JPH0686276U - 電動工具の電気的接続部シール構造 - Google Patents

電動工具の電気的接続部シール構造

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JPH0686276U
JPH0686276U JP2661093U JP2661093U JPH0686276U JP H0686276 U JPH0686276 U JP H0686276U JP 2661093 U JP2661093 U JP 2661093U JP 2661093 U JP2661093 U JP 2661093U JP H0686276 U JPH0686276 U JP H0686276U
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JP
Japan
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terminal
electrical connection
terminals
block
seal member
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Pending
Application number
JP2661093U
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English (en)
Inventor
瑞穂 中村
由喜夫 照沼
十郎 小林
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、電動工具の電気的接続部シール構
造に関するものであり、一対の接続端子によって成され
る電気的接続部の絶縁性と防じん性の確保が工数をかけ
ずに高い信頼性で得られるようにシール部材の設置位置
および材質を工夫したものである。 【構成】 本考案は主として、ハイセンブロック16、
端子台21、雄端子22(a),22(b)、雌端子2
8、接続端子29、シリコーンゴム30、開閉スイッチ
31、開閉スイッチ座32、雄端子33(a),33
(b)、雌端子36(a),36(b)、ダストシール
37によって構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内部配線の電気的接続が一対の接続端子によってなされる部分を有 する電動工具の電気的接続部シール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動工具は、一対の接続端子によってなされる電気的接続部分の外部に 対する絶縁性と防じん性を確保するために、接続端子接続後にその電気的接続部 にペースト状のシール部材を塗布する。あるいは電気的接続部を絶縁性部材で被 覆するなどのシール方法がとられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術では、電気的接続がなされた後でシール材の塗布、絶縁性部材での 被覆といったシール作業を行うため工数がかかる。また、電気的接続部は一般に 外部から見えにくいように設けられるため、シール作業の作業性が悪く信頼性に 欠けるという問題があった。
【0004】 本考案の目的は、工数がかからず信頼性の高い電動工具の電気的接続部シール 構造を構成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、一対の接続端子接続による電気的接続がなされると同時にその電 気的接続部がシールされ、外部に対する絶縁性と防じん性が確保されるようなシ ール構造とする事により達成される。
【0006】
【作用】
上記のように構成されたシール構造では、一対の接続端子が配設された部品に 設置されたシール部材が、電気的接続がなされると同時に二つの部品間で圧縮さ れ変形して、電気的接続部を外部から隔離するようにシールする。
【0007】
【実施例】
本考案による実施例を図1ないし図8に示す。図7は本考案による電気ディス クグラインダの一部断面上面図である。同図において、整流子電動機1の回転子 2はハウジング3内に軸支されており、その回転は減速器を介して出力軸に固定 された砥石4に伝達される。回転子巻線5の端末は回転子2上に固定された整流 子6に接続されており、整流子6の外周には、ハイセンブロック16内に係止さ れたブラシ保持器7によって整流子6の径方向に摺動可能に保持されスプリング 8によって附勢されたブラシ9が当接している。一端をブラシ9に接続された銅 線10のもう一端は、円盤状のストップピース11に接続されており、ストップ ピース11はスプリング8の一端が当接した状態でブラシ保持器7の端面に、ハ イセンブロック16にねじ込まれたブラシキャップ12によって圧接されている 。よって回転子巻線5とブラシ保持器7は電気的接続が確保されている。また、 固定子13は、その軸方向に直角な端面の一方を固定子受け座14に当接させ、 反対の端面側から挿通され固定子受け座14にねじ込まれたネジ15によってハ ウジング3内に固定されている。テールカバ17はハウジング3にねじ止めされ 、ハイセンブロック16を始めとする内装部品を保持している。
【0008】 図8は図7に対する下面図であり、テールカバ17は取り外した状態である。 ハイセンブロック16には、その内装部品の保持と防じんのためハイセンカバ1 8が嵌着されている。図1および図2は本実施例を良く示す一部断面側面図であ り、図8中のA方向から見た図である。ハイセンカバ18は取り外した状態であ る。図1および図2において固定子巻線19の端末は、固定子巻線19を保持し ているターミナルブロック20の端子台21で雄端子22(a),22(b)と 電気的に接続されている。ハイセンブロック16には、雄端子22(a),22 (b)と対向する位置に雌端子室23、接続端子室24、二つの雄端子挿入孔2 5および端子台挿入孔26が設けられており、雌端子室23にはリード線27と 接続された雌端子28が、接続端子室24には一端をブラシ保持器7の側面に他 の一端を接続端子室24の側壁に弾性接触させて接続端子29が収納されている 。端子台挿入孔26には図3に示すように電気絶縁性と弾性を有するシリコーン ゴム30が口の字状に塗布されている。
【0009】 図1においてハイセンブロック16をハウジング3に係止し、図中B方向から 固定子13をハウジング3内に圧入すると図2に示すように、雄端子22(a) ,22(b)はそれぞれ雄端子挿入孔25に挿通され、雄端子22(a)は雌端 子室23内で雌端子28とプラグイン接続され、雄端子22(b)は接続端子室 24内でその側壁に弾性接触している接続端子29の一端をその弾性力に抗して 変形させ、雄端子22(b)と接続端子29が接続端子29の弾性力によって接 続される。これによって、固定子巻線19は雄端子22(b)、接続端子29、 ブラシ保持器7、ストップピース11、銅線10、ブラシ9、整流子6を介して 回転子巻線5と、雄端子22(a)、雌端子28、リード線27および開閉スイ ッチ31他の配線要素を介して外部電源と電気的に接続され、外部電源から回転 子巻線5への給電が可能となる。同時にシリコーンゴム30はハイセンブロック 16と、端子台挿入孔26に挿入された端子台21によって圧縮され変形して端 子台挿入孔26と端子台21の隙間をシールし、雄端子22(a)と雌端子28 、雄端子22(b)と接続端子29それぞれによる電気的接続部を外部から隔離 する事によって、外部に対する絶縁性を防じん性を確保する。
【0010】 上述した電気ディスクグラインダにおいて、図4及び図5は図8に示すハイセ ンブロック16のCC断面と開閉スイッチ31を示すものである。ハイセンブロ ック16の開閉スイッチ座32には開閉スイッチ31の雄端子33(a),33 (b)に対向する位置に雌端子室34と雄端子挿入孔35がそれぞれ二つ設けら れており、二つの雌端子室34内には、それぞれリード線27,39と接続され た雌端子36(a),36(b)が収納されている。開閉スイッチ座32には発 泡スポンジ製のダストシール37が装着されており、ダストシール37には雄端 子挿入孔35に合わせて二つの孔38があけられている。図5に示すように開閉 スイッチ31をハイセンブロック16に組み付けると、雄端子33(a),33 (b)はそれぞれ雄端子挿入孔35に挿通され、雌端子室34内で雌端子36( a),36(b)とプラグイン接続される。同時にダストシール37は開閉スイ ッチ31と開閉スイッチ座32によって圧縮され変形して開閉スイッチ31と開 閉スイッチ座32の隙間をシールし、雄端子33(a)と雌端子36(a)、雄 端子33(b)と雌端子36(b)それぞれによる電気的接続部を外部から隔離 する事によって外部に対する絶縁性と防じん性を確保する。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、一対の接続端子が配設された部品に設置されたシール部材が 電気的接続がなされると同時にその電気的接続部をシールし、外部に対する絶縁 性と防じん性を確保するようにしたので、工数がかからず信頼性の高い電動工具 の電気的接続部シール構造を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案よる電動工具の電気的接続部シール構
造の実施例を示す図8のA方向から見た一部断面側面図
である。
【図2】 本考案よる電動工具の電気的接続部シール構
造の実施例を示す図8のA方向から見た一部断面側面図
である。
【図3】 ハイセンブロッククミの正面部分図である。
【図4】 本考案による電動工具の電気的接続部シール
構造の実施例を示す図8のC−C断面図である。
【図5】 本考案による電動工具の電気的接続部シール
構造の実施例を示す図8のC−C断面図である。
【図6】 それぞれダストシールの正面図及び側面図で
ある。
【図7】 本考案の実施例を用いた電気ディスクグライ
ンダの一部断面平面図である。
【図8】 図7の底面図である。
【符号の説明】
図1ないし図8において、16はハイセンブロック、2
1は端子台、22(a)、22(b)は雄端子、28は
雌端子、29は接続端子、30はシリコーンゴム、31
は開閉スイッチ、32は開閉スイッチ座、33(a)、
33(b)は雄端子、36(a)、36(b)は雌端
子、37はダストシールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部配線の電気的接続が一対の接続端子
    によりなされ、前記電気的接続部にシール部材を付加す
    る事により前記電気的接続部の外部に対する絶縁性と防
    じん性を確保する部分を有する電気工具において、前記
    シール部材は前記接続端子が配設された二つの部品の一
    方または双方に設置されて、前記電気的接続がなされる
    と同時に二つの部品間で圧縮され変形することにより前
    記電気的接続部をシールし、外部に対する絶縁性と防じ
    ん性を確保することを特徴とする電動工具の電気的接続
    部シール構造。
JP2661093U 1993-05-21 1993-05-21 電動工具の電気的接続部シール構造 Pending JPH0686276U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2661093U JPH0686276U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 電動工具の電気的接続部シール構造

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JPH0686276U true JPH0686276U (ja) 1994-12-13

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JP2661093U Pending JPH0686276U (ja) 1993-05-21 1993-05-21 電動工具の電気的接続部シール構造

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Effective date: 19991102