付 けた後の形状にも違和感を生じさせないものとして、この種の車両用脱臭器の商 品性の向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【0019】 また、上記の構成としたことで、この車両用脱臭器が取付けられる位置は車室 の略中心となり、且つ吸気口と排気口とが同一方向の空気の流れを生じさせるも のとなるので、車室の全体に及ぶ空気の循環を生じさせるものとなり、例えば脱 臭が後席側のみに集中するなど局所的な動作が生じるのを防止して、この種の車 両用脱臭器の性能向上にも優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用脱臭器の一実施例を示す
断面図である。
【図2】 同じ実施例の車両への取付状態を示す説明図
である。
【図3】 同じく作用を示す説明図である。
【図4】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用脱臭器 2……吸気口 3……排気口 4……筐体 4a……蝶番部 4b……係止フック部 4c……アームレスト面 5……脱臭剤 6……シロッコファン 7……モータ 8……電池 10……コンソールボックス 11……ボックス本体 12……蓋 20……車両 21……車室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の空気を吸気口から吸引し、筐体
    内に設けられたシロッコファンによりフィルター状など
    として同じ筐体内に設置された脱臭剤を通過させ、排気
    口から前記車室内に排出してなる車両用脱臭器におい
    て、前記筐体を車両の運転席と助手席との間に設けられ
    るコンソールボックスの蓋の形状として形成すると共
    に、夫々が前記筐体の前端と後端とに位置し且つ前記コ
    ンソールボックスのアームレスト面となるように前記吸
    気口と排気口とを設けたことを特徴とする車両用脱臭
    器。
JP3519293U 1993-06-04 1993-06-04 車両用脱臭器 Pending JPH0687013U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3519293U JPH0687013U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 車両用脱臭器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3519293U JPH0687013U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 車両用脱臭器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687013U true JPH0687013U (ja) 1994-12-20

Family

ID=12434996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3519293U Pending JPH0687013U (ja) 1993-06-04 1993-06-04 車両用脱臭器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0687013U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105059197A (zh) * 2015-08-18 2015-11-18 刘财 多功能通用车载扶手箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105059197A (zh) * 2015-08-18 2015-11-18 刘财 多功能通用车载扶手箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS589774Y2 (ja) 自動車用暖房装置
US20030186644A1 (en) Automotive air cleaning system
JPS58113518U (ja) 自動車の空調用通風ダクト構造
JPH0687013U (ja) 車両用脱臭器
US6532682B2 (en) Ventilated foot rest for a motor vehicle
JP3689876B2 (ja) 車両の脱臭装置
JP2000355250A (ja) 車両用インストルメントパネル構造
JPH0525289Y2 (ja)
JP2003104035A (ja) 車両用空調装置
JP3215116B2 (ja) 車両用空気清浄装置
JP2568575Y2 (ja) 車両用ディストリビュータの換気装置
JPH0112971Y2 (ja)
JPH0315207U (ja)
JPS5841608U (ja) 自動車用空気調和装置
JPS60182214U (ja) 自動車の空調装置
JPH0338287U (ja)
JP3043046B2 (ja) 車両用空気清浄器
JPH0563621U (ja) 車載用空気清浄機
JPS5927912U (ja) 車両の空調装置
JPS6337970Y2 (ja)
JPS6328719A (ja) 自動車用空調消臭装置
JPH0628330Y2 (ja) 自動車用空調システム
JPS60252020A (ja) 車両用パ−ソナル換気装置
JP2004180618A (ja) コンバインのキャビン
JPS59174911U (ja) 自動車用空気清浄器