JPH068698Y2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

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Publication number
JPH068698Y2
JPH068698Y2 JP434591U JP434591U JPH068698Y2 JP H068698 Y2 JPH068698 Y2 JP H068698Y2 JP 434591 U JP434591 U JP 434591U JP 434591 U JP434591 U JP 434591U JP H068698 Y2 JPH068698 Y2 JP H068698Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
braking member
fishing
drag
drag braking
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP434591U
Other languages
English (en)
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JPH0491679U (ja
Inventor
晋二 竹内
哲哉 下崎
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は魚釣用スピニングリール
のスプール制動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールのフロントドラグ方式
としては、実公昭57ー58948号公報で見られるよ
うに、スプールの前部に設けた小孔内にドラグ制動部材
を収容し、該ドラグ制動板をその前部に設けたドラグノ
ブで押圧してスプール制動するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】魚釣用リールは海水、
砂、ゴミ等の付着及び侵入し易い環境下で使用されるも
のであり、特にスプールの周辺は水分、砂、ゴミ等を含
んだ釣糸を捲取ったり、放出したりするものであるた
め、これらがスプール前部から内部に侵入してドラグ制
動板同士を接着したり、腐蝕を促進したり、傷付けたり
してスプールの制動機能を低下させる問題点がある。
【0004】本考案はこれらの欠陥を改善すると同時に
スプールも安定して支持し常時安定したスプール制動が
行われるようにした魚釣用スピニングリールを提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、スプールに設けた中心孔内にドラグ制動部
材を収容すると共に該ドラグ制動部材の前部と後部にお
けるスプール軸にスプールを回転自在に支持する軸受を
夫々嵌合配置したものである。前記軸受にはラジアルボ
ールベアリングを使用するのが好ましい。
【0006】
【作用】スプール軸に嵌装したドラグ制動部材の前後部
に夫々軸受を配置してスプールを安定良く支持すると共
に前部の軸受は使用中の海水、砂、ゴミ等の異物がドラ
グ制動板の収容部への侵入付着を防止する。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明すると、スピニング
リールのスプール1には中心部にスプール軸3を嵌挿し
かつ内側から外方に向け順次径の大きい透孔1a・1b
・1cが穿設されており、前記スプール軸3には透孔1
b内に嵌装されたラジアルボールベアリングの軸受2と
透孔1c内の前部に嵌装された同じくラジアルボールベ
アリングの軸受7が嵌合され、これら軸受2・7によっ
てスプール1を回転自在に支持すると共に前記軸受7の
内側における透孔1c内のスプール軸3にはドラグ制動
部材4が嵌装されている。
【0008】しかして前記ドラグ制動部材4は公知のよ
うにライニングワッシャー11とスプール1に回り止め
されかつスプール軸3の軸方向に自在の制動板12・1
3とスプール軸3の軸方向自在で周方向に回り止めされ
ている制動板14・15で構成されており、前記ドラグ
制動部材4の外側にはカラー26を介して前記軸受7が
設けられている。
【0009】また前記軸受7の外側におけるスプール軸
3には回転体8を介して凹部6を有するドラグ制動用操
作ノブ5と発条9とが嵌合され、前記凹部6には軸方向
に自在でかつ周方向に回り止めされたナット10が設け
られ、該ナット10は前記発条9を圧縮して前記スプー
ル軸3に螺合されている。なお図中16は、抜け止め防
止リングである。
【0010】本考案実施例は上記のように構成されてい
るので、スプール1はドラグ制動部材4の前後部におけ
るスプール軸3に嵌合した軸受2・7間で回転自在に支
持されていることにより安定して支持されると共に前部
の軸受7は海水、砂、ゴミ等のドラグ制動部材4への付
着侵入を防止する。
【0011】
【考案の効果】本考案は釣糸捲取り時又は釣糸繰出し時
にスプールに対して不規則な力が作用してもスプールを
ドラグ制動部材の前後部における軸受により安定した状
態で支持してドラグ制動におけるスティックスリップ現
象を防止して円滑なスプール制動ができると共に特にド
ラグ制動部材前部の軸受は水分、砂、ゴミ等の異物のド
ラグ制動部材への侵入付着を阻止してドラグ制動部材の
機能低下を防ぎ、海水、砂、ゴミ等が付着し易い、使用
環境の厳しい魚釣用リールにおけるスプール制動を長期
に亘り常時安定して効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 スプール 1a・1b・1c 中心孔 2 軸受 3 スプール軸 4 ドラグ制動部材 7 軸受

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプールに設けた中心孔内にドラグ制動
    部材を収容すると共に該ドラグ制動部材の前部と後部に
    おけるスプール軸にスプールを回転自在に支持する軸受
    を夫々嵌合配置したことを特徴とする魚釣用スピニング
    リール。
JP434591U 1991-01-17 1991-01-17 魚釣用スピニングリール Expired - Lifetime JPH068698Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0491679U JPH0491679U (ja) 1992-08-10
JPH068698Y2 true JPH068698Y2 (ja) 1994-03-09

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