JPH0686800U - 舞台の吊り物装置 - Google Patents

舞台の吊り物装置

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JPH0686800U
JPH0686800U JP2878693U JP2878693U JPH0686800U JP H0686800 U JPH0686800 U JP H0686800U JP 2878693 U JP2878693 U JP 2878693U JP 2878693 U JP2878693 U JP 2878693U JP H0686800 U JPH0686800 U JP H0686800U
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JP
Japan
Prior art keywords
hanging
stage
selection switch
hanging device
indicator
Prior art date
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Pending
Application number
JP2878693U
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English (en)
Inventor
一儀 本間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正しい吊り具を確実に選択して昇降操作でき
るようにする。 【構成】 この考案の舞台の吊り物装置は、複数の吊り
具それぞれの適切な箇所に表示灯を設け、操作盤に各表
示灯に対応する選択スイッチを設け、選択スイッチの操
作によって該当する表示灯を点灯させる点灯回路を各表
示灯と選択スイッチとの間に接続することにより、複数
の吊り具のうち次の場面に必要な吊り物が吊り下げられ
ている吊り具を選択して操作しようとする時に、操作盤
から該当する吊り具に対応する選択スイッチがどれであ
るかの見当をつけて操作を行なうと、その選択スイッチ
に対応する吊り具に設けられている表示灯が点灯するこ
とになり、どの表示灯が点灯するかを見ることによって
これから操作しようとする吊り具が適切なものであるか
どうかを暗い中でも容易に判断することができるように
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は舞台の吊り物装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に舞台には、いろんな場面の背景画を切り替えるために舞台天井に配置さ れた吊り物装置の複数の吊り具それぞれに背景画を吊り下げ、舞台の場面が変わ る際にそれまでの場面で用いていた背景画を吊り上げ、次の場面に応じた背景画 を吊り下ろす舞台転換を行なうために、舞台袖に設置されている操作盤から該当 する吊り具それぞれの見当をつけてそれらの吊り具を昇降させる昇降機を選択し て昇降操作するようにしている。
【0003】 図3はこのような舞台の吊り物装置の従来例を示している。すなわち、舞台天 井近くに設置されているすのこ1(舞台面上部に吊り物装置などの設備を取り付 けるために設置されている棚)に適当な台数の昇降機2(これらの各昇降機2は 電動機Mによって駆動される)が設置されており、各昇降機2にワイヤーロープ 3と枝滑車4を介して吊り具としてのバトン5を吊り下げ、一方、ワイヤーロー プ3の他方に滑車6を介して負荷バランス調整用のカウンタウェイトWを吊り下 げた構成となっている。
【0004】 したがって、電動機Mを駆動することによって昇降機2を正逆回転させ、バト ン5を昇降動作させることにより、このバトン5それぞれに幕、背景画、小道具 などの吊り物7を吊り下げて運用することができる。
【0005】 そしてこの吊り物7の昇降操作は、舞台面FLに設置されている操作盤8によ り操作員9が該当する吊り物を吊るしているバトン5の見当をつけ、その見当を つけたバトン5を昇降させる昇降機2の番号を自分で選択して操作するようにし ていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の舞台の吊り物装置では、適切な吊り物を吊り下げ た吊り具が操作盤上のどの番号の昇降機に該当するのかを操作員が自分の見当に よって判断しなければならず、特に舞台が暗い場合(通常、舞台は暗いことが多 い)には正しい吊り具を選択して操作するために細心の注意を払ってもなお間違 いやすい問題点があった。
【0007】 この考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、暗い舞台であっ ても昇降操作すべき吊り具を容易に識別することができ、誤操作の発生を防止す ることができる舞台の吊り物装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、舞台の天井に配置された複数の吊り具それぞれを昇降機によつて 昇降自在に吊り下げ、舞台袖に設置された操作盤からの操作によって複数の昇降 機それぞれを選択的に駆動することにより該当する吊り具を昇降させるようにし た舞台の吊り物装置において、複数の吊り具それぞれの適切な箇所に表示灯を設 け、操作盤に各表示灯に対応する選択スイッチを設け、選択スイッチの操作によ って該当する表示灯を点灯させる点灯回路を各表示灯と選択スイッチとの間に接 続したものである。
【0009】
【作用】
この考案の舞台の吊り物装置では、複数の吊り具のうち次の場面に必要な吊り 物が吊り下げられている吊り具を選択して操作しようとする時に、操作盤から該 当する吊り具に対応する選択スイッチがどれであるかの見当をつけて操作を行な うと、その選択スイッチに対応する吊り具に設けられている表示灯が点灯するこ とになる。
【0010】 したがって、どの表示灯が点灯するかを見ることによってこれから操作しよう とする吊り具が適切なものであるかどうかを操作者は暗い中でも容易に判断する ことができ、適切な吊り具を選択して間違いなく操作することができるようにな る。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて詳説する。図1はこの考案の一実施例 を示しており、従来例として示した図3と共通する要素については同一の符号を 付して示してある。
【0012】 複数の吊り具としてのバトン5,5,…それぞれの適当な箇所として端部に表 示灯SL,SL,…が設けられている。また表示灯SL,SL,…各々に電源を 供給する電源ケーブル10,10,…;10′,10′,…が、すのこ1上に取 り付けられたケーブルリール11,11,…を介して操作盤8から表示灯SL, SL,…各々まで配線されている。
【0013】 各ケーブルリール11はスリップリング式となっており、各バトン5の昇降に 合わせて電源ケーブル10′側を電源ケーブル10と電気的接触を保ちながら巻 き取り、送り出しする。
【0014】 各表示灯SLの点灯回路は図2に示す構成であり、操作盤8に配置された選択 スイッチ12を操作することによって該当する表示灯SLが電源バッテリ13に 接続されて点灯するようになっている。
【0015】 次に、上記構成の舞台の吊り物装置の動作について説明する。操作員9が運転 したいバトン5を選択する時、操作盤8上で該当すると思われる番号の選択スイ ッチ12に見当をつけて操作することになるが、その選択スイッチ12の操作に よっていずれかのバトン5の表示灯SLが点灯するようになる。
【0016】 そこで、操作員9は選択スイッチ12を操作して所望のバトン5の表示灯SL が点灯すれば正しいバトン5を選択したことを確認することができ、昇降操作を 開始することができる。しかしながら、選択スイッチ12の操作によって自分が 思っていたバトン5の表示灯SLが点灯せず、他のバトン5の表示灯SLが点灯 するのであれば、間違った番号の選択スイッチ12を操作したことを知ることが でき、改めに正しい番号の選択スイッチ12の見当をつけて、その選択スイッチ 12を改めて操作すればよい。
【0017】 こうして、操作が必要なバトン5を正しく選択したかどうかをそのバトンの昇 降動作を開始する前に表示灯SLが点灯するかどうかで判断することができ、暗 い舞台であっても常に正しいバトン5の操作ができるようになるのである。
【0018】 なおこの考案は上記の実施例に限定されることはなく、次のような態様で実施 することができる。
【0019】 電源バッテリ13を吊り具としてのバトン側に内蔵させ、操作盤8上の選択ス イッチ12の操作により、対応するバトンの表示灯を無線信号によって点灯させ る方式にしてもよい。また各吊り具が停止中、選択中、上昇中、下降中、故障中 などの状態を操作員が識別できるように各表示灯の表示色や点灯パターンを変化 させるようにしてもよい。また各表示灯の点灯時の光が客席側にもれたり、他の 舞台装置に反射しないように、表示灯に非可視光線を発する灯具を用い、操作員 は特殊な眼鏡で見ることによって表示灯の点灯を確認できる方式にすることもで きる。
【0020】 さらに吊り具はバトンに限らず、一点吊りのものであってもよい。またさらに 、吊り具の昇降を昇降機によって行なうのではなく、手引きによって昇降させる 機構のものにも適用することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、複数の吊り具のうち次の場面に必要な吊り物 が吊り下げられている吊り具を選択して操作しようとする時に、操作盤から該当 する吊り具に対応する選択スイッチがどれであるかの見当をつけて操作を行なう と、その選択スイッチに対応する吊り具に設けられている表示灯が点灯するよう にしているので、どの表示灯が点灯するかを見ることによってこれから操作しよ うとする吊り具が適切なものであるかどうかを操作者は暗い中でも容易に判断す ることができ、適切な吊り具を選択して間違いなく操作することができるように なり、複数ある吊り具のうちから誤選択して昇降操作する事態を確実に防止する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の機構図。
【図2】上記実施例に用いられる表示灯点灯回路の回路
図。
【図3】従来例の機構図。
【符号の説明】
1 すのこ 2 昇降機 3 ワイヤーロープ 4 枝滑車 5 バトン 6 滑車 7 吊り物 8 操作盤 9 操作員 10 電源ケーブル 10′ 電源ケーブル 11 ケーブルリール 12 選択スイッチ 13 電源バッテリ SL 表示灯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舞台の天井に配置された複数の吊り具そ
    れぞれを昇降機によつて昇降自在に吊り下げ、舞台袖に
    設置された操作盤からの操作によって複数の昇降機それ
    ぞれを選択的に駆動することにより該当する吊り具を昇
    降させるようにした舞台の吊り物装置において、 前記複数の吊り具それぞれの適切な箇所に表示灯を設
    け、 前記操作盤に各表示灯に対応する選択スイッチを設け、 前記選択スイッチの操作によって該当する表示灯を点灯
    させる点灯回路を各表示灯と選択スイッチとの間に接続
    して成る舞台の吊り物装置。
JP2878693U 1993-05-31 1993-05-31 舞台の吊り物装置 Pending JPH0686800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2878693U JPH0686800U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 舞台の吊り物装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2878693U JPH0686800U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 舞台の吊り物装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0686800U true JPH0686800U (ja) 1994-12-20

Family

ID=12258115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2878693U Pending JPH0686800U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 舞台の吊り物装置

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JP (1) JPH0686800U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014138859A (ja) * 2007-11-08 2014-07-31 Electronic Theater Controlls Inc リフト組立体及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014138859A (ja) * 2007-11-08 2014-07-31 Electronic Theater Controlls Inc リフト組立体及び方法
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