JP2584139Y2 - 電動機組立体 - Google Patents

電動機組立体

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JP2584139Y2
JP2584139Y2 JP1991094313U JP9431391U JP2584139Y2 JP 2584139 Y2 JP2584139 Y2 JP 2584139Y2 JP 1991094313 U JP1991094313 U JP 1991094313U JP 9431391 U JP9431391 U JP 9431391U JP 2584139 Y2 JP2584139 Y2 JP 2584139Y2
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terminal
block
brush
stator
hysen
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瑞穂 中村
十郎 小林
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブラシ保持器を有する
ハイセンブロックと、固定子の巻線端末部と電気的に接
続された端子を有するターミナルブロックとをプラグイ
ン接続するだけで、巻線端末部からブラシ保持器までに
おける電気的な接続を完了させることのできる電気ディ
スクグラインダ等に使用される整流子電動機の組立体
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における電動機組立体は、固定子の
巻線端末部と電気的に接続される端子を有するターミナ
ルブロックと、上記端子の挿入される溝及びブラシ保持
器を有するハイセンブロックから構成されており、ター
ミナルブロック及びハイセンブに設けた端子を接続させ
ることで、固定子巻線からブラシ保持器を介して回転子
巻線までを電気的に接続していた。ここで、ハイセンブ
ロック内において、上記端子の接続部から上記ブラシ保
持器までは、リード線により電気的に接続されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記構成により、端子
を介してターミナルブロックにハイセンブロックを接続
させるだけで、固定子巻線からブラシ保持器を介して回
転子巻線までを電気的に接続することができた。しか
し、上述したようにハイセンブロック内の端子の接続部
からブラシ保持器までをリード線により接続しているた
め、ハイセンブロックを組立る際には、リード線の絶縁
被覆を除去したり、リード線の端末部に接続端子を装着
する等の端末処理を施す必要があると共に、この端末処
理の施されたリード線を固定子巻線やブラシ保持器に設
けた接続部に半田付け等の手段を用いて接続しているこ
とから、ハイセンブロックの組立には手間を要してい
【0004】本考案の目的、上記問題を解消し、組立
性に優れた電動機組立体を提供することである
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ブラシ保持
器を有するハイセンブロックと、ハイセンブロックに対
して着脱自在に設けられる固定子と、固定子の巻線端末
部とブラシ保持器を電気的に接続可能な接続手段と、巻
線端末部と電気的に接続される端子を有するターミナル
ブロックとを備えた電動機組立体において、ターミナル
ブロックと対向して設けられるハイセンブロックに端子
の挿入される溝からブラシ保持器の側面まで連通して成
る空間を設け、更に空間に一端がブラシ保持器の側面と
接触し且つ他端が端子と接触する導電部材を配設するこ
とにより達成される。
【0006】
【作用】ターミナルブロックに設けた端子の挿入される
溝からブラシ保持器の側面まで連通して成る空間をハイ
センブロックに設け、更にこの空間に一端がブラシ保持
器の側面と接触し且つ他端が上記端子と接触する導電部
材を配設することで、固定子巻線からブラシ保持器を介
して回転子巻線までを電気的に接続させるようにしたの
で、ハイセンブロックの端子への接続部からブラシ保持
器までの電気的接 触にリード線を使用する必要がなくな
【0007】
【実施例】本考案になる電動機組立体の一実施例を図1
乃至図4を用いて説明する。図1は図3のA方向から見
た矢視図であり、(a)はターミナルブロック8に設け
た雄端子9(以下端子と称す)をハイセンブロック3に
設けた溝11に圧入していない状態を示す縦断側面図、
(b)は圧入した状態を示す縦断側面図、図2は電気デ
ィスクグラインダを示す一部横断平面図、図3はテール
カバ22を取外した状態を示す図2の一部底面図、図4
は本考案になる導電部材10を示しており、(a)は平
面図、(b)は側面図である。ここで、電動機組立体
は、固定子5、ハイセンブロック3及びターミナルブロ
ック8等から構成されている。
【0008】図1乃至図4において、ハウジング1に係
止され且つブラシ保持器2を収納するハイセンブロック
3と、このハイセンブロック3と着脱自在に構成され且
つ固定子巻線4を有する固定子5の端面に設けたターミ
ナルブロック8と、この固定子5の内側にハウジング1
に軸支され且ブラシ16と電気的に接続している回転
子6と、固定子巻線4とブラシ保持器2とを電気的に接
続する接続手段とを備えている。
【0009】ここで、本実施例の接続手段について説明
すると、ターミナルブロック8は、固定子4の巻線端末
部(以下端末部と称す)と電気的に接続された複数の端
子台部8aを有しており、この端子台部8aに設けた端
子9は上記端末部と電気的に接続している。また、上記
ターミナルブロック8に対向して設けられるハイセンブ
ロック3は、ブラシ保持器2を有していると共に、一端
がブラシ保持器2に接触し且つ他端が端子9と接触可能
な図4に示す導電部材10を有している。導電部材10
は弾性を有しており、図1に示すようにハイセンブロッ
ク3の側壁と接触させて設けている。更にハイセンブロ
ック3には、導電部材10の弾性により接触保持される
端子9を挿入するための溝11が設けられており、この
溝は対向するターミナルブロック8側に開口していると
共に空間24(以下接続部材室と 称す)と連通し、更に
ブラシ保持器2の側面まで連通して設けられている。よ
って、本実施例は、ターミナルブロック8に設けた端子
9とハイセンブロック3に設けた導電部材10とを接続
させるだけで、固定子巻線4とブラシ保持器2との接続
を容易に行うことができるという効果を有している。
【0010】次に上記構成から成る整流子電動機7を搭
載した図2及び図3に示す電気ディスクグラインダを用
いて説明する。整流子電動機7の回転子6はハウジング
1内に軸支されており、その回転は減速器を介して出力
軸に固定された砥石12に伝達される。回転子巻線13
の端末部は回転子6上に固定された整流子14に接続さ
れており、その整流子14の外周には、ハイセンブロッ
ク3内に係止されたブラシ保持器2に収容され且つスプ
リング15で整流子14の外周側に常に押圧されている
ブラシ16が接触している。なお、ブラシ16に接続し
た銅線17の他端部は円盤状のストップピース18に接
続されており、このストップピース18はスプリング1
5の一端が当接した状態で、ハイセンブロック3にねじ
込まれるブラシキャップ19によりブラシ保持器2の端
面に圧接されている。また、固定子5はその軸方向に直
角な端面の一方を固定子受け座20に当接させ、他方か
ら挿通され、固定子受け座20にねじ込まれたねじ21
によってハウジング1内に固定されている。また、テー
ルカバ22はハウジング1にねじ止めされ、内装部品を
保持している。
【0011】図3はテールカバ22を取外した状態を示
しており、ハイセンブロック3には内装部品の保持と防
塵のためハイセンカバ23が装着されている。
【0012】また、図1はハイセンカバ23を取外した
状態を示しており、固定子巻線4の端末部は、固定子巻
線4を保持しているターミナルブロック8の端子台部8
aで端子9と電気的に接続されている。ハイセンブロッ
ク3の端子9と対向する位置の一方に設けられた接続部
材室24には、一端がブラシ保持器2の側面に接触し且
つ他端が端子9と接触し、更に接続部材室24の側壁に
弾性接触している導電部材10が配設されている。ま
た、接続部材室24の端子9と対向する部分には溝11
が設けられている。図1(a)、図2及び図3に示
うに、ハイセンブロック3をハウジング1に係止し、
1(a)のB方向から固定子5をハウジング1内に圧入
すると、同図(b)に示ように端子9は溝11に挿通
されて接続部材室24内に入り、接続部材室24の側壁
に弾性接触している導電部材10の端をその弾性力に
抗して変形させ、端子9と導部材10とが弾性接触す
る。これによ、固定子巻線4は、端子9、導電部材1
0、ブラシ保持器2、ストップピース18、銅線17、
ブラシ16、整流子14を介して回転子巻線13電気
的に接続される
【0013】以上のことから、本考案になる実施例で
、自らの弾性と導電性を利用して固定子巻線とブラ
シ保持器2とを電気的に接続する導電部材10を採用す
ることにより、電動機組立体のハイセンブロック3とタ
ーミナルブロック8とを容易に接続することができると
共に、従来、端子9の接続部からブラシ保持器2までを
接続していたリード線をなくすことができるため、ハイ
センブロック3の組立性の向上を図ることができ、結果
的に電動機組立体の組立性をも向上させることができ
る。なお本実施例では電気デスクグラインダを用
いて説明したが、整流子電動機単独、或いは整流子電
動機を具備する他の電気機器に適用しても良い
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、ターミナルブロックと
対向して設けられるハイセンブロックに端子の挿入され
る溝からブラシ保持器の側面まで連通して成る空間を設
け、更に空間に一端がブラシ保持器の側面と接触し且つ
他端が端子と接触する導電部材を配設することで、組立
性に優れた電動機組立体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案になる図3のA方向から見た矢視図で
あり、(a)はターミナルブロックに設けた端子をハイ
センブロックに設けた溝に圧入していない状態を示す縦
断側面図、(b)は圧入した状態を示す縦断側面図であ
る。
【図2】 本考案になる電気ディスクグラインダを示す
一部横断面図である。
【図3】 本考案になるテールカバを取外した状態を示
す図2の一部底面図である。
【図4】 本考案になる導電部材を示しており、(a)
面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
ハウジング、2ブラシ保持器、3ハイセンブロ
ック、4固定子巻線、5固定子、6回転子、7
整流子電動機、8ターミナルブロック、8a端子台
部、9は端子、10は導電部材、11、24は空間
である

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ保持器を有するハイセンブロック
    と、該ハイセンブロックに対して着脱自在に設けられる
    固定子と、該固定子の巻線端末部と該ブラシ保持器を電
    気的に接続可能な接続手段と、該巻線端末部と電気的に
    接続される端子を有するターミナルブロックとを備えた
    電動機組立体において、前記ターミナルブロックと対向
    して設けられる前記ハイセンブロックに前記端子の挿入
    される溝から前記ブラシ保持器の側面まで連通して成る
    空間を設け、更に該空間に一端が前記ブラシ保持器の側
    面と接触し且つ他端が前記端子と接触する導電部材を配
    設することを特徴とした電動機組立体。
JP1991094313U 1991-11-18 1991-11-18 電動機組立体 Expired - Lifetime JP2584139Y2 (ja)

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JP1991094313U JP2584139Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 電動機組立体

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JP1991094313U JP2584139Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 電動機組立体

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Publication Number Publication Date
JPH0543773U JPH0543773U (ja) 1993-06-11
JP2584139Y2 true JP2584139Y2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=14106789

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155857U (ja) * 1983-04-01 1984-10-19 日立工機株式会社 ブラシホルダ組立体

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JPH0543773U (ja) 1993-06-11

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