JPH0686931A - アミノ化用強化ニッケル触媒組成物 - Google Patents

アミノ化用強化ニッケル触媒組成物

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JPH0686931A
JPH0686931A JP4216641A JP21664192A JPH0686931A JP H0686931 A JPH0686931 A JP H0686931A JP 4216641 A JP4216641 A JP 4216641A JP 21664192 A JP21664192 A JP 21664192A JP H0686931 A JPH0686931 A JP H0686931A
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amination
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ドナルド、チャールス、ベスト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
    • B01J23/89Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with noble metals
    • B01J23/892Nickel and noble metals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アミノ化用強化ニッケル触媒組成物を提供す
る。 【構成】 アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、ケイ
ソウ土、多孔質ケイソウ土及びシリカ−チタニアより成
る群から選択する担体材料上に含浸させたニッケル及び
イリジウムを包含することを特徴とする触媒組成物であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモノエタノールアミンの
エチレンジアミンへのアミノ化において高度の活性及び
選択性を有する触媒組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】アミン生成物の製造に対する種々の方法
が提案され、それらの多数が工業的に利用されている。
【0003】アルコール又はアミンの接触アミノ化は先
行技術において永く認識されていた方法である。該方法
は一般的に水素化触媒の存在下、しかも通常には水素の
存在下におけるアルコール又はアミンとアンモニア又は
第一級もしくは第二級アミンとの反応に関する。
【0004】上記及びその他の提案方法によるアミンの
製造における最も困難な問題は使用する化学合成反応が
実質量の副生物をも生成し、この副生物はかなりに価値
が低く、結果的に合成を非効率化し、工業的に利用でき
なくするということである。
【0005】一般的に最も好ましいアミン生成物はアル
キル出発物質の単数又は複数の非アミン官能基を、該出
発物質をそれ以上なんら改質することなくアミン基に置
換させたアミン生成物である。これらの好ましいアルキ
ルアミンから最も重質な、より高度に置換されたアミン
及び複素環窒素化合物を更に合成することができる。こ
れらの重質な、置換アミン及び複素環式アミンをアルキ
ル出発原料から直接に合成する場合、通常には望ましく
ない他の副生物が生成する。
【0006】エチレンジアミンは多くの用途を有する。
他の化学物質の合成のための中間体としての用途のほか
に、エチレンジアミンは例えば殺真菌剤及び殺虫剤に使
用される。
【0007】エチレングリコールのアミノ化において主
要な生成物は通常にはモノエタノールアミン(ME
A)、エチレンジアミン(EDA)、及びピペラジン
〔ジエチレンジアミン(DEDA)ともいう〕、及びア
ミノエチルエタノールアミン(AEEA)である。
【0008】アルキルアミンの製造に対して多数のその
他の化学反応が知られている。例えばエチレンジアミン
の合成において下記の反応が提案されている。すなわ
ち:エチレン尿素の加水分解;ホルムアルデヒドシアノ
ヒドリンの還元アミノ化;シアノゲンの還元;1,2−
ジニトロエタンの還元;及びクロロアセチルクロリドの
アミノ化に引続いての還元である。プロセス要件及び原
料費の理由から、工業的規模において操業されていると
思われるこれら化学方法は一つもない。
【0009】今日、最も広く工業的に利用されているエ
チレンジアミンの製造方法の一つはエチレンジクロリド
とアンモニア水との反応を包含する。エチレンジアミン
は30〜40%アンモニア水と反応してアミンの希水溶
液を生成する。次いで水酸化ナトリウムを添加して、該
アンモニア−エチレンジクロリド反応において生成した
塩酸を中和する。この中和工程は追加の水を生成し、副
生物の塩化ナトリウムを増加させる。このような方法に
よって生成される生成物の大体の分布又はプロフィルを
下記に例示する。
【0010】 生 成 物 生成率重量% エチレンジアミン(EDA) 41 ジエチレントリアミン(DETA) 25 トリエチレンテトラミン(TETA) 10 テトラエチレンペンタミン(TEPA) 8 ペンタエチレンヘキサミン(PEHA) 13 ポリアミン重質物(PAH) 13 ピペラジン(DEDA) 1.5 アミノエチルピペラジン(AEP) 1.5
【0011】生成アミン1ポンド当り塩化ナトリウム約
2.5 ポンドが生成される。なお、1ポンドは約454g
として大略換算する。
【0012】生成物分布は工業的に達成可能であるけれ
ど系における塩素の存在は、腐食形態の塩化水素を含め
て保守費を高価にする。更にその上、塩含有水溶液から
の所望のアミン生成物の回収は困難であり、かつ大量の
塩の処理は常に環境問題を増大させる。出発原料の費用
もまた悲観的ファクターである。
【0013】最近、工業的に出現した方法はアミノアセ
トニトリルを還元してエチレンジアミンを生成する方法
である。この方法は文献によればアミン収率において9
0%もの大量のエチレンジアミンを生成するように操作
することができるけれど出発原料が高価であること、及
びその他の経済的考慮から、この方法は工業的に魅力が
ない。
【0014】上記に示したように脂肪族アルコール、ア
ミノアルコール又はアミンを包含するアルカン誘導体の
接触アミノ化は多くの探索の対象であった。このような
アミノ化操作に対して触媒作用する能力を有する多数の
物質が存在するけれど単なる触媒能力は、工業的重要性
を有する触媒と称するには遙かに不十分であることに注
目すべきである。
【0015】米国特許第2,861,995 号明細書はニッケ
ル、コバルト、クロム酸銅、触媒的貴金属(白金及びパ
ラジウムのような)、ならびにラネーニッケル及びラネ
ーコバルトより成る金属水素化触媒を使用することによ
りエタノールアミンを種々の窒素含有生成物に転化する
方法を記載している。それら触媒はアルミナのような担
体上に担持することができる。
【0016】米国特許3,068,290 号明細書は自己圧力下
の液相中における反応において上記のような水素化触媒
を使用することによりエタノールアミンをエチレンジア
ミンに転化する方法を記載している。該特許明細書は共
沈したニッケル及びマグネシウムのギ酸塩又はシュウ酸
塩の熱分解により得られるニッケル及びマグネシウム酸
化物の組合せ(Ni−MgO)である好ましい触媒をも
記載している。
【0017】米国特許第3,137,730 号明細書はニッケル
及び銅より成る担持された触媒を使用することによるエ
チレングリコールの転化を記載している。
【0018】米国特許第3,270,059 号明細書はニッケル
又はコバルトのいずれかの酸素化合物を700℃以上の
温度において焼結させ、次いで該焼結された金属化合物
を水素で処理して還元することにより生成させた担持触
媒の存在下におけるアミノ化方法を教示している。
【0019】米国特許第3,766,184 号明細書はニッケ
ル、コバルト又はそれらの混合物のいずれかと共に鉄を
含有する触媒を記載している。この特許明細書及びその
他の特許明細書においてルテニウム触媒もまた脂肪族ア
ミンの生成のためのアミノ化方法において有用であると
して言及されている(例えば米国特許第2,754,330 号明
細書参照)。
【0020】米国特許第4,209,424 号明細書はナトリウ
ム成分により安定化されたアミノ化触媒を開示してい
る。該特許明細書の実施例8はニッケル、ナトリウム及
びロジウムを含有する触媒に関し、該特許権者はエタノ
ールアミンのアミノ化における触媒の活性はロジウムの
存在の故に高いと結論している。
【0021】米国特許第4,123,462 号はα−アルミナ、
シリカ、シリカ−アルミナ、シリカ−チタニア及びケイ
ソウ土から選択される材料上に担持されたニッケル及び
レニウムを含有する触媒であって、しかも脂肪族低級ア
ルキル誘導体のアミノ化に触媒作用するとして従来公知
のそれら触媒に優る改良された性質を有する触媒を開示
している。該特許明細書の実施例9〜12はニッケル−
パラジウム触媒に関する。一般的にこれらの触媒はニッ
ケル−レニウム触媒よりも劣り、しかもニッケル単独の
使用に優る明らかな利点を示さない。
【0022】最近の工業的接触法は、より以上活性な触
媒、すなわちそれらが接触作用する化学反応において高
い転化率を生ずる触媒を必要とする。多数の競争反応が
起きて多種の副生物が生ずるアミノ化法の場合において
は触媒が良好な選択性又は望ましくない生成物の小さな
収率と共に有用な生成物の高収率を与える能力を有する
ことが重要である。温度、圧力及び反応物の相対的割
合、ならびに反応時間を包含する最適反応条件は触媒に
よって定めることができ、そのようにするに当って最適
条件が全操作の経済性に影響する。触媒の費用、その製
造方法及びその有効寿命ならびにその物性が上首尾かつ
効果的な方法の決定因子であることがある。
【0023】英国特許出願第2,121,697 号明細書は随意
的にモリブデン、クロム、鉄、ニッケル、コバルト、ジ
ルコニウム、銅、銀又は白金族金属で改質され、しかも
その自然発火性を減少させるためのニトリル及び界面活
性剤と混合された、例えばニッケル、コバルト、クロ
ム、銅及び/又は鉄のようなラネー触媒の水素化触媒を
開示している。
【0024】
【発明の要約】本発明はα−アルミナ、シリカ、シリカ
−アルミナ、ケイソウ土、多孔質ケイソウ土(kieserguh
r)及びシリカ−チタニアを包含する種々の担体材料上に
おけるニッケルより成り、モノエタノールアミンをエチ
レンジアミンに転化するに当って活性かつ選択的である
強化触媒に関する。本発明の触媒の強化はイリジウムの
強化量とニッケルとの結合によって行われる。イリジウ
ムは好ましい強化剤である。この強化ニッケル触媒は優
れた転化活性を示すのみならず、同時に所望のアミンの
大量を生成し、しかも余り望ましくない副生物の比較的
に少量を生成するに当って優れた選択性を有することが
わかった。
【0025】本発明のイリジウム強化剤はアミノ化触媒
としてニッケル以外のものを使用する場合には触媒の性
能を強化しないように思われる。ニッケルについて触媒
性能を強化し、コバルトのような他の金属について強化
しない能力に関する独特な現象に対する理由はわかって
いない。
【0026】本発明のニッケル触媒は広範囲の大きさの
触媒活性を有し、比較的に低濃度において使用すること
ができ、反応物のより良好な均衡の使用を可能とし、し
かも該方法を行うため適切な反応条件を使用することが
できる。
【0027】更にその上、触媒の製造及び接触アミノ化
操作自体の両方における或る種の変数を調節することに
よってアミノ化反応の活性及び選択性を更に最適化し、
かつ改良することさえもできる。
【0028】
【考察】本発明によりアミノ化操作において高度な活性
と選択性とを有する新規な触媒が提供され、前記触媒は
アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、ケイソウ土、多
孔質ケイソウ土、及びシリカ−チタニアから選択される
担体材料上においてイリジウムと共に含浸又はコーティ
ングされたニッケルより成り、この場合ニッケル対イリ
ジウムのモル比は1:1又は2:1から約30:1まで
であり、存在するニッケル金属及びイリジウムの合計は
担体の約1〜30重量%、例えば約3〜30重量%の範
囲内である。
【0029】本発明のもう一つの特色は前記強化ニッケ
ル触媒の製造方法であり、前記方法は(i)アルミナ、
シリカ、シリカ−アルミナ、ケイソウ土、多孔質ケイソ
ウ土、及びシリカ−チタニアより成る群から選択される
担体材料上に強化剤イリジウムとニッケルとを包含する
金属の混合物を含浸し、次いで(ii)該触媒を水素の存
在下に約200°〜600℃の温度において約45分な
いし約4時間にわたって加熱することにより前記触媒を
活性化することより成る。
【0030】最も活性でかつ選択性であるアミノ化触媒
を生成することが判明した担体材料はシリカ、シリカ−
アルミナ、アルミナ、シリカ−チタニア、ケイソウ土又
は多孔質ケイソウ土から成る担体である。これら担体材
料の殆んどのものは当業界に周知であり、市販されてい
る。
【0031】担体材料は活性ニッケル触媒を形成するそ
れらの能力において同等ではない。例えばナショナルカ
ーボン社製のCXCカーボンを使用するカーボン担持強
化ニッケル触媒は大きな表面積を有するにも拘らず、ア
ミノ化反応において評価し得る触媒活性を有しない。
【0032】活性な強化ニッケル触媒をもたらした上述
の担体材料でさえも同等ではない。より多く活性な触媒
を形成する担体は余り厳重でない反応条件、例えば低い
反応温度において最適のアミノ化転化をもたらす。それ
故、上記に示した群内のすべての試験された担体はアミ
ノ化反応において若干の触媒活性を示すけれど一般的タ
イプ内のいくつかの担体は強い工業的保証を有するもの
と考えられていなかった。なぜなら十分な転化を達成す
るためには、より高い反応温度のような、より一層極端
な反応条件を採用しなければならないからである。
【0033】強化ニッケル触媒中における担体としての
材料の実際の効率は概して前もって予言することはでき
ない。しかしながら活性であることのわかった、上記に
示した一般的なタイプの担体の中で、特定の担体材料の
触媒活性と表面積の量との間に若干の関係があると思わ
れる。
【0034】触媒活性に対する表面積の効果についての
一つの可能な説明は触媒表面上においてアミノ化操作に
おける多数の反応が生起し、したがって該多数の反応が
反応材料の吸着−脱着平衡によって行われるということ
である。したがって強化ニッケル触媒の活性は、或る限
度内において、担体の表面積と担体の形状、細孔の大き
さ、及び細孔容積を包含する、その他の表面性質とを変
動させることにより影響される。一般的に担体上におけ
るニッケル及び強化剤の、より大きな分散が望ましい。
【0035】本発明の触媒用の、より一層活性な担体材
料の若干の特定例を下記の表に示す:
【0036】
【表1】
【0037】アミノ化反応においては表面積1m2/g又は
それ以上を有する担体が好ましい。
【0038】触媒の製造に使用することのできる担体材
料は任意の好都合な形状及び大きさを有するものでよ
い。担体の形状は通常には触媒の転化反応を行うために
使用される個々の装置に要求される形状による。触媒は
担体上における粉末、球状ペレット及び押出ストリップ
の形状で製造することができる。直径が1/8 インチから
3/16インチまで範囲にわたる含浸された球状ペレット及
び長さが1/32インチから1/2 インチまでの範囲にわたる
円筒型形状を有する押出ストリップが担体として使用す
ることのできる典型的な触媒である。なお、1インチは
約2.54cmとして大略換算する。
【0039】担体材料上にニッケル及びイリジウムを含
浸させ、又はコーティングする個々の方法がアミノ化操
作における最終触媒の活性又は選択性に対して有意の効
果を有することは見出されていないけれど、含浸した触
媒は一般的にコーティングした触媒よりも良好に作用す
る。担体材料上に供給される金属の量及び担体自体の性
質は触媒活性及び/又は選択性に影響を及ぼし、又はそ
れらを変動させることがある。
【0040】ニッケル及びイリジウムを担体上に含浸さ
せる技術の一つはビヒクルとして金属塩の溶液を使用す
ることである。
【0041】種々の有機又は無機のニッケル及びイリジ
ウムの塩を含浸溶液に使用することができる。好適なニ
ッケル含有塩の例は無水及び水和した硝酸第一ニッケル
〔水和物:Ni(NO3)2・6H2O 〕及びニッケル−アセトニ
ルアセテート〔Ni(C5H7O2)2〕である。含浸溶液に使用
する好適なイリジウム塩は塩化イリジウム(III) 及びイ
リジウム(III) アセチルアセトネートである。ある場合
には溶媒液体を加熱して金属塩を溶液とすることが好都
合である。
【0042】塩溶液は二つのファクターを考慮して調製
すべきである。第一のファクターは特定量の担体上に含
浸させるべき所望の全金属の量に関する。第二のファク
ターはニッケル対イリジウムの相対原子比に関する。両
方のファクターが触媒の最終的な性質に影響を及ぼすこ
とがわかった。
【0043】若干の活性触媒はニッケル対イリジウムの
原子比が1:1と30:1との間であるものであること
がわかった。殆んどの場合、約5:1と20:1との間
であるこの比において最大活性が生ずる。触媒の調製に
当って、この比は含浸溶液中に存在すべき金属塩の相当
する相対的割合を予め定めることによって得られる。
【0044】担体上に含浸させるべき全金属量もまた触
媒の活性に影響を及ぼす。
【0045】本発明の強化ニッケル触媒は担体材料の約
1又は3ないし30重量%、例えば約5ないし20重量
%の範囲のニッケルとイリジウムとの合計含量を有す
る。
【0046】比較的に大量の金属を担体上に含浸させる
べき場合は、1回の含浸工程では十分でない場合があ
る。含浸溶液は金属塩を溶解するのに要する溶媒の最小
量を使用して調製することができるけれども、含浸溶液
の総量は担体材料が吸収することのできる量よりも大き
くてもよい。
【0047】このような場合には、最大吸収量よりも少
量の含浸溶液の一部を使用して最初に担体材料に接触さ
せる。接触後に、担体材料を乾燥し、次いで含浸溶液の
追加量と接触させる。溶液との接触及び乾燥の逐次工程
をすべての含浸溶液が使用されるまで続ける。典型的な
乾燥工程は、含浸された担体を数時間にわたって120
℃の温度に加熱することより成ることができる。真空乾
燥を行うこともできるが、この場合は担体を減圧下に冷
却する。
【0048】担体が、できるだけ多量の溶液を吸収する
ことを確保するために、含浸に先立って担体材料を乾燥
することも有益である。この乾燥工程はまた含浸中に金
属が担体中により一層深く浸透することを可能にする。
担体中への金属の浸透は、担体が溶液と接触する時間を
増加させることによるような当業者に公知の技術によっ
て更に増大させることができる。
【0049】その他の含浸技術は当業界に周知であり、
かつ本発明に使用することができる。使用することので
きるもう一つの技術は、屡々「糖コーティング(sugar c
oating) 」技術として特徴づけられるものであり、この
場合担体材料の外部表面上に金属が優勢的に存在する。
【0050】この糖コーティング技術は、含浸塩溶液が
担体材料と接触状態にある時に沈でん剤を転化する点に
おいて上述の含浸法と異なる。該沈でん剤は金属塩溶液
をスラリーに変える。この含浸ビヒクルは担体材料の表
面を越えて塩が浸透するのを減少させる。次いで、担体
材料に接触しているスラリーを蒸発乾涸させて優勢的に
担体表面に接着している金属を残す。
【0051】担体材料を所望量のニッケル及びイリジウ
ムにより含浸させた後、該材料を完全に乾燥させ、次い
で還元工程により活性化する。
【0052】使用すべき乾燥工程は、含浸溶液の揮発性
成分を十分に蒸発させる任意の技術である。該乾燥工程
は触媒を約120℃の温度に加熱することより成ること
ができる。乾燥は窒素のような不活性雰囲気下に行うこ
とができ、かつ触媒を減圧下に冷却することができる。
【0053】次いで触媒を、含浸された金属を触媒的に
活性な形態に転化させる適当な工程により活性化する。
この活性化は合金の形成、金属の適当な位相配向(prope
r phase orientation)及び/又は金属の酸化水準の調整
を包含することができる。活性化工程は典型的な還元工
程を包含することができる。
【0054】好ましい活性化工程においては触媒と接触
している雰囲気は水素であり、該水素は200°〜60
0℃の程度の高められた温度において約45分ないし約
4時間にわたり触媒上に供給する。還元に対する特定条
件は活性化される個々の触媒組成物による。
【0055】活性工程に先立って触媒を随意的にか焼す
ることができる。好ましいか焼工程においては、触媒を
約300°〜500℃の範囲の温度において45分ない
し約3時間又はそれ以上にわたって加熱する。か焼は空
気中において行うことが好ましい。上述の乾燥工程は、
か焼工程又は活性化工程により置き換えることができ
る。
【0056】本発明の触媒を使用するアミノ化方法にお
いては、モノエタノールアミン出発原料を、高められた
温度においてアンモニアと水素及び強化ニッケル触媒の
存在下に反応させる。該反応に対する温度は個々の出発
原料、反応物比、使用する触媒の活性及び探求される生
成物に関係する。一般的に該方法においては125℃な
いし350℃の範囲内の温度が適当であるけれども、好
ましい範囲は150°〜225℃である。反応時におけ
る圧力は通常には約250または500ないし約500
0psig、好ましくは800ないし約4500psigの範囲
内であるべきである。反応は単相で、又は若干の例えば
アンモニア及び若干のモノエタノールアミンが液相で、
かつ若干が気相で存在する2相において行うことができ
る。なお、psigは、0.7 kg/cm2 (ゲージ圧)として大
略換算する。
【0057】反応に対する供給物は無水物でよく、又は
若干量の水を含有することができる。反応の転化率を最
終混合物中における水の存在により評価する場合はアン
モニアと共に反応混合物中に導入されるすべての水分を
考慮すべきである。
【0058】通常には該方法は過剰のアンモニアにおい
て行って反応中、アミン生成物ではなくアンモニアとの
反応を確保する。或る種の触媒系においては大過剰のア
ンモニアを存在させなければならない。本発明の強化ニ
ッケル触媒の一つの利点はその選択性の故に比較的に小
過剰のアンモニアのみを必要とすることである。
【0059】アンモニア対モノエタノールアミンのモル
比が増加すればする程、或る種の反応系における反応の
活性又は転化速度が減少することがわかった。この現象
はモノエタノールアミンを接近させるのに有効な触媒の
表面積の量を過剰量のアンモニアが減少させるというこ
とに起因すると思われる。
【0060】アミノ化操作にアンモニアが使用される場
合には必要とされる化学量論量の2倍と30倍との間の
量で存在することが好ましい。
【0061】アンモニアはエチレンジアミンの製造にお
いてアミノ化試薬として好ましく使用される。モノエタ
ノールアミンからエチレンジアミンを製造するに当っ
て、好ましくはアンモニアを1:4ないし1:20の範
囲における全アルコール対アンモニアのモル比を与える
量において存在させる。
【0062】通常には、触媒を活性状態に維持するのに
十分な量の水素ガスを添加する。アンモニア対水素のモ
ル比が1よりも大きく、しかも好ましくは1000:1
の比よりも小さい量において水素が存在する場合に好ま
しいアミノ化操作が行われる。
【0063】本発明の触媒を使用するアミノ化方法は任
意の慣用の装置において行うことができる。該方法は連
続法として、又はバッチ法によって行うことができる。
連続装置においては、連続法の性質によって反応物が触
媒材料と密に接触して連続的な流れとなるので攪拌手段
は必要ではない。アミノ化操作において高圧が望ましい
場合には、該装置は高圧能力を有すべきである。
【0064】アミノ化操作において存在する触媒の量は
反応物、反応物の相対的割合、反応条件、ならびに所望
の転化率及び選択率を包含する多くの変数に関係する。
更にその上、触媒の量は触媒自身の性質、例えばその金
属負荷及び活性及び使用期間(age) にも関係する。要す
るに触媒は、アミノ化反応において所望の反応を行うこ
とができるのに十分な触媒量において存在すべきであ
る。バッチ法においては全供給物が1ml当り触媒0.001
ないし0.5ml が屡々供給され、連続法においては全供給
物を基準とするガスの毎時空間速度は約5ないし100
である。
【0065】
【実施例】硝酸ニッケル6水和物 Ni(NO3)2 6H2O(3.951
6g) 及びヘキサクロロイリジウム酸ナトリウム(0.4682
g)を蒸留水(18ml)に溶解した。乾燥し、真空排気した
ガードラー(Girdler) T−869担体(シリカアルミ
ナ)を溶液9mlによりスラリー化し、乾燥し、真空排気
し、次いで残りの9mlの溶液により処理した。この含浸
された触媒を125℃において乾燥し、300℃におい
て3時間か焼し、次いで水素気流中で300℃において
3時間還元した。該還元された触媒は暗灰色であった。
【0066】応用例(アミノ化反応) 触媒を0.5 リットルの揺動オートクレーブにおいて試験
した。それぞれの場合に、モノエタノールアミン(19
g、0.31モル)中にスラリー化した触媒(5g)をオー
トクレーブに仕込んだ。オートクレーブを水素により2
00psigとした。液体アンモニア(71g、4.17モル)
をホーク(Hoke)シリンダーを経てオートクレーブ中に圧
入した。反応混合物を所要温度に加熱し、特定時間にわ
たって維持した。結果を表IIに示す。
【0067】
【表2】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノエタノールアミンのエチレンジアミ
    ンへのアミノ化用触媒組成物において、前記触媒組成物
    がアルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、ケイソウ土、
    多孔質ケイソウ土及びシリカ−チタニアより成る群から
    選択する担体材料上に含浸させたニッケル及びイリジウ
    ムを包含し、この場合ニッケル対イリジウムの比が1:
    1から30:1までの範囲にあり、存在するニッケル及
    びイリジウムの合計が担体材料の1ないし30重量%の
    範囲にあり、しかもこの場合前記触媒は水素の存在下
    に、高められた温度において還元することにより活性化
    されたものであることを特徴とする前記組成物。
  2. 【請求項2】 担体材料が少くとも1m2 /gの表面積
    を有するものである請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ニッケル対イリジウムの原子比が5:1
    から20:1までの範囲内にある請求項1記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 担体材料上のニッケル及びイリジウムの
    合計量が担体材料の5重量%から20重量%までの範囲
    にある請求項1記載の組成物。
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